東京・地下鉄11
(都営地下鉄三田線)

現在、43軒掲載(うち18軒は、閉店確認済)
★高島平駅(都営地下鉄三田線)
「もりや」  実食日:2004/5

  西口改札を出て右、階段を下りて左斜め前。一見すると「本格的な蕎麦屋か?」と思ってしまうが、看板の隅にしっかりと「立喰」の二文字が。しかし、実際には2本のカウンターには椅子席がズラリ並んでいる。
  ここでは、揚げ物系がオススメ。カラッとしてサクッとして、美味。麺は並、つゆはやや塩辛い。たぬき300円は平均的だが、天も300円。それから、ご飯ものではかき揚げ丼も300円。300円持っていればそれなりにレパートリーを組める店である。

※値上げ(たぬき300→330円。値−1点)していました(2009/5、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。日除けの上にある看板も変わっているように見えますが、これは風化が進んだだけです。値段が上がっています。現在は、たぬき350円、天380円です。たぬき・天が同額ではなくなっています。ご飯ものも値上げして、かき揚げ丼は360円です(2014/12、確認)。

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「一の門」  実食日:2007/7

  東側(西台寄り)の改札を出て左、「高島平8・9丁目方面出口」を出て直進30秒左側。一応建物の中で食べる形式にはなっているが、出入口に間仕切りがなく、事実上「半露天」と言ってもいいような造り。立ち食い専門で、カウンターは何度か増設しているように見える不揃いなもの。それでも、5人入ればギッチギチの満員というくらいに、狭い。
  味覚的には、塩分も出汁も薄く、大豆そのもののような味がするつゆに特徴がある。下赤塚の「一乃門」(「の」の表記が微妙に異なる)で食べたときにも同じように感じているので、同じものを使っていると考えていいだろうか。ただ、麺は別物かもしれない。下赤塚の麺の印象が残っていないのだが、高島平の麺は摩擦のないツルツルタイプで印象が強かった。ワカメが入って、かけ250円、天(野菜天)350円。たぬきというメニューはないが、天かすはカウンター上に出ていて入れ放題。品書きのトッピング欄にわざわざ「たぬき0円」と明記されていたのが面白かった。


※閉店(「一の門・どん亭」化)していました。「一の門・どん亭」も駅そば(兼丼もの屋)で同業者の経営と思われますが、店名・外観・内装・メニュー・値段等すべて変わっていますので、別店として扱います(2009/5、確認)。

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「一の門・どん亭」  実食日:2011/1

  東口改札を出て左、高島平8・9丁目方面出口を出て直進(商店街へ)30秒、右側。上記「一の門」の跡地。というか、隣接していた定食屋「どん亭」と合併して誕生した店舗。「一の門」時代には半露出の立ち食いカウンターのみだったが、合併後は吉野家型のコの字型椅子付きカウンターになり、快適性は大幅に向上した。
  麺は、おそらく「一の門」時代と変わっていない。太めで、ツルツルした麺。冷凍だろう。つゆは色が薄く、関西チック。実食した印象としては、「一の門」時代の「大豆そのものの味」ではなくなっている。もしかしたら、これはサービストッピングのわかめの影響かもしれない。というのは、わかめは生ではなく乾燥水戻しのものを使っているので、塩分がつゆに溶けだして塩辛くなっているのだ。値段は「一の門」時代よりも上がっていて、かけ280円。たぬき入れ放題のサービスも消滅し、たぬきは300円。「かけ+20円」なら良心的ではあるが。そば・うどんおよび丼ものはテイクアウト可。毎週金曜に卵(生or茹)無料のサービスがある。箸はエコ箸。


※値上げしていました。現在、かけ300円、たぬき320円です。相変わらずたぬきのトッピング価格は20円ですね。ご飯ものも充実のラインナップで、塩さば定食480円あたりはかなりお値打ちに感じます(2014/12、確認)。

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★西台駅(都営地下鉄三田線)
「まきおか」  実食日:2004/5

  東口改札を出て直進1分、道路向かい。以前から気になっていた店で、やっと実食が叶った。というのは、道路に面して立喰の「まきおか」があり、ちょっと奥に入ったところ(写真上の矢印が示している)に、本格向けの「牧丘」がある。つまり、「まきおか」は「牧丘」の出店のようなものだと考えられ、味も期待できたからである。
  まず、麺がちょっと変わっていた。固い。固いのだが、NRE系のような嫌な固さではなく、味もしっかりしている。「つなぎが少ない」という感じだ。コシがなく、ブツブツと切れる。つゆも美味。色薄め、塩っ気薄め、出汁強め。でも、関西風ではない。たぬき260円と値段的にも文句なし。三田線北部沿線ではここが一番かもしれない。

※値上げしていました(たぬき260→280円。値−1点。2006/10確認)。

※2011/2、再食。味覚的に、あまり特徴がないものになっていました(味−1点)。値段も上がっています(たぬき280→310円。値−1点)。各種トッピングは単品追加できますが、既製メニューに比べて割高になっている(「たぬきそば」よりも「かけそば+たぬき」の方が高いということ)ので、要注意。大半は10円割高ですが、わかめとコロッケだけは20円高。なぜかエビ天だけは同額です。

※2015/1、再食。相変わらず、細麺ながらザラつきがあって、舌触りがよい茹で麺です。他では味わった記憶がない固有の味で、好きです。ヘタな生麺よりもずっと美味いと思います。前回実食時に味を1点減点しましたが、今回は問題なく美味かったので、4点に戻しました。消費増税分だけ値段が上がり、現在はたぬき320円(ワカメ入り)です。相変わらず既成メニューよりも「かけ+単品トッピング」の方が高い設定ですが、全トッピングの割高幅が同じ(10円)になっていました。今回は「たぬき+卵(50円)」で実食しました。卵については、私は独自の方法(ここでは書かないことにします。もう少し理論武装してから、いずれ著書などで)で良し悪しを判断していますが、この店の卵はかなり良いものだと思います。評点は突出していませんが、雰囲気を含め、お気に入りの店です。自販機の場所が変わり、ちょっと間口が狭くなったように見えます(写真は左:旧、右:現)が、こちらは主に「出口」で、入口(脇に券売機がある)は写真右手のビル内にあるので、不自由はありません。


※ガード下の耐震補強工事に伴い、2016年8月、一時的に閉店していました。工事終了の2年後に復活する予定です。復活が前提となる一時閉店なので、当サイトでは「改装」と同等とみなし、閉店とは扱わないことにします。ただし、現在は食べられませんのでご注意ください(2016/10、確認)。

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「でん」  実食日:2015/12

  高島通り沿いにある店。東口を出て右(南)に進み、高島通りを渡ってから右へ3分。距離的には西口の方が近そうだが、西口からだと高島通りを渡るために少々迂回しなければならないので、結局4分くらいかかる。大通り沿いでとてもよく目立つ立地にあるものの、夕方からの営業ということもあってあまり認知度は高くなさそう。公式ブログがあるので、「情報源は主にネット」という人なら知っているだろうか。居酒屋と兼業する店で、夕方からの営業にしている(ランチタイムはやっていない)のは、居酒屋の方がメインだからだろう。高島通りは夜間もトラックがひっきりなしに走っているので、ドライバー需要を狙ってそば・うどんも扱っているのではないかと推察。上記「まきおか」が夕方で閉まってしまうことだし。客席は、4人掛けテーブル×2と、椅子付きカウンター8席。
  麺は、カッチリと凍ったものを湯煎して解凍。乱切りというか、2種類の太さの麺が混在するタイプ。そばの香りは薄く、食感はまずまず。まぁ、典型的な冷凍麺。つゆは、最初のひと口でガツンとくる濃いめの味。ひとりぶんずつ小鍋で沸かすので、少々時間がかかる。出汁はカツオ・昆布のバランスタイプだが、ふた口め以降は甘さ・辛さが勝ってあまり香らなくなる。たぬきは、スナッキーな揚げ玉。少々古いものだったのだろうか、若干饐えた臭いがあった。このつゆには少し油の強い天かすの方が合いそうに思うが、天は店揚げしていないのだろうか。たぬき450円。当サイトの基準から外れる価格帯だが、ネタ的に面白いので特例適用。他のメニューは、かけ400円、かき揚げ600円など。変わりメニューに「あさり」があるが、850円と高値。店としては、冷やしメニューの肉汁550円や鴨汁800円が売りのようだ。ご飯ものもあり。ひとつだけ苦言。居酒屋兼業ということでタバコが開放されており、タイミングによっては煙にいぶされることになりそう。そばだけを食べるのなら、飲み客が増える前、18時くらいまでに行くのが正解ではないかと思う。


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★蓮根駅(都営地下鉄三田線)

「南国そば」  実食日:2003/8

  高島通りのガード下にある店で、改札からは2分ほど歩く。厨房が広い割に客のスペースが狭く、皺だらけの爺さん店主はスポーツ新聞を読みながら客を迎える。一瞬、「この店はやる気がないのかな?」と疑ってしまう。天は自家製で10種ほどあるが、開店前にまとめて揚げている模様。油を張った中華鍋には火が焚かれていない。ちょっと勿体ないやり方だ。オリジナルポイントとしては、駅そばのくせに何故か店頭でスポーツ新聞を売っていること。この爺さん、相当なスポ新好きだな。たぬきなし、天360円。


※閉店していました。建物も解体されています。サラ地を改めて眺めると、「こんなに狭い敷地で営業していたのか」と、感心します(2009/5、確認)。

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「白熱」  実食日:2016/11

  駅を出て左(北)へ1分、高島通りを渡らずに右折して30秒。間口はとても広いのだが奥行きがない店舗で、厨房も客席も細長い。店主がどこにいても店内全体を見渡すことができないので、厨房内に4分割モニターが設置されている。こういうの、ちょっと恥ずかしいね。店頭で券売機や貼り紙類の写真をパチパチ撮っているところが、全部見モニターで見られてしまうので。店内全体が見えない造りなので客席の総数は不明だが、私が入ったエリア(向かって右側)は椅子付きカウンター3席と、間に割って入って立ち食いが2人くらい可能という感じ。向かって左側にどのくらい席があるのかは未確認(おそらく右側と同じくらいだろう)。間仕切りの引き戸を閉めると背後スペースが狭くなってしまうためだろうか、ドアは開け放して、代わりにやわらかいビニールカーテンで簡易間仕切りを設けている。ネット上の写真を見るとこのビニールカーテンがないものが多いので、これは冬場仕様なのかもしれない。すごく狭い店なのだけれど、ドライバーの利用が多いのだろうか、トイレを完備している。ただし、場所は隣のビルの3階。わざわざ貼り紙まであって親切なんだけど、ちょっと借りにくいね。
  麺は、なんだか妙な食感。やわらかく、粘着という感じではないのだけれど、ブニブニしている。香りはあまりない。茹で麺とも冷凍麺とも生麺とも違う。乾麺という感じでもない。これは一体どういう麺なのだろうか。ちょっと前例がないのでよく分からない。つゆもまた、面白い味。最初は昆布出汁を中心に感じるのだが、食べ進めるうちにカツオ出汁が追い上げてきて、終盤はむしろカツオ一辺倒の味覚になる。余韻も、がっつりとカツオだ。終盤に少し酸味がくどく感じられるのだけれど、深みを出そうという工夫の跡がみられて悪くない。この酸味も、どうも本鰹の酸味とは少し異質であるように感じる。何に由来しているのだろうか? 「宗田+昆布+酸味をもたらす何か」ではないかと思うのだけれど……。たぬきはフリーで置いてあり、やや湿気た天かす。サクサク感はないけれど、油の質や揚げ具合は悪くない。各種天は結構美味しいのではないかと期待がもてた。かけ300円、きつね380円、かき揚げ450円。実食は、ミニカレーセット500円。カレーは黄色っぽい色をしたマイルドなもので、具材はほぼタマネギのみ。味覚的に、「ゆで太郎」のカレーに近い印象だった。スタンプカード制度に近いサービスとして、受渡し後に手元に残る食券を5枚集めると、次回にトッピングを1つサービスというものがある。
  少し細かいイチャモンを1点。券売機と写真入り掲示メニューとで、「ミニ天丼セット」の値段が異なっていた。掲示メニューで600円、券売機で650円(こちらが実際の価格であることは言うまでもない)。この店に限らず、立ちそば店はこういうところに気をつけてほしい。この店は券売機が外にあるからまだいいけれど、「店内に入ってみたら値段が違っていた」という展開だとかなり印象が悪くなるので。


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★志村三丁目駅(都営地下鉄三田線)
「ことぶき」  実食日:2003/12

  改札を出て右、ガード下。小綺麗ながら昔の雰囲気を残した店で、いろいろな種類の人に愛着を持たれそうな造りである。ここのそばは、妙にツルツルした麺に特徴がある。不用意に啜ると一気に喉の奥まで入ってしまいそうな感じだ。コシは弱く、歯を当てると簡単にプツッと切れる。あまり他店では使っていなそうな麺だ。私の評価はプラスにもマイナスにも動かなかったが、他店との差別化ができることは確かなので、付加価値に1点加点。カマボコ入りのたぬきは300円。

※暖簾以外に変わった点はありませんが、ミッキーマウス柄の暖簾が気に入ったので、写真を再撮影しました(左:旧、右:現。2009/5、確認)。

※2011/1、再食。値上げしていました(たぬき300→320円)。麺は変わらず切れやすいタイプ。「津軽そば」を少し太くしたようなイメージです。たぬきは具だくさんで、小エビ風味濃厚。唐辛子が一味でよく効くので、入れすぎに注意。外観も変わっていたので、写真を追加しました(右が最新)。ミッキーマウスの暖簾は引退してしまったようですね……。券売機とショーケースの位置を入れ替えたのは、何か意味があるのでしょうか?

※閉店していました。跡地には、今月中に「文殊」がオープンするようです。「文殊」、主戦場をエキナカにシフトしてきていますね(2013/9、確認)。

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「石かわ」  実食日:2012/11

  駅から4分ほど歩く。駅を出てガードに沿って右、最初の十字路を右折し、ガードをくぐって1分半、信号(環八通り)を渡らずに左へ2分。要するに、環八通り沿いにある店。間口は広いが、椅子付きカウンター1列だけで、席数は6。古い造りの店なので、出入口が自動ドアになっていることに少し驚いた。
  麺は、袋麺を客の前でビリっとやる。あまり期待できそうにないなと思っていたのだが、味は悪くなかった。ちょっと歯ごたえが弱い(柔らかい)かなという気はするが、風味はまずまず。ちゃんとそばの香りがする。つゆは、良くも悪くも目立たない。良く言えば「バランスがいい」、悪く言えば「インパクトに欠ける」ということになろう。たっぷり注いでくれるので、つゆをたくさん飲みたい人には喜ばれそうだ。くどい味ではないので、全部飲み干せる。各種天は自家製店揚げで、たぬきも天かすを使用。たぬき300円(ワカメ入り)。これといった変わりメニューはなく、オーソドックスなメニュー構成。味には関係ないが、面白かったのは店内にテレビが2台設置されていたこと。1台は普通に地上波を放送しているのだが、もう1台は表の環八通りのモニタリング映像が流れている。察するに、これは車で食べに来る(環八通りに路駐する)人に向けたものだろう。駐車違反の取り締まりの接近を察知できるように、と。これはこれで一種のサービスと言えると思う。


※たぬき300円。値段据え置きで頑張っています。この店の価格構成(たぬきがかけの次に安い設定で、たぬきと天の差が70円も開いているなど)は、とても私好み。メニュー間の「当たり外れ」が少ない店だと思います(2015/1、確認)。

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「文殊」  実食日:2013/11

  改札を出て右、ガード下。2つ上に記載している「ことぶき」の跡地に、今年9月にオープンした新店。「文殊」は両国に本店があるチェーン店で、どちらかと言えば東京東部の、駅の外というイメージが強かったのだが、ここ数年はエキナカ、それも郊外の駅に出店するケースが目立つようになってきている。方針転換だろうか。ぜひ、JRの駅にもお願いします。志村三丁目店は、建物は「ことぶき」時代のままで内装をリニューアルした造り。客席は椅子付きカウンターのみで、席数は10ほど。
  麺は注文後に茹でる生麺で、細麺ながらしっかりした歯ごたえがあり、芯が強い感じ。つゆは、出汁にかなりこだわっているようだ(その旨の掲示がある)。確かに香りは良いのだが、意外と後を引かないというか、余韻が残らない。美味しい部類ではあると思うが、まだ上を目指す余地があるように思う。たぬき370円。このチェーン特有の価格構成で、たぬきよりも天(かき揚げ。360円)の方が安い。天は揚げ置きで、質感はあまりないのだが、サクサク感は損なわれていなかった。ご飯ものやセットメニューもいろいろあるほか、鴨つけそば(510円)も試してみたいメニュー。ラーメン業界を一世風靡しているつけ麺が、駅そば業界でも流行るのだろうか。


※値上げしていました。現在、たぬき380円です。鴨つけそばも、530円になっています。麺類単品が高め設定で、セットメニューもやはり高め。この価格構成なら、そば定食520円あたりが狙い目でしょうか。朝定食430円の設定があるので、朝に行くならこれで決まりかもしれません(2015/1、確認)。

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★志村坂上駅(都営地下鉄三田線)
「竹風亭」  実食日:2004/9

  A3出口を出て右すぐ。店の構えは地味だが、交差点角にあるので割と目立つ。幟も立っているし。どう見てもチェーン店とは思えない外観なのだが、店内のピカッと綺麗なメニューなどを見ていると「あれ、チェーンなのかな?」とも思えてくる。この店名は今までに見たことがないが。
  この店は、とにかく麺で勝負。細めの生麺(茹で時間が2〜3分かかる)はモッチリとしていて、ズッシリくる食感。「小竹林」チェーンの麺に似ているが、こちらの方が上。つゆは辛め、天は自家製っぽいがたぬきは並。でも、麺だけのために2〜3分待つ価値がある。変わりメニューに、ダッタンそば500円、ダッタン欲張りそば680円など。たぬきは330円。そば湯のサービスあり。この麺なら、温系冷系を問わず、何でも合いそうだ。隣の人が食べていた「大もり(380円)」も、見るからに美味そうだった。

※大幅に値上げ(たぬき330→550円)していました。もはや駅そばとは言えない値段なので、事実上の閉店扱いとします(2008/9、確認)。

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「おくちゃん」  実食日:2004/10

  A4出口を出て、左、左。城山通りに入り2分、左側。昭和の面影を残すマーケットの入口角にある。暖簾はかかっているが、基本的に通路から丸見え。
  この店は、残念ながら味は中の下。すべての面において、感動材料は少ない。飲み水も常温。しかしそのぶん、店主の平身低頭ぶりが目立った。嫌味にならない程度に腰が低く、おばちゃん(奥さん?)の愛想もいいので、気分よく食べさせてもらえる。総合評価は低くなっているが、バッサリ斬り捨てるには惜しい店である。店自体の雰囲気もいいし。たぬき300円。


※2015/8、再食。値上げして、現在はたぬき350円、天370円、紅生姜天380円などといったラインナップです。麺は味のない茹で麺ですが、つゆはカツオ系の上品な余韻が残り、照りのあるつゆでよかったと思います。初食時よりも印象が向上していました。ただ、衛生面は変わらずですね。たとえば、天の乗せ方。せっかく右手に菜箸を持っているのに、なぜか左手で手づかみしてトッピングしました。立ち食い専門の露出店ということで衛生面を気にする客は少ないのかもしれませんが、もう少し意識を高めた方がよいように思います(味+1点、値−1点)。

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「いなば」  実食日:2013/6

  A1出口を出て後方2分、道路向かい。この駅の周辺地域としてはあまり人通りが多くないエリアにあり、地元の住民でも存在を知らないという人が多いような気がする。なにしろこの街には凸版印刷の巨大な工場があるので、そこに勤める工員たちが主たる客層なのだろう。実はかく言う私にも、この工場で働いていた時代がある。その頃から気になっていた店なのだが、残念ながら夜勤の人間が立ち寄れる時間帯には開いておらず、実食できないでいた。凸版の工場には夜勤の人間も多く、夜勤の昼休み時には外食できる店が少ないので、深夜に1〜2時間限定で営業すれば結構客が入りそうに思うのだが、それは体力的に厳しいだろうか。あと、周辺に車を駐めやすい環境(隣にはコインパーキングもある)のため、タクシー運転手が多く食べに来ているようだ。店の造りはかなり古く、フロアは結構広いにもかかわらず立ち食いカウンターのみ(15人くらい並べそう)。カウンターは木製で、ややべとつく。使用している木材もだいぶ黒ずんでいるし、年季が入っている。
  味覚的には、「古き良き立ちそば」という感じで、特にどうということもない。麺は、やや粘着する茹で麺。つゆも、特に可もなく不可もなく、あまり特徴を感じない。たぬきは天かすで、310円。価格は平均的で、かけ260円に対するトッピング価格も、概ね普通。その中で、天ぷら320円という価格設定が光って見える。自家製店揚げの天ぷらがトッピング価格60円というのは、かなりお得だと思う。ちょうど揚げるシーンを目にしたのだが、金型を使わず、フリーハンドで綺麗に丸く形を整えていた。なかなかの手練れだ。次回、ぜひ食べてみたい。


※2016/3、再食。前食以降ずっと気になっていた、天ぷらそばをいただきました。フリーハンドで綺麗に成形しているかき揚げが、どうにも気になって仕方なかったので。しかし、結論から言うと、あまりオススメという感じではありませんでした。サクサクと言うよりもザクザク、もっと言うとガリガリという感じの食感で、硬いです。油もかなり強く、1/3くらいで早くも胸が焼け始めました。食べるよりも、揚げるシーンを眺めて楽しんだ方がよさそうです。値上げして、現在はたぬき330円・天340円になっています。

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「広林」  実食日:2015/3

  A1出口を出て後方30秒、最初の路地を右折して30秒、右側。駅周辺のメイン動線から外れた、閑散とした場所にある。この場所でこの手の店が成り立っているのが不思議に感じるのだが、店内外をキョロキョロするといくつか理由が見えてくる。詳細は後述。店内は椅子付きカウンター一列のみで、席数は10くらい。ただし、そのうち1〜2席は荷物置き場として潰されている。
  麺は、「ツルツル」と「ヌルヌル」を合わせたような舌触りが独特なもの。茹で麺だと思うのだが、どんぶりに山盛り用意されているのが見えたので、まとめて店内で茹でているのかもしれない。つゆは、市販のめんつゆで作ったような味。私が自宅でそばを作ると、こんな味になる。客数があまり見込めない立地であるのに値段は安く、たぬき270円。天290円、天玉でも340円。
  さて、この立地出店が成り立つ理由だが、1つにはテナントではなく持ちビルだろうという点が挙げられる。「広林ビル」となっているのだ。店の収入に頼らずとも、賃料収入だけでやっていけるのだろう。また、店頭にタバコの自販機が並んでおり、こちらも安定収入になっていると思われる。つまり、この店は老夫婦が道楽半分でやっているようなものではないかと思うのだ。訪問時には先客ゼロで、厨房内で夫婦が仲睦まじく食事中だった。私が入店するとゆっくりと立ちあがり、時折テレビのニュースに突っ込みを入れながら、私にも話しかけながら、のんびりと調理する。店内には「そうだべな〜」「んだんだ」みたいな、とてもスローな時間が流れている。
  もうひとつの理由としては、近くに凸版印刷の工場がある関係で、周辺に印刷系の物流倉庫が建ち並んでいるということ。昼食需要がそれなりにあるのだろう。また、すぐ近くに板橋中央総合病院があるという点も見逃せない。病院、特に中程度の規模の病院の近くには、この手の店があるケースが目立つ。病院も長い待ち時間が発生するスポットだから、「定期問診に来たが30分待ちだった」というような人たちが時間を潰しにやってくるのだろう。味の方は特にどうということもなかったが、雰囲気がとても好きな店なので、また立ち寄る機会がありそうだ。夫婦円満で、末永く店を続けてほしい。


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★本蓮沼駅(都営地下鉄三田線)
「でん助」  実食日:2006/12

  A3出口を出て右へ30秒。「そこそこ高い店」を思わせる外観だが、「立ち喰いうどん」の提灯が下がっているのを見れば安心して入れる。構えは古いが、今年夏にオープンしたばかりの新しい店。構え(内装も)は、前のテナントのものをそのまま生かしているのだろう。
  この店のそばは、麺に特徴を感じた。調理シーンを見なかったが、生麺食感である。コシがあって美味しい。つゆは淡泊な感じ。具(たぬき)は市販品のような形状をしているが、味・食感は自家製。嬉しいのは、カウンター上に自家製の「キャベツとキュウリの一夜漬け」が置いてあり、食べ放題になっているということ。口直しに気持ちいい。欲を言えば、シソか唐辛子を一緒に漬け込んでくれるとなおいいのだが、サービス品にそこまで望むのは酷というものだ。それからもう一点。おばちゃん(店主か?)の愛想がいいというか、接客態度がすごく良かった。私が食べたときには、店内に先客が一人いたのだが、これが酔っぱらってくだを巻く爺さんだった。するとおばちゃん、私が爺さんにからまれないようにいろいろと気を使ってくれるのだ。爺さんの気をそらす発言をしたり、私に「ゆっくり食べてくださいね」と言ってくれたり。私のことを「お兄ちゃん」と呼んだことを含め、なんだか嬉しかった(そういう年になってしまった……)。たぬき300円。なめこそば300円にお得感がある。メニューは決して豊富ではないが、定食もある。


※閉店しています(2009/4、サイトリニューアル時確認)。

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「そばひろ」  実食日:2010/3

  A3出口を出て左へ約5分。小豆沢バス停の真ん前。つまり、駅からバス停1個分離れている。ギリギリの徒歩圏内。これまで、何十回とこの辺りを通っているが、この店が営業しているのを見たことがなかった。ようやく営業中に出くわしたのは、午前5時。前夜22時頃に通ったときに開店準備作業中だったので、完全に夜間のみの営業のようだ。基本的に立ち食いカウンターのみの半露出店なのだが、道路に堂々とテーブルを並べている。夜間だからこそできることだろうか。実食した午前5時には、なんとなんと、満員御礼の大盛況だった(写真には3人しか写っていないが、この5分前には7〜8人が群がっていた)。客層は、1にタクシードライバー、2に民間ゴミ回収車のドライバー、3・4がなくて、5にその他のドライバー。電車が走っていない時間帯をメインに営業しているのだから当然といえば当然だが、車で食べに寄る人が圧倒的に多い。たまに、早朝散歩のお爺さんも紛れ込む。深夜に営業しているのは、競争相手が休んでいるからということもあるけれど、中山道に路駐しやすい時間帯ということもあるのではないだろうか。
  太めの茹で麺、やや甘めのつゆ。どちらも、ありがちというか、ディスイズ立ちそば、という感じ。ただ、10種ほどある自家製天ぷらはおすすめ。油・揚げ方・食材、どれを取ってもA評価。全品試したわけではないが、少なくとも「天ぷら」(かき揚げ)に関しては自信を持っておすすめできる。たぬき370円、天420円など。

※2015/12、再食。久々の、深夜3時に再食シリーズです(厳密には3:45頃)。初食が天だったので、今回はたぬき370円を実食。前食時の印象と変わらず、たぬきもサックリした歯ごたえでとても美味しいものでした。嫌な甘だるさが皆無で、油の状態の良さがよく分かります。ご夫婦で経営されているようで、女将さんが受渡しを担当し、旦那さんが天ぷらをどっさりと揚げていました。実食時には先客1・後客0でしたが、これから書き入れ時を迎えるのでしょうか。今回、量が少し多く感じた(たまたまつゆが多く入った?)ので、「ボ+1点」とします。

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★板橋本町駅(都営地下鉄三田線)
「そばなり」  実食日:2006/10

  A1出口を出て右、信号を渡らずに右へ1分。環七通りの側道沿いにある店。
  普通の茹で麺に甘みの強いつゆ。そば自体は並の味なのだが、自家製の天ぷらが美味い店。揚げ置きだがサクサクしていて、ボリューム感も抜群。油の質もよいので、大判のかき揚げを食べても胸焼けがしない。たぬき280円であるが、この店では絶対に天300円がオススメ。ただし、つゆの甘みが少し過ぎる感じなので、毎日食べたら飽きるかもしれない。また、営業時間は7〜12:30だが、売り切れて早じまいしてしまうこともあるので、要注意。あと、きつね(280円)に関して、「油揚げを自前で味付けしている」との貼り紙が出ているのが目についた。これまであまりきつねに着目したことがなかったが、駅そばでは珍しいことなのだろうか。


※閉店していました。跡地にも立ちそばがオープンしていましたが、そちらも閉店してしまったようです(2014/5、確認)。

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★板橋区役所前駅(都営地下鉄三田線)
「なごみそば」  実食日:2005/7

  A1出口を出て左、信号を渡らずに左へ30秒。マックの隣にある。構えも内装も小綺麗で、まだ開店して間もない印象を与える店。中に入り、短いカウンター席を越えたところに階段があり、厨房とメインのカウンター席は半地下のようになっている。
  この店では生麺を使用しているため、食券を出してから3分ほどかかる。そして、出てきたたぬきそば(350円)を一目見て、「あれ? ここ、小諸か?」と思ってしまった。カマボコと絹さやが乗っていて、ネギは別盛り。つゆやたぬきの色形もよく似ている。麺は若干黒みがかっているが。生麺だけに、歯ごたえは良い。たぬきもサクサクしていていい感じ。欲を言えば、つゆにもう少し存在感が欲しかったか。サイドメニューに「野沢菜ちりめんご飯」や「カリカリ梅ごはん」(いずれも130円)という気の利いたものもある。しかし、私に言わせれば、かけそばが260円と割と安いのに、どうして具を乗せると値段がはね上がるのか、そこが不思議。とろろ(山かけ)460円などは、ちょっと殺人的に感じた。オススメコースは、「かけ+サイドメニュー」だろうか。なお、基本的にセルフサービスだが、空いているときなら配膳してくれるようである。


※2011/3、再食。値上げ(たぬき350→360円)していました。反面、ボリュームが増したような気がします(ボ+1点、値−1点)。

※暖簾が廃されていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき380円になっています。変わりメニューに、ハムカツそば380円あり。全体的に麺単が高い設定なので、セットメニューにお得感があります。ミニかき揚げ丼セット520円か、卵かけごはんセット460円あたりが狙い目でしょうか(2016/3、確認)。

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「マルキンうどん」  実食日:2012/12

  A2出口を出て右へ30秒、最初の路地を右折して1分、突き当り(山手通り)を左折して1分、左側。要するに、山手通り沿いにある店。大山東町交差点の少し北、東側。まだ新しい店で、外観も内装も小奇麗。フロアは広く、テーブル席はないものの椅子付きカウンターが計32席ある。昼時には区役所職員がわんさと訪れるのだろうか。
  麺は、生か冷凍か判別がつきにくい感じ。ツルツルした食感でのどごしがよいが、香りはあまりない。つゆは、粉末出汁っぽい風味。個人的にわりと好きなタイプ。たぬきは、粒の揃っていない揚げ玉。たぬき290円。この店は、店名から推して知れるように、そばよりもうどんがメインの店。基本的にレギュラーメニューはすべてそばに対応しているが、10種ある290円均一の「サービスうどん」には「そば」の表記がなかった。各種セットメニューにも、「そば」の表記なし。そば・うどんが同額の店だから、対応できそうなものだが。薬味のネギに青ネギを使用しているあたりも、うどんメインの店であることを窺わせる。箸はエコ箸。


※閉店していました。跡地は、インド料理店になっています(2016/3、確認)。

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「CAFE DINING NAKAJUKU」  実食日:2016/12

  昨年4月にグランドオープンした板橋区役所南館の1階にある食堂。最寄り出口は、区役所に直結しているA3出口になるだろうか。当サイトでは、公官庁や企業、学校等の中にある店の取扱いについては慎重なスタンスをとっている(NGと決めているわけではない)。特に、区役所などの10階あたりにある店は、一般開放されている店であっても、あまり積極的に取り上げようとしていない。まだルールがかっちりと固まっていないというのが本音で、「駅そば」の括りで考えた場合に、どうにも違和感が大きすぎるのだ。その点、この店は1階で、しかも半分外に飛び出したような造りになっているので、違和感がない。ここは問題なく対象に含められるだろう。食券制で、メニューごとに受渡口が異なるシステム。そば・うどんの受渡口は、入って左、一番手前のブースになる。客席はテーブル・椅子付きカウンターがたくさん。100席近くあるだろうか。
  麺は、歯ごたえの強い冷凍麺。香りがあまりなく、妙な弾力がある。特に不味いということはなく、総じての印象は水準級か。つゆは、濃縮のタネをお湯で割るタイプ。なんだかラーメンみたいだな。客の目の前でこの作業をやる店は珍しいと思う。カツオ・昆布のバランス派だが、どちらの香りもさほど立ってはいない。甘めの調味ということもあり、ややのっぺりした味わい。ただ、それほどくどい甘さではないので、問題なく飲み干せる。そばメニューは、そば500円・冷たいそば500円のほかはセットメニューだけ。トッピングは日替わりのようだ。この日は、かき揚げだった。揚げ置きで、やや冷たくなったもの。タマネギ・ニンジン・小松菜という具材ラインナップ。金型を使っているであろう、円形で厚みのあるタイプだった。まぁ、可も不可もなく。加えて、日替わりの小鉢が付く。この日は、五目ひじき煮。味は悪くないんだけど、とても冷たかったのが個人的に残念。人肌程度のぬくもりがほしかった。「ぬくもりがほしい」というのは全体に言えることで、どうにも「配給」のような雰囲気がぬぐえなかった。
  あと問題は、500円という値段。「天そば+小鉢」という内容から考えればまぁまぁ妥当なのだけれど、私としては、小鉢を排して、天も別売りにして、かけ350円を希望。同じ値段(500円)で定食(日替わり。AとBがある)を食べられるのでね。そば・うどんは、もう少し安価で食べられるメニューとして位置づけてほしいところなのだ。ちなみに、ラーメン(4種)とパスタも500円。ワンコインへのこだわりは随所に感じられる。ドリンクやデザート類もある。ドリンクバー(300円)があるのが、役所の食堂としては珍しいか。当サイト的にも珍しい。箸はエコ箸。


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★新板橋駅(都営地下鉄三田線)
「川崎」  実食日:2004/7

  A3出口を出て右(メトロ通り)へ30秒、センチュリー21の角を右へ10秒、左側。間口も狭けりゃ客席も厨房も狭い、素朴な店である。
  ここでは、「シコシコ麺」を売りにしている。実際、麺にはそこそこのコシがある。出てくるまでが早かったから、茹で置きの生麺だろうか。ただ、最初の一口をすすったときにちょっと「キューリのQちゃん」のような臭いがしたのが気になった。ふた口めからはまったく気にならなくなったが。それから、揚げ物系は自家製で○。これで、味の弱いつゆを改良すればそこそこまとまりそうな感じだ。
  総合評価はあまり高くないが、こんな寂れた駅に駅そばがあったという事実だけで感激に値する。この店に関しては、味は二の次でいい。まず、店が存続し続けることを祈る。たぬき380円。麺類単品は高いが、いなりセット380円やおにぎりセット430円はお得な感じがする。


※閉店(「そば板橋」化)していました(2012/10、確認)。

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「そば板橋」  実食日:2012/10

  A3を出て右へ30秒、上記「川崎」の跡地。相変わらず間口は狭い。客席は椅子付きカウンター6席+立ち食いカウンター5人分ほど。外観ほど手狭な印象はない。
  麺は、ツルツル食感の乱切り麺で、のどごしがよい。香りはあまりないが、食感は楽しめる。つゆは、これといった特徴なし。たぬきは「油の花」とでも表現したくなるような、細かい結晶の集合体。細かい割にカリカリと歯触りがよいが、すぐにつゆに溶けてしまい、溶けたら溶けたで油がちょっときつい。たぬき360円(かまぼこ2枚+ワカメ入り)。「川崎」時代よりも値段が下がっているのが嬉しい。変わりメニューに肉味噌そば400円があるほか、朝7〜11時限定の朝カレー、朝定食にお得感がある(ともに300円)。また、それ以外の時間帯でもご飯ものが全体的に安い。かき揚げ丼300円あたりはコストパフォーマンスがよさそうだ。箸はエコ箸。ワサビやおろし生姜は、卓上には出ていないが、「冷蔵庫から自由に出して使ってください」との貼り紙が出ている。客が自由に冷蔵庫を開け閉めできる店は珍しいかもしれない。


※閉店していました。跡地は「きぼう亭」という定食屋で、そばは扱っていないようです(2014/5、確認)。

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★西巣鴨駅(都営地下鉄三田線)
「えきそば」  実食日:2004/8

  A2出口を出て左すぐ。間口が狭く、中も狭い小型店だが、結構賑わっている。私はこの辺りは何度も通っているのだが、今回初めて存在に気がついた。構えも新しいし、最近オープンしたばかりの店なのではないだろうか。
  まずは味に関してだが、麺は太めのフカフカで、私は好きなタイプ。ただ、つゆがちょっと弱い。たぬきは、揃いも揃って「水滴」のような形をしている。おそらく、自家製なのだろう。それも、天カスではなく、わざわざ揚げ玉を作った感じがする。油の中に、水溶き天ぷら粉をポトポトと……。
  他にも特記事項がたくさんある。まず、全品ナルトとワカメ入り。これは無条件で嬉しい。それから、ネギは大胆な斜めカットで食感がすごい。ネギ嫌いな人は、あらかじめ申し出た方が良さそう。さらに、衛生面でも好印象。こんなに狭い店なのにトイレがあるし、各テーブルにはボックスティッシュも完備している。
  ここのような「イキのいい店」が各地にできてくれれば、駅そば業界全体が活気づきそうな気がする。つまらないチェーン化への波にも「待った」をかけられるかもしれない。健闘を祈りたいものである。たぬき280円。変わりメニューに、岩のりそば350円。


※閉店していました(2006/7確認)。

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「もりしょう」  実食日:2008/10

  A1出口を出て右へ1分。以前からこの場所にあった記憶はないので、最近オープンした店だと思われる(調べたところ2007/3オープンだそうだ)。立ち食いカウンターのみの、小さな店。たぬき430円はNG価格であるが、他に該当店がない(上記「えきそば」は閉店)駅であること、十割そばにこだわっていること、近々当サイトの価格基準(上限)を引き上げようと考えていることなどから、OKと判断した。
  麺は注文後茹での平打ち太麺。均質系でコシはあまりないのだが、十割そばとはこういうもの。ただ、つゆの味が濃いからということもあるのだろうが、期待していたほどには香らなかった。入れ放題のネギは、やたら薄く刻んである。ワカメがたっぷり入り、ボリューム感は充分。変わりメニューは、鴨南ばん510円など。ちなみに、この店はそばのみで、うどんは扱っていない。


※改装していました(写真は左:旧、右:現)。店名の表記が微妙に変わっているので、店名変更と解釈します(「もりしょー」→「もりしょう」。正式店名はもともと「もりしょう」だったのではないかと思いますが、当サイトでは看板等の表記を優先させています)。価格は、なにやら興味深い変化を遂げています。たぬきは430→400円に値下げ、鴨南ばんは510→600円に大幅値上げです。また、この間にたぬきというメニューがなく鴨南ばん590円だった時代があります。かき揚げは530→500円に値下げ。月見は450円で据え置き。きつねは消滅。メニューがちょこちょこと入れ替わっているので変遷の実態がつかみにくいですが、個別に上げ下げということではなく、「メニュー体系が変わった」と捉えた方がいいかもしれません。かけが400円なので、かけとたぬきが同じ値段ということになります。変わりメニューに、かつそば550円が登場しています。再食していないので味の評点は変えませんが、味も変わっている可能性がありそうに思います。近々に再食して確認する必要ありです(2015/2、確認)。

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※巣鴨駅は、山手線1に掲載。
★千石駅(都営地下鉄三田線)
「あげまる」  実食日:2006/11

  長らく駅そば空位だった千石駅に、待望の新規店がオープンした。場所は、A3出口を出て右すぐ。白山通りに面した好立地である。朝・昼は駅そば、夜(17時〜)は串揚げ居酒屋になる2WAYの店。店名から察するに、メインは夜の方だろうか。駅そば営業時は1階の立食いカウンターのみだが、夜は2階席でゆっくり飲むことができる。
  ここの麺は、生麺の茹で置き。白っぽい中にそば殻のツブツブが見られる。歯触り(コシ)よりも舌触り(ツルツル感)が心地いい麺だ。ネギフリー、ワカメが入ってたぬき290円。ボリューム感もある(麺は店主が目分量で盛っている。時によって多少の差があるかも)ので、この値段ならリピートする価値あり。なお、写真では暖簾が出ておらず、ちょっと寂しげな佇まいであるが、これは居酒屋タイムに切り替わる寸前に訪れたため。普段は暖簾が出ているし、幟も立っていて賑やかである。写真はそのうち撮り直します。

※閉店していました。看板が外され、シャッターが閉ざされ、テナント募集中の貼り紙が出ています。これでまたしても、千石は駅そば不毛の地になってしまいました(2015/10、確認)。

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「仲村家」  実食日:2009/10

  A1出口を出て右へ20秒。上記「あげまる」の並びにある。2009/9/28にオープンしたばかりの新店。外観は味も素っ気もない感じだが、内装は小洒落た雰囲気。長い椅子付きカウンターを2つに割っている(出入りしやすくしているのだろう)のだが、斜めに割るあたりに現代的なセンスを感じる。立ち食い席もあり、合計20人くらい収容可能だ。
  この店のそばは、不思議な食感の麺に特徴がある。平均より少し太めで、ズッシリと重厚そうに見えるのだが、食べてみると驚くほど軽い。角がきっちり立っていて舌や歯にはしっかりと触るので、物足りなさはない。「不思議」としか形容できない軽さだ。つゆはやや辛めだが、麺との相性は悪くないと思う。たぬき330円。箸はエコ箸で、先の方に滑り止め加工が施されている。実食時には缶ジュースを1本サービスされたが、これは開店記念サービスで継続的なものではないので、評点には反映させない。ごく近いエリアに2軒が並ぶ格好になったが、個人的にはどちらも応援したいので、シェアを食い合うのではなく、市場を広げるような店舗運営を期待したい。


※閉店していました。跡地は「味道」という小料理店です(2012/12、確認)。

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「もりしょー」  実食日:2011/3

  A3出口を出て右(巣鴨方面)へ5分。A4出口の方が距離的に近いが、白山通りを渡らなければならないので、A3からの方が行きやすい。千石1丁目交差点(白山通り×不忍通り)の巣鴨側に出入口があればすごく便利な場所なのだが、残念ながらどの出口から行くにも不忍通りを渡らなければならない。店内は狭く、椅子付きカウンターが10席あるものの全部埋まると身動きがとれなくなりそう。
  この店のそばは、特に麺にこだわりを感じた。生麺なのはもちろんのこと、自家製麺で、なんと注文後に厨房内で製麺していた。厨房内に押し出し式の製麺機があり、ところてんのように出てきた生麺をすぐに茹であげる。十割そばを使用しているとのことで、茹で時間は短い。ちゃんと測らなかったが、30秒くらいで上げていたのではないだろうか。太平麺で、歯ごたえ強め。モッチリという感じではなく、全体的に硬質な麺だ。つゆは、甘め。「吉野家」のつゆに近い印象。たぬきというメニューはなく、天かすは各席にあってフリー。かけ300円、きつね400円、かき揚げ450円など。ワカメがサービストッピングされるのだが、ワカメの塩が強く、ちょっと全体のバランスを乱しているように感じたのが残念。これがなければ、「味」には6点をつけていたかもしれない。唐辛子は、七味のほかに鷹の爪も用意している。ランチタイム(11:30〜13:30)に限り、半ライス無料のサービスがある(セットメニューについては、ライス大盛り無料)。なお、西巣鴨駅の同名店と同経営であると思われるが、メニューや値段が異なっていた。西巣鴨での実食から2年半経過しているので、「変更した」ということなのかもしれないが。


※閉店していました。跡地は、「万人力」という名の油そば専門店です(2014/1、確認)。

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★白山駅(都営地下鉄三田線)
「釜家」  実食日:2005/5

  A3出口を出て直進(階段下る)10秒。懐かしい感じがする、駅そば愛好家が好みそうな構えの店。内装も一杯飲み屋風で、カウンター席とテーブル席がある。
  この店では、ちょっと変わった麺を出す。やや太めの平麺で、ニュルッとした舌触りの麺なのだ。これは他の店では見たことがない。具(たぬき)は細かく、すぐにつゆに溶けるタイプ。ワカメが入るたぬきは300円。なお、店内にはテレビがあるのだが、あまり映りがよくなく、雑音も混ざる。これがまた昭和の一杯飲み屋風情を一層強く醸し出していていた。


※値上げして、たぬき310円になっていました。ご飯ものに名古屋名物みそかつ丼があり、セット690円です。値段的にやや高い印象はありますが、一度試してみたい蠱惑的メニューです。ミニカレーセット510円、かき揚げ丼セット580円といったセットメニューが並ぶ中、とろろ御飯セットが710円とかなり高い設定になっています。写真を見た限りでは、「特別なとろろご飯」という感じではなさそうなのですが……。何かこだわりがあるのでしょうか。気になります(付+1点。2014/9、確認)。

※2016/6、再食。みそかつ丼にも惹かれましたが、初食時と同じたぬきそばの実食です。麺は、たぶん11年前と変わっていません。生麺でしょうかね(未確認)。やや太めで、少々粘着。「すする」というよりもしっかりと噛んで食べるタイプの麺です。つゆは、カツオ&昆布のバランス派。甘さ・辛さのバランスも良いです。強く印象に残るものではありませんが、しっかりとまとまっています。たぬきは粒の細かい天かすで、ややゾル化傾向。香ばしさが際立っていました。各種天は自家製と見受けます。サービストッピングのワカメは鮮度がイマイチでしたが、食感的に乾燥ものではなく生ワカメだと思います。写真を昼間のものに貼り替えました。

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★春日駅(都営地下鉄三田線・大江戸線)
「豊しま」  実食日:2005/6

  A5出口を出てすぐ。交差点の(ほぼ)角で、出口からすぐで、なおかつ白山通りに面しているという、最高の立地にある店。文京区を中心にしたミニチェーンで、ここ以外でも飯田橋・江戸川橋・秋葉原で生息を確認している。どの店舗も、「肉そば」を売りにしている。
  ここのそばの特徴は、何と言ってもつゆ。「美味い」のではなく、「どぎつい」。とにかく塩辛く、また甘みも強い。色もどす黒い。あっさり好きな人にとっては、かなりきつい味である。私は、たまにはこういうつゆもアリかなと思うが。麺も、コシがない代わりにプツンプツンと歯切れのよい、独特なものを使っている。あと、普通駅そばでは「大盛」を100円増しくらいでやってくれるものだが、この店では240円増しという殺人的な値段設定になっている。どのくらい「大盛」になるのか分からないが、240円増しになるのなら、初めから2杯頼んだ方がいいかもしれない。たぬき330円。「売り」の肉そばは480円。


※たぬき330円、肉480円。初食から10年経っていますが、値上げせずに頑張っています。大盛り240円増しも変わらず。この店がにぎわっているシーンは久しく見ていない(いつ覗いても、たいてい客は0か1くらい)ので、よく店が続いているなぁ、と感じます(2015/2、確認)。

※閉店していました。「おか田」と同様、近隣再開発のための閉店です。跡地には、大きなビルが建つのでしょう(2016/12、確認)。

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「春日 そば通」  実食日:2006/5

  A2出口を出て右へ10秒。白山通りに面しており、大きな交差点の近くでもあるので、よく目立つ店だ。かなり有利に展開できる立地だと言える。だからということでもないだろうが、中途半端な時間に入ったのに混んでいた。もっとも、立ち席カウンターのみで、通りに面した「丸見え席」を入れてもせいぜい7〜8人くらいしか入れないのだが。
  この店は、看板に大きく「「そば」と「つゆ」にはかなり自信があります」と掲げているだけあって、かなりハイレベルである。麺は均質系だが、変につなぎを多用して違和感のあるコシを出すよりも、このタイプの方がそば本来の食感が楽しめるので、私は好きだ。つゆも、やや辛めながら香りは豊潤で、後味もいい。ワカメが入ってたぬき300円なら、何度でも通いたくなるというものだ。また、この店はそば専門であり、うどんは扱っていないということからも、そばに対するこだわりが垣間見える。江戸っ子風店主の威勢もよく、気持ちよく美味しく食べられる、いい店だと思う。


※閉店(「武田」化)していました(2010/10、確認)。

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「武田」  実食日:2010/10

  A2出口を出て右へ10秒。上記「春日 そば通」の跡地。内装等は「春日 そば通」時代と変わっていないようで、立ち食いカウンターのみ。道路から丸見えの増設カウンターも継承されている。受渡口が道路側にしかなく、商品を受け取ってから客席までの移動が若干面倒な造りになっている。厨房と客席の間に天ぷらなどのショーケースがあることが原因。もう少し受け渡しのシステムに工夫の余地がありそうな気がする。
  味覚面では、まずはボリュームに言及したい。「全品大盛り」の貼り紙が出ているとおり、かなりのボリューム感がある。その麺は少々ネットリ感があるタイプで、悪くない。つゆは濃いめ。粉末出汁っぽい風味が前面に出ているのがちょっと気になった。各種天は自家製で、たぬきを試してみた限りでは揚げ方も油も良さそう。たぬきには小エビの風味が垣間見えた。たぬき320円。変わりメニューとしては、和牛メンチ410円がある。箸はエコ箸。サービス券を配布(1食につき1枚)していて、10枚たまると1食無料(かけに限らず、どのメニューにも対応)というサービスがある。店名、大盛りの件、サービスの件等に鑑みて、門前仲町の「武田」と同系と思われる。新鋭のミニチェーンなのだろうか。


※昼間の写真に貼り替えました。たぬき320円、値段据え置きで消費増税に伴う値上げはありません。和牛メンチは終了しています(牛肉コロッケ360円がある)。店名を冠した「特製そば処武田そば」460円があります。内容は、たぬき+きつね+ワカメ+生卵。特別なものが乗るわけではありません。このメニュー名はシンプルに「武田そば」とするわけにはいかなかったのでしょうか(2015/2、確認)。

※閉店していました。跡地は「天かめ」になるようですが、訪問時にはまだオープン前でした(2015/9、確認)。

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「おか田」  実食日:2012/4

  A4出口を出て後方30秒。わりと新しい店だろうか、これまでに何度も歩いている場所だが、ここに店があった記憶がない。店内は狭く、椅子付きカウンターが4席と、立ち食いカウンターが少々。ただ、5人入るとほとんど身動きが取れなくなるような狭隘フロア。
  麺は生で、注文後に茹でる。ただ、香りはあまり感じなかった。のどごしはよい。つゆは甘め。悪くはないのだが、個人的にはもう少し出汁が強く利いている方が好み。たぬきは、具材はほとんど見られないが、既製品ではない。おそらく、各種天は店揚げしているのだろう。たぬき350円(ワカメ入り)。実食は早朝だったが、行列ができる(あるいは、諦めて立ち去ってしまう人が続出する)ほどの盛況だった。すぐ近くに「豊しま」(3つ上に記載)があるのだが、ここの客を根こそぎ奪っている感じがする。「豊しま」も、味覚的にどうこうは置いておいて、雰囲気は好きな店なので、共存を望みたいところだが……。


※たぬき350円、値段据え置きです。組み合わせメニューに、スペシャル630円があります。内容は、エビ天・きつね・卵・ワカメ。エビ天を乗せているところがこだわりなのでしょうが、海老天丼580円と比較すると後者の方が魅力的に見えます。エビ天を廃して、単価が安くて見栄えのするトッピング(たとえば、ちくわ天とか)を組み合わせた方がいいのではないか、という気がします(2015/2、確認)。

※閉店(小伝馬町へ移転)していました。建物は今のところそのまま残っていますが、近いうちに近隣一帯をまとめて取り壊し、大きなビルが建ちそうです(2015/12、確認)。

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「源太郎そば」  実食日:2014/3

  A2出口を出て右へ30秒。2つ上に記載している「武田」に近い場所にオープンした新店。ここ数年で、春日がずいぶんな激戦区になってきた気がする。看板には「○○○そば」と書かれているのだが、店内には「○○○」と「源太郎」が併記された貼り紙があり、食券の印字は「源太郎そば」。「源太郎そば」が店名と考えていいだろう。椅子付きカウンターのみだが、席数は多く20以上ある。
  麺は、注文後に茹でる生麺。茹でたてにこだわっているため、混雑時にはちょっと待ち時間が長くなるが、各席に週刊誌が置いてあるので、退屈はしのげる。その麺は細い平麺で、食感は軽いがちゃんと香りがあり、美味しい。つゆは、カツオ出汁が強く出ているタイプ。塩気も強いので、ハッキリした味覚が好きな人にはたいそう好まれそうだ。麺もつゆも美味しいのだが、惜しむらくは、つゆの主張が強いあまり、食べ進めるうちに麺が香らなくなってくるということか。この麺を使うのなら、つゆはもう少し控えめな方がいいように感じた。たぬき370円(ワカメ入り)。割箸は、爪楊枝入りで個包装されたものを1膳ずつ提供。唐辛子が受渡口にしかないのがちょっと不便だが、反面、一緒にゆず粉が用意されているのは嬉しい。また、生麺店らしくそば湯ポットもある。

※店頭メニューのみでの確認ですが、たぬきは終了しているようです。現在は、かけ330円、野菜天420円、かき揚480円といったラインナップです。変わりメニューに、野菜どっさりそば480円。お得な設定に、朝の天玉そば380円と朝の得Aセット360円(ともに7:00〜10:30)があります。飲み物に「ガラナ」(100円)を置いているのが珍しいというか、ちょっと北海道風です。なお、この店舗は2号店で、1号店は横浜の戸塚にあります。ただし、こちらは駅から遠いので、当サイトでは扱えません(2015/2、確認)。

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「天かめ」  実食日:2015/10

  A2出口を出て右へ10秒。上記「武田」の跡地。内装等は変わっておらず、立ち食いカウンター5人分くらいのみの小型店。しかも、立ち食いカウンターの背後スペースが狭いので、混雑時には商品の受渡しが若干やりづらい。盆に乗せるのはやめた方がいい(あるいは、もっと小さな盆にするか)のではないか、と感じるほどだ。実食は12:45頃。店内満席で、食券を持って店頭で待っている人が2人。行列のできる立ち食いそば、か。ただ、ピーク時間帯は12〜13時に限られるようで、後客は1人だけだった(つまり、出るときにはガラガラだった)。
  少し洗練された一杯を提供する「武田」に比べて、「天かめ」は古典的な味わいが特徴的。昭和の頃から立ち食いそばに馴染んできた人たちは、「天かめ」に変わったことを喜んでいるのではないだろうか。麺は注文後に茹でる生麺で、ほどよくザラツキのある舌触りが心地よい。細いわりに質感があってしっかりと腑に落ちるのも特徴。ただ、今回は混雑時だったためか、茹でが少しアンダーだった。つゆは、カツオ出汁が前面に香る。やや粉末出汁っぽい香りではある。失礼な例えかもしれないが、「緑のたぬき」のつゆをまろやかに調え、甘みを足したような感じだ。たぬきは天かすで、油がよく切れていて美味しい。たぬき290円。実食は、このチェーンで愛食している海老天丼セット500円。かけではなくたぬきとのセットになるのが嬉しい。海老天丼は、オペレーションとしては他店舗と同じで、味の濃さは茅場町「亀島」と同等だった。先日実食した本郷三丁目の店舗が特殊だった(あるいは、たまたま手元が狂った)のだろうか。エビ天は揚げ置きだがご飯がホカホカでこの値段なら上々。春日周辺は個人的によく行く場所なので、この店にはこれからもちょいちょい寄らせていただくつもりだ。


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※水道橋駅は、中央線1に掲載。
※神保町駅は、地下鉄7に掲載。
※大手町駅は、地下鉄2に掲載。
※日比谷駅は、地下鉄3に掲載。
★内幸町駅(都営地下鉄三田線)

「小諸そば」  実食日:2003/7

  A3出口を出て、直進30秒。店舗名は「田村町店」。今年で創立30周年を迎える、老舗のチェーンである。老舗だけあって、全ての面で水準以上のレベルにまとまっている。どんなメニューを選択しても、まずハズレはないだろう。特記サービスとしては、四ッ谷店同様にネギ入れ放題、梅干し食べ放題。また、温かいそば・うどんには絹さやが入るので、味以前に見た目にも彩りがいい。たぬき290円。

※看板が変わり、また店前に出ていた雑多な障害物がなくなり、スッキリした印象になっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、たぬき300円になっています(値−1点。2015/3、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/5、確認)。

※閉店していました。跡地は、つけめんの「舎鈴」です(2016/12、確認)。

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「吉そば」  実食日:2010/11

  A3出口を出て直進2分、西新橋二丁目交差点を渡らずに右折して1分、右側。さほど窮屈な印象はない店舗だが、椅子席はない。ほとんどのチェーンが椅子席を用意して女性客等の囲い込みに乗り出す中、このチェーンだけは頑なに椅子を置かない。なかなか興味深いこだわりだ。
  麺は、あまり香りのない茹で麺。自動湯切り器を使用している。つゆはなかなか私好みで、飲んでみるとあまり香らないのだが麺を食べているときにツンと鼻を突く。このチェーンならではの大盛り無料サービス(申出制)が健在。たぬき320円。変わりメニューに、じゃがいも天390円がある。


※微妙な変化ではありますが、看板が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。こんな微細な変化のために看板を取り替えるのはコスト的にどうなんだろうかと思ってしまいますが……。また、暖簾も変わり、サンプルケースが廃され、券売機が外に出されています。券売機を外に出したのは正解だと思います。可能な立地にある店舗では券売機を外に置くべきだというのが、私の持論なので。さらに、出入口前に庇が設置されたのもすばらしい改善だと思います。雨の日には、これがないと店内で傘をたたんだり開いたりすることになってしまいますので。値上げして、現在はたぬき330円になっています。じゃがいも天は終了。じゃがいも天、駅そばではなかなか見られないですね。個人的には、さつまいもよりもはるかに相性が良いと思うのですが(値−1点。2015/3、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2011/4

  A3出口を出て直進4分、西新橋二丁目第二交差点の南西角から2軒目。店舗名は「西新橋店」。壁に沿った立ち食いカウンターと、フロア中央部に増設された立ち食いカウンターのみで、椅子席はない。
  麺は茹で置きだったが、茹で置き時間が短いのか、食感・風味とも茹でたてに近い出来映えだった。店揚げしている各種天も揚げ置きながら揚げ置き時間は短いと思われ、天かすはアツアツサクサクで好印象。タイミングの妙もあるかもしれないが。たぬき290円(カマボコ・青味入り)。ネギと梅干しはフリー。受渡口近くにそば湯ポットあり。温冷同額、大盛り30円など、とにかくあらゆる面で気の利いているチェーン。他チェーンが学ぶべきポイントが山ほどある。

※改装せず、旧タイプの看板を掲げ続けています。値上げして、たぬき300円になっていました(値−1点。2015/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/5、確認)。

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「大吉田」  実食日:2013/2

  A3出口を出て直進、最初の路地を右折して2分半、右側。虎ノ門からも近いが、大通りを渡らなくて済む分、内幸町からの方が行きやすい。店内には、吉野家型の椅子付きカウンターが全部で22席ある。
  この店のそばは、麺もつゆも繊細かつ上品な仕上がりで、強烈なインパクトはないもののすべての要素が平均的にハイレベルにある。麺は注文後に茹でる生麺で、モチモチした食感が心地いい。色は白めで、香りは繊細。つゆは、雑味がなくすっきりしている。出汁も香るのだが、不思議と食べ終わった後の余韻はあまりない。たぬき300円(ワカメ入り)。変わりメニューに、大吉田そば490円がある。トッピングは、大判の海鮮かき揚げ。ご飯ものが各種揃っているが、価格的にあまり食指が動かない。ご飯もの単品よりも、ミニ丼+そばのセット(550円均一)の方がオススメ。また、午前11時まで限定の朝食メニューが数種類あり、かけ200円、朝そば(半天+卵)300円など、かなりお得な設定になっている。箸はエコ箸で、箸先が名入りの箸袋に入った状態で商品と一緒に配膳される。つまり、フロア内には箸立てや箸箱がない。店内は全体的に清潔だし、各席に紙ナプキンが常備されているし、衛生面は配慮が行き届いている。女性客が多いのかもしれない。今以上に女性客を取り込みたい店・チェーンは、この店を研究すればヒントが見つかるのではないだろうか。


※暖簾が変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき330円になっていました。大吉田は530円で、さらに上を行く超大吉田690円が登場しています。写真を見た限り、ありえないほど大きな海老かき揚げが乗るようです。箸をつける前に写真を撮りたくなること間違いなしでしょう。セットメニューは基本的に590円均一ですが、カレー丼セットだけは530円とお得な設定になっています。朝かけ・朝もりは240円、朝そばは340円になっていました。朝定食420円も気になる存在です(値−1点、付+1点。2016/2、確認)。

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「小諸そば」  実食日:2015/4

  A3出口を出て直進2分、西新橋二丁目交差点を渡らずに右折、上記「吉そば」を通過してさらに1分、右側。内幸町と虎ノ門のちょうど真ん中あたり。どちらを最寄りにしようか悩むような場所にある。「大吉田」を虎ノ門として掲載した以上、この店も虎ノ門とした方が統一感が出るように感じるが、内幸町からの方が行きやすいのでこちらで掲載。店舗名は「西新橋一丁目店」。古いタイプの看板を掲げる店舗で、立ち食いカウンターのみ。キャパは10人少々くらいか。
  この店舗はオペレーション面でなかなか見どころが多かった。麺は3人分ずつくらいまとめ茹でをしているのだが、朝(実食は8時頃)から断続的に客があり、ほぼほぼ茹でたてで提供される。統計的に客数を見込んで麺を茹でている感じ。茹で方も、タイマーで時間を管理するのは当然なのだが、タイマーに頼りきりにするのではなく、ちょいちょい麺を1本上げては手でちぎり、茹で加減を見ている。いわゆるパート対応ではなく、職人仕事だ。だから、ジャストな茹で加減で提供される。「小諸」の中でもかなりクオリティが高い店舗だと思う。たぬき300円(季節の青味・カマボコ入り)。梅干し・ネギフリー。
  もう一点印象に残ったことがある。訪問時、ちょうど私の前に入った客が2人揃って「二枚もり」を注文していたこともあって、私は「ゆで2回待ち」になった。5〜6分くらい待たされたわけだが、提供時に「お待たせしてすみません」と言われたばかりか、退店時にも「お待たせしてすみませんでした」と繰り返し言われたのだ。これは神対応だと思う。こういった細やかな気配りも、顧客確保につながっているはずだ。コストをかけずにできることなので、多くの店が見習ってほしいと思う。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/7、確認)。

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★御成門駅(都営地下鉄三田線)
「そば作」  実食日:2009/11

  A4出口を出て直進、最初の路地を右に入って1分、「愛宕橋警察署北」交差点を左折して左側2軒目。赤レンガ通り沿いにある。新橋駅前から続く繁華街がちょうど途切れるあたりで、駅から多少遠いけれどよく目立つ好立地とも思える。店内は基本的に立ち食いカウンターだが、椅子が5〜6脚、規則性なく置かれている。客が自由に移動・利用していいようだ。
  この店では、生麺を注文後に茹でる。細い平麺だから、待ち時間はそれほど長くはない。せいぜい、2〜3分といったところ。店内に置かれている漫画を5ページくらい読み進んだところで出来上がるだろう。味覚的には、麺自体に心地よい甘みがあって、なかなか美味い。細平麺だから歯ごたえが今一歩という感じだが、これは仕方ない部分だろう。店主の「茹で置きはしたくない。だけど長々と待たせたくない」という葛藤が窺える。つゆはわりと薄味だが、麺との相性がいいようで、物足りなさは感じなかった。たぬき400円(絹さや入り)。全体的に価格は高いが、野菜天400円は狙い目。野菜天は春菊や人参など4〜5種の中から選択。また、麺類単品が高めなだけに、各種セットメニューにお得感がある(580円のものが多い)。ネギフリーは嬉しいサービス。また、飲み水は冷水のほかに温かい麦茶を用意している。


※昼間の写真に貼り替えました。値上げして、現在はたぬき430円、野菜天も430円になっています。各種セットメニューは600円均一です。全体的に高い印象がありますが、朝のサービスセット380円や日替わりサービスセット500円などがあり、うまく利用すればCPが上がります。店頭のお品書きをよく見てから入店した方がよいでしょう(2015/2、確認)。

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「かんだ冨そば」  実食日:2015/2

  A4出口を出て直進、最初の路地を右折して2分、柳通り(甲田歯科医院の角)を左折して1分、左側。最初に「十割そば」の幟が目に入り、期待が高まる店だ。この場所にあってなぜ「かんだ」なのかはさておき、注文後茹で・注文後揚げにこだわった店だ。客席は、厨房に背を向けた椅子付きカウンター6席。厨房側で立ち食いすることもできそうだが、空いている時には着席を促される。後客の受け渡しがしにくくなるので、当然といえば当然。
  麺は押出で、太平麺に仕立てている。わりとしっかりつながっていて十割という感じではなかったが、風味はそれなりによい。押出十割というと「嵯峨谷」や「そば処吉野家」が比較対象になるが、かけ系で食べるぶんにはどちらにも勝っていると思う。「もり」は、細麺に仕立てている。以前は乱切りにしていたそうだが、諸般の事情で現在は細麺に変わっている。「田舎ざる」は太平麺。ちなみに、うどんの扱いはない。つゆは、カツオ出汁がかなり強く香るタイプ。ただ、カツオ一辺倒という感じではなく、他の出汁の香りも脇役的に介在しており、これが深みを生み出している。酸味系が嫌い、または甘いつゆが好きという方には好まれないかもしれないが、香り立つつゆが好きな人にはオススメだ。私はどちらかというと後者なので、このつゆはかなり好き。かき揚げは特大サイズ。大きいのだが、ゆるめの揚げ方なので質量としてはそれほど多くない。衣が薄いタイプでサクサクしているので、つゆに浸かっていない部分は浸さずに食べたい。衣が薄くて油も軽いので、見た目の大きさの割にはすんなりと胃におさまる。ネギは、入れる前に「入れますか?」と聞く。臭いを嫌う営業マンの利用が多いと推察。天かすフリーで、たぬきというメニューはない。かけ340円、かき揚げ460円、もり350円、田舎ざる390円。通常のかき揚げではなく海鮮たっぷりの「海盛りかき揚げ」は650円。気にはなるが、ちょっと高いかな。正体不明の特製冨そば580円もある。また、期間・季節限定メニューを設定するなどの工夫も凝らしている。個人経営店で期間限定メニューを出すのはなかなか難しいこと。この努力には拍手を送りたい。唐辛子は七味・一味両方完備。箸はエコ箸。スタンプカードによるサービス制度あり。


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「小諸そば」  実食日:2015/6

  A2出口を出て直進、すぐの信号で左折して3分、左側。店舗名は「御成門店」。この辺りの「小諸」の中では比較的目立たない場所にある店舗で、混雑を避けたい場合に穴場になるかもしれない(実食は朝8:00頃で、先客5・後客3だった)。間口は狭いが奥に長い造りの店舗で、テーブル席が4人×2、椅子付きカウンターが14、立ち食いカウンターが5人分くらい。立ち食いカウンターが奥にあるのがちょっと勿体ない感じがする。
  味覚的には、まぁ小諸スタンダードだ。麺は茹で置きで、香り・歯ごたえともほどほど。唯一特徴的に感じたのは、ネギ。この店では機械刻みではなく手刻みで対応している。個人的に、機械刻みのネギは水っぽくてあまり好きではないので、これはありがたい。邪推すると、手刻みで対応できる客数と言えるのかもしれない。ますます穴場な感じだ。たぬき300円(カマボコ・季節の青味入り)。ネギと梅干しはフリー。


※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/4、確認)。

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★芝公園駅(都営地下鉄三田線)
「小諸そば」  実食日:2010/12

  ホームからの距離だと大門駅の方が近いのだが、出口からの道のりだと芝公園駅のA3出口が最寄りとなる。出て後方、最初の路地を右折して3分、芝大門2丁目交差点の南東角。座席配置は、吉野家型の椅子付きコの字型カウンター+4人掛けテーブル×2。
  タイミングにもよるのだろうが、私は茹でたての麺に当たり、気持ちよいモチモチ食感を楽しむことができた。麺自体に独特な甘みがあり、美味。他の各チェーンのレベルも上がってきていると思うが、「小諸」の麺との間にはまだだいぶ大きな差があるように感じる。たぬき290円(カマボコ・青味入り)という値段、ネギ・梅干しフリーのサービスも、他チェーンを圧倒している。大盛り30円も嬉しい。ただ、この店舗ではそば湯ポットが見当たらなかった。申し出制で提供されるのかもしれないが、何ら掲示がない以上、評価の対象にはならない。また、店頭には「柚子をお付けしています」との貼り紙があったのだが、食べてみたらまったく香らなかった。本当に入れてる? この点も少々わだかまりが残った。


※看板にメニューの一部が掲示されたほか、ショーケースなどのレイアウトが変わり、外観の印象が変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。店頭に大きな液晶ディスプレイが出ているなど、ちょっと進取な一面がある店舗です。値上げして、たぬき300円になっていました。なお、店舗名は「芝公園前店」です(値−1点。2015/3、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です(2016/4、確認)。

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※三田駅は、地下鉄10に掲載。
※白金高輪駅は、地下鉄8に掲載。
※目黒駅は、山手線6に掲載。


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