中 国 1
(岡山・広島)

現在、26軒掲載(うち10軒は、閉店確認済)
★岡山駅(JR山陽本線・宇野線・津山線・吉備線、山陽新幹線)

「みよしの」  実食日:2003/7

  6・7番ホーム(山陽本線下り)にある、殺風景な店。外見だけでなく内装もこざっぱりしていて、余計なものは一切ないという感じ。遠目には、そこに店があることすら気づかないかもしれない。外見・内装ついでに、メニューも殺風景。オーソドックスなメニュー4、5種類しかなかった。ただし、夏には冷やし(同額。これは嬉しい)はやっている。また、駅弁も売っているのだが、タイミングが悪いとかなり待たされる。味の方は、つゆは並、麺は硬めで美味しい。たぬきなし、天350円。なお、8・9番ホームには「蒜山そば」という駅そばがあるが、値段やメニューは「みよしの」と同じ。張り合っているのか、同系なのか……。 

※閉店していました(2009/4、確認)。

4 2 3 2 3 1 15
「三芳野本店」  実食日:2005/8

  14・15番ホーム階段下にある店。上記「みよしの」で食べたときに見えた「蒜山そば」の看板が非常に気になったので、また食べに行ってみた。でも、実は経営母体は一緒。
  ただ、味覚的にはかなりの差異が感じられた。店舗間の差ではなく時系列の問題なのかもしれないが、つゆに一風変わった風味があった。昆布そのもの味というか、化学調味料っぽいというか。麺も、ツルツルしていてちょっと違和感あり。天(350円。上記「みよしの」に同じ)は、殻つきの川エビがたくさん入っていて、美味。私、殻つき川エビは苦手だが、天になれば美味しく感じる。


※閉店していました(2009/4、確認)。

2 3 2 2 3 1 13
「あじわい」  実食日:2006/12

  在来線9&10&11&12番ホームやや倉敷寄り辺り。このホームは倉敷側と和気側で区切られていて、4つのトラックがある。これが駅の構造を分かりにくくする原因になっている。岡山駅での乗り換え・乗り継ぎの際には注意が必要だ。
  それはさておき、駅そばの話。この店では、黒くてスポンジのような食感の麺を使っている。冷凍麺のような感じだが、厨房を見なかったので詳細は不明。そば本来の食感にはほど遠いのだが、駅そばを街なかのそば屋とは異なるジャンクフードと位置づければ、この麺は結構好きな部類に入る。つゆは味が薄く、ついでに言えば出汁も弱い印象。私はここでは肉そば(400円)を食べたのだが、出汁が肉汁に負けている感じだった。たぬきなし、かけ310円。種物は360円と400円のメニューがある。余談だが、岡山駅の列車入線メロディは「桃太郎」「瀬戸の花嫁」「いい日比旅立ち」など、馴染みのあるメロディでかつバリエーションがあって面白い。


※値上げ(かけ310→320円)していました。種物は380円〜です(2009/12、確認)。

※改装していました(写真は、左:旧、右:現)。値段等は変わっていませんが、学生限定で大盛り無料サービスがあります(付+1点。2011/8、確認)。

※値上げしていました。現在、かけ330円、種物390円〜です。「うどんの麺が変わりました」との表示あり。喉ごしが滑らかになったそうですが、私はこの店でうどんを食べたことがないので比較不能です。なお、お品書きに「お持ち帰りはできません!」との注意書きがありますのでご注意ください。ホーム駅そばはテイクアウト需要もあると思うのですが、近年鉄道会社の指導でテイクアウト不可になるケースが目立ちます。車内の衛生面を気遣ってのことと思われますが、駅そばのテイクアウトを禁じたところでお湯入りカップラーメンを持ち込む高校生がたくさんいるので、焼け石に水です。ちょっと残念な傾向だと思います(2014/8、確認)。

3 3 1 3 3 1 14
「吉備」  実食日:2012/12

  在来線改札内コンコース、新幹線乗換改札付近にある。以前に立ち寄った時にはうどん専門だったような覚えがあるのだが、現在はそばも扱っている。「全品そば対応」の貼り紙が出ているくらいだから、やはりかつてはうどん専門だったのだろう。間口が広い店で、椅子付きカウンター7席と、テーブル席が計10席ある。
  麺は、冷凍だろうか。歯ごたえは強いが、あまり香らないタイプ。近年、全国的にこのタイプの麺に出会う確率が高くなってきているように思う。ラーメンやうどんと同じで、そばも「固い麺」が流行りなのだろうか。つゆは、かなりの薄味。甘み・塩気とも薄いのだが、バランスがよいのか、あまり物足りなさは感じず、最後まで美味しくいただけた。かけ330円、月見400円(カマボコ2枚+ワカメ入り)など。変わりメニューに、しょうゆ麹そば450円、スペシャルそば580円がある。しょうゆ麹は流行りものなので、長続きするとは思えないが……。割箸は、天削の高級品。あと、細かい突っ込みを入れると、冷水機が柱の陰に隠れていて分かりにくいのがちょっと。ちゃんと案内の貼り紙が出ているので特に減点はしなかったが、一考の余地があると思う。


※2013/10、再食。価格等、変わっていません。スペシャルそばを試しました。トッピング内容は、肉・えび天・きつね・ワカメです。「あじわい」「あじわい新幹線」と同業者の店ですが、写真を見る限り、この店だけスペシャルそばのトッピング内容が異なるようです(他の2店舗ではえび天・肉・生卵・ワカメ)。しょうゆ麹そばは、案の定終了していました。

※消費増税に伴い、値上げしていました。現在、かけ340円、月見410円、スペシャル620円です。しょうゆ麹450円は終了していました。まぁ、一過性の流行りものでしたね。サイドメニューに、岡山名物・ままかり押し寿司260円があります。2カンでこの価格はやや高いように感じますが、駅弁が1000円前後することを考えれば、旅先グルメとして重宝するのではないでしょうか(2014/8、確認)。

4 3 1 3 3 2 16
「あじわい新幹線」  実食日:2013/10

  新幹線の上り(23・24番)ホーム新倉敷寄り。椅子付きカウンター4席と、立ち食いカウンターが4〜5人分の、小さな店。在来線ホームの店舗よりも小さいが、厨房をコンパクトにしているぶん、キャパはこちらの方が多そうだ。
  麺は冷凍っぽい食感。やや太めで、強い弾力がある。つゆは典型的な関西風という感じ。在来線ホームの店舗と同じ材料を使っているとみていいだろう。たぬきなし、かけ320円、月見380円、かきあげ400円など。価格やメニューも在来線ホーム店と共通しているが、唯一の相違点は、学生限定の大盛りサービスの有無。新幹線は学生の利用が少ないためだと思うが、新幹線ホームの店舗ではこのサービスを実施していないようだ。また、コンコースの「吉備」も同業者の店だが、こちらは価格体系が異なっている(麺が違うためではないかと推察)。


3 3 1 3 3 1 14
★伊部駅(JR赤穂線)
「四季彩」  実食日:2010/12

  改札を出て左、東備観光情報センター(土産物店)の奥。あるいは、一度駅を出て左。情報センター内と駅外、2カ所に出入口がある。あちこちから寄せ集めたような、不揃いなテーブル席が主体で、奥には座敷も完備。配膳付き→後払い(伝票制)の店だが、立地と値段が駅そば級で、そして個人的に気に入った店でもあるので、このカテゴリに含めることにする。
  麺は、生麺の注文後茹で。調理には5分ほどかかる。適度にざらつきとぬめりがあり、食感は軽め。しかし、香りは強い。つゆは純粋な関西風で、やや辛め。麺との相性はよいと思う。そして、びっくりしたのが、天ぷら。注文後に揚げる本格的な天ぷらが供される。天ぷらそばには、大ぶりのえび天2本と、タマネギ天(かき揚げではなく、ほぐしていないタマネギをそのまま揚る)が乗っていた。この内容なら、500円はたいへん安く感じる。他のメニューは、かけ350円、きつね400円など。
  実は、この店には看板・品書きなどを含め、どこにも「そば」の表記がない。一見客は、間違いなく「うどん専門店」と思うだろう。しかし、頼めば麺をそばに変えることができる。「裏メニュー」と言っていいだろうか。よほどそば食が普及していない地域なのかな、と感じる。これだけのパフォーマンスを発揮できるのなら、どんどんアピールすべきだと思うのだが。
  それから、営業時間に注意を。(そば・)うどんは、14時からのメニューとなっている。言質は取っていないが、昼時には食べられないかも。基本的にこの店は「昼は喫茶店、夜は居酒屋」で、ほんのいっときだけ(そば・)うどんを扱っているというスタンスなのかもしれない。


6 3 1 4 3 5 22
★中国勝山駅(JR姫新線)
「つるや」  実食日:2012/11

  駅を出て直進、国道181号を渡って右へ3分、弁当店「つるや」内のイートインコーナー。地方には、このパターンで対象となる店が結構多い。当サイトでは、研究精度を高めるために、サンプル数を増やす目的でこの手の店も対象に含めているため、探訪はなかなか大変。半券もぎりタイプの食券を使用していて、実際にもぎって受渡しが行われる。客席は、テーブル席が4人×2、椅子付きカウンターが6席。
  麺は冷凍で、歯ごたえというか弾力が強いタイプ。つゆは典型的な関西風。ほのかに甘みもあって美味しい。かけ250円、天390円など。ラーメンやカレーなどもあり、特にセットメニューの安さが際立っている(カレーセット450円など)。嬉しいサービスが2つあり、1つは天かす入れ放題。もう1つは、漬物のサービス(フリー)。浅漬けなので、結構たくさん食べられる。


※2015/9、再食。おそらく麺は変わっていないと思いますが、茹ですぎ(湯通ししすぎ)たのか、ブヨブヨした食感になっていました。また、ネギがだいぶ古かったみたいで、ちょっと饐えた臭いが気になりました。極限的に悪く言うと、生ゴミのような臭い。つゆは変わらず淡麗で美味しいのですが、その他の部分がかなり残念な一杯でした。かけ300円、天480円と、消費増税ぶん以上に値上げしています。一方で、えび入りかき揚げ400円が登場し、朝うどん250円(7〜11時)も設定されていました。高くなったのかお得になったのか、よく分からない変化ですね。トータルで考えると、この店に行くなら午前中がベストでしょう。朝うどんが安くてお得だということもありますが、食材が傷む前に行った方がいいというシニカルジョークも含めての話です(味−2点、値−1点)。

2 3 2 3 5 3 18
★福山駅(JR山陽本線・福塩線、山陽新幹線)
「あじわい」  実食日:2005/8

  改札を出て右、駅舎の外に出る手前の通路を左、右側。駅ビルの土産物店が連なる一角にある。喫茶コーナー「Estation」の隣。立ち食いカウンター一本だけの、コンパクトな店である。
  「あじわい」は西日本でたまに見かけるチェーン店だが、ここのそばはなかなか美味かった。麺は袋麺で、見た感じでは「あまり期待できないかな」と思っていたのだが、湯通し時間が普通の茹で麺よりもずいぶん長い。1分くらい茹でていたように思う。半生麺なのだろうか。食感はややフカフカした感じ。つゆは関西風で、昆布出汁がよく効いている。たぬきはカウンターに置いてあり、入れ放題。かけが260円(怪しい)だったので、たぬきも260円ということになる。私が食べた天は320円。隣の人が「大盛」を注文していたのだが、麺が2玉になっていた。完食がきつそうな量だ。


※暖簾が変わり、看板上部に照明が増設されていました(写真は左:旧、右:現)。値段が上がっていて、現在はかけ300円、きつね・月見350円、天380円などです(値−3点。2009/12、確認)。

5 4 2 3 4 3 21
★尾道駅(JR山陽本線)
「尾道櫻屋」  実食日:2009/12

  1番ホーム&改札外(写真はホーム側)。看板には「うどん」、暖簾には「ラーメン」と書かれていてそばの表記がないのだが、うどんメニューはすべてそばにも対応している。客席配分は改札外の方が圧倒的にメインで、ホーム側は定数6。しかも、そのうちの2席はあまり加重をかけるとバキッといきそうな、応急的なもの。
  この店のそばは、麺がなかなか印象深いものだった。色の黒い太麺だ。山陰を除く西日本でこの黒さは珍しいと思う。噛むと柔らかく、舌触りは滑らかながら歯にザラッと触る食感。つゆは少々辛め。余韻があり、個人的には好きなタイプ。具一品系は、360円と370円のメニューが中心。変わったところでは、おそらくそば・うどんのつゆにラーメンの麺を入れたものであろう「和風ラーメン」がある(500円)。味もさることながら、店主の愛想がよく(退店時に深々とお辞儀までしてくれた)、気持ちよく食べられる店なので、機会があればまた利用したい。


4 3 1 3 3 3 17
★三原駅(JR山陽本線・呉線)
「浜吉」  実食日:2011/8

  在来線下りホーム(1・2番)、やや本郷寄り。味も素っ気もない外観で、一見すると「廃墟」と思ってしまうのだが、下りホームの店舗は営業している。上りホームにも似たような建物があるが、こちらが営業しているのは見たことがない。
  この店の麺は、美味いかどうかは別にして、ちょっと特徴があるものだった。舌触りはザラザラしていて、歯を当てると、一瞬すごく固そうに感じるが、実際には呆気なく切れる。「コシがある」の真逆か。外側が固くて、芯が柔らかい感じ。つゆは塩気が薄く、ゴクゴクと飲むぶんにはいいのだが麺を食べているときに物足りなく感じる。実食した天(カマボコ入りで400円)には、なぜか揚げ玉が追加される。追加しなくても、天がすでに「巨大たぬき」なのに。具材は小エビのみ。酒類や簡単なつまみもあるほか、駅弁も販売している(「浜吉」は駅弁業者)。


2 3 1 2 3 2 13
★西条駅(JR山陽本線)
「味一」  実食日:2009/4

  駅出口脇にある、昨年5月にオープンした新しい店。当然ながら、内装は清潔感がある。テーブル席と立ち食いカウンターがあり、15人ほど収容できそうだ。
  麺は、角がなくてツルツルした食感。つゆは薄味だが、物足りなさはない。麺とつゆはインパクトに欠けるが、細かい部分に工夫を凝らすことでオリジナリティを発揮している。この店のオススメメニューは、360円のかやくそば。トッピングは卵焼き・椎茸煮染め・味付き刻み揚げ・揚げ玉。カマボコが2枚乗って、彩りも鮮やかな一杯だ。その他のメニューは、かけ280円、きつね330円など。麺類のほか、おでん各種(100円)も扱っている。また、変わったサービスとしては、毎月29日を「肉の日」とし、肉そば(400円)の肉を増量。月に1日しかないのが辛いところではあるが。

※駅舎改築(橋上駅舎化)に伴い、閉店していました。店があった場所は、現在はサラ地になっています(2012/12、確認)。

3 2 3 4 4 3 19
★向洋駅(JR山陽本線)
「向洋うどん売店」  実食日:2011/8

  改札を出て左前。厨房に向いたL字型カウンターと壁に沿ったカウンターで、いずれも立ち食い専用。出入口が2カ所ある(駅内、外)のだが、食券販売機が外側に入口外にしかないので、電車で立ち寄った一見客は販売機に気づかず、口頭注文してしまうのではないだろうか(私もそうだった)。口頭注文でも対応してくれるが、後でおばちゃんがわざわざ食券を買いに外に出ていた。券売機を2台置くのが理想だが、それができないなら、店内に置いた方がいいのではないかという気がする。
  味覚的には、少々粘着性のある茹で麺に、この辺りにしてはわりと色の濃いつゆで、広島駅「広島駅弁当」と酷似している。財産票には「JRサービスネット広島」と記載されているのだが、運営は「広島駅弁当」だろう。天もわらじ型だし、名物のサイドメニュー「もぐり寿司」もある(200円)し。変わりメニューに、牛すじそば500円、スペシャルそば600円などがある。


※閉店していました。跡地には、駅舎の外側からのみ利用できる「驛うどん・そば」がオープンしています。業者も変わっていないと思われますが、立地(店舗形態)や店名が変わっているので、別店と見なします(2014/12、確認)。

4 3 2 2 3 2 16
「驛うどん・そば」  実食日:2014/12

  駅を出て左、コンビニ(ハートイン)の隣。駅舎の外側から出入りする造りの店。上記「向洋うどん売店」の後継というか、リニューアルと考えられる店だが、店名が変わっているので別店として扱う。たいへん狭い店で、立ち食いカウンターは4人でぎゅうぎゅうになる。それでも、結構利用者は多く、だいたい常時3〜4人が店内にいる、という状態。外に行列ができることはなく、かといって閑古鳥が鳴くこともなく、絶妙なバランスを保っている。
  麺は、これといった特徴のない茹で麺だが、広島「驛麺家」より少し固いように感じた(同日連食)。湯通し加減による誤差か。つゆも、「驛麺家」よりちょっと塩辛いように感じたが、これも誤差と思われる。ただ、「驛麺家」とは決定的に異なる部分もある。第一に、盛りつけ。「驛麺家」では「麺→つゆ→天」の順だった(流れ作業なので、タイミングによってつゆと天の順番が入れ替わることはないだろう)のに対し、こちらは「麺→天→つゆ」の順だった。私だけでなく、他の客の天そばも同様の盛りつけだった。だから、天(広島駅と同じわらじ天)が最初からヘナヘナしている。第2に、ネギがアサツキだった(「驛麺家」では普通の葉ネギだった)。「驛麺家」の貼り紙の写真ではアサツキのようなものが乗っているので、もしかしたら日によって違うのかもしれないが、同日連食で違っていたということは、仕入れも別口なのだろうと推察(前日ぶん残りという可能性もあるが)。そして第3に、値段が違う。かけ300円、天350円という設定は、「驛麺家」よりも安い設定だ。客数が少なそうな店舗の方が安いというのは、ちょっと意外。変わりメニューに赤うどん410円あり。これは「驛麺家」と同額設定。「向洋うどん売店」時代にはなかったメニューだ。


3 3 2 3 3 1 15
★広島駅(JR山陽本線・芸備線・可部線、広島電鉄本線(広島駅前駅)、山陽新幹線)
「駅うどん 駅そば(広島駅弁当)」  実食日:2005/8

  1番ホームにある。電光の看板が目立つので、列車を降りればすぐに目に入るだろう。私は朝一番の列車で広島入りした(06:10頃)のだが、すでに開店していた。先客ゼロだったので、どうやら一番列車に合わせて開店するようである。私の後から続々と客が押し寄せ、あっという間に満席になった。流行っている。
  たぬきがなかったので、私は天を実食。しかし、具は小エビが3匹ほど入っているだけで、これはほとんどたぬきに等しい。別途、「かき揚げ」というメニューもある(390円)ので、たぬき320円と解釈する。変わったところでは、スペシャルそば580円(肉・玉子・きつね・ワカメ入り)というのがある。また、麺類以外では、もぐり寿司(170円)というのが気になった。細かいワンポイントを言うと、カウンターが高低2段になっているのが嬉しい。身長が高い人でも低い人でも、食べやすいように工夫されている。
  ちなみに、同じ「広島駅弁当」が経営する駅そばが4・5ホーム、7・8ホームにもある。しかし、この時間にはまだ開店していなかった。


※2008/9、再食。値上げしていました。現在の値段は、天340円、かきあげ420円、スペシャル600円、もぐり寿司200円です(値−1点)。

※2009/12、再食。ズームズームスタジアム完成記念でしょうか、広島カープ応援メニュー「赤うどん」が登場していました(430円)。その名のとおり、麺が赤いです。特殊な麺なので、「赤そば」はありません(付+1点)。

※2010/6、再食。赤うどんに続く広島カープ応援メニューとして、広島赤鶏カープカレー(450円)が登場していました(付+1点)。

※2014/8、再食。値上げしていました。現在、天350円、かき揚げ430円、スペシャル620円です。もぐり寿司は終了していました。赤うどんは、なぜか値下げされて410円です。ぶっかけ赤うどんも同額。カープカレーは終了していました。味覚的には、特段の変化はありませんが、ボリュームは並量だと感じたので2点減じました。

※がびんちょ、閉店です。4・5、7・8ホームの店舗は早々と(8月の時点ですでに)閉店し、建物も解体済み。1ホームの店舗が粘っていましたが、2014/11/1の22:30で永い生涯を終えました。建物はまだ残っていましたが、近々解体されると思います。駅構内が大々的にリニューアル工事されているので、その影響と思われます。なお、新しく設けられた跨線橋上に、同じ業者の「驛麺家」がオープンしているので、閉店というよりは「移転」の方が正しいかと思います。当サイトとしては、立地&店名が異なるということで、別店扱いとします。個人的には、昭和チックなネオン管も新店舗に移してほしかったです(2014/12、確認)。

4 3 2 3 3 5 20
「味一」  実食日:2008/9

  南口改札を出て右、マクドナルドの隣。立ち食いカウンターのみだが20人以上を収容できる大型店。
  麺は太めで食べ応えがあり、つゆは適度に甘みがある。どちらも、水準以上のレベルにある。カマボコが2枚入って、かけ260円、きつね310円など。この店では肉うどん(380円。そばもあるが劣勢)が名物となっているようで、注文する人が多い。肉うどん(そば)とのセットメニューも設定されている。豪華なスペシャルそば(450円)にも、肉が入る(他に天と温泉卵が入る)。細かいワンポイントを挙げると、盆の上に紙ナプキンを乗せ、その上に丼を乗せて出される。このあたりの気遣いは立派だ。なお、この店は「味一 広島3号店」で、1号店と2号店は新幹線ホームにある。


※2009/12、再食。値上げ(かけ260→290円、きつね310→340円、肉380→410円。値−1点)していました。冬季限定メニューに、かきそば(520円)があります。広島らしくて、いいですねぇ(付+1点)。

※駅舎リニューアル工事に伴い、閉店していました。跡地は工事中で、今のところは何もありません。工事終了後に復活する可能性もありますが、ひとまず閉店と見なします(2014/8、確認)。

4 3 2 3 3 3 18
「驛麺家」  実食日:2014/12

  在来線改札内跨線橋上。4・5番ホームから跨線橋に上がるとほぼ正面にある。先月オープンしたばかりの新店。というか、各ホームにあった「広島駅弁当」の駅そばが移転・集約された店舗だ。個人的には1番ホームの店舗に強い思い入れがあり、ピカッと新しい雰囲気には若干馴染めない部分もあるのだが、ともあれ改札内に駅そばが残ってくれたのは救いだ。集約された店舗だけあって店内はなかなか広く、テーブル席2人×2と、立ち食いカウンターが20人分以上ある。制服姿の女子中学生から杖を突いて歩くお爺さんまで、幅広い層の客が一列に並んで立ち食いしている。他の地域・駅ではなかなかお目にかかれない光景だろう。
  味覚的には、ホーム時代と変わっていないと思われる。麺はごく普通の茹で麺。つゆはちょっと塩気が強くなったようにも感じるが、誤差だと思う。少なくとも、ハッキリと方向性が変わったわけではない。天は、変わらず小エビ入りのわらじ天だ。安っぽいものなのだが、これが結構美味いというか、癖になる。全メニュー制覇したい身なのに、ついつい天そばばかりを食べてしまう。かけ320円、天370円。これとは別に「手作りかき揚げ」があるが、480円と高値。変わりメニューに、「がんばれカープ 赤うどん」410円、担々うどん550円。赤うどんは、2009年にホームで実食した時に比べて値下げされているが、ボリュームが若干少なくなり、煮卵が普通の茹で卵に変わっていた。貼り紙に、青ネギは球場の天然芝をイメージしている旨の記載があるが、これはちょっと無理があるような気がする。


4 3 1 3 3 3 17
★横川駅(JR山陽本線・可部線、広島電鉄横川線(横川駅前駅))
「むさし」  実食日:2012/12

  南口改札を出て右、切符売り場の隣。弁当類の販売窓口のある店で、イートインコーナーはかなり手狭。椅子付きカウンターが5席あるが、5人入ったら身動きできなくなるだろう。これだけ狭いにもかかわらず、配膳までしてくれる。配膳のたびに、おばちゃんが販売窓口から出てきて運んでくれる。セルフにすればいいのに。
  この店のそばは、中国地方にしては細い麺を使用している。冷凍だろうか。つゆは、正直よく分からない。というのも、変わりメニューの「元気そば」(600円)を注文してみたのだが、野菜あんかけそばのようなもので、通常のつゆが使われていなかったため。味の評点は、西広島の同名店を参考につけさせていただいた。かけ350円、卵とじ450円など。変わりメニューが多く、元気そばのほかにも地海老そば500円、ずっこけセット700円なんていうものもある。西広島で実食した時とだいぶメニューが違っているのだが、店舗によって扱うメニューが異なるのだろうか。それとも時経変化なのか。ちなみに、元気そばは野菜あんにニンニクの風味が利いていて、なかなか美味しかった。中華麺だったらもっと美味しいかな……という気がしないでもないが。


※テイクアウト専門店(麺類なし。おにぎり等のみ)になっていました。当サイトでは閉店として扱います(2014/8、確認)。

3 3 1 3 3 3 16
★西広島駅(JR山陽本線・広島電鉄本線(広電西広島駅・己斐駅))
「うどん そば」  実食日:2008/9

  JRの改札を出て右。椅子付きL字型カウンターのみの店。精算方法が分かりにくく、基本的には代引きなのだろうが、客によって先払いだったり後払いだったりする。
  太めの茹でゆで麺は食べ応えがあるが、味覚そのものは無難。つゆはあっさりしている中に鰹節か鯖節の隠し味が利いていて、なかなか美味い。カマボコが入って、かけ290円、月見330円など。トッピングは単品追加もできるが、既成メニューよりも割高に設定されている。例えば生卵の場合、既成メニューだとかけ+40円だが、単品追加すると50円になる。サービスには学割制度があるが、学割そばは370円と高値。かけを学割にした方が、学生は喜ぶと思うのだが。麺類以外では、西日本の駅そばではよく扱われる「おでん」がある。すじ肉(130円)はなかなか美味そうだった。他はすべて110円均一。


※閉店(「むさし」化)していました(2009/12、確認)。

4 2 2 3 3 1 15
「むさし」  実食日:2009/12

  改札を出て右、上記「うどん そば」の跡地。内装は大きく変わっていて、テーブル席を用意している。客席スペースは随分と広くなった印象だ。オープンしてから1週間ほどのタイミングだったので、店頭にはお祝いの花がたくさん飾られていた。「むさし」は、エキナカ店舗としてはこれが初だが、市内に数店舗を構えるミニチェーン店のようだ。イートインよりも弁当のテイクアウトをメインとしているようで、店内には私以外に客はいなかった。
  うどんの陰に隠れて細々と扱っているそばは、冷凍っぽい食感。つゆは透明度がかなり高く、味も薄め。全体的にやや味気ない感じではあったが、方向性として不味くはなかった。かけ350円、卵とじ400円、昆布420円など。しのだ(きつね)がなぜか500円とかなり高い設定になっている。実食時にはゆで卵のサービスがあったが、これは開店記念の期間限定サービスなので、加点はしない。


※2014/10、再食。改装したわけではありませんが、開店記念の花などがなくなっているので、写真を再撮影しました(左:旧、右:現)。このチェーンの名物・元気そば(620円)を試しました。横川店(すでに閉店というか、テイクアウト専門店化している)と同じ内容ですね。アツアツあんかけで、ボリューミー。値段は高いけれど、味覚的には満足度高いです。ただし、ニンニクがふんだんに使われているので、匂いが気になるシチュエーションであれば避けた方がよいかもしれません。
  値段が上がっています。現在は、かけ360円です。卵とじ・昆布・しのだ、ずべて終了しています。かけ系メニューは、わかめ460円、地海老520円、肉570円。あとは季節限定メニューとして、松茸天婦羅800円がありました。わけあって元気そばを食べなければならなかったので試せませんでしたが、これは2杯連食してでも食べておくべきだったと後悔しています。来秋にまた出ることを期待したいと思います(付+2点)。


3 3 1 4 3 3 17
★五日市駅(JR山陽本線、広島電鉄本線(広電五日市駅))
「味一」  実食日:2008/1

  JR改札を出て右、北口階段を右に下りて直進30秒、五日市駅東ビル1階。中国地方では随所に見られる店名だ。店内には豊富なテーブル席があり、配膳つき&後精算(伝票→レジ)。レシートも出る。「駅そば」らしからぬ形態ではあるが、メニューも値段も条件に合致しているので、「駅そば」の括りで扱うことにする。
  ここのそばはなかなか美味しかった。麺は冷凍っぽい感じであまり印象も強くないのだが、つゆが美味しい。極端に色が薄く、ほとんど透明と言ってもいいくらい。それでも出汁と塩っ気はほどよく浸透していて、最後まで飲んでも飽きない。完成度の高い仕上がりと言えそう。唯一の難点は、店員の動きがイマイチ機敏でないということくらいだろうか。
  メニューは、かけ300円、かやく360円、わかめ350円、月見370円、きつね380円、かき揚げ420円など。「かやく」に「当店のおすすめ」と併記されていたので、これを食べてきた。西日本でたまに見かけるこのメニュー、具材は厚焼き玉子(2切)、椎茸煮染め、カマボコ(2枚)、刻み揚げ、揚げ玉。下関「下関駅弁」のかやくそばにも卵焼きと椎茸煮染めが乗っていたので、この2つが「かやくそば」のスタンダードトッピングなのだろう。安い割に見栄えがよく、気に入った。


4 3 1 4 3 3 18
★宮島口駅(JR山陽本線)
「CTS」  実食日:2006/12

  改札出て左、待合室内。駅舎を出た左にも出入口がある。「CTS」とは「中国ターミナルサービス」の略称。この業者は、駅そばのみならず駅構内におけるあらゆるサービスを提供しており、この店のすぐ隣にあるコインロッカーも同社の経営だった。
  この店でそばを注文すると、「うどんじゃなくてそば?」と3回聞かれた。土地柄、うどんの方が圧倒的に人気が高いのだろう。おまけに、おばちゃんはバリバリの「じゃけぇ」弁。旅情が溢れていて好感が持てる。麺は袋麺で、客の前でビリッとやる。おばちゃん、湯に浸かった手網に麺を放り込み、1分ほど放置。これじゃあ麺が伸びてしまって大変なことになるのではないかとハラハラしたのだが、ちゃんと歯ごたえのあるそばが出てきた。そういう麺なのだろう(うどんはサッと湯通しするだけ)。つゆは標準的な関西風で、美味しい。かけは260円、具一品系(天、卵など)は320円が主体。天は具なし。内容不明のスペシャルそば(590円)もある。変わりメニューには、穴子そば500円、かきそば600円がある。どちらも値が張るが、広島を代表する名物が入る。観光客の利用が多い駅だということもあり、好評を博している様子。ともに50円増しの「丼」もある。


※閉店(コンビニ化)していました(2008/1確認)。隣のたこ焼き店が残ったのがなおのこと悔しい……。

4 3 3 3 3 3 19
★竹原駅(JR呉線)
「ニコニコ食堂」  実食日:2015/9

  駅を出て、ロータリーを回って左へ。道なりに右へ曲がって、最初の路地(グリーンスカイホテルの角)を左折して30秒。パチンコ店「ガイア竹原店」内。パチンコ店内にある簡易食堂で、廉価なそば・うどんを扱っている。微妙に対象外になりそうな価格帯ではあるけれど、地方特例&他に対象となる店がない駅特例を適用する。このパターンの店は近年増加傾向にあるので、今後「完全に諦めた駅一覧」に入れている駅についても再確認する必要がありそうだ。出入口は、パチンコ店内と外(写真はパチンコ店内側)、2か所ある。つまり、パチンコ客でなくても気軽に食べに入れるということ。食券制で、客席はテーブル席2人×3と椅子付きカウンター5席。
  麺は、ツルツルと滑るような舌触りの冷凍麺。見た目にはしっかりとエッジが立っているのだが、食感的には感じない。香りもあまりない。まぁ、典型的な冷凍麺の食感・風味だ。つゆは、甘みが最初にガツンときて、それっきり。深みが全然なく、香りも余韻もなく、「市販のめんつゆ+水」で作っているかのような味。中国地方らしさは微塵もなく、完全に「関東風」の括りになる味覚だ。色も濃い。たぬきはあまり味のない既製品の揚げ玉で、これまたどうということもない。麺・つゆ・具のすべてが、水準に届かない感じだった。たぬき480円(ワカメ・極薄カマボコ入り)、かけ380円、月見430円、天580円。この価格構成なら、たぬきより月見の方がよかったかもしれない。この調子だと天もあまり期待できなさそうなので、かけとの差額が200円にもなる天にも手を出しづらい。カレー、丼もの、セットメニュー、定食などいろいろあり。次回来ることがあるとしたら、週替わり定食550円あたりを狙うだろうか(これは完全な定食メニューで、麺は付かない)。とても残念な印象がばかりが残ってしまった店だけれど、駅周辺にファスト系の飲食店が見当たらないだけに、地元では結構重宝されているのかもしれない。味は二の次で、とにかく安く早く腹を満たしたい場合、ほかに選択肢がないという理由でこの店を利用するのもアリといえばアリか。


1 3 1 3 3 1 12
★呉駅(JR呉線)

「うどんそば」  実食日:2002/5

  改札の外、階段の下に隠れている駅そば。客のスペースがかなり狭く、カウンターが2本並んでいるのだが、ヘタをすれば後ろの客と“おしくらまんじゅう”をしながら食べることになりそうだ。味の方は、まずまず水準以上。私は関東人でありながら関西風のだしつゆをこよなく愛している(うどんだけでなく、そばでも)ので、このつゆで出される以上は悪い評価はできない。値段も、山菜そば280円はかなり安い方。“たぬき”というメニューはないが、すべてのメニューに自動的に天かすが入っている。

※閉店していました。跡地は「味庵くれ」という飲食店(おそらく事業者は変わっていない)でそばも扱っていますが、価格的に対象外です(2015/9、確認)。

4 2 5 2 4 2 19
「ちから」  実食日:2015/9

  改札を出て正面の階段を下りてすぐ。出口脇というか、駅ビル(クレスト)内というか。間口は駅ビルの内側と外側にそれぞれ開いているが、外側の間口は出口専用。入るのは駅ビル内からになる。「ちから」は、広島市内及び近郊に店舗を展開するローカルチェーン。「むすびむさし」と肩を並べる、広島ツートップの一翼だ。店舗名は「呉駅店」。有人レジで口頭注文・先払い→配膳というシステム。客席は、テーブル席が2・2・4・4、加えて厨房と向き合った椅子付きカウンターが8席くらいある。「ちから」で実食するのは、矢野店に続いて2回目。矢野店はイートインよりも和菓子などのテイクアウトの方がメインな感じだったが、呉駅店は完全にイートインがメインだ。
  矢野店では、「あっさりきつね」をいただいている。今回は別メニューをということで、玉子そばをオーダーしてみた。支払いを済ませると、レジ係と調理係の間で「とじそばー」と伝達。この時点で「あぁ、玉子そばとは月見のことではなく玉子とじなんだな」ということは想像がついた。1分ほどで提供されたものは、やっぱり玉子とじだった。麺は柔らかい茹で麺で、プツプツと切れやすい。歯ごたえを望む人にはあまり好まれないだろうが、あっさりしたつゆやフワフワ玉子の食感とのバランスはよいと感じた。あっさりしたつゆは、塩気は控えめながら出汁はしっかりと利いていて美味い。カツオでも昆布でもなさそうな、中国地方に特有の風味。イリコか、ウルメか。玉子とじは学生アルバイトが一朝一夕では上手に作れない、やや難易度の高いメニュー。しかし今回は、ふわとろの食感といいやたらとつゆに拡散しないまとまり感といい、なかなか秀逸な出来だった。斜めカットの青ネギを玉子とじに絡ませているあたり、芸の細かさも感じる。値段は高めで、かけ370円、玉子440円、あっさりきつね460円。ここらへんまではなんとか駅そば価格と言えそうだが、天540円、カレー600円、肉600円あたりは、駅そば感覚での入店だとちょっと手を出しづらいか。今回の玉子にしろ矢野店で実食したあっさりきつねにしろ、充分に満足できる内容。「ちから」では、あえて高価なメニューを攻める必要はないように思う。……そのうち、攻めると思うけれど。箸はエコ箸。使い捨ておしぼり各席に常備。


4 3 1 4 3 4 19
★矢野駅(JR呉線)
「ちから」  実食日:2014/12

  南口を出て右、ロータリー出口角。「むすびむさし」と同じように、ほぼ広島市内だけで店舗を展開するローカルチェーン。和菓子類のテイクアウトコーナーを併設した店だ。実食が中途半端な時間帯(15:00頃)だったこともあり、テイクアウト客ばかりで店内で食事をしていたのは先・後ともゼロ。需要はほぼ昼時に限られるのかもしれない。そのわりに店内は広く、テーブル席が4人×3、椅子付きカウンターが6席ある。これだけある席を遊ばせておくのはもったいないので、喫茶店としても使えるようにした方がいい(現状でも喫茶店感覚での利用もできるが、その雰囲気がない)のではないか、と思ってしまう。せっかく和菓子のテイクアウトがあるのだし。精算システムは、店に入ってすぐのレジで注文・先払い→配膳。
  麺は、あまり味のない茹で麺。可もなく不可もなく、という感じ。つゆは、香りはカツオ出汁っぽいのだが、カツオ特有の酸味がまるっきりないので、別の魚介かもしれない。甘みはほとんどなく、塩気・醤油の風味・出汁のバランスで勝負か。口当たりがよく、爽快感があってなかなか美味い。かけ370円、実食は、「あっさりきつね」460円。このほかに「甘辛きつね」480円がある。両者の違いは、あっさりきつね=味付けをしていない油揚げを刻んだ、いわゆる「きざみ」であるのに対して、甘辛きつねは甘辛く味付けをした、いわゆる「きつね」。あっさりきつねは「きざみ」ではあるが、大阪あたりで食べるものに比べると幅広に刻んであり、油揚げ自体がかなり柔らかい。そして、ネギが大きく斜めにカットされていたのが特徴的。店頭の写真入りのお品書きを見た限りでは、メニューによってネギの刻み方を変えているようだ。手が込んでいるね。変わりメニューに、天とじ600円、他人とじ600円がある。メニューはすべて税抜・税込価格が両方記載されており、税込で10円単位でキリよく設定されている(前記の価格はすべて税込)。ただ、あんなしきなこ(餅)だけ税込95円と半端。いっそ100円でいいような気もするが、あん入りきなこ(餅)が100円だから、差をつけたかったのだろうか。
  各種麺類もテイクアウト可能なのだが、価格設定がどうにも腑に落ちない。かけ(麺+つゆ+薬味)320円+容器代20円と、なぜか店内で食べるよりも安いのだ。全メニューについて、同じ現象が起こっている。通常、駅そばではテイクアウトすると容器代のぶんだけ値段が高くなるものなのだが。店内で食べた場合には、席料が発生しているのだろうか。謎だ。


4 3 1 4 3 3 18
★備後矢野駅(JR福塩線)
「矢野駅売店」  実食日:2010/12

  小さな駅舎の半分(旧事務室部分)が骨董品などを扱う店舗になっていて、その一角にそばコーナーがある。スペースは手狭だがカウンター・テーブル・座敷と揃っていて、単身客・グループ客・一見旅行客から常連まで、様々なニーズをカバーできる造りになっている。乗降客のたいへん少ない駅なので、利用者の大半は車やバイクなどで訪れるようだ。
  麺は、極太の田舎風黒麺。思っていたほどには香らなかったが、見た目に反して食感が軽く、たいへん個性的。つゆは色が極端に薄く、味覚的にもあっさりしている。私好みだ。メニューには、かけ350円やきつね400円などオーソドックスなものもあるのだが、旅行者には福縁阡そば(555円)がオススメ。備後矢野駅があるJR福塩線に語呂を合わせているのだが、徹底的に「福」と「縁」にこだわった縁起物のそばなのだ。まず、555円という値段には「ご縁が3つ(たくさん)」という意味がある。これに25円(二重にご縁)を追加すると、特製のお守りがつく。福縁阡そばとお守りの合計金額580円は、「福縁(290円)×2」となる。私個人としては、「復縁×2」ということで、昔の恋人とヨリを戻したい時に、的な利用法もアリかなと。ちなみに、福縁阡そばの内容は、餅3つ(ヨモギ・きび・梅)+カマボコ+ワカメ。餅は、いずれも地元業者から仕入れているという。見た目にも彩りがなかなか楽しい一杯で、箸をつける前に写真を撮りたくなる。この他にも、餅2つ(ヨモギ・きび)入りの田舎そば(500円)、ブランド牛肉の上下牛を使った肉そば(600円)などの特殊メニューがある。


5 3 1 3 3 8 23


エリア選択ページへ戻る

駅そばトップへ戻る

inserted by FC2 system