東京・山手線2
(西日暮里・日暮里・鶯谷・上野)

現在、38軒掲載(うち20軒は閉店確認済)
★西日暮里駅(JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線)

「あじさい茶屋」  実食日:2003/6

  都内各地にある「あじさい」と同チェーンなのだが、くすんだオレンジの構えは普通の「あじさい」とは若干趣が異なる。しかし、メニューや味は同じと思われ、やはりそのままでは高い評価はできそうもない。そこで、なんとかこのチェーンで満足を得られる方法はないものかと思い、肉そば(350円)を食べてみた。すると、肉の甘い煮汁がつゆに混ざり、その味を打ち消してしまうため、これならなんとか違和感なく喉を通すことができた。ただし、肉そばも肉が少なく、手放しで満足と言うにはほど遠い。たぬきは320円、店舗はJR改札を入った正面にある。


※閉店(「大江戸そば」化)していました(2007/6確認)。

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「しすせそ」  実食日:2005/7

  JR駅を出て、正面のバス通りを渡り、JRガード右脇の路地を入る。最初の路地を右に折れ、すぐ左側。商圏から外れている立地で客もあまり多くなさそうなのだが、土曜の昼下がりに先客が2名いたところから察するに、結構人気のある店かもしれない。
  ここの特徴は、麺。幅広の生麺を使用している。もちろん、食べ応え満点。たぬき370円(ワカメ・カマボコ入り)と、多少割高な値段設定なのだが、この麺なら入ってみる価値あり。しかし、つゆと具(たぬき)に関してはまだまだ工夫の余地がある。特につゆは、「讃岐うどん」を売りにしているのだから、もう少し昆布出汁を利かせた関西風にしても良いのではないかと思った。というか、うどんの方も試してみたい店である。丼ものや定食類もある。定食はすべて600円均一だが、日替わりで一品が500円になっている。また、サービス券制度を実施しており、1食1枚、10枚たまると370円相当のメニュー(たぬき・きつねなど)を1食無料で食べられる。なお、ちょっと変わった店名だが、これには店主の遊び心が垣間見える。ズバリ、「しすせそ」と書いて「さぬき」と読ませる。間違いない。若い店主なのだが、言葉遊びは玄人はだしだ。


※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。色褪せただけのように見えるかもしれませんが、よく見ると「そばうどん」の書体が違います。値段が上がっています。現在、たぬき380円です。なお、看板の「しすせそ」表記に脇に、しっかりと「讃岐」表記があります。やはり、「さぬき」と読ませたいようです(2014/12、確認)。

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「1・2」  実食日:2006/7

  地下鉄1番出口を出て、大きな道を渡って左(千駄木方面)へ2分。坂を上りきった辺りにある。「えっ? こんなところに駅そば?」と思いたくなるような、ちょっと意外な立地である。
  この店のそばは、麺とつゆはノーマル。これといった特徴はない。こだわりを感じるのは、具(天)。自家製店揚げと思われる天は種類が多く、たぬきを食べた感じからしてなかなか美味そうだ。値段的にも、たぬき280円(かけ220、各種天320〜)と、割と安い。そして、見逃せないワンポイントとして、そばと一緒に、なぜか小皿にタクアンが3切れ乗って出てくる。タッパーか何かに入っていて「好きなだけどうぞ」というパターンは見たことがあるが、このパターンは初めて。タクアン嫌いな人にとっては大きなお世話という感じだが、私の印象からするとちょっと得をした気分。これはこれで嬉しいものである。なお、店名の読み方は「いち・に」ではなく、「ワン・ツー」。


※閉店していました。すぐ近くにもう1軒未食店があった(店名失念)のですが、こちらもなくなっているようです(2009/6、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2007/6

  JR改札内コンコース。3つ上に掲載している「あじさい茶屋」の跡地。
  NREの「ご当地店」シリーズらしく、味覚的には「あじさい茶屋」時代とあまり変わらない。若干麺にぬめりがあり、角がないようにも感じたが、これはおそらく湯通し加減の違いによるものかと思う。たぬき320円。


※2014/1、再食。値段が上がり、現在はたぬき340円です。NRE系共通の変わりメニューがいくつかあります(値−1点、付+1点)。間口は広いですが、中はあまり広くなく、椅子付きカウンター6席と立ち食いカウンター5人分くらいだけです。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。価格は変わっていませんが、NRE系各店では消費増税前の2013/12に一斉値上げしているので、増税に伴う値上げがなかったというわけではありません(2014/11、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2015/7、確認)。

※閉店(「いろり庵きらく」化)していました(2016/8、確認)。

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「いろり庵きらく」  実食日:2016/8

  JR改札内コンコース、上記「大江戸そば」の跡地。今年7月に、生麺店舗としてリニューアルオープン。NRE駅そばの生麺化推進の一環。生麺化は、コンコースや駅の外側にある店舗を中心に進められている。ホームの店舗は茹で麺店舗として存続するか、閉店かの二者択一。コンコース&駅舎外側は、生麺化or閉店の二者択一のようだ。もっとも、ホームの茹で麺店舗も看板がどんどん変わっていて、近い将来には「あじさい茶屋」は絶滅しそうな勢いだ。NRE駅そばは目下、変化の過渡期にある。
  この店はリニューアルと同時に内装も一新され、厨房と客席の配置まで変わった。従前は入って左手・に厨房があったのだが、現在は入って正面が厨房になる。かなりお金をかけたリニューアルが行われている。現在の客席数は、椅子付きカウンター8席と、立ち食いカウンターが8人分くらい。機能性重視ということなのかもしれないが、ちょっと受渡口付近が窮屈になっているのが気がかり。混雑時にはやや混乱をきたしそうなレイアウトだ。券売機が店内・外にそれぞれにあるのだが、受渡口に2〜3人並ぶと、店内の券売機はまったく機能しない状態になる。というか、空いている時は外の1台が稼働していれば問題ないわけだから、店内の券売機は必要ないのではないか、と感じる。いたずらにスペースを狭くしているだけのような気がするのだ。
  訪問時(平日14時頃)には、麺は見込み茹でで対応していた。さほど粘着することなく、茹で加減はまずまずよろしい。NREの生麺は茹で加減を間違えると命取りになるものなので、これは今後も大事にしてほしい部分だ。つゆは、カツオ出汁を強化した「大江戸そば」時代の趣向を引き継いでいる。ただ、「大江戸そば」と「いろり庵きらく」とでは根本的にカエシが異なるので、味はまったく別もの。「大江戸そば」時代よりも、よく言えばまろやか&やさしい味で、悪く言えば淡くてモヤッとしている。たぬきは、油はしっかりと切れていたものの、揚げ置き時間が長めなのか少々湿気ていた。これはタイミングによる部分もあるかもしれない。たぬき370円。店舗限定的なものは特にない。お得な朝食セット(明太子)380円が健在。朝そば380円や朝食セット(納豆)420円もあるのだが、コスパ的に朝食セット(明太子)には敵わないだろう。箸はエコ箸。
  一点だけ、クレームを。訪問時、返却口脇の通路(受渡口と客席の間にあり、すべての客が通るところ)に、麺(うどん)のばんじゅうが放置されていた。中身入りで、蓋はなし。一時的に仮置きしているだけという感じではなく、私が入店してから退店するまでずっと放置されていた。これは衛生的に問題がある。厨房の中に入れるのがベストというか当たり前だが、スペース的にそれができないとしても、せめて蓋(空のばんじゅうを一番上に乗せるだけでもいい)をするくらいの気配りは欲しい。たまたまこの時だけなのかもしれないが、大きく印象を落としたので、当サイトでは「衛生−1点」とする。


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★日暮里駅(JR山手線・京浜東北線・常磐線、京成本線)

「あじさい茶屋」  実食日:2000/?

  かつて山手線ホームには、店名は忘れたがJR直営の美味い駅そばがあった。純和風の構えがまた魅惑的で、割と有名な店だった。しかし、これもある日突然「あじさい」に乗っ取られてしまっていた。どこまで続くのか、「あじさい」の快進撃。味・その他については、上記の田端駅の「あじさい」と同じなので割愛。たぬき300円。


※閉店(「大江戸そば」化)していました(2008/6、確認)。

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「六文そば」  実食日:2004/8

  東口ロータリーの隅っこにある店。出口からだと、街路樹が邪魔になって見えない位置にある。お馴染みの「六文」チェーンなのだが、同系他店とは看板のデザインが若干異なる。店に入ると、いきなり店主が「らっしゃい!」と声を張り上げる。江戸っ子だねぇ。そして、まず「そば・うどんどちらにしましょう?」と聞いてくる。トッピングを後で指定するタイプの店だ。
  この店、本当に「六文」チェーンなのかな? 値段やサービスも、同系他店とはずいぶん異なっている。値段は、たぬき280円。同系他店ではたぬきは300円なのだが。そして、各種天も280円と、かなり安い設定になっている。それから、ネギフリー、ボックスティッシュ完備といったサービスも同系他店にはないような気がする。そして、食べ終わった後には「ありやとやんした〜!」と声がかかる。
  私はこのテの威勢の良さは大好き。味覚面では特に加点材料はないのだが、気分良く腹を満たせる、いい店である。


※閉店していました(2006/2確認)。

※尾久橋通り沿いに移動して復活していましたが、外観も内装も値段も異なるので、別店として扱います(2006/5確認)。

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「おがわ屋」  実食日:2006/2

  JR南口を出て右、階段を降りて右へ20秒左側。西武新宿線野方駅にも同名店があり、値段や雰囲気から察するに、同チェーンか。
  この店はちょっと変わった食券制を採用しており、まずかけそば券(250円)を買い、それから追加トッピングを個別に買うシステムになっている。たぬきは30円なので、たぬきそばは280円という計算だ。トッピングは、50〜100円のものが主流で、種類豊富。だが、あまりこれといって「変わり種」というようなものはない。キムチ(150円)があるのは、韓国料理屋が多い日暮里ならではなのだろうか。味覚的には、半生麺っぽい感じの麺に特徴があるか。わりと美味。つゆは並、たぬきはやや油が勝っている感じ。丼ものやセットメニューもたくさんあるので、いろいろなタイミングで使い分けができそうな店である。


※値上げ(かけ250→270円。つまりたぬき280→300円)していました(値−1点。2009/2、確認)。

※値段が上がっています。現在は、かけ280円、たぬきは+30円で、310円となっています。セットメニューの中に「朝定食」が2種類あります(460円・490円)が、これらは終日販売しています。メニュー名を変えた方がいいような気がするのは、私だけでしょうか。また、トッピングのキムチは110円に値下げされていました(2014/6、確認)。

※看板が変わっていたので、写真を再撮影しました(左:旧、右:現)。メニュー・値段等は変わっていませんが、キムチのトッピングが廃されています(2015/2、確認)。

※そばを扱わないうどん専門店になっていました。当サイト上では、閉店の扱いとします(2015/7、確認)。

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「六文そば」  実食日:2006/5

  東口広場に出て、日暮里中央通りを繊維街方面へ1分、右側。2つ上に記載している同名店は「日暮里第一店」、こちらは「日暮里第二店」。別店である。第一店が閉店してこちらがオープンしたのではなく、この店はこの店で昔からこの場所にある。
  この店最大の特徴は、値段の安さである。写真を見れば分かると思うが、かけそばは200円。たぬきも250円である。ボリュームも水準級だし、太めの麺で食べ応えもある。ネギも入れ放題になっている。器は合成樹脂の安っぽいものを使っているが、それでもこの値段は嬉しい。天は種類が豊富で、80円〜150円まで様々。春菊天は80円なので、春菊天そばは280円ということになる。う〜む、安い。

※2014/11、再食。たぬき250円、値段据え置きです。もともと破格に安かった店なので、ちょっと頑張りすぎな気もします。でも、そのおかげでしょうか、かなり賑わっていました。かき揚げは「五目かき揚げ」という名で、100円。春菊やゲソなど、具だくさんです。サイズが巨大(厚さも3センチ以上ある)。これで100円は嬉しいのですが、若干胸が焼けます。気持ちは嬉しいですが、度が過ぎているように感じます。2/3くらいのサイズで十分満足できます。ネギが入れ放題ではなく、店側で入れるようになっていました(サ−1点)。

※2016/11、再食。平日22:00頃の実食でしたが、先客6・後客2と大盛況でした。立ち食いカウンターに空きがなく、返却口で食べさせてもらったほど。「一由そば」も人気だし、日暮里は立ち食いそば人気が根強いですね。実食は、そば+春菊天+生卵=340円。安いなぁ。春菊天は、見た目には青々していますが、香りはそれほど強烈ではありませんでした。衣の具合といい、結構私好みです。

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「六文そば」  実食日:2007/6

  JR北口改札を出て右、東口を出て新交通線の高架下を歩き、尾久橋通りを渡らずに左。2本目の路地を左に入ってすぐ左側。裏から行けばもっと近い道があるが、言葉での説明はこれが一番簡単。いずれにしても、東口を出て2〜3分を要する。店舗名は「日暮里3号店」。「六文」は、なぜか日暮里で強く、少なくとも3軒ある。駅前再開発で1号店は消えたかに思われたが、尾久橋通り沿いに移転して頑張っている(移転後未食)。店員が極東系の外国人で、衛生責任者の表示プレートにも外国人っぽい名前が書かれている。日暮里らしいと言うと語弊があるだろうか。
  味覚的には、やや味が濃いめのつゆに特徴があるが、総じて水準級。ネギはフリーではないが、店員が加減を聞いてきてくれる(いつもかどうかは分からないが)。たぬき250円は嬉しい安さ。


※閉店(「一由そば」化)していました(2009/6、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2008/6

  5つ上に記載している「あじさい茶屋」の跡地。駅の構造上しょうがないのかもしれないが、店の周辺はホームが非常に狭くなっていて、店舗写真を撮るのが極めて困難。線路を挟んだ向かいのホームからの方が全容を把握しやすい。
  味覚的には、「あじさい茶屋」時代とほとんど変化なし。これといった変わりメニューもない。店名を変えるのは悪いことだとは思わないけれど、変えるのなら中身も少しは変えてほしいと思うところだ。変わりメニューの設置、各種サービス、飲み水や内装の工夫など、改善点はいくらでもあるはずだ。たぬき320円。


※2014/1、再食。値上げして、たぬき340円になっています。変わりメニューにわさび菜天(390円)がありました(値−1点、付+1点)。

※2015/9、再食。値段が上がり、たぬき350円になっていました。味も、つゆが劇的に変わっています。もしやと思って厨房内を覗いてみたら、やはりマシン注ぎになっていました。全然違いますのでね、NREの茹で麺駅そばはもれなくマシン注ぎにした方がいいのではないかと思います。味を1点足そうかと思いましたが、妙にツルツルしている麺がつゆに馴染まなかったので、2点のままとします。

※閉店していました(2016/4/30付)。あからさまに邪魔な場所でしたので、今のご時世では致し方ないでしょうか。今のところ建物はそのまま残っていますが、近々に撤去されることでしょう(2016/7、確認)。

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「一由そば」  実食日:2009/6

  東口、日暮里・舎人ライナーをくぐって高層ビルの脇を通って尾久橋通りに出る手前。2つ上に記載している「六文そば」(3号店)の跡地。内装は「六文」時代からリニューアルされていない印象。品書きも六文スタイルだし、看板が変わっただけなのか。どんな事情があるのか詳しくは分からないが、脱チェーンと考えていいのだろうか。
  味覚的に「六文」時代と同じかどうかは、連食ではないのでハッキリとは言えない。変わっているとしても、さほど大きな変化ではない。つゆが、「六文」時代にはもっと深みがあり、同時に辛かったような覚えがあるが、この辺りの微妙な違いはタイミングによるところが大きいからねぇ。値段は変わらず、たぬき250円。全体的にかなり安い設定で、10種以上ある各種天は、概ね300円以内。一番高いメニューでも350円(海老天)である。季節限定メニューに、アスパラ天・セリ天(各280円)。セリ天は、入店前に認知していればぜひ試したかった。店の外に貼り紙一枚掲げてくれるとありがたいのだが。ネギフリーは、「六文」時代からさらに改善されたサービス。ちなみに、従業員は2人とも日本人だった(「六文」時代の実食時には極東系外国人だった)。

※2012/4、再食。24時間営業になっていました。また、テイクアウトに対応(割増なし)していることを確認しました。季節限定天ぷらに、みつば天、アボガド天がありました。天ぷらは、常時30種ほどあるようです(付+1点)。

※2016/6、再食。お馴染み、深夜3時に再食シリーズです(厳密には3:30頃)。暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。電車の走っていない時間だというのに、ちょっとした行列ができていてびっくりしました(写真には行列が写っていませんが、これは行列が途切れる瞬間まで待って写したためです)。この時間帯に行列ができる立ちそばは、ちょっと他にはないと思います。それでも、長居客がなく回転が速い店なので、待ち時間は2分ほどでした。先客・後客合わせて15人くらいいましたが、見事に全員男性で、作業服姿が目立ちました。店の前の路地は狭いですが、少し駅寄りに行ったところが広くなっていて駐めやすいので、車で食べに寄る人も多いようです。深夜帯でも各種天は多数ストックされ、さらに次々と揚げ足していました。24時間営業の立ちそばでは、夜間は対応メニューを縮小する店が多いですが、ここは全メニュー対応しているようです。レパートリーの多さを考えても、頭の下がる対応です。
  今回は、「そば+ゲソ天+生卵」を実食。時間帯による味の格差があまりなく、安定しています。昼夜を問わず客数が多いからこそ、この安定感が出せるのでしょう。タカノツメあり。濃いめのつゆが、タカノツメのドライな辛さによく合います。値段は少しだけ上がっていて、現在はたぬき260円です。エビ天は350円で据え置き。名物のゲソ天は310円、ジャンボゲソ天は340円。変わりメニューは次々に入れ替わり、今回はゴーヤ天(単品50円)・えだまめ天(単品50円)がありました。何回行っても飽きない、良店ですね。


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「六文そば」  実食日:2009/7

  東口サンマークシティの3階にある店。サンマークシティは日暮里・舎人ライナーのガーデンタワー口と直結したビル。連絡通路が3階なので、比較的アクセスはしやすい。ただし、3階フロアの一番奥の、ちょっと見つけにくい場所にある。新しいビルだから当然店も新しいのだが、店内は手狭。椅子付きカウンター一列と、出入口付近に立ち食いカウンターが少々増設されているだけ。キャパは、せいぜい7人。店舗名は「日暮里1号店」で、6つ上に記載している「六文」と同一店なのだが、改装・移転とみなすにはちょっと無理がある変革を遂げているので、新規店として扱う。
  この店舗では、なんと、生麺を使用している。しかも、注文後茹で。正直、これには驚いた。茹で麺の美学を追究しているとさえ感じていた「六文」が、まさか生麺を使うとは。さらに言うと、生麺を使うにしても、繊細な細麺だと「六文」特有の醤油の風味が強いつゆに負けてしまうのではないかと思った。しかし、出てきたそばは明らかに茹で麺時代よりも味覚的に勝るものだった。麺は細すぎず、しかも風味をしっかりと備えているので、つゆに負けていない。つゆは相変わらず醤油の風味が強い。関西人には好かれそうにない色・味だが、個人的には結構好き。たぬき290円(ワカメ入り)と、すぐ近くにある日暮里2号店よりは高い価格設定になっている(日暮里2号店では、現在も茹で麺を使用)が、味覚とのバランスを考えれば素晴らしい出来映えだと思う。「六文」の生麺参入は、他チェーンにとって脅威となるのではないだろうか。変わりメニューに、「おきあみとちくわのかき揚げおろしそば」がある(340円)。これは、女子栄養大学短期大学部のプロデュースにより「あらかわ満点メニュー」として開発されたもので、日暮里1号店でのみ扱っている。どの辺りが「あらかわ満点」なのか疑問は残るが、なかなか面白いコラボだ。ちなみに、ネギはフリー。

※値上げしていました。現在、たぬき320円です。日暮里2号店は値段を据え置いていたので、このチェーンの価格設定などの方針は店舗ごとに異なるようです(値−1点。2014/11、確認)。

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「仲屋」  実食日:2015/7

  駅から少々遠い。一番近いのは日暮里・舎人ライナーだが、マイナーなのでJR東口から案内。日暮里・舎人ライナーの高架下を歩き、尾久橋通りを渡ってから右(日暮里・舎人ライナーの高架下から外れる)へ。2本目の路地(わりと広い)を左折して2分、左側角地。JR東口からだと、信号につかまらなかったとして4分くらい。製麺所直営の立ち食いそば店で、客席は立ち食いカウンター5人分くらいのみ。店名は、日除けに大きく「仲屋製麺所」と記載されているが、貼り紙に「仲屋」の記載があるのでこちらを店名と見なすことにする。
  製麺所直営だけあって、麺はそば・うどんのほかに細うどんとひもかわを用意している。そばは番重入りの茹で麺だが、細麺なのに質感があり、また若干歯に粘着することから、生麺を連想させる。茹で麺は茹で麺でも、製法的にいわゆる「蒸し麺」ではないのかもしれない。つゆはカツオ出汁が強く香り、酸味も強め。ただ、一辺倒という感じではなく、まろやかな旨味も垣間見える。たぬきはふやけやすく、つゆ色にどす黒く染まる。天もフワフワ系なのだろうと推測。たぬき350円。店内冷房がなく、7月の昼に食べるにはかなり辛かった(店主はなおのこと辛いだろう)……と思いきや、食べ終えて外に出るとおばちゃんが2階部分にある室外機をめがけて地上からホースで放水していた。まさかのオーバーヒート? 次回食べに来るときには、空調が直っていることを祈ろう。


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★鶯谷駅(JR山手線・京浜東北線)

「庵」  実食日:2003/6

  鶯谷駅南口付近はかなり閑散としているのだが、目の前の通りを左に行き、跨線橋を渡ると3軒の駅そばが密集している。その中の1軒が「庵」だ。改札から歩くと3分くらいかかる。割と小綺麗な外観で、メニューも豊富、アジア系外国人の「いらっしゃいませ」もまた愛嬌。この店でそばを頼むと、まず最初の一口で「おっ!」と思う。なぜなら、生麺独特の歯ごたえと香りが広がるからだ。麺は文句なしに高評価を与えられる。その点、つゆと具がやや残念だ。別に不味いというわけではないのだが、麺のレベルが高いだけにもう一段階こだわりが欲しい。そこまで望むのはかなり贅沢なのだが、天下を取れるかどうかの瀬戸際だけに、惜しい。サービス面も充実しており、毎週火曜は卵(生orゆで)サービス。さらに、希望者にはそば湯も無料提供。ここまで行き届けば、たぬき320円はかなり安いと言えるだろう。


※ 閉店(「江戸そば本陣」化)していました(2004/10確認)。

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「富士そば」  実食日:2004/6

  上記「庵」の並び、言問通りとの交差点東南角にある店。やはり、南口から歩いて3分ほどかかる。それでも最寄りは鶯谷なのだが、地下鉄の入谷駅からでも徒歩圏内と言えそうだ。5〜6分かな。
  毎度お馴染みの「富士そば」で、味には特に記すことはないのだが、一つ頭にきたことがある。それは、飲み水。カウンターやテーブル上に冷水ポットが置いてあるのだが、モロにカルキ臭い。水道水だね。仕方なく臭い水で我慢して、食べ終わって食器を下げると、返却口の脇に冷水機がある。冷水機があるのなら、わざわざ水道水を出す必要ないだろうに。サービス1点減点。たぬきは、ワカメ入りで340円。


※値上げしていました。現在、たぬきは380円。ほうれん草(390円)や特撰富士(420円)、肉富士(430円)あたりの方が、満足度が高そうです。この店舗では、他の「富士そば」で扱っている「ゆず鶏ほうれん草」が見当たりませんでした(値−1点、付+1点。2014/6、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき390円になっています。ほうれん草400円、特撰富士450円、肉富士470円です。朝/夕そば320円、朝納豆定食370円、納豆ごはん220円の設定あり。昨年一世風靡し、その後中止していたポテそば440円が復活しています。一過性のものではなく継続的な需要がある、ということでしょうか(付+1点。2016/1、確認)。

※2016/10、再食。店舗限定でしょうか、他店舗では見たことがない「ミニカニコロ丼セット」500円を試してみました。私はコロッケ大好き人間(ただし、コロッケそばはそれほど好きではない。ご飯で食べる方が好き)で、特にクリームコロッケには目がないもので。カニコロは揚げたて(おそらく冷凍もの)でとても美味しいのですが、1つだけで、しかもソースが少ししかかかっていないので、ご飯とのバランスがとれていなかったのがちょっと残念。ご飯をもう少し少なくするか、ソースを多めにかけるか、いっそコロッケを2つにするか。もうひと工夫が必要かなと感じました。なお、納豆ごはんとポテそばは終了しています。

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「本陣」  実食日:2004/10



  2つ上に記載している「庵」の跡地にできた店。「庵」はお気に入りだっので、閉店してしまったのは残念だが、跡地にも駅そばができてくれたのはもっけの幸いだ。
  しかし、残念ながら味は少々落ちてしまった。麺がちょっと柔らかく、水っぽい感じ。もう少しコシを出してほしい。「庵」が美味かっただけに、ね。ただ、サービスの方は行き届いており、そば湯はポット入りのものがカウンター上に置いてあり、フリー。それから、キムチもフリーになっている。駅そばではかなり珍しいサービスではなかろうか。値段も、たぬき290円と、「庵」時代よりも若干下がった。狭い範囲に店が密集している(確認しただけでも、未食店があと3軒ある)鶯谷で生き残るのは大変だと思うが、是非頑張っていただきたい。


※改装していました。看板が「江戸そば本陣」から「石臼生そば本陣」に変わっていたので、店名は「本陣」であると解釈します(写真は左:旧、右:現。2009/4、確認)。

※行灯看板部分が貼り紙で潰されてちょっと印象が変わっていたので、写真を貼ります(右端が最新)。たぬきは単品の扱いで、かけ320円+たぬき50円。だいぶ値段は上がっています。温そばもそれなりにありますが、つけそば系の方がメイン格になっています。牛筋青唐つけそば790円など、美味そうですが全体的にかなり高い設定です。コスパ的には、温そばの麺単がオススメです。なお、公式HPに記載されているメニュー・価格とは大幅に異なっていますので、ご注意ください(2016/1、確認)。

※2016年7月に、閉店(「かくや」化)していました。「本陣」も「かくや」も、同じ業者の店。メニューも大きく変わった感じではありません。ただ、麺が押し出しに変わっていたので、別ブランド(=別店)であると判断、「本陣」は閉店と見なすことにします。もっとも、「本陣」時代の実食記録が古いので、どのタイミングで麺が変わったかは定かではありませんが。なお、浅草の「本陣」は、今のところ「かくや」化せずに存続しています(2016/10、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2005/5

  改札内、南口コンコース。見たところなんの変哲もない「あじさい茶屋」だが、実はこの店、たぶん他には類を見ないだろうと思われる特徴を備えている。それは、2階席があるということ。駅の外の立ち食いそば店では2階席があることもあるが、改札内の店舗では他に見たことがない。2階席からは、谷間を走るJR各線を眺め降ろすことができ、いつもの駅そばでは味わえない特別な趣がある。これだけでも、付加価値1点加点に値する。味はいつも通りの「あじさい茶屋」だが、なぜかたぬきそば(320円)にワカメが入ってきた。それも、かなりたっぷり。「ワカメそば」とも言えるほどの量だったので、サービスにも1点加点しておく。

※2009/9、再食。2階席は半分が喫煙席、半分が禁煙席です。タバコを吸える駅そばは、都内では極めて珍しいです。持ち込み飲食がOK(店内商品併用に限る。「持ち込みのみでの利用はお断り」の貼り紙あり)なので、結構いろいろな使い方ができそうです(付+1点)。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です。相変わらず2階席があってタバコが吸えるのですが、2階席は利用できる時間帯がだいぶ狭められています(16時まで)。節電のためだそうです(値-1点。2015/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2016/3、確認)。

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「てっちゃん」  実食日:2005/8

  南口を出て左、跨線橋を渡って階段下。このエリアには上記「江戸そば本陣」「富士そば」、さらに未食の「大和」などが狭い範囲に犇めいており、駅そば大激戦地帯を形成している。
  ここのそばは、やや丸みを帯びた麺に甘みが強めのつゆ。まぁまぁ平均的で、ライバル店に差をつけるような味ではない。ただ、そば・うどん以外のメニューが充実しているという点で、他店より優位に立っていそうだ。しかも、これがえらく安い。たぬきそばは300円と水準級なのだが、定食類が390円からある。丼もの+半たぬきそばのセットも、390円。これらは時間帯限定のメニューだが、午前中限定のメニューと午後限定のメニューがあるので、昼時を除けば常に何かしら390円定食がある。そば・うどんとのセット用の半カレー140円というのも、かなりお得。この店では、なるべく腹を空かして入り、単品ではなくセットで食べるようにした方が満足度が高くなるだろう。


※閉店していました。現在はリフォーム中ですが、「てっちゃん」の改装中という雰囲気ではないです(2009/9、確認)。

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「信濃路」  実食日:2009/2

  北口を出て右すぐ左側。看板は「定食」の字が目立つが、その隣に「そば・うどん」と書かれている。店内は、外見からは想像もつかないほどに広く、椅子付きカウンターのほかテーブル席も充実している。実食は中途半端な時間帯(15時頃)だったにもかかわらず、8割方席が埋まっていた。かなり流行っている店のようだ。麺類、定食のほか一品料理や酒も出す店なので、一杯飲み屋として利用する人も多いのだろう。
  味覚的には、あまり味がない茹で麺を濃いめのつゆでフォローしている感じ。つゆはちょっと辛いけれど、出汁はしっかりしているので個人的には嫌いではない。困るのは、精算方法が客によって異なるということか。先に払う人もいれば出るときに払う人もいる。客側に選択権があるようなので(少なくとも私の場合はそうだった)、なるべく後払いにした方がいい。客の出入りが激しく、店員もたくさんいる(外国人含む)ので、出るときに払った・払ってないのトラブルが多発しそうな雰囲気があるから。たぬきなし、かけ200円、天300円。お得感があるのは、山菜・カレーといったところ(ともに300円)。また、カレーライス300円にもお値打ち感がある。


※2017/3、再食。値上げしていました。現在、かけというメニューはなく、たぬき250円がかけの代用となっています。天(かきあげ)は330円。山菜・カレーも330円です。カレーライスは400円まで上がっています。壁一面をメニュー表が埋め尽くしていて、その中からそばメニューを見つけるのがちょっと大変です。厨房に背を向けた椅子付きカウンターのあたりにそばメニューがあります。周囲の客も多くは定食か酒が目当てなようで、そば・うどんは片手間にやっているような印象になっています。今回の実食は、天。かき揚げは揚げ置きで、サクサク感はないものの小エビの香りが利いていて味覚的には悪くないです。麺・つゆのバランス感は、相変わらずつゆの方がだいぶ勝っています。昆布出汁を中心としたバランス派で悪くはないのですが、かなり塩辛く、醤油の風味も強く出ています。
  平日11:30頃の訪問で、先客10人くらい。その多くが、出入口付近の席で酒を飲んでいました。だから、外から覗くと「え? 満席?」と感じるのですが、奥の方はがら空き。後客は3人で、いずれも定食類を注文。そば・うどんを食べる人は少ないようです。定食や酒類の方が客単価が高くなるから、店としてもありがたいんでしょうね。


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「かくや」  実食日:2016/10

  南口を出て左、跨線橋を渡って階段を折り、右折して高架を潜って左へ20秒、右側。上記「本陣」の跡地。「本陣」も「かくや」も、同じ業者の店。メニューも大きく変わった感じではない。ただ、麺が変わっていたので、別ブランド(=別店)であると判断する。もっとも、「本陣」時代の実食記録が古いので、どのタイミングで変わったかは定かではないのだが。食券制で、客席は椅子付きカウンター11席。
  茹で場が客席からよく見える位置にあるので、押出製麺とはどのようなものなのかを学びたい方にはうってつけの店。太く、微妙に形が揃っていない麺。薄いグレーで、細かい星が無数に見られる。舌触りツルツル、歯ごたえプリプリ。食感が良いし、風味もまずまずよいと思うのだけれど、歯ごたえの強い麺がこれだけ太いと、少々食べ疲れする。量も多いので、終盤に少々飽きがくる感じだ。流行るタイプではあるけれど、私にはちょっと重い。つゆは、雑味の少ないカツオ系の出汁。スッキリしてはいるのだけれど、塩気は強い。かけ330円、たぬきは単品の扱いで50円。ただ、今回はミニかき揚げ丼セットを食べてしまったので、たぬきについてはコメント不能。かき揚げ丼は、円筒形の深い食器を使い、かき揚げを半分に割って縦に差し込むという、無理やりな盛りつけ方。かき揚げがそそり立っていて見た目には面白いけれど、ちょっと食べにくい。序盤は、なかなかご飯をほじくり出せず、かき揚げだけで食べることになってしまう。すり鉢型の丼の方がいい。大きいかき揚げで、ひと目見て胸が詰まったのだけれど、油はさほど重くなく、食後にもたれることもなかった。途中で飽きたのは、かき揚げ丼よりもむしろそばの方だ。
  他メニューは、天430円、いか天430円など。既成メニューは少なく、単品トッピングが多数設定されている(50円・70円・100円・150円の4種)。「鬼ラー油」50円が面白いが、これはつけそば向けの追加トッピングだろうか。かけにも追加できるのだろうか。どちらかというと、かけ系の麺単よりもつけそばやセットメニューの方が充実している。ただ、つけそば系はいかにも高い。牛筋青唐つけそば790円、肉そば870円。虎ノ門系の路線なのだろう。ミニ丼セットも、ミニかき揚げ丼セットなどの630円が最安。特に「これがお得!」という感じのものがなく、味覚面も含めて、どのようなシーンでこの店を利用しようかと少し悩む感じだ。
  実食は平日の14時頃で、先客1・後客0。昼時を外れていたとはいえ、すぐ近くの富士そばには5人くらい入っていたのでね、ちょっと劣勢な印象を受ける。気になったのは、店頭の貼り紙に値段の高いメニューばかり掲示されていること。富士そばとの差別化を図っているのかもしれないけれど、これだと入るのを躊躇する人も多いのではないだろうか。「かけ・もり330円」は、目に入りやすい場所に表記しておいた方がいいと思う。富士そばより30円高いけれど、味覚的に全く別物で、若者受けしそうな食感・味覚でもあるので、食べ比べて「かくやの方が好み」となれば、少々高くてもこちらを選択してくれると思う。


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★上野駅(JR山手線・京浜東北線・常磐線・高崎線、東京メトロ銀座線・日比谷線、東北・上越新幹線)  ※京成上野駅は、東京・私鉄7に別途掲載。

「そば うどんコーナー」  実食日:1998/?

  高崎線(13番線)のホーム上にある。ホームの駅そばにしてはえらい規模が大きく、椅子席はないが20人は悠に入れそうだ。そして、驚くべきはその素早さ。駅そばは「早い・美味い・安い」が美徳だが、このうちの「早い」が売りになる店は少ない。そんな中、ここは食券を出してから10秒くらいで出来上がってしまうのだ。多少、天が焦げ臭いのが気にはなるところだが……。変わりメニューには、つくねそば(400円)がある。たぬきなし、天360円。


※ 閉店(ラーメン店化)していました(2005/5確認)。

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「喜多そば」  実食日:2003/12

  改札内、北側(入谷口方面)コンコース、13番ホーム階段上にある店。金町駅(JR)の「喜多そば」と同じチェーンだろう。ところが、同じチェーンなのに、味にも値段にも、途方もない差がある。え〜、金町の方が上です。
  まず、値段。たぬきがないので比較しにくいが、天は360円(金町は310円)。ボリュームも控えめで、味にもあまり面白味がない。金町は美味かったのになぁ……。しかし、この店にも利点はある。それは、レスの早さ。上記「そば うどんコーナー」も早かったが、ここはそれ以上だ。食券を出してから出来上がるまで、たぶん5秒くらいだ。「時は金なり」の都会では、重要視する人もいるかもしれない。特に、下町っ子は気が短いから。変わりメニューに、鶏かば焼きそば400円。


※改装していました(写真は、左:旧、右:現)。「たぬき」登場、340円です。ナルトとほうれん草が入ります。浅草口の「喜多」と同じ内容ですが、仕事の速さは相変わらず際立っています。今回計ってみたら、9秒でした(ボ+1点、値−1点。2005/12、再食確認)。

※値上げ(たぬき340→360円。値−1点)していました(2009/2、確認)。

※2009/8、再食。味覚等に変化なし。「天そば」を注文、ストップウォッチで計ってみたところ、7.44秒でした。相変わらずすごい手際の良さです。天ぷらは店揚げとの表記がありますが、味覚的には配送品級でした。

※エキナカ再開発に伴い、閉店していました。いろいろと思い入れのある店なので、残念です(2011/3、確認)。

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「つるや」  実食日:2004/2

  不忍口を出て正面。人の多い雑踏にありながら、大きな看板がよく目立っている駅そばである。実はこの店、これまで掲載しなかったものの、すでに10回近く食べに来ている店である。味はたいしたことないのだが、メニューが豊富で何回来ても飽きないので、チョコチョコと寄っているのである。今まで掲載しなかったのは、「たぬきそば」を食べたことがなかったためである。
  ここの最大のセールスポイントは、大盛り無料サービス。結構まともな大盛りで出てくる。ただし、丼は並盛りと同じものを使うので、つゆが少なくなってしまうのだが。メニューとしては、きしめん(390円)、大阪うどん(400円)、西郷うどん(まる天。400円)など、全国各地の名物を取り揃えている点が面白い。たぬきは330円。


※2015/7、再食。看板が変わっていました(写真は左:旧、右:現)が、内装は以前のままです。椅子付きカウンターがメインで10席余りあり、フロア中央に立ち食いテーブル席があります。麺は生麺の茹で置きで、断面が偏平形をしたタイプ。やや粘着します。つゆはカツオ・昆布のバランス派で、アンチを作らないタイプの味。全体的に、バランス感のよい一杯です。値段は少々上がっていて、現在たぬき360円です。きしめん430円、大阪うどん440円です。西郷うどんは終了しています。また、大盛り無料のサービスも終了していて、現在は大盛り100円です。朝11時まで限定の朝定食が2種設定され、ともに400円。納豆の方に、ややお得感あり。
  立地がよく客数の多い店ですが、実食時には半数以上が極東系外国人でした。これはこの日に限ったことではないようで、メニュー等には英語と中国語が併記されています。また、「そばorうどん」の選択システムがよく分かっていない外国人が多いようで、写真を見せて選ばせています。それでも、注文の品が出来上がって呼んでもなかなか取りに来ないなど、難しい面があるようです。いっそ、食券を番号記載にして番号で呼んだらどうかと思うのですが。また、冷水機の脇に未使用のコップと使用済みコップが並んで置いてあるのですが、外国人はちゃんとこの区別ができている(使用済みは上向き、未使用は逆さに置いてある)のでしょうか? 外国人対応の努力はかなりうかがえますが、あと一歩という感じもします(味+1点、値−1点、サ−2点、付+1点)。


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「生そば処」  実食日:2004/6

  JR7・8番ホーム、中央階段下。カウンター一本だけの狭い店で、冷房なし。おまけに、換気扇が回っていて、厨房の熱風が見事に客席に流れ込んでくる。夏場はちょっと辛い。確かに、店員は一日中厨房にいるわけだから、ずっと熱風を浴びていたのでは蒸されてしまう。だからといって、客席に流し込むのはどうかと思うのだがなぁ。店の外に逃がすとか、できなかったのかな。
  味等には、これといった特徴はない。若干ボリュームがあるかな、という程度。たぬき330円。


※閉店(「爽亭」化)していました(2013/1、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2004/6

  JRの入谷改札を入って、右斜め前へ30秒、右側。ピカッと新しいテナント街にある。この店はちょっと変わっていて、牛丼屋のようなコの字型のカウンターが3つ並んでいる。席について食券を出すと、配膳してくれる仕組み。「松屋」のようなシステムだと言えば分かりやすいだろうか。
  どうもこのチェーンでは全面的に麺を変えたようで、味は「私の記憶にある同系他店」よりも上。つゆと具が水準に達していないため、まだまだ評価は高くはないが、将来的に少しは楽しみが出てきている。たぬき320円。それにしても、上野駅は改札内に駅そばがたくさんあるなぁ……。


※閉店(「大江戸そば」化)していました(2008/10、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2005/1

  JR9・10番ホーム(常磐線)の中程にある。ホーム上の店舗らしく、中は狭い。カウンターを使えるのは5人程度で、それ以上入ると丼を持ったまま食べることになりそう。
  味は同系他店と変わらないので割愛するが、2点だけ注記。まず、ここではたぬきそばにワカメが入ってきた。以前にどこかで一度ワカメが入ったことがあるが、通常の同系他店では、たぬきにワカメは入らない。もう一点は、これまたホーム上の店舗ならではなのだが、持ち帰り(列車内への持ち込み)に対応してくれる。これは気が利いている。たぬき320円。

※閉店(「大江戸そば」化)していました(2014/2、確認)。

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「喜多そば」  実食日:2005/6

  JR中央改札を出て左、浅草口出口左脇。L字型カウンターがメインだが、隅の方に不自然な形で2〜3人用のカウンターを増設してある店。が、この増設カウンターはちょっと不便。というか、狭い。カウンター上に肘をつけばすぐに頭が壁に当たるし、ちょっと尻を突き出せばL字カウンターの客とぶつかってしまう。満員でなければ、L字カウンターの方に陣取った方がいい。
  味は、若干値段(たぬき340円)に遅れをとっている印象。ちょっと水膨れしたような茹で麺で、具(たぬき)も既製品である。プラス材料は、ナルトとホウレン草が入るということ。


※改装していて、現在は奥の方に椅子席もあります。麺は太め、たぬきは変わらず既製品ですがエビの風味があって悪くありません。値段は下がっていて、現在はたぬき320円。ただし、サービストッピングはなくなっています。変わりメニューとして「ラッセラー青森角天そば」(500円)が登場していたほか、朝10時まで限定の「朝得セット」(たぬきそば+ご飯+生卵+お新香で390円)に魅力を感じました(味+1点、値+1点、サ−1点、付+2点。写真は左:旧、右:現。2010/12、再食確認)。

※閉店(「いろり庵きらく」化)していました(2015/1、確認)。

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「めとろ庵」  実食日:2007/11

  JR不忍口を出て御徒町方面へ。JRガード東側沿いの路地(アメ横ではない方)に入って30秒右側。店舗自体はガード下にあって、ガード間の路地からでも出入りできる造りだが、こちらは完全に「裏口」。足元に小さな看板が出ているだけなので分かりにくい。メニュー、値段、麺やつゆの感じも含め、メトロピア内に展開している同名店と同チェーンであると考えられるのだが、メトロピア内ではなく地上に店があるということが注目に値する。いよいよ、広域展開を始めるのだろうか。
  味覚的には、注文後に茹でる生麺がシコシコで◎。つゆも、関西風を意識した薄味仕立てで美味しい。厨房がある1階は部分的に椅子があるカウンターだけなのだが、ゆっくり食べたい人のために2階席も用意されている。盆に乗せてくれるし、そば湯もある。ほとんど欠点が見当たらないすばらしい店なのだが、一つだけ気に入らないことがあった。それは、厨房内での店員同士の私語が多すぎるということ。手が空いているときならまだしも、調理中もずっと喋っている。唾が飛びそうで、あまりいい気がしない。厨房が客から丸見えの店では、終始喋っていないと気が済まない若者は従業員に採用しない方がいいのではないかと思う。ここでは、衛生点を1点削らせていただいた。たぬき350円(カマボコ入り)。


※閉店していました。跡地は寿司屋ですね(2010/4、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2008/10

  JR入谷改札を入って右。4つ上に掲載している「あじさい茶屋」の後釜。店名と看板が変わって、メニューもちょっと変わっただけで、食材等は基本的に変わっていない。内装もそのままで、牛丼屋タイプのコ字型カウンター3本と、壁際にカウンター席とテーブル席がある。
  味覚的にこれといった目新しさはないのだが、従業員の接客姿勢が非常に好ましかった。昼の混雑時に、つゆをカウンターにぶちまけた客に対しても、嫌な顔ひとつせず、2人がかりで迅速に対処していた。たかだか客単価300〜400円とはいえ、この気遣いは欠いてはいけない。客商売のなんたるかを、ちゃんと理解しているように感じられた。「大江戸そば」に生まれ変わって、変わりメニューもいくつか生まれている。海鮮かき揚げとワカメが乗る大江戸そば(480円)の他、丸天玉たくあん刻みそば(530円)がある。錦糸町の「大江戸」にもあったこのメニューは、AMラジオ・文化放送「玉川研究所」の企画提案メニューらしい。試してみたいのは山々なんだけどね、ちょっと値段的に……。たぬきは320円。


※エキナカ再開発に伴い、閉店していました(2011/3、確認)。

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「かのや」  実食日:2009/4

  JR不忍口を出て、ガードの東側を御徒町方面へ。2つ上に記載している「めとろ庵」を越えて、「寿司倶楽部」(寿司食べ放題)の角を左折、20秒右側。大きなテーブル席と椅子付きカウンターを合わせて20人以上は収容できる店。全体的に照明が暗めで、喫茶店のような雰囲気がある。
  この店のそばで一番気に入ったのは、つゆの第一印象。食べ進めるうちに慣れてきてしまうのだが、最初の香りがすごく良い。麺は生麺で、タイミングによって茹でたてになったり茹で置きになったりする。歯ごたえが良く、なかなか美味い。たぬきは小エビ入りで、香ばしい。味は4点を付けたが、限りなく5点に近い4点である。従業員が元気いっぱいなのも好ましい。たぬき350円。変わりメニューには、岩のり、玉子とじ(いずれも400円)がある。セットメニューも多数設定しているが、一番安いかき揚げ丼セットでも570円する。麺類単品の方がお値打ち感があるかも。

※閉店していました。改装工事を経て、同じ「かのや」としてリニューアルされたものの、串揚げ専門店となりそばの扱いはなくなりました(2016/10、確認)。

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「富士そば」  実食日:2011/5

  店舗名は「上野店」。JR浅草口を出て左、小さな横断歩道を渡って右、歩道橋下。駅からごく近く、間口も広いのだが、駅を出た時点では歩道橋に隠れていて見えないので、意外と目立たない。店内には椅子付きカウンターが6列あり、フロア面積のわりに席数が多い。
  麺は、細めの平麺。数年前までは「富士そば」で出会うことが多かったタイプの麺だが、ずいぶん久しぶりに再会した気がする。この麺は茹で方を間違えると評価を大きく落とすことになるのだが、この店舗では管理がうまくいっているようで、まずまずよい食感が得られていた。たぬき370円(ワカメ入り)。変わりメニューにあさりそば(400円)があるほか、6〜10時限定で提供している朝そば(温玉+きつね)・朝定食(たぬき+おにぎり)がともに300円とお得な設定になっている。受渡口付近にそば湯ポットあり。

※値上げしていました。現在、たぬき380円です。変わりメニューに、冷やし葉大根そぼろ440円があります(温の有無は未確認)。ご飯ものにミニ葉大根そぼろ丼もあり、そばとのセットで520円。もともとこの店舗ではそぼろ温玉丼を扱っていたので、さらにひと工夫加えた、といったところでしょうか。生ビール300円に「上野店特別価格」と表記されています。最近訪問した西荻窪・新小岩(北口)・高円寺・荻窪はいずれも280円で、むしろ上野店の方が高いですね……。西荻窪ほかの店舗は缶ビールの可能性が高そうです(2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。店舗限定メニュー・やきとりそば420円があります。店頭サンプルを見た限り、串に刺さったままの焼鳥が2本トッピングされるようです。面白いアイデアだと思います。「乗せる必要、ある?」という声も出てきそうですが、私はこういう遊び心は好きです(2016/1、確認)。

※2016/8、再食。この店舗が発祥の葉大根そぼろそば450円を試してみました。券売機では「冷やし」の括りになっていますが、温にも対応しています。私は温そばでいただきました。トッピングは、肉そぼろ・みじん切りの葉大根・温玉。葉大根の食感が強すぎるのではないかという危惧は、杞憂でした。しっかりと茹でてあるのか、肉そぼろとの食感バランスがとれる程度に柔らかくなっていました。青臭さもほとんど気にならず、なかなか美味しくバランス感も良い一杯に仕上がっていました。肉そぼろに甘辛い味付けが施されているので、つゆにも旨味が増します。ほんのりと生姜の風味が見え隠れするのもgood。そぼろ自体がどうのというより、つゆが美味しくなるトッピングですね。九州のかしわそばに通じる味わいで、満足できる内容でした。なお、やきとりそばは終了していました。超残念です(付−1点)。

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「みはち」  実食日:2011/8

  地下鉄の2番出口を出て左、すぐの路地を左折して30秒、左側。椅子付きカウンター5席と、立ち食いカウンターが15人分くらいある。
  麺は生だが、食感・香りともほどほど。つゆも薄味で、印象力に欠ける。この店で特筆すべきなのは、自家製店揚げの各種天だろう。入店時にはかき揚げが3つだけ揚げ置いてあったが、その他はすべて注文が入ってから揚げている。かき揚げも、回転が速いだろうから3つくらいだったらほぼ揚げたてに近い状態で食べられるだろう。実食は、春菊天(420円)。衣が薄く青々としていて、見るからに巨大。しかし、食べてみると意外にふんわりしていて食べやすく、胃にももたれない。かけ350円。たぬきというメニューはなく、天かす・ネギ・ワカメがセルフサービストッピングになっている。ただし、入れ放題ではなく「ひとつまみずつ入れてください」との注意書きがある。トングが小さいので、ひとつまみではあまり多くは入れられない。この他にもいろいろなサービスを設定している。毎週火曜は、「感謝デー」と称して特定メニューが80円程度値引きになる。また、各種セットメニューにかなりのお得感がある。朝定食(10時まで)290円、ランチセット(11〜14時)480円、みはちセット(時間帯不問)380円などは、特に魅力的。麺類単品が高めの設定になっているだけに、これらのセットメニューを効果的に利用したい。箸はエコ箸・割り箸併用。

※微妙に改装していました(写真は左:旧、右:現)。改装前の方が綺麗に見えるのが若干気になりますが、日除けをロール式にしたようです。たぬきなし、かけ350円。値段は据え置きです。朝定食290円のほか、270円の朝定たまご・朝定納豆、330円の朝定カレーがあります。ただし、これらはハーフ麺になるので注意。ランチセットは500円に上がっています。みはちセットというメニューは消滅しています。一番お得な感じがするのは、ミニカレー丼セット480円でしょうか。フル麺+フル丼のお好み天丼セット570円も高コスパです(2015/6、確認)。

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「爽亭」  実食日:2013/1

  JR7・8番ホーム中ほど。9つ上に記載している「生そば処」の跡地。跡地というか、業者は変わっていないので、店名が変わっただけという見方もできる。どうやら、首都圏にあるJTSの駅そばは、全面的に店名を「爽亭」に統一するようだ。間仕切りのない半露出店で、客席は立ち食いカウンター1本のみ。
  麺は、味のない茹で麺。昔ながらの立ち食いそば、という感じ。つゆは、適度に塩気があるが、あまり奥行きはない。出汁は、鼻にはよく香るが、喉には香らないタイプ。麺・つゆとも今一歩な感じなのだが、両者の相性が良いのだろうか、食後に特に物足りないとは感じなかった。たぬき320円(ワカメ入り)。値段的には、「生そば処」時代よりも下がっている(たぬきに関して)。レギュラーの変わりメニューは特にないが、季節限定のオリジナルメニューを3種用意している。あと、都内の店としては珍しく、車内持込み容器(40円)を扱っている。北の玄関口として、比較的長距離移動する客が多いためだろうか。
  細かいイチャモンをひとつ。受渡口で食券を出すときに、そばとうどんとで出す場所が分かれている。それはいいのだが、「うどん」の場所に出して「そば」と言うと、店員からかなり嫌味を言われる。「ほらほら、こっちはうどんって書いてあるでしょー」という具合。私が食べている間に、合計3名様がこの嫌味の餌食に。混雑混乱している時ならいざ知らず、比較的余裕のあるタイミングだったので、これは当事者でなくてもあまり気分のいいものではなかった。客が「そば」と言っているんだから、黙ってそばを作ればいいのに。そんなことを言っていると、お客さんいなくなるよ。たまたま意地悪な店員さんに当たってしまっただけだと思うが、不愉快だったのは事実なので、サービスを1点引かせていただいた。

※値上げしていました。現在、たぬき330円です。荻窪駅にあった「のせ放題」が、この店舗にもありました(430円)。かき揚げ・たぬき・ごぼう天・生玉子・春菊天・きつね・わかめが乗せ放題です。天玉(480円)よりも安い設定なので、これはたいへんお得です。というか、このメニューで天玉を作れてしまうので、天玉という既成メニューを用意している意味がよく分かりません。「かき揚げ+10円」で乗せ放題という設定ですが、採算的に大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配になります。節度をもって利用しましょう(値−1点、付+2点。2015/1、確認)。

※のせ放題が終了していました。期間限定と謳いながらずいぶん長いことやっていたので定着するのかなと思っていましたが。残念です。なお、旧写真が良くなかったので、貼り替えました(付−2点。2015/6、確認)。

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「元長」  実食日:2013/6

  今年4月開店の新店。JRの入谷口を出て右、すぐの横断歩道を渡り、路地(というほど狭くないが)に入る。首都高高架下の昭和通りを、渡ってから左折して30秒。駅出口から、距離的にはそれほど遠くないが、昭和通りを渡らなければならないのがちょっと難点。地下鉄の5番出口も徒歩圏内にあるが、やっぱり浅草通りを渡らなければならないのがネック。立ちそばを駅と関連付けて巡っている私としては、昭和通りの西側に立地してくれるとありがたかった。客席は椅子付きカウンターのみで、席数は13。
  麺は、注文後に茹でる生麺。細麺なのだが、歯ごたえはわりとしっかりしていて美味しい。そして、それに輪をかけて美味しいのが、つゆ。雑味がなく、爽やかでクリアな味わい。香りも申し分なく、特に麺をすすりこんだ瞬間にツンと鋭く香る。味はわりと濃いめなのだが、品がよく後を引くので、最後の一滴まで気持ちよく飲み干せる。各種天は自家製店揚げ。たぬき370円。価格は全体的に高め傾向だが、その中でかき揚げ360円が光っている。ん? 待てよ。このたぬきとかき揚げの価格逆転現象、どこかで見たような……。両国を中心に展開する「文殊」と同じ価格体系だ。そういえば、味覚的にも系統が似ている。詳細は調べていないが、十中八九関連店だろう。全体的に「文殊」よりも洗練された味覚であるように感じたのは、実食が朝イチだったのと、空いていたこともあって丁寧に作ってくれたのと、この2点によるのではないだろうか。やっぱり立ちそばは、朝イチが一番美味い。
  メニューとサービスに関して、もう少し追記しておく。朝10時までに限り、朝定食を扱っている。ソーセージ天そば+なめたけ丼、またはわかめそば+納豆ごはんで、ともに410円。ソーセージ天そば+納豆ごはん、にはできないのだろうか……。それよりもお得感があるのが、そば定食500円。かき揚げ丼or鶏丼orカレーライスとかけそばのセット。麺類単品が割と高めなので、これらのワンコインセットがお得に感じる。また、学生に限り、オールタイム大盛り無料サービスがある。


※値上げしていました。現在、たぬき390円です。かき揚げは380円で、相変わらずたぬきよりもかき揚げの方が安い設定です。こだわりますね。そば定食は520円、朝定食は430円になっています。また、日替わり定食520円もお得な設定です。麺類単品が割と高い設定なので、軽く間食という感覚ではなく、ガッツリ昼食という感覚で利用した方が、満足度が高くなりそうです(2015/1、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2014/2

  JRの9・10番ホーム中ほど、9つ上に掲載している「あじさい茶屋」の跡地。跡地というか、看板が変わっただけというか。店内は相変わらず立ち食いカウンターのみだが、券売機が外に出されたぶん店内が広くなり、現在は7〜8人くらいは入れそうだ。
  味覚的には、特段の変更はない。典型的なNREスタンダード。「あじさい茶屋」時代には「たぬきそばにワカメが入った」と書いているが、今回は入らなかった。値段が上がっていて、たぬき340円。ただし、これは店名が変わったことに由来するものではなく、2013/12/16のNRE系駅そば一斉値上げによるもの。


※2015/12、再食。つゆは、マシン注ぎになっていました。最初のひと口でカツオ出汁がツンと香るので、印象が向上しています。麺の湯通し具合もよく、現状ではほぼベストと言える状態で提供されました(味+1点)。箸はエコ箸です。値段が上がり、たぬき350円になっています。暖簾が変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。

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「いろり庵きらく」  実食日:2015/1

  JR中央改札を出て左、浅草口出口左脇。9つ上に記載している「喜多そば」の跡地。う〜む、ここも生麺化ですか。「いろり庵きらく」がダメということではないのだが、ここにあった「喜多そば」は「早さ」という点において大きな特徴があった店なので、なくなってしまったのが残念だ。客席は、椅子付きカウンター15席と立ち食いカウンター10人分くらい。
  調理にやや時間がかかっていたので麺を注文後に茹でていたのかもしれないが、食感は茹で置き級だった。つゆも含めて、まぁ平均的な「いろり庵きらく」の味だ。たぬき370円。受渡口にそば湯ポットあり。ちょっと(たぶん「いろり庵きらく」では初めて)飲んでみたのだが、残念なほど香らなかった。そこそこいい感じの濁りがあるのに香らないというのは、どういうことなのだろうか。箸はエコ箸。


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「爽亭」  実食日:2015/6

  JR11・12番ホーム中ほど。7・8番ホームの同名店と同じような店舗なのだが、位置関係がちょっと違っているので別店として掲載する。7・8ホームの「爽亭」と9・10ホームの「大江戸そば」は同じような位置にあるが、この店舗だけはなぜかだいぶ日暮里寄りの方にある。7・8ホームの店舗よりも空いている(券売機が、7.8ホームは2台あるのに対しこの店舗には1台しかない点にも表れている)ことが多いので、混雑時間帯の利用の場合はこちらに回ると手早く食べられる。この手の店にしては珍しく冷房も利いていたので、夏場でも快適に食べられるだろう。立ち食いカウンター一列のみで、キャパは5人くらい。
  麺は、わりと硬質な茹で麺。少々ざらつきがある。食感的に小麦粉が際立っていないのが私好み。そばの風味はあまりないが、茹で麺としては好きな部類だ。つゆは、塩気はほどほどにあるものの香り・余韻があまりなく、若干物足りなさを覚える。たぬきは既製品の揚げ玉。全体的に昭和な感じの味覚だが、麺には少々の個性を感じる。たぬき330円(ワカメ入り)。期間限定と思われる冷やし系の変わりメニューがいくつかあったほか、朝得そば300円の設定がある。また、ミニ明太たかな飯セットがワンコイン設定の500円。ちなみに、この店で扱うご飯ものはミニ明太たかな飯と、「ごはん」110円のみ。カレーを扱っていないのがちょっと不思議な感じだ。……というか、唯一のご飯ものがずいぶんとレアなところを攻めているなという印象。サービスとしては、使用済み食券(スタンプ押印後、返却される)を3枚集めると生卵サービスという制度がある。3枚目の注文時に利用できるので、現実味という点ではなかなか。


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