東京・山手線6
(大崎・五反田・目黒・恵比寿)

現在、24軒掲載(うち7軒は、閉店確認済)
★大崎駅(JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京臨海高速鉄道)
「あずみ」  実食日:2003/12

  改札内、南北改札の連絡通路にあるショッピング街「Dila大崎」の一角。間口が広いので、非常に分かりやすい。
  最近、このチェーンは変わってきているような気がする。もともとは赤看板の普通の駅そばだったのだが、ここの店舗はオレンジの看板。たぬき(麩、ワカメ入り)350円という値段、たぬきに青のりがたっぷり入っているという点、そして生麺使用と、秋葉原駅のホームにある「あずみ」と同じそばを出している。同じチェーンの中でもやや本格趣向なのだが、私個人としては赤看板の方が好き。「本格化」は、必ずしもプラス材料になるとは限らないのではないだろうか。

※冬季限定メニューの「鴨そば」、高い(510円)けど味覚的には超オススメです。鴨の脂がつゆに程良く染みわたり、焼きネギとの相性も抜群です(付+1点。2007/12再食確認)。

※値上げ(たぬき350→370円。値−1点)していました。代々木店同様、「エコ箸」が導入されています(2008/10、再食確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、たぬき380円になっています。鴨そばは合鴨そばに名を変えて、570円になっています。合鴨つけそばも同額。美味そうですが、ちょっと手を出しづらい価格帯になってしまったのが残念です(2015/3、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。値段的に、飯田橋駅とは違い、国際展示場駅と同じ内容でしょうか。写真入りメニューを見ても、一部メニューに麩が乗っています(たぬきの写真はない)。合鴨そばは580円になっています。全体的に高い印象がぬぐえない中、おぼろ月見(おぼろ昆布+生卵)400円がわりと安く感じます。ミニカレー丼セット530円も割安でしょうか(2016/8、確認)。

※2016/12、再食。ミニ牛丼セット550円を試してみました。まぁ、特段の感動はなく、無難に喰えるという感じです。なお、セットメニューのそばには、花麩が乗りません。「あずみ」は、花麩を乗せてたぬき390円の店舗と、乗せずにたぬき350円の店舗とがありますが、セットメニューは内容も価格も統一になっているようです。花麩に40円の価値があるかどうかは、人それぞれでしょうか。私は、たぬき350円の店舗に行きたいです。

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「上川」  実食日:2004/11

  北改札口を出て右へ2分、高架の通路で山手通りを渡ってすぐ右手の階段下。大崎ニューシティの2階と言った方が分かりやすいだろうか。
  写真を見て分かるように、「立喰いそば」と書かれた暖簾が出ているにもかかわらず、店の雰囲気は一杯飲み屋風。表に出ている品書きも「刺身定食1280円」とか、高い品ばかり。そば目当てだと、ちょっと入るのに逡巡してしまう。実際にはたぬき270円とかなり安い駅そばなのだから、表にそばの品書きも出しておいた方がいいような気がするのだが。
  ここのそばには、ちょっと特徴がある。まず、麺は茹で麺だが不思議と歯ごたえがある。この麺は食べた記憶がない。厨房のばんじゅうを盗み見たら「むらめん梶vと書いてあった。聞き覚えのない製麺業者だが、悪くない。それから、具(たぬき)はカラッと揚がっていて自家製を思わせる。小エビの香りも○。
  私が行ったときには、割と若い女性2人が店番をしていたのだが、最初は店員同士で喋っていて「うるさいなぁ」と思った。しかし、接客時には笑顔だし、帰り際にはちゃんと挨拶してくれたので、ケチをつける気は失せた。ま、「家庭的」ということで。


※閉店していました。跡地は、串かつ「でんがな」です(2015/2、確認)。

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★五反田駅(JR山手線、都営地下鉄浅草線、東急池上線)

「あじさい茶屋」  実食日:2002/12

  山手線外回りホーム上にある。店舗がある部分はかなりホームが狭くなっているので、ラッシュ時などは邪魔物扱いをされそうな店である。以前はここに「小竹林」があったのだが、最近「あじさい」に乗っ取られてしまった。しかも、このチェーンは食べれば食べるほど印象が悪化する。以前にも増して(あるいは同系他店にも増して)出汁が貧弱になっているような気がする。しかも、どうやら値上げした模様。以前は300円だったたぬきが今は320円。回数券による割引制度(かけ240円×5で1100円)があるのだが、この味ではあまり高い評価はしたくない。


※閉店(「道中そば」化)していました(2010/2、確認)。

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「道中そば」  実食日:2003/11

  JR西口を出て、右側すぐ。国道1号に面した交差点の角にあり、非常に目立つ店である。そのため、昼時には混雑している。こんなハードな立地で営業してきたからだろうか、ここでは食券を出してから10秒くらいで出来上がる。「さては麺を湯通ししていないな」と思いながら啜ってみると、意外と味もちゃんとしている。10秒で湯通しして、つゆを入れて、たぬきとネギを乗せるというのは、ほぼ神業。これは評価の対象に入れていいだろう。味そのものも、少なくとも国立の「道中そば」よりは格段に上。同チェーンでこれほど味が違うというのも、妙な話だ。国立同様、厨房の奥には「あじさい」と書かれたばんじゅうが積んであるのだが、あじさいとは明らかに違う麺。茹でるところを見ていないので何とも言えないが、生麺のような食感。たぬき340円。

※駅改良工事に伴い、閉店しています(2006/10確認)。

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「ゆで太郎」  実食日:2005/5

  最寄り出口は地下鉄のA6。出て、すぐ目の前の交差点を右折して30秒左側。このチェーンは、主に千代田区を中心に展開しているのだが、1店だけポツンと五反田に出ている。いや、確か芝浦ふ頭駅近くにもあったか……。
  最近徐々に印象が良くなってきている「ゆで太郎」だが、この店に関してはちょっと話が違った。別に不味いというわけではないのだが、麺そのものに味がないというか。飯田橋や末広町の同系店でも感じたことだが、そこはかとなく物足りない感じだ。たぬき290円(ワカメ、ナルト入り)。


※改装していました(写真は左:旧、右:現)。たぬきというメニューは消滅し、かけ(320円)に揚げ玉が乗るパターンになっています。朝そば2種各330円、朝食セット2種各360円があります。今月、全体的に値上げしましたが、カレーセットとかき揚げ丼セットは500円で据え置かれています。これが救いですね。初食記事には「五反田に1軒だけポツンと」と書いていますが、その後いっぱい増えたのと、当時の私が無知だったのと。現在は品川区や大田区でも一大勢力を築いています。なお、店舗名は「東五反田店」です(値−3点、付+2点。2015/3、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2006/1

  JR東口を出て、歩道橋でロータリーを渡り、降りた先の道を御殿山方面へ1分。最初の信号角にある。上記「ゆで太郎」同様、千代田区や中央区を拠点とするチェーンが、五反田にポツンと出張してきている。両チェーンが揃って出張っているところから推すと、五反田はなかなか良質なマーケットなのだろうか。
  お馴染みのチェーンだからあまり詳しくは書かないが、いつも通り美味いです。更科系の麺を出す店としては、当分最強チェーンの座から陥落することはないと思われる、素晴らしいチェーンだと思う。例によってカマボコと青味が入るのだが、今回の青味は小松菜だった。季節によって青味を変えているというのも、飽きさせない要因になっているかも。つゆに漬け込んであるのか、それとも後から入れているのか、柚子の酸味の隠し味が利いているのもポイントだ。ネギ&梅干しフリー。たぬき290円。


※昼間の写真に貼り替えました。値上げして、たぬき300円になっています。なお、店舗名は「東五反田店」です。(値−1点。2015/3、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です。西五反田店に続いて訪問したので12:20くらいの訪問でしたが、外に行列はなく、店内にも空席がちらほらとありました。駅そば激戦地、五反田。店舗は西側に多いですが、東側よりも西側各店の方が盛況。需要に圧倒的な差があるのかもしれません。新規出店が見込めそうなのは、西側(大崎広小路側)だと思います(2016/5、確認)。

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「道中そば」  実食日:2010/2

  JRホーム目黒寄り。4つ上に記載している「あじさい茶屋」の跡地。看板が変わっただけで内装は変わっていないと思われる。立ち食いカウンターのみで、キャパは10人程度。相変わらず、乗客の邪魔になりそうなほど店舗部分のホームが狭くなっている。
  味覚的にも、「あじさい茶屋」時代と比べて大きな変化はない。ただ、看板が変わってオリジナルメニューが加わったことは、プラス材料だろう。「道中そば」は、温泉卵+なめこ+きのこ山菜のトッピングで、480円。道中にしろ清流にしろご利益にしろ、各ブランドのオリジナルメニューの内容が似通っているのがちょっと気がかり。もう少し、他ブランドのオリジナルメニューとの違いを明確化した方がいいのではないだろうか。また、NRE系列全店にあると思われる季節限定メニューに「一石二鳥そば」というのがあった。薩摩揚げ+鶏つくねのトッピングで、430円。これくらい奇抜なものを、各ブランド店舗のオリジナルメニューに据えてほしい。


※値上げしていましたたぬき320円→340円。値−1点。2014/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。駅そばがホームからコンコースへ移るケースが多い中、この店はよく頑張っているなぁと思います。全国でも屈指の「ホーム上で通行の邪魔になっている駅そば」なので(2015/11、確認)。

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「吉そば」  実食日:2011/1

  東急の駅を出て、大通りを渡らずに南(大崎広小路方面)へ2分。大崎広小路駅からでも徒歩圏内だが、山手通りを渡らなければならないので、あまり勝手は良くない。店に入って手前にテーブル席、奥に立ち食いカウンターがあり、合計20人ほど収容可能。新しい店舗なのだろうか、なかなか清潔感がある。
  麺は、明らかに同系他店とは異なる。なんと、生麺だ(茹で置き)。遂に、このチェーンも生麺の導入を始めたかぁ。これで、首都圏の主だった駅外系立ちそばチェーンは、すべて生麺使用店を構えたことになる。つゆも他店舗とは違っているようで、塩気控えめでスッキリ風味になっている。個人的には、塩気の強い茹で麺店舗のつゆの方が好きだったりするのだが、確かにこの麺には辛めのつゆは合わないかもしれない。もう少し出汁感が豊かだと嬉しいのだが……。値段も五反田店オリジナルで、たぬき330円。たぬきはすぐに溶けるタイプ。これもちょっと惜しい点だ。なお、この店舗では他の「吉そば」で実施している大盛り無料サービスは行っていない。どうやら、同系他店とはコンセプトがまるっきり異なるようだ。


※昼間の写真に貼り替えました。値段が上がり、現在はたぬき350円になっています。変わりメニューというか、おそらく店舗限定と思われるメニューに、ごぼう天380円があります。このチェーンも、よくよく見ると店舗オリジナルが結構あるのかもしれません(2015/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2011/4

  地下鉄のA4出口を出て後方10秒。JRの場合は、東口を出て左へ2分、国道1号を渡ってすぐ。間口は狭いが奥に長く、テーブル席が4×2、椅子付きカウンターが16ある。ちょっと失礼な言い方になるかもしれないが、「富士そば」にしてはゆったりした座席配置になっている。
  麺は茹でたてだった。歯ごたえ・風味とも水準以上で、「富士そば」の中では上位に位置する店舗だと思う。たぬきも、従来の細かくてゾル化しやすいタイプではなく、平均的な既製品の揚げ玉を使っていた。これは一長一短だが。その他では、冷水機脇にそば湯ポットあり、各席にレンゲ常備、盆の上にゴム製の滑り止めを敷くなど、細かい加点材料がいくつかあった。盆の滑り止めは、駅そばに限らずすべてのセルフサービス飲食店で実施してほしい。最後に、受け渡しシステムに関して文句をひとつ。この店舗では半券もぎりタイプの食券を導入していて、「番号でお呼びしますので、半券をお受け取りください」との掲示があるにもかかわらず、実際には半券は渡されず、メニュー名で呼ばれる(「たぬきそばでお待ちの方〜」という具合)。どちらが良いということではないのだが、掲示と実態が異なるのはあまり感心しない。たぬき340円(ワカメ入り)。


※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、たぬき370円になっています。生ビール390円のほかにグラスビール250円を用意しているあたり、気が利いていると思います(値−1点。2015/3、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。生ビールは390円で据え置きも、グラスビールは終了しています。個人的にはありがたい設定だったのですが、五反田では需要がなかったのでしょうか。朝そば320円の設定があります。たいした変化ではありませんが、目立つラーメンの暖簾が廃されていたので、一応写真を貼ります(ラーメンはメニューからも消えている。右端が最新。2016/2、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2014/5

  地下鉄のA2出口を出て直進3分、山手通りに出る直前にある。今年3月にオープンしたばかりの新店で、店舗名は「西五反田店」。最寄駅が五反田になるか大崎広小路になるか微妙な立地にある。この店から徒歩30秒の「ゆで太郎」は大崎広小路として掲載しているのだが、西五反田2丁目に関しては「山手通り沿いは大崎広小路、少しでも五反田駅側に入れば五反田」として扱うことにする。店内は広く、椅子付きカウンターとテーブル席、合わせて30くらいある。椅子付きカウンターは厨房を取り囲む形状だが、厨房と客席の間に従業員用の通路があるため、直接商品の受け渡しはできない構造。必然的に、配膳係が常駐することになる。運営コストがかさむスタイルのように感じる(小諸としては珍しい24時間営業店舗であればなおのこと)のだが、衛生面を重視しているのだろうか。
  味覚的には、他の小諸と変わらない。独特な甘みが心地よい麺に、バランス感の良いつゆ。たぬきはカラッと揚がっていて香ばしさもちょうどよい。かき揚げは、店揚げ。生地を冷蔵庫で保管し、注文が入るたびに取り出しては揚げている。そのため、かき揚げを注文すると調理にやや時間がかかるのだが、反面、かなりのクオリティが期待できる。たぬき300円(カマボコ&季節の青味入り)。梅干し&ネギはフリー。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です。平日12:10の訪問で、店の外に20人ぐらい行列ができていました。席数の多い店なのに、この混雑ぶり。五反田はなかなかの駅そば激戦地ですが、特に西側(大崎広小路側)はまだまだ新規出店の余地がありそうです(2016/5、確認)。

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「ことぶき」  実食日:2015/2

  地下鉄のA2出口を出てすぐの路地を右折して3分、右側。五反田は、街の規模に比して立ちそばの類がとても多いように感じる。チェーン店(特に「ゆで太郎」)もたくさんあり、個人店もたくさん。駅から少々離れたところにまで点在している。不思議な街だ。この店もちょっとマニアックな立地にあり、しかも目立たないので、「よく続いているなぁ」と感じる。客席は、テーブル席6、椅子付きカウンター5、立ち食いカウンター8くらい。
  この店のそばは、ちょっと評価が難しいものだった。麺は生麺茹でたてで、エッジを感じない、押出を連想させるもの。ほとんど摩擦がないツルツルした舌触りが特徴的。歯ごたえは強め。しっかりとしたそばの香りもあって麺としては美味いのだが、つゆが乗らないのが難点。たぬきの油と香りはよく乗るのに、なぜつゆの香りが乗らないのだろう? つゆ自体は、わりと淡めで、優しく上品な味わい。鼻ではなく、喉によく香る。この香りを、麺を食べている時に感じられたら最高なのだが……。たぬきは、少々揚げオーバー気味の天かす。やや油が重めだが、量が控えめなので丼全体の均衡はとれている。たぬき330円。変わりメニューに、ばら天400円。これは、いろいろな食材をかき揚げ状にはせずそれぞれ単独で揚げて乗せる。ちょっと内容が想像しづらい表記なので、写真入りのメニューが店頭にあるとより良いかなと思う。あと、改善を望みたいのは、七味が受渡口にしかないということと、割箸も2か所くらいにしか置いていないということ。どちらも、「どの席からでも手を伸ばせば取れる」くらいの頻度で置いてほしい。全体的に好感度の高い店だけに、こういうところで印象を落とすのはもったいないと思う。


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「ゆで太郎」  実食日:2015/3

  A2出口を出て、すぐ目の前の路地を右折して4分、上記「ことぶき」をやり過ごして首都高高架下の道路に出たら右折して20秒。店舗名は「西五反田2丁目店」。駅前の商圏からは外れた立地にあり、また高架下道路がパーキングチケットエリアになっているので、車で食べに来る人が多い。この辺りには車で寄れる店が少ないためか、結構需要があるようだ。ただ、多くのドライバーがパーキングチケットを購入していないようなので、くれぐれもGGには注意を。フロアは広く、テーブル席が2人×4、椅子付きカウンター7席、そして立ち食いカウンターが20人分くらいある。椅子付きカウンターは窓側を向いていて道路の様子がよく見えるので、GGを警戒しながら食べるには最適か。
  これだけ広い店なのに、「製麺室」が見当たらない店舗。店舗内製麺ではないのかもしれない。細麺で、ツルツルした食感。なんだか、10年前の「ゆで太郎」を連想させる麺だ。つゆは「ゆで太郎」スタンダード。たぬきは、ややつゆに溶けやすいもの。たぬきというメニューはなく、かけ320円に天かすが乗るパターンだ。今月から大半のメニューが値上げされたのだが、その中でカレーセットとかき揚げ丼セットが500円で据え置かれていたので、かき揚げ丼セットを実食。「ゆで太郎」のかき揚げを食べたのは久しぶりだったのだが、だいぶ変わったようだ。たぬきの変化を見た限り、今月から変わったのではないかと思うのだが、衣が薄くなり、サクサクというか「カリカリ」に近い食感になっている。そばに乗せるぶんには「改善」だと思うが、かき揚げ丼にするには昔のかき揚げの方がよかったような気がする。朝そば2種各330円、朝食セット2種各360円の設定あり。唐辛子は、七味と一味は各席に完備し、受渡口にはタカノツメも用意。そば湯ポットは各席に完備。つゆを割って飲み、その後単独でも飲んでみた。とろみはあまりなくサラサラしているのだが、ほどよい濁りがあって香りがよい。箸はエコ箸。トイレが完備しているのも、ドライバーには嬉しいポイントだろう。


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「二月堂」  実食日:2015/11

  地下鉄のA2出口を出て後方30秒、2本目の路地を左折して30秒、左側。店頭に「キリン一番搾り」の札が下がっていることから一瞬「高い店かな?」と思う外観だが、高看板に「もり・かけ380円」と記載があり、店頭にはお品書きがあり、また店内入ってすぐ左手に券売機が見えることから、安心して入れる。私は、この手の店は店頭にお品書き(一部だけでもいいので)を出しておくだけで流し客の入店率が格段に上がると考える。外からではメニューや値段が分からないようになっている店は、だいぶ損をしていると思う。客席は、厨房に向いた椅子付きカウンター5席と、テーブル席が4人×3。13時過ぎの入店で、先客は1。カウンターに座ろうとしたら「テーブルでどうぞ」と案内されたのでテーブル席に座ったまではいいのだが、なんと後客が計8人訪れ、相席に。店側も、客の入り具合を掴み切れていないような印象を受けた。夕方以降には居酒屋に変身する店で、壁には肴のメニューがズラリと掲示されていた。
  麺は注文後に茹でる生麺で、つなぎの弱い細麺。そばらしい食感・風味があってたいへん美味しいのだが、あまり流行らないタイプではないかと思う。また、食べ進めるうちにすっかり伸びてしまうのがやや残念。つゆは、淡め。しかし、アツアツを注いでくれるため香りが立ち、さほど物足りなさは感じなかった。淡いつゆは、ぬるいとモヤッとした印象になるので、温度でうまいことカバーしていると思う。たぬきは、フワフワ食感の天かす。各種天は、そのまま食べるよりもそばに乗せた方が美味しいタイプだろうと推察。たぬき400円(ワカメ・ナルト・水菜入り)。麺もつゆもトッピングも、全体的にかなり量が多い。この日はこの後にもう1軒連食するつもりでいたのだが、断念せざるを得なくなった。もちろんうれしいことなのだが、熱くて多いので食べるのに時間がかかり、なおのこと麺が伸びてしまう。これはいかんともしがたい部分か。対策としてはつゆの温度を下げる、量を減らすといったことが考えられるが、どちらを実施してもこの店の個性が失われてしまうように思うので。客側の対策としては、「麺少なめ」と注文する手がある。実際、後客8人のうち3人はそのように注文していた。もちろん、私はそんな勿体ないことはしないけれど。各席にそば湯ポットあり。そば粉を混ぜないそば湯なので白濁していないが、香りは良かった。卓上には、自家製ラー油あり。最近私は家でそばを食べるときには、もりそばのつゆにワサビではなく唐辛子味噌を入れている。このラー油も、液体部分だけでなく個体部分まで含めてもりつゆに入れたら美味いのではないかと感じた。箸はエコ箸。


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★目黒駅(JR山手線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線、東急目黒線)

「あじさい茶屋」  実食日:2000/9

  山手線ホーム上にある、おざなりチェーンの「あじさい」。例によって綺麗な外観で、つゆは関西風にすることができ、変わりメニューも多く出しているが、とにかく基本の味が……。たぶん、つゆのだしが弱すぎるんだと思う。だから、つゆと麺がバラバラになる。小手先のサービスより、まずは根本的なところをがっちりと固めてほしいものである。たぬき300円。


※2014/1、再食。値上げして、現在はたぬき340円になっています(300円→320円→340円と段階的に値上げしている)。変わりメニューの「わさび菜天そば」(390円)を試しました。細かく切ったわさび菜をかき揚げ状にした天ぷらをトッピングします。涙が出るほどの辛味はなく、「あぁ、わさびだ」と分かる程度です。話のタネにと思って注文すると物足りないかもしれませんが、常食するにはこのくらいの方がよいと思います。なお、食券の印字が「季節天そば・うどん」となっていたことから、季節限定メニューであることが推察されます(味+1点、値−1点、付+1点)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。券売機がタッチパネル式に変わっています(2015/11、確認)。

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「田舎」  実食日:2004/4

  JR西口外、道路の向かい。歩道に面したカウンターだけの店で、しかも店自体がちょっと歩道に張り出したような造りになっているので、一人で食べていると周りの目がちょっと気になる。女性には入りづらい雰囲気があるかもしれない。
  ここのそばは、麺が妙にツルツルしている。どちらかと言えばマイナス材料か。飲水が麦茶になっているのは嬉しいところだが。それから、店主が布施博にそっくりだったのが妙にウケた。顔だけじゃなく、ダミ声っぷりまでそっくり。まさか、本人? たぬき310円。


※2014/6、再食。値段が上がって、現在はたぬき350円になっています。麺は、かなり柔らかめの茹で麺。飲み水は普通の水になっています。店主の素敵なハスキーボイスは健在ですが、ここのところの雨続きに「開店休業だよ〜」とぼやいていました。日除けがリニューアルされ、暖簾も変わっていた(色褪せただけ?)ので、写真を再撮影しました(写真は左:旧、右:現)。この雰囲気、最高ですね。どうしても評点は低くなってしまいますが、数値化できない部分でかなり好きな店です(値−1点、サ−1点)。

※2015/2、再食。メンチそば420円を試しました。メンチは自家製と思われます。塩気の勝ったつゆに、これまた塩の下味がつけられたメンチ。かなり塩辛い印象はありますが、相性は悪くありません。メンチが楕円形をしているのが珍しいかもしれません(正円形が多い)。また、厚さが2センチくらいあり、食べ応えがあります。牛豚合挽ではなく豚鶏合挽(? 未確認)なのか、ふんわりした食感になっています。厚みがあるためなのか、ややオーバー気味に揚がっていて衣は香ばしさが強めです。微妙に焦げも見られましたが、味覚的には香ばしさもむしろ好印象でした(付+1点。2015/2、確認)。

※2016/12、再食。天ぷらそば370円に、名物の味玉50円を追加してみました。相変わらず、塩辛いつゆですね。出汁は、昆布が勝った風味です。天ぷらは揚げ置きで、揚げ置き時間が長め。具材が細かくカットされていて、どちらかというと衣を食べるタイプのかき揚げです。お好み焼きみたいで悪くないと思いますが、芯までしっかり冷え切っているのでつゆがぬるくなるのが少し辛いところですね。味玉は、固ゆででした。味玉というよりも、おでんの玉子の方がイメージが近いです。個人的には、半熟を希望(半熟にすることによって値段が上がるのなら、現状ママで良いです)。
  外観的には、向かって左側側面の小さな暖簾が撤去され、ビニールカーテンに変わっていました(写真は右端が最新)。冬場の北風から守るための策でしょうか。サイドに掛かっていた暖簾は、よくよく見れば半ズボン。これはこれで味があったので、ちょっと残念な気がします。春以降に、復活してほしいです。
  帰ってからググってみて、この店を「東京最古の立ち食いそば」と書いているネット記事がたくさんあることを知り、びっくりしました。どこが発信源なのかな。完全に誤報です。2016年10月に出た某大手新聞の記事では、東京最古の立ち食いそばは1962年の「都そば有楽町店」となっています。1950年代にオープンした店のネット情報も散見されますが、この辺りは「立ち食いそば」の定義の違いによるブレでしょう。少なくとも、1968年頃創業のこの店が最古ということはあり得ないです。私自身が誤報を流してしまうことも多々あるので偉そうには言えませんが、怪しげなネット情報にはくれぐれもご注意ください。


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「そばDiner矢萩」  実食日:2010/10

  JR西口を出て、道路向かい。上記「田舎」の2軒隣。真っ向勝負を挑むような立地にオープンしたわけだが、「田舎」とは客層がまったく異なりそうなので、案外うまく共存できそうな気もする。店内は座席豊富、暗めの照明、ジャズのBGM。どれをとっても「お洒落」で、喫茶店のような感覚で利用できる。実際、そのあたりが好評を博しているのか、女性や外国人の客が非常に多かった。
  そばの味覚は、上々。モチモチ感の強い生麺は、角がとれていて舌触りが滑らか。つゆは甘みが強いものの、出汁もしっかりしているのでさほどくどくは感じない。たぬき360円と若干高めの値段設定ではあるが、内容に鑑みれば許容範囲内だろう。ちなみにこの店は表参道や菊名の「矢萩」と同系のミニチェーン店であると思われるが、店舗ごとの個性が強く、ほとんどチェーン色は感じられない。目黒の店舗は、そば・うどんの他、丼もの、カレー、パスタ、串揚げ、さらにはワインまで飲めるユニークな店。「立ちそば」ではなく「そばDiner」を標榜しているのはダテではない。

※閉店していました(2012/9、確認)。

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「木助」  実食日:2012/9

  JR西口を出て、すぐ左の横断歩道を渡り、目黒通りを環六方面へ坂を下ること2分。間口が狭く、歩道も狭くて角度がつかないので、少々見つけにくい店だ。店内は手狭で、椅子付きカウンター8席のみ。しかも、8席すべて埋まったら身動きできなくなりそうなほど、スペースに余裕がない。「とても狭い店なので、ご不便をかけする云々」と書かれた貼り紙が出ているのだが、なるほどと納得してしまう。
  麺は硬めの茹で麺(?)で、舌やのどに少々触る。NRE系の店に近い印象。つゆは、塩気が強いもののこなれた風味で、NRE系よりは麺が馴染む。たぬきは既製品で、小粒タイプ。たぬき350円(ワカメ入り)。ご飯ものもいろいろあり、各種セットメニューは500円〜。朝7〜9時限定の朝カレーセット(350円)にお得感があるが、そばがハーフになってしまうのが痛い。梅干しフリー。味はほどほどだが、店員の接客が丁寧で好感度が高いので、また行く機会があるだろう。それまでに、やたらべとついている床をクリーニングしておいていただけるとなおありがたい。


※閉店(「そば翔」化)していました(2014/7、確認)。

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「そば翔」  実食日:2014/7

  JR西口を出て、すぐ左の横断歩道を渡り、目黒通りを山手通り方面へ坂を下ること2分。上記「木助」の跡地。外観は「木助」時代とあまり変わっていない。客席配置も変わっていないが、床のベタベタ感がなくなったのがありがたい。
  麺は、「木助」時代の茹で麺から生麺に変わっている。香りはそれほど強くなく、少し粘着するタイプ。NRE系の生麺に近い印象。つゆは、塩気はほどよいものの深みがなく、もうひと工夫欲しい感じ。総じて、水準級のレベルにはあると思うのだが、それ以上の意気込みを感じるだけに、惜しい印象だ。320円のたぬきには、ワカメとミツバがサービストッピングされる。ミツバのトッピングは良いアイデアだと思う。香りがとても良いので。ミツバは高価であるうえ傷みやすいので、駅そばでは用いる店が少ないのだが、だからこそサービスで乗っていると強く印象に残る。また、おそらく七味に由来していると思うのだが、つゆを飲んでいるときに柚子の香りを感じた。ミツバと柚子のコンビネーションで、清涼感が際立つ一杯に仕上がっていた。なお、この店では17:30以降は立ち飲み屋兼業になり、一杯飲み屋としても使える。飲み物・つまみとも300円均一と安いので、ちょい飲みに好適だ。


※閉店していました。跡地は、「かざま」という牛かつ専門店です。「木助」「そば翔」と立ちそばが続いたこの地ですが、防衛なりませんでした。残念(2016/12、確認)。

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★恵比寿駅(JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ日比谷線)
「富士そば」  実食日:2004/3

  JR西口改札を出て、右。東側出口を出て、左(広尾方面)。駒沢通りに出て、右、すぐ。改札から歩いて3分くらいか。ちょっと奥まったところにあるのだが、駒沢通りの歩道に大きな看板が出ているので、比較的見つけやすい。これがこのチェーン最大の特長かな。
  ここのたぬきは、350円(ワカメ入り)。中太の生麺で、味は悪くない。そば湯フリーサービスといい盆乗せサービスといい、結構気が利いている。「富士そば」チェーンでは、たぬき360円の店よりも350円の店の方がよくまとまっているような気がするのは私だけだろうか。


※値上げして、たぬき380円になっています。看板や暖簾など、微妙に変わっていました(写真は左:旧、右:現)。店舗名は「恵比寿駅前店」です(値−1点。2014/6、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。廉価なセットメニューとして、ミニ温玉オクラ丼セット480円があります。一部店舗で扱っているミニとろろ丼セットが530円であることを考えると、だいぶお得感があります(2016/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2005/3

  JRからだと結構遠いが、地下鉄なら5番出口を出てすぐ。駒沢通り沿いの商店街の中にあるので、比較的目立つ。駅の東側にある同系他店(上記)と同じくたぬき350円で、ワカメ入り。味やボリューム、値段等は、すべて同じだと思う。唯一異なるのは店内の意匠で、こちらの方が凝っている。間口は狭いが奥に長く、椅子席もたっぷり。ちょっと高級感があるかな。

※昼間の写真に貼り替えました。ひと世代前のタイプの看板を今でも掲げています。値上げして、現在はたぬき380円になっています。なお、店舗名は「代官山店」ですが、代官山駅からは徒歩圏外で、地番も「恵比寿南1丁目」です(値−1点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。店舗オリジナルでしょうか、ミニしらす丼セット530円という設定があります(2016/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2007/3

  JR西口改札を出て右、駅の外に出て右、最初の路地を左に入って1分、広い道を渡って右すぐ。
  この店の麺は、角麺とも平麺ともとれるような微妙な形状。わずかに扁平なのだが、角麺の食感が得られている。客にとっても店にとっても都合がいい麺かもしれない。ただ、つゆがちょっと。塩っ気も出汁も薄い感じで物足りなかった。たぬき360円(ワカメ入り)。それにしても、どうして恵比寿はこんなにも「富士そば」だらけなのだろうか?


※値上げして、たぬき380円になっています。店舗名は「恵比寿店」です(2014/6、確認)。

※昼間の写真に貼り替えました。値段等、変わっていません(2015/12、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。恵比寿はここ数年ですっかり激戦区になりましたが、「富士そば」は3店舗揃ってたぬき390円設定に値上げしています。強気ですね(2016/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2011/8

  店舗名は、恵比寿西口店。JR西口を出て直進1分、駒沢通りの向かい(恵比寿駅前交差点角から2軒目)。もともと恵比寿は「富士そば」の天下だったのだが、さらに1軒オープンした。代官山店(2つ上に記載)と恵比寿駅前店(3つ上に記載)がある時点で「近いな〜」と思っていたのだが、さらにその間にこの店舗が割って入った形だ。チェーン内でシェアを潰し合っているように見えてしまうのは私だけだろうか。間口が狭く奥に長い造りで、客席は椅子付きカウンターのみ(15席)。2階にトイレがある。
  麺は茹で置きだったが、状態がよく、歯ごたえがあって美味かった。「富士そば」の中では五指に入るであろう出来映え。太めの平麺で、色は黒々としている。「富士そば」全店舗でこの麺を使えばいいのに、と思わないでもないが、店舗間の違いがなくなるのもつまらないのであまり強く主張しないことにする。つゆやたぬきは、他の「富士そば」と変わらないようだ。たぬき360円(ワカメ入り)。そば湯ポットがあるが、冷水機の陰に置かれていて分かりにくい。また、実食時には麺大盛り無料(申告制)のサービスが行われていたが、期間限定のものなので評点には反映させない。


※閉店していました。さすがに、同一エリアに「富士そば」が密集しすぎていたでしょうか。跡地はフラワーショップになっています(2015/1、確認)。

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「そばいち」  実食日:2015/6

  長らく駅そば空位だった恵比寿駅構内に、今月10日に新店がオープンした。なぜこの駅構内に駅そばがない(うどん専門店しかなかった)のか、ずっと不思議に思っていた。NRE、ファインプレーだ。場所は、東口改札内コンコース(改札入って右手)。間口がたいへん広いのだが奥行きがない店舗で、席はテーブル席が2人×2、椅子付きカウンター5、立ち食いカウンター8くらい。スペース的に、このくらいが限界。この倍くらいの席数がとれればもっとよかったと思う(そのくらい需要がある)のだが、致し方ないか。
  麺は、生麺茹で置き。以前「そばいち」の麺は他の生麺NRE駅そばとは別のものを使っていたと思うのだが、生麺店舗が「いろり庵きらく」と「そばいち」に集約されてからは同じものを使っていると思われる。つゆも、たぶん同じ。たぬきは油が軽くて印象がよかったのだが、本質的には「いろり庵きらく」と同じだろう。ただし、値段は違う。「いろり庵きらく」よりも10円高い設定で、たぬき380円。この10円の差には、紋入りカマボコが乗るかどうかの差だけであるように感じる。また、以前「そばいち」では紋入りカマボコではなく花形の麩を乗せていたのだが、変えたのだろうか。そして、メニューは「いろり庵きらく」と「そばいち」とでだいぶ違う。ここが、両ブランドの最大のすみわけポイントになっている。「そばいち」の代名詞とも言える狭山のさといもコロッケ450円も健在。月見を「お月見」と表記しているのが面白い。他の「そばいち」で、この表記になっていただろうか? ちょっと記憶にない。朝10時まで限定の朝定390円の設定あり。内容は、半そば+ごはん+生卵+納豆。個人的には、生卵と納豆のどちらかを廃して370円を希望。また、NRE系共通の期間限定メニューは扱っていない。箸はエコ箸。
  さて、実食がオープン翌日の6/11だったということで、恒例の「オープン直後のオペレーション評」を。8:00頃の実食でかなり混雑が激しかったのだが、結論から言うとオペレーションにはまったく問題がなかった。アルバイトさんも新規採用したのではなく、他店舗からの引き抜きで対応したのではないかと推察。淀みのない、なかなか見事な対応だった。この店は受渡口付近がたいへん狭くなっていて、出来上がり待ち客が3人以上になると店舗の外に並ばざるを得ない構造になっている(フロア面積を勘案すると、これはやむを得ない)のだが、行列が長々と伸びることはなかった。反面、客席のキャパが足りていない印象。だから、商品を受け取ったはいいが空席がなく右往左往する人がちらほらと。狭いフロアに席をぎゅうぎゅうに押し込んでいるので通路も狭く、食べ終えた人が店を出るのも一苦労な状態だった。受渡口にそば湯ポットがあるのだが、とてもではないが悠長にそば湯を取りに行く余裕などない。ただ、入口と出口を分けるなど混雑緩和の工夫もしっかりとされており、窮屈な印象はあるものの不満には感じなかった。今後客数がどう推移するかにもよるが、混雑時を外してまた寄ろうかなと感じた。


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「つるまる饂飩」  実食日:2015/12

  地下鉄の3番出口を出て直進20秒。駒沢通り沿いにある。赤い看板を掲げていることから、通常店舗よりもやや値段が高い店舗であろうと推察できる。恵比寿は、つい最近までは「富士そば」の寡占市場だったのに、ここ1年ほどの間に「そばいち」・「つるまる饂飩」・「さ竹」と次々に新店がオープンし、俄かに激戦区の様相を呈してきた。「つるまる饂飩」に至っては、駅を出てから「富士そば」(代官山店)へ向かう途中にあるので、だいぶ「富士そば」のシェアを食っているのではないかと思われる。もちろん、「富士そば」もこのまま指をくわえて見ているわけではないだろうから、次の一手に要注目だ。テーブル席が2人×3、椅子付きカウンターが15席。
  システムは、讃岐うどんスタイル。店内に入って左手にトレーが置いてあり、これを1枚取ってセルフトッピング・サイドメニューコーナーを経て、麺類を口頭注文→受け取ってレジで精算。ひとつ注意したいのは、トレー置き場のすぐ脇に冷水機があり、ここで水を汲んでおかないと後で汲みに行くのが大変になるということ。冷水機の場所は、ここではない方がよいような気がする。麺は、調理シーンをよく見ていなかったのではっきりとは分からないが、食べてみた印象としては冷凍。あまり風味がないものの食感は悪くない。つゆは、昆布とイリコの出汁だろうか。カツオ系の酸味は感じない。天かすは、レジ前に置いてありフリー。少々揚げムラがあり、オーバー気味なところはカリカリしていて香ばしく、アンダー気味の部分はすぐに溶ける。ネギは青。かけ270円。実食したきざみそばは330円。あまりつゆに馴染まない、固いタイプの刻み揚げではあるが、たっぷり乗せてくれるのが嬉しい。
  実食は中途半端な時間帯(14:30頃)だったが客数は多く、先客7・後客11。ただ、そのほぼ全員がそばではなくうどんを注文していた。「富士そば」とは客層が違うのかもしれない。うまく共存することができれば、業界全体の発展に寄与することになるのだろう。今後の展開から目が離せない。


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「さ竹」  実食日:2016/1

  JR西口を出て右(北)へ。駒沢通りを渡らずに右折し、ガードをくぐってすぐ。地下鉄の場合は、1番出口を出てすぐ後方が駒沢通りなので、渡らずに右折し、以下同文。JR・地下鉄いずれの場合も、「富士そば」(恵比寿駅前店)へ行く途中にあるので、「富士そば」にとっては脅威となる存在だろう。昨年8月オープンの新店。客席は椅子付きカウンターのみで、21席。中途半端な時間帯(15:30頃)でも7割がた埋まっており、かなり流行っている様子。
  新宿店で一度実食済みの「さ竹」。恵比寿店も、新宿店と同じく「嵯峨谷」に寄せたそばを提供していた。麺は、十割そばの注文後茹で。太平麺で、プリップリの食感。口の中で、麺が躍る踊る。これまでに食べた「嵯峨谷」および「さ竹」の中で、もっとも印象が良かった。文句なし。つゆは優しい口当たりで、カツオ出汁が上品に香る。甘みもどぎつくないので、バランス感もよい。余韻も長く続き、ひたすら好印象だった。たぬきは、油軽めの揚げ玉。天かすを使う「嵯峨谷」とはここが違っている。存在感の弱いたぬきだが、麺・つゆが抜群に美味いので、特に気にならなかった。脇役でいいだろう。たぬき380円(刻みカマボコ入り)。ワカメフリーは新宿店および「嵯峨谷」各店と同じ。箸はエコ箸。
  メニューは「嵯峨谷」に近似しており、生ビール150円の設定も同じ。ただ、日本酒150円は「嵯峨谷」にはなかったような気がする。また、よくよく見るとセットメニューやご飯もののラインナップに違いがある。「嵯峨谷」の名物・あじ御飯に代わるものだろうか、「ガリ御飯」がある(セット590円)。24時間ではないが、早朝の5〜7時を除く22時間営業している。店内清掃や機器メンテナンスを考えると、24時間営業よりもこちらの方が健全であるように思う。


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