東京・横須賀線
(西大井・新日本橋・馬喰町)

現在、7軒掲載(うち6軒は、閉店確認済)
※品川駅は、山手線5に掲載。
※新橋駅・東京駅は、山手線4に掲載。
★新日本橋駅(JR横須賀線)
「立花」  実食日:2004/10

  6番出口を出て左へ2分、高速の高架をくぐって最初の路地(ヤマザキデイリーストアの角)を左、20秒右側。古めかしいビルの1階部分に店があり、外見とは裏腹に店内は結構広い。
  ここの特徴は、麺を選べる(生・茹)ということ。もちろん生の方が美味いのだろうが、50円増しになる。私の評価は、あくまでも「安い方の麺」が基準となるので、ここでは茹で麺の評価を記載する。茹で麺は、若干太め。たぬきはカラッと揚がっている。つゆに黒っぽい油が浮いていたのが少々気になった。嬉しいのは、値段だ。この立地でたぬき260円は立派。天も290円。全体的に、かなり安め。それから、ネギはカウンター上に置いてあり、フリーと思われる。最初から少しだけ入っているのだが。
  なお、麺は選択制と書いたが、黙っていると自動的に茹で麺で出てくる。生麺にしてほしい場合は、しっかり意思表示をすること。大きな声で、「シコシコで!」と。また、本当かどうか分からないが、生麺を選択して「不味い」と感じた場合には、増し分の50円は返却するとの表示がある。本当かな?


※閉店していました。跡地は、ビルごと建て替えられています(2014/12、確認)。

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「スタンドそば スエヒロ」  実食日:2004/12

  6番出口を出て右へ20秒。間口が狭く、女性一人ではなかなか入りにくい雰囲気があるが、中は意外に広い。ここのそばは、いかにも体に悪そうなどす黒いつゆが最大の特徴。かなり辛い。もう少し存在感を消した方がいいのでは? と思ってしまう。反面、種類豊富な自家製天は美味そう。少なくとも、たぬきを食べた感じではそう思えた。ピーマンやオキアミなど、変わり種というわけではないけどあまり駅そばでは見ない天が揃っている。面白かったのは、メニュー表の上にカロリー&タンパク質含有量が表示されていたこと。あまりそういうことを気にする人が入るような雰囲気ではないのだが。たぬき290円。

※閉店していました。跡地はビルごと建て替えられ、マンション(オフィスビル?)になっています(2014/12、確認)。

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「ゆで太郎」  実食日:2007/10

  5番出口の北側階段(日本橋4丁目方面)を上がって、すぐ目の前の交差点を渡らずに左すぐ。江戸通り沿いのシティ本町ビル1階。立ち食いカウンターのみだが、カウンターは新しくて綺麗。清掃が行き届いている感じがする。
  「ゆで太郎」は、ここ2〜3年でずいぶんレベルが上がってきていると感じるチェーン。店によってばらつきはあるが、食べて「不味い」と感じることはなくなった。麺は茹で置きながら生麺で、2〜3年前には感じられなかった「ザラザラ感」があってなかなか美味しい。そば湯ポットがあり、ネギは別盛り、盆乗せサービスなど、細かい点にも配慮が感じられる。ボリュームも、2〜3年前に比べてだいぶ増したような気がする。計量したわけではないので、確かなネタではないが。値段は据え置きのようで、たぬきはワカメとカマボコが入って290円。

※閉店していました(2011/2、確認)。

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「ゆで太郎」  実食日:2015/1

  2番出口を出て右へ1分、日銀通りを右折して30秒、左側。店舗名は「日本橋本石町店」。間口は狭いが奥に長く、テーブル席が4人×8、立ち食いカウンターが10人分ほどある。実食は中途半端な時間帯(16:30頃)だったのだが、スーツ姿のサラリーマンがチョコチョコ出入していた。営業マンの足休め場になっているのだろうか。
  閑散時間帯だったからという可能性もあるが、麺は注文後茹でだった。不自然ではないコシがあり、たいへん美味しい。全店舗でこの食感を提供できればいいのになぁ、と思うほど。しかし反面、つゆは塩気が強すぎる印象だった。夕方で、煮詰まっていたのだろうか。そば湯で少し割ろうと思ったが、そば湯ポットは受渡口にしかなかったので、面倒になって諦めた。席数が多いため、各席にはそば湯ポットを置けないのかな。たぬき330円(ワカメ入り)。これといった変わりメニューは見当たらないが、朝定食3種(各350円)は健在。箸は、割箸だった。「ゆで太郎」はエコ箸のイメージが強いのだが、このあたりの細かいオペレーションは各店舗に一任されているのだろうか。七味は各席にあり、一味・タカノツメが受渡口にある。「ゆで太郎」お馴染みの製麺室もあるが、一番奥にあるのでちょっと見学しにくい。


※値上げしていました。現在、たぬき350円。朝定食は3種各360円になっています。「ゆで太郎」には、たぬき350円のパターンとたぬきなしでかけ320円に揚げ玉入りのパターンがありますが、朝の限定メニューにもパターンがあります。どうやら、直営店は「たぬき350円・朝限定10時までで定食3種」、FC店は「たぬきなしでかけ320円に揚げ玉入り、朝限定11時までで定食2種+朝そば2種」になっているようです。写真を昼間のものに貼り替えました(2015/5、確認)。

※閉店していました。跡地は、福井県の郷土料理を提供する飲食店「ふくい軒」です。そばも扱っていますが、当サイト的には対象外です(2017/9、確認)。

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★馬喰町駅(JR横須賀線)
「立喰そば」  実食日:2012/1

  最寄出口は4番になるだろうか。一橋高校方面に路地を入って3分、靖国通りの出口角(右側)。靖国通りに面しているので、5番出口から出て靖国通りをずっと歩いたほうが分かりやすいかもしれない。立ち食いカウンターのみの、昔ながらの構えの店。店頭に丸椅子がいくつか置いてあり、それに座って食べている人もよく見かける。正式店名があるらしいのだが、どこにも表記が見当たらないので、当サイトでは看板に書かれている文字列を店名として掲載する。
  味覚的には、「六文そば」を彷彿とさせる。あまり味のない茹で麺に、色も味も濃いつゆ。美味いのは自家製店揚げの各種天。そういえば、店構えもどことなく「六文」に似た雰囲気が漂っているような……。たぬき300円。他で特筆すべきは、営業時間か。開店時間は、なんと朝の3時だ。


※外観的にはほとんど変わりませんが、中身は「そば千」に変わっています。店名表示がないのでどのように扱おうかと悩んでいましたが、このたび「そば千」の表示を確認できたので、別途記事を立てることにして「立喰そば」としての店舗は閉店と見なすことにします(2016/4、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2015/5

  住所としては東日本橋なのだが、最寄出口は馬喰町駅のC1出口になる。出て直進1分、浅草橋交差点の南東角。店舗名は「浅草橋南店」で、浅草橋駅からでもギリギリ徒歩圏内。東日本橋駅からだとギリギリで徒歩圏を外れるか。フロア中央に立ち食いカウンターが12人分くらいあり、壁際に椅子付きカウンターが11席ある。平均的な規模の店。
  麺は茹で置きなのだが、見込み茹でが機能しているのか、茹でたてに近い食感で美味しかった。2回食べて2回とも麺の状態が悪かった「東日本橋店」と連食したので、違いがハッキリと分かった。つゆは特に変わらないが、たぬき(天かす)がカラッとしているのも東日本橋店とは違う(東日本橋店はゾル化した)。両店の距離は徒歩8分くらいなのでね、時間に余裕があるのならこちらまで足を伸ばした方が満足できるだろう。たぬき300円(カマボコ・季節の青味入り)。ネギと梅干はフリー。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/4、確認)。

※閉店していました。シャッターが閉まったままで、看板等が外されています(2021/4、確認)。

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「そば千」  実食日:2016/4

  4番出口を出て一橋高校方面に路地を入って3分、靖国通りの出口角(右側)。上記「立喰そば」の跡地。跡地といっても外観的にはほとんど変わっていない。店名は、店内に小さく表示されている。面白いので、どこに表示があるかは書かないでおくことにする。探してみてください。基本的に立ち食いカウンターのみで、キャパは8人くらい。加えて、表にスツールがいくつか出ていて座って食べることもできる。三角地の角っこで店前がわりと広くなっているので、店内が空いているタイミングでも外のスツールで食べる人多し。
  「立喰そば」時代に1回しか食べていないので、味が変わったかどうかについてはコメントしづらい。2012年当時の実食記事を読み返した限りでは、大きくは変わっていないようだ。麺は極めて普通の茹で麺。そばの風味はあまりないものの、そこそこの質感がある。つゆは、醤油の風味とカツオ出汁が強く出ていて、黒々としている。酸味はあまりない。「六文そば」と「スエヒロ」の中間くらいの印象だ。たぬき330円。各種天は自家製店揚げ。実食したゲソ天390円は、ぶつ切りのゲソをかき揚げ状にしたもの。だいぶ固揚げで、日暮里の「一由そば」を彷彿とさせる。「一由そば」ほどボリューミーではないが。「スエヒロ」「六文」「一由」といった昭和な感じの立ちそばが好きな人は、この店もたまらなく好きだろう。いっぽう、「港屋」などが好きな新進系ファンや女性はあまり寄りつきそうもない。タカノツメあり。ちょっとウェッティなタイプだったのだが、はて、「立喰そば」時代にはどうだっただろうか(記録がない)。個人的には、ドライタイプの方が好き。店頭の貼り紙では、きのこそば430円がずいぶん推されている。う〜む、私の目には各種天の方が魅力的に映るのだが。天が店揚げであるというだけでなく、麺やつゆとの相性も、天ぷら系の方がよいのではないかと思う。「六文」「スエヒロ」「一由」などであまり変化球に目が向かないのは、私だけだろうか。変わり種の天ぷらなら試してみようかとも思うが。油が加わってこそ真価を発揮する麺・つゆなのではないかと思うのだ。


※消費10%増税に伴って、でいいのでしょうか、値上げしていました。現在、たぬき350円、ゲソ天410円です。細かい話ですが、キツネ(390円)の表記がひらがなからカタカナに変わっています。何か意図があるのでしょうか(2019/12、確認)。

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※錦糸町駅は、総武線1に掲載。


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