東京・山手線1
(池袋・大塚・巣鴨・駒込・田端)

現在、48軒掲載(うち24軒は閉店確認済)
★池袋駅(JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、西武池袋線、東武東上線、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線)

「伊作」  実食日:2002/4

  東口歩2分、サンシャイン通りの一本裏、三越の向かいにある。間口が狭くて目立たない店だが、味は折り紙付きである。なにしろそば湯を出す駅そばなのだから。もちろん、これは生麺使用の裏付けとなる。味も食感も満足に値するもので、これといってケチのつけどころもない。無理に探せば、駅からちょっと離れているということくらいかな。理想的な駅そばかもしれない。たぬき290円。

※店名変更(「花子」→「伊作」)していました(2004/4、確認)。

※値上げしていました(たぬき290円→330円。値−2点。2004/6、確認)。


※閉店していました。跡地はラーメン屋(2010/3、確認)。

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「グランドキッチンみかど」  実食日:2002/7

  JR中央口改札を出て、北口方面へ抜ける通路の途中にある店。かつてこのエリアには“スナックランド”という屋台村のような区画があったのだが、それが潰れ、ちょっと場所を移して再開したような印象の店。したがって、メニューは多岐にわたる。そばうどん・ラーメン・焼きそば・丼もの・カレー・スパゲッティ・ビール……。まあここに来れば何でもあると思っていい。その中で、そばに関しては値段が安いのが利点。味は、つゆに胡椒のような刺激があってイマイチなのだが。たぬきには天を壊したものが使われているので、ほとんど天そばと変わらない。具だくさんである。最近の私の一番の愛用駅そばである。たぬき270円。


※券売機は1万円札&5千円札も使用可(2005/2、確認)。

※麺が(角麺→)平麺になっていました。食感軽すぎ。値上げしていました(たぬき270→300円)。安さが最大の魅力だったのに……(値−1点。2005/5、確認)。

※また麺が変わったかも。同じ平麺ですが、喉ごしと歯ごたえがよく、生麺に近い良い食感でした(味+1点。2005/12、確認)。

※またまた値上げしました(たぬき300→330円。2007/12、確認。値−1点)。

※2008/9、再食。特段の変化なし。

※閉店(「グランドキッチン池袋」化)していました(2012/2、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2002/5

  池袋で待ち合わせ場所と言えば、“いけふくろう”。そのすぐ向かいにあるのが、駅そば「あじさい」である。ここは、かつては「小竹林」だったのだが、最近乗っ取られてしまったようである。「小竹林」が結構美味かっただけに、残念である。ここの特徴は、とにかく麺とつゆがバラバラ。関西風にできるのだが、単に色を薄くしただけという観が否めない程度のものである。たぬき300円。


※閉店(「お馴染 田舎そば」化)していました(2008/4、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2002/6

  上記の「グランドキッチンみかど」の並びにあり、ここがかつて“スナックランド”の入口だった。この店は上の「あじさい」と同じで、あまり美味くない。たぬきもモロ市販のものだ。唯一面白い(評価に関係ないが)のは、店先の自販機で食券を買うと、厨房に「ひやし・そば・です」などと音声が流れるということ。人の多い場所だから、少しでも回転効率を上げるための策なのだろう。たぬき300円。


※閉店(「お馴染 田舎そば」化)していました(2006/9、確認)。

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「のとや」  実食日:2002/7

  西口方面、東武ホープセンターの中にある。あまりいい場所だとは思えないが、狭い店内はいつも賑わっている。ここでは、とにかく“得撰そば”がお得。たぬき・きつね・わかめ・温泉卵入りの超弩級ボリュームで350円! これは買いである。味も水準以上で、ご飯ものやラーメンもある。唯一の弱点は、営業時間が短いことか。デパートの中にあるので、デパートの閉店と共に営業終了。飲んだ後の一杯、には向かない。たぬき320円。

※お得な変わりダネトッピング「激辛高菜」(20円)を発見しました(2005/3、確認)。

※2005/6、再食。特段の変化なし。


※東武ホープセンター改装に伴い、閉店していました。改装後に復活することを期待していましたが、跡地はアパレル系の店舗の一部になっています。思い入れのある店なので、たいへん残念です(2011/3、確認)。

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「君塚」  実食日:2000/?

  最近はご無沙汰してしまっているが、天ぷらの種類が豊富で好感のもてる店。西口歩2分、西口五差路の角にある(地下道C6出口すぐ)。椅子席なしで、長いカウンターが一列あるだけの、鰻の寝床のような店だが、味はいい。注文は、既製メニューを頼むのもいいのだが、常連さんは「そば。なす天玉子」という具合に言う。チェーン店なのだが、このチェーンは店舗ごとに個性があるので、あまりチェーンという感じはしない。24時間営業も嬉しいところ。たぬき330円。


※2012/1、再食。値段等は変わっていませんが、サービスが2つ新設されていました。1つ、平日13〜15時に限り、玉子無料。2つ、そば湯フリー。生麺という食感ではないのですが、そば湯ポットがあります。生麺茹で置きなのかな。また、「得撰そば」というメニューがあること、品書きの雰囲気が似ていることなどから、上記「のとや」(すでに閉店確認済)は姉妹店だったのかもしれません(サ+1点)。

※2013/6、再食。かき揚げ丼セット(500円)を試しました。かけそばではなく、たぬきとのセットになるので、かき揚げ丼は実質170円の計算。ボリューム感も申し分なく、オススメです。麺類単品の価格が平均的なので、この店でガッツリと腹を満たしたいときには、麺大盛りやトッピング追加よりもセットメニューを狙った方がいいと思います。500円ポッキリのセットメニューが、他にもいろいろあります。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。セットメニューについては、500円で据え置かれています。ワンコインへのこだわりが見られます。全11種類(他に580円のセットもある)あります。マーボーライスセットの場合、単品価格(マーボーライス+たぬきそば)よりも240円もお得という計算になります。この店には、思いっきりお腹を空かせてから行って、セット注文で決まりですね(2014/11、確認)。

※2016/1、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には4:00)。場所柄、水商売関連の人たちが多く利用しているのかなと思っていましたが、先客は土木作業員風の男性1人だけで、後客はゼロでした。店員が3人詰めていましたので、たまたま切れ目だったのかもしれません。今回は、メンチそば400円を試してみました。メンチは正円形で、豚・鶏の合挽きでしょうか。つなぎが多くフワフワしたタイプです。わりと淡泊なのでメンチとして美味しいというものではありませんが、つゆの味がよく乗るので立ちそばには合っているのかもしれません。暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。

※2016/7、再食。ミニカレーセット500円を、温そばで試してみました。例によって、そばはかけではなくたぬきです。少しザラザラした舌触りの茹で麺で、つゆがよく乗って美味しいです。ミニカレーは、スパイシーな辛口でした。関東の立ちそばでは珍しいと思います。スパイスは胡椒が際立っている感じで、ますます関西の立ちそばに多いタイプのカレーに近い味わいです。

※2016/10、再食。まだまだ未食メニューがたくさん残っているこの店、今回はかつ丼セット580円を試してみました。麺は袋入り茹で麺でした。ということは、そば湯はわざわざ用意したものということになります。そうまでして提供する必要があるのか、ちょっと疑問を感じますが。かつ丼はミニ丼という感じではなく、フルボリュームです。「富士そば」では720円で販売されているかつ丼セットと同じくらいのボリューム感があるので、かなりお得です。
  トンカツは、形・大きさ・厚さ・衣の食感とも、富士そばのものとよく似ています。両者とも汎用のものではないと思いますが、たまたま似たものになっているのでしょうか。とじている玉子は、「ふわとろ」という感じではなく、比較的しっかり茹だっています。半熟ファンにとっては残念かもしれませんが、個人的には悪くないと思います。彩りに、ミツバの代わりに春菊の切れっ端を乗せています。あり合わせの食材で見た目に華を添えているのでしょうが、これは不要ですね。香りがあまり合いません。とっぱらった方がいいと思います。スープとお新香が付きます。君塚のセットメニューは、コスパが良いですね。ぜひ、すべてのメニューを試してみたいです。


※2016/12、再食。気が向いて、ラーメン350円を食べてみました。チープなラーメンとしては珍しい細めのストレート麺で、鶏がらスープのあっさり醤油味です。とりわけ美味いわけではありませんが、安全・安心な味。西新井駅の有名な立ち食いラーメンに通じるものがあります。具材は、チャーシュー・メンマ・ワカメ・ナルト。チャーシューが肉厚で、350円のラーメンとしては上々だと思います。
  ちょっと気になったのは、丼に「三十番」に加えて、電話番号が記載されていたこと。どこかで潰れた中華料理店から、丼を安く払下げて(あるいは、タダでもらった?)もらったものなのかもしれません。こういうところが、チェーン店にはあり得ない部分ですね。


※2017/1、再食。得撰そば420円を試しました。トッピング内容は、きつね・たぬき・ワカメ・温玉・焼き海苔。私はこのメニューの存在をもって、「君塚」とかつて池袋エキナカにあった「のとや」は関連性があるのではないかと考えていますが、トッピング内容は「のとや」の得撰そばとほぼ同じ(焼き海苔が乗る・乗らないだけの差)でした。やはり、関連性を予感させます。味覚的にもだいぶ近いし。「のとや」が閉店してしまった今となっては、直接聞く以外に確かめようがないですが。いずれ、公式に取材してみたいものです。
  ちなみに、「君塚」のワカメは、ハリハリしていてとても美味しいものでした。色も鮮やかで、かなり状態の良いものを使っているのだろうと想像できます。


※2017/2、再食。春菊天そば420円を実食。春菊は、刻まずに丸めて正円形に整えて揚げています。見た目には青々としていて衣が極薄に見えるのですが、実際には内部にたっぷりと衣が浸みています。「吉そば」の春菊天と、見た目には似ているけれど食べると全然違います。どちらが良いかということは明言しませんが、私は必ずしも「衣が薄い=良い」とは考えない人間です。むしろ、今回いただいた春菊天は、青臭さ・衣の旨味・つゆの乗り方のバランスがとれていて、とても好印象でした。

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「夢吉」  実食日:2002/5

  上記の「君塚」の並び、50mほど北へ歩いたところにある。五差路角に比べると多少人が少ないこともあるのか、この店が混雑しているところは見たことがない。ここは椅子席が豊富で、比較的ゆっくり落ち着いて食べることができる。さりげなく置かれたティッシュにも心配りが見える。なお、場所柄上記の「君塚」と争っている部分があり、ほとんどのメニューが同じ値段になっている。が、最近ついに根負けして、たぬきを10円上げた。こちらも24時間営業。


※閉店(テナントビル解体)していました(2006/11、確認)。

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「生そば処」  実食日:2003/5

  池袋駅周辺にはたくさんの駅そばがあるのだが、JR改札内にはこの1軒しかない。中央口1改札を入ってまっすぐ南へ進み、3・4番線ホーム(埼京線)に上がるエスカレーターのふもとにある。分かりやすく言えば、中央口1と南口の中間。
  しかし、競合店がないからか、ここは高い。たぬきで360円。そして、味が値段に追いついていない。別に不味くはないのだが、360円も取るのであれば、もう少しインパクトのあるそばを出して欲しいものだ。

※閉店(「爽亭」化)していました(2009/10、確認)。

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「みなと」  実食日:2003/7

  西口繁華街の中心・ロサ会館の1階に組み込まれている店。一見すると一杯飲み屋風、メニューはかなり多岐にわたる。ウニ丼やサザエの壺焼き、各種定食類も完備で、なかなか胸を張って「そば屋」とは言えない部分もある。しかし、よくよく見れば「そば処」と書かれた暖簾も出ているし、値段や早さから考えて駅そばの範疇に入ると判断した。
  ここの特徴は、つゆにある。非常に香り高く、美味い。妙な油っぽさやべとつき感がなく、気持ちよく飲み干せるつゆだ。麺は、やや堅めのシコシコ麺。加点するほどではないが、水準以上のレベルにはあると思う。唯一の欠点といえば、客席が非常に狭く、それでいて配膳係が立っているため、背後から監視されているような気がして落ち着かない。セルフサービスにしていいのではないかと思うのだが……。たぬき300円。

※そばを扱わない海鮮料理屋になっていました。看板の「そば処」の部分が塗りつぶされ、もうそばは扱っていません。当サイト上では、閉店と見なすことにします。今さらですが、一応外観写真を掲載しておきます(2015/1、確認)。

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「SNACK INN」  実食日:2003/10

  西武の地下改札を入って左側。L字型の大きなカウンターのある店で、そば・うどんの他、カレー、丼もの、焼きそばなど、豊富なメニューを揃えている。かつてJR中央口付近にあった「スナックランド」が少し規模を小さくしたような感じで、上記の「グランドキッチンみかど」に雰囲気が似ている。ただし、味の方はそれほど誉められたものでもない。麺のつゆ馴染みが悪く、たぬきもインスタント。地の利があるだけに混んでいるが、わざわざ行って食べようとは思わない。たぬき300円。


※2012/6、再食、写真を撮ってきました。味の方は、特に変わった印象はありません。「かき揚げ」とは別に用意されている「甘えびかき揚げ」を試してみましたが、中の方が半生でした。

※閉店(「凛や」を含む飲食店群化)していました(2014/12、確認)。

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「富士そば」  実食日:2004/1

  西口を出て、駅ビル伝いに北口方面へ歩いていくと、右側にある。池袋には24時間営業の駅そばがたくさんあるのだが、この店もそのうちの一つ。
  ここでは、駅そばとしては珍しく中太の生麺が出てくる。普通、生麺を使用する場合には、茹で時間短縮のため細麺にすることが多いのだが。おそらく茹で置きだとは思うが、気合いは認める。だから、麺の食感も他店ではあまり経験したことのない独自性がある。もっちりとしたコシと歯ごたえがある。
  店も綺麗でそば湯フリーなどサービスも良く、マイナスポイントはほとんどない。さすがは激戦区池袋で24時間暖簾を出しているだけのことはある。たぬき350円。


※値上げ(たぬき350→360円。値−1点)していました。店舗名は「池袋西口店」です(2011/5、確認)。

※昼間の写真に貼り替えました。相変わらず、旧タイプの看板を掲げています。値上げして、現在はたぬき380円になっています(2015/2、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、たぬき390円になっています(2016/1、確認)。

※2016/6、再食。以前から気になっていた廉価なセットメニュー「ミニしゃけマヨ丼セット」510円を試してみました。しゃけマヨ丼は、ご飯に鮭フレークを乗せてマヨネーズをかけ、刻み海苔をあしらったもの。チープ感満載ではありますが、味覚的には悪くないです。そばと食べ合わせても、特に違和感はありません。というか、マヨネーズとそばの組み合わせは意外といけるかもしれないと感じました。そばは、もりで。近年の「富士そば」としてはスタンダードな麺で、ピンと角が立った硬質な麺です。そばの香りもまずまずあり、悪くないです。気になったのは、デフォルトで盛られたワサビの量。多すぎです。個人的には1/4でいいです。ワサビを多めに使いたい人でも、半分くらいで良さそう。無駄が多くなってしまうので、デフォルトは控えめにして、追加でほしい人用にセルフワサビを用意した方がいいと思います。

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「富士そば」  実食日:2004/4

  東口、サンシャイン中央通り沿い。東口を出て明治通りを渡り、みずほ銀行とプロミスの間の路地(サンシャイン中央通り)を入って1分、右側。地下鉄の34番出口を出れば、みずほ銀行前までショートカットできる。が、34番出口を探すのが大変かも……。池袋駅は出口が多すぎる。
  ここのたぬきは、330円。申しわけ程度にワカメが入っている。味は上記の「富士そば」とほとんど変わらないのだが、なぜかこちらの方が20円安い。チェーン内競争があるのだろうか。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値段が上がり、現在はたぬき370円になっています。なお、店舗名は「池袋東口店」です(値−1点。2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。下記「池袋店」と比べ、メニューが一部異なりますが、重複メニューの価格は完全一致になっています(2016/1、確認)。

※2016/5、再食。おそらく「富士そば」では初めてであろうミニカレーセット530円を試してみました。カレーは、中辛のククレカレーによく似た味・具材感で、これといって特筆するようなものではありませんでした。ほかの店舗でも同様なのかどうか、気になるところです。そばは「もり」でいただきました。興和の番重があったのですが、興和の麺にしては小麦粉由来のモチモチ感が少なく硬質で、好印象でした。茹で加減による誤差なのでしょうか。箸はエコ箸になっていました。

※2016/9、再食。特撰富士そば450円を試してみました。トッピングは、きつね・たぬき・温玉、そしてカニカマです。人気のトッピングを合わせ盛りにするのは理解できるのですが、そこにカニカマが入るのがちょっと「?」な部分。カマボコ・ナルトか花麩ではダメだったのでしょうか? 個性があって彩りがよいと思う反面、香りがちょっと邪魔に感じる部分もあり一長一短だと思います。

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「富士そば」  実食日:2004/4

  東口を出て、明治通りを渡って左へ2分。東池袋一丁目交差点の角にある。店舗名は「池袋店」。たぬき330円(わかめ入り)のこの店、上記「富士そば」とまったく同じかと思いきや、麺の感じが違う。上記の2軒の「富士そば」は、中太の角麺だが、ここは平麺。だから、食感も軽い。私は個人的に太麺好きなので、この点は少々マイナスか。
  チェーンなのに、値段が違ったり、麺や具などが違ったり、互いに潰し合うような位置に存在していたり(この店から上記店まで、徒歩2分くらい)。独立採算のフランチャイズなのだろうか。

※値上げ(たぬき330→340円)していました(2009/5、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき370円です。変わりメニューに、オクラとろろそ420円、ゆず鶏ほうれん草400円などがあります。(値−1点、付+1点。2014/5、確認)。

※昼間の写真に貼り替えました。まだ、一世代古いタイプの看板を掲げています。値上げして、たぬき390円になっていました。オクラとろろは450円、ゆず鶏ほうれん草は430円です(いずれも、店舗限定ではない)。朝そば320円の設定あり。まいたけ天430円が、「富士そば」としては珍しいでしょうか。「ふじ酒場」あり。つまみに、唐揚(2個)160円があります。それなのに、唐揚げそばの設定がないのが不思議(ミニ唐揚丼セット560円の設定はある)。そばトッピングとしてもいけると思うのですが(2016/1、確認)。

※2016/6、再食。もり300円を試しました。やや硬質な食感で、歯ごたえが強いです。「富士そば」の麺はどんどん歯ごたえが強くなっているような気がします。まるっきり抵抗なく噛み切れてしまう以前の細平麺より、今の麺の方が好みです。実食は日曜の14:30頃で、先客6・後客2でした。中途半端な時間帯にしてはまずまず賑わっている印象。通行人がとても多い場所なので、時間帯に関係なく客が入るのでしょう。そば湯ポットが返却口脇にあります。箸はエコ箸が各席にあり、割箸が返却口脇にのみ用意されています。

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「六花そば」  実食日:2004/9

  駅からだいぶ離れるのだが、ギリギリ徒歩圏内。最寄り出口は西武南口と思われるが、西武南口の存在を知らない人も多いと思うので、西武口から説明。駅を出て、明治通りを渡って右。2つ目の信号(びっくりガード入口)で左、東通りに入る。直進2分、右側。店もちょっとへこんだ場所にあって分かりにくいのだが、目印はコンビニの「サンクス」。サンクスの斜め向かいくらい。ここのそばは、麺は生、たぬきは青のり風味、ワカメ入り。飛び上がるような感激はないが、水準以上の味だと思う。たぬき280円。なお、この辺りには予備校が密集しているため、駅から離れていても結構客は入っている。セルフうどんの店も近くに2軒あり、凌ぎを削っている。

※2012/12、再食。値上げ(たぬき280→310円。値−1点。)していました。店内は立ち食いカウンターのみですが、建物の外に4人掛けテーブルが1つあります。大盛り無料のサービス(毎日)がありました(サ+2点)。

※値上げしていました。現在、たぬき330円です。変わりメニューに、豚天370円と三色420円があります。また、ご飯ものにお好み丼370円もあります。しかし、この店で最強なのは、断然セットメニューです。麺単に比してかなりお得な価格設定になっています。かき揚げ丼セット・豚天丼セット・ビーフカレーセット・お好み丼セットは、いずれも奇跡のワンコイン設定で480円です(値−1点、付+3点。2015/6、確認)。

※閉店していました。跡地はシャッターが閉まったままで、看板等は外されています。これにて、「六花そば」は絶滅となったようです。ここもわりとよく食べた店なので、残念です(2016/10、確認)。

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「大黒そば」  実食日:2004/11

  JR駅から見て、西口芸術劇場の裏、劇場通り沿いにある店。最寄り出口は地下鉄の1bで、出て右へ30秒。この店は、駅そばファンの間ではかなり有名(良い意味で)。地元に住む私が今まで食べないでいたのは、マコトに不思議としか言いようがない。
  生麺使用のため、注文から出来上がりまで2分ほどかかる。最初に一口啜ってみると、麺がちょっと固く感じた。あれ、茹で不足かな? と。しかし、食べ進めていくうちに麺がつゆに馴染んできて、ちょうどいい案配になる。ワザとそうしているのだとしたら、見事の一言。つゆは、甘みはなく、塩っ気も控えめで、出汁が強いタイプ。代々木八幡の「八幡そば」に近い味。たぬき330円。


※値段等、変わっていません。消費増税に伴う値上げがないばかりか、10年前からまったく値上げしていません。これはすごいことだと思います(2014/8、確認)。

※2016/1、再食。たぬき330円、値段はまだ据え置かれています。麺は、完全注文後茹で。これも変わっていません。ただ、麺が変わったかも。前食時から11年以上経っているのであまり自信ありませんが、そばの香りがだいぶ薄れていたように思います。茹でた後ですすがずに出していたので、そのせいでしょうか。アンダー気味で提供して、食べ進めるうちにちょうどよくなるのは、11年前の印象と同じでした。意図的にこうしているものと受け取ります。つゆも、たぶん変わっていません。あっさりしていながらも出汁が濃く、美味しいです。カツオ中心で酸味もそれなりにありますが、一辺倒でなく奥行きがあります。ほかの食材もブレンドしていると思われます(私の舌では特定できず)。
  たまたまかもしれませんが、居合わせた客(先3・後1)が揃いも揃って覇気が感じられなかったのが印象的でした。店内が、沈鬱な空気に包まれていました。勢いよくすすることなく、パクパクと静かに食べている人が多かった印象です。客席(椅子付きカウンター12席)が背を向けあっているので、余計にそう感じたのかもしれません。なお、外観は大きくは変わっていませんが、足元の置き看板が新調されています。前食から11年経っていることだし、写真を貼ることにします(左:旧、右:現。味−1点)。


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「築地 市場めし」  実食日:2005/6

  西口地下道のC1出口を出て、直進2分。ヤマザキデイリーストアの隣。2005年5月末にオープンしたばかりの、ピッカピカの店である。駅からだいぶ離れているうえ、周辺にはライバル駅そばがゴロゴロいる中、敢えてこの場所に店を出した勇気には拍手を送りたい。まぁ、この辺りは地下鉄新線が延伸開通すれば間違いなく人が多くなる地区なので、先を見越しての開店かもしれないが。
  この店には、いかにも「職人!」という出で立ちの店主のこだわりがギッシリと詰まっている。私が蕎麦好きと見るや、いろいろと話してくれたので、掻い摘んで紹介したい。まず、麺。完全注文後茹での、細い生麺。店主に「茹で置きはしないんですか?」と聞いたところ、「絶対にしない」とのこと。注文後茹でだと多少待ち時間が発生するため、不満を口にする客もいるという話だが、それでも茹で置きはしないという。まさに、こだわり。もちろん、味も歯ごたえもいい。それから、つゆ。化学調味料を一切使用していないつゆは、割とあっさりした風味。店主曰く、「飽きずに最後まで飲めるつゆ」。言葉に偽りなし。出汁は、本鰹・宗田鰹・鯖のミックス。メニューも面白い。店名からは魚貝類を想像しそうだが、どちらかというと築地場外に散在する大衆食堂のイメージ。そば・うどんがメインでありつつ、定食、丼ものなど、何でもある。さらに、6/10には2階席がオープンし、こちらでは腰を据えて飲むこともできる。なお、「築地に本店があるんですか?」と聞いてみたところ、関係ないとのことだった。
  とにかく、「自分の店を出すのが長年の夢だった」という気持ちがひしひしと伝わってくる店なので、これからも応援していきたいと思う。バリバリ生活圏内の店だし。というか、たぶん常連化するだろう。たぬき300円。

※閉店していました。跡地はラーメン屋です。この辺りはラーメン屋が多すぎですね。そろそろ過当競争に入りそうです(2009/11、確認)。

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「天文」  実食日:2005/8

  駅から多少離れる。最寄り出口はメトロポリタン口になるだろうか。出て、線路伝いに南へ行き、大きなガード(びっくりガード)の脇に出たところで右、最初の信号で道を渡り、さらに右へ行ったところにある。言葉での説明が難しいので、住所も掲載しておこうか。西池袋2−40。
  出てきたそばをパッと見ると、何の変哲もない茹で麺。しかし、食べてみるとモチッとくる。ただものではなかった。この食感が得られているだけで、1点加点に値する。各種天は自家製で、たぬき(330円)も悪くなかった。もう少し駅に近ければ、もっと流行りそうな感じである。


※閉店していました。跡地はショットバーです(2014/7、確認)。

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「お馴染 田舎そば」  実食日:2006/9

  JR中央口2改札を出て左(東口方向)すぐ。「あじさい茶屋」の跡地にできたというか、経営元は同じ(NRE)で店名と意匠が変わった。内容は基本的には「あじさい茶屋」時代と変わらないのだが、新たにこの店舗だけのオリジナルメニュー「田舎そば」(山菜+なめこ+温泉玉子。480円)を売り出している。大手チェーンがそれぞれの店舗ごとに個性を出すようになってきているのは、実に好ましい傾向である。たぬき320円。

※2013/5、再食。オリジナルメニューの「田舎そば」は、なくなってしまったようです。季節限定を除くレギュラーの変わりメニューとしては、梅ささみのかき揚げ370円というのがありました。また、ご飯ものとして「お好み押し寿司」があります。3貫290円で、そばとのセットは560円。ボリューム感のわりに値段は高めですが、大船軒謹製とのことなので、興味を惹かれます。これもNRE系共通なのでしょうか?

※閉店(「大江戸そば」化)していました。20回以上実食した店だったので、ちょっと残念です(2015/4、確認)。

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「お馴染 田舎そば」  実食日:2008/4

  JR北口改札を出て右、いけふくろう脇。上の方に記載している「あじさい茶屋」の跡地というか、看板が変わっただけというか。NRE駅そばも、次から次へと「新型店」に変わるのはいいんだけど、同じ駅の2軒の「あじさい茶屋」が、揃って「お馴染 田舎そば」に変わったのでは、それはそれで没個性になってしまうわけで。もう少し「店舗単位」での個性を追求してほしいところだ。その意味では、看板の隅にフクロウのロゴが描かれていたのが救いだった。池袋名物の「いけふくろう」に由来しているのは言うまでもない。それならば、店名も「ふくろうそば」とかにしてくれればいいのに。
  味覚的には、「あじさい茶屋」時代とあまり変わっていないし、中央口の「お馴染 田舎そば」とも差があるようには感じない。たぬき320円。


※閉店していました。跡地は、ラーメン店です(2012/2、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2009/5

  JR東口を出て、明治通りを渡って左へ3分、三菱UFJ証券の脇(手前側)の路地を入って20秒、左側。中池袋公園の向かいというか、角というか。壁に沿った椅子付きカウンターと、中央部の立ち食いカウンターがある。実食は中途半端な時間帯だったが、結構混雑していた。
  この店舗では、麺を茹で置きしている。厨房内を見ると、10人分くらいあるんじゃないかと思えるほど大量の麺が茹で置かれていた。タイミングによっては、茹で置き時間の長い麺に当たるかもしれない。それが原因なのか、それとも茹で方の問題なのか分からないが、私が食べた麺は角がとれたような、あまり面白味のない食感になっていた(断面はちゃんと正方形なのだが)。カマボコと季節の青味(実食時は菜の花)が入り、たぬき290円(冷やし同額)。ネギと梅干しはフリー。5/13〜29の間は、4種のセットメニューが値引き(500→480円)になるフェアを開催している。期間限定だから評点には反映させないが、このようなフェアをチェーン全体で随時行っているようである。


※値上げしていました。現在、たぬき300円です(値−1点。2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/3、確認)。

※2016/5、再食。祝日14:30の再食でしたが、出来上がり待ち9人で、後続も絶え間なく入店してくるという大盛況でした。店のすぐ前に公園があり通行人よりも滞留者が多い場所なので、ふと目に留まって入る人が多いのでしょうか。公園に喫煙所があるので、食後の一服ができるということも追い風になっていそうに感じます。混雑していたということもあるのか、麺は常時茹でで、一度に茹でる量もかなり多くなっていました。そのためか、歯ごたえは茹で置き級。たぬきそばにカマボコが2枚入りましたが、たぶんイレギュラー(ミス)だと思います。


※2016/12、再食。かき揚げ天玉400円+麺大盛り30円で。「小諸」で天玉そばを食べるのは、たぶん初めてだと思います。卵は、後乗せでした。小諸のかき揚げは小エビとゲソの香りがあってとても美味しいのですが、少し油が強いぶん、同じ風味を楽しめるたぬきの方が、個人的には好みです。値段的にもその方が安いので。たぬきが美味すぎると天が売れなくなる、なんていう弊害がなければよいのですが。

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「爽亭」  実食日:2009/10

  JR改札内(中央口1&南口)コンコース。13件上に掲載している「生そば処」の跡地。食券には「JTS 池袋そば処」と印字されており、業者は変わっていない様子。跡地というより、店名・看板が変わったという捉え方の方が適切かもしれない。立ち食いカウンター一列のみの小型店で、中途半端な時間帯(実食は15:00頃)だったにもかかわらず、店内に入りきれず、外で空きを待つ人がいるほどの混雑ぶりだった。改札内(JR)に駅そばが1軒しかないため、かなり集中するようだ。もう少し店舗規模を大きくするなり、もう1軒新設するなりの策があってもいいように感じる。現実的なのは、後者か。
  味覚としては、白っぽくてあまり風味の強くない茹で麺に、やや辛めのつゆ。昔ながらの駅そば、という感じで、王道といえば王道。チェーン店の「吉そば」に近い味覚。麺とつゆの相性は悪くないと思うのだが、全体的なインパクトは欠ける。値段は「生そば処」時代よりも上がり、たぬき380円(わかめ・カマボコ入り)。変わりメニューに、「牛肉と木の子のそば」450円と「丸天おろし生姜そば」420円があった(季節限定?)。定番メニューが高め設定なので、むしろこういった変わりメニューが割安に感じる。あと、個人的には「肉そば」を「お肉そば」と表記していたのがツボだった(460円)。


※値上げしていました(たぬき380→390円)。上記の変わりメニューはすべて終了し、代わってきのこラー油480円が登場しています。また、朝9時まで限定のお得な朝得そば330円も登場していました。なお、肉そばの表記は「お肉そば」から「豚肉そば」に変わっています(480円)。個人的にはちょっと残念(2014/10、確認)。

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「グランドキッチン池袋」  実食日:2012/2

  JR中央口改札を出て、北口方面へ抜ける通路の途中。20個上に記載している「グランドキッチンみかど」の跡地。跡地というか、業者が変わって扱う食材が変わっただけで、内装は「みかど」時代とあまり変わっていない。せいぜい、券売機の位置が変わったくらいか。
  しかし、味覚的には大きく変わった。というか、「変わってしまった」。「みかど」の名が取れた時点で嫌な予感がしていたのだが、少なくともそばに関しては完全にNREスタンダードになっている。「みかど」と、3つ上に記載している「お馴染 田舎そば」が統合されたと考えるべきか。しかしながら、値段は「みかど」時代の体系を受け継いでいるので、商品は100%NREスタンダードなのに、値段はNREスタンダードよりも高いという理不尽な結果になっている。すぐ隣に「お馴染 田舎そば」がもう1軒ある(4つ上に記載)ことだし、この値段では客が寄りつかないのではないかと心配になってしまう。少なくとも私だったら、同じものを多少なりとも安く食べられる「お馴染 田舎そば」を選ぶ。たぬき330円。この店で狙うべきは、そば・うどんよりも焼きそばとか、ラーメンとかだろう。


※閉店していました。跡地も麺類フードコートの「IKE麺」ですが、そばを扱う店舗は入っていません(2012/12、確認)。

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「いわもとQ」  実食日:2012/6

  西口地下道のC1出口を出てすぐ。出入口脇ではあるが、ここは近年頻繁にテナント替わりしている場所。エチカに人が流れていることもあるし、一概に「好立地」とは言えないかもしれない。店内は奥に長く、椅子付きカウンターと2人掛けテーブル席がある。店に入ってすぐ右手に地下へ降りる階段があるので、地下にも客席があるのかもしれない……が、実食時には閉鎖されていた。今月オープンしたばかりの新店で、赤坂店が移転してきたものらしい。
  この店のそばは、麺は香り高くて美味しいのだが、つゆの味が強すぎて、麺の香りが途中で感じなくなってしまう。加えて、つゆを完飲すると、最後の方には少しくどく感じてくる。もう少し繊細な風味に仕立てても良いのではないか、と感じる。たぬきの油も少々きつめなので、全体的に飽きがくる味覚。天ぷらや天丼を売りにしている店ではあるが、個人的には揚げ物以外のトッピングを選んだ方がいいかな、と思った。全体的なレベルは高いのだが、あと少しのバランス調整が今後の課題になりそう。たぬき330円(ホウレンソウ入り)。変わりメニューに、角煮そば480円。24時間営業で、朝6〜10時に限りお得な朝そば(かき揚げor月見たぬき)280円がある。そば湯ポットあり。


※2013/7、再食。かき揚げ丼セット(580円)を試しました。天丼のタレが各席に置いてあるので、自由に味の濃さを調節できるようになっている点が、気が利いていると感じました。値段的にお得感はあまりありませんが、ボリューム感は◎です。梅干しフリーのサービスがありました(付+1点)。

※2015/7、再食。ディテール部分がいろいろ変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。今回は、かき揚げ丼セット580円を「もり」で実食しました。もりそばは、盛り付けが綺麗なので食べやすくて良いです。麺が絡まない盛り付け方をしてくれます。かき揚げ丼は味が薄めでしたが、各席にタレが置いてあるので調整できます。梅干しフリーのサービスは終了しているようです。メニューがだいぶ変わっていて、たぬきというメニューはなくなっています。現在の値段は、かけ330円、かき揚げ430円、ちび天480円などです。高田馬場で実食した時には「ちび天」は各50円で販売されていましたが、現在池袋店では3つセットで150円という設定になっています。ちょっと残念。この店で一番オススメっぽいのは、天丼大盛り500円でしょうかね。なお、そば湯フリーです。ポットではなく、大きなジャーに入っていておたまで掬って入れるタイプです(値−1点)。

※2016/10、再食。小天丼セット630円を、もりでいただきました。前回実食時にはもりそばの盛りつけの美しさに惚れ惚れしたものですが、今回は「まずまず」というくらいでした。従業員特性だったのかもしれません。ツルツルと喉ごしがよく、香りはほどほどの麺です。つゆがやや薄めなのがちょっと残念。食べ進めていくうちにさらに薄まり、最後はそば湯を足さなくても飲めるほどになります。小天丼は、エビ・カボチャ・インゲンというラインナップ。すべて、注文後揚げです。衣が薄くサクッとしていて、油も軽く美味しいです。初食時と比べると、だいぶ改良されていると思います。カボチャはちょっと火が通りすぎていましたが。「味奈登庵」くらいに素材の歯ごたえを残したものの方が、個人的には好みです。

※2017/2、再食。値段等、変わっていません。今回は、そばではなく天丼480円を食べてみました。天ぷらは、エビ・イカ・カボチャ・キス・インゲンの盛り合わせ。すべて、注文後揚げでした。値段に鑑みて申し分ない内容なのですが、より上を目指すなら、イカ天とカボチャ天に改良の余地がありそうです。どちらもカットが薄く食感が弱くなっているので、全体的に似たような食感になっています。歯ごたえにアクセントを加えれば、もっと満足感が高まるのではないかと感じました。イカ天は原価的に厚くするのが難しいかもしれませんが、カボチャ天ならできそう。前食時と同じ感想ですね。「味奈登庵」のカボチャ天がよい教科書になりそうです。

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「嵯峨谷」  実食日:2013/11

  東口界隈の、駅から近いところにあるのだが、ちょっと奥まっていて分かりにくい。当てずっぽうで行くとなかなかたどり着けなさそうな場所。最寄りの出口は、地下鉄の40番。出て左、すぐの路地を左折して30秒、突き当りの左手角にある。「嵯峨谷」は比較的席数の多い店舗が多いのだが、この店は小型店で、椅子付きカウンター10席のみ。女性客が多く入ることもあり、昼時に限らず、満席率が高い。座席間隔も狭めなので、奥に入るとなかなか出づらくなる。
  この店は、注文後に茹でる十割の生麺が売り。麺は太・細から選べるのだが、黙っていると太麺になる。太麺は、5ミリくらいある平打ち。実食時には、微妙に茹でがオーバーだったか。つゆが濃いめなので、かけ系を注文するとさほどそばの香りは感じない。麺の香りを楽しむなら、断然もり系がオススメだ。たぬき350円(ナルト巻きの細切り入り)。変わりメニューに、刻み玉葱そば330円がある。ワカメフリーは嬉しいサービス。内容に鑑みれば麺類単品も決して高くはない設定だが、ご飯ものとのセットメニューによりお得感がある。カレーセットも捨てがたいが、オリジナリティあふれる「あじ御飯」とのセット(480円)が一番のオススメか。また、食事メニューを注文した人に限り、生ビールを150円で追加できるというサービスがある。もりそば+ビールで430円。これもぜひ利用したいパターンだ。


※値上げしていました。現在、たぬき360円です。かけ・もり290円、刻み玉葱340円、あじ御飯セット490円。生ビールは150円で据え置き。「嵯峨谷」は増税値上げをしなかったという認識でいましたが、どうやら時間差値上げのようです。ギリギリまで頑張ったということなのでしょうが、増税のタイミングで上げておいた方が値上げ感が薄らいだのではないかな、と感じます(値−1点。2015/4、確認)。

※2015/7、再食。今回はもり290円を実食しました。自動的にそば湯が付いてきます。歯ごたえプリプリで、美味いですね。麺の香りはかけ系の方が強く感じますが、食感を楽しむならもり系の方が良いでしょう。なお、実食は午前11時過ぎでしたが、すでに行列状態でした。キャパの小ささだけが残念な店です。

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「生そば 玉川」  実食日:2014/1

  東口を出て明治通りを渡り、サンシャイン中央通りに入って10秒、左側。かつて人気店の「花子」(→「伊作」→閉店)があった場所の近くにオープンした新店。池袋東口は近年ジリ貧状態にあったのだが、2013年下半期に次々に新店がオープンし、活況を取り戻している。客席はテーブル席と椅子付きカウンターで、計30席以上。やや照明を落とした、ムーディーな内装。
  内外装、電動式の石臼を見せているという点、押出製麺、幅広の太麺、24時間営業、価格設定など、総合的に勘案して、コンセプトは「嵯峨谷」に近いと言える。麺は、完全注文後茹でにこだわっている。8割そばなので、十割の「嵯峨谷」よりもコシが強調されている。思いのほか香らなかったのが少々残念ではあるが、食感はよい。つゆはあまり存在感がなく、あくまでも麺をメインに据えているという印象を受ける。たぬきは揚げ玉。彩りにナルト巻きの細切りを添えるという点まで、「嵯峨谷」と共通している。トータルバランスで勝負している「嵯峨谷」が麺の食感に重きを置くとこんな感じになるのではないか、という印象だった。たぬき350円。「嵯峨谷」で実施しているワカメフリーのサービスはない。


※値上げしていました。現在、たぬき360円です。変わりメニューに、ばら海苔そば490円があります。写真を見た限りでは、伊豆急下田の「地のりそば」のようなものだと思われます。麺類単品が割と高めの設定なので、カレーセット520円あたりがお値打ちに感じます。24時間営業です。写真を昼間のものに貼り替えました(値−1点、付+1点。2015/1、確認)。

※2015/11、再食。今回は、もり290円を試しました。やたら平べったい太麺で、食感は良いのですがそばの香りはそれほど強くありません。そば湯は良く香ったのですが……。かけ系を食べた時(初食時)にはわりと「嵯峨谷」に近い印象を受けましたが、もりを食べると違い(そば粉比率)がよく分かります。

※2016/7、再食。小カレーセット520円を、もりで試してみました。そばの方は、変わらず美味しいです。二八だそうで、香りはそれほど感じませんでしたが、食感はとても良いです。色白なのにプリッとしていて、小麦由来のモチモチ感があまりありません。器(せいろ)が大きすぎるのがちょっと気になるというか、混雑時には邪魔に感じます。ミニカレーの方は、どうやらさほど強いこだわりはなさそうです。やや甘めの業務用カレーでしょうか。特段オススメという感じではありません。40円上乗せして小かき揚げ丼セットにしておけばよかったかなと、少し後悔しました。

※2016/11、再食。小かき揚げ丼セット560円を、もりでいただきました。例によって、プリッとした歯ごたえが素晴らしいものの、二八というほどには香らない麺です。きしめんみたいに平べったい麺だから香らないのでしょうか? それとも、粉の挽き方の問題なのか。もう少し厚く仕立てた麺で食べてみたいと感じます。かき揚げ丼は、形の崩れたかき揚げだけでなく、なぜかちくわ天が半分乗っていました。見栄えはあまり綺麗ではないですが、箸でほぐしやすいので食べやすく、個人的には好印象でした。つゆにどっぷりと浸かる天そばと違って、かき揚げ丼は固揚げだと食べにくいもの。食べやすくする工夫も必要だと思います。小カレーセットより、こちらの方がオススメです。

※2017/1、再食。かき揚げそば410円を食べてみました。最近、この店ではもり系ばかり食べていて、久々の温そばです。温つゆは、「嵯峨谷」よりもカツオが弱く、クセを抑えたバランス派という印象でした。麺は、極薄の平打ちだけに、温そばだと歯ごたえが弱いです。かき揚げは大判で、厚さ4センチほど。厨房内で揚げていますが、どうやら揚げ置き(見込み揚げ?)の様子。美味いことは美味いのですが、揚げ置きで少し冷めているわりに油が強い印象でした。これだけ大きいと、終盤に飽きがきます。久々の温そばでしたが、おそらく、またしばらくはもり系ばかり食べることになりそうです。

※2017/2、再食。小牛丼セット590円を、もりでいただきました。牛丼は、肉がやや乾き気味で、タレの味が薄め。餅は餅屋ということでしょうか、牛丼をメインに扱う店で食べた方がよさそうです。不味くはないんですけどね、ちょっと物足りない感じでした。小かき揚げ丼セットの方が満足度高いと思います。

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「乱切りそば あずみ」  実食日:2014/2

  JR東口を出て左へ30秒、駅舎(駅ビル)の外側から出入りする造りの店。お馴染みの「あずみ」の新ブランド店で、昨年10月にオープンした新店だ。昨年は池袋東口に新店オープンが相次いだが、エキナカに限って見れば近年は「のとや」「グランドキッチン池袋」「お馴染田舎そば」と閉店が相次ぎ、ポッカリと空白地帯ができていた。いい場所に出店したと思う。それを物語るかのように、実食時にはほぼ満席だった。立ち食いカウンターのみで、席数は8。通常、立ち食い店ではなかなか席数をはっきり書けないものだが、この店に関しては一人ぶんごとに微妙な仕切りがあるので、数えられる。驚いたことに、先客のうち半数以上が若い女性だった。「椅子がない店には女性は入らない」という定説は、もはや通用しないのか。もっとも、日本語ではない言語が飛び交っていたのだが。
  麺は、店名のとおり乱切りの生麺。太さにはかなりのばらつきがあり、細いものは2ミリくらい、太いものは5ミリくらいある(公式には1.5〜4ミリとなっているが、茹でることで太さが増す)。5種類の太さの麺を混合しているという。食感が楽しく、歯ごたえもなかなかのもの。つゆにはこれといった特徴はないが、麺にはインパクトがある。個人的には、もっとも太い麺を寄せ集めて一杯のそばに仕立てたものを食べてみたい気もする。たぬき370円(ワカメ入り)。従来の「あずみ」に比べて割高だが、ハイグレード店舗ということで納得できる価格帯だ。かけ系メニューに変わり種はないが、つけそば(冷たい麺を温かいつけ汁に浸けて食べるスタイル)には「ピリ辛つけそば」(440円)という魅惑的なメニューがある。ご飯ものは、いなり程度。箸はエコ箸。


※2015/5、再食。値上げして、たぬき390円になっていました。ピリ辛つけそばは、「辛味つけタレせいろ」という名になって460円です。今回は、野菜かき揚460円を実食。かき揚げはサイズが大きいわりに油が軽くてよいのですが、かなり冷たかったのが残念です。つゆがぬるくなるレベルだったので。揚げ置くのは仕方ないとして、見込み揚げの精度をもう少し高めれば、印象がグンと上がると思います。

※2017/1、再食。値段等、変わっていません。今回は、春菊そば440円を実食。注文後揚げの春菊天は、姿揚げでした。見栄えはとても良いのですが、油が重く、しかもあまり香りのない春菊で、途中で飽きが来ました。ちょっと「見かけ倒し」という印象。揚げたてにこだわるのもいいですが、それで油ギッシュになるくらいなら揚げ置いた方がいいと思います(前食時の野菜かき揚げは、揚げ置きだが油はしっかり切れていた)。
  メニューがだいぶ入れ替わっていました。試行錯誤の跡が見えます。朝そば2種各360円の設定がなくなっていたのですが、需要がなかったのでしょうか。私の目には、新たに加わった鴨そば670円よりもだいぶ魅力的に映るのですが。利ざやが薄かったということもあるのかもしれませんね。


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「笠置そば」  実食日:2014/8

  西口地下通路をひたすら進み、一番奥のC1出口を出て、直進1分。4つ上に掲載している「いわもとQ」のさらに西に、いつの間にかオープンしていた。自宅から近く、よく通っている場所なのだが、不思議とオープンの気配を感じなかった。今年6月にオープンしたらしい。客席は、4人掛けテーブルが1つに、椅子付きカウンターが11席。2階へ上がる階段があるが、2階に客席はなく、トイレがあるのみのようだ。券売機が店内外それぞれにある。
  閑散時間帯の実食(土曜の15時頃)だったからかもしれないが、生麺を注文後に茹でていた。強い弾力があり、香りはあまりないタイプ。食感としては、冷凍麺の印象を受ける。つゆは、やや甘め。たぬきは粒の細かい揚げ玉。全体的に、強いインパクトはないのだがバランス感は悪くない。たぬき320円(ワカメ入り)。変わりメニューに、根昆布そば380円がある。新しい店で店内が綺麗なのは当然として、各席にボックスティッシュ・台拭き・個包装のおしぼりが常備されているのが目を惹いた。衛生面には、かなり気を使っていると見える。それなら、従業員同士での私的会話をもう少し控えたらどうなのか、と思わなくもないのだが。


※閉店していました。シャッターが締まったままの状態で日除けも残っていますが、看板が外され、高看板も塗りつぶされています。場所的に、薄利多売型の店は難しかったですかね(2015/7、確認)。

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「凛や」  実食日:2014/12

  西武改札内、地下コンコース。18つ上に記載している「SNACK INN」の跡地に先月オープンした新店。従来のフードコート形式ではなく、間仕切りのある2つの飲食店が並ぶ形に変わった(もうひとつは、「だし茶漬け」の店)。立ち食いカウンター・椅子付きカウンター・テーブル席と揃っていて、キャパは20弱くらい。昼時には混雑が激しいのだが、外からは満席っぽく見えても、意外と奥のテーブル席が空いている。
  麺は冷凍なのか生なのかよく分からないが、弾力があって風味があまりないタイプ。つゆは、関東風・関西風から選択するシステム。関西風は、比較的よく再現できていて、そばにも合う。というか、九州あたりではこんな感じ味覚の組み合わせによく出会う。たぬき420円。変わりメニューに、じゃこ天530円。じゃこ天は「宇和島産」と表記されているが、想像したとおり都会向けアレンジ品。都会で食べるのだから都会向けのものでもよいと思うが、現地で食べるものとは食感も風味もだいぶ違う。あと、おろしショウガが添えられるのだが、つゆがまったく別物になってしまうので、もう完全に蛇足。乗せる前に聞くのがベストだが、自動的に乗せるにしても、つゆにドボンではなくせめてじゃこ天の上に乗せてほしかった。他では、つけ麺タイプの変わりメニューをいくつか用意している(いずれも680円と高い印象ではあるが)。
  まだ新しい店だということもあり、オペレーション面にも不安定さが残っている。受渡口で、客のひとりひとりに「つゆは関東風? 関西風?」と聞く。慣れている人ならばすぐに返答できるが、おばちゃんグループなどは仲間内で「どうするどうする?」と悩んでしまい、ここで渋滞が発生している。つゆを選択できる旨を、目立つように店頭表記した方がいいだろう。また、行列を少しでも早くさばこうとしているのか、店員が受渡口に集中し、返却口に丼がたくさん放置されて客から「置き場がないよ。早く片づけてよ」とクレームが出ていた。現時点では課題がいろいろあるが、今後洗練されていくことを期待したい。


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「梟小路」  実食日:2015/4

  駅からちょっと遠い。東口、サンシャイン通りをズンズン進み、東急ハンズの手前(ABCマートの角)を右折して1分、左側。椅子付きカウンター7席だけの小型店。一応かけ系のそばがメインの店なのだが、近年流行りの「つけそば」を8種類扱っており、先・後客の大半がつけそばを注文していた。夜は飲み屋になるのだろうか、厨房の奥の方にキープボトルがたくさん並んでいた。
  たぬきが450円と高い設定だった(後で気づいたのだが、「生のり入」となっている)ので、天ぷら蕎麦430円を発注。天ぷらは、海老以外の4〜5種の中から1つ選択する仕組み。かき揚げを選択。麺は、注文後に茹でる生麺。適度なザラザラ感があって悪くないが、少々歯に粘着するのが気になる。つゆは甘めで、余韻・深みがないタイプ。かき揚げは自家製で、具材のチョイスが独特。タマネギを使わず、ニンジン・舞茸・サツマイモ・ナスで構成。ナスをかき揚げに入れる店はなかなかない。食感が変わっているうえ、千切りではなくスライスのニンジンの甘みが強く、またサツマイモも甘いので、全体的に甘みが勝った印象だった。つゆが甘いのでね、かき揚げはもうちょっとあっさりテイストの方が個人的にはありがたかった。変わりメニューに、マーボー蕎麦500円、煮豚ねぎ蕎麦550円。また、単品トッピングに鶏タケノコ・生のりアサリ・しめじベーコン・厚揚げ(各100円)がある。これらは主につけそば用のトッピングだが、前衛的な店という印象を助長させるラインナップだ。また、券売機には入っていないのだが、ミョウガのトッピング50円があり、これは一度試してみたいと思った。
  個人的に、ラーメン屋のまねごとのようなつけそばにはあまり関心がないのだが、比較的安価(500円〜)なので、興味がある方は一度試してみる価値があるかもしれない。私は、必要に迫られない限り試さないと思うけれど。


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「大江戸そば」  実食日:2015/4

  JR中央口2改札を出て左、東京メトロの切符売り場の隣。上記「お馴染 田舎そば」の跡地。椅子付きカウンター5席+立ち食いカウンターが20人分くらい。
  味覚的には、NREスタンダード。近年たまに見かける「改装と同時につゆマシン導入」のパターンかと思ったが、つゆの味は変わっていなかった。ケバケバしいタイプのまま。客数がとても多い店なので、マシンで注いでいたら追いつかないのかな。ただ、「要するに看板だけ変わって実質何も変わらず」のパターンかというと、実はそうでもない。内装もリニューアルされていて、椅子付きカウンターの配置が通路側から壁側に移った。この結果、椅子付きカウンターが3つくらい減ってそのぶん立ち食いカウンターが増えた形。客の回転効率を重要視したのだろう。いけふくろう前の店舗とグランドキッチン池袋(ともに上記)が閉店して以来、この店舗はさらに混雑傾向が強まっていて、「食べようかなと思ったけど混み混みなのでやめて君塚へ」というパターンが多かっただけに、理解できる戦略ではある。たぬき340円。箸はエコ箸。


※2015/7、再食。値上げしていました。現在、たぬき350円です。味は特に変わっていません。

※2016/5、再食。相変わらず、カツオを強めたつゆではなく従来タイプのつゆでした。先日実食した浜松町の「大江戸そば」で青のり香のあるたぬきがトッピングされたのを受け、たぬき350円を再食。しかし、こちらでは特にこれといった香りのない普通の揚げ玉でした。どうやら、同一ブランドでも店舗によって使う揚げ玉が違っているようです。個人的には、@小エビタイプ、A青のりタイプ、Bスナッキータイプの順に希望します。

※2016/6、再食。いちいち記録をつけていませんが、5月以降ほぼ毎週土日に再食しています。メニューや値段等に特段の変化はありません。味も変わっておらず、「大江戸」の看板を掲げているわりにカツオを強めていないつゆを使い続けています。

※2016/8、再食。相変わらず、週2ペースで食べています。この間、味覚面に大きな変化はありません。毎回たぬきそばの写真を撮っているのですが、見比べてもほとんど違いがありません。つゆや揚げ玉の量まで、毎回ほとんど同じ。オペレーションの標準化は見事です。これだけ頻繁に食べるのなら、回数券を買った方がだいぶ経済的でした。9月以降は週2ペースが崩れる(ここで腹を満たすわけにはいかないほど、他店でたくさん食べなければならなくなるため)ので、今さら買いませんが。

※2016/11、再食。ここ2〜3カ月は少々頻度が落ちているものの、やっぱり週1くらいで食べ続けています。いつもたぬきばかりなので特に記録を付けていませんでしたが、今回は気分を変えてカレーそば440円を食べてみたので、記録を残します。
  カレーそばには、大盛り用の丼を使います。少なめにつゆを注ぎ、上からカレールーをかけるタイプです。味覚的には、レトルトっぽさのある中辛。丼やビジュアルを含め、富士そばのカレーそばによく似ています。茹で麺なので、富士そばよりは麺とカレーの相性が良いと思いますが、固くツルツルしたタイプの麺なので少し違和感があります。六文そばあたりの麺の方が合いそう。ありがたいのは、注文時に福神漬けの要不要を聞いてきてくれること。勝手に乗せられると、私的にはたいへん困りますので。


※2016/11、再食。先日国分寺駅の「清流そば」で食べた時に気づいた新メニュー「ちくわ入り小松菜天そば」400円がこちらにもあったので、試してみました。天ぷらは、見た目には青々していて小松菜の存在感が強いのですが、食べてみるとスライスちくわの食感の方が際立っていました。味覚的にも、ちくわの香ばしさが強く感じられます。少し固揚げ気味なのか、それともそういうちくわなのか、弾力がかなり強いです。これはなかなか良いです。一本揚げのちくわ天そばより、私はこちらの方が好きです。

※2017/1、再食。年初めの一杯をいただきました。正月に関係なく開いているのが、ありがたいです(実食は2日)。味や値段等に、特段の変化はありません。

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「しぶそば」  実食日:2015/5

  改札外、東武ホープセンター内。東武ホープセンターというとかつて「のとや」があったことが連想されるが、そちら側ではなく南側のエリアになる。かつての「のとや」ほどではないが、あまり目立たない立地。ただ、池袋の中では駅そばがないエリアなので、需要はありそうだ。客席は、テーブル席が2人×5、椅子付きカウンターが4。東急系列のチェーン店がなぜ池袋に? と不思議に思う人もいるかもしれないが、こういった「交流戦」も、近年のトレンドのひとつ。駅そば活性化という点で、とても良いことだと思う。
  麺は生麺の茹で置きと思われるが、客によってはちょっと待ち時間が長くなったりしていたので、見込み茹でかもしれない。ザラザラした舌触りが特徴的で、近年の生麺にありがちな「固い麺」ではないので、茹で麺党にも愛されそうな食感だ。つゆは、わりとあっさりなテイスト。たぬき390円。箸はエコ箸。
  今年5月25日にオープンし、実食が5月27日。オープン直後ということでオペレーション面で不安があったのだが、やはり少々こなれていない印象があった。私が入店した時点で出来上がり待ち客が2人いたのだが、私が呼ばれたのは2番目だった。つまり、ひとり追い越したわけだ。ちゃんと「すみません、順番前後します」と断ってはいたのだが、まぁ予想どおりというか、追い越された人は「遅ぇよ!」とクレームを吐いていた。クレーム客の注文はかき揚げそばだったので、かき揚げを揚げたてにこだわった結果ではないかと推測されるのだが、駅そばの客心理として「麺単同士で順番が前後するのは納得できない」という部分があるのではないかと思う。今回のケースでの正解は、「すぐにでも出せる私をあえて待たせる」だったのではないかと感じる。あるいは、どうしても注文に追いつかないのであれば、かき揚げを見込み揚げにすることも検討した方がいいかもしれない。このあたりのさじ加減は今後運営していく中で整ってくるものだと思うので、今後に期待したい。


※2016/6、再食。もり300円を試してみました。予想を大幅に上回る粘着レベルに、ちょっとびっくり。茹で加減の問題でしょうか。以前に別の店舗で食べた時には、もっとしっかり締まっていてプリッとした食感だったように思うのですが……。ちょっと残念でした。香りも、あまり感じませんでした。あくまでも初食時の一杯と今回の一枚とでの比較になりますが、この店舗では完全に温そばの方がオススメということになりそうです。生麺使用の店舗ではちょっと珍しいことかもしれません。

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「そばいち」  実食日:2016/2

  JR北口改札を出て右、階段手前右側。フードコート「IKE麺」内。もともと上記「グランドキッチンみかど」が入っていたフードコートが「IKE麺」にリニューアルされ、いったんはそばを扱う店舗が消えてしまったのだが、いつの間にかスルリと入っていた。「グランドキッチンみかど」が入っていた場所ではなく、一番南側の区画。確か「IKE麺」になる前はスパゲティ屋が入っていた場所だったように記憶している。フードコート形式なので座席は共通だが、「そばいち」と隣の店の間がメイン通路になっている関係で、椅子付きカウンター30席ほどはほぼ「そばいち」専用と考えていい状態になっている。まぁ、このあたりの基本的な構造は、「IKE麺」になる前から変わっていない。驚いたことに、若い女性の一人客がたいへん多かった。たまたまかもしれないが、なんと過半数。こんな光景、駅そばでは滅多に見られない。
  驚くなかれ、池袋の「そばいち」の麺は、他の「そばいち」とは違う。調理シーンが見えなかったのだが、どうやら店内で製麺しているようだ。店頭には、「二八そば」の表示もある。注文後に茹でることもあって香りが新鮮でとても美味しかった。そば粉比率が高いためつなぎが弱く、プツプツ切れやすいのがやや難点ではあるが、NRE史上最強であることは間違いない。つゆも、NREスタンダードではない。色が薄く、カツオが優しく香る。他駅の「そばいち」と比べても、違いは明白だ。たぬきは天かすで、ややゾル化するもの。これは、特に感慨はなかった。たぬき400円。値段もしっかりと他駅の「そばいち」より高い設定になっているが、この内容なら納得できる。というか、近年NREの生麺駅そばは「いろり庵きらく」と「そばいち」の違いがよく分からない状態になっている(メニューと値段、カマボコくらいしか違いがないように感じる)ので、「そばいち」店舗はどんどん二八バージョンに切り替えていった方がいいのではないかと思う。
  あまりに驚いたので、続いてもり320円を連食。こちらもかなりハイレベルだった。麺の香りは、かけ系に比べてやや弱いというか上品になるが、これはこれで美味しい。ワサビも、練りものではなくちゃんと生ワサビを使っているのが嬉しい。歯ごたえと上品さをとるならもり系、強い香りを楽しむならかけ系がオススメ。そば湯ポット受渡口にあり。箸はエコ箸。少々苦言を呈すると、冷水機の場所が分かりにくい。また、七味が受渡口にしかないのも辛い。フードコートというスタイルである以上やむを得ないことなのかもしれないが、混雑が激しいだけに後から取りに行くのが大変なのだ。


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「ゆで太郎」  実食日:2016/8

  駅から少し離れる。西口地下道のC6出口を出て左へ4分。グリーン大通り沿いにある。池袋西口繁華街の外れというか、だいぶ外れた場所というか。この場所で、どういった需要が見込めるのかがちょっと想像つかない。近隣オフィスの勤め人もそれほど多くなさそうだし、駅へ至る通勤ルートというわけでもない。近隣住民は多いだろうが、ライバル店も多いのでね……。どこか一点に偏った需要ではなく、総合的に客の入りが見込めると判断したということか。店舗名は、「池袋2丁目店」。今月5日オープンの新店(実食は19日)。客席は、2人掛けテーブル席×4と、椅子付きカウンター23。この席配置からは、サラリーマンの昼食需要狙いがうかがえる。
  午前10時の訪問ということで、実食は「朝ごはん(カレー丼)」360円。クーポンがあったので、コロッケ追加で。これ、黄金パターン。中途半端な時間帯だったからかもしれないが、麺は注文後茹でのオペレーションだった。ただ、細平タイプの麺なので、歯ごたえはイマイチ。つゆはゆで太郎スタンダードで特記事項なし。たぬきは、大海老の香りがある天かす。これはタイミングによると思うが、海老天を揚げた時に出た天かすだろう。カレー丼は、平均的なゆで太郎の甘口タイプ。タカノツメでカスタムして、辛口に変更して食べた。コロッケは、ほどほどにサクサク感の残るもの。まぁ、まぁ。総じて、これといって突出した要素はないものの、まずまずのところでまとまっている印象だった。他メニューは、たぬき350円の直営店舗構成。そば湯ポット各席にあり。タカノツメは受渡口にあり。一味・七味は各席にあり。朝11時までは天かす無料サービス(セルフ)あり。箸はエコ箸。店内にガラス張りの製麺室あり。


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★大塚駅(JR山手線、都電荒川線(大塚駅前駅))

「あずみ」  実食日:2002/7

  南口改札を出て左へ20秒。ロータリーに面してはいるのだが、コンビニの陰になっていてちょっと見つけにくい場所にある。「あずみ」はチェーン店で、全般的には店内を広くとっている傾向があるのだが、大塚の「あずみ」は狭い。椅子席が3つか4つ、あとはL字型のカウンターだけである。このチェーンは季節に応じた限定メニューを揃えており、私は毎年秋に出る“きのこ天そば”を楽しみにしている。味は中の上、値段はたぬき300円。


※閉店していました(2011/11、確認)。

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富士そば」  実食日:2005/6

  北口を出て左、ゼロファースト(消費者金融)の右の路地を入って10秒、左側。奥のエリアに椅子席をたっぷり配した、集客キャパシティの高い店。
  ここでは、「妙に平たくて食感がイマイチの生麺」を使っている。茹で時間短縮という狙いは分からないでもないが、これだとどっちつかずになってしまいそうな気がする。速さを求めるのか、味を求めるのか、どちらかに徹した方がいい結果を得られるように思うのだが。たぬき330円(ワカメ少々入り)。


※値上げしています。現在、たぬき370円です。改装して外観がだいぶ変わっていますが、写真を撮り忘れましたので、またの機会に。なお、店舗名は「大塚店」です(値−1点。2014/7、確認)。

※改装後の写真を撮ってきました(左:旧、右:現)。なお、初食記事に「ゼロファーストに右の路地に入って」と書いていますが、ゼロファーストが閉店しているので、「ちよだ鮨の角を右に入って」と読み替えてください(2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。朝そば320円、朝カレー360円の設定あり。「ふじ酒場」あり。ちょい飲みセットは、かつ煮が付くパターンで600円です(付+2点。2016/1、確認)。

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「富士そば」  実食日:2014/1

  JR南口を出て正面。正面ではあるが、都電の踏切を挟んでいるため、駅を出てから30秒くらい歩く。店舗名は「大塚駅前店」。間口の広い店で、よく目立っている。席もゆったりしていて、お得意の席間の狭い半円形椅子付きカウンターではなく、直線型の椅子付きカウンター8席と、4人掛けテーブル席が5つ。テーブル席がメインの「富士そば」は珍しい。
  麺は生麺茹で置きで、これといって特筆すべき要素はない。つゆも富士Stdで、特徴はあまりない。たぬきは揚げ玉で、粒が残りゾル化しないタイプ。富士そばはのたぬきは、全面的に変わったのだろうか。個人的には、ゾル化タイプよりもこちらの方が好みだ。たぬき340円(ワカメ入り)。そば湯ポットあり。見ていて気になったことが一点。注文内容によって出来上がりの順番が大きく前後するようで、受渡に若干の混乱が見られた。全体的に、そばよりもうどんの方が時間がかかるようだ。生麺使用の店にしては珍しいことだと思う。そば湯ポットあり。24時間営業。


※値上げしていました。現在、たぬき370円です。店頭のサンプルメニューに「麺つゆは自家製」との表記がありますが、これはやや語弊をはらんでいます。この書き方だと「麺とつゆが自家製」と思ってしまいますが、麺は自家製ではありません。「つゆは自家製」と表記した方がハッキリしてよいと思います(値−1点。2015/2、確認)。

※昼間の写真に貼り替えました。値上げして、たぬき390円になっていました(2016/1、確認)。

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★巣鴨駅(JR山手線、都営地下鉄三田線)

「更科」  実食日:1999/?

  JR改札を出て左手にある、こぢんまりした店。JR改札よりも、地下鉄の出口の方が近い。椅子席はなく、一文字のカウンターだけなので、収容できるのは5〜6人といったところか。スポンジのようにフカフカした麺と、彩りよく添えられたいんげんがポイントだ。秋葉原にも同名の店があるが、いんげんが入るのはこちらだけ。たぬきなし、天340円。


※ 閉店していました。少し場所を移して、「あじさい茶屋」が開店しています(2005/6確認)。

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「富士そば」  実食日:2005/6

  JR南口ロータリー沿い、一番街入口脇にある店。このロータリーはバスが乗り入れておらず、規模も非常に小さいので、駅を出た瞬間に左前方に目に入る。
  最近、このチェーンでは生麺の細い平麺を使う店が多くなっているように思う。ここも例に漏れず。これ、私としては微妙だ。確かに、茹で時間短縮という意味では合理的なのかもしれないが、生麺の強みである「歯ごたえ」が生きてこない麺だと思う。これだったら、もっと食べ応えのある茹で麺を使った方がいいのではないか、とさえ思えてしまう。味は悪くないのだが。たぬき340円(ワカメ入り)。


※値上げしていました。現在、たぬき370円です。変わりメニューに、ほうれん草380円。ゆず鶏ほうれん草は、ありません。時間帯限定のお得な朝そば・夕そば(各310円)があります(値−1点、付+1点。2014/9、確認)。

※改装し、今風の看板になっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき390円になっています。ほうれん草は、400円。ゆず鶏ほうれん草も登場し、430円です。朝/夕そば320円、朝納豆定食370円の設定あり。「巣鴨駅前店」には朝そばしかないので、夕刻にお得に食べたい場合にはこちらへ回るといいでしょう。変わりメニューに、ポテそば440円あり。登場→終了したのち、復活しています。思いのほか、需要(要望)があったのでしょうか(付+1点。2016/1、確認)。

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「ご利益そば」  実食日:2006/2

  JR改札を出て直進、駅出口脇。2つ上に掲載している「更科」が「あじさい茶屋」に変わり、さらに「ご利益そば」という、いかにもとげ抜き地蔵にあやかったような名前の店に変わった。変わったといっても実態は「あじさい茶屋」のままなのだが。でも、特に「あじさい茶屋」のような大手チェーンは、各店舗ごとに個性を追求する意義が大きいと思う。看板が変わっただけでも、私にとってはなぜか嬉しかった。
  が、味の方はちょっと。たまたま私が行ったときが混んでいて、しかも従業員が一人しかいなかったからかもしれないが、湯通しも湯切りも不足している印象。もう少し空いているとき(あるいは、従業員が2人以上いるとき)なら、普通の「あじさい茶屋」と変わらない味を出してくれると思うが。それから、店内にラードのような異臭が充満していたのも気になった。オリジナルメニューに、「ごりやくそば」(めかぶ+温泉玉子)440円がある。たぬき320円。


※閉店していました。現在はサラ地です(2008/3確認)。

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「富士そば」  実食日:2008/8

  JRの駅を出て右、ロータリー出口角。今年6月頃に通りかかったときに開店準備中だったので、開店したてのホヤホヤ店だ。間口が広くて出入口が2カ所あり、券売機も2台ある。中はさらに広く、間口に平行したカウンターの他、右奥にはテーブル席がズラリと並んでいる。実食は中途半端な時間帯だったから空いていたが、昼時にはこれらの席が全部埋まるほど混雑するのだろうか。
  麺は、生麺の茹で置き。歯ごたえは良く、茹で置き時間が短いのか、茹で方が上手いのか。たぬきはつゆに溶けやすいタイプ。ワカメ入りで350円。ここまでの印象は非常に良かったのだが、従業員についてイチャモンを一つ。私の前に並んでいた客のオーダーを間違えた(うどん→そば)のだが、客に謝るより先に従業員同士で口げんかを始めた。「うどんだって言ったじゃない」「そばって聞いたよ」と。絶対に、謝る方が先だね。複数の従業員が従事する店では、得てしてこのようなトラブルが起こりがち。キッチリと従業員教育をやってもらいたい。ここでは、サービスを2点減とする。


※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき370円になっています。店舗オリジナルは、さつま揚げそば380円でしょうか。朝そば(6〜10時限定)310円の設定あり。初食時にサービスを大きく減点していますが、今回は店頭調査のみなので評点はそのままです。なお、店舗名は「巣鴨駅前店」です(値−1点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円、朝そば320円です。さつま揚げは終了しています。オリジナルは、ミニ高菜丼190円(セット480円)でしょうか。「富士そば」では基本的にワンコインセットメニューがなくなってしまっているので、貴重な存在だと言えるかもしれません(2016/1、確認)。

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★駒込駅(JR山手線、東京メトロ南北線)

「さらしな」  実食日:1998/6

  JR西口改札のすぐそばにある。それほど大きな店ではないが、一応椅子席もある。まだ新しい店なのか、壁の白と蛍光灯がやたらと眩しかった記憶がある。味やサービスにこれといった特徴はないのだが、誰でも気軽に入れる雰囲気のある店である。たぬき320円。


※ 閉店(「あじさい茶屋」化)していました(2003/11確認)。

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「そば駒」  実食日:2003/11

  見よ! この「味のある」外観! 店主の顔見知りかよほどの駅そばファンくらいしか寄りつかないのではないかと思うような店が、JR東口改札を出た左側にある。しかし、駅そばファンなら、こういう店にこそ当たりが隠れていることを知っている。だからこそ、惹かれるのである。
  ここの店主は、典型的な江戸っ子である。最初は無愛想で、そばを出すときも無造作にドン!と出す。そのため、つゆが派手にこぼれる。もちろん、「すいません」の一言もない。「なんつー店だ! 絶対HPでこき下ろしてやる」と思いながらそばを啜り、水が飲みたくなって冷水ポットのところに行こうとすると、店主が手を伸ばして冷水を注いでくれる。「ごちそうさま」と言えば、もちろんイキのいい返事が返ってくる。つまり、粗雑な振る舞いにも悪気はないのだ。昔から、「江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し」と言うが、口や態度は悪くても実は結構繊細な神経を持ち合わせているのである。それが分かったこともあり、ここではサービス点を1点加点。
  店主評に夢中になってしまったが、そばの方は、味はまずまず。麺は、たぶん生麺だと思う。注文してすぐに出てきたから、あらかじめまとめて茹でているようではあるが。まぁ、椅子席のない店ではあまり客を待たせるのは減点材料になりかねないから、致し方ないだろう。たぬきの値段は、ワカメ入りで300円。そばの単品よりも、ご飯ものとのセットメニューの方がお得な料金体系である。24時間営業も、忘れてはならない加点材料だ。


※値上げ(たぬき300→320円)していました。天(350円)は大判でお得感があります(2008/3再食確認)。

※閉店(「富士そば」化)していました(2012/6、確認)。

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「みずほ」  実食日:2003/11

  JR北口改札を出て、左。南口で駅舎を出て、右。信号を渡って、左。文で説明すると面倒そうだが、実際には南口を出ればすぐ右側に見える。それほどややこしい場所ではない。地下鉄の場合は、2番出口を出てJR駅方面へ行くと、左側にある。いずれの場合でも、駅を出てから徒歩1分程度。
  ここの特徴は、とにかく麺。厨房奥の「へぎ」に入っている生麺は、黒く、粉を吹いていて、見るからに美味そう。茹でるときにも、1人前ずつ、たっぷりの湯で茹でているので、風味を損なわない。実食してみると、独特なコシがあり、粗挽きのそば殻が風味を増して、「美味い」の一言。つゆや具は並みだが、麺だけで勝負ができる店だ。看板に掲げられている「自家製手打ち麺」は、あながち嘘ではないかもしれない。
  変わったサービスには、「セルフ生ビール」(300円)がある。椅子席も豊富なので、「仕事帰りに軽く一杯」という使い方もできそうだ。たぬき360円。


※閉店(「弁天庵」化)していました。「弁天庵」も、駅そば認定できるそば屋。幸いといえば幸いですが、個人店がチェーン店に生まれ変わるのは、やっぱり切ないです(2010/3、確認)。

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「富士そば」  実食日:2012/6

  JR東口を出て左すぐ。上記「そば駒」の跡地。ちょっと前に「そば駒」が解体されてサラ地になり、「改築するのかな?」と思っていたのだが、出来上がってみれば「富士そば」だった。「富士そば」が嫌いということではないが、「そば駒」に愛着があっただけに残念。細長いフロアは厨房をコンパクトにすることでテーブル席・椅子付きカウンターを配している。「そば駒」時代には手狭な印象だったのだが、敷地面積はそこそこあったんだな、としみじみ実感。
  茹でたての麺に当たり、食感も風味もなかなか良かった。「富士そば」は「石臼挽き」を謳うようになってから麺のレベルはだいぶ上がったと思う。つゆは、あいかわらず店舗ごとの違いが大きいようだ。駒込店は出汁感が強く、たいへん結構だった。カツオ出汁一辺倒の風味ではなく、昆布の風味も垣間見える。わりと濃いめ。全店舗でこのつゆを提供することはできないものなのだろうか……と思いたくなる美味しさ。総じて、「富士そば」全店の中でも指折り級の出来栄えだと思う。「味」は4点だが、限りなく5点に近い4点。たぬき340円(ワカメ入り)。そば湯ポットあり。変わりメニューに、あさり天370円、たっぷりきのこ450円など。朝6〜10時限定の「朝そば」にお得感あり。温玉+たぬき+きつねで、300円。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。あさり天・たっぷりきのこは、ともに終了しています。朝そば320円・朝天玉320円・朝カレーセット360円の設定あり。「ふじ酒場」あり。ちょい飲みセットが、他店舗の「ふじ酒場」より高い設定で、600円です。これは内容が異なるためで、駒込店では「かつ煮」が付きます(値−1点、付−1点。2016/1、確認)。

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「一由そば」  実食日:2013/6

  日暮里の雄・「一由そば」が、駒込に2号店を出店した。最寄りの出口は、地下鉄の5番出口。出て、左へ1分、路地を鋭角に左に入ってすぐ左側。本郷通りからの入口に目印になるようなものがなく、また駅から歩いて行ってもなかなか目につかない場所にあり、ちょっと分かりにくい。本郷通りの歩道に幟でも立っていれば認知度が高まると思うのだが、許可をとるのが難しいのだろうか。店内は、厨房を囲むL字型立ち食いカウンターがメインで、隅に2人掛けテーブルが1つ増設されている。基本的には、日暮里本店と同じような造り。こちらの方が、幾分コンパクトか。
  味覚的にも、日暮里と同じにしていると思われる。麺は普通の茹で麺で、つゆは色が濃く、味も濃い。ガツンとくるつゆが好きな人ははまると思うが、関西人にはまず無理な色・味だろう。各種天が豊富に揃っているのも、日暮里と同じ。かけ200円、たぬき250円と、庶民にとっては垂涎の価格設定になっている。加えて、サービス精神も旺盛だ。まず、ネギはフリー。タカノツメ用意あり。そして、開店記念の限定ものだとは思うが、50円引き券を配布していた(有効期限なし)。今なら、店頭でおばちゃんが一所懸命配っているので、一見で入っても50円引きで食べられる。食後にまたもらえるので、事実上毎回50円引きになる。各種天のうち、一部について「ハーフ(半分にカット)」に対応しているのも面白い趣向だ。ハーフを2つ注文して、1つ分の値段で2つの味を楽しむこともできる。もともと天ぷらの価格も安く(80円〜)、ハーフなら40円からトッピングできる。参考例を挙げると、かけそばにごぼう天(ハーフ)と紅ショウガ天(ハーフ)を乗せた場合、50円引き券使用で230円という計算になる。これは安すぎだ。
  「一由そば」の店主(社長)はとにかくサービス精神の権化で、毎年夏場に数日間「感謝祭」と称してかけそば無料キャンペーンをやっている。駒込店でも、オープンから3日間はかけそば無料だった。もちろん、利用者からすれば安いのは嬉しいのだが、「儲けはどないでもよろしいの?」と言いたくなってしまう。経営が傾きかねないことはやめましょうよ。私などは、申し訳なさ過ぎてこのキャンペーンは利用できない。
  駒込は、3つ上に記載している「そば駒」の閉店で、この業界が冷え込んでしまった街。この店が、失われた活気を取り戻せるか、注目したい。あまりよくないと思われそうなこの場所で、「商売は場所ではない」という社長の信条を実証してほしい。応援しています。


※閉店(「一○そば」化)していました。若手の店主に独立させたようです。粋ですね(2015/2、確認)。

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「一○そば」  実食日:2015/2

  地下鉄の5番出口を出て左へ1分、2つめの信号で路地を鋭角に左に入ってすぐ左側。上記「一由そば」の跡地。本郷通りに、「一由そば」時代(実食時)にはなかった幟が立っているので、これを目印にしよう。「一由そば」から独立してオープンした店で、昼の混雑時の訪問だったが元気な店主がひとりで切り盛りしていた。真摯な姿勢がたいへん心地よい店。「一由そば」時代には立ち食いカウンターがメインだったが、現在はすべて椅子席になっている。看板は新調されたものの、電光掲示は「一由」のままになっている。これはご愛嬌なのか、それとも変えるのが難しいのか、はたまた「一由」リスペクトで残しているのか。昼時には、外に行列ができるということはないものの、常時ほどよく満席に近い状態。ひとりで運営するには理想的な客の入り具合かもしれない。
  味覚的には、基本的に「一由そば」の味が踏襲されている。麺は特段の特徴がない茹で麺だが、これが醤油の風味が強いつゆによく合っていて美味い。甘さ・辛さはわりと控えめなので、黒みが強いつゆなのに最後の一滴まで無理なく飲み干せる。そして、なんといっても自家製店揚げの各種天ぷら。揚げ置きではあるが、種類とアイデアに富み、そしてそばとの相性がよい。天ぷらとして美味しいというよりも、そば(ご飯でもよい)に乗せることで真価を発揮する天ぷらだ。かけ200円という値段も嬉しい。単品たぬきは60円だが、この店でたぬきを注文する蓋然性はない。というのも、各種天が50円からあるから。100円の天も、半分くらいは「ハーフ」で注文することができる(50円)。実食は、ゲソ天110円+エノキ天50円。ゲソ天は「一由」時代からの名物で、安定した美味さ。エノキ天は「一〇」になってから始められたもの(オープンから約2週間で登場)。50円と安いので、安価でボリューム感が欲しいときに第一候補になる天ぷらだろう。根の部分がつながっているので少々食べにくさは感じるが、独特な繊維質が心地よい。
  ほかに「一由」時代から変わった点と言えば、注文方法か。ひとりで切り盛りしているためなのだろう、入店してやおら注文するのはNG。注文は、ひとりずつ順番に。ひとりぶんの品を出し終えてから、次の人の注文を聞くというスタイル。混雑時にはオーダー待ち客が3〜4人になることもあるので、店主から「どうぞ」と言われるまでじっと待つのがルールだ。ネギフリー。タカノツメあり。各メニューのテイクアウトもできるので、天ぷらを2つ3つテイクアウトして、自宅でマイ天丼を作るのもオススメな利用法だ。スーパーの惣菜で作るより、簡単に美味しい天丼が作れる。池袋西口あたりに支店、出しませんか?(笑)


※2016/12、再食。少し値上げしていました。現在、かけ220円です。場所柄ということもあるし、値上げは致し方ないと思います。店の存続を第一に考えて、適正価格で運営していただければ。今回は、紅生姜天と生卵を乗せて、380円。紅生姜天は、大きく、生姜の香りがかなり強いものです。しっかりと水にさらしているんでしょう、噎せ返るような酢っぱさは抜けています。ただ、つゆの味を分かりにくくするのに充分なほど生姜の香りがあるので、好きな人は思いっきりはまるかもしれませんが、個人的にはハーフ(50円)でいいかなと思います。14:30の訪問で、先客1・後客0。閑散時間帯は、こんなものでしょうか。昼時には行列ができることもあるので、私はぜひ閑散時間帯に訪れたいです(値−1点)。

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★田端駅(JR山手線・京浜東北線)

「あじさい茶屋」  実食日:2000/?

  北口改札の外、“みどりの窓口”の中にあるという珍しい店。椅子席なしの小さな店である。味はノーコメント。通常、このチェーンではそば・うどん共に関西風も選択できるのだが、ここではうどんのみ選択可。変わりメニューには、冷やし磯とろろそば(夏季のみ? 400円)がある。しかし、これは俗に言う“山かけ”ではないので、間違いなきよう。めかぶがいっぱい入っているだけの、シンプルなメニューである。たぬき300円。

※閉店していました(2009/10、確認)。

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「かしやま」  実食日:2004/12

  北口を出て右、跨線橋を越えて右側の階段下。田端駅を利用する人のうち、ほんの一握りしか通らないような場所にある。立地的にはとても繁盛するとは思えないのだが、写真のとおり、行列ができていた。昼には少し早い時間だったのに。通な人に人気がある店なのかも。改札の近くにある上記「あじさい茶屋」よりも客は多そうだ。
  ここの売りは、値段。たぬき270円は、この辺りではかなり安い部類に入る。質の方も、麺は真っ白でつなぎを多用していそうな感じだが、意外に味はしっかりしていた。たぬきがもう少しカラッとしているとなお良かったのだが、そこまで望むのは贅沢というものか。

※現在、たぬき290円です。値上げしましたが、まだまだだいぶ安い部類です(2014/12、確認)。

※2016/1、再食。今回は、天320円を試してみました。麺はクラシカルな茹で麺、つゆはカツオの香りが上品なものでした。ただ、天は私の好みからはだいぶ外れています。揚げ置きでヘナヘナしており、それなのに油がかなり強いです。ゲソの風味があって味覚的には悪くないのですが、端の方を噛むとジュワッと油が滲み出てきます。個人的には、この店ではたぬきの油加減の方が好みです。

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