東京・地下鉄3
(東京メトロ日比谷線)

現在、66軒掲載(うち14軒は、閉店確認済)
※北千住駅・南千住駅は、常磐線1に掲載。
★三ノ輪駅(東京メトロ日比谷線)

「峠の蕎麦」  実食日:2003/9

  八ヶ岳山麓産の生そばを使っている、やや本格趣向の店。生麺使用の上、オーダーメイドなので、やや時間がかかる。こだわりは理解できるが、椅子席がない以上あまり待たせるのもどうかと思うが。
  麺にこだわりをもっているだけに、麺は美味い。更科特有の白麺で、香りはたいしたことはないが、歯ごたえと喉ごしは満足できる。ただ、具(たぬき)がいただけない。油の質が悪いのか、湿気たような固さと柔らかさがある。具が水準級に達していればもう1点加算するところだが、これでは……。たぬき300円。なお、店の場所は1番出口を出て右側すぐ。


※2011/4、再食。前回実食時に感じた油の不満が解消され(たまたまだったのでしょう)、劇的に美味くなっていました。濃いめのつゆも美味しいです。ただし、値段が上がっています(たぬき300→330円)。ご飯ものの変わりメニューに、ドテ煮丼(単品販売なし。セット550円)があります。また、ネギ多め、つゆ多めといったカスタム注文には割増料金を設定している(それぞれ30円、20円)ので、注意を(味+2点、ボ−1点、値−1点、付+1点)。

※2016/3、再食。ほどよい質感と心地よいザラザラ感のある麺、相変わらず美味しいです。つゆも、カツオがよく香ります。甘さ・辛さとも強めながら、雑味・酸味があまりがなく、飲みやすいつゆです。値段は少々上がり、たぬき350円になっていました。変わりメニューに、じゃこカツそば500円があります。魅力的なメニューではありますが、ベース部分が美味しい店なので変化球には手を出しづらいです。悩ましいところですね……。
  外観がだいぶ変わっています(写真は左:旧、右:現)。看板記載の文字列が変わったので、店名変更と見なすことにします(「峠のそば」→「峠の蕎麦」)。改装したのにあまり新しい感じになっていないところが良いですね(付+1点)。


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「せんねんそば」  実食日:2006/9

  1b出口を出て直進10秒。吉野家タイプのコ字カウンターと4人掛けテーブル席が豊富にある、規模の大きな店。
  麺は生麺を注文後に茹でる。香りはあまり感じないが、軟質の歯ごたえが気持ちいい。ただ、揚げ物系の油がちょっときつい感じがした。つゆが比較的あっさりしているだけに、よけいに油臭が目立っていた。あと、店員の応対が非常に良かった。従業員教育はしっかりしているようである。たぬき300円。


※閉店(「小粋そば」化)していました(2015/11、確認)。

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「まつのや」  実食日:2009/9

  2番出口を出て右へ1分、ワイズマート(スーパー)の角を右折して20秒、右側。間口は広いが奥行きがなく、テーブル・カウンター合わせて9席のみの小型店。
  この店は、鰹節系の出汁が好きな人にはオススメかもしれない。ガブッと飲むと塩辛さが勝っているつゆなのだが、麺を食べているときに漂う香りは特筆すべきものがある。麺はこれといった特徴のない茹で麺、各種天は自家製。たぬき300円。冷やしメニューやうどんのメニューに変わり種が多い。写真入りの品書きが壁一面に貼り出されているので、どれにしようか迷ってしまう。1回の実食だけで終わりにするのではなく、繰り返し通っていろいろなメニューを試してみたい店だ。


※いっとき閉店したと思われる状態になっていましたが、営業を再開したようです。時間外につき未食なので、味が変わったかどうかは追って調査します。外観は、大きくは変わっていないようです。店頭掲示メニューを見た限りでは、たぬきというメニューはありません。かけ250円に単品トッピングを追加するシステムです。トッピングは、きつね・納豆などが50円、かき揚げ・舞茸天などが100円、海老天が150円です。朝定食(かけ+ご飯+生卵or納豆+お新香)300円というお得な設定があります(2015/11、確認)。

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「小粋そば」  実食日:2015/11

  1b出口を出て直進10秒、上記「せんねんそば」の跡地。これで4軒目の実食となる「小粋そば」だが、この店舗はその中でもっともせんねんそば時代の色が強く残っていた。メニュー表は、現状ではせんねんそば時代のものをそのまま流用している。食券印字も、「せんねんそば三ノ輪店」のまま。内装も変わっておらず、コの字型椅子付きカウンターとテーブル席。
  味覚的にも、大きな変化は感じられない。麺は生麺の注文後茹で。冷凍を思わせる食感・風味。この麺なら、茹で置いてもいいような気がする。つゆは、せんねんそば時代よりもだいぶ甘く濃いように感じたが、タイミングによる誤差だろう。実食が夕方だったので。たぬきは、粒が細かく、雪の結晶のように複雑な形をしたもの。ややゾル化傾向。たぬき320円。値段はせんねんそば時代の実食時より上がっているが、小粋そばになると同時に上げたのではなく、まだせんねんそばだった今年6月ごろに値上げをしたものと思われる。とり天丼セット470円など、一部のセットメニューが極端にお得な設定になっている。これも、せんねんそば時代のまま。総じて「看板を変えただけ」という印象が強いのだが、これから個性が生まれてくるのだろうか。今後の動向を注視したい。


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★入谷駅(東京メトロ日比谷線)
「立食」  実食日:2004/3

  1番出口を出て、左へ2分。言問通り沿いにある。かなり年のいったお婆ちゃん2人が店番をしている、郷愁を誘う雰囲気がある店である。味の方には、これといったプラス材料はない。麺は白くて味がなく、たぬきもやや焦げが入っている(つまり、天は一応自家製と思われる)。こういう店には頑張ってほしい(チェーン店に食われるのだけは勘弁してほしい)からあまり悪くは書かないことにするが、駅からも離れていて立地も悪いので、もう一工夫しないと経営が続かないように思えてしまう。余計なお世話かもしれないけど。たぬき280円。

※閉店していました。跡地は立ち食いラーメン屋のようです(2009/6、確認)。

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「味里」  実食日:2005/10

  3番出口を出てすぐ。間口が狭く、しかも自販機や公衆電話などに包囲されているため、店そのものはまったく目立たない。しかし、看板が出ていて、幟が立ち、商店街のアーケードの庇にも「そば・うどん」と書かれているので、「この辺りに駅そばがあるな」ということは一目瞭然である。
  この店の特徴は、非常にあっさりしているつゆ。味はかなり薄めなので、麺を食べているとちょっと物足りなく感じてしまう。しかし、つゆを飲むとちょうどいい。この味ならば、抵抗なくグビグビと飲めるので、つゆ完飲派向けの店と言えるかもしれない。具(たぬき)にはそれほど特徴は感じなかったが、バリエーション豊富な天はすべて自家製。おじちゃんとおばちゃんは愛想が良く、若い店員さんは元気がいい。アットホームな環境というか、ほのぼのした空気の中で食べることができる。この雰囲気は好きだ。たぬき310円。


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「山田製麺所本店」  実食日:2015/1

  1番出口を出て言問通りを渡り、左斜め前の道(清洲橋通り)を3分。セブンイレブンの角を左折してすぐ右側。昭和の面影を色濃く残した、期待が大きく膨らむ外観。厨房を囲む、年季の入った立ち食いカウンターがメインだが、壁際にも立ち食いカウンターが増設されている。キャパは10人くらいか。厨房の奥には、製麺所らしき設備も見えている。製麺所直営の店、いいねぇ。店名に「本店」と入っていることから、どこかに支店があるのかと思って検索してみると、瑞江に暖簾分けと思しき「山田製麺所」がある様子。しかしこちらは駅から遠く、当サイトでは扱えない。残念。
  麺は、袋入りの茹で麺。太さが3ミリほどあり、断面がやや偏平形。茹で麺とは思えないほど歯ごたえがしっかり&もっちりしていて、美味しい。他の店ではあまり出会わない麺だが、もっと多くの店で使っていてもよさそうに思う。つゆは、淡め。優しい味で悪くはないのだが、個人的にはもう少し塩気が欲しい。太めの茹で麺に合わせるのであれば、なおのこと。たぬき330円。たぬきは既製品の揚げ玉だった。結構多くの種類を揃えている天ぷらは、自家製(店揚げ)ではないのかな。これといった変わりメニューはないが、麺がそば・うどんのほかに細うどんとひもかわ(きしめん)を用意しているのが特徴的というか、製麺所直営らしい部分だと思う。ひもかわは一度試してみたい気もするが、これももう少し塩気のあるつゆで食べたい。


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※上野駅は、山手線2に掲載。
★仲御徒町駅(東京メトロ日比谷線)
「かめや」  実食日:2004/12

  1番出口を出て直進30秒。昭和通りに面しているので、比較的目立つ店である。外観はこざっぱりとしているが、中は割と狭く、L字型のカウンターに立席が少々。
  このチェーン(といっても、それほど店舗数は多くなさそうだが)は、比較的高いレベルでまとまっている。「これ!」という特徴はないので点数的にはあまり高くならないのだが、視野に入れば食べたくなる味を出してくれる。麺は生の茹で置き、つゆは、甘さも辛さも控えめで、出汁が香るタイプ。たぬき310円。


※値上げしていました。現在、たぬき320円です(2014/12、確認)。

※2016/6、再食。値段変わらず、たぬき320円。神田などの店舗と比べて10円ほど高い設定になっているのが少々気になります。前食から12年経っているので、味が変わったかどうかははっきりとは言えません。麺は茹で置きで、香りはさほど感じなかったものの硬質な歯ごたえは好印象。つゆは減塩タイプの醤油を使っているようで、よく香るわりに塩気はあまり強くないです。評点的には、特に変化はありません。閉店間際(21時頃)の訪問で、先客1・後客0。まぁ、こんなもんでしょうか。

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「ゆで太郎」  実食日:2005/6

  2番出口を出て後方へ30秒。ビルの中2階部分に組み込まれている店。あまり目立つ場所ではないため、店頭にショーケースやらポスターやらがデカデカと置かれ(貼られ)ている。このチェーンは生麺を使用していると思われるのだが、あまり生麺という食感ではない。妙に弾力が強い、独特な麺である。好き嫌いは十人十色だろうが、私個人としてはあまり高い点数はつけない。そば湯フリー、全品持ち帰り可。変わったサービスとして、「電話注文」を受けつけている。ただし、これは「出前」という意味ではない。「電話で注文してから時間を合わせて食べに(取りに)いけば、茹でたての麺で出しますよ」という意味。たぬき290円。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、たぬき350円になっています。店頭調査のみで入店していないので、初食記事に書いている電話注文については未確認。車で食べに寄る人が多いのですが、昭和通りに路駐するのは怖いようで、車の中に持ち込んで食べています。食べ終わったら丼を返却しに店内へ。公認されているスタイルではないと思いますが、こういう光景が見られるのは面白いと思います。なお、店舗名は「御徒町店」です(値−2点。2015/4、確認)。

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「せんねんそば」  実食日:2005/11

  1番出口を出て直進10秒。昭和通り沿いで駅出口からも近い、好立地の店。前回ここを通ったとき(2004末くらい)にはなかったように思うので、最近出店した店だと思う。
  このチェーンは生麺を使用しており、比較的味はよくまとまっている。特にこれといってケチをつけたくなるような材料はない。面白いのは、「当店は水にこだわっています」という貼り紙があり、飲み水も「人の命を支える水」と名付けられていること。水道水ではなく、オリジナルのミネラルウォーターらしい。
  この店の唯一の難点は、すぐ近くに上記「かめや」があるということだろうか。5段階評価での「味点」は同じにしているが、全体的な印象としては「かめや」の方が一枚上。地の利を生かして(「かめや」よりも「せんねんそば」の方が駅出口から近い)どこまで対抗できるか、見ものである。たぬき300円。


※閉店していました。跡地は、売物件になっています。「小粋そば」化ではありませんでした(2015/11、確認)。

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「笠丸そば」  実食日:2014/12

  あら、こんなところに笠丸が。台東4丁目交差点の北東角から新御徒町方面へ30秒、角地。台東4丁目交差点の北東側には地下鉄出口がないので、最寄り駅を南東・南西に出口がある仲御徒町とするか北西に出口がある上野御徒町とするかで悩んだが、北東側に仲御徒町駅の地下駐輪場入口があることから、このエリアは仲御徒町最寄りとする。両サイドの壁に向いた椅子付きカウンター11席のみ。食券には「はながさ」と印字。もしかして、上福岡「はながさ」と同系? テイストは似ているような気がするが……。
  麺は、生麺の茹で置き。微妙に芯が残るアルデンテ食感で、茹で置きとは思えないクオリティ。「流行りの固い麺」と言ってしまえばそれまでだが、食べ進めるうちにちょうどよくなるので悪くないと思う。つゆは、辛め。たぬきはサクサク感のある天かすだが、若干油がきつい感じ。全体的にストロングな印象で、品の上下で言えば下の方に入るのだが、ガツンとくる印象力はある。たぬき320円。うどんは「白だし」で、全品100円増し。唐辛子は七味・一味のほかに「ごま唐辛子」を用意。そば湯ポットあり。
  さて、問題はこの店が新三河島から移転してきたものなのか、それとも別店舗なのかだ。移転であれば、新三河島の閉店記事を修正する必要がある。貼り紙類には手がかりがないので、初老の店員さんに直接聞いてみた。すると、「新三河島は系列店」との返答だった。その後も結構しつこく聞いたが、遂に「移転」という言葉は聞かれなかった。口頭でのやり取りはイマイチ信頼度が低いためエビデンスにしたくないのだが、ひとまずは同系列別店舗とみなし、新三河島の閉店記事に「仲御徒町へ移転」とは書かないことにする。


※2016/11、再食。値上げして、たぬき330円になっていました。外観的には、暖簾が変わっています(写真は左:旧、右:現)。今回は、天390円を実食。天は、揚げ置きのようでしたが、昼用にまとめて揚げていたところだったのか、アツアツでした(訪問は11:00頃)。どちらかというとフンワリ系で、やや油強め。具材は、タマネギとニンジンが中心で、グリーンピースが1つだけ入っていました。うどんについてはちゃんと確認していませんが、券売機には入っていなかったように思います(写真撮り忘れのため、不明瞭)。現在は扱いがないかもしれません(値−1点、付−1点)。

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「小諸そば」  実食日:2015/6

  仲御徒町駅として掲載するとやや語弊があるのだが、徒歩圏内にあるのが当駅だけなのでやむを得ず。1番出口を出て直進4分、蔵前橋通りを渡ってから左折して30秒。店舗名は「蔵前橋通り店」。商圏としては秋葉原なのだが、秋葉原駅からだと微妙に5分では辿り着けない。秋葉原には、このくらいの距離感の立ちそば店が多いのだが、ほかに近い駅がなければ当サイトでは対象外扱いになってしまう。角地にあってよく目立つ店で、フロアはそれほど広くないもののデッドスペースをなくして席を多く入れている。テーブル席が2人×4、椅子付きカウンターが14、立ち食いカウンターが8人分くらい。
  麺は注文後に茹でていたのだが、歯ごたえ・風味とも茹で置き級だった。なかなか、ジャストな茹で加減で提供されると味が見違えるのだが、それができている店舗は多くない。タイミングによってはジャストで出てくるのかもしれないが。つゆは小諸スタンダード。たぬきはやや揚げオーバー気味だったが、温かいそばに乗せるぶんにはむしろ香ばしく、歯触りのアクセントにもなっていて、好印象。たぬき300円(カマボコ・季節の青味入り)。ネギと梅干はフリー。そば湯ポットがあり、とろみ・香りともまずまず。面白かったのは、ネギ。この店舗では手刻みで対応しているのだが、一度縦に包丁を入れてから刻んでいるようで、外側のやや固い部分はすべて輪が切れていた。こだわりが感じられる。もちろん店舗にもよるのだが、小諸はこの値段でこういうさりげないこだわりを見せてくれるから好きだ。「いかにもバイト対応」という感じではなく、職人肌の店舗が結構ある。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/4、確認)。

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※秋葉原駅は、山手線3に掲載。
★小伝馬町駅(東京メトロ日比谷線)
「かめや」  実食日:2006/5



  3番出口を出て右、信号を渡らずに右、最初の路地(駐車場脇)を右、左側。3番出口のちょうど真裏あたりに位置している店。構えや値段、さらに味からも鑑みて、どうやらチェーン店の「池之端 かめや」とは関係なさそうだ。
  この店はたぬき280円と安いのが魅力だが、味覚的には決して秀でているとは言えない。というのは、麺が柔らかすぎる。コシなどほど遠く、噛むまでもなく切れてしまう感じだ。もう少し締まれば水準以上の味になりそうな感じはするのだが。具(たぬき)が割と上質だっただけに、ちょっと残念だった。ご飯ものやセットメニューもあり、カレーライスと天そばのどちらかがハーフサイズになる(どちらをハーフにするかは客が選べる)カレーセット(580円)というのが面白い。気が利いているというか、融通が利くというか。ちなみに、両方レギュラーサイズにすると、680円。


※改装というほどではありませんが、提灯が廃され、暖簾も変わっているようなので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。値上げして、たぬき300円になっています。値上げしたとはいえ、麺単(トッピング1品もの)はすべて400円以内とリーズナブルです。ラーメンも扱っていますが、500円(チャーシューメン700円)と割高なので、そばの方が満足度が高いでしょう。旧写真・現写真ともそうですが、冷蔵庫を店の外に出しているのが面白いです。これ、ちゃんと稼働していて、店主(?)のおじさんがしょっちゅう出入りしてガサゴソとやっています。8:00頃の訪問でしたが、結構賑わっていました。江戸通りの向かいに「田そば」がオープンして、今後は使い分けが楽しみです(値−1点。2015/4、確認)。

※提灯が復活していました(写真は右端が最新)。時間帯等によって出したり仕舞ったりしているのかもしれません。以後、この店の提灯の有無については特に言及しないことにします。値段等、特段の変化はありません(2016/4、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2007/7

  4番出口を出て右へ2分。JR新日本橋駅(8番出口)からでも同じくらいの距離だが、昭和通りを挟んでいるぶん遠く感じる。
  この店は茹で置きの麺を使用しているため、茹でたてで出す店に比べると少々食感が劣る。それでも水準以上の味だが。感心したのは、丼と盆の間に紙ナプキンを挟んでいること。これにより、盆を運ぶ途中に丼が滑って大惨事に至るリスクが軽減される。あまり他店では見られない心遣いだ。ネギ&梅干しフリー、カマボコ&青味(この季節は小松菜)入り。うどんは自動的に関西風のつゆになる。たぬき290円。

※店舗名は「日本橋本町店」でしたが、閉店(「おか田」化)していました。少し場所を移して、「小伝馬町店」がオープンしています。事実上移転ですが、店舗名が異なるため別店として扱います(2015/12、確認)。

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「大黒庵」  実食日:2011/6

  4番出口を出て右へ30秒。7&iグループの「弁天庵」の姉妹店。「弁天庵」は値上げして、基本的に当サイトの掲載対象外になってしまったのだが、「大黒庵」の方は掲載対象内の価格帯となっている。店内客席は椅子付きカウンターのみで計26席。フロア面積のわりに席数が多い。混雑するとちょっと窮屈かも。食券制だが、購入した食券は先に出さず、商品受渡時に交換するシステム。
  麺は、角を強く感じる生麺。食感・風味ともまずまず良い。つゆはやや甘めだがくどい感じではない。全体的に、上品でありながら物足りなさを感じさせない味覚でまとまっている。たぬき390円(ワカメ入り)。月見の卵は温玉を使用。箸は個包装で、バルサ材のように軽い。1回使って捨てるのが勿体ない感じだ。


※閉店していました。跡地は現在内装工事中で、改装の可能性ありと考えることもできる状態ですが、改装が必要なほど古びた店舗ではありませんでしたので、閉店と考えるのが妥当でしょう(2015/4、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2015/2

  駅から少々歩く。最寄り出口は、中目黒方面エレベーター出口。出て左、2本目の路地(大門通り)を左折して2分、最初の信号を右折して1分、左側。または、2番出口を出て右へ2分、2つ目の信号(岩本町一丁目交差点)を右折して2分、左側。店舗名は「岩本町店」だが、岩本町駅からは若干遠い(欲しい場所に出口がない)。客席は、椅子付きカウンター10席と、立ち食いカウンターが16人分くらい。
  麺は、数人分ずつまとめて茹でているようだ。タイミングによって、茹でたてに当たったり茹で置きにあたったりしそう。今回は、どうやら茹で置きに当たった様子。歯ごたえは茹でたてに比べて少々落ちるが、独特な甘みのある風味は健在。この美味さは、他のチェーン店にはマネができない部分なのだろうか。つゆは小諸スタンダードで特記事項なし。たぬきはエビの風味が濃厚で、美味かった。たぬき300円(季節の青味(実食時は小松菜)&カマボコ入り)。ネギと梅干はフリー。小諸では珍しいそば湯ポットがある(申し出制の店舗が多い)。飲んでみたが、とろみがあり、香りもよかった。ただ、かけつゆを割ると途端に香らなくなった。つゆの香りの方がだいぶ勝っているということか。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2017/1、確認)。

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「田そば」  実食日:2015/4

  なかなか魅力のある店がオープンした。場所は、4番出口を出て左、交差点を渡らずに左折してすぐ。小伝馬町交差点のほぼ角という好立地。2015/3/5オープンで、当初は昼からの営業だったのだが、4/6から朝営業を開始している。知らずに訪れたのだが、訪問がちょうど4/6の朝イチという絶妙なタイミング。立ち食いカウンターのみで、キャパは8人くらいか。食券制なのだが、地方の旧KIOSK系駅そばにありがちな感じの簡易的な券売機を入れている。かつてこの近く(馬喰町駅最寄り)に「田や」という立ちそばがあったのだが、関係があるのだろうか(未食のまま閉店してしまったため、食べ比べられない)。
  麺は、生麺を注文後に茹でる。「うひゃー、美味い!」という感じではないのだが、食感・風味とも「よくまとまっている」という感じ。茹でたてにこだわるのも悪くないが、3分待ちになることを考慮すると、この麺を使うのであれば茹で置いてもいいかもしれない。特徴を感じるのは、つゆの方だ。カツオ出汁がガツンと香る。酸味が強いので若干好き嫌いが分かれそうな感じはする(甘辛いつゆが好きな人には向かないかも)が、私は好き。最近実食した中では神谷町の「牛v{製麺所」の風味に近いが、酸味系の余韻が長続きする、喉と鼻の両方に香るという点で、こちらの方がより好みに合っている。たぬき360円。たぬきは不思議なもので、塊の部分とゾル化する部分にハッキリと分かれている。塊の部分には重曹を思わせる独特な弾力がある。2種類の異なる天かすをブレンドしているように感じるのだが、詳細は不明。メニューの種類は少なく、温系はかけ300円、玉子360円、たぬき、天420円、天玉480円のみ。天は、4種類の中から選択するシステム。すべてかき揚げ系で、自家製揚げ置き。そば湯ポットあり。つゆの味覚から推して、かけつゆをそば湯で割っても美味いタイプだと思う(試していない)。箸はエコ箸。

※店頭に「しばらく休業します」との貼り紙が出ていました。ちょっと心配です。一刻も早い復活を望みます(2016/7、確認)。

※営業再開していました。嫌な予感が杞憂に終わり、ホッとしています。ビルの外壁が塗り直されたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2016/12、確認)。

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「おか田」  実食日:2015/12

  4番出口を出て右へ2分。上記「小諸そば」(日本橋本町店)の跡地に、春日駅近くから移転してきた店(春日の店舗にて移転の貼り紙を確認済み)。春日時代には店内が狭く、混雑時には身じろぎできないほどだったのだが、15人くらい入れる(椅子付きカウンターは13席だが、椅子と椅子の間に立ち食いできそうなスペースがある)ゆったりしたフロアになった。移転したことが立地的に苦にならない人にとっては、嬉しい展開だろう。個人的には、ちょっと自宅から遠くなってしまって残念という思いもあるが。こちらの店舗は、今月1日オープン。実食は9日でもう1週間以上経っているのだが、まだ店内には開店祝いの花がたくさん飾られていた。
  麺は、生麺の注文後茹で。細麺にしてはよくつながっていて、歯ごたえもよい。香りは、あるのかもしれないがつゆに負けている印象。春日時代のコメントとして「香りはあまり感じない」と書いているので、麺・つゆのバランスとしては変わっていないということか。つゆはかなり色が濃く、甘さ・辛さとも強め。ひと口でガツンとくるタイプだ。春日時代には出汁感の弱さを指摘しているが、今回は出汁もしっかりと感じられた。複雑な香りで、複数食材のブレンドと思われる。最前面に出ているのは、サバだろうか。ちょっと独特な味わいだ。麺の香りを消すほどにつゆの個性が強いのだが、つゆに重きを置く私としてはとても印象がよい一杯だった。たぬきはカラッと揚がった天かすで、つゆに浸してもグズグズにならない。油の強さがほどよく、出汁とのマッチングもよかった。たぬき350円という値段は、春日時代から据え置き。変わりメニューは特になく、一般的なメニューがひと通りそろっているという感じ。いなり・カレーライス・丼もの・セットメニューあり。


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「小諸そば」  実食日:2016/1

  4番出口を出て右へ30秒。上記「大黒庵」の跡地。店舗名は、「小伝馬町店」。新規オープンというよりも、近くにあった「日本橋本町店」が移転してきたという色合いが強い。店舗名が異なるので、別店として掲載するが。ちなみに、「日本橋本町店」の跡地には「おか田」が入店しており、この2か所はどちらも「立ちそばが抜けてまた立ちそばが入った」ということになる。客席は、椅子付きカウンター11席と立ち食いカウンター12人分くらい。券売機は、「小諸そば」としては珍しいタッチパネル式。今後導入が進んでいくのだろうか。
  麺は、見込み茹でのようだ。私に供されたのは茹で置かれたものだったが、茹で置きに近い食感・風味があった。つゆも、とても香りがよかった。おそらく、作りたてに近かったのではないかと思う。カツオ系の香り、特に最初にひと口の香りが際立っていた。たぬきは、やや揚げオーバー気味の天かすで、私好みのサクサク感と香ばしさがある。注文後茹でではないので提供時間も早く、ほぼ非の打ちどころのない一杯をいただけた。たぬき300円。300円でこれだけの満足を得られる飲食店はそうそうないだろう。例によって青味(小松菜)とカマボコが乗るのだが、加えて柚子皮も乗っていた。この柚子皮の乗る・乗らないの区別がよく分からない。店舗ごとなのか、季節的なものなのか。これまでの食歴からすると、どちらも当てはまらないように感じるのだ。「店舗限定+期間限定」なのか、「期間限定+なくなり次第終了」なのか。ネギ・梅干しはフリー。ネギは、手切りの生ネギ(水にさらしていない)。手切りで対応できるくらいの客数ということなのか。梅干しは、他の店舗よりもひとまわり小さい容器に入っていた。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/4、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2016/4

  駅からちょっと遠め。3番出口を出て右、すぐの信号を渡らずに右折して3分、堀留超交差点を右折して2分、左側。裏通りから行けば少し早いが、説明が面倒なので割愛。人形町駅からでもほとんど変わらないくらいの距離感。さらに言うと、三越前駅や新日本橋駅もたいして変わらない距離。この4駅のちょうど重心点あたりに立地している。店舗名は、「小舟町店」。店内は割と広く、テーブル席が2人×3、椅子付きカウンターが7、立ち食いカウンターが20人分くらい。椅子席もあるが、立ち食いの方がメインの造りになっている。実食が12:40頃だったこともあって、店内大混雑。出来上がり待ち客が受渡口から一列に並んでいて券売機をふさいでしまい、券売機待ちなのか出来上がり待ちなのか分からない状態になっていた。せっかく券売機が2台あるのに、特に奥側の券売機はほとんど稼働しておらず、非効率。出来上がり待ち客を自席で待つように促した方がよいと思う。
  超混雑時だったこともあり、麺は茹でたてに当たった。繁忙時には往々にして出来の良し悪しにバラツキが出るものだが、私が実食した一杯に関しては食感・風味とも申し分なかった。つゆは、良い意味で変哲のない「小諸」スタンダード。このチェーンのつゆには安定感がある。たぬきはサクサク食感が残る天かすで、エビやゲソの香りがあって美味しかった。たぬきは、季節の青味(実食時には菜の花)とカマボコ入りで310円。ネギ(機械刻み)と梅干しはフリー。そば湯ポットは、立ち食いカウンターに置いてある。ちょっと飲んでみたが、香り・とろみとも上品で◎だった。なお、今回は2016/3/22に一斉値上げした後初めての「小諸」実食だが、値上げに伴う内容変更は特になさそうだった。


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★人形町駅(東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線)
「小諸そば」  実食日:2004/5

  A5出口を出て左、信号を渡らずに左へ1分。「相変わらず裏切らない」小諸そばがある。麺は生、つゆも洗練されていて、たぬきもカリッと香ばしい。カマボコ・絹さや入り。ネギフリー、梅干しフリー、そば湯フリー。このチェーンの基本はすべて備わっている。唯一備わっていないのが、券売機。このチェーンは食券制の店が多いのだが、ここは代引。たぬき290円。

※閉店していました(店舗名「掘留店」。2010/8、確認)。

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「寿々木屋」  実食日:2005/5

  A4出口を出て右、広い通り(金座通り)に出て左すぐ。看板には大きく「きしめん」と書かれていて、その脇に申しわけ程度に「おそば」と書いてある、きしめんがメインの店である。したがって、メニューにはいわゆる「うどん」はない。メニューの呼び名も面白く、たぬきのそばは「たぬきそば」、きしめんは「たぬきし」となる。どちらも、330円。
  きしめんがメインだから、そばはあまり期待できないかなぁ……と思っていたのだが、いやいや、そばもなかなか美味だった。そば殻の入っていない白麺だが、歯ごたえが素晴らしい。やや太めの麺だけに、食べ応え満点である。欲を言えば、具(たぬき)にもう少し面白味があった方がよかったか。既製品ではないが、繊細すぎる感じなのだ。


※値上げしていました。現在、たぬきそば・たぬきしとも380円です。きしめん(おそらくかけに相当)とたぬきしが同額になっています。きつねや月見が420円で、玉子単品が50円という設定を考えても、たぬきが異様に安い設定になっていることが分かります。このような価格設定の店には、ほとんどハズレがないです(値−1点。2015/11、確認)。

5 4 1 3 3 3 19
「そば好」  実食日:2006/9

  A4出口を出て右、信号を渡らずに右へ20秒。「鰹節問屋直伝」を謳い文句にしている店で、当然、つゆは美味い。嫌味にならない程度に出汁を強くとってあり、ほんのりと甘みを加えている。麺も注文後茹での生麺で、つゆに負けず劣らずこだわりを感じる。ネギ入れ放題も嬉しいサービス。加えてワンポイントは、「おかかご飯」の存在。これも鰹節問屋ならではの発送だと思うのだが、おかかかけ放題で70円(茶碗。丼だと140円)。ただし、単品での注文はできず、そば・うどんとのセットになる。そば一杯だけでは何となく物足りないという時に重宝しそうだ。たぬき300円(カマボコ入り)。なお、店名の読み方は「そばよし」ではなく、「そばこう」。

※閉店していました。たいへん残念です(2010/8、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2010/8

  A5出口を出て右すぐ。立地がいいだけに、局時的に超混雑するタイミングがある。実食は08:30頃だったが、空席を見つけるのがたいへんなほどだった。そもそも店舗規模が小さく、椅子付きカウンターと立ち食いカウンターを合わせても10人少々のキャパしかない。倍くらいの規模があってもよさそうなものだ。
  麺は茹で置きと思われるのだが、なにしろ混雑時間帯だったので茹で置き時間が短く、茹でたてに近い状態でいただけた。相変わらず美味い。カマボコと青味(この時はほうれん草)が入り、たぬき290円。冷やしも同額。梅干しはフリー。ネギもこの時はフリーだったが、6〜9月は繁忙時間帯以外は店側で入れる旨の貼り紙が出ていた。衛生面を考慮してのものだろう。そば湯もあるのだが、ポットが各席に常備してあるのではなく、申し出制となっている。


※値上げしていました。現在、たぬき300円です。この店舗は、「小諸」としては珍しく(私の知る限りでは、ここだけ)店頭にお品書きが掲示されていません。一部メニューのサンプルがあるだけです。「小諸」くらいメジャーなチェーンになればこれでも不自由しないかもしれませんが、本質的には掲示した方がよいと思います。なお、店舗名については、公式HPでは「人形駅前店」となっており(2015/11/19現在)、「ぐるなび」などでも同様の表記で登録されていますが、正しくは「人形町駅前店」です(看板に記載あり。値−1点。2015/11、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/4、確認)。

5 3 3 3 5 4 23
「きうち」  実食日:2011/3

  A6出口を出て左へ30秒、人形町郵便局の向かいの路地(車が通れない狭い道)を入って、人形町通りの出口角(左側)。東京メトロ日比谷線利用ならば、A2出口からの方が分かりやすい(左へ1分)。椅子付きカウンターが、厨房に向いたものと背を向けたもの合わせて10席ほどある。実食が昼時だったということもあるが、なかなか賑わっていた。
  この店は、たいへん印象の強いそばを出してくれる。麺は太めで、「重厚」という言葉がピッタリと当てはまる。腹にズッシリと溜まる。つゆはよく香り、特に最初のひと口が美味い。各種天は自家製店揚げ。混雑時だったからかもしれないが、揚げ置き。しかし、サクサク感は損なわれておらず、揚げ置き時間は短めと推察する。そば単品でもなかなか腹が膨れるのだが、それ以上にセットメニューのボリューム感がすごい。かき揚げ丼セット(550円)は、そば・丼ともにフルサイズで出てくる。大食漢には特にオススメだ。たぬきというメニューはなく、天かすは無料で入れ放題。ついでに言うと、福神漬けも食べ放題になっている。かけ290円(ワカメ・柚子皮入り)。かき揚げそばが440円であることを考えると、絶対にかき揚げ丼セットの方がコストパフォーマンスが良い。また、朝10時まで限定の朝セット(かけ+ごはん+生卵+納豆+海苔で400円)にもおおいに魅力を感じる。


※かけ290円、天440円、消費増税による値上げはなく値段据え置きで頑張っています。変わりメニューに、蒸しがきそば470円があります。牡蠣のトッピングなので、季節限定かもしれませんが。価格を考慮しても、一度試してみたいメニューです。また、朝限定のセットは「選べる朝セット」に変わっています。かけそばに小鉢のおかずを3品選んで、400円。そばをハーフにすると370円です(2015/5、確認)。

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「福そば」  実食日:2011/10

  2番出口を出て後方、最初の十字路(信号なし)を左折して10秒、左側。半蔵門線の水天宮前駅からでも徒歩圏内。立ち食いカウンターのみの小型店で、キャパは7〜8人といったところ。
  この店の麺は、注文後に茹でる生麺。歯ごたえが強く、なかなか美味しい。各種天は自家製店揚げで、揚げ置きではあるがどれも美味そう。ナス天の大きさが特に目を引いた。ここまではすごくレベルが高いと感じたのだが、つゆが意外なほど香らなかったのがちょっと残念なポイント。もう少し出汁感を強く出すことができれば、全体の印象がグッと高まりそうな気がするのだが。たぬき370円(ワカメ入り)。値段構成を考えると、たぬきよりも各種天をトッピングした方が満足度が高いのではないかと思う。


※値上げしていました。現在、たぬき390円です(2015/2、確認)。

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「六文そば」  実食日:2011/11

  2番出口を出て後方1分、ファミリーマートの角を左折して10秒、右側。半蔵門線の水天宮前駅からでも徒歩圏内。厨房を囲む椅子付きカウンターと、壁際に少々増設された立ち食いカウンターがある。比較的古い造りの店。
  麺は、昔ながらの茹で麺。味覚的にはどうということもないのだが、東京ではこういう麺を出す店が減ってきているので、むしろ新鮮だ。つゆは、甘めで辛め。わりと濃い。自家製店揚げの天ぷらがいろいろあるので、これが最大の楽しみになりそう。揚げ置きだが、サクッとした食感は損なわれていない。たぬき250円という値段も嬉しい。営業時間は6〜18時。早寝早起きの店だ。


※たぬき250円、この驚きの安さで値段据え置きです。もう、涙ぐんでしまいます。各種天がいろいろあり、そのうち10種類が300円切り。もし私がこの近くに勤めていたら、週3は食べに行くでしょう(2015/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2013/2

  A3出口を出て左へ10秒、人形町交差点の南東角。今年1月14日にオープンしたばかりの新店。毎度ながら思うのだが、近年オープンする「富士そば」は、本当に立地が良い。出店地の選定センスは素晴らしいと思う。そのぶん、元手がかかっているのだろうが……。店内には、テーブル席が計14席と、「富士そば」特有の対面型椅子付きカウンターが10席ある。
  麺は、注文後に茹でていた。というか、昼時を外れていたにもかかわらず客数がたいへん多く、麺の茹でが追いつかない状態だった。少々慌てていたのだろうか、すすぎが充分ではなかったようで、ぬめりがあった。つゆは、余韻が残るのは好みなのだが、ちょっと塩気が強すぎるか。煮詰まっていたかもしれない。たぬきは揚げ玉で、「富士そば」にありがちなゾル化するタイプではなく、ふやけても形が残るタイプ。本格度という点ではゾル化タイプの方が上なのだろうが、個人的にはこちらの方が好み。たぬき350円(ワカメ入り)。冷水機とそば湯ポットは、フロア中央に独立する形で設置されている。これは良いアイデアだと思う。客数が多い店なので、冷水機などを受渡口付近に置いたら、きっと大混乱になるだろうから。
  ひとつ問題に思ったのは、私が食べている間に注文誤認トラブルが2件起こったということ。オープンしたばかりの店舗だから、まだスタッフのオペレーションが不慣れだと言えばそれまでだが、改善すべき点もあるように思う。まず、食券。券売機のボタンの数に限度があるからなのだろうが、複数のメニューを1枚の食券で対応している。たとえば、たぬきときつね。しかも温冷両方。だから、食券を出すときに「たぬきorきつね」「温or冷」「そばorうどん」を口頭で伝えるシステムになっている。注文誤認を招きやすいシステムだろう。そして、客数に対して店員数が絶対的に不足している。実食時には2名の店員で対応していたのだが、客数の多い生麺店では、麺・オーダー対応・下げ等にそれぞれ店員がつく必要があるため、2人ではとても追いつかない。コストを抑えたいのはよく分かるが、トラブルが多発している以上は、増員も視野に入れてほしい。想定以上に客数が伸びているということもあるだろうから、もう少し期間を置けば、適正なオペレーション態勢になってくると思うが。客数までもが落ち着いてしまわない(客が離れていかない)ように、スピーディーに態勢を整えてほしい。


※たぬき350円。ほぅ、値段据え置きですか(券売機未確認。店頭のサンプルケースでのみ確認)。「富士そば」としては、消費増税で値上げしなかった店舗を初めて見ました。たぬき370〜380円の店舗が多い中、ここだけがちょっと安い店舗になっています。なお、暖簾の色が白に変わっていましたが、どうやら「富士そば」の暖簾は季節ごとに掛け替えているようなので、今後「富士そば」の暖簾の色については言及しない方針にします(2015/5、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき370円です。これまでに確認した中では、八重洲口店・中野店・神田店と並んで4店舗目の価格不統一店舗です。たぬきだけでなく、ほとんどのメニューが一般的な「富士そば」よりも20円程度安く設定されています。ただし、セットメニューやラーメン類は標準価格になっています。「ふじ酒場」対応店舗です(値−1点、付+1点。2016/4、確認)。

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「ゆで太郎」  実食日:2014/6

  A3出口を出て右へ3分。交差点の角にあり、間口がたいへん広い店。店内も広く、テーブル席が計22席、椅子付きカウンターも8席ほどある。これだけ席があってもなお全体的にゆったりしているので、ファミリーやグループでの利用にも向いている。土日祝も営業しており、実食は日曜の朝10時という閑散時間帯だったが、先客が10人ほどいた。自転車で食べに来る人が目立ったので、競合店が休む日にはかなり広い範囲の需要をカバーしていると推察。
  麺は茹でたてだったが、このチェーンの特長である歯切れの良さが影をひそめ、あまり心地よくない粘着感があった。混んでいた(注文済みの待ち客が5人くらいいた)から、茹で加減の調節が少しずれたのだろうか。つゆは、他店舗よりも濃い印象だった。塩気が強く、全部飲みきるにはそば湯が欲しくなるのだが、フロアを見渡してもそば湯ポットが見当たらない。ちょっと残念。かきあげ410円。たぬきというメニューはなく、かけ290円に揚げ玉がトッピングされる。セットメニューがいろいろあり、ワンコイン(500円)でも多くの選択肢がある。また、朝11時まで限定の朝そば(天玉または天おろしで、ともに300円)や朝ごはん(かけ+カレー丼またはかけ+納豆ごはんで、ともに350円)のコストパフォーマンスが秀逸。朝11時までは揚げ玉もサービス(フリー)だ。最近、このチェーンでは「朝ごはん・カレー」ばかり食べている気がする。タカノツメあり。箸はエコ箸。


※値上げしていました。現在、たぬきなし、かけ320円に揚げ玉が乗る設定です。朝そばは330円、朝定食(2種)は360円に上がっています。他メニューもだいたい値上げしていますが、かき揚げ丼セットとカレーセットは500円で据え置かれています。ワンコインへのこだわりでしょう(2015/5、確認)。

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「そば助」  実食日:2016/12

  A3出口を出て右、最初の路地を右折して30秒、右側角地。イメージ的には、「富士そば」の斜め裏手。昨年8月にオープンした店舗で、夕方以降に居酒屋として営業する2階部分を併設した新業態店。1階部分(こちらにも酒類メニューがある)はわりと狭く、客席は椅子付きカウンター8席が基本。背後の壁際に立ち食いカウンターが5人分くらい増設されているが、椅子席が埋まるとスペース的に立ち食いはかなり窮屈になりそうだ。値段的にグレーゾーンだが、十割そば使用ということで特例適用。11:45の訪問で、先客8(つまり満席)・後客6。昼前だというのに、かなり賑わっていた。食券制で、半券もぎりタイプの食券をもぎって受渡し。
  麺は、押出製麺の完全注文後茹で。茹で場(つまり製麺シーン)が客席からよく見えるので、「押出製麺の何たるか」を知りたい方にとっては良い勉強になりそう。十割そばだけあって、茹で時間はごく短い。計ってみたら、わずか10秒だった。小麦のモチモチ感が皆無で、なるほど十割の食感だ。つなぎが弱くて切れやすく、底の方に麺の切れっ端がたくさん沈んでいるのも十割ならでは。ただ、十割というほどには香らなかった。そういうそば粉なのか、出汁の主張が強すぎるのか。10秒で茹であがるということは、温かいつゆに浸かるとどんどん伸びてしまうということでもある。もり系で食べた方が、じっくり落ち着いて味わえそうだ。つゆは、寸胴にたっぷり入っているものを小鍋に移して、ひとりぶんずつ沸かす。察するに、香りが飛ぶのを防止すると同時に、もり系を注文する客が多いから、寸胴を火にかけっぱなしにしておくのはコスト的に見合わないということもあるかもしれない。例によって色の薄いつゆで、カツオ中心の出汁をしっかりと利かせてある。竹ノ塚や曳舟の「すたんどそば助」よりも出汁を強めにとってあるように感じた。「醤油を使わない塩だし」を売りにしている店なのだが、私の舌には醤油様の香ばしさも感じられた。メニューによってつゆを使い分けているのだろうか。それとも、私の舌がおかしいのか。
  ここまでのオペレーションでもだいぶ時間がかかるのだけれど、天(かき揚げ)まで注文後揚げにしているから、なおのこと提供までに時間がかかっている。満席に近い状態の場合、10分待ちになる可能性もあることを覚悟しよう。というか、提供に時間がかかるからこそ満席になっているのかも。麺の茹でが追いつかないのではなく、どちらかというと揚げの方が追いついていない。茹で場が遊んでいる状態で提供が遅くなっているのは、あまり感心できることではない(衛生を−1点とした)。
  かけ380円、もり450円、天500円。変わりメニューがいろいろあるというか、ベーシックなメニューの方が少ないラインナップ。主だったところでは、牛すじ750円、元祖ラーそば680円、豚角煮850円、まぜそば豚750円。肉ガッツリ系が多く、値段も高め。個人的には、あまり用がないメニューだ。私的には、かけ(+生卵50円)・もり・天のローテーションでいいかな。実食は、天。かき揚げは、外側パリパリ、中ふんわりの食感。美味しいのだけれど、パリパリ食感がつゆに浸かるとだいぶ損なわれてしまうので、そばよりもかき揚げ丼で食べたいと感じた。卓上に「ごま唐辛子」と「にんにら」あり。ごま唐辛子は吉田うどんの「すりだね」に近いウェッティな辛み調味料。「にんにら」は、塩だれにニンニクとニラを漬け込んだもの。どちらも美味しいし、そばにも合う(ただし、ラーメン寄りの味覚になる)。「にんにら」はニンニクがかなり強く香るので、注意を。隣のOL風女性がたっぷりと、それももりそばにかけていたのだが、職場に戻ってから、大丈夫だろうか。他人事ながら、ちょっと心配。箸はエコ箸(割箸の用意もある旨が掲示されている)。

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「はせ川」  実食日:2017/1

  A5出口を出て左へ10秒、人形町交差点の北西角。人形町交差点角といえば、南西側、つまり「はせ川」とはす向かいにあたる場所に「富士そば」がある。真っ向勝負かと言いたいところなのだが、大きな交差点を挟んでいるだけにそれほど競合関係にはならなそうに思う。むしろ、思いっきり競合しそうなのは「小諸そば」(人形町駅前店)の方だ。角地の面取りされたビルによくあるパターンだが、間口は広いものの店内は意外と狭い。客席は椅子付きカウンターばかりで、17席くらい。これでも、無理やり詰め込んだという印象で、席間狭し。17人入ると、通勤ラッシュの山手線みたいになりそうな気がする。また、フロア中央の島式椅子付きカウンターには、上部に冷水ポットなどを置く棚が設置されているのだが、麺を食べようと頭を下げると、この棚におでこが当たる。棚の配置やサイズも、一考の余地ありだ。さらに言うと、券売機が店の外と中に1台ずつあるのだが、これだけ窮屈な店内に券売機を置くのがちょっと理解不能。雨の日などは重宝するかもしれないが、店内スペースを少しでも広くした方がよさそうに思う。とまぁ、店内レイアウトに関しては疑問が山積する結果になった。
  この店は、「実質嵯峨谷」とでも言おうか、池袋「生そば 玉川」や新宿「さ竹」などと同じようなスタンス。店内に電動式の石臼があり、押出製麺の十割そばを提供している。食べてみた印象としては、「嵯峨谷」の麺を忠実に再現しているという感じ。「生そば 玉川」や「さ竹」はレシピを変えている(と思われる)のだけど、「はせ川」は全く同じなのではないかと感じた。美味いことは美味いのだけれど、「はせ川」らしさも見せてほしいところだ。一方のつゆは、「嵯峨谷」とは少し違うものだ。カツオが前面に香るという点では同じなのだけれど、甘みをだいぶ強めてある。「嵯峨谷」のつゆは、人によっては「物足りない」と感じることもあるようで、そういった意見に迎合しているかのような味。ちょっと、甘くしすぎかな。食後に舌がビリビリと痺れた。単純に砂糖または味醂などを足したという感じではなく、いろいろと余計なものを足しているような感じがする。たぬきは、粒の細かい天かす。ゾル化するタイプで、これは「嵯峨谷」と酷似。値段は全体的に「嵯峨谷」よりもだいぶ高く、たぬき(「狸」と表記。珍しい)380円だ。もり330円・かき揚げ天430円など、すべて「嵯峨谷」よりも高い設定。ワカメは、フリーではなく店側でサービストッピング。刻みナルトなどの彩りは乗せない。麺単の変わりメニューは特になく、「嵯峨谷」の名物メニュー「刻み玉葱」や「あじねぎ天」などは扱っていない。ご飯ものでは、「嵯峨谷」の十八番である「あじ御飯」の代わりに「ガリ鯖飯」がある(単品ミニ330円・セット590円)。「嵯峨谷」同様にうどんの扱いはなく、麺は蕎麦or冷麦の選択。丼・エコ箸も「嵯峨谷」仕様。
  一杯食べ終えてみての総合的な印象は、「下野した嵯峨谷」。悪くはないんだけど、近くに「嵯峨谷」ができたらイチコロになりそう。ちょっとマイナーチェンジしている印象が拭えなかった。競合相手が小諸だし、少し足を延ばせば「そば助」「きうち」「寿々木」「福そば」「あり賀せいろう」など強敵がひしめいている激戦地なので、この場所で生き残るのはそう簡単ではないと思う。


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★茅場町駅(東京メトロ日比谷線・東西線)

「がんぎ」  実食日:2003/7

  4b出口を出て、直進2分。新川1丁目交差点の角にある店。ショーウインドウに出ているのは、盛りそばと、何故か日本酒の一升瓶。あまり駅そばらしくない構えである。しかし、実際には立派な立ち食いそば。
  ここの特徴は、とにかく麺。看板に「越後十日町そば」と書いてあるので、おそらくつなぎに“布海苔”を使っているのだろう。その結果、独特なぬめりと喉ごしが生まれている。多少好き嫌いが分かれるかもしれないが、私の口にはよく合う。つゆや具(たぬき)には面白味がないが、麺だけで勝負ができる。たぬき360円。冷やしも同額。

※2015/6、再食。改装していました(写真は左:旧、右:現)。値段が上がり、現在はたぬき420円になっています。今回は、もり360円を試しました。かけ系のそばよりもさらに歯ごたえが強く、噛み切る時に「ブツッ」という音がします。流行りのタイプに近いですが、この店では昔からこんな感じ。というか、つなぎに「ふのり」を使っているので、自然とこういう食感になります。かけ系で食べるよりも箸が滑らないので、食べやすいです。箸の扱いに覚えがない方は、もり系で食べるといいでしょう。また、量がかけ系よりもだいぶ多いように感じました。朝食なら、普通盛り1枚で十分満足できます。当サイトの評価としてはかけ系基準で行うため、ボリュームの評点は現状ママとします。
  なお、常連客の間では「あつもり」が人気です。聞くと、滑らず固すぎず、一番食べやすいのだそうです。なお、かけ系で箸が滑って困るという方は、天ぷら系のトッピングを外すと食べやすくなると思います。麺が滑るということもありますが、油で箸や麺がコーティングされることでさらに滑りやすくなるので。そこを基準に食べるメニューを決めるのは本末転倒な気がしますが。

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「小諸そば」  実食日:2003/7

  3番出口を出るとすぐ目の前に、お馴染みの「小諸そば」がある。日本橋界隈で断然の勢力を誇っているこのチェーン、どこをとっても欠点らしき欠点がない。麺よしつゆよし、値段よし、サービスよし。例によってネギと梅干しはフリーで、この店舗に関して言えば、唐辛子が2種類(普通の七味と柚子七味)あるという点もさらにプラス要素になる。
  確かに文句のつけようがないチェーンなのだが、あまり「小諸そば」だらけになるのも、ちょっとつまらない。懐柔的なチェーン展開を望むとともに、他店の奮起にも期待したい。たぬき290円。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在たぬき300円です。記録を残していませんが、2011〜2012年にかけて、10回以上再食しています。この時点ですでに改装されていました。値上げはその後、消費増税のタイミングで行われています(値−1点。2015/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です。なお、店舗名は「茅場町店」です(2016/4、確認)。

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「スマル亭」  実食日:2005/6

  7番出口を出て直進、最初の路地を右に入り、突き当たって左へ20秒、ビッグエコー(カラオケ)の隣にある。静岡に本拠のあるチェーンで、東京にはこの1店しかない。地元静岡でも、どちらかといえばドライブインタイプの店である。駅前にあることもあるが、あくまでも「車利用者」のためのチェーン。そのチェーンが、なぜ東京に、それも駅そばとして1店だけ進出しているのか、謎である。
  基本的に、天は「しらす天」と「桜えび天」のみ(どちらも400円)。どちらも静岡名物である。東京に進出しても、都会に迎合したメニューにせずに独自性を発揮しているこだわりに「あっぱれ」と言いたい。麺はモチモチした食感で、「小竹林」の麺を少し太くしたような感じ。そして、薬味が青ネギになっているあたりも、静岡らしい。たぬきは350円。
  なお、朝(7〜11時)には「そば(うどん)モーニング」という限定特別メニューがある。たぬきそば(うどん)+焼きおにぎり1個で300円。これはかなりお得だと思う。せいろ系などの一部メニューを除いて、持ち帰りが可能であることもセールスポイントの一つになるだろう。

※閉店していました。跡地は、同じビルに入っているカラオケボックス「ビッグエコー」に編入されています(2015/2、確認)。

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「笑いそば」  実食日:2006/11

  4b出口を出て直進1分。霊岸橋西詰にある店。オフィス街では珍しい24時間営業をしている貴重な店である。
  ここのそばの特徴は、麺・つゆ・具(たぬき)のすべてが「小諸」に近い出来になっているということだろうか。そば殻を練り混まずに繊細な味わいに仕立てた生麺、鰹出汁を強めに効かせたつゆ、そしてカラッと揚がったたぬき。麺は茹で置いているようで、期待していたほどのコシがなかったのが残念。しかしその反面、つゆは「小諸」よりも出汁が強く出ていて私好みだった。鰹出汁一辺倒の味が好きな人に愛されるつゆだろう。たぬき290円という値段も「小諸」と同じ。


※閉店(「亀島」化)していました(2011/9、確認)。

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「せんねんそば」  実食日:2009/4

  12番出口を出て右(新富町方面)へ約4分。坂本町公園の先。店舗名は「かぶと町店」で、地番も日本橋兜町1丁目だが、兜町のイメージ(証券取引所)からはだいぶ離れた場所にある。壁際にズラリ並んだ椅子付きカウンター席のほか、2階席も完備。24時間営業している。
  昔に比べて、このチェーンは本当に美味くなったと思う。麺は生麺で、実食時には茹でたてに当たった。昔より太くなったと感じる麺は、ほどよいコシがある。麺そのものの味と香りは若干弱いのだが、歯ごたえと舌触りは◎。つゆは、あまり香らない。そば湯ポットあり。たぬき300円。セットメニューが多種あり、いずれも500円台。麺類単品も決して高くはないが、セットにした方が明らかにお得な価格設定だ。

※たぬき300円、値段据え置きです。セットメニューにいたっては、むしろ値段が下がっているかもしれません。とり天丼セットといか天丼セットは、なんと450円です。さらに、朝(11時まで)限定の納豆ごはんセットとたまごかけごはんセットは、ともに300円。これは徹夜明けに最適なメニューだと思います。問題は、このエリアで徹夜をすることがあるかどうかですが、個人的には、あるんです(付+1点。2015/2、確認)。

※閉店していました。跡地は、「凪○」という名の立ち飲み屋です。深夜3時の再食を楽しみに訪れた(この店舗は24時間営業だった)ので、残念でした(2015/6、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2009/11

  2番出口を出て直進、すぐの信号で右折して1分、左側。店舗名は「茅場さくら通り店」。椅子付きカウンターと立ち食いカウンターがあり、20人程度収容可能。
  この店舗では、麺は客の入りを見ながら、ある程度まとめて茹でている。私は茹でたての麺に当たったが、タイミングによっては茹で置きになることもある。しかし、あまりたくさん茹で置いていないようで、茹で置き時間が極端に長くなるようなことはなさそうだ。茹でたての麺はモチモチとした食感が大変気持ちよく、大満足だった。カマボコと青味(この時はほうれん草)が入り、たぬき290円。ネギと梅干しはフリー。そば湯ポットあり。変わりメニューに、「牛肉しぐれそば」や「香味豚そば」(いずれも430円)があった。個人的には、柚子こしょうを添える香味豚そばが美味そうに見えた。いずれ試してみたい。


※昼間の写真に貼り替えました。値段が上がり、現在はたぬき300円になっています(値−1点、。2015/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/10、確認)。

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「亀島」  実食日:2011/9

  4B出口を出て直進1分、霊岸橋西詰。3つ上に記載している「笑いそば」の跡地。内装は「笑いそば」時代とほぼ変わっていないと思われ、客席は立ち食いカウンターのみ。客席も厨房も、コンパクトというか手狭な店だ。
  味覚的には、「笑いそば」時代とだいぶ変わっている様子。麺は注文後に茹でる生麺で、ややモッサリした食感。香りは悪くない。「笑いそば」時代よりも黒々としていて、硬派な印象の麺になっている。つゆは、辛く、甘い。かなり濃い。関西人にはつらい味覚かもしれない。しかしながら、個人的な印象としては水準以上のレベルにあると思う。この出来映えをたぬき250円(ワカメ入り)という価格で実現しているのは、立派の一言に尽きると思う。丼ものとのセットメニューもあり、かなりお得感のあるラインナップになっている。麺単品だと温より冷の方が20円高い設定なのに、セットメニューは温冷同額になるのが不思議。箸はエコ箸。


※暖簾と日除けが変わり、券売機が2台になっていました(写真は左:旧、右:現)。値段は据え置きです。たぬき250円のまま。頑張りますね。無理がなければ構わないと思いますが、もう少し上げてもいいのではないか、と思ってしまいます。
  なお、この店では2011〜2012年にかけて50回以上再食しています(記録なし)。大半が「海老天丼セット」の実食だったのですが、セットメニューも値上げせずに据え置かれています。450円というのは、ちょっとありえない価格設定だと思います。しかも、そばはかけではなくたぬきです。海老天は冷めていますが、この値段なら十分すぎる内容です。カレー丼セット・かき揚げ丼セット・山かけ丼セットも450円。麺大盛りは100円増しですが、1.5玉ではなく2玉になります。これもお得な設定だと思います。今にして思えば、この連日食べに寄っていた時代に、朝から券売機前に行列(というほどでもないのだが、券売機前で悩んで時間をかける人が多かった。そのくらい、魅力的な価格帯のメニューが多い)ができていました。券売機増設は親切だと思います(2015/4、確認)。


※2015/7、再食。先日はメニューチェックだけで再食しなかったのですが、それがずっと引っかかっていて、再食せずにいられなくなりました。もちろん、個人的に思い入れのある「海老天丼セット」450円です(冷やしも同額)。約3年ぶりに食べる亀島、以前にも増して美味くなったように感じました。そばについては、今回初めて冷やしで食べたのであまり参考になりませんが、海老天丼が美味くなっていました。というのも3年前には海老天もご飯も人肌程度にぬるかった(毎日のように食べ、毎日のようにぬるかった)のが残念なポイントだったのですが、今回はご飯がホカホカで、えび天もアツアツとまではいかないものの温かく、丼全体に一体感が生まれていました。これがワンコインで食べられるというのは、完全に奇跡だと思います。というか、「500円くらいに上げてもいいですよ」と言いたいです。

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「小諸そば」  実食日:2011/9

  最寄り出口は11番出口だが、道案内をしやすい10番出口からの行き方を記載しておく。出て、すぐの信号を渡らずに左折。1つめの信号を左折して1分、左側。店舗名は「兜町店」。2人掛けテーブル、椅子付きカウンター、立ち食いカウンターと揃っていて、計25人くらい収容可能。店舗側面には持ち帰り専用窓口がある。
  麺は茹で置きで、歯ごたえが若干損なわれていた。それでも美味い部類ではあるが。つゆやたぬきは小諸スタンダードで特記事項なし。それでも美味い部類ではあるが。ネギと梅干しはフリー。たぬき290円(季節の青味・カマボコ入り)。


※値上げしていました。現在、たぬき300円です(値−1点。2015/6、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/8、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2015/6

  1番出口を出て直進、2本目の路地(最初の信号)を左折して30秒、左側。店舗名は「亀島橋店」。表通り沿いではなく車はそれほど通らないのだが、通勤の動線として歩行者の往来が多い場所のようで、朝からかなり賑わっていた。椅子付きカウンター11席と、立ち食いカウンターが12人分くらいある。
  麺は見込み茹でのようだが若干追いついていないのか、少々待ち時間長めで茹でたて提供だった。歯ごたえはまずまず。つゆやたぬきは小諸スタンダードで大きな特徴はない。たぬき300円(カマボコ・季節の青味入り)。一番特徴的に感じたのは、カマボコ。どうも他店舗よりも厚切りだったように感じた。たまたまだったのかもしれないが、切り方が他店舗と違う可能性もある。小諸のカマボコは完全に「彩り」だから通常は透けそうなほど薄い(乾いている場合さえある)のだが、倍くらいの厚みがあった。ネギ・梅干しはフリー。


※2016/7、再食。「小諸」におけるこの夏のテーマにしている冷やしたぬき大盛り(310円+30円)を実食。内容的には、虎ノ門店ほかと大きな違いはありません。虎ノ門店よりも、カマボコの刻み方がやや幅広ですが。キュウリの刻み方は、同じです。ちなみに、後楽園店のカマボコは幅広タイプで、亀島橋店と同じ刻み方。そば湯(急須)が付く点を加味しても、この店舗のオペレーションは虎ノ門店よりも水道橋店に近いということになります。味覚的には、見込み茹でですすぎを入念に行っており、しっかりと締まっていて美味しいものでした。閉店間際(21時閉店の20:40訪問)で、先客6・後客3。結構需要はあります。もう1時間、営業時間を伸ばしていただけると嬉しいです。

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「ゆで太郎」  実食日:2015/6

  3番出口を出て直進4分。「がんぎ」の対面を通過してさらに1分というイメージ。駅から比較的遠くて路駐もしにくい場所なので「そんなに客が入るだろうか?」と感じる部分もあるが、なにせ近隣はオフィス街なので昼食需要があるほか、永代通りは朝夕には通勤者のメイン動線となる道なので、結構入っているようだ。24時間営業なので、深夜帯には車で寄る人が多いのかもしれない。店舗名は「新川1丁目店」。客席は、テーブル席が2人×9、椅子付きカウンター15、立ち食いカウンター20人分くらいある大型店。
  麺は茹で置きで平均的な香り・食感。つゆもスタンダードでこれといった特徴はない。たぬきは、細かい粒と特大の塊が混在している天かす。こういう大きな「耳」ができるのが、近年多くの「ゆで太郎」に導入されつつある新タイプのフライヤーの特徴なのだろう。たぬきなし、かけ320円に天かすが乗るパターン。朝そば2種各330円と朝食セット2種各360円の設定あり。朝11時まで天かすフリー。タカノツメ受渡口にあり。一味と七味は各席にある。また、そば湯ポットが各席にあるのが嬉しい(広い店なので、後から取りに行くのは面倒)。箸はエコ箸。細かい点に言及すると、朝食セットのカレーの盛りが悪かったのが少々気になった。


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「ゆで太郎」  実食日:2015/7

  12番出口を出て直進、すぐの交差点を渡らずに右折して30秒。店舗名は「日本橋兜町店」。フロアはそれほど広くないのだが、テーブルを置かずに椅子付きカウンターと立ち食いカウンターという集客効率の良いタイプの席を配置してるため、椅子付き18・立ち食い12くらいを擁している。ビジネスマン、特に時間にシビアな金融系のビジネスマンの利用が多い店なのだろう。
  麺は茹でたてに当たったが、歯ごたえはまぁ茹で置き級。他店舗よりも麺が細いような印象を受けた。「ゆで太郎」は製麺機を入れている店舗が多く(入れていない場合には、近隣の製麺機保有店舗から台車で麺を運んでいる店舗が多い)、製麺機の機種もまちまちなので、店舗ごとに麺の太さや食感などが異なるのはしょうがないというか、個人的にはそこが良い意味での「ゆで太郎」の特徴だと思う。一方のつゆは、ほとんどの店舗で同じタネを使用していると思われる。店舗ごとに感じる違いは、希釈率や煮詰まり具合の差によるものだろう。天ぷらのフライヤーも、店舗によって機種が異なる様子。それは、天かすを食べればわかる。この店舗では、大きな塊の混ざった天かすで、細かい部分は丸い粒状になっている。なんだか、新型フライヤーによる天かすと、旧来の揚げ玉を両方混ぜたかのような天かすだ。油が少し胸を焼くのは、旧来揚げ玉の特徴。う〜ん、なんか微妙。たぬきなしで、かけ320円に天かすが乗るパターン。朝11時までは天かすフリー。朝定食2種各360円、朝そば2種各330円の設定あり。そば湯ポット受渡口にあり。箸はエコ箸。


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「小諸そば」  実食日:2016/3

  1番出口を出て直進30秒、2本目の路地(最初の信号)を左折して3分、右側。店舗名は「新川店」。ここに辿り着く手前に上記「亀島橋店」があるので、駅を基準に考えればあまり足が向かない店舗かもしれない。「小諸そば」としても珍しくなってきた、立ち食いのみの店舗。キャパは15人くらい。
  麺は、見込み茹でのオペレーションだった。食感・風味とも「小諸そば」としては平均的。つゆも小諸ならではのもので、ソツなく美味しい。たぬき300円(カマボコ・季節の青味入り)。「小諸そば」ではたぬきにエビの香りがあることが多いのだが、今回は感じなかった。天カス使用なので、タイミングによって風味は変わるのだろう。ネギ・梅干しはフリー。
  関心としては、亀島橋店とどう差別化されるかということになる。しかし、カマボコは亀島橋店よりも薄いし、ネギも機械刻みだし、椅子席もないので、わざわざここまで足を伸ばす理由はなかなか見当たらない。亀島橋店を覗いてみて混雑が激しかった時にこちらに回るという感じか。もちろん、駅基準という観点を外せばこの店舗の方が便利という場合もあるだろうが、「駅そば」に限定している当サイトとしては駅を基準に考えなければならない。。
  ひとつだけ、イチャモンというほどではないが、僭越ながらアドバイスを。私と、直前に入った客がともにたぬきそばを注文したようだ。こういう場合には、受渡時に「たぬきそばでお先にお待ちの方〜」と呼び出した方がよい。単に「たぬきそばの方〜」だけだと、私が先客を追い越して取りに行ってしまうことになるので。実際、そうなった。先客が特に問題視しなかったから事なきを得たものの、クレーマーっぽい客だったら少々険悪な空気になりかねない。もめごとの火種を作らないようなオペレーションをお願いしたい。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/7、確認)。

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※八丁堀駅は、京葉線に掲載。
★築地駅(東京メトロ日比谷線)
「小諸そば」  実食日:2005/7

  2番出口を出て後方、信号を渡ってすぐ。ドトールの隣にある。築地では、この他に2軒の駅そばの所在を確認している(未食)が、土曜に開いているのはここだけのようだ。このあたりが、チェーン店の強みだな。
  味等は、同系他店と変わらない。やはり美味いです。ネギ&梅干しフリー、カマボコ&絹さや入り、たぬき290円。冷やしも同額。


※値上げしていました。現在、たぬき300円です。改装していましたが、写真を撮り忘れました(値−1点。2015/1、確認)。

※改装後の写真を撮ってきました(写真は左:旧、右:現)。個人的には、旧タイプの看板の方が格調高く感じられ、好きでした(2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/7、確認)。

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「天花そば」  実食日:2011/7

  4番出口を出て後方すぐ。立ち食いカウンターのみだが、奥に長い造りの店なのでさほど手狭な感じはない。
  この店のそばは美味かった。麺は注文後に茹でる生麺で、香りよし。麺自体に甘みもある。食感もよい。茹で時間短縮のためか、平麺だったのが残念に思えるくらいにしっかりと噛みしめる歯ごたえがある。最終的に「味」には5点をつけたが、もし角麺だったなら7点くらいつけていたかもしれない。つゆは辛めで、甘めで、よく香る。やや荒々しい印象はあるけれど、麺との相性はよいと思う。このくらい存在感のあるつゆでないと、バランスがとれない。この出来映えにして、たぬき310円は安い。ミニ丼とのセットメニューもあり、さらに割安な設定になっている(たぬきそば+ミニカレー丼で470円など)。こんなに安くて美味い店がこんなに目立つ場所にあるのに、今まで食べずにいたことをおおいに反省。


※値上げしていました。現在、たぬき330円です。カレーセットは490円になっています。麺単はともかく、セットメニューはまだまだだいぶ割安感があります。変わりメニューに、きんぴら天370円。いんげん天370円もわりと珍しいでしょうか(値−1点。2015/1、確認)。

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「ゆで太郎」  実食日:2015/3

  今月一斉値上げを断行した「ゆで太郎」。これが値上げ後初実食だ。駅から少々遠い。1番出口を出て左へ1分、晴海通りを渡ってから左折して3分、ひとつめの信号「築地六丁目」交差点を右折して20秒、右側。店舗名は「築地店」。築地市場からは少々離れているのだが、市場関係者や市場に買い物に来た人なども多く利用している。4人掛けテーブル×2と、立ち食いカウンターが13人分くらい。
  麺をひと口すすって、「えっ?」と思った。ビジュアルの時点で「なんか他店舗と違うな」と感じていた(白みが強い)のだが、食感はもっと大きく違っていた。他店舗にはない独特なぬめりがあり、細麺なのに歯ごたえがとても強い。茹で加減の問題なのかなと一瞬考えたが、どうやらそれだけではなく店舗オリジナルの秘密があるようだ。詳細は後述。つゆはいつもの「ゆで太郎」のものか。たぬきは、従来(なのか、他店舗ではなのか)は粒がしっかり残る揚げ玉が使われていたのだが、若干つゆに溶けやすいものになっていた。天かすかもしれない。たぬき350円(ワカメ入り)。そば湯ポットは各席にあるが、「ゆで太郎」の特徴でもあるタカノツメが見当たらない。また、朝そばや朝食セットなどのお得メニューも見当たらない(実食は昼時だったので看板が出ていないのは分かるが、券売機にも入っていない)。近々に、他店舗の調査を一からやり直す必要がありそうだ。
  さて、麺のオリジナリティという部分について。店舗の奥にガラス張りの製麺室があるのは「ゆで太郎」ならではだが、この店舗では使っている製麺機が他店舗と違う。実食時に稼働していなかったし、超混雑時で凝視できなかったため一部推察ということになるが、押出製麺機のように見えるルックス。ただ、「江戸切りそば」を謳う「ゆで太郎」が押出製麺を導入するとは考えにくい(というか、導入しないでほしい)ので、原理はあくまでもロールなのだろう。めんでるの廉価版か。他店舗と同じ製麺機を入れるスペースがなかった、ということかもしれない。原材料が他店舗と同じで製麺機だけが違うのであれば、全店舗でこの製麺機を導入した方がよいように思う。個人的に「ゆで太郎」の最大の弱点だと思っている「麺の食感の違和感」が大幅に解消されているので。現時点で、この製麺機がどの店舗に導入されているのか確認できていないが、この数日後に実食した「西五反田2丁目店」と食べ比べれば、よほどの舌音痴でない限り明白に違いが分かると思う。


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★東銀座駅(東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線)
「みちのくそば」  実食日:2004/9

  A8出口を出て直進。最初の信号を左折し30秒、右側。カウンターだけの店だが、交差点の角なので間口が広く、目立つ店である。
  出されたそばを一見して、「ムム! できる!」と思った。黒くて、ほどよいツヤがある。この店は、麺だけで味に満点をつける価値がある。言い得ているかどうか分からないが、「アルデンテ」風なのだ。微妙に芯がある感じ。「コシがある」という感じではないのだが、歯ごたえが強く、美味い。店先の暖簾に「田舎風」と書かれているが、確かに「昔のそばって、こんな感じだったんだろうなぁ」と連想させるものがある。よく、麺の優劣を考える時に「コシ」を基準にする人がいるが、そういう人こそここで食べてみてほしい。もしかすると、考え方が変わるかもしれない。加えて、たぬき260円という値段も嬉しい。銀座の一等地で、この味を260円で味わえるとは。銀座界隈にはまだまだ未食の店がたくさんあるが、一番最初に最高の店を発掘してしまった気がする。あとの楽しみが……。
  なお、出口からの距離が一番近いと思われるのは東銀座駅だが、銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」、有楽町線「銀座一丁目駅」からでも十分に徒歩圏内。ほとんど所要時間は変わらない。「銀座駅」の場合は、A13出口を出て直進、最初の信号を右折し2分、ウインズ銀座を越えて最初の路地の角。「銀座一丁目駅」の場合は、11番出口を出て右、すぐの路地を右折、ウインズ銀座を越えたところで左折、最初の路地の角。

※閉店していました。ビル全面改装のためだそうです(2011/9、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2004/12

  3番出口を出て直進、歌舞伎座を越えてすぐの路地を左に入って1分、左側。あるいは、A7を出て後方、最初の路地を左に入って1分、右側。
  ここの「小諸」には、同系他店とは異なる部分がいくつかある。まず、フリーなのは梅干しだけで、ネギは一人分ずつ別盛りで出てくる。それから、柚子皮を千切りにしたものが入っており、香りがすごい。私はこのテの柑橘系の香りが好きだからいいが、嫌いな人は辟易しそう。麺、つゆ、具はバランスがとれていて、相変わらず美味。たぬき290円(カマボコ・インゲン入り)。


※2015/3、再食。高看板が変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。値上げして、たぬき300円になっていました。「小諸そば」では初めて、いか天そば350円を試してみました。いか天は、表裏両面に包丁(もっとも、機械でしょうが)が入っています。表と裏で包丁の入れ方まで変えているという繊細っぷり。ピンとまっすぐになっているうえ、筋が切れていて食べやすいです。衣が若干厚めですが、イカのような凹凸の少ない食材は、衣を厚めにした方がバランスがとれるので、これでよいと思います。なお、店舗名は「歌舞伎店」です(値−1点)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/5、確認)。

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「吉そば」  実食日:2006/8



  2つ上に記載している「みちのくそば」の斜め向かいにある。ウインズ銀座周辺のテリトリーをかけて真っ向勝負している感じの立地だが、見たところ両店に平均して客が入っている印象である。よく見かけるチェーン店だが、特有の大きな文字で書かれた看板はなく、ローカル店のような雰囲気がある。
  とはいえ、味覚的にはこのチェーンのもの。茹で麺で、これといった特徴はない。細かいマイナス材料としては、具(たぬき)の量が少ないということと、飲み水がぬるいということ。店内に冷房が効いているから、夏場に温系を食べても大丈夫なのだが、個人的には、飲み水はカッキーンと冷えていた方がいい。たぬき300円。


※改装していました(写真は左:旧、右:現。2011/9、確認)。

※暖簾が変わっていました。また、店頭の観葉植物が撤去され、ちょっと殺風景な外観になっています(写真は右が最新)。値上げして、現在はたぬき330円です。麺大盛り無料のサービスがあります。以前からやっていたサービスだと思いますが、かつては表記がなく、知っている人だけが利用するサービスだったのではないかと思います。現在はメニュー表の脇に大きな張り紙で掲示されているので、一見客でもすぐに分かるようになっています。これは素晴らしい改善だと思います(値−1点、サ+2点。2015/2、確認)。

※2015/4、再食。最近恒例になりつつある、深夜3時の訪問・再食シリーズ。深夜帯には、ちょうどこの店の前に客待ちタクシーが常時待機していることもあり、運転手などがちょこちょこ利用しているようです。先客2、後客2。今回は、「吉そば」としては初めて春菊天そばにチャレンジ。いや〜、これは「春菊天」ではなく「ほぼ春菊」です。衣が薄い、というか衣がほとんどなく、青臭さがかなり強いです。これはこれでいいと思いますが、衣を食べたい人には不向きです。つゆは化学調味料不使用の旨、表示あり。深みはないが余韻がある、天然ダシならではの香りと「物足りなさ」があります。立ちそばを食べ慣れている人にとっては後者の方を強く感じる場合が多いと思うのですが、逆に言うと、いかに他の店が化学調味料を多用しているかが分かる味わいです(くどいようですが、私は化学調味料を全否定する立場はとりません)。

※2015/7、再食。今回も、深夜3時の再食です。先客2・後客1で、全員サラリーマン風でした。今回は、ごぼう天390円を実食。関東では珍しい、縦8つ切りの単独揚げ(筏状にまとまっている)です。歯ごたえも香りも強く、美味しいです。かき揚げ状やスライスがダメと言うつもりはありませんが、個人的にごぼう天に期待するのはこの食感と香りですね。なお、天ぷら系の一部メニューがこのタイミングで値上げされています。かき揚げ360→380円、ごぼう天360→390円、ちくわ天360→380円です。天玉やコロッケも上がっているのでフライヤーを変えたか油を変えたかと思案するところですが、なぜか春菊天は390円で据え置かれています。


※2016/7、再食。今回は、21時頃の実食です。値段・メニュー・味等、変化はありません。ゲリラ豪雨が降りしきる中で訪れた(半分雨宿り目的)からでしょうか、ホッと一息つける味わいに感じました。比較的淡い味なので、序盤から中盤まではやや物足りなく感じますが、こなれたまろやかさがあって悪くないと思います。

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「歌舞伎そば」  実食日:2009/9

  3番出口を出てすぐ、歌舞伎座の脇っちょの目立たない場所にある。営業時間が短く、認知していたにもかかわらずなかなか実食する機会がなかった店。椅子付きL字型カウンター一本だけの店で、キャパは12人。実食は昼前のあまり混まないであろう時間帯だったにもかかわらず、満席で待って食べることになった。人気のある店だ。
  人気の秘訣は、揚げ置き時間の短い天ぷら(かき揚げ)だろう。サクサクアツアツで、たいへん結構。いろいろなメニューがあるが、客の大半がかき揚げを乗せたメニューを注文していた。麺は生だが、大量に茹で置いているためか、食感は冷凍麺のような感じだった。つゆはあっさりしていて、あまり主張が強くない。場所がら、高齢の客が多いためだろうか。一方、ネギが別盛りで出てくるあたり、サラリーマンの利用も多い店なのかなと感じる。夫婦と思われる2人の従業員は目が回るような忙しさで、完全分業で巧く連携している。長年この場所で店を構えてきた経験が、作業風景に現れている。おじさんが麺を目分量で盛っていたのが非常に印象的だった(普通は、重さを量る)。たぬきなし、かけ350円、かき揚げ420円。夏場はもりかき揚げ470円が人気。


※2017/2、再食。歌舞伎座の改築に伴って、移転していました。現在地は、歌舞伎座の裏手です。A7出口を出て後方、最初の信号を越えて次の路地(とても狭いので、見落とし注意)を左に入って20秒、右側にあります(写真は、左:移転前、右:移転後)。間口が狭く奥に長い造りですが、店内手狭で椅子付きカウンター7席のみです。二重玄関になっています。以前は小料理屋の類だったのでしょうか。中途半端な時間(14:00頃)の訪問だったにもかかわらず、満席でした。券売機の脇にある待機席で、しばし待ちます。なんだかんだで、私が食べ終えて出るまでの間、常時満席で1〜2人くらいが待機席にいるという状態。たいへんな人気です。14時でこの状態だと、昼時には外に行列ができるかもしれませんね。
  今回は、この店の名物・もりかき揚げ(通称「もりかき」)470円をいただきました。麺は移転前と同じく茹で置きでしたが、角がしっかり立っていて歯ごたえが秀逸でした。すごくそばらしい食感なのですが、意外と香らなかったのが不思議というか、ちょっと残念でしたが。そば湯はとてもよく香っていたのに……。もりつゆは、冷水ポットから注ぎます。無言でいるとデフォルトでつゆの中にネギが入るので、段階的に薬味を使いたい場合は申し出る必要がありそうです(申し出るのもちょっとヤボな気がしますが)。かき揚げは揚げ置きですが、圧倒的によく売れているので回転が速く、揚げ置き時間は短め。漏斗型をした独特な油切り器に揚げ置き、しっかりと油が切れていて美味しいです。ややオーバー気味で、固めの揚げ。「サクサク」ではなく、「ザクザク」の食感。食べやすく(猪口のつゆにつけやすいように)ひと口大に切って(割って)、もりそばの周りにトッピングした状態で提供されます。具材にはカボチャがたくさん入っていて、ザクッとした衣とホクッとしたカボチャの食感のコントラストが楽しく、とても美味しいです。確かに、この店では「もりかき」が鉄板かもしれません。実際、先客7のうち5人、そして後客6人のうち5人が「もりかき」実食でした。
  値段的にちょっと高いけれど、場所柄を考えれば納得だし、なによりも味覚的に納得です。定期的に食べたくなる一枚でした。もう少し空いている時間帯があるなら、教えてほしいです。なお、前回訪問時に比べて、値段が変動しています。かけ350→380円、かき揚げ420→470円です。「もりかき」は、据え置かれています(付+2点)。


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「ゆで太郎」  実食日:2010/3

  店舗名は「銀座5丁目店」。6番出口を出て後方、最初の路地(というほど狭くないが)を左に入り、突き当たりの手前右側。駅出口から歩いて2分弱くらい。店内には壁に沿った椅子付きカウンターと、デッドスペースをうまく利用した立ち食い席がある。テーブル席はなく、比較的小ぶりな「ゆで太郎」と言えるだろうか。
  タイミングにもよるかもしれないが、麺は茹でたてに当たった。しかし、食べてみると茹で置きの麺とあまり変わらなさそうな食感。ちょっと茹でオーバーだったのかな。このチェーンの麺は全体的に風味があまりなく、完全に食感が命なので、「せっかく茹でたてで出しているのに、もったいない」と感じた。そば湯ポットが各席に常備されている。箸はエコ箸。たぬき330円(ワカメ・カマボコ入り)。


※看板が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。たぬきというメニューは消滅し、かけ320円に揚げ玉が乗ります。他メニューで比較すると、20円程度値上げしています(2015/4、確認)。

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「富士そば」  実食日:2012/5

  3番出口を出て後方すぐ、歌舞伎座(現在建設中)の脇。店舗名は「歌舞伎座前店」。高看板が上がっていて2階がありそうな雰囲気なのだが、実際には1階のみ。座席数少なめでコンパクトな店舗。
  平打ちの生麺は、歯ごたえ・香りともほどほどに良い。この麺を使うようになって、全体的に「富士そば」はレベルが上がったと思う。つゆはあっさり系。濃厚なつゆに慣れている人にとっては、やや物足りなく感じるかもしれない。他の店舗に比べて若干濁りがあったように見えたのは、大きな寸胴ではなく片手鍋で1人分ずつ沸かしていたからだろうか。たぬき360円。変わりメニューに、わかめ天370円(季節限定?)。7〜10時限定で提供される「朝そば」にお得感あり。温玉+たぬき(orきつね)で、300円。冷やしも可。また、夕方の15〜18時にも、「夕そば」と名を変えて同じタイムサービスを実施している。そば湯ポットあり。


※2015/4、再食。天ぷらそば400円を試しました。揚げ置き、衣多めも特大サイズではなく、従前型で浦和仲町店のものとはあからさまに違います。個人的には、こちらの方が好き。冷たいのが少々残念ではありますが。実食が深夜3時頃だったので、麺はかなり茹で置き時間が長そうなもので、歯ごたえがかなり弱っていました。値上げして、現在たぬき380円です。常夜そば430円の設定があります。これは埼玉ローカルかと思っていたのですが、そうではなかったようです。また、鴨・豚・牛肉をすべて乗せた肉三昧560円があります。味覚的にかなりカオス化しそうなイメージですが。朝そば・夕そばは310円。外観等は変わっていません。最近あまり見ない、白い暖簾を掲げています(味−1点)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。天410円、常夜460円。朝・夕そば320円に加え、朝納豆定食370円の設定もあります。肉三昧は、終了していました。常夜そばは、メニュー名から内容が想像できませんが、ちゃんと「豚肉ほうれん草」と併記してありました。これは親切。ちなみに、三田店と同日訪問でしたが、常夜そばの値段が異なっています(三田店は440円)。ちょっと懐かしい感じのする(一時期扱う店舗が多かった)ミニルーロー飯セット530円が健在、ミニ白身フライカレーセット560円もあります。個人的には「白身フライそば」の設定を希望します(2016/2、確認)。

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※銀座駅は、地下鉄1に掲載。
★日比谷駅(東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線)
「都そば」  実食日:2004/11

  B3出口を出て帝劇地下街に入り、右側2軒目。要するに、帝国劇場の地下にある店。場所柄、昼間はおばちゃん客、夕方にはサラリーマン客が多く、中途半端な時間に行っても結構賑わっている。
  この店の良さは、つゆと値段。つゆは香りがよく、地下街に入った瞬間から辺りに充満している。だから、すぐに「近くに駅そばがあるぞ」と分かる。そば・うどんとも、関東風・関西風から選択できる。私は関東風で食べたので、関西風については詳細不明。関西風は色が薄い(当たり前だが)ということだけは見て確認したが。値段は、天320円、きつね260円。たぬきなし。きつねの他、ワカメなど260円メニューが結構あるので、貧乏人でもそれなりにレパートリーを組める。ちなみに、麺はフカフカしているタイプで、私は好きだが人によって好みが分かれそうな感じだ。

※暖簾や看板など、微妙に変わっています(写真は左:旧、右:現)。値段が大幅に上がっていて、現在はきつね・わかめ320円、天380円です。元が安すぎたので仕方ないことだと思いますが、「安い店」という印象はなくなってしまいました。関西に多いセマルの「都そば」と同じ業者。看板に「東京・大阪・神戸」と記載がありますが、関西の店舗では「京都・大阪・神戸」記載だったような気がします(値−2点。2014/12、確認)。

※2016/6、再食。値段等、変わっていません。今回は、春菊天380円を実食。麺はどノーマルな茹で麺。初食時に「フカフカしている」と書いていますが、今回は特にそのようには感じませんでした。タイミングによる誤差でしょうか。つゆ(関東風)は、やや辛めで醤油の香ばしさが強いです。近年減塩タイプのつゆを出す店が多くなってきているので、この手のつゆは懐かしく感じられて印象がよいです。春菊天は、姿揚げでした。揚げ置きですがパリパリ感が残っていて、まずまずでした。

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「慶屋」  実食日:2015/2

  A2出口を出て直進30秒、JRガード下(有楽コンコース)。有楽町駅(日比谷口)や銀座駅(C1出口)も徒歩圏内。暖簾の目隠しがあるだけの露出店で、椅子付きカウンター6席のみ。客席も狭いが、厨房はもっと狭く、機材スペースも含めて1畳ほどしかない。店主は、ほとんど身動きがとれない状態だ。座ることもできないだろう。トイレとか、どうしているのだろうか?
  カレーうどんが名物になっている店なのだが、麺(そば)やつゆの味を見たかったので、今回は天ぷらそばを注文。麺は、注文後に茹でる生麺。茹で時間管理にタイマーを使わず、感覚で茹でて、一本味見して「よし」とつぶやき、冷水へ。子供の頃に想像していた「そば屋の厨房」の姿そのままだ。というか、これだけ狭いスペースでちゃんと「冷水締め」までやっているところがすごいと思う。先客なしで、待ち時間約3分。昼時には少々待ち時間が長くなると思われる。実際、そのようなクレームも多いようで、店内に「当店は手打ちそば店です。立喰いそばではありません。時間がない方はご遠慮ください。」との貼り紙が出ている。味覚的には、少々粘着するタイプで香りはあまりなく、手打ち感はあまり感じられないものだった。つゆは、小鍋でひとりぶんずつ沸かす。方向性がはっきりしないモヤッとタイプ。バランス派、という感じでもない。もうちょっと出汁感を強めたら見違えると思う。天は、ドンベではないが具材少なめの配送品で、グズグズ系。たぬきなし、かけ350円、わかめ400円、天500円、カレー550円。カレーそばにはライスが付く。後客がカレーうどんを注文し、麺を食べ終えた後に、つゆにライスを投入して雑炊風にして食べていた。なるほど、それもアリだな。私も、次回はカレーうどんを食べてみることにしよう。この手の店にしては珍しく、箸はエコ箸。


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★神谷町駅(東京メトロ日比谷線)
「ゆで太郎」  実食日:2009/10

  1番出口を出て右へ約4分、飯倉交差点の北東角の2階。店舗名は「麻布台店」。この業界では、駅舎内や駅とペデストリアンデッキなどで直結しているビルを除いて、2階以上に店舗があるケースは珍しいのだが、このチェーンだけはお構いなしに2階にも店舗を出している。店内は広く、4人掛けテーブル、椅子付きカウンター、立ち食いカウンターすべて合わせると40人くらい収容できそうだ。
  麺は、注文後に茹でる生麺。近年の「ゆで太郎」に多く見られる硬派な歯ごたえが心地良いタイプだ。ただ、大森駅前店や大鳥居店などに比べると、若干角がとれていて舌触りが優しいように感じた。個人的には、硬派な歯ごたえには硬派な舌触りを合わせた方が、特徴が際だって良いと思う。製麺機が違うのか、それとも茹で方の違いなのか。たぬき330円(わかめ、カマボコ入り)。揚げ玉は自家製と見受けた。天ぷらを揚げたときのカスではなく、意図的に揚げ玉を作っている感じ。他の「ゆで太郎」の揚げ玉とは別物だ。麺類メニューは他の「ゆで太郎」に準拠するが、夕方(16時)以降には麻布台店オリジナルの夜メニューがある。酒類とつまみ・一品料理が中心。生ビール340円、サワー各種300円など、安い。仕事帰りのサラリーマンの社交場となっている。焼酎のそば湯割り(300円)など、そば屋ならではのメニューもある。なお、麺類メニューは食券制だが、夜メニューは配膳→後払い(伝票制)となる。


※たぬき330円、値段据え置きです。ミニかき揚げ丼セットがワンコイン(500円)の設定になっているのが嬉しいポイントです。「ゆで太郎」のミニ丼セットはかけではなくたぬき(orもり)になるので、なおのことお得感があります(2014/12、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2015/7、確認)。

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「笠置そば」  実食日:2011/1

  3番出口を出て、正面の横断歩道を渡って左(御成門方面)へ2分、芝学園下交差点の南東角。最近オープンしたと思われる店で、間口が広くよく目立っている。しかし、実食は平日の昼時だったにもかかわらず、店内は閑散としていた。椅子付きカウンターとテーブル、合わせて20人近く収容可能なところ、先客は2人だけ。それに対して、店員が4人。う〜ん、大丈夫かなぁ。
  この店はシステムがちょっと変わっている。入ってすぐの有人レジで先払いし、任意の座席で待っていると配膳してくれる仕組みだ。この際、商品は盆に乗せて配膳されるのだが、その上に箸袋入りの割り箸と小袋タイプの七味が一緒に乗っている。箸はともかく、小袋入りの七味を供する店はたいへん珍しい。私は唐辛子を人並み以上に入れる方なので、小袋3つくらい欲しいところなのだが、それ(唐辛子メチャ入れ)を防止するために敢えて小袋で提供しているのだろうか。かえってコストがかさむ結果になりそうな気がするが。味覚面。麺は「笠置」にしては太く、モチモチ食感でまずまず。つゆ、天かすとも、やっぱり「まずまず」の印象。全体的にまとまっていてバランスも悪くないが、インパクトは弱い。もう少し個性というか、いい意味での「クセ」があってもいいのかなと思う。たぬき320円。


※値上げしていました。現在、たぬき330円です。きつねが450円と、かなり高い設定になっています。特に推している感じがないので、ちょっと手を出しづらいでしょうか。各種セットメニューは、520円〜です(値−1点。2015/2、確認)。

※閉店していました。現時点では、看板や内装等はそのまま残されています(2016/4、確認)。

※看板は「笠置そば」のまま残っていますが、内装工事が始まっていました。跡地には、京橋の有名立ちそば店が引っ越してくるようです(2016/5、確認)。

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「そば庄」  実食日:2012/5

  虎ノ門方面改札を出て左、4b出口の階段下。直営の「めとろ庵」を除くと希少な、東京メトロの駅構内店。昼(7〜17時)のみ立ちそばとして営業していて、夜には立ち飲み屋となり、店名も「ほたる」に変わる。椅子付きカウンターが主体のフロアは、15人ほど収容できるだろうか。
  麺は色黒の細麺。この細さにしては秀逸な歯ごたえ。つゆはやや辛めだが、香りはよい。麺とつゆの相性という点で若干「?」な印象はある(もう少し野太い麺の方が合うような気がする)のだが、総合的なレベルも水準以上にあると思う。それだけに、たぬきが既製品だったのが残念だった。立ち飲み営業では串揚げがメインになるわけだし、もう少しグレードを上げることができそうに思う。たぬき340円(ワカメ・ナルト入り)。変わりメニューに、ピリ辛ラー油そば500円がある。どこかで聞いたようなメニュー名だが、つけそばスタイルにしているという点で、「しぶそば」名物のピリ辛ネギそばとは異なっている。


※値上げしていました。現在、たぬき380円です。ピリ辛ラー油は終了しているのか、券売機には入っていませんでした。天は400円ですが、単品にかき揚げが3種(枝豆かき揚げ・人参かき揚げ・野菜かき揚げ)あり、どれが乗るのかが分かりません。値段的にも、どれとも合わないし。ちゃんと分かるようにメニュー名を設定した方が親切だと思います。というか、価格設定が妙です。月見は380円ですが、かけ(290円)+生卵(70円)だと360円。イカ天・海老天・たぬきなども、既成メニューよりも単品追加の方が安くなってしまっています。消費増税対応時の設定ミスかなと思いましたが、手元の写真で確認したところ、前回訪問の時点ですでに起こっていた現象でした(値−1点。2015/2、確認)。

※2016/6、再食。値段等、変わっていません。外観的には、暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。今回は、天400円を実食。麺・つゆの印象は変わっていません。つゆは、昆布出汁を中心に、少し甘みを注した独特な味わいです。天は、揚げ置きの大判かき揚げ。3種ある「かき揚げ」のうち、どうやら「野菜かき揚げ」が乗るようです。基本的にはふんわり食感ですが、端の方はカリッとします。紅生姜の香りがあるので、注意を。つゆの香りがかき消されるほど強烈ではありませんが、天→麺の順に食べると麺の香りは分かりにくくなります。朝定食350円、「おすすめメニュー」500円という内容不明のメニューあり。箸はエコ箸になっていました。

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「富士そば」  実食日:2014/12

  4a出口を出て右、道路向かい。「商売は場所で決まる」との社長公言が端的に表れたような場所にある。角地だし、建物の角を面取りしてあるため、より間口が広く見える。「目立つ度」はこの上ない。上記「そば庄」にとっては、かなり苦しい展開だろう。間口が広いわりにフロアはそれほど広くなく、椅子付きカウンターが計17席と、立ち食いカウンターが5人分くらい。
  麺は、生麺茹で置き。まぁ、平均的な「富士そば」の味か。近年、「富士そば」で大ハズレを引くことがほとんどなくなっており、確実にボトムアップはされていると思う。つゆは、他店舗よりも香りが新鮮で、よく香った。同じ材料を使っているはずなので、たまたま作りたてだったのかもしれない。24時間営業店では、つゆをいつ作るかが分からないので、同じ時間に行っても日が変わると味が違うという可能性が高い。たぬきは細かい揚げ玉で、ゾル化せずに粒が残るタイプ。全体的に、優等生的によくまとまっている印象だ。たぬき380円(ワカメ入り)。6〜10時限定の朝そば310円あり。ご飯ものの変わりメニューに、ミニ塩だれ牛丼(260円。セット540円)、ミニおろし牛丼(300円。セット550円)がある。が、セットメニューで一番お得なのはミニひれかつ丼セット(550円)。ミニ丼単品が360円なので、セット割引率が高い。そば湯ポットあり。


※値上げしていました。現在、たぬき390円です。ミニ塩ダレ牛丼はミニ塩ダレ豚丼に変わり、セット550円。朝そばは320円になっています。ミニおろし牛丼は見当たりませんでした。一方、ミニそぼろ温玉丼セット530円、麺単では鶏ごぼうそば460円が登場しています。メニューがちょこちょこ入れ替わるので、気になったメニューはその場で食べておいた方がよさそうです(2016/4、確認)。

※2016/7、再食。全店舗で期間限定メニューとして扱っていると思われる「ミニ小柱かき揚げ丼セット」580円を、もりで試してみました。そばの方は、特に変わった印象はありません。問題は、ミニ小柱かき揚げ丼の方。かつ丼の要領で、親子鍋にタレをたっぷり入れ、その中で小柱かき揚げをグツグツ煮てからご飯の上に乗せていました。当然のように、味がかなり濃いです。とてもジャンクな丼ものに仕上がり、ご飯が倍くらい欲しく感じました。オペレーション、これでOK? 別メニューと勘違いしてない? 別店舗で試してみないことには何とも言えませんが、もう一度このジャンク丼が出てくるとちょっときついので、もう試さないかもしれません。不味くはないんですけどね、体に悪そうで。ちなみに小柱かき揚げには、1つ1つはミニマムサイズだけど、小柱がかなり大量に入っています。熱を加えすぎているためか少し固くなっていますが、まぁまぁ良心的だと思います。

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「牛v{製麺所」  実食日:2015/3

  3番出口を出て左(御成門方面)へ2分。上記「笠置そば」と、芝学園下交差点を挟んだはす向かいにある。店内の照明をやや落としているためだろうか、朝日を浴びた状態で外から見ると店内が真っ暗に見えるので、ちょっと入りにくいと感じてしまうかもしれない。勿体ない感じがする。外観からは、古典的な店なのか前衛的な店なのかがちょっと判別しにくい店だ(結果から言うと、後者)。椅子付きカウンター10席と、立ち食いカウンターが4人分くらい。店内に券売機がある店だが、実食時間帯(9:00頃)には稼働しておらず、カウンターで口頭注文、先払いとなっていた。「まだお釣りが準備できていない」ということなのだが、それって開店前にやることなんじゃ……というのが私の感想。
  麺は、普通な感じの茹で麺。特徴があるのは、つゆの方だ。好き嫌いがはっきり分かれそうな味覚。カツオ出汁にかなりのこだわりがあると見え、よく言えば出汁が濃い。悪く言えば出汁がどぎつい。出汁というよりも、鰹節をむしゃむしゃ食べているような味覚。関西に行くとこの手の味覚に出会うこともある(メジャーどころでは「南海そば」に近いか)のだが、カツオダシのイメージが強い関東でもここまで濃い店は少ない。出汁に直接醤油を注しているのだろうか。だから口当たりは良いのだが、深み・余韻がなく、食後に歯がキシキシする。ちょっとの微調整で大化けしそうな期待感はあるのだが。たぬきは、デフォルト(提供時点)でゾル化しているもの。たぬき370円。とろろこんぶ400円を扱い、肉500円に「Beef Noodle」との英語表記があることから推して、関西の意識が強いことがうかがえる。だから、「箱根」あたりが好きな人にはまったく向かない味覚かもしれない。朝10時まで(8時開店)限定の朝定食390円の設定あり。内容は、かけ+ごはん+卵+納豆。麺単の通常価格を考えると、かなりお得。また、缶詰300円という設定があることから、夜間には立ち飲み屋感覚で利用することもできるようだ。


※2016/6、再食。値段等、変わっていません。今回は、春菊410円を試してみました。春菊天は円盤状に固めて揚げたもので、衣が薄く青々としたタイプです。パリッとした仕上がりですが、つゆに浸すとすぐにグズグズになります。見た目ほどには香りが感じられず、パリッとした食感が命の春菊天と見受けました。極力つゆに浸さないようにして食べ進めるのが吉ではないでしょうか。
  先月下旬に、道路の向かいに下記「そばよし」がオープン。味覚的な方向性がわりと近い(特に出汁)ことから、かなり客を奪われてしまうのではないかと危惧していましたが、13:30の訪問で先客7・後客6。受渡口にちょっとした行列ができるほどの盛況でした。「そばよし」オープンの影響はさほどないように感じます。


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「そばよし」  実食日:2016/5

  3番出口を出て、正面の横断歩道を渡って左(御成門方面)へ2分、芝学園下交差点の南東角。上記「笠置そば」の跡地に、2016/5/25にオープンした新店。私はあまりオープン直後に行くということをしない方なのだが、たまたまこの場所は職場から徒歩3分で、オープンに至るまでの経緯を毎日眺めていたので、思い入れもあって初日に突撃した。昼時を外した(14:15頃)にもかかわらず、ものすごい大混雑。券売機と受渡しにそれぞれ10人ほどの行列ができていた。客席は椅子付きカウンターばかりで、14席。返却口が奥まったところにあってちょっと分かりにくい。返却口は狭いので、盆を縦置きするのが鉄則。横向きだと1人分しか置けなくなってしまうので、面倒でも協力を。
  混雑が激しかったこともあり、麺は常時茹で状態だった。自動湯切り器を使用しているのがちょっと残念(店内中に轟音が響くので)ではあるが、これだけ混雑すると品質を安定させることも難しいだろうから、やむを得ないか。細麺仕立てで、歯ごたえは強くない。そばの香りもそこそこ。悪くはないけれど、強く印象に残る麺でもない。インパクトがあるのは、つゆの方。鰹節問屋が直営しているだけあって、カツオ出汁にはかなりこだわっている様子で、ガツンとストレートに訴える。酸味はそれほど極端ではないので、飲みやすさもまずまず。オープンから3日間はかけ・もり270円のみの提供(トッピングどれでも1つ無料+おかかごはん無料)でたぬきを扱っていなかったので、かきあげそば(正確にはかけそば+かきあげ)を実食。かきあげは常時揚げ状態で、揚げたてで提供された。サイズは大きめだが油が軽いのがありがたい。つゆに浸すとすぐにグズグズになるので、食べ進め方に注意を。小エビの香りもあって美味しいのだが、個人的にはグズグズにしたくないタイプのかき揚げだと思うので、かけではなくもりに合わせた方がよさそう。
  もちろん、「おかかごはん」もありがたくいただく。振り出し容器に入った鰹節粉を、ごはんの上にかけ放題。ただし、あまり欲張ってかけすぎるとむせ返るので、ほどほどに。おかかの上から醤油を少しかけて食べると、絶品。一膳ご飯ではなく、どんぶりで食べたくなる。一点だけ注意したいのは、食べる順番。あくまでも個人の意見だが、少なくともかけ系のそばと合わせる場合には「おかかごはん→そば」の順に食べるのは厳禁。せっかくのカツオ出汁が変質して、エグ味が強く感じられてしまうので。そばを先に食べ終え(つゆまで完飲)てから、仕上げにおかかごはんを食べるのが王道だと思う。他の通常メニューは、たぬき320円、かきあげ390円など。
  通りの向かいには、「牛v{製麺所」がある。つゆの方向性がわりと近いので、これは競合することになりそうだ……と思っていたら、案外うまく棲み分けができている様子で、「牛v{製麺所」の方もしっかりと混雑していた。立ちそばを食べるためにわざわざ大通りを渡る人は少数派ということか。強いて傾向を読み解くとすれば、「そばよし」は女性も入る、「牛v{製麺所」はほぼ男性しか入らない。女性にとっては、入りやすい店ができてとてもありがたいのではないだろうか。新たな顧客層を発掘でき、業界全体の活性化にもつながっているのではないかと思う。


※2016/6、早速再食。オープニング期間が終わり、通常メニューでの提供になっていました。満を持して、たぬき320円(厚切りカマボコ入り)を実食。たぬきは、粒の細かい天かすです。ややゾル化傾向。終盤ややダレてくる感じはあるものの、量がさほど多くないので、つゆ本来の味も楽しめます。なお、訪問は13時過ぎ。席は半分ほど空いていましたが、出来上がり待ちが8人で店の外まで列が伸びている状態でした。席が空いているのでねぇ、「席で待つのもOK」としていただけれるとありがたいところです(列に並ぶよう促される)。店の外にまで列が伸びていると、食べ終えて退店する人も出にくくなることだし。もう少し器用な運用方法を考えた方がいいように思います。

※2016/7、再食。かきあげ丼セット520円を、もりそばで。麺は、完全注文後茹で。だいぶオープン当初の超絶混雑は緩和されてきた印象がありますが、やっぱり出来上がり待ち客が多いです。注文後茹でがこだわりなんでしょうね。歯ごたえよし、香りそこそこ。もりつゆもかけつゆ同様にカツオ出汁がビシッと利いていて美味しいですが、ワサビが練りワサビだったのがちょっと残念というか、画竜点睛を欠いている印象です。麺・つゆが美味しいものであればあるほど、ワサビも本生でなければならないと思います。温そばの方がオススメですね。また、かきあげ丼がイマイチでした。かき揚げは揚げ置きで、人肌程度のぬるさ。サクサク感も失われていました。おかかごはんの方が遥かに美味しいです。タイミングが悪かっただけかもしれませんが。

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★六本木駅(東京メトロ日比谷線、都営地下鉄大江戸線)
「富士そば」  実食日:2005/4

  4a出口を出て左すぐ。六本木交差点のほぼ角、アマンドの向かい。こんな一等地に駅そばがあるなんて、感激を通り越して、ちょっと誇らしくさえ感じてしまう。店内も割と瀟洒で、女性客の姿も多く見受けられた。
  味覚的には、同系他店との違いは特に感じなかった。記すべきは、受け渡しカウンターにそば湯ポットが置いてあることくらいだろうか。たぬきは、ワカメが少々入って350円。「六本木特別価格」ではない。


※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値段は詳しく見ませんでしたが、おそらく10円程度上がっていると思います(2013/4、確認)。

※2015/7、再食。値上げして、たぬき380円になっています。外観だけでなく、内装もきれいにリニューアルされていました。もり290円の実食で、大盛り無料のサービスがありました(大盛り券が券売機前にたくさん置いてあるパターン)が、期間限定なので評点には反映させません。新宿店(この数日前に実食)に比べ、つゆをたくさん提供してくれたのが好印象。そば湯ポットがあり、最後に割って楽しめます……が、そば湯がぬるかったのが残念。たぶん40度くらい。無料のものなので贅沢は禁物ですが、もう少しケアしてほしいです。箸は、富士そばにしては珍しくエコ箸が基本ですが、受渡口に割箸も用意してあります。朝・夕そば310円、朝・夕カレー380円の設定あり。朝・夕カレーは、ミニほうれん草そば+ミニカレー+温泉玉子という内容です(値−1点、付+2点)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です(2016/2、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2012/7

  6番出口を出て後方、信号を渡らずに右折して30秒。こぢんまりとした店舗で、椅子付きカウンター7席と立ち食いカウンター少々というフロアレイアウト。
  麺は茹で置きだが、茹でたてに近い歯ごたえがあった。風味も上々。舌触りも適度なざらつきが心地よく、全体的にクオリティが高い。つゆには適度な甘みが射していて、麺との相性も悪くない。唯一、たぬきの揚げ具合が少々オーバー気味だったのが原点材料だが、これはこれで香ばしくて美味しいので、1点引くほどではないと判断した。たぬき290円(カマボコ&季節の青味入り)。梅干しとネギはフリー。ネギは刻み方が少々粗めなので、手作業で刻んでいるものと思われる。


※値上げしていました。現在、たぬき300円です(値−1点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/6、確認)。

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「円弧」  実食日:2014/2

  3番出口を出て右へ20秒、アマンドの角を右折してすぐ、右側。アマンドの脇というか、隣というか。間口は狭いが奥が広くなっていて、テーブル席・椅子付きカウンター合わせて20席以上ある。店名は、「えんこ」と読みたくなるところだが、正しくは湯桶読みで「まるこ」と読む。昨年6月にオープンした新店だ。
  麺は、注文後に茹でる生麺。黒々としていて、つぶつぶが目立つ。見るからに美味そうな麺。食べてみると、やっぱり美味しい。食感もさることながら、ちゃんとそばの味がするのが嬉しい。つゆは淡めで、なにやら複雑な風味。「カツオ出汁!」とか「昆布出汁!」と一言で言いきってしまうことができない味覚。個人的な好みからはちょっと外れているのだが、これはこれで店の特徴になっていると思う。各種天は自家製店揚げで、注文を受けてから揚げ、別盛りで供される。実食した海鮮かき揚げは特大・肉厚で、天ぷらとして美味しいものだった。つゆが淡く、天ぷらを乗せると油の味が極端に強くなってしまうので、注意。各席に塩が用意されているので、天ぷらは無理にそばに乗せず、単独で食べた方が満足度が上がるかもしれない。サービストッピングは、きつね(ミニサイズ)・ワカメ(少量)・天かす。これらも、3連の器に別盛りで提供される。サービストッピングを別盛りで出す店は、ちょっと他には記憶にない。人によって好みがあるので、これはこれでサービスのうちだと思うが、事前に多数セットして用意していると見え、ワカメは乾き気味、天かすも湿気ていたのが残念。ネギも別盛り。こだわりが多く見られるわりに価格は安く、かけ280円、野菜かき揚げ400円、実食した海鮮かき揚げ430円など(たぬきなし)。変わっている点としては、きつねというメニューがない。また、カレーそば380円が極端に安い設定のように感じる。ご飯ものもあり、セットメニューは540円〜。原価率が高そうな価格構成に思えるのだが、大丈夫なのだろうか。場所が場所だし、もう少し値段を上げてもよいのではないかと感じる。そば湯ポットあり。箸はエコ箸。


※閉店していました。跡地は「いきなりステーキ」です。まぁ、想定の範囲内です。「設定に無理があった」と言わざるを得ません(2015/2、確認)。

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※恵比寿駅は、山手線6に掲載。
★中目黒駅(東京メトロ日比谷線、東急東横線)

「吉そば」  実食日:2003/3

  改札口を出て左、切符売り場から路地を挟んだところにある、細長い店。立地の関係上やむを得ないのだろうが、厨房がかなり狭苦しくなっている。しかし、客席の方は椅子席4つを擁し、それほど息苦しくはない。味は、同系他店と比べて若干落ちるような気がするのは気のせいだろうか。麺は白っぽくて香りが薄く、つゆもちょっとインスタントっぽい。大盛り無料&24時間営業は嬉しい限りだが、多少わだかまりが残った。


※写真は撮っていませんが、看板が変わっています。また、店舗規模が拡張されていて、別のテナント店を挟んで2カ所に出入口や客席があるという変わった造りになっています。値段は、たぬき300円です(2009/2、確認)。

※2009/4、再食。新しい看板の写真も撮ってきました(左:旧、右:現)。季節限定の天ぷらを用意していて、この時期にはアスパラ天そば(380円)が食べられます(付+1点)。また、もう一つの出入口は厨房も別になっていることを確認したため、別店として扱います。

※値上げしていました。現在、たぬき330円です。あすぱら天は終了していました。なお、店舗名は「中目黒1号店」です(値−1点、付−1点。2015/2、確認)。

※ビル建て替えのため、一時的に閉店していました。復活を前提とした一時閉店なので当サイトでは閉店として扱いませんが、現在は食べることができません。ご注意ください。2017年10月再開予定とのことです(2016/12、確認)。

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「梅もと」  実食日:2004/4

  改札内コンコース。この駅は東急・地下鉄共通の改札になっているので、どちらを利用する場合でも食べられる。夜遅くでも結構繁盛しているようで、厨房は大忙し、といった風情だった。
  味覚的には、通常の「梅もと」よりもやや劣りそう。麺が固くて、たぬきがよ〜くつゆを吸ってくれる。だから、やけにつゆが少なく感じてしまう。印象に残ったのは、味よりも店員の方だった。たぶんバイトだろうし、毎日朝から晩までいるわけではないだろうから、評価には影響させづらいのだが(とりあえず「付加」に1点とした)。若い女の子(高校生か?)なのに、やたらと手際がいいのだ。麺の湯切りは、「燕返し」とまでは言わないが、手首のスナップを利かせた荒技。丼の温め(これをやっている店は意外と少ない)方は、右手で麺を湯通ししながら、左手で丼の底を持ち、麺が入った金ザル(正式名称が分からない……)に被せるようにして、半分ほど湯に浸かった状態で左手一本でクルクルと回す。卵割りも、もちろん片手。つゆも、わずか2秒でこぼさずに入れる。惜しいなぁ。もう少し特徴のある店で働けば「看板娘」になれそうなのに。卵はサービス(生or茹)、たぬき290円。

※閉店していました。跡地には何もありません(2009/2、確認)。

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「吉そば」  実食日:2011/11

  駅を出て左へ10秒。2つ上に記載している「吉そば」の2軒隣。不動産屋を挟んで、「吉そば」が2軒並ぶという構図になっている。一見、「厨房は共通なのかな?」とも思えるのだが、別々になっていて、当然ながら店員も別々に従事している。したがって、当サイトでは別店として掲載する。客席配置は、立ち食いカウンターと、2人がけテーブル×2。
  味覚的には、普通に「吉そば」。茹でめん(袋麺)はあまり味がないものの、塩気が強めのつゆとの相性は悪くない。ほどよいざらつきがあってつゆがよく絡むのも好印象だ。たぬき310円。大盛りは常時無料(申告制)。

※値上げしていました。現在、たぬき330円です。店舗名は「中目黒2号店」です。1号店(2つ上に記載)と、メニューは完全一致です。違うところといえば、2号店は間口が狭いためメニュー表の印刷設定を変えた結果、文字の重なりが生じている(読めないレベルではない)というくらいです。職業柄、こういうのがちょっと気になってしまいます(値−1点。2015/2、確認)。

※ビル建て替えのため、一時的に閉店していました。復活を前提とした一時閉店なので当サイトでは閉店として扱いませんが、現在は食べることができません。ご注意ください。2017年10月再開予定とのことです。再開時には、1号店と2号店が統合されるかもしれません。その場合には、こちらの2号店を閉店と見なすことにしますのでご了承ください(2016/12、確認)。

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