東京・私鉄6
(東武各線)

現在、50軒掲載(うち27軒は、閉店確認済)
※池袋駅は、山手線1に掲載。
★北池袋駅(東武東上線)
「白山」  実食日:2004/8

  駅を出て左へ1分、右側。北池袋駅は駅そばなどなさそうな小さい駅で、繁華街の範囲も極めて狭いのだが、よくよく探せば駅から割と近いところにある。たぶんこの店、昔は駅そばではなく高いそば屋として営業していたのではあるまいか。随所にその名残と思われる部分がある。まず、メニュー。客席はL字型カウンターだけなのだが、その要所に2つ折りのメニューが置いてある。それから、座席は座布団付きの割と大きな椅子。そして、カウンター上に灰皿あり。代金後払い制。
  しかし、今ではたぬき300円と、れっきとした駅そば価格で提供している。天も300円。かなり量があるので、値段・ボリューム重視の人には喜ばれそうだ。ただ、味はイマイチか。麺はポソポソしていて、つゆも画一的な味。そして、麺もつゆも具も、全体的にぬるいのがいただけない。


※閉店していました。跡地は、居抜きでラーメン屋です(2011/7、確認)。

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★大山駅(東武東上線)

「ごん平」  実食日:2001/12

  南口改札からアーケードの商店街を2分、雑踏のど真ん中にある駅そば。椅子席はあるが、ごくごく小さな店で、5人入ったら身動きがとれなくなる。味の方はまずまずで、たぬきもちゃんとした“天カス”が出てくる。また、関西風だしつゆの「浪花そば」(400円かな?)が好評。ちょっと一見さんには入りづらい雰囲気のある店なのだが、駅そばマニアにはこれがたまらない。


※値段が上がったようです。現在は、たぬき390円です(値−2点。2009/4、確認)。

※2015/1、再食。タイミング的に、ハズレを引いたかもしれません。麺はぬめりが強烈ですすぎ不足(すすいでいない?)と思われました。つゆも、塩気が妙に強く、出汁感・深み・余韻が負けていました(味−1点)。たぬき390円、値段据え置きです。消費増税に伴う値上げはありません。なにわは現在430円です。きしめん490円もあります。自宅から一番近い立ちそばなので、頑張ってほしいです。

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「富士そば」  実食日:2002/9

  南口改札を出てすぐ目の前にある。山手線・中央線系に多い「富士そば」とは雰囲気から味から全部異なり、同チェーンとは思えない。建物に「東武商事」と書かれているので、FC店だろうか。見た目や味にはこれといった特徴はなく、すべて平均点の無難な駅そば、という感じ。加点材料といえば、ご飯もの(カレーなど。丼ものはない)があるというくらいかな。椅子席もなく、あまりゆっくりと落ち着ける店ではない。たぬき310円。

※2013/6、再食。少し値段が上がっていました(たぬき310→320円)。麺は生麺ですが、茹で置かれた麺が大きなカゴにこんもりと入っていたので、茹で置き時間が長いと思われ、食感も茹で麺のように柔らかいです。朝10時まで限定の「朝そば」(300円)にお得感があるほか、店舗オリジナルのメニューもいくつか用意されています。精算システムは相変わらず現金制で、「富士そば」の中ではかなり異彩を放っている店舗となっています。内外装等ほとんど変わっていませんが、従来掲載していた写真がよくなかったので、貼り替えました。

※2015/12、再食。値上げして、たぬき370円になっていました。朝そばも310円になっています。夕そば310円の設定もあります。実食は、天380円。麺は、注文後に茹でていました。ただ、2〜3人分まとめて茹でていたので、タイミングによっては茹で置きになりそう。注文後茹でと見込み茹での中間くらいのスタンスでしょうか。他の「富士そば」では感じたことがないザラザラした舌触りが特徴的。ルックスは近いですが誤差という感じではないので、他店舗とは違う麺なのではないかと推察します。つゆも、他店舗とはレシピが違いそうです。色が濃く、昆布出汁が前面に出た風味。他の「富士そば」店舗よりも、ガツンとくる味覚です。天は、懐かしい感じのフニャ天。近年「富士そば」では嵩のあるかき揚げが主流になってきていますが、大山店ではジャンク路線を地で行っています。スペース的に、フライヤーを入れることができないのでしょう。
  唯一のエキナカ店であること、立ち食いカウンター5人分くらいのみであること、大山特選そば410円の設定があることなど、どこをとっても異端色を感じる店舗です。ついでに言えば、暖簾も「富士そば」らしからぬものに変わっていました(写真は左:旧、右:現。味+1点、値−2点、付+3点)。


※値上げしていました。現在、たぬき390円です。朝そば・夕そばは320円に、天は410円に、大山特選は450円に上がっています。「富士そば」きっての異端店舗でしたが、ベースメニューの価格設定は標準的になりました(2016/1、確認)。

※2016/1/31付で閉店していました。昭和56年から、30年以上続いていたんですね。残念です。「富士そば」は目下、フロアの狭い旧型店を潰して、より集客力のある広い代替店舗を近隣にオープンさせるスクラップ&ビルドを盛んに行っています。キャパの小さな店舗は経営効率が悪いということでしょう。立ち食い専門の「富士そば」はどんどん稀少になっていきそうです(2016/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2005/6

  南口を出てハッピーロード(アーケードの商店街)を直進2分、2つ上に記載している「ごん平」の3軒隣。間口が狭くて奥にも狭い、小型の「富士そば」である。
  最近このチェーンでは、妙に細くて平たい生麺を使う店が増えてきているのだが、ここでは食べ応えのある中太生麺を使っている。やはり、生麺はこのくらいの食感を出して初めて加点材料になると思う。ワカメ入りのたぬきは330円。なお、店内には冷水機が2つあるのだが、一つは客席側を、もう一つは厨房側を向いている。厨房側の冷水機は「店員用なのかな」と思っていたら、これ、実は「給そばつゆ機」だった。もり系のつゆは冷や冷やなのかも(未食につき、不明)。


※2015/8、再食。一時は閉店として扱っていましたが、移転(店舗名は「ハッピーロード店」で同一)でした。現在は、ハッピーロードの向かい側、少し駅寄りで営業しています(写真は左:移転前、右:移転後)。24時間営業で、たぬき380円です。今回は、この手の店では珍しい茶そば360円を試してみました。茶そばというと抹茶を練り込むのが一般的だと思うのですが、この茶そばはどちらかというと煎茶(粉茶)のような風味に感じました。最初のひと口でよく香り、その後だんだん香りを感じなくなっていきます。それでも、この価格帯なら満足の内容でしょう。特異な麺での再食のため、味の評点は据え置くことにします(値−1点、衛+1点、付+1点)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。茶そばは終了していました。店舗オリジナルは、冷し煮浸しなすおろし410円と茄子カレー南蛮440円に変わったようです(こちらも期間限定との記載あり)。「ふじ酒場」が始まっています。共通系以外のつまみに、煮浸しなす100円、肉ぬき150円、肉玉ぬき210円があります。「茄子」というひとつのアイデアから3つのオリジナルメニューを設定するあたり、効率が良いと思います。他店が参考にできる工夫でしょう(付+1点。2016/1、確認)。

※2017/2、再食。ミニかつ丼セット560円をいただきました。ミニかつ丼は、肉2切れなので、肉も半分ということになります。丼の半分にしか肉が乗っていないという、ちょっと見た目に貧相でした。玉子がやや煮すぎだったものの、味は悪くないんですけどね。これなら、同額設定のミニひれかつ丼セットの方がよさそうです(訪問時に、ハッピーロード店にミニひれかつ丼セットはなかった)。

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「十八番」  実食日:2014/11

  上り列車で行くか下り列車で行くかによって、最寄り出口が異なる。上りの場合は、北口を出て左、突き当り(眼鏡市場前)を左折、最初の路地(大山薬局の角)を右折して30秒、右側。下りの場合は、南口を出て右、突き当りを右折(線路渡る)、線路沿いを含めて3本目の路地(大山薬局の角)を左折して30秒、右側。北口・南口どちらからでも2分ほどだ。商店街のメインストリート(大山遊座)に面していないので、ちょっと目立たない場所だ。大山遊座からの入口に小さな立て看板が立っているが、これも目立たない。店舗脇にある幟を大山遊座からの入口に立てられればよいと思うのだが……。現状では、流しの客はほとんど入らないだろう。今年8月にオープンした新店で、基本的には立ち食いカウンター10人分くらいのみだが、実食時にはスツールが2つ出ていた。このほかに奥の壁際に3つ立てかけてあったので、最大5人までは座って食べられるようだ。待ち時間が長めの店なので、スツールは確保したい。
  麺は、注文後に茹でる生麺。細麺なのだが、茹で時間が結構長め。先客が2人以上いる場合には、5分以上の待ち時間を覚悟しよう。細麺だから歯ごたえはそれほど強くないが、風味は良い。つゆはあまり香らず、余韻もない。「淡い」の一言で、つゆだけで見ればちょっと物足りない。が、麺との相性は悪くないと思う。かけ290円、たぬき380円(ワカメ入り)。たぬきは天かすで、ちょっと入れすぎ。出来上がった瞬間にゾッとしたくらいだが、案外胃にも胸にももたれなかった。油がよいのかな。店のイチオシは納豆(単品90円)のようで、店内のあちこちに貼り紙が出ている。各種天は自家製で、かき揚げが3種類ある。貝柱かき揚げ(単品190円)あたりは面白そうだ。朝6時から開いている早起き店で、夕方(17:30)以降は立ち飲み屋に変身する。すぐ近くに別の立ち飲み屋もあり、どうやらこの界隈は夜の方が賑わう場所のようだ。あと、1点だけ注意。出入口の鴨居がやたら低いので、身長175p以上の人は、特に出るときに頭上注意。カウンターパンチを食らいます(食らいました)。


※閉店していました。跡地は、コインパーキングです(2015/12、確認)。

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「そば吉」  実食日:2014/12

  北口を出て右へ1分、右側角地。今月オープンしたばかりの新店で、まだ店内外に「祝開店」の花輪が置かれていた(半分しまってあるような状態)。上記「十八番」に続く大山駅の新店オープンということになるが、十八番もこの店も、駅周辺のメイン動線から少々外れているのが気になる。流しの客はあまり入らなそうな立地なので、いかに地元住民の支持を集めるかがカギになるだろう。その意味でも、夕方以降を立ち飲みタイムにしているのは正解だと思う。自宅から近いことだし、今度飲みに行ってみようかな。それにしても、商店街が発達している街には立ちそばがよく似合う。厨房を囲む椅子付きカウンター(約10席)がメインで、出入口脇にわずかに立ち食いカウンターが増設されている。が、立ち食いカウンターは混雑時には利用しにくくなりそうな位置なので、稼働することはほとんどないのではないかと推察。ちなみに、店名の読み方は「そばよし」ではなく「そばきち」。
  麺は、ザラザラ感がありつゆがよく絡む茹で麺。わりと軽めの食感。個人的には結構好きなタイプだが、「本格」からは遠い。つゆは、バランス派。ひとつの方向に偏らず、ソツがない感じ。たぬきは市販の揚げ玉で、エビ風味あり。たぬき340円。券売機のボタンが少ないので、たぬき・きつね・わかめ・ざるが同じ食券になっている。厨房に出すときに「そばで」だけでは通じない。これといった変わりメニューはないが、ミニかき揚げ丼セットやミニカレー丼セットがワンコイン(500円)の設定になっているのは嬉しい。箸はエコ箸。


※値段等、特段変化ありませんが、新メニュー・ポテそば450円が登場していました。富士そばで扱い終了して下火になるのかと思いきや、じわじわと裾野が広がっているようです。ここからもうひと踏ん張りして定着したら、現在一般的に扱われているメニューの草創期に思いを馳せることができそうで面白いですね(付+1点。2015/12、確認)。

※2016/2、再食。かけ280円+かき揚げ100円を実食しました。麺・つゆの印象は特に変わっていません。かき揚げは高さのあるタイプで、注文後に揚げていました(揚げ置き用の設備があるので、閑散時対応だと思われる)。具材は9割タマネギ、1割ニンジン。衣が薄く、タマネギのシャキシャキ感を残しています。サイズが大きいですが、油の質が良い(新しい)ようで、嫌な甘だるさや胸が焼けるようなことは皆無でした。揚げ終えてから麺を湯通しして盛り付けるので、その間に油もしっかり切れています。なかなか好印象でした。

※閉店していました。跡地は、「串一」という立ち飲み屋です。「そば吉」も夜は立ち飲み屋として営業していましたので、言ってみればランチタイムのそば営業がなくなった、という感覚ですね。いろいろと期待を持てる要素のある店だったので、残念です。薄利多売型の商売をするには、ちょっと場所がよくなかったでしょうか(2016/11、確認)。

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「宮下」  実食日:2016/3

  ちょっと分かりにくい場所にある。北口を出て左、突き当り(大山遊座商店街)を右折して30秒、三井住友銀行ATMの角を左折して1分、左側。この店から徒歩10分ほどの場所に15年以上住んでいるのに、これまで存在に気づかなかった。税務署へ行くときに毎回通る道のすぐ裏手で、気まぐれで通る道を変えてみたら見つかった。地元でもこういうことがあるのだから、まだまだ未認識の店が全国にたくさん隠れていそうだ。自宅の1階部分が店舗という造りで、さらに「宮下企画」という看板が掲げられていることから、何かの事務所も兼ねている様子。店内は一杯飲み屋の雰囲気で、椅子付きカウンター8席がメイン。奥の方にテーブル席もあるようだ。ご夫婦の経営だろうか、一見客にも気さくな語り口で接してくれてとても居心地が良い。この手の店にありがちなアウェー感は皆無だ。店頭にはもり・かけ300円、てんぷら400円、昼定食580円しか表示がないが、実際にはほかにもいろいろな種物がある。客の多くは、そばではなく昼定食が目当ての様子。夜(17時以降)は居酒屋になり、そばも食べられるものの全品100円増しになるので注意を。
  麺は、注文後に茹でる生麺。ちょっと芯が残り、固かった。ほどほどに粘着。茹でがアンダーだったかもしれない。つゆは見るからに色が薄い。関西風なのかと思ったが、飲んでみると味の淡い関東風という感じだった。ちょっとのっぺりとしていて奥行きのない味で、微弱ながらちょいと気になる刺激臭がある。たぬき350円。訪問が昼前(11:45頃)で、昼定食に使うのであろう惣菜の準備で忙しく、たぬきも天ぷらも今は用意できない(コンロが全部ふさがっている。ということは、天は自家製店揚げか)とのことだったので、きつね350円を実食。きつねは自家製なのだろうか、味付けが優しくて美味かった。三角形のものを2枚乗せる。つゆがちょっと残念な感じではあったが、麺は状態が良ければもっと印象は上がっていただろうし、自家製の天も気になるところ。今回の一杯をもってすべてを判断するのは早計だろう。次回は少し時間帯を変えて、天かたぬきを食べてみることにしよう。


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「文殊」  実食日:2016/10

  西口改札を出てすぐ左側。上記「富士そば(大山店)」の跡地。先月オープンしたばかりの新店。看板を付け替えただけで、店舗の造りは「富士そば」時代のまま。もちろん狭さも変わらずで、厨房と対面する立ち食いカウンターのみ。5〜6人くらい並べるのだけれど、背後スペースが狭いため混雑すると奥の人はかなり出づらくなる。水も取りに行きづらくなる。冷水機脇に陣取る客が、奥の人の水を汲んであげて、リレー方式で渡すといった人情シーンがみられる。
  麺は、注文後に茹でていた。例によって芸術的な細麺で、細いわりにしっかりとした歯ごたえがあって、適度なザラザラ感があって舌触りも心地よく、とても美味しい。つゆは、カツオ出汁が前面に香る、やや辛めのもの。酸味もあるが、旨味・コクの中に内包されている感じで、エグい感じはしない。上品ながら味の方向性がしっかり定まっていて、麺との相性も良いと思う。たぬき390円。直近で行った店舗としては、成増店と同じ価格設定で、浅草橋店よりも10円高い設定。天(かきあげ)や春菊も390円なので、この店ではたぬきを注文する必然性なし。というわけで、実食は春菊。春菊天は揚げ置きで、衣の薄い、全体が深緑色をしたタイプ。つゆに浸かるとすぐにグズグズになる。春菊天はグズグズになっても美味しく食べられるものだとは思うけれど、つゆに浸かっていない部分にもシャキシャキ感がないのが個人的にはちょっとマイナスポイントか。もう少し衣を厚くつけてもよいのではないかと思う。変わりメニューに、岩のり440円がある。レパートリーは成増店よりもやや少なく、特に天ぷらの種類が少ない。なす天・えび天・いか天といったところがメニュー落ち。また、ほうれん草・合鴨山菜なども落ちている。厨房の狭さゆえ、致し方ない部分だろう。朝そば340円・朝定食440円がある旨の貼り紙が出ているが、券売機にボタンなし。現金対応ということか。


※2017/1、再食。月見そば360円を試してみました。卵は、先乗せ。熱いつゆを卵の上から注ぐので、白身が凝固し、細かく拡散してつゆがだいぶ濁ります。卵の旨味がつゆに伝播して、「文殊」の命とも言えるカツオ出汁があまり香らなくなってしまいます。卵を後乗せにするか、つゆの温度を少し下げた方が、「文殊」の良さがより活かされるのではないかと感じました。

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★中板橋駅(東武東上線)
「まん丸亭」  実食日:2006/12

  北口を出て左、すぐ右側。今秋にオープンしたばかりの、新しい店。椅子席なしで立ち食い専門だが、新しいだけあって内装には清潔感がある。東長崎といい本蓮沼といい、2006年は私の生活圏内の駅に新規駅そばがたくさんオープンしてくれた。そのトリを飾るのが、この店だ。
  この店の麺は冷凍麺で、こんにゃくのように透明感のある色合いが印象的。味覚的にどうということはないが、歯ごたえは良い。ほんのわずかに饐えたような臭いがあったのは、たぬきが原因だろうか。いかにも「やっと自分の店を出して夢が叶った」という感じの、人のいいおじさんの経営で、仄温かい雰囲気が心地いい。「まだ地元の人々にも知られていないようで、あまりお客さんが入らない」と言っていたが、なにしろ競合店がない駅だから、軌道に乗るのは時間の問題だろう。地元店でもあるので、応援したい。たぬき360円。

※早速閉店していました(2007/9確認)。なんだかなぁ……。

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「せんねんそば」  実食日:2009/5

  北口を出て右、突き当たり(踏切端)を左斜め前へ折れて左側2軒目。今年3月にオープンしたばかりの新店。とはいえ、内装は前のテナントのものをそのまま使用していると思われ、さほどピカピカな印象はない。厨房機器も同様。ただ、リフォームはされているようで、店内に入った瞬間に、接着剤の臭いなのか塗料の臭いなのか、鼻を刺すような刺激臭に襲われた。時間の経過とともに消える臭いであればいいのだが、ここでは衛生点を1点引かせていただく。
  麺は生麺で茹でたてに当たったのだが、風味は「茹で置きでも同じかな」という印象。食感はコンニャクのような弾力があり、ちょっとコシを出そうと意識しすぎているかなという気がする。たぬき300円で、冷やし同額。かき揚げが3種類ある(グリーン・海老・ゲソ)のが個性発揮ポイントか。


※たぬき300円、据え置きです。かき揚げはやはり3種類ありますが、「グリーン」→「野菜」に変わっていました。野菜だけ360円で、「海老」と「げそ」はともに390円です。500円以下のセットメニューが5種類あるなど、使い方次第で満足度がかなり上がりそうな店です。変わりメニューに五目そば450円がありますが、写真を見た限りトッピングは温玉+きつね+たぬき+ワカメのようです。温玉ほうれん草390円というメニューもあります(2014/11、確認)。

※閉店(「小粋そば」化)していました(2015/11、確認)。

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「小粋そば」  実食日:2015/11

  北口を出て右、踏切端を左斜め前に入ってすぐ左側。上記「せんねんそば」の跡地。間口が狭くて奥に長い造りで、内装は「せんねんそば」時代と変わっていない。看板を付け替えただけだろう。客席は、4人掛けテーブル席が2つと、椅子付きカウンターが10席。
  味の方は、「せんねんそば」時代からちょっと変わっている。麺は、生麺の茹で置きと思われる。妙にツルツルした舌触りで、いわゆる「コシ」はない。稲荷町の同名店とは印象がだいぶ違う。つゆは、比較的淡めで甘みが射しているタイプで、「せんねんそば」時代とあまり印象が変わらない。稲荷町とも似ている。そして、稲荷町とは決定的に異なるのがたぬきだ。稲荷町では既製品の揚げ玉だったが、こちらでは粒の細かい天かすがトッピングされた。ややゾル化するのが気になるところではあるが、全体の味覚バランスはこちらの方がとれている。たぬき380円。値段は全体的に「せんねんそば」時代からだいぶ上がっている。かけ280円に対して種物が高い設定になっているので、この店での狙い目はかけかセットもの(生姜焼き丼セット550円あたりか)だろう。また、内容未確認だが朝定食350円の設定がある。「せんねんそば」時代と変わらない内容だとしたら、なかなかの高コスパだ。冷水機の脇にそば湯ポットあり。


※2017/1、再食。値段等、変わっていません。コスパ最強の「サービスセット」500円を試しました。内容は、チキン南蛮丼セットでした。フルサイズのそばと、ミニサイズながらご飯も具材もてんこ盛りでフル丼に近いボリューム感のあるチキン南蛮丼、そしてお新香が付きます。そばに関しては、特段の変化なし。チキン南蛮丼は、ご飯の上に千切りキャベツを敷き詰め、大きな鶏唐揚げ(食べやすいサイズに切ってある)にタルタルソースをかけたものを乗せます。大手チェーン店で出したら650円くらいしそうな内容です。味覚的に、タルタルソースがやや平たいので、粗挽き胡椒を加えると味に厚みが出てもっと美味しくなるかなとは感じましたが、現状でも十分満足できます。特に腹ペコ君にはオススメです。
  12:45くらいの訪問で、先客5・後客6。後客のうち5人は、サービスセットを注文。横綱級の売れ筋メニューになっています。常連でボリューム感が分かっている客でしょうか、「ごはん半分で」と注文している人もいました。日々内容が変わるのでしょうか? 近くを通るたびにチェックしてみようと思います(ボ+1点、付+1点)。


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★ときわ台駅(東武東上線)

「ほていや」  実食日:1999/?

  南口階段を下りて右手にある、小汚い店。椅子席はあるが、かなり窮屈な造りだ。ここの特徴は、とにかくつゆの味。かなりきついクセがある。まず、見た目からしてギョッとしてしまう。色が薄く、かといって関西風の薄口醤油の色でもない。そして飲んでみると、これがまた薄い! 薄いし、味そのものもなんか変。イカかタコから出汁をとっているんじゃないかと思うような味で、かなり好き嫌いが分かれそうな気がする。値段は、天が350円、たぬきなし。


※閉店しています(2009/4、サイトリニューアル時確認)。

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「あづま家」  実食日:2002/9

  北口の階段下、交番の並びにある。純粋な駅そばではなく、普段は居酒屋兼日本蕎麦屋。朝10時までに限り、セルフサービスの駅そばとなっている。しかし、実際には朝から飲んだくれオヤジが居座っているのだが。ここの特徴は、つゆが美味い。さすがは日本蕎麦屋というべきか、インスタント特有の固さのない、上品な味なのだ。しかし、麺は今一歩。たまたま茹ですぎたのか、妙に柔らかいのだ。歯ごたえもコシもない。つゆの美味さを相殺して、まあ平均点だ。たぬき300円。

※閉店(和菓子店化)していました(2010/12、確認)。

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「ときわ朝日」  実食日:2013/2

  南口を出て左へ1分、右側。小さな写真でも雰囲気は伝わると思うのだが、店頭に掲げられているメニュー一覧を見て、「なんだ!? この種類の多さは!」とビックリする店。お世辞にも広いとは言えない厨房で、よくもまぁこれだけ多くのメニューを用意できるものだと感心する。店内は狭く、椅子付きカウンターが主体。10人入れば満席、といったところか。
  麺は茹で麺で、特にどうということもない。しかし、つゆとの相性が良く、総合印象は良かった。そのつゆは、濃い。甘さ・辛さ・出汁の香り、いずれも強め。関西風を選択できる旨の表示があるが、黙っていると関東風になる(実食は関東風)。各種天は自家製で、ケースの中に多種並んでいるので、実物を見て選ぶことができる。変わり天ぷらとしては、魚肉ソーセージ天、しめじ天などがあった。たぬき330円。自家製天ぷらの店なので、たぬきは当然天かす。紅しょうがの風味が前面に出ていたが、これはタイミングによって変化がありそうだ。天ぷら以外では、ネギ(シラガネギ)390円という変わりメニューがある。ラーメンやご飯ものも多数用意しており、セットメニューも豊富。看板に「絶対にお得な」と記載されているとおり、セットメニューの中にはかなりお得に感じるものもある。マーボーライスセット500円あたりが狙い目か。
  味・メニュー構成・全体コンセプトのいずれにおいても、かつて池袋にあった「のとや」や、池袋に現存する「君塚」に近似しているように感じる。店主は強面ながら人当たりがよく、たいへん明るい。「客を大切にしよう」といううわべだけではない気持ちがストレートに伝わってくるので、ぜひまた食べに行きたい。というか、自宅からわりと近いので、ちょいちょい立ち寄ることになりそうな予感がする。


※麺類単品の値段は据え置きですが、ご飯ものやセットメニューがだいぶ上がってしまいました。マーボーライスセットも、580円になっています。ただ、定食メニューの価格は据え置かれているので、現時点では麺類単品か定食が狙い目かもしれません。ごまソーストンカツ定食580円あたりは割安に感じます(2014/11、確認)。

※2016/2、再食。つゆの濃さは相変わらずです。しかし、麺は変わったようです。調理シーンを見ませんでしたが、おそらく生麺茹で置き。モチッとした食感で、そばの香りはあまりありません。今回は、桜海老天400円を実食。桜海老天は特大サイズで、厚さも4cmほどあります。食べやすいようにとの配慮でしょうか、4つにカットされています。揚げ置きでサクサク感はなく、お好み焼きのような食感。ピンク色に見える物体の8割は、紅生姜です。少々桜海老も入っていますが、紅生姜の香りの方が圧倒的に勝っています。だから、味わいもまたお好み焼き風。とってもジャンクな一杯でした。このくらい徹底してジャンク路線を行くのなら、生麺ではなく茹で麺のままの方がよかったのではないかと感じます(味−1点)。
  店内には、防腐剤等の食品添加物が体に与える害悪についての貼り紙がたくさん掲出されています。その上で、「当店の中華そばのスープには添加物を使っていません」と書き添えられています。「じゃあ、そばつゆは?」とツッコミたくなりましたが、その質問はヤボななのでしょうか。


※2017/1、再食。値段等、変わっていません。店内に、そばつゆについても「化学調味料不使用」の貼り紙が出ていることを確認しました。使用材料も羅列してあります。「果糖・ブドウ糖」が入っているのがちょっと気になりましたが。
  今回は、舞茸天440円を試してみました。麺は前食時と同じで、おそらく生麺。池袋「君塚」とは違う麺です。つゆも、特に味は変わっていません。相変わらず、濃いです。舞茸天は、かき揚げ状に成形してあるものでした。箸でほぐしやすいので食べやすいですが、個人的にはブロック状の姿揚げの方が好みです。細かく刻んでかき揚げにすると、どうしても舞茸に特有のジャクッとした歯ごたえが損なわれてしまうので。
  訪問は平日の12:30頃で、先客4・後客1でした。この店はフロアがとても狭いうえ、ちょっと無理をして椅子を置いているので、先客が4人いるとかなり窮屈。すれ違いができないほど通路が狭く、受渡しも大変。昼時は椅子を撤去した方がいいような気もしますが、それだとテーブルやカウンターの高さも変えないといけない(現状では、立ち食いするには低すぎる)ので、難しいでしょうか。出る頃(12:45くらい)にはだいぶ空いてきたので、時間帯を選ぶのが最善かもしれませんね。


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★上板橋駅(東武東上線)

「けごん」  実食日:2000/?

  北口階段下、左手にある。東武鉄道に多いチェーンで、量の少なさとつゆのマイルドさが特徴の店である。おにぎりやカレーなどのご飯ものも充実しているが、いかんせんそばは量が少ない。そば1杯で一食にしようとするならば、大盛りにする(100円増し)必要がありそうだ。衛生面は良好、席の配置にもかなり余裕がある。たぬき280円。


※ ボリュームアップ、サービス拡充していました(ボ+2点、サ+3点、付+2点。2004/12、確認)。サービスは日替わりで、以下のとおり。
 月・水・金……たぬき(280→)200円、コロッケカレー(450→)290円。
 火……天(350→)250円、カツ丼(490→)400円。
 木……月見(290→)200円、たぬき(280→)200円、焼肉丼(490→)400円。
 土……ちくわ天(320→)220円、カツ丼(490→)400円。
 日……きつね(300→)210円、焼肉丼(490→)400円。


※サービスがさらに向上していました。たぬき200円&コロッケカレー290円は、毎日です。この店、すごい(サ+2点。2005/12、確認)。

※2007/9、再食。特段の変化なく、「毎日サービス」も継続しています。コロッケカレー、超オススメです。290円でかなりのボリューム。付け合わせの漬け物も、3種類あります(食べ放題)。

※閉店していました。跡地は牛丼の「吉野家」ですが、この店は駅そば価格で十割そばを提供しています(2010/3、確認)。

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「吉野家」  実食日:2010/3

  北口階段下。上記「けごん」の跡地。基本的には牛丼屋なのだが、青看板の吉野家はそばも扱っているので見逃せない。テーブル席と椅子付きカウンターがあり、システムは完全セルフ。いわゆる「吉野家スタイル」ではない。食券を渡すと番号札を渡され、出来上がったら「○番でお待ちの方〜」と呼ばれる仕組み。そもそも、食券制という時点で吉野家らしくない。
  そばは、北海道幌加内産のそば粉を使用した生麺、それも十割そばを注文後に茹でる。太さが揃っていない乱切り麺だ。風味が非常に強くて美味しいのだが、食感の方はほとんど歯ごたえがなかった。十割そばの最大の弱点が見事に露呈しているように感じる。歯ごたえを望むなら、もり系の方が無難かもしれない。いずれにしても、このあたりが廉価な十割そばの限界点なのか。いや、これはまだ道半ばの試験段階で、今後さらなる完成度を追究してくれるものと信じたい。つゆは、これといった特徴を感じないけれど、麺の風味を殺さない味・香りではあると思う。たぬき(天かす)とそば湯はフリー。かけ330円、温玉390円、かき揚げ430円(ワカメ入り)などがあるが、メニューの種類は決して多くはない。なお、吉野家は24時間営業のイメージが強いのだが、この店舗は深夜営業をしていない。


※メニューや値段が大幅に変わっていました。現在は、かけ250円、たぬき300円です(値+2点)。麺は乱切りではなく、太さの揃った麺に変わっています。たぬきというメニューが設定されたので、当然ながら天かすフリーのサービスは消滅しています(そば湯は継続。サ−1点。2010/10、再食確認)。

※そばを扱わない店舗「築地吉野家」に変わっていましたので、当サイトでは閉店扱いとします(2012/10、確認)。吉野家の十割そば、苦戦傾向でしょうか。

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「庭カフェ(28Cafe)」  実食日:2014/11

  南口を出て左(線路沿い)へ1分、右側。パチンコ店「ガーデン上板橋」内。パチンコ店内にそば・うどんを扱う軽食店が入っていることは珍しくないが、価格的に当サイトの対象外になることが多い(本来のコンセプトから少々外れるため、この手の店には特例を適用しないケースが多い)。そんな中、この店はしっかりと対象価格におさめている。フロアは細長く、テーブル12席と椅子付きカウンターが10席くらいある。「庭」という文言には、普通なら「20」という数字を当てそうなものだが、ここでは「28」を当てている。「不敵な笑みを浮かべているカフェ」というイメージを持ってしまうのは私だけだろうか。
  この店は、つゆが印象深かった。色は薄いのだが甘みが強い。鼻にも喉にも香らず、余韻もないのだが、口の中で転がすと猛烈に香る。こういうつゆにはあまり出会った記憶がない。好きかも。麺は、角がないツルツルタイプで、歯ごたえも弱く、主張がない。ちょっと残念な感じ。エッジか歯ごたえか、どちらかがあればかなり印象が変わると思う。「味」には4点をつけたが、麺にもう少し主張があれば5点をつけていただろう。かけ280円で、きつねも280円。かき揚げ400円という価格構成を考えると、きつねは380円の間違いなのではないかという印象を受ける。そば・うどんメニューは決して多くない(他に、ラーメン・丼もの・定食などがある)のだが、その中にじゃこ天400円が入っているのが驚き。もちろん試してみた。じゃこ天は異様に大きく、異様に表面が綺麗。「これ、揚げてあるの?」という感じ。食感は、さつま揚げのような弾力がある。小骨のジャリジャリ感は多少あるものの、明らかに都会向けにアレンジされたものだ。しかし、風味は悪くなかった。
  スタンプカード制度あり。1食につき1つ押印、スタンプ10個で任意のメニューが無料になる。ただし、400円以上の注文でないとスタンプが押されないので、注意。そばメニューでスタンプが押印されるのは、かき揚げとじゃこ天のみ。また、毎週月曜の17時以降には、カレーライスが100円になる(通常400円)というかなり無茶なサービス設定がある。小かけそば180円と合わせれば、280円でお腹いっぱいになるだろう。これはお得だ。「数に限りがありますのでご了承ください」との表記があるのがちょいと気になるが……。


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「いおり」  実食日:2014/12

  南口を出て、線路と垂直方向の路地(商店街のゲートをくぐる)を30秒、左側角地。それほど新しそうな構えではない(むしろ古そうに見える)のだが、ここにこの店があった記憶がない。これまでに10回以上は通っているところなのだが。間仕切りはビニールカーテンのみの準露出店。店内は狭く、立ち食いカウンターのみ。パッと見ると3〜4人くらいで一杯かなと思うところだが、実は厨房と並行に3列並ぶことができ、7〜8人くらい入れる。基本的には食券制のようだが、実食時には券売機が故障中で現金制だった。常連客が多く、店主と客が名前で呼び合い、世間話で盛り上がっている。一見客にとっては、やや入りにくい雰囲気があるだろうか。
  この店のそばは、なかなか特徴のあるものだった。麺は極太の茹で麺。うどんほどの太さがあり、微妙に太さが揃っていない。うどんのようなモチモチ感はなく、また甘みもない。まぁ、普通の茹で麺を単純に太くしたような印象だ。個人的には、わりと好きなタイプ。つゆは、醤油の風味が前面に出ている。濃いめだが、この麺に合わせるにはもっと濃くてもいいと思う。もっとも印象深いのが、天ぷら。とにかくサイズがでかい。「また胸が焼けるパターンかな」と思ったが、油切れがよく、意外ともたれない。油の質もよいのかもしれない。ゆるめに作ってあるのでつゆにほぐれやすいのだが、タマネギがシャキシャキしていて、ほぐれてもそれなりに美味しく食べられる。この天ぷらのトッピング価格が80円(かけ280円、天360円。天単品だと100円)というのは、もはや奇跡の域。たぬき(天かす)フリー。麺類以外では、カレーライス350円にお得感がある。


※閉店していました。跡地は、エゴマ油などを扱う健康食品店になっています(2016/1、確認)。

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「富士そば」  実食日:2016/12

  南口を出てすぐ目の前。普通自動車が通るのもやっとというような狭い駅前にある。ロータリーも広場もない駅前だから、南口を出入りする人はほぼ例外なくこの店の前を通るわけで、とてもよい立地だと思う。客席は、テーブル席が2・4・2、椅子付きカウンターが13。今月17日オープンの新店舗。平日13時頃の訪問で、先客10人以上、後客6。たいへんにぎわっていた。上板橋はなかなか立ちそばが長続きしない街で、空位に近い状態(上記「庭カフェ」があるが、駅利用者の認知度は低いだろう)になっていただけに、待望されていたのだろう。住宅地の駅だけあって、客層も幅広かった。オフィス街の店舗に比べて、女性や高齢者が多い印象だ。さほど広くもないフロアにわざわざテーブル席を入れたのは、正解だと思う。
  麺は、常時ゆでの状態だった。興和物産の麺で、歯ごたえ・風味とも平均的。オープン直後のオペレーション不備はなさそうだ。つゆは、カツオがしっかりと香るものの、ごくりと飲むとあまり感じない。舌や喉よりも、鼻に香る出汁。たぬき390円(ワカメ入り)。たぬきは揚げ玉で、「少し多めかな」という程度でさほど極端ではなかった。店舗限定メニューは特に見当たらず、味も含めて「平均的な富士そば」という感じ。たまたまかもしれないが、煮干しラーメン450円がよく売れていた。近くにラーメン屋はたくさんあるのに、わざわざ富士そばでラーメンを食べている。平均的なラーメン屋で食べると高くつくから、「安さが一番」ということかと思いきや、「福しん」よりは少し高い設定(「福しん」は、商店街を少し進んだ先にある)。安さと立地の良さが、両方合わさって強みになっているということか。箸はエコ箸。


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★東武練馬駅(東武東上線)

「けごん」  実食日:2000/?

  南口改札を出てすぐ左手。かなり広く綺麗な店で、ズラリ並んだ椅子席は30近くある。そして、トイレ完備というのも嬉しいところだ。あまりトイレのある駅そばはない。味や値段に関しては、上記の上板橋の「けごん」とまったく同じ。ただし、夕方になるとそばが売り切れているというケースが目立つ。たまたま私が行ったときに限って、なのかもしれないが。


※閉店していました(2006/10確認)。

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「釜釜ごえもん」  実食日:2011/3

  北口を出て右へ1分のイオン板橋店内、1階フードコート。計5軒の飲食店が連なるフードコートの、奥から2軒目。看板には「釜めし&うどん」と記載されていて「そば」表記はないが、うどんメニューはすべてそばに対応している。客席は5軒共通で、膨大な数。100席をゆうに越える。先払い制で、支払時にバイブレーターを渡され、それを持って席で待つ。商品が出来上がるとバイブレーターが作動するので、カウンターに持っていって商品と交換。高速道路のSAや日帰り温泉施設の大広間食堂などでよくある受渡方法だ。
  麺は、冷凍と思われる。コシがあるといえば褒め言葉だが、若干不自然なモチモチ感。つゆは、関西風。鰹出汁がやや強めに出ている感じはするけれど、まずまず上手く関西風を再現できていると思う。麺の食感が少し気にはなるが、味覚的には麺とつゆの相性がよく、総じて水準以上と言えると思う。ネギはもちろん青。たぬきなし、きつね390円(カマボコ入り)。箸はエコ箸。


※閉店していました。フードコートが3階に移転し、テナントの入れ替えがあったようです(2013/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2015/11

  北口を出て右へ10秒、左側。上記「釜釜ごえもん」が閉店して以来空位になっていた東武練馬に今年9月にオープンした、待望の新店だ。「富士そば」、これはファインプレーだろう。比較的コンパクトな店舗で、客席は椅子付きカウンター14席。
  麺は見込み茹でというか、茹で置きが全部はけてから、客が入ると数人分まとめて茹でるというオペレーションのようだ。客が入店すると、食券を出す前に茹で始めているので、うどんを選択されたら茹で置きになる、ということか。茹で加減はほぼジャストですすぎも完璧に行われており、新店とは思えない手際のよさだった。つゆは「富士そば」スタンダードで、やや淡く感じるものだったが、ほどよく余韻があり物足りないとは思わなかった。たぬきは、粒が細かいもののゾル化せず、形が残るタイプ。たぬきを見た限り、この店舗ではかき揚げを店揚げしていないように思える(店揚げであれば、成型済みの冷凍物か)。たぬき380円(ワカメ入り)。朝そば310円の設定あり。冷水器脇にそば湯ポットあり。24時間営業。
  トピックスをひとつ。一部店舗(現在のところ東武練馬店を含む8店舗)限定だが、「富士そば」がちょい飲みの「ふじ酒場」を始めている。もともと「富士そば」にはビール(一部店舗ではハイボールなどもある)を扱っていたのだが、つまみがなかった。「富士酒場」では、安価なつまみや「天ぬき」(天ぷらそばの麺抜き)を扱う。8店舗全てで確認したわけではないが、東武練馬店に関して言うと、生ビールは280円で、2杯目以降は200円。天ぬき110円。つまみは、枝豆など4種がある(各200円)。つまり、生ビールを3杯飲んで、天ぬきと枝豆をつまんでも1000円でお釣りがくるという計算になる。これは格安だ。また、生ビールとつまみ2種がセットになったお得なほろ酔いセット(580円)の設定もある。このプロジェクトは、一大勝負になりそうだ。当たるか否かによって、「富士そば」のみならず業界全体の未来が占われるような気がする。


※値上げしていました。現在は、たぬき390円です。朝そばは320円。変わりメニューに、けんちんそば450円がありました。なお、従来は付加価値を5点としていましたが、その後「ふじ酒場」がそれほど珍しいものではないということが分かってきたので、「付-2点」とします。(2016/3、確認)。

※2016/6、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には3:45頃)。先客3・後客4で、意外に感じるほど需要がある様子です。酔客が多く、注文したまま眠りこけてしまう(出来上がっても受け取りに行かない)人もいました。「ふじ酒場」対応店舗なので飲みに来る人が多いのかなと思いきや、全員がそば客でした。店員さんは1人での対応。かなり忙しそうです。今回は、冷やしピリ辛鶏ねぎ450円を試してみました。麺の硬質な食感が心地よく、温かいピリ辛鶏ねぎよりも美味しいですね。というか、以前に食べた町田店のピリ辛鶏ねぎに比べ、ラー油がずいぶん上質なものになっていました。経時変化なのか店舗間の違いなのかは、今のところ未確認。薬臭さがなく、ちゃんとゴマ油が香るラー油です。ちょっと蛇足だと感じたのは、ワカメとワサビ。ワカメは極端に邪魔という感じではありませんが、プラスにはならないのでわざわざ乗せる必要なし、という感じ。一方、ワサビはない方がいいです。ラー油と合いません。ラー油の香りを邪魔して、むしろマイナスになります。デフォルトで乗せるのではなく、欲しければご自由にどうぞと受渡口付近に置いておく方がいいと思います。

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★下赤塚駅(東武東上線)

「一乃門」  実食日:2000/?

  南口を出て、狭い路地を挟んだ向かいにある店。お世辞にも綺麗とは言い難く、店内も狭い。椅子席もない。昔ながらの駅そばという雰囲気を色濃く残している店だ。ここの特徴は、大豆の味がするつゆ。醤油は大豆からできているのだから、これは不思議なことではないのだが、醤油の味ではなく大豆そのままの味がするのだ。しかし、決して不味くはない。たぬきなし、天330円。割と安い。変わりメニューとしては、キムチそば(380円)がある。


※閉店(居酒屋化)していました(2010/12、確認)。

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「田舎そば」  実食日:2004/10

  北口を出て、右を見ながら直進していればすぐに見つかる。立席カウンターだけの店で、足元にも食材やら何やらが置いてあって、雑然としている。まぁ、食べるに困るほどではないが、可能ならもう少し片づけてほしい。
  ここのそばは、全体的に「六文そば」の味に似ている。特に、「香ばしさ」を前面に出した揚げ物がそっくり。その上、たぬきには小エビがたっぷり入っているので、なおのこと香ばしく感じる。「六文」はほぼ山手線周辺にしかないのだが、「六文」の味が恋しい東上線民は、ここに行くといい。たぬき300円。値段も「六文」に同じ。


※閉店していました。やはり、下記「むさしの」に負けましたか(2007/9確認)。

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「むさしの」  実食日:2005/7











  北口を出て、ちょっとした広場を突っ切り、放置自転車をかき分けて正面。同名の店が西武線沿線に数軒あるが、味を見た限りチェーン店ではなさそう。
  ここでは、生麺をタイマーで茹で時間管理して出している。ところが、茹であげた麺をそのまま丼に入れ、つゆを注いでしまう。普通は、茹でた後に一度水洗いして引き締め、それから改めて湯通しするものなのだが。そういう麺だと言われればそうなのかもしれないが、結果としてニチャニチャと歯にまとわりつくような食感になってしまっている。ちょっと勿体なく感じた。たぬき300円。
  なお、この場所は上記「田舎そば」から10メートルほどであり、真っ向勝負になっていると思われる。生麺使用ということが分かった瞬間、「勝負あり!」かなと思っていたのだが、この完成度だとまだまだ勝負の行方は分からない。


※値上げ(たぬき300→340円。値−1点)していました。また、暖簾が変わって、ちょっと垢抜けた感じになっています(写真は左:旧、右:現。2009/6、確認)。

※暖簾が変わり、少し渋い印象になっていました(写真は右端が最新)。どうでもいいようなことですが、写真を見ると換気扇が設置されたことが分かります(移動しただけかも)。現在の値段は、たぬき320円です。値下げされたということになるのですが、もしかしたら前回訪問時の記録ミスかもしれません。2009年訪問時にお品書きの写真を撮っていないので、いまいち自信なし。ミニカレーは280円ですが、麺類とセットにすると90円引きになるため、かけそば+ミニカレーは460円とお値打ちです。かけそば+フルカレーでも570円です。朝9時まで限定の朝そば320円があるほか、11〜15時限定のランチ(A350円、B550円)、15時以降限定の夜のサービスセット(A550円、B650円)があります。9〜11時以外は、常になんらかの時間帯限定サービスがあるということになります(値+1点、付+1点。2014/12、確認)。

※閉店していました。まだ看板は残っていましたが、出入口がブルーシートで覆われている状態で、シートの上にたこ焼き店の求人チラシが貼られていたため、改装の可能性はなく閉店と判断します(2015/8、確認)。

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「どん亭」  実食日:2012/8

  北口を出て右前方すぐ。2つ上に記載している「田舎そば」の跡地。正確に言うと、「田舎そば」の跡地と、その隣にあったテナントの跡地を併合してオープンしている。だから、結果的に上記「むさしの」と隣り合う形になった。一時的に上記「むさしの」が覇者となって落ち着いた下赤塚に、再び熱い競争の火が灯された。客席は、厨房を囲む椅子付きカウンターのみ。
  味覚的には、ずいぶんと歯ごたえが強い茹で麺に、塩気が勝っているつゆ。本格路線を行く「むさしの」とは対照的に、ジャンク路線を突き進んでいる感じだ。これはこれで、需要が二分されていいのかもしれない。たぬき300円。天は薄っぺらく、やはりジャンク路線だが、海老の香りが強く、悪くない。焼肉ライス(450円)が名物になっているのは、成増の同名店と同じ。夏季限定の変わりメニューに「氷そば」(350円)があった。要するに、「冷やし」に氷を入れたもの。キンキンに冷たいのだろう。素麺みたいで面白いが、つゆがすぐに薄くなってしまいそうな気がする。


※値上げしていました。現在、たぬき330円です。焼肉ライスは、450円で据え置かれています。一番の勝負メニューなのでしょう。ミニそば付のセットは600円、焼肉ライスをミニにしたセットは550円です(値−1点。2015/7、確認)。

※2017/1、再食。名物の焼肉ライス450円をいただきました。肉は脂身の多い豚肉で、注文後に鉄板で焼きます。適度に焦げ目があり、香ばしくてなかなか美味しいですね。昔に比べて肉の量(枚数)が少し減ったような気がしますが、値段が据え置かれているので、消費増税分ということでまぁよしとしましょう。
  朝9時まで限定の「朝そば」の設定あり。「きつね+ワカメ+温玉」という内容で、350円。確かにお得ではありますが、たぬき330円より高い設定になっているのがちょっと。内容はもう少しシンプルでいいから、価格を安く設定してくれるとありがたいです。


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★成増駅(東武東上線)

「だるま」  実食日:1999/7

  改札を出て右手、売店などが並んでいるところにある。間口が狭いので見落としがちだが、白地に青の達磨マークが目印だ。東武沿線に多いこのチェーンの特徴は、量が少ないこと……。お子さまそばのようなモノが出てくる。多少値段を上げもいいから、まともな量で出してほしいものだ。たぬき280円。


※改装していました(写真は、左:旧、右:現)。そばも劇的に変わっていて、味覚的には「笠置そば」に近い感じになっています(味−1点、ボ+2点)。値上げしていました(たぬき280→290円)。店名も、「達磨」→「だるま」と、微妙に変化していました。2005/11確認。

※閉店していました。跡地は「比沙家」という焼き栗の店です。最盛期には東上線沿線に5軒以上あった「達磨」ですが、成増店の閉店をもって滅亡となりました。残念です(2013/2、確認)。

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「どん亭」  実食日:2003/6

  南口を出てすぐ右に、昭和の面影を色濃く残した、渋めの駅そばがある。喧噪と湯気が蔓延する店内は雑然としており、食券販売機などあるはずもない。この雰囲気は、好きな人と嫌いな人とがはっきりと分かれそうだ。メニューは、既製品もあるのだが、基本的にはそばかうどんを選択してトッピングを指定するタイプ。値段は、かけ220円、たぬき300円、天320円。たぬきはインスタントなので、値段構成を考えると、この店でたぬきを頼む要素はない。オススメっぽいのは、山菜300円。ご飯ものでは焼肉ライス450円が人気。肝心の味は、麺は柔らかめで、つゆはかなり甘め。上記「達磨」の方が味は勝っていると思うが、ボリュームを加味すれば、こちらを選択する余地もある。


※2005/11、再食。薬味が青ネギ(浅葱)でした。

※2006/4、再食。春菊天(320円)は大判で、オススメです。


※2006/12、再食。きつね(300円)のほかに、あげ(270円)があります。あげは味の付いていない油揚げ(芯がなくてカチカチに固いが、つゆに浸すと柔らかくなる)が入ります。関西の「きざみ」に近い存在。値段のわりに見栄えがよく、オススメ(付+1点)。

※2008/9、再食。ネギが白に変わっていました。ちょっと残念。カレーセット(570円)はそばもカレーもフルサイズ。ボリュームたっぷりで味噌汁付きです。

※2015/7、久々に再食。たぬき330円に値上げされていました。天350円、山菜・きつね330円、カレーセット600円です。名物の焼肉ライスは450円で据え置かれています。2006/12の再食記事にある「あげ」は、だいぶ前に終了しています。この「スカスカの油揚げ」は他では見たことがないものだったので、残念です。今回は、天玉400円を実食。天は大判のお好み焼き風食感で、春菊の主張が強いです。春菊天は別にある(350円)ので、天には春菊を入れない方がよいような気がしますが。暖簾が変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。なお、成増駅は現在駅舎改築中。この店はギリギリ難を逃れた感じでしょうか(値−1点)。

※2016/3、再食。外観・メニュー・値段等に変化はありませんが、麺が一新されていました。生麺(冷凍かも)化されています。少々粘着するものの、歯ごたえはずいぶん増しました。ただ、つゆとの相性などを考えると、茹で麺の方がよかったような気がします。間もなく当駅改札内に「文殊」がオープンすることから、対抗措置なのかもしれません。この決断が、従来の味が好きだった客が離れるきっかけにならなければいいですが……。

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「文殊」  実食日:2016/3

  改札を入って正面。今月オープンしたばかりの新店だ。小型店舗が多いイメージの「文殊」だが、成増店はとても広い。テーブル席が2人×5・4人×2、椅子付きカウンターが12、立ち食いカウンターが8人分くらいある。改札内の駅そばとしては異例の広さと言っていいだろう。乗換駅でもない成増駅でここまでの需要があるのかと少々不安に感じるほどだ。
  味覚的には、両国をはじめ各地に点在する「文殊」と同等の印象。芸術的な細麺を、注文後に茹でる。細いわりにしっかりとつながっており、香りもしっかりと感じられて美味しい。厨房内にそば粉の大袋が見えたのだが、もしかして店内製麺しているのだろうか。つゆは、カツオがしっかりと香り、醤油の香ばしさも凛と主張する。甘さは控えめで、上品でとても美味しい。余韻も長く続く。たぬき390円。かき揚げも390円で同額なので、かき揚げを実食。かき揚げはややオーバー気味の揚げ。香ばしさが強調され、小エビの香りも含め、つゆとの相性がとても良い。オーバー気味の揚げ具合は、意図的なものであると推察した。唯一残念だったのは、ネギが機械刻みで、しかも塊になっており、クチャクチャと歯に触って全体のバランスを乱したこと。ベストは手刻みで、それが無理だとしてももう少し厚く刻むような設定にした方が良いと思う。少々辛辣な言い方をすると、このネギだったら乗せない方がいい。それから、麺単の場合には盆に乗せずに丼だけで提供されるのだが、店内が広く受渡口から自席までの距離がわりと長いので、盆に乗せた方が良いと思う。変わりメニューに、岩のり440円。麺単が高め設定なので、そば定食530円が安い設定に感じる。また、朝定食440円の設定もある。箸はエコ箸。


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※浅草駅は、地下鉄1に掲載。
★業平橋駅(東武伊勢崎線)
「かどや」  実食日:2009/4

  駅を出て右すぐ。これまでに何度となく前を通っていたにもかかわらず、実食が適わなかった店。営業時間が短い(閉店時間が早い)ので、なかなかタイミングが合わなかった。立ち食いカウンターしかなさそうな外観だが、カウンターには椅子があるし、それとは別にテーブル席もある。薄暗いけれど、比較的こざっぱりした印象だ。
  この店のそばは、個人的にはちょっと面白かった。麺は喉ごしが滑らかなタイプだが、風味は弱い。つゆは、最初は薄いと感じるのだが、食べ進めるうちにちょうどよく感じるようになってくる。だから、第一印象はあまりよくないのに、食べ終わる頃には一定の満足感があった。マイナスポイントは、冷水機の水の出が悪いことくらい。全体的には、外観から得る印象よりも良かった。衛生面にも問題ない。たぬき330円。


※閉店していました(2011/2、確認)。

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★曳舟駅(東武伊勢崎線・亀戸線)
「そばはち」  実食日:2003/11

  東武曳舟駅と京成曳舟駅の間、曳舟川通りの北側にある店。東武からだと2分、京成からだと5分くらいかかりそうだ。ファンの心をくすぐる下町風の構えで、椅子席オンリーだが5〜6席しかなく、雑然とした雰囲気。人によっては「入りづらい」と感じるかもしれない。私にはこの雰囲気がたまらないのだが。
  ここのそばには、これといった特徴はないのだが、全体的なレベルは水準以上。特につゆが美味く、香り・味・後味の三拍子が揃っている。一つ難点を挙げるなら、たぬきが細かすぎて、すぐにつゆに溶けてしまうということ。減点するほどのことではないが。セットメニューや変わりメニュー(根昆布そば350円など)も多く、何回でもリピートできそうな店だ。たぬき310円。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。根こんぶは390円になっています。そのほか、うめ400円、岩のり400円といった変わりメニューもあります(値−1点。2015/9、確認)。

※微妙に改装していました(写真は左:旧、右:現)。パッと見にはわからないかもしれませんが、看板や日除けなど結構大きな部分が新調されています。メニューや値段等には特段の変化はないようです(2016/4、確認)。

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「いいの」  実食日:2006/10

  改札出て右の出口を出て左すぐ。大きな看板がやたら目をひく店だ。
  ここのそばは、ちょっと硬質の茹で麺、少し甘みが勝った感じのつゆ、ネギや人参などの具が見られる自前のたぬきを使用。いずれも、水準よりも少し上あたりのレベルでまとまっている。面白いのは薬味のネギで、直径3センチほどもある極太ネギを使っている。これだけ大きいネギは煮込まないと固くて食べられたもんじゃないだろうという先入観を抱くところだが、実際には柔らかく、辛みの中にほんのりと甘さもあって、美味しい。まさか下仁田ではないだろうが、通常の根深ネギよりもワンランクいいものを使っているのかもしれない。たぬき350円。


※閉店していました。跡地は有料駐輪場になっていますが、敷地が狭すぎてどうしようもないように見えます(2012/4、確認)。

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「せんねんそば」  実食日:2008/4

  改札内コンコース、3・4番ホームから階段を下りた脇。竹の塚と並んで、東武線駅構内に進出したチェーン店。吉野家型のカウンター配置だが、うまく工夫してテーブル席も入れている。配膳つきで、店員が箸箱から割り箸を一本取り出して手渡しするというきめ細かい接客を行っている(この時だけかもしれないが)。
  味覚的には普通に「せんねん」なのだろうが、茹で加減がすばらしく、ちょうどいい歯ごたえとコシがあって美味かった。駅構内にあることが嬉しかったからよけいに美味く感じたのかもしれない。たぬき300円。朝の11時までは「朝サービス」と銘打ったセットメニューが6種あり、これがかなりお得。「かけそば+ご飯+納豆」とか、「天ぷらそば+ほうれん草+いなり2個」など。


※2013/9、再食。客席配置が換わったようで、現在は椅子付きカウンターが主体です。吉野家型の、従業員が行き来できるタイプではありませんので、受渡および返却は完全セルフになっています。冷たい中華麺を冷たいそばつゆで食べる「ざる中華」を試しました(300円)。独特な歯ごたえがあって、面白いです。このメニューは、数日前に実食した竹の塚「せんねんそば」にはありませんでした。同じチェーンでも、店舗によってメニューはかなり違うようです(付+1点)。

※閉店していました。今のところ、看板を含め内装もきれいなままで残っていますが、閉店告知の貼り紙が出ています。「文殊」、入らないかな〜(2016/1、確認)。

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「侍」  実食日:2016/4

  西口を出て左へ1分、曳舟川通りに出たら右折して3分。この辺りは車で結構よく通っている(水戸街道は嫌いなので、迂回路に曳舟川通りを使う)のだが、ここに店があった記憶がない。調べてみたら、2014年11月に移転してきた店だった。ただ、移転前もほぼ曳舟川通りにあった(もう少しスカイツリー寄り)ようなので、長年見過ごしていたということに変わりはない。車で通るばかりだと、駅から離れた場所で、通りから少し奥まった店はなかなか見つからないね。やっぱり歩かないと。客席は、椅子付きカウンター9席がメイン。奥の方に立ち食いカウンターが2人分ほどあるが、あまり機能していないように見えた。そば屋よりもラーメン屋の方が似合いそうな、もっと言うと黒Tシャツでの腕組み姿が似合いそうな感じのお兄さんがひとりで対応していた。
  この店の面白さは、麺が白・黒選べるということにある。どちらも茹で麺で、おそらくそば粉の割合にも大差はなく、挽きぐるみのそば粉を使っているか否かの差だろう。実食は、黒。田舎そばの方が香りがハッキリしていて、好きなもので。食感的には少しゴワゴワするのだが、茹で麺にしてはそばの香りはある方で、好きな部類。茹で麺としては最上級に近いと思う。つゆは辛めで、醤油の香りを強く感じる。余韻に少々酸味あり。つゆ単体で考えるとちょっと辛いのだが、麺との相性が良いので総合的な印象はなかなか良かった。たぬきは、カリカリ食感の天かす。「サクサク」なんてものじゃない。「ザクザク」のレベルもはるかに超える。歯が丈夫でない方はしっかりとつゆに浸した方が良いだろう。小エビが散見されたが、味覚的にはさほどエビが香らなかった。たぬき330円。カレーそば(値段失念)に中辛と辛口があったのが面白かった。カレールーを2種類用意する簡易的そば店は、かなり珍しいのではないだろうか。


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「すたんどそば助」  実食日:2016/10

  改札内コンコース、上記「せんねんそば」の跡地。今年5月に、竹ノ塚駅に先駆けて、「せんねんそば」から「すたんどそば助」に生まれ変わった。2店舗が相次いで同じ業者に変わったことから、おそらく2店舗抱き合わせでの入札でもあったのだろうと推測。「そば助」としては、エキナカ進出の足掛かりとなる貴重な出店なのではないだろうか。内装は綺麗にリニューアルされており、客席配置も吉野家型から対面式の椅子付きカウンター主体に切り替わった。椅子付きカウンターは16席あり、それに加えて厨房前に立ち食いカウンターが5人分くらいある。平井駅前の「小粋そば」も「せんねんそば」から変わったと同時に吉野家型のカウンターを廃止している。吉野家型はあまり効率の良いシステムではないということだろうか。なお、店名は現地表示による。竹ノ塚店同様、公式HPでは「駅ナカすたんどそば助」になっており、こちらが正式なのかもしれないが、当サイトでは現地表示が優先。
  麺は、生麺の茹で置きと思われる。やや粘着するあたり、竹の塚での実食時と同じ印象。ただ、短い麺が底の方に沈んでいるということはなかった。つゆはやっぱり「旨塩味」。これはこれで不味いということではないのだけれど、若干そばの香りが浮いてしまってチグハグする印象を受ける。卓上のゴマ唐辛子を投入することでこのチグハグ感が解消されるので、ぜひ。貼り紙には「半分食べてから投入すべし」と書いてあるけれど、私は最初からの投入を推奨。ひと口味を見てからでもいいが。たぬき350円。ワカメが入るのだが、やや乾き気味で残念。芯から固かったので、放置時間が長いというより水戻しが足りないのではないかと思う。メニューの貼り紙は竹ノ塚店と同じものなのだけれど、どうも実質的にはだいぶ違っている様子。むじなそば420円は竹ノ塚店では販売終了となっていたが、曳舟店では販売継続。から揚げそば550円とかごま鳥うどん500円とかほろ酔いセット500円とか、竹の塚にあったかな……? 竹ノ塚店で券売機の写真を撮り忘れたので、確認不能なのだが。面白いのは、50円の「ちょい飯」。麺を食べ終えた後に残ったつゆに投入して、雑炊状にして食べるのがオススメだという。このつゆだと、ご飯を入れるにはちょっと味が弱いような気もするが……。箸はエコ箸。


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★東向島駅(東武伊勢崎線)
「佐山」  実食日:2004/5

  改札を出て左。より正確に言うと、改札を出て直進10m、左、左。民家の一部を改造したような店で、動きの鈍いお婆ちゃんが一人でやっている。
  味は、……。麺は、白くてツルツルしていて、味がない。関西の駅そばでよく出てきそうな麺だ。この麺でも、関西風のつゆなら合うかもしれないが、つゆにも後味がない。淡白。どこから評価しても、あまり高い点数にはなりそうもない。レパートリーも、玉、天(350円)、天玉だけ。
  確かに、評価は低い。しかし、もともとこのサイトはこういう地元で頑張っている店を応援したくて立ち上げたものだから、あまり悪く書くのはしのびない。チェーン店だったらいくらでも悪口を言えるのだが。点数は低いが、チェーン店に食われるような結末だけは嫌だなぁと思う。お婆ちゃん、頑張れ!

※閉店していました。看板等も撤去され、どこから見ても「普通の民家」になっていますが、店内設備はそのまま残っています。だいぶ高齢だったからねぇ。お疲れさまでした(2013/11、確認)。

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★鐘ヶ淵駅(東武伊勢崎線)
「駅そば柳」  実食日:2005/7

  この駅は上り線と下り線で駅舎が異なる。下り線に乗ってきた場合は、出て右すぐ。上り線で来た場合は、出て直進、右の踏切を渡って右斜め前。ちょっとした広場の一角だし、店名が大きく書かれているので、よく目立つ店だ。古い造りの店だが、夏場にはちゃんと冷房が効いている。夏に温系そばを食べたい人には嬉しい。
  ここでは、「地方の駅そばによくありがちな感じ」のそばが出てくる。中太の茹で麺、固めのたぬき、そして毒々しい色合いのつゆ。ただ、つゆは見た目ほどにはどぎつくなく、抵抗なく飲める味だった。ナルトが入って、たぬき280円。天は300円。あまり客が多くなさそうな駅だけに、この安さには惹かれる。


※閉店していました。跡地は、弁当店の「若菜」です(2013/11、確認)。

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※北千住駅は、常磐線1に掲載。
★五反野駅(東武伊勢崎線)
「まるみ」  実食日:2004/2

  改札を出て正面の道を渡った左手、ガード脇にある店。非常に小さい店ながら椅子席がある。もしかしたら、それほど混むことがないのかもしれない。チャキチャキしたおばちゃん2人の経営で家庭的な雰囲気があり、私好みのタイプの店だ。味にはこれといった特徴はないのだが、ボリュームがあるし、雰囲気に誘われてついフラフラと入ってしまう。この街に住んだら、この店にかなりの投資をすることになるのではないだろうか。変わりメニューとしては、きんぴら天そば(330円)がある。が、これはおそらく単なる「ごぼう+人参」天なのではあるまいか。

※建物・看板・店内設備はそのまま残っていますが、営業している気配がありません。3年前に訪れた時にも同じ状態でした。改装とか、しばし休業の可能性ありとみて閉店の扱いにしていませんでしたが、状況に進展が見られないので、この段で閉店と見なすことにします。上階のTUCも「休業します」の貼り紙が出たきり放置されている状態。建物が解体されそうな気配です(2015/2、確認)。

※建物が解体されていました。復活の可能性は潰えましたね(2016/3、確認)。

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★梅島駅(東武伊勢崎線)
「雪国」  実食日:2003/12



  改札を出て右正面、「ちよだ鮨」の隣。いかにも大衆食堂という雰囲気で、食欲をそそられる店だ。ここのそばは、麺は中太だが、極太麺にありがちなフカフカ感がある。個人的には、このタイプの麺はつゆ馴染みがいいので、好き。自家製天が10種あるのが売り物で、常連さんはまずそばかうどんを選択して、トッピングを後注文しているようだ。たぬき280円とまずまず安く、典型的な「点数は高くならないけど個人的には好き」という店である。

※2011/5、再食。値上げ(たぬき280→300円。値−1点)していました。味覚的には、変わらず私好みです。サイドメニューの変わり種に「わかめスープ」(70円)がありました。看板の位置や暖簾などに若干の変化があったので、写真を再撮影しました(左:旧、右:現)。

※改装していました(写真は右が最新)。完全に好みの問題になりますが、私は旧店舗の雰囲気の方が好きです。目立たなくなってしまったように見えますが、大丈夫でしょうか。少し路地に入ったところにあるので、目立つことも大事ではないかと思うのですが。常連客相手だけでやっていけるのかな(幟である程度フォローはできているが)。たぬきというメニューはなくなりましたが、「若揚」(ワカメ+揚げ玉。320円)をたぬきと見なします。「若山」は、ワカメ+山菜です(380円)。なお、写真では店先にイタリアの国旗が掲げられているように見えますが、これは隣(上階)の店のものです(2015/2、確認)。

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★西新井駅(東武伊勢崎線・大師線)

「ひょうたん」  実食日:2003/6

  西口を出て、右の路地を入ったところにある店。放置自転車がかなりウザい地区である。店内は小綺麗で椅子席も豊富にあるのだが、基本的に客のスペースが狭いので、奥に入ると出られなくなる可能性もある。これだけ狭いのなら、完全立ち食いにしてもいいのでは? しかし、味の方は素晴らしい。麺はもちろん生麺で、モチッとした食感が独特。つゆはあっさりだが、出汁がしっかりしているので物足りなさはない。唯一の難点は、具。たぬきにはほとんど味がなかった。う〜、勿体ない。結果的に味は5点満点をつけたが、具がよければ8点くらいつけていたところだ。なお、メニューには酒類やキムチ程度のつまみもあるので、夜には一杯引っかけに来る人もいそうである。もしかしたら、そのための椅子席なのかもしれない。蒲鉾2枚入りのたぬきは320円。

※閉店していました(2005/7確認)。残念!

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「梅や」  実食日:2006/8

  上記「ひょうたん」の跡地にできた店。「ひょうたん」が閉店して大ショックだったのだが、後にできたのも駅そばだったので、ちょっとホッとした。「ひょうたん」がかなりレベルの高い店だっただけに、後継は大変だと思うが。「ひょうたん」時代には店内がかなり狭苦しい印象だったのだが、厨房を奥に詰めて客席を広くとってあり、30人ほど収容できそうな店に生まれ変わっていた。実食が昼時だったということもあり、かなり賑わっていた。
  この店でも、麺は生麺を使っている。極細と言ってもいいくらいの細さだ。これを、注文後茹でしている。ただ、混んでいておばちゃんが慌てていたのだろうか、ちょっと茹でが足りない印象を受けた。生麺使用店の落とし穴か。つゆは、塩気は控えめながら出汁はしっかりしており、○。具(たぬき)が既製品ではなくなっていた(「ひょうたん」は既製品だった)のも嬉しいポイントだ。全体印象として、「ひょうたん」にはやや劣る印象である(再食すれば印象が変わる可能性あり)が、いいものを安く提供しようという意図は感じられた。たぬき300円。値段的にも、「ひょうたん」時代よりも下がっている。


※値上げ(たぬき300→350円。値−1点)していました(2011/2、確認)。

※閉店していました。跡地は、立ち飲み屋「啝依啝依」です(2015/2、確認)。

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「あらかわ」  実食日:2010/4

  西口を出て、ロータリー出口の三差路を左折して30秒、左側。パサージオ西新井の脇っちょ。この駅周辺としては、ちょっと盲点になりがちなエリアにある。歴史を感じさせる造りの店で、厨房を囲むL字型カウンターと壁際の増設カウンターはすべて椅子付き。
  この店のそばは、全体的に荒々しい印象だった。麺はざらつきの強い茹で麺。調理を見ていて「湯切りが甘いかなぁ」と思ったが、食べてみての違和感はない。つゆは濃いめ。各種天は自家製でたぬきも天かすなのだが、やや湿気気味。揚げ置き時間が長いかもしれない。不味くはなく、パンチ力のある内容なのだが、あっさり好きな人にはあまり向かない味覚かもしれない。比較的上品な上記「梅や」と食べ比べるのも一興だろう。たぬき300円。変わりメニューに、あつもり270円、玉子とじ400円がある。


※閉店していました。跡地は、建物ごと建て替わっているようです。足立区は、ちょっと過疎化が深刻です(2015/2、確認)。

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「吉野家」  実食日:2015/4

  西口を出て、目抜き通りを5分左側、アリオ西新井の1階フードコート。「5分」というのはアリオ西新井の入口までで、フードコートは建物内の一番駅から遠いエリアにあるので実質8分くらいかかるのだが、まぁ近年閉店が相次いだ西新井の救済措置ということで。フードコートの外側に面した、ちょっと不利な感じの立地。フードコートはかなり規模が大きく席数も多いのだが、平日夕方(17時頃)の訪問で着席率は10%くらい。しかもその大半は持ち込み飲食(一応、禁止の看板は出ているのだが)の女子高生という、ちょっと寂しいフードコートだ。土日限定繁盛なのだろうか。精算システムは現金先払い→バイブレーターで受け渡しなのだが、先述のとおり場所があまりよくないので、席で待っていると受け取りに行くのが面倒になる。バイブレーターを持ったまま店前で待機した方がよさそう。
  麺は茹でたてで供され、十割にしてはしっかりとつながった状態で出てくる。しかし、伸びるのが早いので、食べ終わる頃には麺の切れ端がたくさん沈んでいる状態に。十割でやる以上、これは致し方ない部分だろう。ただ、気になるのは麺の風味が以前(他店舗実食)に比べてちょっと弱くなったように感じること。当初、青よしでは「北海道幌加内産」を謳っていたが、近年この表示が外れている。輸入そば粉に変わったということなのだろうが、その影響かもしれない。そば湯ポットがあり、飲んでみたのだが、こちらもあまり香らない。やや赤茶けた、香りそうに見えるそば湯なのだが、拍子抜けするほど淡い。つゆの甘みが強いのも、そばの香りが飛ぶ原因かもしれない。カツオ出汁の利いたもり系で食べた方が満足度が上がりそうだ。天かすフリーで、かけ390円(ワカメ入り)。各種トッピングやセットメニューもあるのだが、欲張ると一気に値段が跳ね上がる傾向。かけそばだけにして、同じフードコート内にある「ポッポ」でフライドポテトを買い、「ポテそば」にして食べる手もある。このように店舗間をまたいでアレンジできるのが、フードコートの最大の魅力だと思う。余談だが、イトーヨーカドーなどセブン&アイ系のショッピングセンターにはたいてい「ポッポ」が入っているのだが、ここのポテトはSだと税込124円、メガでも税込206円と安く、めいっぱいポテトを食べたいときにはオススメ。私も実は月1以上のペースで食べている。近年、コンソメ味も登場(ちょっと割高だが)している。
  以前は結構多くの店舗があった青よしも、現在都内に残っているのはこの1軒のみ。思いのほか消費者に受け入れられていないようだ。というか、どうも青よしは当サイトに掲載されると閉店するというジンクスがありそうに感じているのだが、果たしてこの店舗はどうだろうか。閉店したらガチで凹んでしまうと思うので、当分は閉店せずに頑張ってほしい。


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★竹ノ塚駅(東武伊勢崎線)
「せんねんそば」  実食日:2007/11

  ホーム西新井寄り。同チェーンとしては初めてホーム上にオープンした店舗。ホームの端にあるためかあまり人気がなくて寂しい感じだが、椅子付きカウンターが10ある。実食時は、先客1名。
  味覚的な特徴は、街なかにある同チェーンと変わらない。麺は生麺の茹で置き。茹で置き時間がちょっと長めなのか、歯ごたえが若干損なわれていたのが残念だった。このチェーンでは「水」にこだわっているようで、飲み水、麺を茹でる水(湯)、麺を洗ったり締めたりする冷水などすべてに、活性炭などの多重フィルターを通した「せんねん水」が用いられている。特別「水が美味い!」という感じはなかったが、よかれと思ってやっていることはどんどんアピールしていいと思う。たぬき300円。


※2013/9、再食。「せんねん水」云々の表記は見当たらなかったように思います(見落としかもしれません)。もりそば(270円)を実食しましたが、ネギの刻み方が粗かったのがちょっと気になりました。かけ系ならまだしも、もり系はねぎの辛みや香りがダイレクトに舌に伝わるので。ワサビの効きが悪いように感じたのも、もしかしたらそのせいかもしれません。

※閉店していました。今のところ、建物は手つかずで残っていますが、閉店告知の貼り紙が出ています。「文殊」、入らないかな〜(2016/1、確認)。

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「竹そば」  実食日:2011/8

  東口を出て、ロータリーを左に回って、松坂屋ストアと竹の塚駅前名店街の間の商店街に入って3分、第五公園の角を右折してすぐ右側。分かりやすく書くと、竹の塚駅前名店街の東端。商店街のメインストリートに面していないので分かりにくい場所だが、幟がメインストリートに立っているので、それを目印に。客席配置は、厨房と壁に沿ってグルリと椅子付きカウンターがあり、フロア中央部に2人掛けテーブル席が2つある。
  麺は注文後に茹でる生麺で、比較的軽い食感。つゆは、第一印象は「せんねんそば」を連想させる風味なのだが、食べ進めていくうちに甘みと粉末出汁の香りが目立ってくる。あふれんばかりに注いでくれるので、つゆをたっぷり飲みたい人に好適か。たぬき360円(ワカメ入り)。箸は割り箸・エコ箸併用で、同じ箸立てに立てられている。そば・うどんの他にも、ご飯ものや酒類も扱っている。そば単品が比較的高めなので、かき揚げ丼セット(500円)あたりがお得に感じる。また、夕方以降は飲み客の利用が多いようだ。

※だいぶ値上げしていました。現在、たぬき400円です。かけ350円、かき揚げ480円。セットメニューは麺単よりも値上げ幅が小さく、かき揚げ丼セット530円、カレーセット530円。従前にも増して、セットメニューの方がオススメです(2016/1、確認)。

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「たぬき」  実食日:2016/3

  西口を出て左へ30秒、信号を渡らずに右折して3分、五差路の北東角。もう少し早い行き方もあるが、説明が面倒なので割愛。駅に近い五差路の角ということで優良立地なのかなと思いきや、しばらく通りを眺めていてあまり通行人が多くない場所だということに気づいた。車はさておき、歩行者の数は東口側の方が圧倒的に多い駅。訪問時にも、先客・後客とも0だった。飲み屋風の造りの店で、客席はテーブル席が4人×2、椅子付きカウンターが5席。空いている時には、ひとり客であってもテーブル席を薦められ、配膳してくれる。下げ膳も不要。
  麺は、やや偏平形。少々ぬめりがある点は生麺を連想させるが、風味的にたぶん冷凍麺。星らしき黒い粒々がたくさん見られて見た目にはすごく美味そうなのだが、食べてみるとあまりそばの香りがなかった。つゆは、カツオ由来ではなさそうな妙な酸味を感じた。率直に感想を言うと、「レモン汁を入れてない?」という感じ。柑橘系を連想させる酸味なのだ。酸味に意識が行き過ぎて、全体の味わいについてはあまりよく分からなかった。たぬきは、既製品の揚げ玉で変哲なし。たぬき300円(ワカメ入り)。客数が多くなさそうな店なので、この低価格設定には頭が下がる。自己所有物件なのかな。かけ・もりに至っては、なんと200円だ。ただ、種物はちょっと高い印象。野菜かき揚げは380円なので、天の単品価格が180円の計算。同様に、ちくわも180円、わかめが150円の計算になる。圧倒的に、もり・かけのコスパが良い。ご飯ものやセットメニュー各種あり。セットメニューは、フル丼+半そばになる。カレーセット450円などはかなり安く感じる。朝10時まで限定のサービスメニューがいろいろあり、300円均一。ミニカレー+そばのセットを300円で食べられるのは、ほとんど奇跡と言ってもいい。この店では、朝10時までに行くのなら朝サービス、10時以降に行くのならもり・かけでサクッと済ませるか、セットメニューを選択するのが吉だろう。


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「すたんどそば助」  実食日:2016/9

  ホーム西新井方、上記「せんねんそば」の跡地。今年5月オープン。従来東武各線のエキナカには「せんねんそば」が多数入店していた。しかし、「せんねんそば」は昨年にいろいろとゴタゴタがあって次々と閉店し、私が把握している限りでは岩本町の靖国通り店を残すのみになっている。東武伊勢崎線には曳舟と竹ノ塚に出店していたが、これらも相次いで閉店。跡地には、近年東武鉄道沿線への進出が目覚ましい「文殊」が入るのではないかと予想していたのだが、驚いたことに「そば助」が新規参入してきた。まだ食べていないが、曳舟駅も「そば助」化している。まぁ、「そば助」は台東区に本陣を構える店だから、浅草発着の伊勢崎線に進出するのはそれほど不思議なことではないし、むしろ両国に本拠がある「文殊」が東上線に進出していることの方が不思議なのだけど、やっぱりこれまでエキナカに店を出していなかった業者が新規参入してくるのは驚きだ。東武鉄道は、店舗を入れる際に入札をやっているのだろうか。それも、おそらくは竹ノ塚と曳舟の抱き合わせで。こうなってくると、次にどの路線・駅にどの業者が参入してくるのだろうかと、楽しみになってくる。さて、「せんねんそば」時代と比べて内装は綺麗にリフォームされているが、厨房と客席の基本的な配置は変わらない。客席は、椅子付きカウンター10席。
  「そば助」というと「究極の塩だし」のキャッチコピーが連想されるのだが、エキナカの店舗でもこの路線で突き進むようだ。つゆはほとんど透明と言っていいような色合いで、醤油の香ばしさはほとんど感じられない。まろやかな甘みが射していて決して不味くはないのだけれど、なんとなく物足りないというか、後を引かないというか。「出汁」の部分にしても、旨みはあるのだけれどあまり香らない。「塩だし」というよりも「旨塩味」という感じ。ひと言でいうと、ラーメンっぽい。「そばよりもラーメンの方が好き」という人に好まれそうな味なのだ。あくまでも好き嫌いの話になるのだが、私の評価では水準以上になりえない方向性だ。麺は細めで、少しニチャッと粘着する。短くちぎれた麺が底の方にたくさん沈んでいたので、生麺茹で置きなのだろう。茹で麺or冷凍麺でこの状態になるのだとしたら、オペレーションに大きな問題がある。たぬきは妙に色白な天かすで、あまり味がしない。もう少しこんがりと揚げた方が、香ばしさが出ていいのではないかと思う。醤油と同様に、たぬきも香ばしさが出るのを嫌っているのだろうか。たぬき350円(ワカメ入り)。かけ300円、かき揚げ420円など、公式HPの記載とは価格体系がだいぶ異なる。店名に「すたんど」が付くかどうかで、価格が違うようだ。ちなみに、公式HPでは店名が「駅ナカすたんどそば助」になっている。しかし、当サイトでは現地表示を優先させるため、「駅ナカ」は付けないことにする。
  嬉しいワンポイントは、卓上に「ゴマ唐辛子」があるということ。唐辛子+ゴマ+ラー油、だろうか。それとも、「吉田のうどん」に使う「すりだね」のように炒めてあるのか。ちょっとウェッティな唐辛子調味料だ。これを入れると、香ばしさ皆無で何とものっぺらぼうな味わいに感じてしまう一杯が、劇的に凛々しくなる。これもなんとなくラーメンの方向を向いたものではあるのだけれど、そば一杯できちんと満足したいなら、おおいに活用した方がいいと思う。貼り紙には「半分食べてから投入すべし」と書いてある。しかし私は、最初から入れて、後半にさらに足す方が美味しいと思う。お得な朝セット3種各380円の設定あり(10時まで)。個人的には、納豆セット推し。味付けのりと納豆が両方付くので、納豆は半分そばに乗せてもよいかと(3種すべてに海苔が付く)。.箸はエコ箸。


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★大師前駅(東武大師線)
「たからんちょ」  実食日:2007/11

  駅を出て左(南方向)、環七を渡らずに左すぐ。つい最近オープンしたばかりの店で、まだ店先に「祝開店」の花輪がたくさん出ていた。以前から、駅からだいぶ離れたところに(私が知る限りでは)2軒の立ちそば(「むらもと」と「赤べこ」。「赤べこ」は今日見たら閉店していた)があるのだが、どうして駅の近くに1軒もないのか、不思議に思っていた。西新井大師の参拝客が多くて、環七に沿っていて街も賑やかなのに。だから、文字どおり「待望の」オープンである。店の前の歩道が少し広くなっていて停めやすいためか、自転車で食べに来る人が多い印象だった。
  注文後に茹でる麺は、「小竹林」の麺のような食感・味で、3分待ち。つゆにはこれといった特徴はない。こだわっているのはむしろその他の部分で、米・油・水・卵などに関する「こだわりウンチク」の貼り紙が店内のあちこちにある。店内は広々としていて、白を基調にしたシンプルなデザイン。椅子付きカウンターが5つとテーブル席が4人×3卓ある。そばは小さな丼で出されるが、食べてみると見た目ほど「量が少ない」という印象はなかった。たぬき330円(ワカメ入り)。丼ものやセットメニューもある。初めて見たサービスに、袋入り天かすの「ご自由にお持ちください」があった。それなら、かけ(280円)を注文してこの天かすを入れればたぬきも280円ということになるのだが、それはもちろんNGなのだろう。客の数に対して従業員が多かった(私を含めて客5人で従業員3人)のがちょっと気になるが、頑張ってほしいと思う。応援します。


※改装していたわけではありませんが、当然ながら開店祝いの花輪などはなくなっていて、ちょっと印象が変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。かけは280円で据え置かれていますが、たぬきは350円に上がっていました。ご飯ものの変わりメニューに、かきたま丼450円があります。これはいわゆる玉子丼とは違うのでしょうか?(2015/4、確認)。

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★小村井駅(東武亀戸線)
「びっくりそば」  実食日:2004/3

  駅を出て右、10秒。明治通り沿いにある店。この駅は上下線で出入口が別々なので、曳舟方面行きで降りる場合には、ちょっと歩く。亀戸方面行きの出口は明治通りに面しているのだが。
  それにしても、こんなショボい路線のショボい駅にも駅そばがあるなんて、感激。よく経営が成り立つものだ。実際、私が食べたときにも、先客は皆無だった。そんなこともあってか、残念ながらこの店にはやる気が感じられない。私が入っていくと、奥からおばちゃんが出てきて注文を取り、そばを出してまた奥へ引っ込んでしまう。店内には私ひとり。う〜ん、これでいいのか?
  味覚的な特徴はない。強いて挙げれば、ネギの刻み方が粗い、丼が大きい割にボリュームが少ない、というくらいか。ご飯ものはカレーライス(400円)のみ。たぬき270円。全体的に安めだが、「びっくり」するような材料はない。

※値上げ(たぬき270→320円。値−1点)していました(2009/10、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です。カレーライスは430円になっています。まぁ、店が続いているだけでもありがたいですね。暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。現写真は時間外のもので暖簾が内側にしまわれているので、後日撮りなおします(値−1点。2016/9、確認)。

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★亀戸水神駅(東武亀戸線)
「水神そば」  実食日:2013/11

  駅を出て右へ10秒。出入口が2か所あってそこそこ規模の大きな店のように見えるが、実際には椅子付きカウンター5席のみの小型店。客席の背後スペースが狭く、先客がいると奥へ入るのが困難な状態になるので、出入口が2か所あるのはありがたい。なかなかレトロというか、昭和な造りの店で、初心者を寄せつけないような雰囲気がある。しかし入ってみると、店番をしていたおばちゃんは気さくで、アットホームな感じが心地よかった。
  麺は、やや太めの茹で麺。あまり味がない。つゆも、深みがなくてやや物足りない感じ。全体的にパンチ力が弱めで、もやっとした印象だ。ハッキリした味付けが好きな人にはあまり好まれないかもしれない。ただ、好印象なポイントも多い。まず、値段。あまり客数が多くなさそうな駅&店で、たぬき280円は立派。そして、ネギフリー。さらに、全メニューに漬物の小鉢がサービスされる。塩分控えめの浅漬けで、食後の口直しに気持ち良かった。そば自体は特別美味いわけではないけれど、雰囲気につられてなんとなく足が向き、ふと気がつくと暖簾をくぐっている。そんな店だ。


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※亀戸駅は、総武線2に掲載。


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