大阪・私鉄2
(京阪・近鉄)

現在、17軒掲載(うち0軒は、閉店確認済)
★淀屋橋駅(京阪本線、大阪市営地下鉄御堂筋線)
「千万喜」  実食日:2013/8

  京阪の中央改札外、切符売り場前に出入口がある「ネクストワン淀屋橋」のフードコート内。一番奥にあるのであまり目立たないが、利用者は結構多い。讃岐うどんスタイルの店で、ベースメニューを注文後、お好みでトッピングをとり、レジで精算する仕組み。フードコートだが、客席は共用のものと店ごとに固有に用意されているものとがある。まぁ、席探しで苦労することはないだろう。
  麺は茹で麺で、あまり特徴は感じない。つゆも、オーソドックスな関西風という感じ。食べるメニューによっては、あまり面白い店だとは感じないかもしれない。しかし、この店にはいろいろと面白い、あるいは関西らしいメニューがある。実食は、牛かすそば(520円)。ちなみに、全品うどんよりもそばの方が40円高い設定。関西ではお馴染みの「かすそば」だが、実は近鉄沿線以外ではあまり見かけない。そして、この店ではこれでもかとばかりに牛かすをたっぷりトッピングするのが特徴だ。臭いもかなりきついので、初心者にはあまり向かないかもしれない。大阪阿部野橋「阿倍野庵」あたりで慣らした方がよいだろう。本場の味にチャレンジしてみたい人にはオススメだ。また、釜玉そば(390円)もある。うどんのイメージが強いメニューだが、関西では意外にそばにも対応している店が多い。牛かすそばは高値だが、ベーシックなメニューは安い。かけは、200円だ。なお、各メニューに小・中・大がある(かけ以外は中・大のみ)のだが、評点は中をベースにつけている(前掲の価格も中のもの)。かけ(小)140円にもいろいろな使い道がありそうに思う。うどんにいたっては、小は100円なので。また、セルフトッピングでは半熟卵天がオススメ。半熟の茹で卵を丸ごと1個そのまま天ぷらにしたもの。そばに乗せるのも悪くないが、ビールのお供に最適だ。


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※京橋駅は、大阪環状線2に掲載。
★千林駅(京阪本線)
「大一そば」  実食日:2009/4

  西改札を出て左へ(アーケードの商店街へ)10秒、右側。天満駅近くに本店があるミニチェーン。間口は狭いが奥に長く、椅子付きカウンター席が10人分ほどある。2階にも席があるようだが、実食時(土曜の午前10時頃)には閉鎖されていた。
  若干ぬめりのある麺は、角がとれていて喉ごしが非常によい。とろろ昆布がサービストッピングされるためもあって、つゆは昆布一辺倒な味。たっぷり注がれ、しかもかなり熱いので、完飲には少々時間がかかる。値段が安いのが嬉しいポイントで、かけは190円。トッピングを乗せても、たいてい300円以内でおさまる。ふわふわの刻み揚げがたっぷりと乗るきざみそばは、260円。テレビがある、飲み水が麦茶になっているなど、細かいポイントもたくさんある。大阪の私鉄各駅前の雑踏には、こういう店がよくフィットしていると思う。


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★土居駅(京阪本線)
「都そば」  実食日:2007/8

  改札出て正面(路地の向かい)。小さな駅で、駅前にもゴチャゴチャするほど商店の類がないので、すぐに分かる。関西特有のチェーン店。
  ここでは、私はにしんそばに挑戦してみた(430円)。が、これは失敗だったか……。にしん自体は上等なものを使っている様子。「京にしん」の登録商標が掲げられているので。実際、食べても美味い。ただ、そばとの相性ということになるとどうなのか。麺・つゆ共に生臭く、正直「にしんはそばに乗せる具材ではないなぁ」と感じてしまう。かけ200円、具一品系は270円が主流。


※値上げしていました。現在、かけ230円、具一品系は300円〜となっています(値−1点。2014/11、確認)。

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★門真市駅(京阪本線、大阪モノレール本線)
「カワバタ(川端米殻店)」  実食日:2011/1

  3番出口を出て直進、ロータリー出口交差点の角。隣の精米店と棟続きになった建物で、内部も厨房部分(精米店のレジ部分)が繋がっている。おばちゃんが一人で、そば店と精米店の両方を切り盛りしているようだ。おばちゃんは右耳に不自由があるようで、「右耳が聞こえないので、注文は大声で」との貼り紙が出ている。客席は椅子付きカウンターのみ。シンプルな内装の店だ。
  麺は白っぽい茹で麺で、柔らかく、あまり味がない。しかし、この麺に合わせても物足りなさを感じないのが、関西風のつゆ。雑味がなく後味がスッキリしているつゆはなかなか美味かった。かけ250円。具一品系は300円〜。すべてのメニューに、カマボコが2枚サービストッピングされる。おばちゃんはとても愛想が良く、町内の人気者的なキャラ。無意識に肩入れ(依怙贔屓)したくなる店だ。


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★萱島駅(京阪本線)
「浅井」  実食日:2007/8

  東口改札を出て左、ガードに沿った路地を右へ2分左側。厨房に沿った椅子付きカウンターと、立派な一枚板のテーブル席を擁する。このテーブル席があるだけでも、付加価値1点加点に値する。それほど見事なテーブルだ。
  そばの方もなかなか豪華。私はきざみそば(280円)を食べたのだが、やや粗刻みの揚げの他、ワカメ、カマボコ、天かすが入る。丼全体を具が埋め尽くすボリューム感。これは嬉しい。麺・つゆ共にこれといった特徴は感じられなかったが、ヴィジュアル面の印象が強く残った。他のメニューは、かけ220円、具一品系は280円(月見・こんぶ・わかめ等)と300円(天・きつね等)のメニューが多い。ご飯ものとのセットメニューもあり、300〜400円台とお買い得。


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★寝屋川市駅(京阪本線)
「麺座」  実食日:2014/11

  2番(上り)ホーム中ほど。この駅は相対式ホームなので、中書島のような島式店舗ではなく壁際に寄せられた店舗が設置されている。椅子付きカウンター15席ほど。
  麺は、茹で麺だ。これといった特記事項はないが、多くの店が中途半端に本格路線をあゆむ傾向がある中では、むしろこのような麺に出会うとホッとする。つゆは、酸味がないタイプで、昆布出汁中心と思われる。ほのかに甘みがあり、美味しい。天330円。これとは別にかき揚げ330円もある。通常、このパターンは「天=ドンベ、かき揚げ=具だくさん」なので、同額ならかき揚げの方がお得だろうと考えてかき揚げを実食。しかし、出てきたのは小エビと細かいニンジンが入っているだけの「ほぼドンベ」だった。天はいったいどのようなものなのだろうか(メニュー写真では、天もドンベっぽい)? レギュラーの変わりメニューは特にないが、季節限定メニューをいくつか設定しているほか、寝屋川店限定メニューもある(親子丼セット520円)。箸はエコ箸。サービスとしては、学生大盛り無料、月曜レディースデー(女性に限り、次回有効のサービス券配布)の設定があるが、いずれも私は対象外。私が恩恵に与れるのは、朝うどん(かけ+おにぎり2個)320円の設定くらいか。


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※大阪難波駅は、大阪・私鉄1に掲載。
★大阪上本町駅(近鉄難波線・大阪線)
「上六庵」  実食日:2006/8



  改札内コンコース、E階段上左、G階段下にある店。カレー屋の隣。今気づいたことだが、関西ではここのようにカレー屋と駅そばが隣接しているというケースが多いように思う。椅子が1つだけ出ていて基本的には立食いのみの店だが、全体的に清潔な印象。この店では、久々に食した乱切り麺にいい意味での特徴を感じた。冷凍なのだろうか、コシが生きている。たぬきフリーも嬉しいポイント。私はここでは天を食べたので、さすがに揚げ玉は少量にとどめた。値段は、かけ230円、天300円。なお、天の具材は小エビのみ。これだったら、かけそばの揚げ玉たっぷり乗せの方がお得かもしれない。


※2013/8、再食。店名が変わり(「上本町麺類」→「上六庵」)、看板や暖簾なども変わっています(写真は左:旧、右:現)が、外観の変化が軽微であり、価格やメニュー体系は変わっていないので、「閉店→開店」ではなく店名変更として扱います。実食したカレーそば(400円)には、刻み揚げが乗ります。カレーはレトルトでしたが、味は悪くないです。青ネギともよく合います。

※改装して、「和」な感じになっていました(写真は右端が最新)。値上げして、現在は天320円、カレーそば420円になっています。かけは230円で据え置きです。変わりメニューに、黄いそば350円、伊勢うどん300円(全部乗せ系の「ごちゃ伊勢うどん」600円もあり)、かす450円、あさり330円など。近鉄系の駅そばには、共通の変わりメニューがたくさんありますね。びっくりそば380円、デラックスそば650円など、メニュー名からでは内容が想像できないものもたくさんあります。興味深い店です(値−1点、付+1点。2015/12、確認)。

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※鶴橋駅は、大阪環状線2に掲載。
★布施駅(近鉄大阪線・奈良線)
「都そば」  実食日:2010/8

  駅を南側に出て右前方向、プチロード広小路に入ってすぐ。新しいタイプの外観の「都」だ。立ち食いカウンターと2人掛けテーブル席がある。
  味は、相変わらず「This Is ジャンクそば」という感じ。つゆに刺激のある酸味があるのも相変わらず。麺の湯切りには、自動湯切り機を使用している。トッピングは種類がいろいろあるが、天ぷら系以外のものは概ね個包装されており、客の目の前でビリッとやる。あまり見たくない光景だ。箸はエコ箸。かけ220円、かき揚げ310円。

※値上げしていました。現在、かけ240円、かき揚げ340円です。かき揚げのほかに「天ぷら」もあり、310円。「天ぷら」はドンベです(値−1点。2015/12、確認)。

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「天政」  実食日:2015/12

  改札を出て西側へ。連絡橋で大通りを渡って、、ゲームセンター「セガワールド」内を通り抜け、建物から出たら右へ。ブランドーリ布施(アーケードの商店街)に入って2分、最初の信号を超えてすぐ右側。言葉にするとかなり複雑になるが、実際にはそんなに分かりにくい場所ではない。駅北西側のゴチャゴチャしたところを適当に歩いていればすぐに見つかるだろう。大阪に古くからある立ちそば店にありがちな、ビニールカーテンが間仕切りになっている店。客席は厨房を囲むL字型椅子付きカウンターのみで、12席。完全立ち食いを連想させる外観なので、椅子があったことに少し驚いた。「布施店」という店舗名が付いていることから他にも店舗があるのかなと思って検索してみると、難波にも同名店があることがわかった。こちらも行ってみないと。13時頃の訪問で、ちょうど店員が2名→1名体制になったところだったこともあり、てんやわんやの忙しさだった。
  麺は、歯ごたえの弱い茹で麺。フスマみたいな、ちょっと饐えたような臭気あり。つゆは、おそらくカツオ・昆布のブレンド。カツオの方が少し強く出ている。塩気はほどほどで、飲みやすい。かけ(メニュー名は「そば」)210円、具一品系は260円から。実食は、天280円。天ぷらは、阪急そばの天ぷらに似た水滴型のドンベタイプ。阪急そばのものよりは少し大きな、甘えびサイズの海老が一尾、入っている。いわば、甘えびに十二単を着せたもの。河内地方らしい「天ぷら」だ。衣がしっかりしていて、つゆに浸かってもすぐにはグズグズにならない。変わりメニューは、特に見当たらず。きざみ260円やかやくごはん180円を扱っているのと、天玉を「スタミナ」と表記している(330円。安い!)点に、大阪らしさを感じる。古き良き大阪うどんの店という雰囲気で、愛着が湧く店。「格別に美味い!」という感じではないのだけれど、おそらくまた寄る機会があるだろう。布施には「都そば」が2店舗あり、どちらも好立地なだけに若干形勢不利な感じもするけれど、負けずに末永く続いてほしい店だ。


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★長瀬駅(近鉄大阪線)
「都そば」  実食日:2013/10

  下り線側の駅舎を出て、道路向かい。学生風の若者(近大生?)が多く通る絶好の立地にあるのだが、立ち食いカウンター一列のみというのが敬遠されているのか、客層は学生中心ではない様子。看板を新タイプにして椅子を置けば、かなり客数が増えそうな気がするのだが。
  味覚駅には、都スタンダード。麺は、やや太めで柔らかい茹で麺。他店舗よりもやや太いようにも感じたが、これは湯通し加減の妙かもしれない。つゆは、このチェーンで一時期個人的に気になっていた嫌な酸味があまりなく、すんなりと喉を通った。かけ220円、具一品系は290円のメニューが中心。天(290円)のほかに、かきあげ(310円)あり。言うまでもないが、天はインスタント、かき揚げは具だくさんのもの。


※値上げしていました。現在、かけ240円、具一品系は310円が基本です。かき揚げは340円です(値−1点。2015/12、確認)。

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★近鉄八尾駅(近鉄大阪線)
「河内うどん」  実食日:2011/1

  改札を出て直進、階段を下りて右の中央北出口を出て右、駅舎1階部分。2階にも中央北出口があるのだが、こちらを出るとペデストリアンデッキ下に店が隠れてしまうため、見つけにくくなる。間口がたいへん広い店で、テイクアウト専用窓口を併設している。店内窓口は、そば・うどん、丼もの、ラーメンの3つに分かれている。客席は、カウンタータイプ(椅子付き)が16席と、4人掛けテーブル×2。テーブル席は「御子様連れ優先席」となっている。実食は昼時でたいへん混雑していたが、優先席はガラ空き。「専用」ではなく「優先」なのだから、使ってもいいのに……。もちろん、私はひとりで4人掛けテーブルを占領して悠々実食。
  麺は、やや硬質で粘着性のある茹で麺。こういう麺である可能性も否定できないが、おそらく湯通し不足による食感だと思う。つゆは関西風の範疇だが、甘みが少し強めなのが特徴。新宮駅や熊野市駅の「丸新」に近い味覚だ。箸はエコ箸。関西の非チェーン店でエコ箸を導入している店は珍しい。かけ220円、ハイカラ(たぬき相当)270円、実食したわかめは290円。変わりメニューに、卵とじ320円。丼ものが安く設定されており、玉子丼350円、天丼(エビ天)400円あたりはコストパフォーマンスに魅力。細かい注意点というか、イチャモンを2点。1つ、盆がたいへん滑りやすい材質なので、商品運搬の際は慎重に。2つ、冷水機がほとんど店の外と言っていいような場所にあるので、汲みに行くのが面倒。予め汲んで、盆に乗せて商品と一緒に運ぼうとすると、コップは丼にも増してよく滑る。くれぐれもこぼさないように。この2つがなければ、衛生は4点をつけていたところなのだが……。


※2013/8、再食。ほぼ関西にしかないメニュー「卵とじそば」を試しました。店員さんや地元の方は、略して「とじそば」と呼んでいるようです。玉子は半熟気味で、とろけるようで美味しかったです(付+1点)。

※2014/10、再食。値上げして、現在はかけ230円、はいから280円、わかめ300円、卵とじ330円になっています。ご飯ものは値上げせず据え置きです。今回は、カレーそば380円を試しました。ルーをつゆにしっかりと混ぜ合わせてから提供される、手の込んだカレーそばです。具材感は乏しい(目に見える具材は豚ばら肉のみ)ですが、ダシがよく香り、たいへん美味しかったです。なお、この間にもう1回再食(かすそばを実食)しているので、これが4回目の実食になります。未食店が多く残る大阪では異例のことですが、それだけ魅力的ということです(味+1点)。

※2014/11、再食。券売機にはない(現金制。手書きの貼り紙が出ている)メニュー「カツカレーそば」500円を試してみました。カレーをカツの上からかけるのにカツのサクサク感が残る、斬新な一杯です。この店は、何を食べても「ほぅ」と驚かされます(付+1点)。

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★河内山本駅(近鉄大阪線・信貴線)
「てんまや」  実食日:2011/1

  南口階段を下りてすぐ。朝5時から深夜12時半まで営業している、使い勝手の良い店。椅子付きカウンターのみのシンプルな造りで、テイクアウト専用窓口を備えている。
  この店のそばは、フカフカと軽いスポンジ食感の茹で麺。「本格志向」という観点で見れば高い点数はつけられないのだが、つゆがよく絡むので、私個人の好みには合っている。つゆは極薄味。しかし、物足りなさは感じない。寺田町「駅前うどん」実食時と同じ感想になるが、これぞ関西風の真骨頂なのだろう。実食したのは、スタミナそば(400円)。これは、関東でいうところの「天玉」。関西ではスタミナと表記する店が多い。天は巨大な水滴型で、具材は甘えびサイズのエビが2尾。これって、「阪急そば」で使っている天と同じなのではないだろうか。卵は、白身が少々茹だった状態で、真ん中に乗って出てくる。これは結構珍しいパターンだ。通常、卵はつゆを注いだ後に落とすため、白身が茹だることはないし、丼の中央部分は麺が盛り上がっているため、端の方に転がり落ちる。しかしこの店では、まず麺を盛り、次に指で麺の中央に窪みをつけ、その中に生卵を落とす。分かりやすく言えば、火山の火口部分を指で作って、火口の中に卵を落とすということ。そして、卵の白身の上で円を描くようにつゆを注ぐ。なかなか凝った盛りつけ方だ。関西では麺→卵→つゆの順で盛りつける店はたまに見かけるが、わざわざ火口を作って卵を真ん中に配置する店は初めて見た。評点には影響させづらい要素ではあるが、私はこういう細かい部分まで注意して見るように心がけている。かけ240円。具一品系は320円が主体。変わりメニューに、かすうどん500円。表記はうどんのみだったが、注文すればそばでも作ってくれるだろう。


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★高安駅(近鉄大阪線)
「うどんそば(店名なし)」  実食日:2012/12

  東口を出て正面のパチンコ店「ニューゴールド」の駐車場内。完全にパチンコ店の客目当ての店なのだが、駅前通りからでも見える位置なので、フラッと食べに行く人もいそうな気がする。ただ、店に入るなり「これからひと勝負ですか?」と言われたくらいなので、やはりパチンコ客が圧倒的に多いようだ。店内は比較的ゆったりとした造りで、厨房に向いた椅子付きカウンター7席と、3人掛けの丸テーブル席が2つある。
  麺は、やや粘着質な平麺。つゆは、口当たりは優しいけれど飲むと塩気を強く感じるタイプ。小鍋で一人分ずつ沸かしていたので、特に煮詰まっていたというわけではなさそうだ。全体的に荒削りな感じはするが、印象としては悪くなかった。関西風のそばは、私の舌に合うのだろう。かけ300円、月見350円、天ぷら400円など。サービスとしては、揚げ玉フリー、飲み水に麦茶を用意といったものがある。また、持ち込み飲食自由(当然ながら、パチンコ客に限る)という、パチンコ店併設店舗ならではのサービスがある。弁当を持ち込んで、店内で食べて、麦茶を飲んで、1円も払わずに出て行ってもOK。パチンコ客にとってはありがたいサービスだろう。ただ、閉店時間が15:00と早いので、その点だけ注意。


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★若江岩田駅(近鉄奈良線)
「やちよ」  実食日:2010/8

  この駅は現在高架化工事中で、現時点では上り線と下り線で駅舎が異なっている。あくまでも現時点での道案内になるが、店は上り改札を出て左の階段を上がり、駅を出て左、岩田本通商店街を30秒、右側。将来的に高架駅舎に統合されると、行き方も少し変わりそう。客席は椅子付きカウンターと4人掛けテーブル席がある。配膳付き後払い(伝票制)の店だが、駅からの近さと値段の安さを根拠に「駅そば」認定する。
  麺は、注文後に茹でる生麺。歯ごたえはあまり感じないのだが、ツルツルした喉ごしがなかなか気持ちいい。つゆは、塩気が非常に薄い。昆布の風味が際立っている。たっぷり注いでくれるのだが、最後まで飲み干したくなる味覚だ。揚げ玉フリー。カマボコ2枚入りで、レンゲ付き。かけ300円、月見350円など。きつねが430円と高い設定になっている一方で、関西ではあまり見かけない「めかぶそば」が370円と割安な印象。

※値段据え置き、消費増税による値上げはありません。頑張っていますね(2014/11、確認)。

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★大阪阿倍野橋駅(近鉄南大阪線)
「王冠」  実食日:2008/8

  東口改札外、中北口階段の途中(踊り場)にある、広い間口をもつ店。間口は広いのだがカウンターは一列だけで、キャパは7〜8人程度。奥の方に椅子席がある。この店最大の特徴は、値段。河内天美「淡路屋」と同じく、かけ180円。今まで食べた中では、関西最安値だ。種物は「淡路屋」よりも若干高く、250〜280円のメニューが多い。それでも、300円台でセットメニューを用意する、豪華な「全部乗せそば」が390円で食べられるなど、改めて安さを実感させられる要素も多い。
  味覚的には、ノーマルな茹で麺にあっさりしたつゆ。麺は「関西ノーマル」というより、首都圏でよくありそうな感じのノーマル。天かすは無料で入れ放題。油揚げを乗せたそばはたぬきそば、うどんはきつねうどんと表記。


※2013/10、再食。値段が上がり、かけ200円になっています。種物は、240〜300円のメニューが中心です。全部入りそば(450円)を試しました。トッピング内容は、生卵・肉・ワカメ・きつね・おぼろ昆布・えび天・ちくわ天(ミニ)・イモ天(ミニ)・カマボコ2枚です。さらに、フリーの揚げ玉を追加トッピングできます(付+1点)。

※値上げしていました。現在、かけ210円、全部入り460円です。一杯の丼にそばとうどんを1玉ずつ投入する「大盛紅白うどんそば」があり、300円です(付+1点。2014/10、確認)。

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「阿倍野庵」  実食日:2013/2

  改札内コンコース、東改札を入って左すぐ。間口は広いが奥行きがなく、店内はそれほどゆったりとはしていない。立ち食いカウンターのみの店。椅子を置くとキャパが半減して、回転速度も落ちるので、客をさばききれなくなるのだろう。そのくらいに、客数が多い。
  麺は、冷凍っぽい食感。香りはほとんどない。つゆは平均的なのだが、私が実食したかすそばにはおぼろ昆布がサービストッピングされるため、つゆ全体におぼろ昆布の風味が強く干渉していた。かけ220円、月見270円、天300円など。変わりメニューが目白押しで、かすそば450円、びっくりそば400円、黄ぃそば330円、かにかまそば350円(季節限定)、ほたてそば350円(季節限定)と揃っている。かすそばは河内地方に特有のメニューで、牛ホルモンをカリカリになるまで揚げた「あぶらかす」をトッピングする。かなり臭いが強いのだが、好きな人は思いっきりはまる味。この店では、おぼろ昆布を乗せることで臭いを中和している。都会的なセンスではあるが、かす好きにとっては邪道のような気がする。黄ぃそばは、最近流行りの「和風出汁+中華麺」のメニュー。帆立そばは、季節限定メニューではあるが、350円という価格設定にかなりのお得感があった。箸はエコ箸。実食時には揚げ玉フリーのサービスがあったが、これは期間限定なので、評点には反映させない。

※かけは220円で値段据え置きですが、種物は値上げしています。現在、月見290円、天320円、黄ぃそば350円、びっくり420円です。かすそばだけは、なぜか450円で据え置かれています。かにかまそば・ほたてそばは終了していましたが、あさりそば330円が登場していました。常に目先を変えたメニューを導入していて、なかなか楽しい店です(2014/10、確認)。

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★河内天美駅(近鉄南大阪線)
「淡路屋」  実食日:2008/8

  西口を出て左すぐ。店頭で惣菜(天ぷらなど)や麺などの販売をしているためゴチャゴチャした印象の店。日除けに大きく「うどんそば」と書かれていなければ、イートインできる店だとは思われないかもしれない。イートインコーナーは2人掛けテーブル3つと立ち食いカウンター。冷房設備がない(というか、半露天)ので、夏場にかけ系を食べると若干後が苦しくなる。
  麺は、「コシがある」という感じとはちょっと違うのだが、もちっとした食感が楽しい。つゆは比較的薄味だが、物足りなさは感じない。麺との相性がいいのかもしれない。天は小判型で、具材は小エビのみ。小エビはサイズがわりと大きく、殻がちょっと歯に舌に触った。私は「川エビの唐揚げ」が苦手なので、これは若干のマイナスポイントか。値段は極めて安く、かけ180円は平均的に安い関西の中でも突出している。種物も安く、きつね・きざみ・昆布・わかめ・天・月見はすべて240円。天玉が300円で食べられるなんて、夢のよう。変わりメニューには、びっくりそば(300円)がある。


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★河内長野駅(近鉄長野線、南海高野線)

「南海そば」  実食日:2002/5

  近鉄と南海の改札に挟まれた場所にある、小さな駅そば。関西の駅そばにしては珍しく、“そば処”の暖簾が出ている(普通はうどんが前面に出る)。しかし、客の大半はやはりうどんを注文していた。もちろん、ここではそばも関西風のだしつゆで出てくる。面白いのは、(駅そば通の間では常識だが)関東とはたぬきときつねが入れ替わっているという点。と言うよりも、天かすは具材としては考えていないようで、かけそばにも入っている。つまり、たぬきそばを注文すると、天かすと油揚げの両方が乗って出てくるということだ。関東人からすれば、ちょっと得した気分だ。たぬき300円。

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