兵 庫 2
(その他JR)

現在、7軒掲載(うち3軒は、閉店確認済)
※尼崎駅は、兵庫1に掲載。
★伊丹駅(JR福知山線)
「吉野家」  実食日:2011/3

  駅とペデストリアンデッキで直結しているイオンモールの3階フードコート「スカイグルメ」内。たいへん規模の大きなフードコートで、客席は200以上あるのではないだろうか。店の数も多い。関西でそばを扱う「吉野家」を訪れたのは初めてなのだが、看板の色が青ではなかったことがちょっと意外に感じた。どうやら、「青看板=そば処」の方程式は、全国区では通用しないようだ。
  関西の吉野家がどんなそばを出すのか、大変楽しみだった。結論を言うと、基本的に関東の店舗と変わらない。つまり、つゆは甘みの強い関東風ということ。麺は乱切りの生麺で、注文後に茹でる。十割なので茹で時間は短く、1分ほどで出てくる。味覚面で唯一関東の店舗と異なるのは、ネギ。100%、青ネギ使用だった。関東人としては、全体的に美味しいと感じる味覚だが、果たしてこれが関西人に受け入れられているのかどうか。ちょっと心配にはなる。値段は、関東の店舗よりも高い設定になっている。かけ380円、かき揚げ480円など。フリーの天かすは、関東の店舗のものよりも小エビ風味が濃厚だった。たまたまかもしれないけれど。


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★篠山口駅(JR福知山線)
「浪花食堂」  実食日:2007/8

  1番ホームと駅外の両側から食べられる造り。ホーム側はカウンターすらなく、手持ち食いするかベンチに腰掛けて食べるか。駅外側はテーブル席まで配備されている。ただ、駅外側はちょっと分かりにくい。西口を出て左の月極駐車場の中にあるので、一瞬「ここ、入っていいのかな?」と逡巡してしまう。
  この店の特徴は、麺もつゆも味が弱く、量も少なくて値段が高いということ。悪いことばかり書いてしまったが、決して客数が多いとは言えない土地柄、仕方ないことなのだろう。すべての客に列車内持ち込み用の使い捨て容器で出すのも特徴(少なくともホームで食べる場合には)。安っぽさを嫌うか、旅情があって良しとするかは個人の判断によるところだ。きつね360円、山菜・月見400円、天450円。メニューはこの4種のみ。天はエビ天だが、甘エビクラスのものを衣で5倍に膨らませている。ネギは、青ネギを斜めにカット。総じて、日頃の食事として食べるには「?」がつく部分もあるのだが、旅路の途中でフラッと寄るにはいいかもしれない。店舗の建物を含めて、旅情には富んでいると思う。


※2010/4、再食。特段の変化なし。かけ(310円)は「素」と表記しています。

※閉店していました。すでに建物も撤去されています。この辺りの途中駅としては貴重な駅そば店だったので、たいへん残念です(2013/8、確認)。

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※加古川駅は、兵庫1に掲載。
★小野町駅(JR加古川線)
「ぷらっときすみの」  実食日:2009/12

  1時間に1本しか列車がやってこない無人駅で、すごい店を見つけた。待合室の隣、かつて駅事務所があったであろうスペースにあるのは、100%手打ちのそばを提供する、NPO法人が運営している店だ。待合室やホームの閑散ぶりが嘘であるかのような人気店で、駅前の駐車スペースはほぼ完全にこの店に来る客の車で埋まっている。
  客席は、大きなテーブルを丸太のスツールが取り囲む形式で、収容人数は10人程度。ちょっと客数に対してキャパが足りていない印象だ。もっとも、食べに来る客だけではなく、テイクアウト商品を買いにやってくる客もいるので、行列ができるという感じではない。また、手打ち→注文後茹でながら、注文からほんの2〜3分で出来上がる(そば粉の比率が高いので、茹で時間が短い)ため、客の回転もいいようだ。当然ながら、非常に美味しい。麺は適度な歯ごたえとコシがあり、つゆに負けない風味がある。つゆも鰹をベースにした出汁がよく香り、後味も素晴らしい。問題になるのは、値段か。かけそば550円なので、対象としていいかどうか、少々悩むところだ。しかし、かけそばといっても野菜かき揚げが乗っているので実質天ぷらそばだし、小鉢の煮物がついてくることを考えれば、地方特例適用範囲内だろう。むしろ、駅そばのカテゴリーに入れてしまうのがおこがましいとさえ感じる。メニューの種類は少なく、かけ550円・ざる550円の他は種物が3種ほど。そばのみで、うどんは扱っていない。テイクアウトはそばの他、巻き寿司(これが大人気らしい)、いなり寿司、弁当、各種自家製お菓子、産直野菜まで様々。単に食べるということだけではなく、街の社交場としての機能も果たしているように感じた。賑わいの中にもほのぼのした雰囲気があり、たいへん居心地のいい店だった。


※2011/11、再食。相変わらず絶品です。

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★和田山駅(JR山陰本線・播但線)
「和幸」  実食日:2014/10

  改札外、駅舎1階の外側。一見すると喫茶店、というか場末のスナックのように見える外観。実際、そば・うどんよりも喫茶メニューの方が充実している。店内にはタバコ臭が染みついているので、嫌煙家には優しくない店か。椅子付きカウンターが5〜6席と、テーブル席が4人×2。のんびりした動きのお婆ちゃんがひとりで店番をしていた。
  麺は、ずいぶんと時間をかけて茹でていたので生なのかもしれないが、食感・風味的には冷凍っぽい。歯ごたえが強く、ツルツルした舌触り。つゆは薄味なのだが、妙な刺激臭がある(七味由来かもしれない)。客数が少なそうな駅&店だから、値段が高いのはやむを得ないだろう。かけ420円、種物はカレー510円を除いて470円均一。きつねそばには、カマボコが3枚もサービストッピングされた。このカマボコの歯ごたえが強く、味も濃くて美味かった。夏季限定でざる500円を扱う。ご飯ものはカレーライスやチキンライス程度を扱う(ともに600円)。面白いところでは福廼家の駅弁「但馬の里 牛肉弁当」「地釜炊き 釜めし」の販売がある(ともに1030円)。ただし、釜めしは前日までに要予約。


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★豊岡駅(JR山陰本線、北近畿タンゴ鉄道宮津線)
「たで川」  実食日:2008/8

  「電話ボックスか?」と思えるような非常に小さな店だが、改札内外両側から利用できるようになっている。内側なら1番ホーム階段下、外側なら駅を出て左、コインロッカー脇。
  味覚的には、麺は△、つゆは○。黒々としていて見た目には美味そうな麺なのだが、食べてみるとまったくコシがなく、すぐに切れてしまう。もう少し歯ごたえが欲しいところだ。つゆは雑味がなくて美味しい。カマボコ2枚入りで、天410円、かけ310円など。天はエビ天だが、揚げ玉を沢山くっつけて太らせている。一度レンジでチンしてからそばに乗せるのが特徴か。なお、極小型店舗だから、食べるスペースは基本的にない。外側にはテーブルが1つ出ているが、ホーム側で食べる場合には手持ち食いになるということを覚悟しよう。

※2009/12、再食。前回に比べて、麺はだいぶしっかりしていたように感じました。湯通し加減の問題でしょうか。13:30の時点で、玉子と天ぷらが品切れ、かけときつねしかできないという状態でした。余らせたくないという気持ちは分かりますが、もう少し多めに用意していただきたいです。

※閉店していました。駅舎が改築されており、跡形もなくなっています。味はともかく、風情は好きな店だったので、残念です(2014/10、確認)。

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「麺丼亭」  実食日:2015/9

  駅と連絡通路で直結している「アイティ豊岡」の4階フードコート一番奥。看板には「うどん・丼・ラーメン」と表記されていて「そば」の表記はないのだが、うどんメニューはすべてそばにも対応している。有人レジで先払い→懐かしのプラ板番号札で受け渡し。ところで、駅との連絡通路は2階になるので、フードコートはツーフロアぶん上階になる。駅への依存度という点で考えると2階に店があってほしいところだ。このような大型商業施設ではフードコートは最上階か1階(または地下1階)に設けるケースが多いので、その方がトータルで考えると機能的なのだと寛大に理解することにしよう。駅構内の「たで川」が閉店してしまった今となっては、貴重な存在となる店。近畿・中国地方の日本海側は、駅そばの密度が低いのでね。
  麺種は確認していないが、食べてみての印象としては冷凍麺。ほどよくグレーがかっていて美味そうに見えるのだが、期待ほど香らない。また、少々ゴムのような弾力があって、そば本来の食感にはちょっと遠い。つゆは、塩気控えめのあっさりタイプで、昆布出汁。この地域にしては意外と濃い色をしているが、濃口醤油に特有の香ばしさはあまり感じられないし、関西風の括りに入れていいだろう。味覚的には、悪くない。たぬきなし、かけ360円、きつね390円、天460円。実食した天(カマボコ入り)は、海老天1尾。衣でだいぶ太らせたもので、アツアツなのはいいけれど衣がベッチョリ。出来合いのレンチンと推測。そば・うどんの変わりメニューは、特になし。ラーメン、丼もの、セットメニューなどいろいろあり。珍しいのは、ミニビビンバ310円か。麺類とセットで注文すると230円で食べられる。ちなみに、ラーメン・チャーハン・ビビンバは、厳密には「麺丼亭」ではなく「ソウルフル」という店のメニューになる。ただ、「麺丼亭」と「ソウルフル」は厨房がつながっていて従業員も兼務しているので、実質的には同じ店だと考えていいだろう。そばとビビンバの割安セット注文ができるくらいなので。箸は割箸で、商品と一緒に1膳ずつ提供。


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★城崎温泉駅(JR山陰本線)
「たで川」  実食日:2007/8

  豊岡に本拠を構える駅弁業者の駅そば店で、改札外待合室内にある。ホームからでも食べられそうな立地だが、残念ながら窓口は待合室側にしか開いていない。暖簾も看板もなく、ちょっと見ただけでは営業しているのかどうか分かりにくい。
  この店のそばは、山陰らしい黒々とした麺が好印象。袋麺で、コシがなくて切れやすいタイプ。コシを重要視する人には嫌われるかもしれないが、個人的には好みに合っている。カマボコが2枚入って、かけ300円、きつね・月見360円、天410円。メニューはこの4種のみ。なお、この店では「列車持ち込み用かな?」と思えるような薄くて軽いプラスチックの容器を用いているのだが、「容器は返却願います」との貼り紙が出ている。待合室内のベンチに座って食べる場合には、捨ててしまわないように注意。

※閉店していました。跡地は、JR系の喫茶コーナー「ディーズティー」になっています。そばは扱っていません(2014/10、確認)。

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