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※ 記事は上が最新です。                                         
※ 再食記事は追記しますが、「変化なし」の再食履歴および誤記訂正は上書きすることもあります。


お 知 ら せ

自身6冊目となる単行本
『愛しの富士そば』

発売されました(2017/2/22発売)。
ひとつのチェーンに特化した異色作ですが、
過去最多288ページの巨編になりました。
全国行脚録に負けない、充実した内容の一冊です。
全国の書店などでお求めいただけます!
発行:洋泉社 価格:1300円(+税)

お 知 ら せ

共著の単行本が発売されました
『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿
(SBクリエイティブ、2017/5/15)
全239ページ中、26ページを執筆させていただきました。
駅そばのみならず、駅にまつわる雑学全般をまとめた一冊です。
全国の書店などでお求めいただけます!
価格:820円(+税)


・上野駅(東京・山手線2)  「富士そば」  実食日:2011/5

  店舗名は「上野店」。JR浅草口を出て左、小さな横断歩道を渡って右、歩道橋下。駅からごく近く、間口も広いのだが、駅を出た時点では歩道橋に隠れていて見えないので、意外と目立たない。店内には椅子付きカウンターが6列あり、フロア面積のわりに席数が多い。
  麺は、細めの平麺。数年前までは「富士そば」で出会うことが多かったタイプの麺だが、ずいぶん久しぶりに再会した気がする。この麺は茹で方を間違えると評価を大きく落とすことになるのだが、この店舗では管理がうまくいっているようで、まずまずよい食感が得られていた。たぬき370円(ワカメ入り)。変わりメニューにあさりそば(400円)があるほか、6〜10時限定で提供している朝そば(温玉+きつね)・朝定食(たぬき+おにぎり)がともに300円とお得な設定になっている。受渡口付近にそば湯ポットあり。

※値上げしていました。現在、たぬき380円です。変わりメニューに、冷やし葉大根そぼろ440円があります(温の有無は未確認)。ご飯ものにミニ葉大根そぼろ丼もあり、そばとのセットで520円。もともとこの店舗ではそぼろ温玉丼を扱っていたので、さらにひと工夫加えた、といったところでしょうか。生ビール300円に「上野店特別価格」と表記されています。最近訪問した西荻窪・新小岩(北口)・高円寺・荻窪はいずれも280円で、むしろ上野店の方が高いですね……。西荻窪ほかの店舗は缶ビールの可能性が高そうです(2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。店舗限定メニュー・やきとりそば420円があります。店頭サンプルを見た限り、串に刺さったままの焼鳥が2本トッピングされるようです。面白いアイデアだと思います。「乗せる必要、ある?」という声も出てきそうですが、私はこういう遊び心は好きです(2016/1、確認)。

※2016/8、再食。この店舗が発祥の葉大根そぼろそば450円を試してみました。券売機では「冷やし」の括りになっていますが、温にも対応しています。私は温そばでいただきました。トッピングは、肉そぼろ・みじん切りの葉大根・温玉。葉大根の食感が強すぎるのではないかという危惧は、杞憂でした。しっかりと茹でてあるのか、肉そぼろとの食感バランスがとれる程度に柔らかくなっていました。青臭さもほとんど気にならず、なかなか美味しくバランス感も良い一杯に仕上がっていました。肉そぼろに甘辛い味付けが施されているので、つゆにも旨味が増します。ほんのりと生姜の風味が見え隠れするのもgood。そぼろ自体がどうのというより、つゆが美味しくなるトッピングですね。九州のかしわそばに通じる味わいで、満足できる内容でした。なお、やきとりそばは終了していました。超残念です(付−1点)。

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・新宿三丁目駅(東京・地下鉄2)  「富士そば」  実食日:2004/5

  B2出口を出て右へ3分。新宿五丁目交差点(靖国通りと明治通り)の北東角にある店。このチェーンは、店舗によって若干値段に違いがあるのだが、ここの店は高い方。たぬき360円である(わかめ入り)。その割に、味はイマイチ。茹で方の問題だと思うのだが、麺が柔らかすぎる。それから、たぬきは固く、つゆに馴染まない。高円寺ほど酷くはなかったが、水準に満たないと言わざるを得ない。どうもこのチェーンは、全体的に値段が安い店舗の方がレベルが高いような気がする。
  なお、B2出口を出て右へ歩いていくと、新宿交差点の手前、明治通りの向かいにも「富士そば」が見える(未食)。こちらは、B3出口が最寄りとなる。


※2013/11、再食。値上げしています。現在は、たぬき370円です。麺類単品は決して安くない印象ですが、500円均一のセットメニューはなかなかお得感があります。ミニヒレカツ丼セットは味覚的にもなかなかのものでした(味+1点、付+1点)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。別アングルからの写真のため比較しづらいですが、看板が旧タイプから新タイプに変わったほか、外観はかなり大きく変わっています。値上げして、現在はたぬき380円になっています。なんとなんと、ハートランドビール(300円)が飲めます。価格的にも安いので、ちょい飲みに最適です。外の券売機には入っていないので、ちょい飲み時は店内券売機で。私の中では、この店のポジションは完全に「ちょい飲み担当」になりそうです。なお、店舗名は「三光町店」です(付+2点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。店舗オリジナルに、チーズかつ丼550円(セット750円)があります(2016/1、確認)。

※2016/8、再食。この店舗ではハートランドビール(300円)を置いているということを知っていたので、冷やしたぬきそば(390円)と合わせて飲んでみました。ビールは瓶で、キンキンに冷やしたグラスとともに提供。少々酸味を感じるテイストで、あまり日本のビールにはない味わいです。ビンの高さが返却口の棚よりも高いので、返却口には入りません。横倒しにするか、店員さんに声をかけて手渡すかになります。まぁ、ご愛嬌ですね。なお、冷やしたぬきそばには、大量仕入れの揚げ玉ではなく天かすが用いられていました。サクサクとカリカリの中間くらいの食感で、とても美味しゅうございます。全店舗とまでは言わないけれど、ぜひほかの店舗でもこのたぬきを使ってほしいものです。もちろん、温たぬきそばにも(味+1点)。

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・恵比寿駅(東京・山手線6)  「富士そば」  実食日:2005/3

  JRからだと結構遠いが、地下鉄なら5番出口を出てすぐ。駒沢通り沿いの商店街の中にあるので、比較的目立つ。駅の東側にある同系他店(上記)と同じくたぬき350円で、ワカメ入り。味やボリューム、値段等は、すべて同じだと思う。唯一異なるのは店内の意匠で、こちらの方が凝っている。間口は狭いが奥に長く、椅子席もたっぷり。ちょっと高級感があるかな。

※昼間の写真に貼り替えました。ひと世代前のタイプの看板を今でも掲げています。値上げして、現在はたぬき380円になっています。なお、店舗名は「代官山店」ですが、代官山駅からは徒歩圏外で、地番も「恵比寿南1丁目」です(値−1点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。店舗オリジナルでしょうか、ミニしらす丼セット530円という設定があります(2016/2、確認)。

※2016/8、再食。恵比寿駅ならではのヱビスビール(300円)に、もりそば(300円)を合わせてみました。もりそばは、ちょっと量が多かったように感じましたが、たまたまでしょうか。中途半端な残ロット麺を全部盛り付けてしまったのではないかと推察。まぁ、多いぶんには文句ないです。ヱビスビールは、グラスをしっかりと冷やしての生。夏場には特に嬉しいですね。ほろ苦さの中にキレ味もあり、バランス感の良いビールです。そばにもよく合います。少なくとも、スーパードライよりは格段に合うと思います。恵比寿駅を最寄りとする店舗として、ぜひ続けてほしいです。というか、恵比寿店や恵比寿駅前店でもやればいいのに、と思ってしまいます。採算的に、ちょっと厳しいのでしょうか。

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・王子駅(東京・京浜東北線1)  「富士そば」  実食日:2005/5

  JR北口改札を出て左、駅を出て右すぐ。王子駅周辺の中では極めてマイナーな地区にあるので、この店の存在を知らない人も多いのではないだろうか。ヘタをすれば、地元に住んでいる人でもあまり知らないかも、という場所にある。
  味の方は、普通に「富士そば」。最近このチェーンでは妙に平べったい細麺を出す店が多いのだが、ここもそう。茹で時間短縮を考慮しているものと思われるが、歯ごたえが弱い分、……いかがなものか。たぬき330円(ワカメ入り)。


※改装(写真は左:旧、右:現。衛+1点)していました。値段も上がっていて、現在はたぬき340円です(2010/3、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき370円です。店舗オリジナルメニューに、ミニポパイ丼280円(セット530円)があります。「富士そば」ではそばのトッピングにほうれん草を用意しているので、これを流用したものでしょう。既存食材を応用してオリジナルメニューを開発するのは、基本中の基本。こういう工夫なら、どの店でもできるはず。どんどんやるべきだと思います(値−1点、付+1点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。ミニポパイ丼セットも550円に上がっていますが、なぜかミニポパイ丼単品は260円に値下げされています。麺類メニューに、ほうれん草そば400円のほかにポパイそば450円があります。どうやら、「ポパイ」とはほうれん草だけを指すのではなさそうです。次回訪問時にでも試してみることにしましょう。朝限定メニューには、朝そば320円のほか、見慣れない「朝そば・ゆかりご飯」400円という設定があります。地味な場所にありながら、個性があってなかなか面白い店舗です(付+2点。2016/3、確認)。

※2016/8、再食。以前からずっと気になっていたポパイそば450円をいただきました。名称からしてほうれん草系であることは分かっていたのですが、他店舗に一切ないメニューだけにどんな内容なのかとワクワク。出てきたのは、ほうれん草を玉子でとじて、カツ丼のタレで煮込んだものがトッピングされたそばでした。味覚的には、ちょっとタレの味が強すぎるかなという気もしますが、方向性としては悪くないと思います。ほうれん草と玉子の相性は抜群で、両者とそばの相性も良いです。ましてや、「富士そば」はかつ丼を看板メニューとし、玉子とじを十八番とするチェーン。このメニューの発想に至るのはとても自然なことだと思います。むしろ、他店舗に一切ないことが不思議に感じるほど。王子店限定というレア感も捨てがたいですが、他の店舗でチャレンジしても良いのではないかと感じました。チャレンジする際には、タレが強くなりすぎないような工夫があるとなおいいですね。

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・元町駅(兵庫1)  「都そば」  実食日:2016/8

  阪神の西口改札を出て直進、右側の出口(元町通2・3丁目方面)を出て左、すぐ左側。ウインズ神戸の脇っちょで、JRの場合は西口から1分半くらい。この駅は、西口方面に駅そば・立ちそばが集中していて、東口方面には店がない。やはり、ウインズが西口側にあるということが大きく影響しているのだろうか。セマルではない新しいタイプの看板を掲げている店舗で、椅子がありそうな雰囲気を漂わせているが、客席は厨房を囲むL字型立ち食いカウンター10人分くらいのみ。
  麺は、「都そば」らしいツルツル系の茹で麺。あまり味がない。つゆは、少々独特な香り(酸味)がある。ただ、昔の「都そば」に比べると、だいぶ癖がなくなったと思う。麺とつゆがイマイチ馴染んでいないような印象を受けるものの、まぁジャンクフードとして総合的にはまずまずか。かけ240円、天320円、かき揚げ350円。実食は、天。天は大型のドンベで、固くなった小エビが少々入っている。これが、イマイチ馴染まない麺とつゆの橋渡し役になる。「都そば」では、ある程度旨味があって、油が染み出るようなトッピングを乗せた方が美味しいと、私は勝手に思っている。ワカメより天ぷら、きつねよりきざみ、かけより月見。スタミナ400円あたりは、「都そば」をもっとも美味しく食べられるメニューかもしれない。ちなみに、関西あるあるではあるが、油揚げのトッピングは、そばは「たぬき」、うどんは「きつね」である。すなわち、注文時に「きつねそば」と言うのは論外で、「きつねうどん」と言うのも野暮。常連客は、「きつね」とだけ言う。これで、自動的にうどんになるのだ。ラーメン各種400円あり。箸はエコ箸。


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・元町駅(兵庫1) 「大豊」  実食日:2007/8

  JR西口改札を出て左、道路を渡って左すぐ。阪神(神戸高速鉄道直通)の場合、西改札を出て南側の階段を上がれば、信号を待つ手間が省ける。立ち食いカウンター1本の店だが、空間は結構広く、落ち着いて食べられる。
  麺はノーマルな茹で麺、つゆは薄味。全体的に味は薄いが、食べ進めていくうちに慣れてくる。意外と閉店が早い(20時)のがネック。かけ200円、天270円。具一品系は260円と270円のメニューが多い。神戸名物のぼっかけそば(牛すじ肉入り)は300円。スタミナそばというメニューがあるが、これはおそらく天玉。関西では天玉を「スタミナ」と表記する店が多い。ご飯ものにおにぎりなどの他、「巻寿司」がある(120円)。関東ではあまり馴染みがないが、これも関西の立ちそばではよく目にするサイドメニュー。


※値上げしていました。現在、かけ210円、天280円、ぼっかけ390円です。ぼっかけの値上げ幅が異様に大きいですね。内容も変わっているかもしれません。肉も360→390円とやや値上げ幅が大きくなっているので、肉類の仕入れ価格が上がっているのでしょうか。にしんは、400円で据え置かれています(2016/3、確認)。

※旧写真が夜のものなのでちょっと分かりにくいですが、暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2016/8、確認)。

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・新可児駅(東海4)  「名鉄新可児駅構内軽食売店」  実食日:2006/7

  改札を出て左。写真を見ても分かるように、キヨスク型売店と一体になっている店。間口は狭いが、売店の裏側に客席が延びており、6〜7人は収容できる。カウンターだが、オール椅子席。そば・うどんだけではなく定食類や酒類も扱っている。
  この店のそばは冷凍麺で、やや太め。ツルツル感が心地いい麺だ。やや辛めのつゆともよく合っている。ワカメとカマボコ(2枚)が入り、見た目にも豪勢。しかし、この店最大の特徴は、味覚面ではなく、器にある。焼き物の街に相応しい、手作り風の陶製の丼を用いている。陶器の丼はズッシリと重量感があり、箸が当たる音も実に心地いい。こういう丼で出てくると、「焼き物の街に来たんだなぁ」と実感できる。まさか400円のそばを盛るのにそれほど高価な品を使うとは思えないが、雰囲気は充分に楽しめる。聞いても「厳選しました」としか教えてくれなかったが、丼へのこだわりという面では、全国でも指折りの店だろう。たぬきなし、かけ350円、山菜400円、天450円。
  なお、新可児駅は名鉄の駅だが、JR太多線の可児駅に隣接している。改札外の店なので、JRユーザーもこの店を利用できる。また、店名は暖簾等に掲げられていなかったため、電話帳で調べた。


※2016/8、再食。値上げして、そば・うどん(かけに相当)500円、名古屋きしめん530円になっていました。トッピングは単品扱いで、玉子・きつね・わかめが各60円、天ぷらは100円です。今回は、名古屋きしめん+生卵で実食。麺には茹でムラが見られたので、生麺(あるいは乾麺?)の茹で置きでしょうか。歯ごたえが強いです。半透明の麺と白濁している麺が混在していたのは、これも茹でムラが原因なのでしょうか。味に特段の影響があるようには感じませんでしたが、見た目があまり美しくありません。つゆは、注文を受けてから小鍋で沸かします。甘みの強いつゆで、鰹節を大量投入してもなお甘さが勝っていました。ワカメ・鰹節・カマボコ(2枚)がサービストッピングされるので、かけでもそれなりに華があります。玉子は、後乗せ。つゆが熱いので、白身が少し白濁していました。丼は、変わらずいびつな形をした趣のあるものを使っています。これが、この店最大の特徴ですね。なお、店名については、今回店内掲示物で確認がとれました。電話帳掲載どおりでOKでした。

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・中津川駅(東海4)  「根の上そば」  実食日:2003/7



  改札内外両側から食べられる店だが、内側は完全にオマケ(写真は外側)。3人並べば押し合いになるほどの狭いカウンターだけである。また、ガラスを開けても厨房が見えず、大声で呼ばないと誰も出てこない。実際、窓の脇には「注文は大声で」との貼り紙が出ている。
  メニューは、かけ(300円)、玉子(350円)、天(400円)のみ。非常に素朴な店である。が、50円増しで持ち込み丼に入れてくれるというサービスはやっている。味は、比較的濃いめの関東風。名古屋のきしめん風と言った方がいいのだろうか。やや甘みが強い気がする。


※値上げ(かけ300→320円、天400→420円。玉子は350円据え置き)していました。外観的には、暖簾が変わっています(写真は左:旧、右:現)。ビールと日本酒も扱っています(2008/9、確認)。

※2009/4、再食。特段の変化なし。

※値上げしていました。現在、かけ380円、玉子430円、天500円です。ちょっと値上げ幅が大きいですね。なんとか頑張ってほしいところですが、苦境が顕わになっていると言えそうです。外観的には、暖簾が変わっていました。2003年時点の写真と同じ暖簾に見えるかもしれませんが、別物です(値−1点。写真は右端が最新)。

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・南行徳駅(千葉2)  「すみちゃん」  実食日:2017/5

  北口を出て、ガードに沿って右へ30秒。最初の十字路(「ピカソ」の角)を左折して1分、左側。昨年11月オープンの新店。駅から結構近いのだけれど、あまり人通りの多くない路地に面していて目立たない。この場所でこの手の飲食店が成り立つのかなと不思議に思う部分もある。15時以降は酒類を扱い一杯飲み屋になる二毛作店だからこの場所でもやっていけるということだろうか。客席は、椅子付きカウンター20席と立ち食いカウンター6人分くらい。15時直前の訪問だったこともあるのだろうか、先客・後客とも0。
  麺は、生麺の注文後茹で。中太で歯ごたえが強く、不自然なモチモチ感や粘着もなく、ホクッとしていて美味しい。香りもしっかりしている。つゆは、カツオ出汁が中心で酸味強め。少し好き嫌いが別れそうな味覚ではあるが、カツオ一辺倒という感じではなく深みがあり、美味しい部類。たぬきなし、かけ300円、月見370円など。かき揚げ系はちょっと高めで、かき揚げ野菜天480円、しゅん菊天460円。実食は、かき揚げゲソネギ480円。天は揚げ置きで、衣にさくっとした部分とブニブニ弾力系の部分が見られた。食感が面白い。具材はゲソよりも丸太状カットのネギの方が存在感が強く、美味しい。いっそ「ネギ天」にしてしまってもいいのではないかと感じた。これが420〜430円くらいの価格帯で提供できればなぁ……と思うのは、ちょっと贅沢というものだろうか。箸はエコ箸。


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・村井駅(甲信越1)   「イイダヤ軒」  実食日:2006/10

  駅を出て右前。駅舎とは別棟であるが、粗末なロータリーの駅寄りなので、駅の敷地内なのだろう。だから、これは私のように拡大解釈をせずとも、誰が見ても「駅そば」の範疇に入る。L字カウンター一本だが比較的ゆったりとしており、和風で好感が持てる内装の店だ。こんなマニアックな途中駅で駅そばが採算をとれるのかと心配になるところだが、中途半端な時間帯に先客が2人入っていたから、利用者は結構いるのだろう。さすがはそば処・信州である。
  ここのそばは、柔らかくてコシがない茹で麺を使用している。すぐにプツプツと切れるタイプなので、食べ終わると丼の底に麺の切れっぱしがたくさん沈んでいる。つゆはやや辛めながら、美味。私はここではきのこそば(380円)を食べたのだが、山なめこやフクロ茸、その他得体の知れない珍しい種類のきのこ(すべて水煮)がたくさん入っていて面白かった。たぬきなし、かけ280円。天は360円だが、別途かき揚げ430円がある。この違いは確認していないが、察するに「出来合い−自家製」ということなのだろう。


※2016/8、再食。値段が少々上がっていて、現在はかけ300円、天380円、かき揚げ450円です。実食は、天。前食時と同じ太めの茹で麺で、見た目には固そうに見えるのですが、実際にはコシがなくプツプツと切れるタイプです。素朴でいいですね。昔はこの手の麺はあまり好きではなかったのですが、冷凍麺を使う店が多くなってあまり出会えなくなっているので、今ではむしろ新鮮で好きです。つゆは、昆布を中心に、おそらくサバであろう独特な風味が垣間見えます。
  10:30頃の訪問で、先客1・後客3。閑散時間帯としてはまずまずの入りでしょうか。それほど乗降客数が多くなさそうな駅で、よく頑張っています。外観的に大きな変化はありませんが、どうやら冷暖房が入ったようで、上部に室外機が取り付けられました。一応、写真を貼っておきます(左:旧、右:現)


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・三春駅(南東北)  「ばんとうプラザ」  実食日:2007/9

  改札を出て左の物産館内。露出店だが、店先にテーブルがたくさん出されているので、落ち着いて食べることができる。結構客も入っているので、「人目に触れて恥ずかしい」という感じではない。高校生などもよく利用しているのだが、不思議と「賑わう」という感じではなく、皆黙々と食べていたのが印象的だった。列車に乗っていても思ったことだが、この近辺の高校生は行儀が良い。
  この店の特徴は、つゆ。甘みが強めに効いていて、美味しい。麺は袋麺でどうということもないが、つゆだけのために寄る価値はある。かけ270円に対して天・山菜が320円ということで、全体的に種物にお得感がある。そばではないが、変わりメニューに、三春名物の「三春そうめん」がある。多少、値が張る(600円)が。

※2010/1、再食。値上げ(かけ270→280円、天・山菜320→350円)していました。三春そうめんは、夏季のみの扱いです。新メニューに、三春三角揚げそば(450円)が登場していました。厚さ4cmほどある巨大油揚げがトッピングされます(付+1点)。

※2011/6、再食。値段等に変化ありませんが、三春そうめんセット(三春そうめん+三春三角揚げで670円)が登場していました。

※2014/9、再食。消費増税による値上げはありません。三春三角揚げの単品料理が登場していました。三角揚げ煮付けは170円、三角揚げ焼きは200円です。焼きの方を試しましたが、切れ目を入れて中に刻みネギを入れ、表面に甘辛味噌を塗って焼きます。ビールによく合いそうな一品でした(付+1点)。


※2016/7、再食。念願の、と言っていいでしょうか、三春そうめん500円をいただきました。出てきてびっくりしたのですが、見た目の印象としては「そうめん」と言うよりも「うどん」です。要するに、太いんですね。平麺で、長辺が5ミリくらいあります。稲庭うどんに似ている印象。稲庭うどんも三春そうめんも手延べで作るもので、稲庭うどんのルーツが三春そうめんだとさえ言われているので、見た目が似るのも不思議ではないのですが。不思議なのは、三春が「そうめん」、稲庭が「うどん」という呼び名になったことでしょうか。ほんのりと黄色味を帯びている点が、稲庭うどんとちょっと異なっている印象です。小麦の種類(品種)が違うのでしょう。食べてみての印象としては、しっかりしたコシがあって、小麦の香りが強く感じられて、やっぱり「うどん」のイメージです。なお、以前は「三春そうめんセット」というメニューもあったのですが、これは終了しています。三春そうめんは単品のみです(夏季限定です。100円増しで大盛り可)。
  また、前回実食した「三角揚げ焼き」が「炙り三角揚げ」という名に変わっていた(煮付けの方は変わっていない)ので、こちらも再度試してみました。メニュー名が変わっただけでなく、品も変わっています。三角揚げは半分ほどの大きさになり、1つから2つに。切れ目を入れてネギを挟み、表面に味噌を塗って炙っています。味噌は、エゴマの香りがあるオリジナルのもの。なかなか美味しいです。ご飯にも合いそう。ちなみに、三角揚げが小さくなったのは、仕入品から自社製に変えたからとのこと。
  ということは、そばに乗せる三角揚げも、小さくなっているのでしょうか。メニュー名が、「三春三角揚げそば」から「三角揚げそば」に変わっています(値段は変わらず)。見た目や食べごたえに鑑みると、以前の大きなサイズの方が好みなのですが、自社製で、2つ乗せてくれるとしたら良しとしましょう。次回にでも試してみたいと思います。また、以前にあった「三春グルメンチバーガー」も、終了しています。ご当地バーガーも探訪している私にとっては、ちょっと痛いです。

  なお、外観的には暖簾が変わり、間口上部の「食券をお求めください」表示の脇に矢印が掲示されました。口頭注文しようとする人が多かったのかもしれませんね(写真は左:旧、右:現)。

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・ときわ台駅(東京・私鉄6)  「ときわ朝日」  実食日:2013/2

  南口を出て左へ1分、右側。小さな写真でも雰囲気は伝わると思うのだが、店頭に掲げられているメニュー一覧を見て、「なんだ!? この種類の多さは!」とビックリする店。お世辞にも広いとは言えない厨房で、よくもまぁこれだけ多くのメニューを用意できるものだと感心する。店内は狭く、椅子付きカウンターが主体。10人入れば満席、といったところか。
  麺は茹で麺で、特にどうということもない。しかし、つゆとの相性が良く、総合印象は良かった。そのつゆは、濃い。甘さ・辛さ・出汁の香り、いずれも強め。関西風を選択できる旨の表示があるが、黙っていると関東風になる(実食は関東風)。各種天は自家製で、ケースの中に多種並んでいるので、実物を見て選ぶことができる。変わり天ぷらとしては、魚肉ソーセージ天、しめじ天などがあった。たぬき330円。自家製天ぷらの店なので、たぬきは当然天かす。紅しょうがの風味が前面に出ていたが、これはタイミングによって変化がありそうだ。天ぷら以外では、ネギ(シラガネギ)390円という変わりメニューがある。ラーメンやご飯ものも多数用意しており、セットメニューも豊富。看板に「絶対にお得な」と記載されているとおり、セットメニューの中にはかなりお得に感じるものもある。マーボーライスセット500円あたりが狙い目か。
  味・メニュー構成・全体コンセプトのいずれにおいても、かつて池袋にあった「のとや」や、池袋に現存する「君塚」に近似しているように感じる。店主は強面ながら人当たりがよく、たいへん明るい。「客を大切にしよう」といううわべだけではない気持ちがストレートに伝わってくるので、ぜひまた食べに行きたい。というか、自宅からわりと近いので、ちょいちょい立ち寄ることになりそうな予感がする。


※麺類単品の値段は据え置きですが、ご飯ものやセットメニューがだいぶ上がってしまいました。マーボーライスセットも、580円になっています。ただ、定食メニューの価格は据え置かれているので、現時点では麺類単品か定食が狙い目かもしれません。ごまソーストンカツ定食580円あたりは割安に感じます(2014/11、確認)。

※2016/2、再食。つゆの濃さは相変わらずです。しかし、麺は変わったようです。調理シーンを見ませんでしたが、おそらく生麺茹で置き。モチッとした食感で、そばの香りはあまりありません。今回は、桜海老天400円を実食。桜海老天は特大サイズで、厚さも4cmほどあります。食べやすいようにとの配慮でしょうか、4つにカットされています。揚げ置きでサクサク感はなく、お好み焼きのような食感。ピンク色に見える物体の8割は、紅生姜です。少々桜海老も入っていますが、紅生姜の香りの方が圧倒的に勝っています。だから、味わいもまたお好み焼き風。とってもジャンクな一杯でした。このくらい徹底してジャンク路線を行くのなら、生麺ではなく茹で麺のままの方がよかったのではないかと感じます(味−1点)。
  店内には、防腐剤等の食品添加物が体に与える害悪についての貼り紙がたくさん掲出されています。その上で、「当店の中華そばのスープには添加物を使っていません」と書き添えられています。「じゃあ、そばつゆは?」とツッコミたくなりましたが、その質問はヤボななのでしょうか。


※2017/1、再食。値段等、変わっていません。店内に、そばつゆについても「化学調味料不使用」の貼り紙が出ていることを確認しました。使用材料も羅列してあります。「果糖・ブドウ糖」が入っているのがちょっと気になりましたが。
  今回は、舞茸天440円を試してみました。麺は前食時と同じで、おそらく生麺。池袋「君塚」とは違う麺です。つゆも、特に味は変わっていません。相変わらず、濃いです。舞茸天は、かき揚げ状に成形してあるものでした。箸でほぐしやすいので食べやすいですが、個人的にはブロック状の姿揚げの方が好みです。細かく刻んでかき揚げにすると、どうしても舞茸に特有のジャクッとした歯ごたえが損なわれてしまうので。
  訪問は平日の12:30頃で、先客4・後客1でした。この店はフロアがとても狭いうえ、ちょっと無理をして椅子を置いているので、先客が4人いるとかなり窮屈。すれ違いができないほど通路が狭く、受渡しも大変。昼時は椅子を撤去した方がいいような気もしますが、それだとテーブルやカウンターの高さも変えないといけない(現状では、立ち食いするには低すぎる)ので、難しいでしょうか。出る頃(12:45くらい)にはだいぶ空いてきたので、時間帯を選ぶのが最善かもしれませんね。


※2017/5、再食。以前から気になっていた中華そば490円を試してみました。店主曰く「ナンプラーが入っている」そうで、ちょっと独特な風味がします。酢酸系の酸味というか。なんでも、店主は10年以上タイに住んでいたことがあるそうで、ナンプラーが健康に良いことを身をもって実感されているのだそうです。添加物は一切不使用とのことで、そばつゆとは対極的にあっさりした風味です。スープを全部飲み干して丼を返すと、店主は「これで明日は体調バッチリですよ」と。これほどまでに完飲を勧める店も珍しいと思います。
  なお、麺はやや短めの縮れ麺で、噛み切るときにキュッと音が出る固めの仕上げ。具材は、ハムみたいな食感のチャーシュー3枚、メンマ、ワカメ、ナルト。ネギはみじん切りでした。
  今回は、平日16:00頃の訪問で、先・後客とも0。夕方は、閑散時間帯のようです。場所がちょっと込み入っているうえ、学校帰りの高校生が寄りそうな雰囲気でもないので、仕方ないでしょうか。


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・池袋駅(東京・山手線1)  「君塚」  実食日:2000/?

  最近はご無沙汰してしまっているが、天ぷらの種類が豊富で好感のもてる店。西口歩2分、西口五差路の角にある(地下道C6出口すぐ)。椅子席なしで、長いカウンターが一列あるだけの、鰻の寝床のような店だが、味はいい。注文は、既製メニューを頼むのもいいのだが、常連さんは「そば。なす天玉子」という具合に言う。チェーン店なのだが、このチェーンは店舗ごとに個性があるので、あまりチェーンという感じはしない。24時間営業も嬉しいところ。たぬき330円。


※2012/1、再食。値段等は変わっていませんが、サービスが2つ新設されていました。1つ、平日13〜15時に限り、玉子無料。2つ、そば湯フリー。生麺という食感ではないのですが、そば湯ポットがあります。生麺茹で置きなのかな。また、「得撰そば」というメニューがあること、品書きの雰囲気が似ていることなどから、上記「のとや」(すでに閉店確認済)は姉妹店だったのかもしれません(サ+1点)。

※2013/6、再食。かき揚げ丼セット(500円)を試しました。かけそばではなく、たぬきとのセットになるので、かき揚げ丼は実質170円の計算。ボリューム感も申し分なく、オススメです。麺類単品の価格が平均的なので、この店でガッツリと腹を満たしたいときには、麺大盛りやトッピング追加よりもセットメニューを狙った方がいいと思います。500円ポッキリのセットメニューが、他にもいろいろあります。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。セットメニューについては、500円で据え置かれています。ワンコインへのこだわりが見られます。全11種類(他に580円のセットもある)あります。マーボーライスセットの場合、単品価格(マーボーライス+たぬきそば)よりも240円もお得という計算になります。この店には、思いっきりお腹を空かせてから行って、セット注文で決まりですね(2014/11、確認)。

※2016/1、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には4:00)。場所柄、水商売関連の人たちが多く利用しているのかなと思っていましたが、先客は土木作業員風の男性1人だけで、後客はゼロでした。店員が3人詰めていましたので、たまたま切れ目だったのかもしれません。今回は、メンチそば400円を試してみました。メンチは正円形で、豚・鶏の合挽きでしょうか。つなぎが多くフワフワしたタイプです。わりと淡泊なのでメンチとして美味しいというものではありませんが、つゆの味がよく乗るので立ちそばには合っているのかもしれません。暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。

※2016/7、再食。ミニカレーセット500円を、温そばで試してみました。例によって、そばはかけではなくたぬきです。少しザラザラした舌触りの茹で麺で、つゆがよく乗って美味しいです。ミニカレーは、スパイシーな辛口でした。関東の立ちそばでは珍しいと思います。スパイスは胡椒が際立っている感じで、ますます関西の立ちそばに多いタイプのカレーに近い味わいです。

※2016/10、再食。まだまだ未食メニューがたくさん残っているこの店、今回はかつ丼セット580円を試してみました。麺は袋入り茹で麺でした。ということは、そば湯はわざわざ用意したものということになります。そうまでして提供する必要があるのか、ちょっと疑問を感じますが。かつ丼はミニ丼という感じではなく、フルボリュームです。「富士そば」では720円で販売されているかつ丼セットと同じくらいのボリューム感があるので、かなりお得です。
  トンカツは、形・大きさ・厚さ・衣の食感とも、富士そばのものとよく似ています。両者とも汎用のものではないと思いますが、たまたま似たものになっているのでしょうか。とじている玉子は、「ふわとろ」という感じではなく、比較的しっかり茹だっています。半熟ファンにとっては残念かもしれませんが、個人的には悪くないと思います。彩りに、ミツバの代わりに春菊の切れっ端を乗せています。あり合わせの食材で見た目に華を添えているのでしょうが、これは不要ですね。香りがあまり合いません。とっぱらった方がいいと思います。スープとお新香が付きます。君塚のセットメニューは、コスパが良いですね。ぜひ、すべてのメニューを試してみたいです。


※2016/12、再食。気が向いて、ラーメン350円を食べてみました。チープなラーメンとしては珍しい細めのストレート麺で、鶏がらスープのあっさり醤油味です。とりわけ美味いわけではありませんが、安全・安心な味。西新井駅の有名な立ち食いラーメンに通じるものがあります。具材は、チャーシュー・メンマ・ワカメ・ナルト。チャーシューが肉厚で、350円のラーメンとしては上々だと思います。
  ちょっと気になったのは、丼に「三十番」に加えて、電話番号が記載されていたこと。どこかで潰れた中華料理店から、丼を安く払下げて(あるいは、タダでもらった?)もらったものなのかもしれません。こういうところが、チェーン店にはあり得ない部分ですね。


※2017/1、再食。得撰そば420円を試しました。トッピング内容は、きつね・たぬき・ワカメ・温玉・焼き海苔。私はこのメニューの存在をもって、「君塚」とかつて池袋エキナカにあった「のとや」は関連性があるのではないかと考えていますが、トッピング内容は「のとや」の得撰そばとほぼ同じ(焼き海苔が乗る・乗らないだけの差)でした。やはり、関連性を予感させます。味覚的にもだいぶ近いし。「のとや」が閉店してしまった今となっては、直接聞く以外に確かめようがないですが。いずれ、公式に取材してみたいものです。
  ちなみに、「君塚」のワカメは、ハリハリしていてとても美味しいものでした。色も鮮やかで、かなり状態の良いものを使っているのだろうと想像できます。


※2017/2、再食。春菊天そば420円を実食。春菊は、刻まずに丸めて正円形に整えて揚げています。見た目には青々としていて衣が極薄に見えるのですが、実際には内部にたっぷりと衣が浸みています。「吉そば」の春菊天と、見た目には似ているけれど食べると全然違います。どちらが良いかということは明言しませんが、私は必ずしも「衣が薄い=良い」とは考えない人間です。むしろ、今回いただいた春菊天は、青臭さ・衣の旨味・つゆの乗り方のバランスがとれていて、とても好印象でした。

※2017/4、再食。季節限定でしょうか、天ぷらケース内にあった「あさり天」160円(店頭メニューでは記載確認できず)が気になり、「ちょっと高いな」と思いつつ試してみることにしました。あさり天は、通常のかき揚げの上に大粒のむき身アサリを5粒乗せたもの。「アサリだらけ」という感じではなかったですが、食べてみると結構アサリの存在感が強く感じられます。磯の香りが徐々に口の中全体に広まり、食べ終わる頃には口腔内全体が支配されます。これはこれで美味しいですね。
  今回は20:00頃の訪問で、先客3・後客5。若い女性のひとり客もあり、上々の入りという印象でした。

※その後値上げして、たぬき360円・得撰430円になっています。

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・高島平駅(東京・地下鉄11)  「もりや」  実食日:2004/5

  西口改札を出て右、階段を下りて左斜め前。一見すると「本格的な蕎麦屋か?」と思ってしまうが、看板の隅にしっかりと「立喰」の二文字が。しかし、実際には2本のカウンターには椅子席がズラリ並んでいる。
  ここでは、揚げ物系がオススメ。カラッとしてサクッとして、美味。麺は並、つゆはやや塩辛い。たぬき300円は平均的だが、天も300円。それから、ご飯ものではかき揚げ丼も300円。300円持っていればそれなりにレパートリーを組める店である。

※値上げ(たぬき300→330円。値−1点)していました(2009/5、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。日除けの上にある看板も変わっているように見えますが、これは風化が進んだだけです。値段が上がっています。現在は、たぬき350円、天380円です。たぬき・天が同額ではなくなっています。ご飯ものも値上げして、かき揚げ丼は360円です(2014/12、確認)。

※閉店していました。跡地は「たけや」という飲食店ですが、時間外だったため何の店なのかは確認できませんでした。グーグルマップには「立ち食いそば たけや」で出ています。後日再訪して確認します(2017/5、確認)。

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・高島平駅(東京・地下鉄11)  「一の門・どん亭」  実食日:2011/1

  東口改札を出て左、高島平8・9丁目方面出口を出て直進(商店街へ)30秒、右側。上記「一の門」の跡地。というか、隣接していた定食屋「どん亭」と合併して誕生した店舗。「一の門」時代には半露出の立ち食いカウンターのみだったが、合併後は吉野家型のコの字型椅子付きカウンターになり、快適性は大幅に向上した。
  麺は、おそらく「一の門」時代と変わっていない。太めで、ツルツルした麺。冷凍だろう。つゆは色が薄く、関西チック。実食した印象としては、「一の門」時代の「大豆そのものの味」ではなくなっている。もしかしたら、これはサービストッピングのわかめの影響かもしれない。というのは、わかめは生ではなく乾燥水戻しのものを使っているので、塩分がつゆに溶けだして塩辛くなっているのだ。値段は「一の門」時代よりも上がっていて、かけ280円。たぬき入れ放題のサービスも消滅し、たぬきは300円。「かけ+20円」なら良心的ではあるが。そば・うどんおよび丼ものはテイクアウト可。毎週金曜に卵(生or茹)無料のサービスがある。箸はエコ箸。


※値上げしていました。現在、かけ300円、たぬき320円です。相変わらずたぬきのトッピング価格は20円ですね。ご飯ものも充実のラインナップで、塩さば定食480円あたりはかなりお値打ちに感じます(2014/12、確認)。

※閉店していました。跡地は、居酒屋「かぶら屋」です。店頭で焼鳥のテイクアウト販売があり、長蛇の行列ができていました(2017/5、確認)。

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・代々木八幡駅(東京・私鉄3)  「富士そば」  実食日:2017/4

  北口を出て道路向かい。店舗名は「代々木八幡店」。今月5日オープンの新店。上記「八幡そば」のほぼ真向かいという立地。両店の客層はちょっと違うような気もするけれど、それでも火花バチバチのタイマン勝負という様相は否めない。これまでずっとライバル店のない状態で営業してきた「八幡そば」が、この正念場を乗り切れるかどうかが見ものだ。ちょっと複雑な客席レイアウトの店舗で、テーブル席が計12、椅子付きカウンターが計18。狭そうに見えて、席数は意外と多い。
  この店舗では、乱切りタイプの押し出し製麺を導入している。店頭のサンプルも、麺がちゃんと乱切りになっている。芸が細かいね。押し出し製麺導入店は看板の下に「乱切り蕎麦」とはっきり謳っているので、入店前に見分けることができる。どうもこの乱切り麺は好評・不評がはっきり分かれているようなので、入店前に分かるのはありがたいことだ。個人的には、従来の麺の方が「やや好き」。押し出し製麺では圧延が足りないのか、どうも歯ごたえがあまりよくない。舌ざわりが楽しいのはプラスだけれど、「プラス0.5、マイナス0.7」くらいのイメージ。香りは、従来の麺と変わらないように感じる。これは、あくまでも温そばでの印象。はっきりとした結論は、どこかで一度もりを試してから。つゆは、いつもの富士そばスタンダードのカツオ出汁。乱切り店舗も従来店舗も、基本的に同一価格。つまり、たぬきは390円(ワカメ入り)。店内製麺の手間がかかっているぶん価格が高くなりそうに思ったのだけれど、そのぶん生地の仕入れ価格が下がっているのかもしれない。たぬきは既製品の揚げ玉で、あまり味がなくふやけやすいタイプ。例によって、入れすぎ。半分でいい。店舗限定っぽいメニューは、特に見当たらず。そば湯ポット受渡口にあり。箸はエコ箸。


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・秩父駅(埼玉3)  「ははそ食堂」  実食日:2013/5

  駅舎1階、じばさんセンター物産館内に、昨年12月にオープンした新店。物産館内と駅舎の外側、両方から出入りできる。外側にはきっちりと間仕切りがあるが、物産館側は暖簾の目隠しだけ。椅子付きカウンター7〜8席だけの、こぢんまりとした店だ。
  麺は、黒いツブツブが目立つ、秩父そばらしいもの。三峰口「うどんそば」と連食したのだが、味覚的にだいぶ近いように感じた。同じ業者の麺なのか、これが秩父ならではの味なのか。つゆは、かなり甘みが強かった。野菜系よりも、タンパク質系のトッピングの方が相性がいいと思う。月見(350円)か、肉(450円)あたりが狙い目か。ただし、肉そばの肉はパサパサしていて、いまいちだった。ご飯ものも扱っていて、秩父名物の「わらじカツ丼」も食べられる(600円)。ついでに「みそポテト」も扱ってくれるといいのにな。


※値上げしていました。現在、かけ350円、月見400円、肉500円です。わらじかつ丼も650円になっています。基本的に全メニュー50円アップのようですが、カレーそば・カレーライス・かき揚げ丼は450円で据え置かれています(値−1点。2014/9、確認)。

※値上げしていました。現在、かけ400円、月見420円です。カレーそば・カレーライス・かき揚げ丼は、すべて500円。わらじかつ丼は800円まで上がってしまいました。肉そばは500円で据え置き。ワンコインの重要性を感じているということでしょうか(2015/10、確認)。

※2016/6、再食。かき揚げそば500円、みそポテト150円(メニュー表や券売機には記載がない)、わらじかつ丼800円と、モリモリいただきました。かき揚げは、自家製店揚げです。比較的ゆるめの揚げ方で、サクサク感はふんわりしています。みそポテトは、冷凍ものの注文後揚げ。かなり色の黒い、塩分の濃いみそだれをたっぷりとかけます。単体で食べると、ちょっと味が濃いですかね。ビールのお供にした方がよさそうです。わらじかつ丼は、ごはんの上のレタスを敷き、その上に大きく薄いトンカツを2枚乗せ、しゃくし菜漬けを添えています。店頭の置き看板の写真ではレタスとしゃくし菜漬が乗っていなかったので、少し得をした気分。味付けは、醤油ベースの甘辛ダレ。タレがとても美味しくて、ごはんが進みます。トンカツが2枚も乗っているので、ちょっとご飯が足りなく感じます。トンカツ1枚で充分で、もう1枚は持ち帰りたくなりました(結局全部食べたけど)。
  まだ食べていないメニューとしては、豚みそ丼800円や、ミックス丼800円(わらじかつ+豚みそ?)も気になるところ。メニューの総数は決して多くないのですが、徐々に増えてきています。何回行っても飽きない店なので、ぜひ長く続けてほしいです(付+1点)。


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・西武秩父駅(埼玉3)  「近江屋」  実食日:1999/8

  改札の外、土産物店が並ぶ“仲見世通り”の中にある。たぬき400円と、かなり値は張るのだが、味はいい。麺はかなり黒い色をしており、そば殻がかなりの割合で入っているようだ。比較的コシが弱く、昔の“二八そば”を彷彿とさせる味である。


※2011/12、再食。従来は「秩父そば」という店名で掲載していましたが、正式店名を確認しました。秩父特産の「しゃくし菜」を使ったしゃくし菜そば(450円)がありました。野沢菜のような青味と、高菜のような硬質のシャキシャキ感。そばとの相性も含め、悪くないです。前回実食から12年経過していることもあり、印象がだいぶ変わっていました(ボ+1点、サ+1点、付+1点)。

※消費増税による値上げはなく、値段据え置きです。しめじそば450円には、しめじだけでなく山菜・なめこ、そしてタラの芽が入っているようです。メニュー名を変えた方が売れるようになりそうな気がします。特にタラの芽はもっとアピールした方がいいと思います(2014/9、確認)。

※仲見世通りのリニューアル工事に伴い、閉店していました。派手ではないけど、地味に良い店だったので、とても残念です。跡地は現在工事中で、リニューアル後には複合型日帰り温泉施設がオープンするようです(2016/6、確認)
※2017春にリニューアル完了しています。秩父そばを扱う飲食店も入ったようですが、当サイト的に対象になるかどうかは行ってみて判断します。

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・寄居駅(埼玉2)  「味自慢」  実食日:1998/8

  たくさんあるホームのうち、秩父鉄道のホームだけに駅そばがある。店名は、一応「味自慢」としておいたが、これは単にそう書かれた暖簾が出ていただけの話で、本当の店名ではなさそう。地元の高校生に人気の店で、夏場にはかき氷もやっている。併設された待合室は、丼やかき氷を抱えた高校生で満員だ。味としては、天の質がやや悪い。半生のお好み焼きのように、ニチャニチャしている。たぬきなし、天350円。

※2013/1、写真を撮影してきました。実食から15年近く経っていますが、値上げせずに頑張っています。立ち食いカウンターのみで、外から見ると露出店ですが、実は隣接している待合室の中からでも受け渡しができ、食べるスペース(立ち食いカウンター)もあるという、たいへん興味深い造りになっています。写真は、待合室内から撮影したものです。

※閉店していました。建物撤去済みで、跡地は自販機コーナーになっています。珍しい造りで研究材料としてもいろいろ参考になる店舗だっただけに、残念です。(2016/6、確認)。

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・「完全に諦めた駅一覧」に、以下の各駅を追加。
 (埼玉2)竹沢駅
 (埼玉3)東武竹沢駅、男衾駅、鉢形駅、玉淀駅、小前田駅、桜沢駅
・池袋駅(東京・山手線1)  「肉そばジョニー」  実食日:2017/4

  駅からちょっと遠い。一番近いのは、東口地下道経由の29番出口。出て、明治通りを直進(北東へ)5分。音羽通りを渡って右すぐ。ある程度池袋に行き慣れている人なら、「東口六ツ又の南東角からすぐ」で分かるだろうか。音羽通り沿いなので、春日通り(向原駅方面)の方へ行ってしまわないよう注意を。この辺りはちょうど駅がない空白地帯になっていて、正直、徒歩で行くにはあまり便利な場所ではない。地下鉄丸ノ内線の池袋・新大塚間が異様に長いのが元凶で、個人的にはサンシャインシティの北側に新駅を作った方がいいのではないかと常々思っている。池袋循環LRT構想もなかなか進捗していないみたいだし。そんな場所に、先月新店がオープン。場所的にどうなんだろうと思わないでもないが、駅利用者の需要よりも付近にある大型オフィスや大学・専門学校などのランチ需要がメインだろう。椅子付きカウンター7席のみの小型店。背後スペースが狭く、満席時には奥の席への出入りがしづらくなる。13:00頃の訪問で、先客1だったので奥に入ったのだが、後客が4人やって来て、出るのに苦労する羽目になった。でも、厨房はもっと狭いのでね、そのへんは斟酌してあげたい。
  店名から、肉そばが売りの店なのだろうということはすぐにわかる。勝手な連想になるが、「ジョニー」という店名から、盛りが良くて値段が高いという印象を抱く。だが実際にはかけ290円の純駅そば価格で、オーソドックスなメニューも多数用意している。ごく一般的な「立ち食いそば」として気軽に利用できる店だ。麺は、個包装の茹で麺。角がしっかり立っていて、茹で麺にしてはそばの香りがちゃんとある。つゆは、酸味を強めに感じる口当たり。カツオ中心なのは言うまでもないのだけれど、それなりに深みも感じられ、一辺倒という感じではない。余韻もある。たぬきというメニューはなく、揚げ玉が卓上に置いてあってフリーになっている。粒が細かめで、小エビの香りがあるタイプだ。タッパーに入っているあたりは、どことなく大阪の立ち食いそばを連想させる。一番人気の肉そばは、480円。意外にリーズナブル。このほか、紅生姜天を添えた「紅の豚」580円、辛みを加えた「シビレ」580円が大きく推されている。実食は、月見380円。玉子は先乗せで、白身が少し白濁凝固していた。全体的にクラシカルな味わいで、店名とのギャップを強く感じた。「なんでこの店名?」という疑問が残ることになったわけだが、大学・専門学校生が主たる客層ならば、「○○庵」とか「○○そば」よりもギラギラ店名の方が入りやすいと考えたのかもしれないね。


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・新宿駅(東京・山手線8)  「箱根そば 本陣」  実食日:2002/12

  JR西口(地下)改札を出て、左に50m。小田急の改札との中間地点にある。椅子席はないが、規模は割と大きく、いつも賑わっている。小田急沿線には「箱根そば」というチェーン店が多いが、値段・味共に大きく異なる。ここのそばは、白い麺に独特なコシがあり、つゆは割とあっさりしている。味自体は、水準以上にランクできるだろう。しかし、値段が……。たぬき390円、天430円は駅そばにしてはかなり高い。冷水用のコップは紙コップだし、そばの盛りつけは流れ作業。あまり風情が感じられない。オートメーションという言葉がよく似合いそうだ。


※2009/7、再食。微妙に店名変更(「箱根本陣」→「箱根そば 本陣」)していました。値段が上がっていて、現在はたぬき400円です。改装(写真は左:旧、右:現)して、奥の方に少しだけ椅子席もあります。紙コップ使用は相変わらず。「箱根」系駅そばでは基本的にエコ箸が導入されていますが、この店舗では割り箸のまま。コップといい箸といい、よほど「手間」を嫌っているのでしょうか。

※2013/8、再食。特段の変化はなく、相変わらずシステマティックです。実食は22:00頃でしたが、大盛況でした。

※値上げして、たぬき420円になっていました。天は470円まで上がっています。現在の基準に鑑みると対象外となる価格に突入してしまいましたが、基準を見直す予定があることから、掲載対象に残します(2014/10、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき430円です。天は490円。変わりメニューに、牛すきそば580円があります。120円増しで九条ネギ増量可能ですが、合計700円というのはちょっと……。朝そば400円、朝セット450円の設定あり。これらが一番お得かもしれません(2016/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき450円です。かき揚げ天490円・朝そば400円・朝セット450円は据え置き。牛すきそばは終了しています(2017/4、確認)。

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