東京・私鉄4
(京王各線)

現在、36軒掲載(うち17軒は、閉店確認済)
※新宿駅は、山手線8に掲載。
★初台駅(京王新線)

「加賀」  実食日:2002/4

  北口出口のすぐ脇にある、割と本格派の駅そば。天ぷらは自家製、たぬきも揚げたてアツアツのものが出てくる。あまりの熱さのため、つゆに乗せた瞬間に「ジュワッ」という音がするほどなのだ。これなら不味いわけがない。昼時には近隣のオフィス街から多くの客が押し寄せ、店の外に10人ほども行列ができるほどの人気ぶりである。たぬき360円。やや高いがこの味なら許せる。

※ ネギフリー、かき揚げ完全注文後揚げであることを確認しました(サ+1点、付+1点。2004/3確認)。

※2005/1、再食。相変わらずかき揚げは神がかり的な美味さ。

※値上げしていました。現在、たぬき400円です。かき揚げは460円。従来掲載していた写真がよくなかったので、撮り直して貼り替えました(2014/12、確認)。

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「追分そば 初台庵」  実食日:2008/5

  南口を出て右へ20秒、左側。玉川上水緑道の入口脇。以前からここにこの店があった記憶はないので、おそらく最近オープンした店だと思う。内装も綺麗だったし。新宿周辺に散見される「追分そば」は、「小諸そば」に酷似したチェーン店。酷似というか、ほとんど同じ。独立採算制をとる「小諸」、というような位置付けだろうか。
  したがって、麺は生。たまたまかもしれないが茹でたてに当たったので、頗る美味に感じた。胚乳部特有の甘みが際だっている。青味(この季節は菜の花)とカマボコが入り、たぬきそばでもなかなか豪華な一杯になる。ネギ・梅干し・そば湯はフリー。レンゲも完備。ここまで書くと「小諸以上か?」と思いたくなるところだが、残念ながら値段が若干小諸よりも高い。たぬきは330円(小諸は290円)。歴代の実食した「追分」は、値段も「小諸」と共通だったのに、どうして初台だけ高いのか。ちょっと釈然としない。独立採算だから仕方のない部分だし、330円でもこの味なら十分なのだが、「小諸」と比較するとやや見劣りしてしまう。なお、この店では「小諸」各店と同様に冷やしも同額で扱っていて食券も温・冷共通なので、夏場は「温かいそばで」と言わないと冷そばがデフォルトになってしまうメニューもあるようだ。気をつけたい。


※値上げしていました。現在、たぬき340円です。麺大盛りは50円増しと、やはり「小諸」よりも割高な設定になっています(2015/2、確認)。

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★幡ヶ谷駅(京王新線)

「みやこ」  実食日:2000/4

  南口歩1分、ゴールデンセンター地下街の一番奥にある。椅子席のみで、5人ほどで満員になってしまう店だが、満員になることは珍しい。ゴールデンセンターは人通りの多い繁華街だが、一番奥まで行く人はあまりいないのである。ここは、たぬき360円とやや高いのだが、天ぷらは自家製で、その種類も豊富に取りそろえている。また、水ではなく麦茶が出されるのもちょっと嬉しい。

※閉店していました(2007/1確認)。

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「一休」  実食日:2003/1

  北口を出て、すぐ右の通路を入ったところにある。椅子席なしのこぢんまりした店で、いつも笑顔のおばちゃんが切り盛りしている。しかし、2002年に下記の「箱根そば」が誕生してからは、もうかわいそうなくらいに客が入らなくなった。ここは、かつては湯通ししない麺を出していたため、麺とつゆのコンビネーションが最悪だった。しかし、さすがに危機感を覚えたのか、はたまた客が減って手が空いたのか、きちんと湯通しするようになった。味はずいぶん向上したと言える。しかし、一度奪われた客が戻ってくるかどうか、先行きは決して明るくない。個人的には潰したくない駅そばなのだが。たぬき330円。


※予想通り、閉店していました(2004/1確認)。

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「箱根そば」  実食日:2003/1

  北口を出て、左へ20m。甲州街道に面した場所にある。2002年夏頃にできた駅そばで、まだピカピカに新しい。それまでは幡ヶ谷北口は上記の「一休」の寡占市場だったのだが、その客がそっくりそのままこちらへ移ったという印象がある。味は、癖がないため誰にでも「美味しい」と言われそうだが、そのぶん「これはっ!」というパンチ力に欠ける。たぬき290円。それにしても、「箱根そば」は小田急沿線でしか見たことがなかったのに、どうして幡ヶ谷に誕生したのだろうか。京王への侵略を始めたということなのだろうか。


※2008/12、再食。値上げ(たぬき290→320円。値−1点)していました。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。看板の表記が変わっているため、店名変更(「生そば 箱根」→「箱根そば」)と見なします。値段が上がり、現在はたぬき330円になっています(値−1点。2014/12、確認)。

※閉店していました。跡地は、「鮪市場」という立ち飲み・海鮮丼屋です(2015/12、確認)。

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「Ovation」  実食日:2014/12

  北口を出て、すぐ右の通路を入ったところ。2つ上に記載している「一休」の跡地に、今年10月にオープンした新店。跡地だが、「一休」からダイレクトにこの店に変わったのではなく、間にお好み焼き店だった時代がある。経営は、「一休」とは無関係。厨房を囲むL字型椅子付きカウンターのほか、2人用の小上がり席がある。夜は居酒屋になる店なので、小上がり席は主に夜を見据えて設置されたものなのだろう。店名も、夜に依存か。ちなみに、食券には「Ovation薬師神」と印字されている。当サイトでは「薬師神」の部分は無視し、看板の表記を店名と解釈する。
  麺は、生。注文後に茹でていた。細麺だが歯ごたえがしっかりしているタイプで、美味しい。角が立っていればもっと美味しく感じるのだろうけれど、それは高望みというものか。つゆは、サバとカツオのブレンド出汁。オンリーワンということではいが、ちょっと変わった風味がある。たぬき400円。たぬきは天かすで、やや揚げオーバー気味。香ばしくてよいとする人もいるかもしれないが、個人的にはもう少し早く上げたものの方が好き。変わりメニューに、じゃこ天480円がある。じゃこ天を実食すればよかったなー。詳しくは書かないが、この店のじゃこ天はたぶん本場のもの(都会向けではないもの)を使っていると思うので。


※閉店していました。跡地は、寿司屋です。なんだかんだで、幡ヶ谷は駅そば空位になってしまいました。需要はある駅だと思うのですが……(2015/12、確認)。

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★笹塚駅(京王本線・新線)

「井筒屋」  実食日:2000/4

  改札を出て左、狭い路地に面していて、下記の「福寿草」の並びにある。ほんの2軒くらいしか離れていないので、さぞかし競争が激しいことだろう。しかし、この2軒はカラーがまったく異なるので、それぞれ固有の常連さんを抱えていると思われる。「井筒屋」の方は、これといった特徴はないのだが、全体的なバランスで勝負している。そして、たぬきを注文すると、なぜか山菜やめかぶが一緒に入ってくる。壮年夫婦の経営で愛想も良く、ついリピートしてしまうタイプの店だ。たぬき330円。


※ 閉店していました(2005/9確認)。

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「柳屋」  実食日:2000/4

  駅から多少離れるのだが、天ぷらのうまい店である。改札を出て、ショッピングモールをまっすぐ歩き、車道に出たところで左折。少し歩くと甲州街道に出るので、それを横断。ちょうど正面が“十号通り商店街”になっているのだが、その路地を入って手前から2〜3軒目が「柳屋」である。駅から歩くと、3分くらいかかる。ここはとにかく天ぷらの種類が豊富で、まず先にそばかうどんを選んで、それから上に乗せる具を注文する仕組み。例えば、「そば、かき揚げキス天に玉落として」などと注文する。慣れないと入りづらいタイプの店だが、安くて美味いと評判である。たぬき260円。


※ 2005/4、再食。特段の変化なし。麺にちょっと粘りがあり、つゆはやや辛めであることを追記しておきます。

※だいぶ値上げしていました。もともとがかなり安い設定だったので致し方ないところですが、現在はたぬき320円になっています。変わりメニューに、キーマカレーそば430円があります(値−2点。2016/8、確認)。

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「やまだうどん」  実食日:2001/3

  改札を出て右、狭い道路に出てまた右、C&Cカレーの隣にある。「山田うどん」の案山子のマークが出ているので、同系列のチェーンなのかもしれない。笹塚には、都合4軒の駅そばがあるが、値段で勝負しているのがここ。たぬき250円、天300円で出しているのは、都内ではかなり珍しい。ただ、最近久しぶりに行ってみたところ、昼食時なのにシャッターが降りていた。まさかとは思うが、たたんでしまった可能性もある。

※ 店名変更していました(「NAISU」→「やまだうどん」 2004/2確認)。

※ 2005/9、再食。ワカメが入ります。

※ 閉店していました(2006/4確認)。

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「福寿草」  実食日:2002/4

  笹塚で、麺の味で選ぶなら「福寿草」がベスト。改札を出て左手の路地に面したところにある店だ。ここは生麺を使用しており、コシのあるつるつる麺に仕上がっている。タイミングが悪いと多少待たされることにもなり、昼時だとかなり混雑も激しいのだが、1回は食べてみる価値がある。つゆが割とあっさりしているので、山菜そば(380円)が一番相性がいいかもしれない。たぬき360円。

※一時期(2004年2月頃)、閉店したと思われる状態になっていましたが、その後しっかり復活しています。相変わらず麺は上々(2005/1、再食確認)。

※閉店(「富士そば」化)していました(2013/5、確認)。

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「富士そば」  実食日:2013/5

  改札を出て左、駅を出て正面。上掲「福寿草」の跡地。あ〜あ、「福寿草」も閉店してしまったのか……。承継したのが「チカラめし」とかではなく「富士そば」だったのが、不幸中の幸いか。店舗名は「笹塚店」。24時間営業しているのだが、駅利用者しか通らないであろう場所にあって、夜中に利用する人がいるのだろうか。24時間営業するなら、甲州街道沿いの方がよかったのではないか、という気がする。近年オープンの「富士そば」にしては珍しく、あまり目立たないというか、地味な店舗だ。内装は、綺麗にリフォームされてはいるが、客席や厨房の配置は「福寿草」時代のまま。「福寿草」時代には椅子が2つほど置かれていたがそれが撤去され、立ち食いカウンターのみになっている。これまた。近年オープンの「富士そば」にしては珍しい。店の奥側にも出入口があるという点も、「福寿草」時代のまま。もしかしたら、純粋な閉店→開店ではなく、「福寿草」が経営者等そのままに、「富士そば」フランチャイズに加盟したのかもしれない(未確認)。
  麺は茹でたてだったのだが、歯ごたえはあまりよくなかった。東京駅(八重洲店)と同じと思われる平麺なのだが、食感にはかなりの差があった。茹でがオーバー気味だったのだろうか。つゆも、八重洲店とはかなり印象が異なり、だいぶ淡い。ちょっと薄めすぎなのではないだろうか。つゆも麺もトータルバランスも、主張が弱い感じだ。たぬき340円(ワカメ入り)。朝7〜10時限定の「朝そば」にお得感あり。温玉+たぬき(orきつね)で、300円。温冷選べる。食券は半券もぎりタイプで、実食時にはほかに客がいなかったにもかかわらず、実際にもぎって受け渡しが行われた。律儀だ。そば湯ポットあり。


※値上げしていました。現在、たぬき370円です。変わりメニューに、辛もちそば400円があります。店舗オリジナルかも。朝そばは310円に上がっています。他に、朝カレーセット(ミニそば付き)350円の設定もあります(値−1点、付+1点。2014/11、確認)。

※2016/8、再食。当店舗発祥の豚つけそば490円をいただきました。刻み海苔をまぶしたざるそばを、温かいつけつゆでいただくメニューです。つけつゆには豚ばら肉とマーラージャンが入っていて、ピリ辛&旨味濃厚仕立てになっています。これは美味いし、ワンコイン価格で提供しているのもすばらしいと思います。虎ノ門チルドレン系の店だったら650円くらい取りそうなメニューです。
  美味さのポイントは、ズバリ、刻み海苔にあると思います。私はあまりそばと焼き海苔の組み合わせが好きではない(そばの香りが半減するため)のですが、このメニューに関しては、豚肉・マーラージャンとの相性がとても良いため、刻み海苔が不可欠だと感じました。そばの香りは半減どころか大半が失われますが、三つ巴の相性の良さでカバーされます。発売に至るまでに結構試行錯誤されたのではないかと感じる一品でした。


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★代田橋駅(京王本線)
「ときそば」  実食日:2003/12

  改札を出て、北口階段を上がって左斜め前。代田橋駅前は車の入れない雑踏商店街になっていて、その一角にある。非常にいい雰囲気を出している店だ。
  ここの麺は、こだわり生麺。茹でるのに2分ほどかかる。が、椅子席&テレビがあるので、急いでいなければまったく苦にはならない。しかも、おばちゃんは「生麺なので、どうしても2分くらいかかってしまうんです。申しわけありません」と丁寧に説明する。中には、急がせる客もいるのだろう。
  味は、もちろん水準以上。麺は若干固いような気もするが、つゆと具は文句なし。つゆは出汁がビシッ。具(たぬき)にはエビのような味がある。小エビは見当たらなかったので、エビ天を揚げたカスだと推察した。たぬき350円。変わりメニューに、サラダそば450円などがあるが、このようなこだわりのある店ではできるだけノーマルなメニューを頼むようにした方がいい。この店では、麺やつゆの味を殺すような食べ方は勿体ない。

※2006/4、再食。変わらず美味。肉そば400円は、結構狙い目かも。

※消費増税に伴う値上げはなく、現在もたぬき350円、肉400円です。サラダそば450円は、夏季限定ではなく通年扱っているようです(2014/12、確認)。

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★明大前駅(京王本線・井の頭線)

「陣馬そば」  実食日:2002/4

  京王線としては珍しく、改札の中にある店。京王線から井の頭線へと続く通路の途中にある。ここも昼時は混雑が激しいので、割と窮屈な思いをすることになる。そばよりもラーメンの方が売れ行きは好調で、天ぷらラーメン(400円かな?)というメニューもある。そばの味は、ごくごく普通。可もなく不可もない、無難な店である。たぬきなし、天350円。


※閉店していました(「高幡そば」化。2003/11確認)。

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「高幡そば」  実食日:2003/11

  上記「陣馬そば」があった場所に開店した店。京王特有のチェーン店である。内装をリフォームしたようで、店内は明るく、清潔感がある。しかし、客席の狭さは相変わらずで、しょっちゅう背後で食べている人と尻がぶつかってしまう。ここのそばは、平たい角麺が特徴。歯ごたえがいいのだが、コシはあまりない。ちょっと粉っぽいというか、小麦粉がたくさん入っていそうというか。評価が難しい味である。たぬき320円。変わりメニューにネギごまそば、角煮そばがあるが、それぞれ440円、580円と高い。

※ 2007/3、再食。大盛り(+100円)は麺2玉です。

※値上げしていました(たぬき320→350円。2008/5、再食確認)。

※麺大盛り(+100円)は、1.5玉になっていました。特盛り(+150円)が2玉です(2008/11、再食確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。内装は新しくなりましたが、カウンターの配置は以前と変わっていません。建て付けが悪かった入口ドアが新しくなったことに、個人的に拍手。メニュー・値段等には変化ありません。エコ箸を導入し、現在は割り箸と併用(どちらを使ってもOK)になっています(2009/2、再食確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき360円です。変わりメニューに、きのこかき揚げ430円、帆立風味の醤油ラーメン430円。券売機に「人気の定番『かき玉』」とあり、もしかしたら関西でよく目にする「玉子とじ」をやっているのかなと思いましたが、これは「かき揚げ玉子」です(460円)。ちょっと語弊をはらんだ表記だと思います(値−1点。2015/2、確認)。

※たぬき360円という値段は変わっていませんが、メニューがだいぶ入れ替わっていました。麺が2種類になったようで、かけ300円のほかに田舎そば(かけそば)320円というメニューがあります。その他で気になったところとしては、肉480円のほかに肉増し650円があります。富士そばあたりに感化されたんでしょうかね。さらに、あじ御飯220円・あじ御飯セット490円といった嵯峨谷に感化されたのではないかと思われるメニューも登場。インターネットの普及で他社の動向がすぐに分かるようになっているこのご時世、仁義なきパクリ合戦は加速するばかりですね。そう毒づきながらも、どちらも一度食べてみたいと思っています(2017/8、確認)。

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※下高井戸駅は、私鉄2に掲載。
★桜上水駅(京王本線)
「穂高そば」  実食日:2003/12

   北口を出て右、道路に出て右、踏切端。電車が通るたびに激しく揺れそうな立地&外観だが、実際にはそんなことはない。お世辞にも「ピカピカ」とは言い難いが、衛生面に問題はない。
  ここは、結構本格的。麺は生、つゆは一人分ずつ沸かしていて香りが生きている。具(たぬき)もからっと揚がった本格天カス。ほぼ、ケチをつける材料はない。唯一挙げるとすれば、値段か。たぬき390円(ナルト、ワカメ入り)はちょっと高すぎる。天も同額で、天390円と考えれば許容範囲内なのだが。天・たぬき同額の店は、どうしても私の評価では落ち目になってしまう。
  ちなみに、幟に「信州そば」と書いてあるのだが、いわゆる「更科系」ではない。黒く、そば殻が入っている。信州は信州でも、安曇系かな?店の名前も「穂高」だし。


※閉店していました。たいへん残念です。跡地は立ち飲み屋です(2009/5、確認)。

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★八幡山駅(京王本線)

「さと」  実食日:2000/?

  改札を出て道路を渡ったガード下。他にあまり飲食店が見当たらないので、行けばすぐに分かるだろう。この店は7時〜14時までしか営業していないので、完全に朝食か昼食専用である。たぬきはインスタントで、仁丹のように小さく、固い。全メニューにほうれん草が乗っている点は評価できるが、全体的に、あまり使い勝手のいい店ではない。たぬき330円。


※閉店していました(2004/3確認)。

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「そば処 吉」  実食日:2004/1

  改札を出て左、甲州街道を渡って右、セブンイレブンの隣。改札から歩くと3分くらいかかりそうな場所にある。しかし、甲州街道に面しているので、比較的客の入りはいいようである。駅そばと言うより、車利用者のための店という観がある。ま、徒歩圏内だから、「駅そば」カテゴリーに入れても問題ないだろう。
  この店は、全体的にかなりレベルが高い。麺はモッチリ感が強い生麺。つゆはインスタントっぽさのないスッキリ系。油ものの具によく合いそうな味である。それでいて、たぬき310円と、値段も標準的。非常に弱点の少ない店である。唯一痛いのは、営業が16:30までに限られているということ。上記の「さと」といい、八幡山の駅そばは往生際がよすぎる。せめて17時くらいまで開けていてくれれば使い勝手がいいのに。この場所は私の現在の勤務先と下請先の中間に位置していて、しょっちゅう車で往復している。ちょうどいいおさぼりスポットを発見したものだ。

※2006/2、再食。特段の変化なし。

※閉店していました(2009/5、確認)。

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「ポンポン亭2」  実食日:2017/8

  改札を出て右、ガード沿いの路地を右折して1分、左側。昨年6月にオープンした新店。妙な店名だなと思ってググってみたら、以前に蒲田で「ポンポン亭」という居酒屋を営んでいて、こちらに移転してきたので「2」が付いているらしい。蒲田時代にはそばをやっていなかったのか、私の情報網には引っかからなかった。店内は狭く、厨房側を向いた椅子付きカウンター4席と、壁際に増設されたミニマムテーブル席が2人×2。
  ゆで場が奥まっていてよく見えなかったのだけれど、茹で時間から推しておそらく生麺の注文後茹で。少し粘着するもそばの香りはしっかりとあり、美味い部類だ。つゆは、うすくち醤油仕立て。少し濁りがあったのは、麺のすすぎが少々甘かったからだろうか。味覚的には、正直よくわからない。なぜなら、デフォルトでトッピングされる高菜の風味が勝ってしまったから。立ちそばで高菜をサービストッピングする店はかなり珍しい。嬉しいのだけれど、つゆの味も確かめたいので、できれば別皿にするか、あるいはつゆにドボンではなく天ぷらなどのトッピングの上に乗せてほしい。たぬきなし(天かすフリーのサービスあり)、かけに相当する「八幡山そば」が330円。
  実食は、名物になっているっぽい「とり天そば」430円。とり天(のみならず、天ぷら系はすべて)は注文後揚げで、少々時間がかかる。青のりをまぶした磯辺揚げ風で、鶏肉には生姜醤油と思われる下味がつけられていた。肉質は柔らかく、とても美味しい。そばにも合うけれど、ご飯に合わせたらもっと美味しく感じるかも。とり天そばには、とり天2個に加えてちくわ天(半分)も付いて、ボリューム感満点。高菜に加えて、ワカメもサービストッピング。この内容なら、430円という値段がだいぶ安く感じる。
  アイドルタイムと思われる平日の14時頃の訪問で、先客1・後客5。かなり賑わっていた。大半の人が、麺類(そば・うどんのほかラーメンもある)ではなくご飯ものを注文している。圧倒的な一番人気は、日替わりワンコインランチ500円(11:30〜14:30限定)。この日は5種類のなかから選択できるようになっていて、ずば抜けてチキン南蛮定食が売れていた。やっぱり、とり天が人気なんだな。隣の人が食べていたのをチラ見したのだけれど、ボリューム感がとてつもない。大きな皿にとり天が山のように盛られていて、ご飯もどんぶりで提供(大盛り無料なのだ)。これは、血気盛んな男子学生にとっては見逃せないメニューだろうなぁ。
  加えて、店員さんがとても可愛らしく愛想もよい、若い女性ときた(店主の娘さんで、昼だけ入っているそうです)。エプロン・三角巾姿で定食屋のテーブルを拭いている後ろ姿に向かって注文したら「はーい」と振り返るのがよく似合う感じ(妄想です。理解できなかったらすみません)。これは、男子学生が放っておかないだろうなぁ。八幡山あたりだと、明大生や日大生が多く住んでいるだろうから、学内ではかなり有名な店になっているのではないかと思う。私も、学生時代にこういう店に出会っておきたかった。私はというと、うつみ宮土理さんみたいなおばちゃんが看板娘を務める店にばかり行っていたからなぁ。こういう店で悶々とした経験が、30歳・40歳になってからきっと活きてくるはず。すごくいい店。店もお姉さんも、長く続けてほしい。箸はエコ箸。


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★千歳烏山駅(京王本線)

「深大寺門前そば」  実食日:2000/?

  西口歩20秒の商店街のど真ん中にある店。店内はあまり綺麗ではないが、ズラリと椅子席が並び、その配置もゆったりしていて好感が持てる。ここのそばは極太と言っていいくらいに麺が太く、食べごたえがある。それに反して、カイワレが乗っているので、この繊細な辛味も心地いい。味は水準以上である。たぬき310円。


※2007/12、再食。評価には変化ありませんが、麺は並の太さになっています。おにぎりやカレーライス、セットメニューがあることを確認。また、つゆのみでの販売もあります(220円)。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です(値−1点。2014/4、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。たぬきのみでの確認ですが、値段は変わっていません(2017/8、確認)。

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「箱根そば」  実食日:2007/4

  西口を南側に出て(改札出て右の階段を上がる)、正面(やや左)の路地に入ってすぐ左側。駅を出た時点で見えるので、まず迷うことはない。
  すべての要素はノーマル「箱根」と考えていいと思うのだが、若干ボリュームが多いように感じた。ただ、麺が少々茹ですぎ気味で水膨れしていたので、そのせいかもしれない。一応、ここでは感じたとおりに点数をつけておく。たぬき290円(ワカメ入り)。店員の愛想は◎。ペットボトル入りつゆの販売あり。


※値上げしていました。現在、たぬき330円です。値上げ幅が大きいように感じますが、消費増税直前はたぬき320円だったと思われます(値−2点。2014/11、確認)。

※改装し、この店舗も店名表記が「箱根そば」になりました(写真は左:旧、右:現)。確認に行ったのが遅くなっただけで、変わったのはそんなに最近のことではないと思われます。店名変更(「生そば 箱根」→「箱根そば」)とみなします。値段も上がっていて、現在はたぬき350円になっています(2017/8、確認)。

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「ファミリー」  実食日:2014/11

  南口を出て直進(線路沿いへ)、突き当りの商店街を右折、最初の路地を左折、また最初の路地を右折して30秒、左側。文字にすると面倒くさそうな場所に感じるが、駅歩2分くらいで、そう分かりにくい場所ではない。昭和の趣を感じるというか、大阪にありがちな雰囲気の店。厨房を囲むL字型椅子付きカウンターだけで、席数は8。
  麺はノーマル茹で麺で、あまり味がなく食感にも特筆すべき要素はない。つゆは、深みはないが塩加減がほどよく、茹で麺には合っていると思う(生麺には合わないと思う)。たぬきは天かすで、春菊や小エビの風味があって美味い。天ぷらは自家製と思われるが、店揚げではないようで大量に揚げ置かれている。たぬき350円(ワカメ入り)。変わりメニューに、肉ねぎ400円。実食は昼下がりの閑散時間帯だったが、結構利用者があった。マダム客が多かったのが印象的。カレー(ライス・そばとも)がよく売れていたので、美味いのかもしれない。次回以降に試してみたい。カレーライスは400円、カレーそば400円、ミニカレーセットは480円。ミニカレーセットがかなりお得に感じる価格設定だ。


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★仙川駅(京王線)
「富士そば」  実食日:2014/4

  改札(駅舎)を出て右、最初の角を右(線路超える)へ1分、右側。車がギリギリ通れるくらいの狭い商店街内にある。今年1月オープンの新店だ。チェーン店ではあるが、この駅に対象となる店がないのをずっと不思議に思っていたので、ありがたい。規模は小さく、半円形の椅子付きカウンター8席と、奥に立ち食いカウンターが3人分程度。
  麺は茹で置きだが、中太の角麺で歯ごたえがしっかりしていて美味しかった。「富士そば」の中では最上級の麺だと思う。つゆは富士そばスタンダードで、大きな特徴はない。たぬき370円(ワカメ入り)だが、店揚げしているかき揚げが美味そうだったので、この店ではかき揚げ390円の方がオススメか。変わりメニューに、ほうれん草380円、ゆず鶏ほうれん草400円あり。また、お得な設定の朝そば310円もある(5〜10時限定販売)。富士そばお得意の半円形カウンターはあるが、全体的な雰囲気といいおばちゃんの接客スタイル(自然な愛想の良さがある)といい、チェーン店っぽくない空気感で、好感が持てる。そば湯ポットあり。24時間営業。


※値上げしていました。現在、たぬき390円・天410円・ほうれん草400円・朝そば320円です。店舗オリジナルというわけではなく数店舗で扱いを確認しているものですが、店内手仕込みの鶏唐揚げを使ったミニ唐揚丼セット560円にちょっと惹かれます。唐揚は単品注文で麺単に乗せることもできます(2個160円)。また、俵おにぎり120円は他店舗で見たことがありません(2016/8、確認)。

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★つつじヶ丘駅(京王本線)
「高幡そば」  実食日:2004/4

  北口改札を出て右すぐ。ほぼ駅舎の一部と言ってもいいような店である。最近京王沿線でよく見るようになったチェーンで、明大前・分倍河原(未食)・高幡不動などにある。しかし、改札の外にあるのは、つつじヶ丘だけ。
  ここの麺は、「乾麺か?」と思わせるような、ちょっと粉っぽくてニチャッとするもの。ちょっと賛否両論ありそうな気がする。個人的には、このタイプは嫌いではない。たぬき320円。

※閉店していました。駅改修工事が「予定されているため」だそうです(2009/5、確認)。

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「万葉そば」  実食日:2012/4

  北口を出て右、駅舎1階外側。駅舎改築で上記「高幡そば」が閉店し、駅そば空位状態になっていたが、改築された駅舎にもしっかりと駅そばが入店してくれた。しかも、これがなかなかハイレベルな店ときた。フロアはそれほど広くはないが、テーブルと椅子付きカウンター、合わせて20席ほどある。
  麺は、乱切りの生麺で、二八そばを謳っている。香り・歯ごたえ・舌触り・のどごしのバランスがよく、たいへん美味しい。つゆは、やや辛めで出汁感は淡い。個人的には、もう少し出汁重視の方が好み。たぬきなし、かけ280円、月見330円、かき揚げ400円など。基本的にそばオンリーなのか、「うどん300円」というメニューがある。変わりメニューに、明日葉天そば400円(ワカメ入り)。これが特にオススメ。特大の明日葉天は注文後に揚げるため、歯ごたえはシャキシャキで、独特の青味が豊か。薬味のネギが邪魔に感じるくらいだ。これを400円で提供されてしまったら、街なかのそば屋は頭を抱える以外にないだろう。箸はエコ箸。そば湯ポットと、珍しい「かつおだしポット」がある。かつおだしは、そのまま飲んでもいいのだが、個人的にはつゆを少し割る利用法がオススメ。僅かに全体のバランスを乱している塩辛さが消え、出汁感が増して全体的にこなれたまろやかさになる。

※2013/5、再食。変わらず美味しいです。明日葉天は400円のままだったので、やはり保谷とは価格設定が異なる(保谷は430円)ようです。冷やしにも対応していて、割増なしです。

※2013/9、再食。値段等変わりません。このこだわりでこの値段、素晴らしいと思います。麺の歯ごたえを楽しむなら、もり(280円)がオススメです。穴子天そばが登場していました。630円と高値ですが、麺中盛り(半玉増し)のメニューとなっています。

※値上げしていました。現在、かけ・もり300円、かき揚げ430円、明日葉天430円です。かき揚げとは別に、野菜天480円があります。穴子天そばは終了していました。変わりメニューに、辛味つけそば600円があります。また、お品書きには豆乳カレーつけそばの表記がありますが、販売休止中となっています。11時まで限定のお得なメニュー・朝そば300円の設定があります(値−1点、付+1点。2014/11、確認)。

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★調布駅(京王本線・相模原線)

「一休庵」  実食日:2003/5

  学生時代には常連だった店。北口を出てロータリーを右回りに4分の1周したところにある。以前は、値段はアホみたいに高かった(たぬき470円)のだが、デフレの影響なのか、大幅な値下げを敢行した様子。現在は、かけ300円、たぬき380円である。それでも駅そばとしてはかなり高い方だが。値段が下がった分、質も落ちてしまったかなと心配していたのだが、味は相変わらず最高である。むしろ、たぬきに山菜が入るようになったぶん、評価をさらに上げなければならないほどだ。ほかに変わった点としては、店内の椅子席配置と券売機の位置くらいか。そば粉・そば殻販売も変わらず行っている。
  なお、この店は深大寺近くに本店を構える「一休庵」の分店で、東京都内では唯一、自家栽培自家製麺のそばを使っている店である。その店が質を落とさずに値段を落とした今、これ以上クオリティの高い駅そばが登場するのかどうか、甚だ疑問である。セルフの店としては、文句のつけようのない充実ぶりである。

※ 誠に誠に残念ながら、2003/10/19をもって閉店してしまいました(2003/10確認)。

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「ふくろう」  実食日:2012/4

  北口ロータリー沿い。中央口公共通路の階段を下りて、右すぐ。上記「一休庵」とほぼ同じような場所にある(厳密には、少し東にずれているか)。この駅は2003年に上記「一休庵」が閉店して以来、長らく駅そば空位状態が続いていたが、ようやくこの駅で手軽にそばを食べられるようになった。オープンは、2009年9月らしい。昼は駅そば、夜は串揚げ居酒屋になる店で、「カジュアルダイニング」を標榜している。それだけに、内装はなかなかオシャレだ。テーブル席と椅子付きカウンターがあるのだが、カウンター席の椅子は革張りのソファタイプで、キャバクラにありそうな重厚なもの。壁一面に焼酎の一升瓶がズラリと並んでいるのも、駅そばとしてはちょっと異様な光景。
  そばは、注文から出来上がりまで3〜4分ほど要する。どうやら、生麺を注文後に茹でている様子。期待して待ったのだが、ちょっと残念な結果になった。たぬき、入れすぎ! 半分、いや1/3でいい。全体的に油っ気が強くて、麺もつゆも味がよくわからなかった。それどころか、最後の方にはしっかりと胸が焼けてしまった。いい意味で印象に残ったのは、サービストッピングされるワカメが新鮮で歯ごたえが素晴らしかったことくらいか。麺の歯ごたえは悪くなかったし、つゆも見た目にはすっきりしていそうだったので、メニューを変えて再訪してみたい。たぬき400円(ワカメ入り)。麺類単品が高めなので、12種類あるミニ丼セット500円均一がかなりお得に感じる。箸はエコ箸。


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★府中駅(京王本線)
「元禄そば 江戸一」  実食日:2004/5

  府中駅の南側は非常にゴチャゴチャしているので、地理的説明がかなりしんどい。一応説明しておくと、改札を出て左、「府中市政情報センター」の向かいの階段を下りて、右。突き当たり(「大野屋履物店」前)を右、お茶屋(「茶金」)と菓子屋(「みどりや」)の間の路地を左へ10m、右側。こう書くと遠そうだが、駅舎を出てからは歩いて1分もかからない。
  こういうゴミゴミした場所にある店は、当たり確率が高い。ここも、麺は太めの生麺でコシと喉ごしが素晴らしく、目一杯盛ってくれるつゆも水準以上。さらに、揚げ物系がイチオシ。カラッと揚がっていて、つゆに浸してもすぐには溶けない。ネギフリー、配膳つき(空いている時だけかも)と、サービスも上々。土地柄、店主と常連客が競馬談義をしているのもまた一興。弱点の少ない、いい駅そばである。たぬき330円。


※値上げ(たぬき330→350円)していました(2008/11、確認)。

※2013/12、再食。駅前再開発のため、移転しています。現在は、大国魂神社方面出口(一番西側の出口)を出て直進(道路渡る)、ガードの北側の路地に入って30秒、ガード下にあります(写真は左:移転前、右:移転後)。駅からは近いですが、競馬場からの帰りに寄りにくくなってしまったのが残念。
  椅子付きカウンターのみで、フロアはそれほど広くありませんが、席数は20以上あります。基本的にはセルフの造りですが、実食時には全員に配膳していました。麺は、独特なぬめりと弾力がある生麺で、舌触りが滑らかなのが特徴。つゆは濃いめ。麺とつゆの相性は良いと思います。ネギと梅干がフリーです。たぬき350円。代わりメニューに、だるまそば600円がありますが、サンプルを見た限りでは組み合わせメニューのようです(味−1点、ボ−1点、付+1点)。

※現写真を昼間のものに貼り替えました。値段が上がり、現在はたぬき380円になっています。だるまそばは600円で据え置き。内容は、天+玉+山菜+焼き海苔のようです。また、元禄そば500円というメニューもあり、こちらは玉+山菜+焼き海苔のようです。ジャンボ天ぷらそば580円というのもありました。麺も天もジャンボになるようです(値−1点。2015/12、確認)。

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※分倍河原駅は、その他JR1に掲載。
★中河原駅(京王本線)
「まつみや」  実食日:2009/3

  改札を出て正面。厨房を囲む椅子付きU字型カウンター1本の店。
  この店のそばは、麺にちょっとした特徴を感じた。乱切りというほどではないのだが、太さに微妙なばらつきがある。食感は「コシがある」というよりも「弾力がある」という感じで、個人的には面白くて好き。つゆはだいぶ甘みが勝っているが、胸が焼けるほどではない。天は店揚げなのだろうか、薄っぺらいけれどもサクサクした食感は○。かけというメニューは品書きに入っていないが、たぶん頼めば280円で作ってくれるだろう。たぬき330円、天380円など。ラーメンやカレーライスも各種扱っているが、それぞれ500円〜、530円〜と、割高な印象。コストパフォーマンスで考えれば、そば・うどん単品の方が勝っているように思う。


※閉店していました。跡地は「ちよだ鮨」です(2013/4、確認)。

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「正の家」  実食日:2015/12

  駅を出て、大きな歩道橋で大通りを渡って右へ1分。新府中街道沿いにある。路地入口の角地なので、よく目立っている。厨房を囲む椅子付きカウンター10席と、小上がりになったテーブル席が2人×5。ただし、椅子付きカウンターのうち2席は荷物置き場として潰されていた。席数は多いがなんとなく手狭で、ゴチャゴチャした印象。実食が昼時で、子ども連れのファミリーなどが居合わせて騒々しかったということもあって、あまり落ち着かなかった。夜は居酒屋になる二毛作店。
  麺は、袋入りの茹で麺。まぁ、どうということもない。つゆはかなり色が薄く、やや甘めの味覚。出汁をあまり感じなかったのは、小鍋でひとりぶんずつ沸かしたつゆがぬるかったからだろうか。これがとても残念だった。たぶん、70℃くらいだったと思う。ぬるいと香りが立たないのでね、85〜90℃くらいがベストだと思う。たぬきは、小エビ風味のある揚げ玉。香ばしくてまずまずの印象だが、自家製の天を店揚げしているだけに、天かすで出してほしかった。ただ、その天も、かなり揚げオーバーのように見受けたが。
  最高のパフォーマンスで出せればこの食材でもそこそこまとまったものにできそうなのだが、オペレーション面での不手際というかモタモタ感が味を落としてしまった印象がある。その原因は、たぶん厨房内に入っている2人のおばちゃんの連携がうまくいっていないことにあると思う。昼時で忙しいということもあるのだろうが、ややテンパり気味で、厨房内を忙しなく動き回っているわりになかなか手が動かない。私が入店した時点で出来上がり待ち客が5人いた(つまり、私は6番目だった)のだが、どういうわけか私のたぬきそばが一番最初に出てきた。隣の作業服姿のオッチャンなど、カレーセットのカレーだけ先に出てきてかけそばが出てこず、その間に私のたぬきそばが割り込んだ(それでも、このオッチャンは怒りだすことがなかった。器の大きな人だ)。状況の把握がきちんとできていない様子。一朝一夕で改善するのは難しいかもしれないが、券売機を置くというのも検討してはどうかと思う。現状では口頭注文→おばちゃんが手書きで伝票に記入というムダっぽい作業が発生してしまっているので。それから、2人の店員の作業分担もある程度決めておくと良いと思う。2人揃って茹で場に行ったり、2人で注文伝票を奪い合ったりしていたので。ひとりは受渡しが中心、もうひとりは麺・つゆが中心、トッピングなどはフレキシブルにと分担しておけば、もう少しスムーズになるのではないか。オープンしてから、まだ日が浅いのかな。今後、オペレーションが洗練されてくることを期待しよう。たぬき330円。箸はエコ箸。


※閉店していました。跡地は、「びんびん亭」というラーメン店です(2017/9、確認)。

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★聖蹟桜ヶ丘駅(京王本線)
「そば桜」  実食日:2004/5

  東口改札を出て直進、モール街の出口左脇。まだ新しい店で、外観・内装ともにピッカピカ。女性一人でも気軽に入れる雰囲気がある。
  ここの一番の特徴は、麺。全体的に色白なのだが、粗挽きのそば殻が入っているので斑模様になっている。白地に黒の水玉模様というか。形状は、比較的太めで、平麺。これがほどよい歯ごたえを出していて、なかなかに美味い。わかめ入りで、たぬき350円。ただし、これでもたぬきはかなり割安な設定。天450円、きつね400円など、全体的にはかなり高い印象。また、七味唐辛子が受け渡しカウンターにしかないのはいただけない。各テーブルに常備してほしい。


※2010/2、再食。そば殻の斑模様はあまり目立たなくなっていましたが、味覚的には高水準を維持しています。値段等、変化なし。七味は、相変わらず各席にはありません。また、ワカメは、食感的に生ではなく乾燥ものを使っていると思われます。サービストッピングではありますが、ちょっと残念。

※閉店していました。跡地は、パスタ&ピッツァの「ドナ」です(2015/12、確認)。

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「蕎・BACARO」  実食日:2015/12

  ちょっと分かりにくい場所にある。東口を出て、クラウン街を抜けて道路を渡ってから右へ。ガード脇を含めて2本目の路地を左に折れ、すぐのY字を右に入って1分、右側。川崎街道の一本裏手。基本的には立ち飲み屋だが、ランチタイムにそばを提供。当サイト基準に照らして微妙な価格帯だが、上記「そば桜」が閉店して現状では対象となる店が他にない駅になっているので、特例を適用。椅子付きカウンター8席と、立ち食いテーブルが2つ。現金先払い制。お品書きが店内にしかないのがちょっと残念というか、客を逃していそうで勿体ない感じがする。場所がら、あまり流しの客を念頭に置いていないのだろうか。ちなみに、店名は「ソ・バーカロ」と読む。
  麺は、生麺の注文後茹で。重厚な質感がある麺で、少々粘着するもののそばの香りもあり、たいへん美味しい。つゆは、カツオ系の出汁が優しく香る。酸味はあまりなく、上品で万人に好まれそうな感じ。比較的色は淡いが醤油の香りも感じられるし、雑味がないのも嬉しい。たぬきは、意図的に作ったようにも見える天かす。粒の大きさにばらつきがあるのだが、小さな粒もサクサク感が残り、個人的にはかなり好みなタイプ。たぬき440円という高値だけあって、総じてレベルの高い一杯だった。基本的に昼はそば・うどんのみの提供なのだが、常連客は昼間から飲んでいる。昼のスタッフで対応できる範囲内であれば、臨機応変に酒類やつまみ類も提供している様子。箸はエコ箸。

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★高幡不動駅(京王本線・動物園線、多摩都市モノレール)
「高幡そば」  実食日:2004/4

  京王改札入って左。規模の小さい店で、6〜7人で満席。その割りに、入れ替わり立ち替わりで結局いつも混んでいる。郊外住宅地駅だから、昼よりも夜の方が混むのかな(実食は19:00くらい)。
  さて、この店は味覚的な特徴は乏しい。可もなく不可もなくといった印象。パーツ別に見れば、麺もつゆも具も、水準級には達している。特にケチをつけるような要素はない。何か1つ、秀でたパンチが欲しいところだ。たぬき320円(ナルト入り)。


※閉店していました(2006/1、確認)。

※新駅舎完成後、見事復活していました(2013/4、再食確認)。京王改札内コンコース(改札入って左)にあります(写真は左:旧、右:現)。席配置は壁際に椅子付きカウンター6席、フロア中央に立ち食いカウンターが6〜8人分くらい。椅子付きカウンターは、「混雑時には椅子席3名+立席1名利用となります」と注釈あり。
  麺は、食べた感じでは「茹で麺かな?」と思ったのですが、生麺茹で置きとの貼り紙が出ています。茹でたて希望者には、可能な限り対応するとのこと。たぬきなし、かけ300円、天380円など。変わりメニューに、明日葉天400円があります。ただし、揚げ置きです。生麺を使い、明日葉天も用意するとなると、「万葉そば」との色分けがちょっと曖昧になるような気がしますが……。その他、そば粉の産地情報開示、手書きの宣伝ポップなどがたくさんあり、店内を眺めていて飽きないです。細かいところで、他店が参考にできそうな部分が多々あると思います。箸はエコ箸(値−1点、付+3点)。


※かけ300円は値段据え置きですが、天は400円に上がっています。明日葉天は、現在420円。たぬきという既成メニューは今もありませんが、かけ300円+単品揚げ玉60円で再現可能です。前回訪問時の写真を見返すと、この時点ですでに揚げ玉50円があり、再現可能でした。見落としです(値−1点。2015/2、確認)。

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★長沼駅(京王本線)
「山田うどん」  実食日:2012/5

  駅を出て右へ2分、北野街道を左折して1分、左側。駅歩3分ほどかかるのだが、駅周辺に建物があまりないので、駅を出ればもう右前方に見えている。駐車場のあるドライブインタイプの店だということもあってフロアは広く、椅子付きカウンターやテーブル席に加えて座敷も完備している。配膳付きで、精算は後払い(伝票制)。
  そばは、あまり味のない茹で麺に、あまり深みのないつゆ。個々の要素はあまりハイレベルではないかもしれないが、相性がいいのだろうか、不思議と食後に物足りなさは残らない。このチェーンではつい最近までたぬき300円だったのだが、値下げしたようで、現在は240円(ワカメ入り)。これがかけに相当するメニューになっている。天(340円)は大判で、なかなか食べ応えがある。ご飯ものとのセットメニューも多数設定されているのだが、いずれも値段が高い。ミニ丼ではなくフル丼とのセットだからだろう。500円以内でミニ丼とのセットを用意すればいいのに……と思うところだが、ドライブインタイプの店ではあまり需要がないのだろうか。


※旧写真には高看板が写っていませんが、少々デザインが変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき280円になっています。天は現在390円。値段を上げたり下げたり、なかなか苦心している様子がうかがえます(値−1点。2015/6、確認)。

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★北野駅(京王本線)
「越後そば」  実食日:2012/12

  改札を出て左前方。近年エキナカに進出するケースが多く見られるチェーン店が、京王沿線にも進出していた。店舗数はまだまだ少ないが、JR・都営地下鉄・西武・京成など、いろいろな会社線でエキナカ展開している。北野店は、外から見ると広そうに見えるが、奥行きがなく、フロアは手狭。椅子付きカウンター8席と、立ち食いカウンターが4〜5人分。
  このチェーンでは生麺を使用しているはずで、実際に「生そば」の表記があり、そば湯ポットもあるから生麺を使用しているのだろうが、食べてみた印象としては茹で麺っぽい食感だった。とてもではないが、東京駅や飯田橋駅の店舗と同じ麺を使っているとは思えない。大久保とは同じ麺かな、と思うが。茹で加減の違いで、ここまでの差が出るものなのだろうか? つゆも、東京駅や飯田橋駅とは違うような気がする。このチェーン特有のすっきりした甘みが少なく、全体的に淡い印象だった。ただ、麺とつゆの相性は良いようで、物足りなさは特に感じなかった。丼が大きく、つゆをたっぷり注いでくれるのだが、最後まで飲み干せる。たぬきは揚げ玉だが、小エビ風味で美味しい。たぬき350円。箸は割箸・エコ箸併用。


※移転・改装していました(写真は左:旧、右:現)。現在は、改札を出て右手、階段の裏にあります。旧店舗の跡地は「北乃ラーメン」というラーメン屋です。「北乃ラーメン」もクレア店舗なので、わざわざ「越後そば」を移さず階段裏に「北乃ラーメン」を新規オープンすればよかったのではないか、との見方もできますが、フロア面積の都合でしょうか。移転後の方が格段に広くなっているので、「越後そば」の方が客数を見込めると判断したのではないかと推察します。値上げして、現在はたぬき360円になっています。
  なお、先日小平駅の店舗では「カレー南蛮」の「南蛮」がマジックで塗りつぶされていましたが、こちらでは「カレー南蛮」のまま存続しています。内容が違うとは思えませんが。やはり、小平ではクレームに個別対応したということでしょうかね……。朝定食2種各370円の設定があるほか、券売機に「おつまみ」というボタンがあります。酒類も豊富にあり、ちょい飲みに使えそうな店です。フロア面積を広げたのも、どちらかというとちょい飲み客向けなのかもしれません(値−1点。2015/6、確認)。


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★狭間駅(京王高尾線)
「ゆで太郎」  実食日:2015/6

  駅を出て目抜き通りを2分、信号(イトーヨーカドーの角)を左折してすぐ左側。駅からまずまず近いのだが、駅からいくと全然目立たない場所。完全に地元住民相手という感じだ。店舗名は「狭間店」。客席は、テーブル席が4人×2と、椅子付きカウンター14。
  どうもこの店舗で使っている麺は、他店舗とは異なるようだ。麺は茹でたてだったのだが、つなぎが弱くてプツプツと切れ、短い。食後に、つゆの底に麺の切れ端がたくさん沈んでいる。製麺室があったのでちょっと覗いてみたが、典型的なロール式製麺機で特殊な機種ではなかった。素材の違いなのか、切り置き時間の問題なのか。ちなみに、受渡口にそば湯ポットがあるのだが、こちらも他店舗よりもだいぶ濁りが強かった。つゆはゆで太郎スタンダード。たぬきは、2005年頃のゆで太郎で一般的に用いられていたタイプ。形の丸い、やや油の主張が強い揚げ玉だ。加えて、無料券で追加したコロッケまで都内店舗とは別物だった。こちらの方が肉厚で衣が薄く、タネがネットリしていてコロッケとして美味しい。値段はFC型の他店舗と共通。たぬきなしでかけ320円に揚げ玉が入る。朝11時までは朝定食2種各360円と朝そば2種各330円があり、揚げ玉フリーになる。タカノツメと一味は受渡口にあり(七味のみ各席にあり)。箸はエコ箸。都心から離れているからだろうか、ちょっと独自色を感じる店舗だった。北海道とか九州の店舗はどうなんだろうか? 興味が湧く。


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※渋谷駅は、山手線7に掲載。
★神泉駅(京王井の頭線)

「いずみそば」  実食日:2003/10

  改札を出て左の階段(北口)を降り、左から2本目の路地を1分。UFJ銀行の隣にある。写真を見れば分かるが、半地下の店舗なので、非常に分かりづらい。UFJ銀行という目印がなければ、立地の説明が非常に難しい。
  この店は、麺はまずまず水準級なのだが、つゆにやや問題がある。というのは、舌をピリピリと刺すような刺激があるのだ。唐辛子の辛さではない。私の舌では、化学調味料としか感じられない刺激だ。これを好む人もいるのかもしれないが、私の口にはあまり合わない。たぬき330円。


※閉店していました。跡地は和食屋になっています(2009/5、確認)。

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★浜田山駅(京王井の頭線)
「富士そば」  実食日:2016/1

  駅を出て右へ10秒、右側。昨年末にオープンした新店。京王井の頭線の途中駅は駅そば不毛地帯だったので、ありがたい新規出店だ。浜田山は、比較的マイナーな駅。急行が停まる永福町や久我山の方がよかったのでは? と見る人もいるかもしれないが、私はよく考えられた出店地だと思う。というのも、浜田山駅は出口が1カ所しかなく、駅利用者の多くが「富士そば」の前を日々通るのだ。まぁ、「富士そば」だったら永福町の井の頭通り沿いあたりに出店してもやっていけそうな気はするが。客席は、テーブル席が中心。2人掛けと4人掛け、合わせて16席ある。プラス、椅子付きカウンターが6席。立ち食いカウンターはない。厨房の向かいあたりに2階へ上がる階段があるのだが、2階はトイレのみで客席はない。
  麺は、見込み茹で。茹で置きがなくなって、注文が入ると3人分くらい茹でるオペレーション。客の入り具合にもよるが、あまり待つことなく茹でたてに当たる確率が結構高い。ありがたいオペレーションだ。その麺は、断面が偏平形をしたタイプで、食感が軽め。最近このタイプの麺を使う店舗に出会っていなかったので、てっきり完全撤廃したのかなと思っていたが、使っている店舗がまだあるようだ。このタイプの麺は茹で損ねor茹で置きにより食感が極端に損なわれてしまうので、扱いが難しい。見込み茹でのオペレーションといい、ずいぶんとチャレンジ精神が旺盛な店舗だと見受けた。つゆは、最初だけカツオがツンと香る「富士そば」スタンダード。たぬきは、中粒の揚げ玉。店頭に天ぷらは「特製フライヤー使用」の幟が立っていたので、天かすで出てくるものだと思っていたが。特製フライヤーとやらは、天かすが出ない仕様のものなのだろうか。たぬき390円(ワカメ入り)。店舗オリジナルは、これといって見当たらず。券売機のカツ丼490円のボタンに「スープ付き」と書かれているのだが、「味噌汁」ではないのだろうか(吉祥寺店でカツ丼を食べた時には、味噌汁が付いた)。それとも、このあたりも店舗ごとに違うのだろうか。興味深い。朝そば320円のほか、朝天玉320円という設定がある。24時間営業。「ふじ酒場」あり。つまみには、カツ煮300円、揚げそば200円、フランク2本200円。だんだん、ふじ酒場のつまみメニューにも店舗の個性が出始めている。個人的には、嬉しい傾向だ。


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※吉祥寺駅は、中央線4に掲載。
※永山駅・多摩センター駅は、私鉄3に掲載。
※高尾駅は、中央線4に掲載。


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