東京・総武線1
(浅草橋・両国・錦糸町)

現在、35軒掲載(うち15軒は、閉店確認済)
※秋葉原駅は、山手線3に掲載。
★浅草橋駅(JR総武線、都営地下鉄浅草線)
「きらく蕎麦 おがわ」  実食日:2004/5

  JR東口を出て右へ1分。国道6号沿いにある店。構えは駅そばどころか蕎麦屋にも見えないのだが、外に出ている品書きを見れば安心して入れる。
  ここは、麺・つゆともにかなりの特徴がある。まず、麺。生麺使用で、若干芯が残るくらいに固い。言い得ているかどうか分からないが、「アルデンテ」のイメージ。これはこれで美味い。それから、つゆ。塩っ気は薄いのだが、とにかくかつお出汁が強烈。私は好きな味だが、ちょっと合わない人もいるかもしれない。それから、細かいことを言うと、現金を扱った後にちゃんと手を洗っている。当たり前と思うかもしれないが、意外とこれをやっている店は少ない。そば湯フリー、たぬき300円。


※値上げ(たぬき300→340円。値−1点)していました(2011/7、確認)。

※たぬき340円で据え置きで、消費増税時の値上げはありませんでした。変わりメニューに、のり360円があります。花巻でしょうか。また、組み合わせの変わりメニューに、全部入り(「たぬき+きつね+玉子+山菜+わかめ」で、扱うすべてのトッピングが乗るわけではない)500円、ヘルシーミックス(きのこ+わかめ+おろし+のり)500円の設定があります。どちらも、単品で追加するよりも80円お得な設定になっています(2015/10、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円、のり410円、ぜんぶ入り580円です。値上げ幅がやや大きいですが、この店は消費8%増税の際に値上げをしなかったので、やむを得ないでしょう(値−1点。2021/3、確認)。

※改装というほどではないのですが、店頭に幟が立ち、お品書きがリニューアルされていました。初食時の写真は17年前のものだし、ここらで一度現写真を貼っておくことにします(左:旧、右:現)。メニューや値段等に、変化はありません(2021/5、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2004/12

  JR西口の外。ちょうど改札の裏手のガード下にあるので、改札を出て左、左でもいいし、右、右でも行ける。改札内からは食べられない。
  味等、特記事項なし。いつもどおりの「あじさい茶屋」。新しいセットメニューに「ミニ鶏そぼろ丼セット」なんてのが出ていたが、570円はちょっと高いか。500円以内なら試してみようとも思うが。たぬき320円。


※閉店(「大江戸そば」化)していました(2009/6、確認)。

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「ひさご」  実食日:2005/11



  JR東口を出て右、右。ガード沿い(北側)の路地を西口方面へ1分、左側(ガード下)。上記「あじさい茶屋」はガードの北側からでも南側からでも入ることができるが、この店は北側からしか入れないので、要注意。
  この店では、基本メニューはすべて300円均一になっている。たぬき、天、おろし、わかめなど、すべて同額。たぬき300円だと標準的だが、天300円なら安く感じるのではないだろうか。変わったところでは、のりそばというメニューがある。いわゆる「花巻」か。駅そばではあまり見ないメニューである。
  味覚的には、標準的な麺に、やや塩辛い感じのつゆ。唐辛子は一味・七味両方備えている。面白いのは店主のキャラで、経済の話(株とか)が大好きと見受けた。カウンター上にポータブルテレビを置き、経済ニュースなどを放映していた。それを知っているのか知らずにか、多くの客がそばを啜りながら株の話をしていたのが印象的だった。一見するとちょっと怖そうな感じの店主なのだが、実は結構気さくである。


※2015/12、再食。麺は、生麺の茹で置きです(うどんは茹で麺)。厨房の端に製麺機が置いてあるので、どうやら自家製麺しているようです。モチモチ食感が強くてあまりそばらしい感じではありませんが、つゆ乗りがよく、丼全体に一体感があってよくまとまっていると思います。今回は、天を実食。重曹で膨らしているのか、ふわふわしたかき揚げでした。つゆをよく染み込ませて食べられるので、これはこれで美味しいと思います。値上げして、現在はたぬき・天340円、きつね350円という価格帯です。
  細かい部分にも面白味があったので、ご紹介。まず、飲み水はレモン水になっています。喫茶店風のお洒落系の店ではたまに見ますが、このようなクラシカルな立ちそばにレモン水があるとびっくりします。また、ご飯ものの扱いがないのですが、セットメニューとして食べたい場合にはご飯ものの持ち込みOKの貼り紙が出ています。これはたいへん珍しい光景です。外観の印象としては、暖簾が変わっていました(写真は左から2枚目。値−1点、付+3点)。

※2021/5、再食。その前に、消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき・天360円、きつね370円です。また、外観的には、暖簾が変わっていました(写真は右端が最新)。暖簾の脇には、「コロナに負けるな!」とプリントされたTシャツが掛かっています。
  今回も、実食は天。前回訪問時から特段変わった印象はありません。重厚でピンと伸びた麺はつゆとのマッチングがよく、まとまりがあります。天は衣が主体のものですが、これまたつゆによく馴染むので妙な不協和音を奏でることなく、丼全体がしっかりと一体化していました。
  平日14:30頃の訪問で、先客1・後客1。コロナ対策のパーティッション等はありません。店主は、マスクをしているとはいえ話し声がかなり大きいです。「コロナに負けるな」のTシャツのほかにも貼り紙類で大々的に「打倒コロナ」を打ち出していますが、それならばもう少しトーンを下げるなどした方がいいのではないかと感じました。まぁ、店主のキャラまで含めてこの店の個性なので、それがなくなると店の魅力が半減。それはそれで寂しいので、難しいところではありますが。


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「せんねんそば」  実食日:2008/10

  JR東口を出て、正面の大通り(江戸通り)を渡って右すぐ。最近できた店だろうか、以前にこの場所にあったような記憶はない。生麺仕様だが、茹で置きなので食券を出してから30秒ほどで出来上がる。麺は他の「せんねんそば」と変わりない。つゆも、基本的には変わらないと思うのだが、心なしか味が濃かったような気がする。少々煮詰まっていたのだろうか。個人的にはこのくらいがちょうどいいと思うが。たぬき300円。そば湯ポットあり。朝10時まで限定のサービスセットがあり、かき揚げそば+いなり2個(他全6種設定)で300円。かなりお得な内容になっている。

※値上げしていました。現在、たぬき320円です。レギュラーメニューは全体的に上がっていますが、特にセットメニューはまだまだだいぶお得な設定です。唐揚げ丼セット490円、とり天丼セット470円、いか天丼セット470円あたりはかなり魅力的。さらに、サービスセットA450円、B490円という設定も気になります(2015/6、確認)。

※閉店していました。現在は居抜き物件として「テナント募集中」になっています。「小粋そば」化はしなかったようです(2015/12、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2009/6

  JR西口改札を出て後方すぐ、ガード下。3つ上に記載している「あじさい茶屋」の跡地。跡地といっても、内装はそのままで看板だけが変わった印象。
  味覚的にも、大きな変化は見られない。ただ、変わりメニュー「大江戸そば」(480円)が誕生したのはプラス材料か。また、冷やしピリ辛そば(550円。季節限定?)については、辛さ2倍サービスという、微妙なサービスがある。たぬき320円。

※2014/1/31をもって、閉店していました。値上げ直後の閉店という、微妙な展開です(2014/4、確認)。

※跡地には、日乃屋カレーが入りました。残念(2017/2、確認)。

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「大黒庵」  実食日:2009/7

  JR東口を出て右後方、高架通路下。駅そばと街なかそばの中間スタンスのような店。価格・システムともギリギリセーフと判定し、掲載対象とすることに決めた。座席配置は、店内に入って左側に椅子付きカウンター、右側に2人掛けテーブルが並んでいる。そして、地下にある「喫茶室」で食べることもできるようだ。ウッディな内装に控えめな照明。雰囲気もまるっきり喫茶店である。
  この店は、システムがちょっと変わっている。店に入ってすぐに食券販売機があり、ここで食券を買う。食券は受渡口へは持っていかず、持ったまま好きな座席に着席。すると、商品がちゃんと配膳される。食券販売機の購入記録が厨房で把握できるシステムになっているのだろう。混雑時には誰が何の食券を買ったか、客と商品をピタリ一致させることができるのだろうか。ちょっと不安。食券に記載されているナンバーで照合するのかな? 味覚的には、繊細な生麺に繊細なつゆ。総じて、かなり上品な仕上がりになっている。レンゲと袋入りの箸(割り箸ではない。やたらと軽い、バルサ材のような木箸)を盆に乗せて配膳。細かいポイントまで上品だ。味覚的には、麺は風味もあってよいと思うのだが、つゆは雑味がなさすぎて、かえってつまらない印象。味がハッキリしないというか、印象が残らないというか。たぬき400円(カマボコ・ワカメ入り)はギリギリセーフな価格帯だが、他メニューはさらにもう少し高い印象の設定(かけ370円、きつね450円など)。なお、店内にはコーヒー(紙カップ)の自販機があり、100円のコーヒー一杯だけでも喫茶室を利用することができる。喫茶店より安上がりで、ファーストフード店より落ち着ける。ちょっとした打ち合わせや時間つぶしに便利な、穴場かもしれない。

※閉店(「弁天庵」化)していました。「弁天庵」もそば店ですが、たぬき440円と掲載基準オーバー価格なので、対象外とします(2011/4、確認)。

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「かくや」  実食日:2011/7

  地下鉄のA1出口を出て右へ10秒。JRの場合は、東口を出て昭和通りを渡って右へ10秒。3つ上に記載している「せんねんそば」の2軒隣であり、昭和通りの向かいには6つ上に記載している「きらく蕎麦 おがわ」がある。さらに、JR東口を出てすぐに「弁天庵」(当サイトでは対象外となる店)が。浅草橋東口が俄然、激戦区の様相を呈してきた。席配置は、厨房に向いた立ち食いカウンターと、壁側を向いた椅子付きカウンター。奥にトイレが完備している。
  この店の売りは、麺。「細切りピン角そば」を謳っている。「細切り」の部分には疑問符がつく(太さ2ミリほどある中太の平麺)ものの、「ピン角」の部分は偽りない。歯ごたえが強く、角がしっかり立っている。甘皮の粒々が多く見られるのも特徴的。聖蹟桜ヶ丘「そば桜」の麺に近い印象。もちろん、生麺。しかし反面、つゆは印象が乏しい。もうちょっとインパクトのあるつゆの方が、この麺には合うのではないかと思う。たぬきは青のり風味濃厚タイプ。メニューとしては、かけ系・もり系よりも「つけそば」を前面に売り出している。が、鶏つけそば(550円)・辛味噌つけそば(620円)とも、値段が高い印象が否めない。かけ系の方がコストパフォーマンスは上だと思う。たぬき340円(ワカメ入り)。そば湯ポットあり。かけ系の変わりメニューには、ねぎそば(450円)がある。セットメニューも各種あるが、ほとんどが600円台と、高い。ただし、玉子丼セットだけは極端に安い(390円)。朝(6〜10時)限定の朝得天ぷらそば(250円)と朝定食(かけ+ご飯+生卵or納豆で300円)にお得感あり。また、夕方17時以降は居酒屋タイムになり(そばも継続)、酒類やつまみも扱う。つまみでは、天ぷら盛り合わせ300円が光る存在。使い方次第で満足度が大きく変わるので、評価が難しい店だ。


※改装していました(写真は左:旧、右:現)。以前の方がスタイリッシュだったと思うのは私だけでしょうか。たぬきの値段は変わっていませんが、つけそば系は軒並み値上げして、メニューもかなり入れ替わっています。キリがなさそうなので、つけそばは追いかけないことにします。朝得天は終了、朝定食は朝ご飯セット・朝カレーセットに変わって、どちらも390円。玉子丼セットも終了して、セットメニューはすべて600円以上になっています。総じて、お得な設定がだいぶ淘汰されてしまった印象があります。かけ290円、ぶっかけも290円なのに、なす天390円、冷やしなす天450円。ぶっかけ+ナス天単品だと390円。よく分からない価格構成です(付−2点。2014/12、確認)。

※看板がなくなっていたので一瞬ドキッとしましたが、元気に営業中です(写真は右が最新)。上方に、新たに看板が設置されています(写真ではフレームアウト)。遠くからでも認知しやすいようにした、ということでしょうか(2015/12、確認)。

※閉店していました。跡地は、「はまぐり活」という定食屋兼居酒屋になっています(2018/11、確認)。

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「文殊」  実食日:2012/5

  JR東口を出て、南側のガード沿いの路地を秋葉原方面へ30秒。厨房を囲む椅子付きカウンターのほか、壁際にも椅子付きカウンターが設置されている。
  注文後に茹でる生麺は、芸術的と評したくなるくらいに細く繊細。細麺にしては歯ごたえも良いのだが、残念なことに食べている間にどんどんのびてしまい、終盤にはすっかり柔らかくなってしまう。これはいかんともしがたい部分か。つゆは、甘さ・辛さのバランスがよく飲みやすいが、あまり印象には残らないタイプ。たぬき370円。このチェーン特有の値段構成で、たぬきが天(かき揚げ)よりも高い(かき揚げ360円)。この値段構成でたぬきを注文する人がいるのかどうか。繁忙時(10〜14時)以外に限り、卵(生or茹)の無料サービスがある。細かい点で不満を言うと、店内の床やカウンターがかなりベトついているということか。掃除をしていないという感じではないのだが、気になる人も多かろう。そろそろ、改装時期に来ているというところだろうか。


※値上げしていました。現在、たぬき・かき揚げとも380円です。「たぬき>かき揚げ」という妙な価格設定は解消されましたが、同額だったらかき揚げを選択した方がいいでしょうね。お得な朝メニュー(かき揚げそばor春菊そば)330円の設定あり。直近で訪問した大山店ではたぬき・かき揚げとも390円、朝メニュー340円でしたので、こちらの方が少し安い設定ということになります。大山店は「エキナカ割増」ということでしょうか。賃料が高いのかな。今年1月の時点で川越店はたぬき・かき揚げ380円だったので、現在どうなっているのか気になるところです(2016/10、確認)。

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「越後そば」  実食日:2013/3

  地下鉄改札内コンコース。「JR浅草橋駅方面改札」を入って左、階段の脇。2010年頃にオープンしたこの店、都営地下鉄の改札内としては第1号の駅そばとなる。いくつかの系統がある「越後そば」だが、この店舗は東京駅や飯田橋駅などと同系統。客席は、椅子付きカウンターが主体。正確な席数は数えそびれたが、15席ほど。
  麺は生で、調理時間から考えて茹で置きだと思われるが、歯ごたえはなかなか良かった。つなぎに「布海苔」を使っているためだろうか、ツルツルした舌触りに硬質の歯ごたえという、独特な食感に仕上がっている。つゆは、これまたこのチェーンの特長なのだが、雑味がなくクリアな風味。塩気はわりと強めなのだが、飲みやすく、飽きない。たぬき350円(ワカメ入り)。変わりメニューがいろいろあるが、中でも和牛とろろそば580円は、一度食べてみたい。このチェーンお得意の、「美都牛使用」のメニューだ。値段が張るのがネックだが。セットメニューもいろいろあるが、価格的にあまりお得感がない。魅力的に感じるのは、「当店オススメ」と推されていた「たぬきそば+そぼろ丼」のセット500円くらいか。開店〜10:30まで限定の朝定食(3種あり)も、さほど食指は動かない。そんな中、「感謝ウィーク」とやらで、7日間限定でたぬき月見そばが280円で提供されていた。たぬきの通常価格が350円であることを考えると、これはたいへんお得。ただ、期間限定で恒常的なサービスではないので、評点には影響させない。そば湯ポットあり。箸はエコ箸。


※2017/3、再食。値上げしていました。現在、たぬき380円です(値−1点)。和牛とろろは終了。メニューはだいぶ入れ替わっています。目新しいのは、きのこあんかけ550円、煮込みちくわ450円、美豚肉520円といったところでしょうか。おそらく店舗限定と思われるメニューに、浅草橋そば480円があります。組み合わせメニューでしょうかね(券売機のボタンに写真が付いているが、小さくてよく分からない)。そば以外では、鶏中華580円があります。山形県天童市のご当地ラーメンで、「和出汁+中華麺」のようです。
  前回の初食がきのこづくしそばだった(このメニューは終了している)ので、今回は満を持してたぬきそばを実食です。麺は生麺で、やや茹でオーバー気味。歯ごたえが茹で麺のような感じでした。麺由来なのかつゆ由来なのか、麺をすすりこんだときに、少々埃っぽい臭気を感じました。たぬきは、時折小エビが香る既製の揚げ玉。この揚げ玉を出すということは、各種天は店揚げしていないのでしょうか? 直近で食べた末広町「そば酒房 越後」とは、だいぶ印象が違うものでした。エキナカ店舗ならではの制約など、諸事情があるのかもしれませんね(味−1点)。なお、改装というほどではありませんが、間口にスダレのようなものが掛けられていて少々印象が変わっていたので、写真を貼っておきます(左:旧、右:現)。

※消費10%増税を経て、少々大きく値上げしていました。現在、たぬき410円、浅草橋590円です。感謝デーのたぬ月見は、390円になっています。きのこあんかけ、煮込みちくわ、美豚肉、鶏中華は、すべて終了。変わって入ったのは、インドカリー580円や煮豚丼490円などで、ご飯ものに力を入れている様子がうかがえます(付−1点。2021/1、確認)。

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「立喰そばうどん」  実食日:2015/5

  浅草橋駅と馬喰町駅のちょうど真ん中くらいにある。住所としては日本橋馬喰町なので馬喰町駅としての掲載も考えたが、商圏としては浅草橋で、人の流れを見ているとこの近所へ通勤する人の大半が浅草橋駅を使っているようなので、浅草橋として掲載する。西口を出て後方(秋葉原方面)へ1分、最初の信号を左折して2分、左衛門橋で神田川を渡ってすぐ左側角地。店名はどこにも表記が確認できなかったので、日除けに書かれている文字列を店名と解釈した。立ち食いカウンターのみで、5人くらいで満席になる。角地で、建物が面取りされているのだが、店内のカウンターはきっちり直角になっているので、かなり手狭な印象を受ける。かといって今さらカウンターを面取りするのもたいへんだから、やむを得ないのかな。まぁ、一番奥にある冷水機も壊れている(代わりに、冷水ポットが出ている)ことだし、店内移動はしないということで。
  麺は、モゴモゴした食感の茹で麺。なかなか啜れないレベルのモゴモゴ感。湯通しが不足しているか、やっていないか、前もってやっている(湯通し後に時間が経っている)か。ちょっと残念。反面、つゆは美味しい。カツオ出汁が強く出ていて気持ちいい。酸味が強めなので、好き嫌いは分かれるかもしれないが。若干粉末出汁っぽい風味にも感じるのだが、粉末出汁ではこんなに艶やかな「照り」は出ないと思うので、ちゃんと鰹節を煮出しているのだろう。つゆだけのために通う価値あり。たぬきなし、かけ260円、天350円。いか天380円のほかにいかかき380円がある。ゲソ天と表記しないからには胴体部分を使っていると想像される。両方用意するのは珍しいと思う。天(かきあげ)は、ペラペラで具材はタマネギのみ。安っぽい印象はぬぐえないが、タマネギ自体は甘みがあって美味しかった。唐辛子は一味。点数は低めになっているが、トータルの印象としてはもうちょっと上。充分再訪価値のある店だと思う。

※少し値上げしていました。現在、かけ270円、かきあげ360円です。いかかき揚は400円で存続していますが、いか天というメニューは店頭のお品書きから消えています(2017/2、確認)。

※消費10%増税に伴うとみられる値上げをしていました。現在、かけ290円、かきあげ380円、いかかき430円です(値−1点。2020/6、確認)。

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「あいちゃん」  実食日:2017/2

  JR西口を右(南)に出て、右(西)へ。すぐの十字路を左折して10秒、右側。駅出口から距離的にはかなり近いのだけれど、ちょっと目立たない場所にある。居酒屋のランチ営業というスタンスなのか、壁面にはキープボトルがたくさん並んでいる。店内狭く、椅子付きカウンター6席のみ。3人横並びのカウンターが向かい合う形で、その間が従業員通路。厨房は奥にある。言ってみれば、吉野家型コの字カウンターの袋部分に席がない(従業員出入口になっている)という形だ。昼時(12:45頃)の訪問だったこともあり、先客5で、空席はひとつしかない状態だった。私が入ったことで満席になり、後客は諦めて立ち去ってしまった。もう少しフロアが広ければ、と思う部分もある。
  麺は、注文後に茹でる生麺。あまりそばの香りはなく、厨房内からタイマー音が聞こえてこなければ冷凍だと思ったかもしれない。ただ、香りがないように感じたのは、麺自体の問題ではなく、つゆやたぬきの香りが勝っていたということかもしれない。そのつゆは、ちょっと変わった風味がする。カツオも昆布も前面には出ていないのだけれど、不思議な深みを感じる。サバか何かを含めて、3種の合わせかもしれない。塩加減もちょうどよく、個性的であり、なおかつ美味しかった。加えて、柚子皮が入っていたよう(視認できなかったが、全体的ではなく局所的に香ったので、柚子粉ではなく柚子皮だろう)で、柚子の香りがサプライズ的にツンと鼻を突いた。たぬきは、具材の切れっ端がたくさん入っている天かす。ゴボウと小エビの香りが強く感じられた。こちらも美味しい。天を店揚げしていることが一発で分かるたぬきだ。たぬき380円(ワカメ入り)。麺単の変わりメニューは特になし。イカ天500円のほかに、ゲソかき揚げ500円あり。これ、浅草橋スタンダードなのかな。この近辺で、イカ天&イカかき揚げを両方扱う店をよく見るような気がする。セットメニューいろいろあり。マグロ丼セット700円やネギトロ丼セット700円があるあたりが、居酒屋ランチらしい部分か。タカノツメあり。


※昼すぎに行っても、やっていませんでした。ランチ営業は終了した模様です。当サイトでは、閉店として扱います(2021/5、確認)。

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★両国駅(JR総武線、都営地下鉄大江戸線)

「文殊」  実食日:2003/9

  JR東口を出て、正面の“横綱通り”を入った左側にある。この辺りは、駅そばが密集している激戦区。その中で、もっとも盛況なのがこの店だ。
  ここのこだわりは、自家精製している麺。細く、色の黒い麺はかなり風味が高い。が、私が行ったときにたまたま拙い店員に当たってしまったのか、ちょっと茹で方が足りなかった。本当はもっと美味いんだろうなぁ……。生麺使用の店はこれが怖い。ところで、この店ではたぬき350円、天340円というおかしな値段設定になっている。とりわけ「最高級たぬき」というわけではないようなので、この店でたぬきを注文する必然性は皆無。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき380円です。天も380円で、ひとまず価格の逆転現象は解消されていますが、同額なら天を注文した方がいいでしょう(値−1点。2015/6、確認)。

※2019/5、再食。なす天380円をいただきました。なす天の形状は他店舗と同じで、スライスした大ぶりのナスに縦に包丁を入れ、ゲソのような形状になっています。スライスがやや薄めだったのは、たまたまでしょうか。生麺茹でたてで、今回は茹で加減ジャスト。繊細な細麺でありながら、しっかりとした歯ごたえを楽しめて、上々の出来でした。つゆの寸胴も、注ぐとき以外はちゃんと蓋を閉めているので、煮詰まりは僅少だろうと思います(味+1点)。
  祝日17:00頃の訪問で、先客1・後客1。店員さんが2人体制だったタイミングにしては、空いている印象。たまたま切れ間だったのかもしれません。


※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき390円、かき揚げ390円、なす天390円です(2020/7、確認)。

※2023/3、再食。その前に、再値上げしていました。現在、たぬき、かき揚げ、なす天は、いずれも470円です。390円から一気に470円まで上がったのではなく、段階的に上がったものと思われます。
  今回は、たこ唐揚げ620円を食べてみました。店舗限定でしょうか。少なくとも、私がよく行く成増店・大山店・川越店・志村三丁目店では見たことがないメニューです。トッピングは、ひと口大(掲示されている写真よりだいぶ小さい)のたこ唐揚げ5個+ゆで卵半分+ほうれん草です。レアメニューはどうしても値段が高くなるものですが、620円にしては少々見栄えが貧相かなという気がしました。だからこそゆで卵とほうれん草を追加しているのかもしれませんが、個人的にはゆで卵とほうれん草を廃して550円くらいにしてくれた方がありがたいです。味覚的には私好みですが、そば定食(600円)よりも高いとなると、リピートはないかなという感じです。
  平日16:30頃の訪問で、先客1・後客1。この時間帯はアイドルタイムでしょうか、空いていました。


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「富そば」  実食日:2004/4

  JR東口を出て横綱通りへ。上記「文殊」を越えて右側。ゴチャゴチャした外観の店だが、中は意外とサッパリしている。狭いことには変わりないが、衛生面に問題はない。食券制だが、空いているときなら現金でも可。
  この店は、「生麺使用」を売りにしている。表の看板にも、これ見よがしに「生めん!」と書いてある。そこまで言うだけあって、麺は水準以上の味。ただ、つゆが薄いなぁ……。具(たぬき)もちょっとしか入ってないし。この店には「かけ」というメニューはなく、もりとたぬきが最安メニュー(300円)。だから、たぬきがかけの代用なのだろう。変わりメニューに、牛すきそば450円。美味そうだが、ちょっと高い。


※閉店(「かくや」化)していました(2015/6、確認)。

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「との」  実食日:2006/3

  JRの両国駅からはだいぶ離れているのだが、清澄通りに地下鉄大江戸線の両国駅ができてくれたおかげで、この店も徒歩圏内に入ることになった。場所は、A2出口を出て右へ30秒。
  この店では、生麺を注文後茹でしているため、多少待たされる。とにかくコシを重視している麺で、味や香りはそれほど感じないのだが、コシはまるで本場の讃岐うどんのよう。好きな人はかなりはまりそうな食感である。つゆがかなり辛めなので、香りの弱さはあまり気にならなかった。たぬき300円(ワカメ入り)。酒類も扱っており、夜はどちらかというと「立ち飲み屋」的な色合いになる。
  ここまでは良いことを書いてきたが、非常に残念な点が1つだけある。それは、無愛想だということ。割と若い店主なのだが、店に入って挨拶なし、注文して返事なし、お金を払っても無言、「ごちそうさま」と言っても返事なし。ちょっと、無愛想にもほどがある。ベラベラ喋りすぎる店員もどうかと思うが、何もそこまで客を嫌わなくても……というのが、正直な感想だ。もう少し明るくお願いします。もしかしたら、一見さんお断りなのかな。


※閉店していました。ビルごと建て替わっていて、跡地はマンション(社宅)の駐輪場になっています(2015/6、確認)。

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「かくや」  実食日:2012/5



  JR東口を出て左(ガード沿い)へ1分、左側(ガード下)。浅草橋にも同名店があり、内容も酷似している(微妙な違いは経時変化と思われる)ので、ミニチェーンだろう。フロアは狭く、椅子付きカウンターとテーブル席(テーブル上にパーティッションがあるので、当サイト上では厳密にはこれも椅子付きカウンターになる)合わせて20席弱あるものの、満席になったらほとんど身動きできない状態になるだろう。
  麺は、中太の平麺で、ツルツルした食感が特徴。のどごしはよいのだが、そばらしい食感かと問われると「?」がつく。つゆは、たいへんよく香る。浅草橋ではあまりつゆの印象がなかったのだが、今回は最後までよく香った。実食時間帯による違いだろうか(今回は朝7時前に実食)。たぬき340円(ワカメ入り)。変わりメニューがいろいろあり、鶏つけそば(550円)や辛味噌つけそば(620円)などが看板メニューになっている。が、いずれも高い印象。お得感があるのは、朝6〜10時限定の朝ご飯セット(かけ+生卵+ご飯+お新香)と朝カレーセット(かけ+ミニカレー)。いずれも390円とお値打ち価格で、しかもご飯はお替り自由。朝以外の時間では、平日に限り行っている、日替わりトッピング無料サービスが魅力的。曜日により、生卵・きつね・たぬき・ミニかき揚げがサービスされる。さらに細かい点を挙げると、飲み水が冷水だけでなくほうじ茶(温)も用意されているのが嬉しい。箸はエコ箸。


※閉店していました。横綱横丁の「富そば」跡地が「かくや」になっていて移転と捉えることもできそうですが、店舗名が異なるようなので、閉店扱いとします(2015/6、確認)。

※これはびっくり! 9/1付で、装い新たに復活していました(写真は左から2枚目)。こういうこともあるので、閉店情報は迂闊に掲載できないですね。反省します。現在、たぬき380円です。なお、店舗名についてはいろいろな表記が入り乱れていますが、現状ではリニューアルオープンのお知らせ看板に記載されていた「両国本店」を正規と見なすことにします。横綱通りの店舗(現時点では未食)は、「両国横綱通り店」と捉えます(値−1点。2015/10、確認)。

※「両国本店」に特段の変化はありませんが、横綱通りの「両国横綱通り店」が閉店していました。改装中の一時的な「つなぎ店舗」だったということでしょうか(2015/12、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬきという既製メニューはなく、かけ390円+単品揚げ玉50円での再現になります。完全に、つけそば系やセットものがメインのメニュー構成になっています。なお、店頭にタペストリーや貼り紙類がだいぶ増えたので、写真を貼っておくことにします(右端が最新。2020/7、確認)。

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「あずみ」  実食日:2013/2

  JR東口を出て左へ30秒、ガード下。わりとよく通る場所だが、これまでに見た記憶がないので、最近オープンしたものだろうと思っていた。しかし、調べたら2011年9月開店だった。1年半近くもの間、なぜかまったく気づかなかった……。客席は、椅子付きカウンター12席と、テーブル席が4×2。
  麺は、生。時間帯によるかもしれないが、実食時は注文後に茹でていた。当然ながら茹で麺店舗よりも歯ごたえが良いのだが、逆に「あずみ」らしさが感じられなくなってしまっているようにも思う。失礼な例えになってしまうが、「ありきたりな優等生」という感じ。つゆは、茹で麺店舗と変えているのかどうか分からないが、実感としては従来店舗よりも酸味が強いように感じた。たぬき370円(ワカメ入り)。茹で麺店舗よりも60円ほど高い値段設定であることを考えると、私個人としては茹で麺店舗に行きたくなる。箸はエコ箸で、商品と一緒に配膳される(客席に箸立てなし)。レンゲも付く。変わりメニューの鴨南蛮せいろは美味そうだが、530円と高値。セットメニューもいろいろあるのだが、いずれも値段が高く、あまり食指が動かない。


※暖簾が廃されていました(写真は左:旧、右:現)。従来の価格設定がおかしかったという話なのですが、現在はたぬき350円で値下げされています。期間限定ですが、乱切りそばを扱っていました(せいろ380円、野菜かき揚げ440円)。池袋の「乱切りあずみ」用の麺の運用でしょうか。また、半そば+卵かけごはんで320円という朝定食の設定がありました。この価格帯での設定はたいへん嬉しいです(値+1点。2015/6、確認)。

※駅改良工事のため、閉店していました。上記「かくや」が復活していることから、駅改良工事終了後に復活する可能性もゼロではありませんが、ガッツリと閉店の貼り紙が出ているので、その可能性は低そうです(2015/10、確認)。

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「いろり庵きらく」  実食日:2015/6



  近年縮小傾向にあったNRE駅そば。茹で麺店舗をリニューアルして「いろり庵きらく」がオープンするケースはまま見られるが、新規開店は少ない。そんな中、先月オープンしたこの店は新規だ。これはNREのファインプレーだと思う。両国は文殊・かくや・あずみがしのぎを削る激戦区だが、これらの店舗はいずれも東口方面の横綱横丁周辺に密集していて、西口・国技館方面はガラ空きだったのだ。メインの改札は西口なのだから、需要がないわけがない。これはいい場所に入った。フロアはわりとコンパクトだが、テーブル席が2人×3、椅子付きカウンター9、立ち食いカウンター6人分くらいと、さまざまな需要に応える構えだ。綺麗なトイレがあり、入口ドアにわざわざ「椅子席15席あります」と貼り紙が出ているあたり、国技館を訪れる年輩者をターゲットにしようという意図が見られる。
  味覚的には、生麺NREのスタンダードだ。麺は見込み茹でで、茹でたてに当たったものの食感は並。NREの生麺は、かけ系で食べるぶんには茹でたてでも茹で置きでもあまり印象が変わらないように思う。たぬきは粒が細かいもののゾル化しないタイプで、油切れがよく好印象。たぬき370円。朝10時まで限定の朝食セット2種あり。個人的には、朝食セット明太子380円がオススメ。実食時には先客3・後客1だったが、私を含めて5人中4人が朝食セット明太子を実食していた。あとの1人は朝食セット納豆420円。朝は、断然朝食セットが多く売れている。返却口近くにそば湯ポットあり。飲んでみたが、ほとんど白湯。とりたてて試す価値はなさそう。箸はエコ箸。味覚的には水準級だが、この場所に店をオープンさせたセンスは高く評価したい。大相撲興業時の盛況がハッキリと脳裏に浮かぶ。


※暖簾が変わっていました(写真は左から2枚目)。値上げして、たぬき390円になっています。朝メニューについては、値段据え置きです(2019/1、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき400円です(2020/7、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は右端が最新)。値段等、変わっていません(2021/5、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき460円です。400円から一気に460円まで上がったのではなく、間に430円の時代があったと思われます(2023/3、確認)。

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「文殊」  実食日:2015/7

  両国で「文殊」と言えば横綱横丁にある店舗が親しみ深いという人が多いと思うが、実は駅から少し離れたこちらが本店。東口を出て左へ。道なりに右に曲がって、京葉道路に出る1本手前の路地を左折して2分、左側角地。なかなか古風な構えで、大衆食堂の雰囲気がある。2人掛けテーブル×4と、椅子付きカウンター7席。意外と言っては失礼かもしれないが、冷房が利いていたのがありがたかった。
  麺は、生麺の茹でたてで、芸術的細麺。細いのだが歯にしっかりと主張する食感で、またつゆもよく乗って美味い。つゆは、カツオ系の出汁がメインで、ゴクゴク飲むよりも麺をすする時の方がよく香る。麺とつゆに一体感があり、総合的な印象がとてもよかった。その点、残念だったのがかき揚げ。ほんのりと焦がしたネギの香りがあって味覚的には申し分なないのだが、冷たかった。トッピングまで含めて一体感があるとなおよかったと思う。揚げ置くのはしょうがないとして、クーラーの冷気が直接当たらないように工夫するといいのかもしれない。かき揚げ380円の実食だが、たぬきがないわけではない。ただ、たぬきも380円で同額だったので天にした。もしかしたら、たぬきの方が一体感が得られたかもしれないと少々後悔。卵(生or茹)のサービスあり。このサービス、他店舗にあっただろうか? 記憶にない。本店オリジナルか?


※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき390円、かき揚げ390円です(2021/5、確認)。

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「肉そば両国」  実食日:2015/12

  JRの西口を出て、ガードに沿ってタクシー乗り場を越え、上記「いろり庵きらく」の横を通って大通りに出る。通りを渡ってから、左へ2分。両国は、これまで横綱通り付近にこの手の店がギュッと集まっていたのだが、ここ1〜2年でほどよく分散した。この店も、これまでこの手の店がなかったエリアに昨年5月にオープン。業界全体のシェア拡大を考えると、これはとても良いことだと思う。ただ、この場所は通行人があまり多いところではないので、認知度がイマイチなのかあまり賑わっていない印象。実食時には先客0・後客2で、このうち1人は配達ついでに食べていった宅配便の方。客席は、椅子付きカウンター8席のみ。
  麺は、生麺を注文後に茹でる。細く、硬い麺。いかにも今風という感じで、かけ系よりも冷やしの方が合いそうなタイプ。そばの香りはまずまずある。つゆは、かなり塩気が強い。存在感が強い麺に負けないようにと考えて調味されているのだろうか。カツオ出汁が強く香り、酸味も強い。一瞬、「生姜が入っているの?」と感じたほど。「これが好き!」という人も多そうな味覚だが、個人的にはもう少し優しい味の方が好き。たぬき(揚げ玉)は受渡口に置いてあり、フリー。大きな丼に山盛り入った削り粉もフリーになっている。たぬきは嬉しいが、削り粉はかけ系には入れない方が良いように思う。「まだ香りを加えるか?」というのが、正直な感想。冷やし系用だと解釈しよう。かけ300円、肉500円、肉玉550円。冷やし同額。天とかきつねとか、一般的な駅そばメニューはない。変わりメニューに、だしかけラーメン350円というのがある。
  実食は、肉そば。肉は豚ばら肉で、やや硬くなっているものの、麺も硬いだけにそれほど気にはならない。肉が硬いのは肉質によるものではなく調理法によるものだと思うが、意図的に硬く炊いているようにも受け取れる。味付けは薄め。ネギは斜めカットで、鮮烈すぎないやわらかな辛みが気持ちいい。細かい点としては、七味が「七味のり」になっているのが面白い。青海苔をたくさん配合した七味だ。海苔の香りが強く、単体としては香りが良いのだが、かけ系のそばにかけるとバトルロワイヤル状態になる。かけすぎは禁物だ。そばよりも、ご飯ものの方が合うのではないかと思う。これを吉野家あたりの牛丼にかけたら、美味いだろうなぁ。七味のりと普通の七味、両方用意してあれば最高だったか。全体的に、個々のパーツの主張がとても強く、よく言えばハッキリしていて分かりやすい味。悪く言えば、ヘビメタのように騒々しい味。そば好きよりもラーメン好きに、もっと言えば「東京チカラめし」あたりが好きな人を虜にしそうな味だと感じた。


※シャッターが閉まったままで、看板が塗りつぶされていました。閉店と判断します。場所、ですかね(2018/6、確認)。

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「でん」  実食日:2016/6

  蔵前橋通り沿いにある店で、JRの駅から歩くと8分ほどかかる。しかし、地下鉄のA1出口からなら4分と圏内。両国は、地下鉄大江戸線がJRから少し離れた場所に通ったおかげで、徒歩圏内となる範囲がだいぶ広がった。乗り換えるには少々不便だけれど。行き方は、A1出口を出て左へ2分強、蔵前橋通りを渡ってから左へ2分弱。隣が居酒屋になっていて、どうやら同経営の様子。昼の混雑時には、居酒屋内でそばを食べることもできる(申し出が必要。申し出ない場合はお通し代が発生する旨の注意書きあり)。居酒屋の方を含まない席数は、椅子付きカウンター8席。プラス、店頭に丸テーブルが1つ出ている。暖簾のマークから推して、店名は「田」の意味なのだろう。同名の店があちこちにあるが、味覚面から考えて無関係だと思う。
  麺は、生麺の注文後茹でだった。やや細めで、少し縮れが入っている。エッジを感じない麺だ。風味もさほど感じず、「いろり庵きらく」の麺に近い印象を受ける。つゆは、昆布出汁中心でまろやか。わずかに酸味が感じられるので、カツオ系も合わせてあるのではないかと推察。丁寧に作られた感じが出ていて、美味しい。たぬきなし、かけ290円、天350円。実食は、天(かき揚げ)。各種天は店揚げの揚げ置き。かき揚げは具材が少なく、薄っぺらいもの。まぁ、単価60円のかき揚げだからこんなところか。見た目の印象以上に油が強い。個人的には、天ではなくかけそばにフリーで置いてある天かすを少々加えるくらいの油具合の方が好みだ。変わりメニューというか単品の変わりトッピングに、ごま塩鶏ねぎ・チーズ・バター・味玉(各100円)がある。バターってのは、新しいね。試す勇気がないが。天かすだけでなく、ネギもフリー。受渡口にそば湯ポットあり。箸はエコ箸。おばちゃんの愛想も含めて、家庭的でよい店。床が少々べたつくのが気になったけれど、面白メニューも多いことだし、また行く機会がありそうだ。


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「天かめ」  実食日:2016/10

  駅からちょっと遠く、4分くらいかかる。JR東口を出て左へ1分、道なりに右に曲がって2分、京葉道路を渡って左へ10秒。距離的にはともかく、京葉道路を渡らないと行けないのがネックだ。それに、駅を出てからこの場所に至るまでの間に「文殊」や「かくや」といった強敵が立ちはだかっているので、どれほどの数の客がここまでたどり着けるのか、ちょっと心配という面もある。両国駅に依存というより、京葉道路の南側の街に依存しているのかもしれない。場所はあまりよいとは思えないのに、店内はとても広く、現時点では「天かめ」中最大の規模を誇る。立ち食いのイメージが強い「天かめ」なのに、両国店はすべて椅子席。それも、テーブル席が4人×7・2人×4、椅子付きカウンター6で、合計42席もある。こんなに意気込んじゃって大丈夫? 夜は飲み屋の二毛作店なら腑に落ちるのだが……。
  味覚的には、他の「天かめ」と大きくは変わらない。細い生麺は茹で置き対応で、少し粘着するものの香りはしっかりとしていて美味しかった。決して上品な香りという感じではないのだけれど、分かりやすい香り。つゆは、他店舗よりも少し甘さが控えめな印象だったけれど、おそらく誤差だろう。以前にも増して粉末出汁っぽさが強く(これもたぶん誤差)、ちょっと噎せ返りそうになった。上品ではないけど嫌いな味じゃないし、他店にはない特徴になっていて良いとは思うんだけどね。出汁を濾す際のふきん等の目が粗いのだろうか。たぬきは、さほど影響力のない天かす。ほどよい油を加えることで麺とつゆの相性を高める、といった役どころか。たぬき290円。メニューおよび値段は、今年6月実食の門前仲町店と完全一致。春菊天が売り切れていたことまで一致していた。というか、この10日後に五反田店で食べた時にも春菊天だけ売り切れになっていた。現在は扱っていないのかな? 麺単も安め設定だけれど、なんといってもセットメニューがお得。カレー丼セット490円、えび天丼セット500円あたりはコスパピカイチだと思う。箸はエコ箸で、受渡口にしか置いていないので取り忘れに注意。


※昼間の写真に貼り替えました。値上げして、たぬき320円、カレーセット520円になっています。えび天丼は消滅しましたが、ゲソかき揚げ丼セット520円、親子丼セット560円などが登場し、ご飯ものはむしろ増えています。また、そばも丼もフルサイズの満腹親子丼セット660円、満腹カツ丼セット690円なども登場。どこかで聞いたようなフレーズではありますが……。丼もの単品も、並シリーズとジャンボシリーズがあります。ミニ丼の単品はありません(値−1点。2019/1、確認)。

※消費10%増税を経て、値上げしていました。現在、たぬき370円、カレーセット560円、ゲソかき揚げ丼セット540円、親子丼セット580円、満腹親子丼セット680円、満腹カツ丼セット690円です。たぬきの値上げ幅が大きいですが、その他はだいたい20円程度のアップです。もともとセットメニューにお得感があったチェーンですが、なおのこと際立つ価格構成になったと言えます(値−2点。2020/7、確認)。

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「じゅげむそば」  実食日:2020/7

  地下鉄のA2出口を出て左すぐに、2019年9月にオープンした新店。かつて上記「との」があった場所の近くで、同店が閉店して以来久々に地下鉄側で立ちそばを食べられるようになった。食券制で、客席は椅子付きカウンター10席のみ。厨房と対峙する席と、厨房に背を向けた壁際の席がある。どちらかというと、壁側の方がメインの造り。
  麺は、生麺を注文後に茹でていた。看板にて大きく「粉から製麺」と謳っているが、さほど大きな特徴を感じる麺ではなく、食感・風味ともどちらかといえば無難系。オペレーションを見なかったが、押出製麺だろうか。つゆは、特定の方向に突き抜けないバランス派。やや甘みがあるけれど、出汁がしっかりしていて平たくはなっていないので、抵抗なく飲み干せる。値段は、当サイトの基準から考えると、ちょっと高い。かけ390円、たぬき520円、天(かき揚げ)540円。たぬきは対象外にしたい価格帯なのだが、かけと天はOKかなということで、対象に含める。毎月1・5の付く日(10〜19日は毎日ということになる)には天が100円引きになるサービスあり。今回の訪問は18日だったので、天は440円。こうなると、初食でもたぬきを注文する気が失せる。実食は、天で。かき揚げは、かなり大きい。高さ10センチくらいある円筒形のもの。具材はタマネギ、ニンジン、小エビ、春菊で、平均的な店に比べてタマネギの比率が低い。だから、見た目にも彩りがあって食欲をそそる。店頭に掲示されていた写真ではかき揚げがもっと小さいし、「9割くらいタマネギかな」という感じだったのだが。これは嬉しい誤算だ。というか、掲示する写真を私に提供した一杯に差し替えた方がいいと思う。写真よりも実物の方が勝っているケースなんて、かなり珍しい。大きすぎるかき揚げは食べ進めるうちに重だるくなってくることがあるが、今回は最後まで美味しくいただけた。揚げ置きで油がしっかり切れていたのと、その油自体も鮮度がよかったのではないかと思う。変わりメニューに、海老天+揚げ餅の「じゅげむそば」800円。また、麺をグレードアップさせた「外一もりそば」780円もある。まず食べてみたいのは9.09割そばの方か。ちょっと高いので、自分にご褒美をあげたくなった時のためにとっておこうかな。ネギ増しは有料(30円)なので注意。受渡口脇にそば湯ポットあり。箸は割り箸。
  土曜16:30頃の訪問で、先客3・後客0。コロナ対策として、各席がパーティッションで仕切られている。フロアはお世辞にも広いとは言えないうえ、ややゴチャゴチャした内装になっているので、パーティッションがあると少々閉塞感を覚える。コロナが完全に明けたら、撤去した方がいいと思う。今後に期待できる要素がたくさんあり、値段がやや高い以外にはこれといった難点が見当たらなかったので、波に乗れば面白い存在になりそう。まずは、コロナ禍をしっかり乗り切ってほしい。


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「天丼てんや」  実食日:2020/8

  JR西口を南側に出て、左へ1分のガード下。東口からでもたいして変わらない距離感で、出て右へ1分のガード下になる。この辺りはガード下に小さな飲食店などがたくさん連なっているところで、東口と西口の間のガード下だから、まぁ駅舎の外側と言えるような場所だ。店舗名は「両国店」で、セルフタイプ店となっている。つまり、食券制。入店してすぐ左手に券売機がある。各種サービス券や金券の取扱いを終了した旨の貼り紙が出ているので、最近セルフタイプ店に変わったのだろう。ページが複数にまたがっているタイプのタッチパネル式券売機なので、全メニューの把握がしづらい。全メニューの一覧を店頭に掲示しておいてほしいところだ(ごく一部しか掲示がない)客席は椅子付きカウンターのみで、テーブル席はない。席数は19。奥行きがあまりなく、間口はさほど広くないものの入って右手にフロアが続いている。横に長いタイプの店舗だ。
  麺は、「天丼てんや」スタンダードの乱切りタイプ。二八を謳うもののそれらしい香りはなく、冷凍麺を連想させるもの。つゆは、色はわりと薄いのだが味覚的には濃くも薄くもなく、平均的。柚子皮とカマボコは、デフォルトでトッピングされていた。総じて、「天丼てんや」の中でも突出しているところがなく、可もなく不可もなくといった印象だった。そば一人前350円。実食は、そば一人前(かけを選択)に天ぷらの盛り合わせが付く「天ぷらそば」680円。天ぷらは、エビ、イカ、キス、インゲン、カボチャという構成だった。すべて揚げたて。全体的にカラッとしていて美味しかったが、例によってエビだけはプリプリ感がなく、ややパサついて残念。温かい天つゆと、別皿で大根おろしとおろし生姜がセットになっている。これはいろいろな食べ方ができそうだ。もちろん全部の天ぷらを天つゆにつけて単独で食べてもいいが、半分くらいそばに乗せるのもアリ。あるいは、そばをもりにして、つゆに大根おろしを溶く手もあるだろう。ちょっと高い印象はぬぐえないけれど、次に注文するときにはいろいろ試してみたい。飲み水は、各席に冷水ットがあるほか、受渡口近くに緑茶や麦茶(それぞれ温・冷あり)も選べる給茶器あり。箸は個包装の割り箸。
  日曜14:30頃の訪問で、先客2・後客5。コロナ禍で減っている店前の人通りを考えると、わりとよく入っている方だろうか。全ての席に、個別パーティッションあり。テーブルがないので、カップルやファミリー、グループ客にとってはやや利用しづらい店舗だろうか。おひとりさまに適した店舗だと感じた。


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★錦糸町駅(JR総武線・横須賀線、東京メトロ半蔵門線)
「丸源」  実食日:2004/3



  南口を出て、右。「駅ビル通り(ピアきんしちょう)」を入って、最初の路地を左、右側。隣の居酒屋を合わせた経営で、昼時だったこともあって客の入りも上々。美味そうな気配が漂っている店である。
  が、味は淡泊だった。不味いということはないが、あまり印象に残らない。しかも、とにかく混んでいてしょっちゅう人(店員含め)がぶつかってくるので、あまり落ち着かない。嬉しい点としては、なぜか丸天(薩摩揚げ。しかも大判)が乗っていたこと。これは他店では見ないサービス。そして、ワカメ入り。だから、たぬき(320円)が非常に豪華に見えた。


※2019/5、再食。久々の実食ですが、それ以前にリサーチ自体もかなりご無沙汰になってしまいました。この店、昼間に訪問しても酒飲み客が多いから、イマイチ近寄りがたいタイミングが多い(私も飲みたくなってしまうため)のです。今回も、平日15:00頃の訪問だったにもかかわらず、先客6・後客3のうち先客6人は飲み客。ただ、今回気付いたのですが、この店には出入口が2か所あって、向かって左側は飲み客用、右側はそば客用に分かれています。昔からこうだったかな? ちょっと記憶が曖昧。この席配置なら、飲み客が多いタイミングでも誘惑に負けることなくそばだけ食べて出ることができそうです。
  リサーチ自体15年ぶりということで当然なのですが、値段が上がっています。現在は、たぬき340円です。値上げ幅が15年間で20円ですから、頑張っている方ですね。そして、いつの話なのかわかりませんが、外観を若干リニューアルしています(写真は左から2枚目)。
  今回は、天370円をいただきました。麺は、少しポソッとする食感の細麺。20年前の「梅もと」を思い出させるようなものでした。つゆは、わりとガツンときます。甘さ・辛さとも強め。初食記事で「淡白」と書いていますが、少なくとも今回は淡白という印象ではありませんでした。天は、9割以上がタマネギ。彩り程度に、細かく刻んだ青菜系の野菜が入っています。いびつな形状やフワッとした食感から推して、たぶん自家製でしょう。ちょっと油が古かったでしょうか、酸化したような甘だるさがありました。丸天サービスは、少なくとも天そばにはありません。こういうところをカットして値上げ幅を抑えたのかな、と考えるのが自然かと思います(味+1点、値−1点、サ−1点)。


※2021/9、再食。その前に、消費10%増税を経て、やや大きく値上げしていました。現在、たぬき390円、天420円です(値−1点)。
  今回は、月見370円をいただきました。玉子は、たぶん後乗せ。つゆがアツアツなので下半分はうっすらと凝固していましたが、上半分は完全に生。少しゴワッとする茹で麺に、しっかり濃いつゆ。クラシカルテイストを貫いています。
  平日13:30頃の訪問で、先客0・後客0。飲み客を含めての、この客数。コロナの影響が大きく出ているようです。各席に、ビニールカーテン(パーティッションではなく、上から吊り下げるタイプ)が設置されています。なお、外観的には、暖簾が玉簾のようなものに変わっていました(写真は右端が最新)。


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「あじさい茶屋」  実食日:2004/4

  JR3・4番ホーム(横須賀線)両国寄り。毎度毎度の「あじさい茶屋」。味・値段・サービス共、毎度毎度の「あじさい茶屋」。他店より若干麺が黒いような気もするけど、味に変化はない。気のせいだろう。ホームに駅そばあるというのは嬉しいけど、やはり毎度毎度の「あじさい茶屋」。たぬき320円。


※閉店(「大江戸そば」化)していました(2008/10、確認)。

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「つるよし」  実食日:2005/7

  一番近いのは、地下鉄の1番出口。出て、歩道橋を南に渡ったところにある。分かりやすく言うと、「錦糸町駅前」交差点(京葉道路と四ツ目通りの大きな交差点)の南西角。駅前交差点の角地で立地はよさそうなのだが、歩道橋に隠れているため、存在を知らない人も多いかもしれない。
  ここは、割と本格的なそばを出してくれる店である。麺・つゆ・具(たぬき)とも、水準以上の味。これといって飛び抜けている長所があるわけではないが、地元に住んでいればリピーターになりそうな感じだ。メニューについて一言付け加えると、月見300円とは別に、玉子310円というのがある。これはかなり紛らわしいのだが、「月見」は生卵、「玉子」は温泉玉子が入る。なお、この店は土・日も営業している(ウインズが近いからだろうか?)が、代わりに毎週水曜(たまに変動あり)が休みになっているので、要注意。たぬき300円。


※値上げ(たぬき300→320円)していました(2009/6、確認)。

※たぬき320円、変わりません。消費増税による値上げはないようです。「月見」と「玉子」が両方存在するのは変わらずで、価格は月見330円、玉子340円になっています。消費増税による値上げではなく、だいぶ前に値上げしたものと思われます(2014/7、確認)。

※閉店していました。跡地はシャッターが閉まったままで詳細状況を確認できませんでしたが、高看板が取り外されていたことから、休業等ではなく閉店であるとみなすことにします(2017/1、確認)。

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「めとろ庵」  実食日:2005/11



  地下鉄改札を出て左へ1分、2番出口の階段下。大手町に続いてオープンした、東京メトロ特有のチェーン店。地下鉄構内で駅そばが営業できるようになったのも、営団地下鉄が民営化したおかげだろうか。
  ここのそばは、味覚的には大手町と変わらない印象。特徴的なのはつゆで、鰹節をたっぷり使っていそうな風味。塩っ気は薄めなので、割と上品な印象を受ける。麺は生の茹で置きだが、長時間の茹で置きはしない主義らしい。天は自家製で、これまた長時間の揚げ置きをしないように揚げるタイミングを工夫しているとか。そば湯ポットが置いてあるのも、大手町に同じ。おにぎり屋さんが併設されていて、買ったものを店内で食べることができるようになっているのも、やはり大手町に同じ。大手町と異なるのは、カマボコが入らないということくらいだろうか。このチェーン、これからどんどん勢力を拡大していくような気がする。たぬき350円。


※改装していました(写真は左から2枚目)。値上げして、現在はたぬき380円になっています。消費増税で一気に上がったのではなく、間にたぬき370円だった時代があります(2012年に再食しているが、記録を残していない)。変わりメニューに、あおさ400円・めとろ440円があります(値−1点、付+1点。2015/4、確認)。

※暖簾が出ていました(写真は右端が最新)。値段は変わっていませんが、あおさ・めとろといった個性的なメニューはすべて終了し、オーソドックスなラインナップになっています。ちょっと残念(付−1点。2018/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき400円です。たぬきはおそらく既製揚げ玉で、かけ290円、かき揚げ420円という値段構成に鑑みると、この店でたぬきを注文する必然性はなさそうに思います(2019/5、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき410円です。西船橋店と同様に、アオサを使った特殊メニューのあおさわかめ400円が登場しました。「めとろ庵」らしさが戻って、なによりです(2019/12、確認)。

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「味千 笠置そば」  実食日:2006/10

  南口を出て直進、大きな道(京葉道路)を渡らずに右へ2分。
  どこにでも出没するチェーン店だが、頭に「味千」の文字がついているのがミソ。麺は生麺の茹で置きと思われるが、角がとれた丸麺に近い形状で、妙にツルツルしている。プニプニとした弾力があるので、糸こんにゃくを食べているかのような食感だった。同系他店の麺に近いことは近いが、オリジナルだと思う。つゆもオリジナルっぽく、このチェーン特有の味の薄いものではない。細かいプラス材料を2つあげておく。1つは、カウンター上に使い捨てのおしぼりが出されているということ。ボックスティッシュがおいてあるケースはたまに目にするが、おしぼりを用意している店は珍しい。2つめは、七味唐辛子の調合比率が変わっているということ。一般的な七味唐辛子よりも、ゴマや陳皮といった香味成分が多く調合されている。ドライな辛さを求めている人には不都合かもしれないが、少なくとも私にとってはプラスになることだ。たぬき280円。


※閉店していました(2011/2、確認)。

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「本所そば」  実食日:2006/12

  JR南口改札を出て左へ30秒ほど。エスカレーターの裏というあまり良くない立地だが、看板が大きくて目立つ。
  看板を見てすぐに「NREだな」と分かる店なのだが、どうしたことか、味覚的にはこれまでのNREのイメージを一新させるものだった。こう書くと失礼かもしれないが、「どうしちゃったんだ、NRE」と思うほどに美味いのだ。革命的な店舗と言っていいかもしれない。麺にはシコシコとしたコシがあり、わりと太くて食べ応えがある。生か冷凍かちょっと判断に迷う麺。従来型の「あじさい茶屋」とはもちろん異なるし、最近増えてきた生麺タイプの「あじさい茶屋」の麺とも違う。つゆは、完飲派にとってはちょっと塩辛い感じだが、出汁はよく効いている。そして驚いたことに、具(たぬき)が出来合いではなく、ちゃんと天かすになっていた。首都圏のNRE店舗では、これは初めてではないだろうか。さらに、サービスも充実している。柴漬け・鰹節・ゴマ・紅生姜がすべて無料で入れ放題だ(期間限定か?)。紅生姜やゴマはともかくとして、鰹節はそばに入れて美味しいし、柴漬けは食後の口直しに気持ちいい(本来はご飯もの用かもしれないが)。値段が多少高めに設定されてはいる(たぬき360円)が、充分に満足できる内容だった。変わりメニューに、本所そば480円がある。内容は、貝柱とネギのかき揚げ+刻み海苔。


※2009/6、再食。鰹節等の入れ放題サービスはなくなっていました。代わりに、毎週月曜を「月見の日」とし、生卵無料というサービスが始まっています。変わりメニューの「本所そば」はなくなっていました。箸はエコ箸になっています(付−1点)。

※たぬき350円に値下げされていました。というか、これは茹で麺NREスタンダードへのマイナーチェンジであると思われます。今回は再食していないので値段以外の評点を据え置きますが、近々再食して評点を調整したいと思います(値+1点。2015/9、確認)。

※閉店していました。跡地一帯で、大規模なリニューアル工事が行われています。工事終了後に復活する可能性もありますが、閉店告知の貼り紙が出ていたので閉店とみなします。なお、着工と前後して地下に飲食店街がオープンしていますが、こちらには駅そば認定できる店は入っていませんでした(2017/1、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2008/10

  JR3・4番ホーム(総武快速)両国寄り。5つ上に掲載している「あじさい茶屋」の跡地。とはいっても、店名が変わってメニューがちょっと変わっただけで、経営母体は不変。内装も手を加えないでそのまま使っているように思う。
  麺やつゆに関してはNREスタンダードだから、詳しくは書かない。オリジナルメニューが1つあり、「丸天玉たくあんそば」530円。値段的に若干苦しいが、トッピング内容には面白味がある。乗るのは、丸天+温泉玉子+刻みタクアン。食べていないので詳細は分からない。写真を見る限りでは、「丸天」は九州のそれよりもより一層「さつま揚げに近いもの」に見える。刻みタクアンは、サービス別皿で出す店は何軒かあるが、そばに乗せる店は初めて見た。たぬき320円。


※値上げしていました。現在、たぬき340円です。初食記事に記載している「丸天玉たくあんそば」は期間限定メニューなので、現在はありません。変わりメニューはNRE系共通の期間限定ものだけで、店舗オリジナルはないようです(値−1点。2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。1・2番ホームの店舗はつゆマシンを導入していますが、こちらでも同じオペレーションになっているかどうかは、店の外からでは確認できませんでした。追って、再食して確かめます(2015/10、確認)。

※昼間の写真に貼り替えようと思って写真を撮ってきましたが、券売機もタッチパネル式に変わっていたので、貼り替えではなく貼り足すことにします(左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2018/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき360円です(値−1点。2019/1、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき370円です。メニュー・値段は、1・2番ホームの店舗と完全一致です(2019/12、確認)。

※2022/5、再食。その前に、再値上げしていました。現在、たぬき380円です。
  今回いただいたのは、季節限定メニューの「食べるラー油の豆腐ぶっかけそば」480円。特徴的な季節限定にしては値段が安めだと感じたので、衝動的に食べました。内容は、冷やしそばに冷奴・揚げ玉・食べるラー油・刻み海苔をトッピングしたものです。小田急や京急沿線で名物になっている「豆腐一丁そば」に似たコンセプトではありますが、食べるラー油をかけている点に工夫の跡が見えます。豆腐とラー油の愛称は抜群なので、これは正解だと思います。ニンニクの香りもよく合います。ただし、添えられるワサビには注意が必要かもしれません。正直、合わないです。注文時に「ワサビ要らない」と言った方がいいかもしれません。
  平日15:00頃の訪問で、先客1・後客1。空いていました。手狭な店舗なので、このくらいのタイミングの方が落ち着いて食べられていいかもしれませんね。


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「ゆで太郎」  実食日:2010/9



  駅から結構遠く、ギリギリの徒歩圏内になる。最寄り出口は地下鉄の3番出口で、出て直進(四ツ目通りを押上方面へ)4分、オリナスの向かい。JRの駅舎からだと、5分を超えてしまうかもしれない。店舗名は、「錦糸公園前店」。立ち食いカウンターと椅子席があるが、店に入って手前側に椅子席、奥に立ち食い席という配置になっているのが少々疑問。逆の方が客のニーズと一致するように思う。
  味覚的には、都心型ゆで太郎。芸術的と言っていいくらいの細麺だ。茹でたてに当たったので、細麺でもそれなりに歯ごたえを楽しむことができた。あとは、もう少しそば本来の香りを強めることができたらなぁ……という印象。たぬき290円。全店舗で値下げした様子(以前は330円だった)。24時間営業。箸はエコ箸。唐辛子は、各席に七味があるほか、受渡口に一味と鷹の爪を用意している。各席にそば湯ポットあり。ゆで太郎のそば湯は、かけつゆを少し割ってもなかなかいける。朝11時までに限り、揚げ玉フリーのモーニングサービスがある。

※暖簾が変わり、電光掲示板が設置されていました(写真は左から2枚目)。駅から少々離れていて、歩道が狭めで目立たない立地なので、遠くから認知できるように工夫したのでしょう。たぬきというメニューは消滅し、かけ320円に揚げ玉が入る設定になっています。実質的に、値上げですね。他メニューも軒並みだいぶ上がっています(値−2点。2015/4、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、かけ340円です(値−1点。2020/6、確認)。

※再値上げしていました。現在、かけ360円です。外観的には、電光掲示板が縦向きになっていました(写真は右端が最新)。歩道に大きくはみ出していたので、もしかすると行政指導か何かがあったのかもしれません(2021/9、確認)。

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「吉野家」  実食日:2013/7

  JRの駅からだと徒歩圏外になりそうだが、地下鉄の4番出口が徒歩圏内にある。出て直進3分、オリナスの3階フードコート(フードパレット)内。3階というのがちょっと痛いところではあるが、巨大な敷地を持つオリナスの中ではもっとも駅に近いゾーンにある。いわゆる「青よし」なのだが、なぜか看板は青ではない。フードコート内店舗なので、座席は共用。箸や七味などは受渡口にしかないので、取り忘れのないように。
  味覚的には、全国共通の「青よし」スタンダード。麺は黒みがかった乱切りの生麺。個人的にすごく好きなのだが、微妙に茹でがオーバーだったのか、歯ごたえが少し損なわれていた。5秒茹ですぎたか、すすぎの手際が悪かったか。茹で時間の短い麺なので、ジャストに茹で上げるのはなかなか難しいと思う。つゆは甘く、濃い。かけ390円。天かすとそば湯フリーのサービスがあるが、受渡口にしかないので、そば湯を最後の楽しみにする人にとってはちょっと面倒か。飲み水は、フードコートでは共用の冷水機が設置されているのみで各店舗では提供していないケースが多いのだが、この店では受渡口に冷水ポットと紙コップが用意されている。これは親切。特に一人客にとってはたいへんありがたい。紙コップがあるのだから、受渡時に紙コップにそば湯を汲んでおくという裏技も使えそうだ。こうすれば、後で汲みに行く面倒が解消される。


※閉店していました。跡地は、ペッパーランチでしょうか。「いきなりステーキ」を含め、ペッパーフードサービスの店舗が駅そばの後継となるパターンが近年結構目立ちます(2015/9、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2015/10

  JR1・2番ホーム(総武線各停)中ほど。ホーム上の島式店舗ということで上記3・4番ホームの店舗と同一店扱いしようかとも思ったが、店舗の造りなどが異なるので別店として扱う。こちらは、4席だけながら椅子席があるのだ。椅子のためにわざわざホーム移動するのも本末転倒な話ではあるが、座って食べたいならこちらを利用するといいだろう。
  味覚的にはNREスタンダードなのだが、つゆにあまり固さがないなと思って厨房内を見てみると、やっぱりつゆマシンがあった。完全に化学調味料のまろやかさではあるのだが、つゆがあまり乗らないNREの茹で麺にはこのつゆの方が合っており、全体のバランスがとれる(もっとも、手注ぎの店舗のつゆも化学調味料を多用しているが)。たぬき350円。メニューは、3・4番ホームの店舗と完全一致(同日確認)。箸はエコ箸。


※値上げしていました。現在、たぬき360円です(値−1点。2019/1、確認)。

※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき370円です。メニュー・値段は、3・4番ホームの店舗と完全一致です(2019/12、確認)。

※再値上げしていました。現在、たぬき380円です(2022/5、確認)。

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「生そば 玉川」  実食日:2020/6

  地下鉄の1番出口を出て、歩道橋を南に渡ったところ。上記「つるよし」の跡地。ビルが建て替わり、2020年5月にオープン。同名店が池袋にもあり、同系。錦糸町が2号店ということになる。ググると東所沢や新所沢の同名店もヒットするが、これらは無関係。「つるよし」が閉店して、激戦地・錦糸町の一方向(南側)がガラ空きになったなと思っていたのだが、錦糸町は引き続き駅から見て全方向に立ちそばがある激戦地であり続けることになった。新しいだけあって内外装とも小奇麗で、ガラス張りの外観にウッディな店内で、いかにも女子受けしそうなお洒落路線。客席は椅子付きカウンター15席と立ち食いカウンター8人分くらい。それはいいのだが、入店して自動オーダータイプの食券を買った後、店員が案内するまで席に着けないシステムになっているのがちょっと面倒。あるいは、コロナ対策で密にならないように、一時的にそのような措置を取っていただけかもしれないが。掲示では、「空いている席でお待ちください」となっているので。
  池袋で何度も食べているから、だいたい味の想像はついていた。ザ・嵯峨谷チルドレン。というか、池袋で食べていなくても、すり鉢みたいな模様の入った黒茶色の丼で提供される時点で、もう「あ、嵯峨谷系ね」と分かって、味まで見えた気になってしまう。丼まで揃える必要、あるのかな。それはさておき、麺は押出製麺と思われる生麺で、そばらしい食感は得られている。香りもまずまずある。嵯峨谷の十割とは違い、池袋と同じく二八とのこと。嵯峨谷系に舌がだいぶ慣れてしまっているためか、嵯峨谷草創期ほどの感動はなかったけれど、美味い部類だ。つゆは、やや甘め。宗田系の出汁が中心と思われるが、その香りを上書きしてしまう甘みがある。う〜ん。たぬきは、既製の揚げ玉で変哲なし。これも、う〜ん。各種天は店内で揚げているのだから、たぬきも天かすで出してほしいところなのだが。もう、受け渡された瞬間に「なんで!?」と声を上げそうになってしまった。たぬき430円(刻みナルト入り)。池袋はたぬき410円だから、錦糸町の方が高い設定だ。新築物件だしモロ駅前の角地だから、賃料が高いのかな。かけ360円、かき揚げ490円、かき揚げ丼セット690円など、いずれも錦糸町の方が高い。二枚もりに至っては、池袋540円に対して錦糸町680円と、140円もの差がある。う〜ん。総じての印象としては、嵯峨谷よりも仕上がりが甘くて、嵯峨谷よりも値段が高い。近くに嵯峨谷があれば、そちらへ行きたくなりそうだ。駅そば全体で見れば、レベルは高い方なんだけど。嵯峨谷と変に比較されないためにも、丼とかメニューとか刻みナルトとか、大人の事情で変えられないところは仕方ないとして、変えられるところは変えていった方がいいと思う。箸は割り箸。唐辛子等は受渡口のみにあり(これは一時的なコロナ対策かもしれない)。
  土曜14:30頃の訪問で、先客10・後客6。よく入っていた。内外観の印象どおり、女性客も多い。しかも、総じて若い。カップルや子連れも、続々来店。横並び席のみで、コロナ対策で1席おきに使用不可にしているものだから、2人連れが来ると結構ややこしいことになる。連続2席プラスその両隣(つまり、連続4席)が空くまで待たせて、使用不可の札を動かして。こういうことがあるから、食券を買っても勝手に席に着かせないシステムになっているのだろうか。使用不可の札での対応は、限界がありそうな気がするが。というか、テーブル席を設けなかった時点で、ひとり客が中心だろうと目論んだ様子が汲み取れる。2人連れがじゃかすか入ることを、想定していなかったのではないか。事前マーケティングがうまく機能していないように感じる。あるいは、訪問が土曜だったからかな。平日はひとり客が多いのかもしれない。今後、どう調整していくのか。推移を見守りたい。


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「天丼てんや」  実食日:2020/12

  副業系の大規模チェーン店だが、駅ナカと呼べる場所にあるので優先的に実食。場所は、JRの北改札を出て左の駅ビル「テルミナ2」の1階。錦糸町駅の中では、比較的人通りの少ない場所にある。錦糸町には「天丼てんや」もう1店舗ある(錦糸町南店。駅ナカではない)ことから、「錦糸町テルミナ2店」という長い店舗名が付いている。セルフタイプ店ではなく、テーブルオーダーの後払い制。客席は、テーブルが4人×5、椅子付きカウンターが9。椅子付きカウンターは、厨房と対峙するものと、壁側を向いたものがある。厨房と対峙する席でも、店員は一度厨房を出て背後から配膳するので、本来の意味でのカウンターとしては機能していない。
  麺は、いつもの冷凍麺。そばの香りはまずまずあるけれど、「二八」を謳うにはちょっと寂しいレベル。不味くはないんだけど、謳い文句が立派すぎると客は無意識のうちにハードルを上げてしまうので、あまり「二八」の文言は表に出さない方がいいような気がする。つゆは、やや濃いめであるように感じたが、誤差の範囲内or気のせいかもしれない。カツオの香りをあまり感じない分、味が濃いとやや平たく感じられてしまう。かけ(一人前)350円。カマボコ・柚子皮・ネギは、デフォルトでトッピング。今回は、ちょっと値段の張る天ぷらそば680円を食べてみた。天ぷらは揚げたてで、別盛り提供。内容は、エビ・イカ・赤魚・カボチャ・インゲンだった。この手の盛り合わせとしては、赤魚が入っているのは珍しい。キスでもいいと思う部分もあるが、個性が際立つし、味覚的にも上々なので、悪くない工夫だと思う。エビは例によって少しパサつく。イカとカボチャは普通。インゲンと赤魚が美味しかった。特にインゲンは、私好みの歯ごたえで、「エビ要らないからインゲンもうひとつちょうだい」と思えるほどだった。タイミングによって少々の誤差はあるかもしれないが、エビのお粗末さについては、もはや恒例。飲み水は、麦茶。各席に置いてあるのは冷たいもので、申告制にて温麦茶も提供。箸はエコ箸。「天丼てんや」も、エコ箸導入店舗が増えてきたなと感じる。
  平日17:15頃の訪問で、先客14、後客8。テーブル席は満席で、後客の入店を何組か断っているような状態だった。わりと地味な場所なのに、よく入っていますこと。椅子付きカウンターには、個別パーティッション設置。もともと席間が広かったようで、パーティッションがあっても特段窮屈さや圧迫感は感じなかった。


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