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※ 記事は上が最新です。                                         
※ 再食記事は追記しますが、「変化なし」の再食履歴および誤記訂正は上書きすることもあります。


お 知 ら せ

自身7冊目となる単行本
『駅ナカ、駅マエ、駅チカ温泉』
発売されました(2017/10/16発売)。
7冊目にして初めての、カラー本になりました。
蕎麦ではなく温泉をメインテーマにした一冊ですが、
随所に駅そばなどのB級グルメ情報も散りばめてあります。
全国の書店などでお求めいただけます!
発行:交通新聞社 価格900円(+税)

お 知 ら せ

作者取材のため、
6/21〜27日付の更新をお休みします。
長期離脱で、すみません。
単行本執筆のためですので、ご理解ください。
また、これから7月にかけて、取材旅行が目白押しになる予定です。
度々更新が止まることになりますが、どうかご理解を。
よろしくお願いします。


・谷地頭駅(南北海道)  「谷地頭温泉」  実食日:2017/6

  谷地頭駅は、函館市電(路面電車)の終着駅。駅を出て、線路の延長線上の方向へ進み、すぐの信号を越えて最初の十字路を右折して2分、左側。温泉銭湯「谷地頭温泉」内。これまで当サイトでは、温浴施設内の簡易レストランは取り上げてこなかった。これは、対象外としていたわけではなく、単純に盲点だった。当サイトの定義で「駅以外の有料施設内にある店は対象外」としているので。ところが、実際には温浴施設内にあっても「食事のみでの利用も可」としている施設が結構あるのだ。この場合には入浴料や入館料を支払うことなく食事ができるので、当サイトの対象に含まれる。谷地頭温泉も、そのひとつなのだ。かつて市営だった時代には、食事処はなかった(2002年に訪問して確認済み)。しかし、2013年の民営化に伴って、軽食コーナーが増設された。入浴料は基本的に変わっていない(銭湯料金。銭湯料金自体が上がってはいるが)ので、民営化バンザイということになる。今後、当サイトにはこの手の店も多く登場してくることになるだろう。全国的には結構な数があると思うので、ご期待を。食券制で、半券もぎりタイプの食券をもぎって受渡し。
  麺は、細打ちながら歯ごたえがしっかりしたもので、上品という感じではないが、そばの香りもちゃんと感じられる。おそらく生麺。美味い。つゆは、甘さ・辛さともわりと控えめで、やさしい風味。カツオ系の香りが前面に出ているが、深みも感じられる。おそらく、昆布と、さらにもう一種類何かの出汁との合わせだと思う。たぬき370円(刻み海苔・紅白逆転ナルト入り)。たぬきは天かすで、デフォルトでふやけているので揚げ置き時間がちょっと長そう。これ自体はどうということもないが、つゆに適度な油を加えることで、麺とつゆがよく馴染むようになって良し。刻み海苔は、つゆの香りが分かりにくくなるので個人的には不要なのだが、まぁこれを良しとする人もいるだろうか。ナルトは、同じ紅白逆転ナルトでも、木古内駅「キッチンキーコ」のものとは少し違う。白い部分(渦を巻いている部分)の面積が、極端に狭い。この食べ比べだけで、紅白逆転ナルトが複数のメーカーで製造されていることが分かる。食感的には、ザラザラした舌触りに白身魚の風味が強く、「キッチンキーコ」のものと大差ない印象。違いは、あくまでも見た目の方にある。そばメニューは6種類で、特段変わったものはない。かき揚げやえび天は600円と高値なので、かけ300円かたぬきが狙い目になりそうだ。ひと目見てわかるほどに量が多いのもうれしい。そば以外のメニューには、ラーメンと丼ものがある。ラーメンは醤油・塩が各450円と安値。ちょっと気になったので、塩ラーメンも食べてみた。具材は、チャーシュー・メンマ・ゆで卵(半分)・ワカメ・モヤシ。モヤシの旨味が利いているのがGood。モヤシをただ乗せただけでなく、おそらく煮汁をスープに使っていると思う。スープにもモヤシ様の旨味が内包されていて、インスタントのスープだけで作ったラーメンとは一線を画す味わいに仕上がっていた。
  訪問は平日の17:30頃(この日は、朝イチで入浴して、ほかを回ってから夕方に食事だけのために再訪している)で、100台ほど駐められる駐車場は8割がた埋まっていたのものの、食事処は比較的空いていた。昼時を除けば、食事を兼ねて入浴する人はあまり多くないようだ。なお、食事処は旧大広間の一部に設けられており、大広間は現在も入浴客の休憩室としての機能を残している。ただし、一部の席は飲食専用席。ちゃんとパーティッションで区切られているので、そんなに分かりにい感じではない。


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・「完全に諦めた駅一覧」(南北海道)に、新函館北斗駅を追加。
・瑞江駅(東京・地下鉄12)  「富士そば」  実食日:2017/9

  南口を出て左、ロータリー沿い。店舗名は「瑞江店」で、今年7月オープンの新店。これまで「富士そば」は都営新宿線沿線にあまりなかった(新宿線の単独駅へは初出店か)ので、ちょっと新鮮味のある店舗だ。駅を出た時点では見えない場所なのだけれど、見える位置に高看板を掲げている。抜け目がないね。客席は、テーブル席が主体。2人×9=18席ある。プラス、椅子付きカウンターが5席。フロアが広く、とてもゆったりした造りに感じる店舗だ。内装の雰囲気も、ちょっと他の店舗とは違う。メニューの短冊が壁にずらりと並んでいるし、壁一面に酒瓶が飾られている。ちょっと居酒屋風な感じで、「ちょい飲み」に力を入れているのかなと感じる。そう考えると、テーブル席が主体になっているのも頷ける。瑞江駅には上記「みずえ」があり、これまたどちらかというとちょい飲みが稼ぎの主力になっていそうな店。ちょっと方向性がかぶっているのが気になるところだ(共存できるかどうかという意味で)。
  麺は、注文後茹でで対応していた。硬質な歯ごたえで、まずまずの好印象。つゆは平均的な「富士そば」のもので、カツオ出汁がしっかりと香る。たぬきは既製の揚げ玉で、可不可なし。総じて、「富士そば」のオペレーションをきっちり守っているという印象の一杯だった。よく言えばソツがない。悪く言えば没個性。たぬき390円。店舗限定っぽいメニューとしては、野菜串天(3種380円・5種580円・8種880円)がある。明らかに、ちょい飲みを意識したメニューだ。酒類も、生ビール・瓶ビール・サワー・日本酒と揃っている。生ビールはプレモルなのだが、「ふじ酒場」の表示はない。「ふじ酒場」としてではなく、店舗独自にプレモルを入れているということか。「ふじ酒場」価格で出すのが厳しいという事情もあるのかもしれない(「ふじ酒場」価格よりもちょっと高い380円での提供)。それから、店舗限定ではないが、親子丼が「炭火焼親子丼」になっている(単品460円・ミニ丼とそばのセット560円など)。これをメニューに入れているのが何店舗あるのか定かでないが、現時点で私が確認しているのは池袋店に続いて2店舗目。普通の親子丼とどちらが良いかについては好みが分かれるところだと思うが、選択肢が多いのは良いことだと思う。実食したのは、訪問が朝の9:30頃だったこともあり、朝そば(たぬき)320円。細かい点への言及になるが、ワカメがハリハリしていて美味しかった。「富士そば」のワカメは乾き気味でイマイチなことが多いのだけれど、今回は良かった。モノは同じだろうと思うので、保管方法の違い(水戻ししてから提供するまでの時間など)なんだろうなぁ。これひとつで全体の印象がだいぶ変わるので、カサカサワカメを出している店舗は瑞江店のオペレーションを見習うといいかもしれない。そば自体は普通なのだけれど、それ以外の部分で研究材料がたくさんあり、興味深い店舗だった。直近オープンの店舗の中には、瑞江店のようにやや郊外気味の立地で、都心部ほどの客数は望めなさそうな店舗が多くある。だからこそ、いろいろと試行錯誤しているのだろう。こういった様々な試みが、研究材料としてたいへん面白い。
  訪問時には、先客6(うち4人はひと組のグループ)・後客2だった。そろそろアイドルタイムかなというタイミングにしては、まずまずの入りだろう。利用に際して、ひとつだけ注意点を。各席に七味とコショウが常備されているのだが、どちらも同じ色・形の容器に入っている。一部が透明になっていて中が見えるようになってはいるのだが、七味をかけるつもりがうっかりコショウをかけてしまう人もいそうな気がする。かける前に、容器をよく見て。箸はエコ箸。


※富士山ロゴの暖簾に変わっていました(写真は左:旧、右:現)。ほぼ全店舗で一斉に変わったようです。一応、全店舗見て確認しようと思っていますが。値段等、大きな変化はありません(2018/4、確認)。

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・飯田橋駅(東京・中央線1)  「富士そば」  実食日:2011/4

  地下鉄のB1出口を出て左へ10秒。飯田橋交差点の北西角という好立地に、いつの間にかオープンしていた。JRからだと外堀通りを渡ることになるので、若干行きにくい。長い長い歩道橋を渡って、さらに信号を渡らなければならない。間口もフロアも狭いのだが、2階席が設けてあるのでそれなりにキャパがある。そして、3階にはトイレもある。3階まである立ちそば店はかなり珍しいのではないだろうか。
  食券を出したときに、厨房内に麺を盛った丼がたくさん並んでいるのを見て、「これはあまり期待できそうにないな」と思っていたのだが、食べてみると意外にも茹でたてに近い食感・風味があった。茹で方に何らかの工夫があるのだろうか。たぬき370円(ワカメ入り)。各席にそば湯ポットあり。24時間営業。


※値上げしていました。現在、たぬき380円です。券売機のボタンが飽和状態になっているためか、たぬき・きつね(380円)はそれぞれ冷たぬき(温可)・冷きつね(温可)となっています。通常は「たぬき(冷可)」となりそうなものですが、季節的な要因でしょうか。また、券売機の脇にショーケースがありますが、こちらは一部メニューの価格表示が誤っているので要注意です。券売機の表示がイキです(2014/6、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。ちなみに、券売機のボタン表示は「たぬき(冷可)」に変わっていました。やはり、季節的なものでしょうか。朝そば320円、朝カレー360円の設定あり。店舗限定っぽいものは、特に見当たりませんでした(2016/2、確認)。

※2017/7、再食。午前3時に再食シリーズです(厳密には4:00頃)。この店舗は狭いフロアのメゾネット構造になっていますが、夜間は2階席が利用できず、厨房を囲む椅子付きカウンター7席だけになります。ちょっと寂しいですね。深夜帯には少し時間を長く使ってゆっくり過ごしたい人が多いと思うので。従業員が1人での対応だから、目が届かないということもあるのでしょうが。貼り紙を見ると、23〜10時が2階使用不可。深夜帯だけならともかく、朝も閉鎖しているというのがかなり残念です。
  今回は、ミニ炭火鶏まぶし丼セット560円をいただきました。メニュー名からでは、「おそらく炭火焼き鳥を乗せた丼なんだろうな」というくらいにしか分からないですね。出てきたミニ丼は、焼き鳥のほかにオクラ・とろろ・焼き海苔・削り粉をトッピングしたものでした。ちょっとメニュー名を考え直した方がいいと思うのは、私だけでしょうか。味覚的には、悪くはないですが、想像どおり少々カオスです。焼き鳥・削り粉・焼き海苔の相性はとてもよく、オクラととろろの相性もとても良いのですが、この2グループ間の相性がちょっと微妙というか、越えられない壁があるように感じました。なお、もりそばは注文後茹でにて対応していましたが、水切りが甘く、ベチャッとしていてイマイチでした。
  2階席が使えないということもあるのでしょうか、先客1・後客0で、寂しい入り。店の外、飯田橋交差点の歩道の植え込みのあたりには、始発を待つ若者たちがたくさん座り込んでいました。2階席を使えるようにすれば、彼らのうち何人かは入りそうな気がします。もっとも、数人の客を取り込むために2階席を空けるというのも、ナンセンスと言えばナンセンスですが。


※暖簾デザインが、富士山ロゴのものに変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2018/4、確認)。

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・牛込神楽坂駅(東京・地下鉄13)  「青山」  実食日:2004/4

  A3出口を出て大久保通りを右へ2分。信号で右折(神楽坂通りへ)、左側。営団東西線の神楽坂駅1番出口からでも歩けそうだが、牛込神楽坂の方が近い。
  ここの麺は、ちゃんと湯通ししているにもかかわらず、湯通ししていないような固さがある。つゆも、ちょっと淡白な印象。出汁はちゃんと出ているようなので、もはや好みの問題か。味よりも、この店はとにかく値段が命と見た。たぬき260円(カマボコ、わかめ入り)という時点でかなり安く感じるのだが、実はこの店ではたぬきは高めの設定になっている。天270円、こんぶ240円、山菜260円、わかめ250円、かけ190円。この安さは嬉しい。温系麺類単品で300円を出るのは、イカ天340円と海老天350円だけ。冷やしは高いが。ご飯ものやセットメニューもいろいろあるのだが、温系麺類単品の方がお得な値段構成になっている。

※値上げ(かけ190→210円、たぬき260→290円。値−1点)していました(2009/4、確認)。

※長いことシャッターが閉まったままです。日除けもボロボロになっています。この段で、閉店と見なすことにします(2016/12、確認)。

※遂に閉まったままのシャッターに「管理物件」の貼り紙が出ました。残念ですが、閉店確定です。時代にそぐわない店だったとは思いますが、こういう店がなくなるのは寂しいものです(2018/4、確認)。

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・木古内駅(南北海道)  「キッチンキーコ」  実食日:2017/6

  新幹線開業に合わせて大きく変わった、木古内駅と、その駅前風景。駅舎が立派になったのはもちろんだが、駅前も大々的に整備され、ロータリー向かいには道の駅「みそぎの郷きこない」までオープンした。その道の駅内に、簡易的なそばを扱う「キッチンキーコ」があった。そば・うどんのほかにラーメン、ザンギ、たこ焼きにソフトクリームなどスナックフード類を多数扱う店で、イマイチ何がメインなのかが分かりにくい店。そばメニューは「みそぎそば」のみ。でも、これが350円と安いので、当サイトの掲載基準に合致する。店頭で現金先払い→呼び出し。番号札等はないので、注文メニュー名での呼び出しになる。何人か注文が重なると、ちょっと混乱しそうなシステムではある。店舗固有の座席はなく、付近の休憩ベンチなどで食べる形になる。
  麺種は未確認だが、食べてみての印象としては冷凍麺。星がたくさん見られて見た目には美味そうなのだが、そばの香りはわずかで、しかもくぐもったような艶のない香り。つゆは、やや辛めで、やや甘め。昆布出汁と思われる風味だが、カエシの甘辛さの方が勝っていて、ややのっぺり系に感じる。みそぎそば350円。面白そうな名称だが、あまり面白いものは乗らなそうな価格。結果は、いわゆるたぬきそばだった。既製の揚げ玉のトッピングだ。これ自体はどうということもない。ただ、サービストッピングされる紅白逆転ナルト(2枚)が、ポソポソとした素朴な食感ながら白身魚の風味が濃厚に感じられて美味かった。また、斜めカットのネギも、シャキシャキした歯触りが好印象。そばメニューは1種だけなのだが、うどんは「うどん」350円のほかに「カレーうどん」450円がある。ここで、2つ疑問。ひとつ、うどんにはどうして「みそぎ」が付かないのか。写真を見た限り、みそぎそばと同様に揚げ玉のトッピングのようなのだが。ふたつ、カレーうどんはそばに対応していないのか。頼めば作ってくれそうな気もするが、未確認。丼は、使い捨てのもの。七味等は受渡口にのみあり。飲み水は、休憩所内のサーバー&紙コップを利用。
  平日の午前9:30頃の利用ということで、食事客は私以外にはいなかった。先客0で、後客が3人いたけれど、3人ともソフトクリームの注文だった。オープン当初には「木古内町史上最大の賑わい」と報じられていたが、その賑わいはひと段落したようで、落ち着いている印象だった。土日とか、午後になれば、もっと賑わってくるのだろうけれど。


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・「完全に諦めた駅一覧」(南北海道)に、二股駅、蘭越駅、昆布駅を追加。
・「完全に諦めた駅一覧」(南北海道)から、木古内駅を削除。
・池袋駅(東京・山手線1)  「富士そば」  実食日:2004/4

  東口を出て、明治通りを渡って左へ2分。東池袋一丁目交差点の角にある。店舗名は「池袋店」。たぬき330円(わかめ入り)のこの店、上記「富士そば」とまったく同じかと思いきや、麺の感じが違う。上記の2軒の「富士そば」は、中太の角麺だが、ここは平麺。だから、食感も軽い。私は個人的に太麺好きなので、この点は少々マイナスか。
  チェーンなのに、値段が違ったり、麺や具などが違ったり、互いに潰し合うような位置に存在していたり(この店から上記店まで、徒歩2分くらい)。独立採算のフランチャイズなのだろうか。

※値上げ(たぬき330→340円)していました(2009/5、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき370円です。変わりメニューに、オクラとろろそ420円、ゆず鶏ほうれん草400円などがあります。(値−1点、付+1点。2014/5、確認)。

※昼間の写真に貼り替えました。まだ、一世代古いタイプの看板を掲げています。値上げして、たぬき390円になっていました。オクラとろろは450円、ゆず鶏ほうれん草は430円です(いずれも、店舗限定ではない)。朝そば320円の設定あり。まいたけ天430円が、「富士そば」としては珍しいでしょうか。「ふじ酒場」あり。つまみに、唐揚(2個)160円があります。それなのに、唐揚げそばの設定がないのが不思議(ミニ唐揚丼セット560円の設定はある)。そばトッピングとしてもいけると思うのですが(2016/1、確認)。

※2016/6、再食。もり300円を試しました。やや硬質な食感で、歯ごたえが強いです。「富士そば」の麺はどんどん歯ごたえが強くなっているような気がします。まるっきり抵抗なく噛み切れてしまう以前の細平麺より、今の麺の方が好みです。実食は日曜の14:30頃で、先客6・後客2でした。中途半端な時間帯にしてはまずまず賑わっている印象。通行人がとても多い場所なので、時間帯に関係なく客が入るのでしょう。そば湯ポットが返却口脇にあります。箸はエコ箸が各席にあり、割箸が返却口脇にのみ用意されています。

※2016/9、再食。肉富士470円をいただきました。今では全店舗にあるメニューですが、発祥はここ池袋店です。単なる「肉そば」でないのは、豚ばら肉の他に温泉玉子と焼き海苔が一緒にトッピングされるためでしょう。旨味たっぷりでボリューム感もあって、なおかつワンコイン設定。人気になるのも分かりますね。ちなみに、現在は豚ばら肉が使われていますが、以前には牛肉を使っていた時代もありました。牛肉と豚肉のどちらが良いかについては、好みもあるので一概には言えません。が、豚肉の方が関東らしいかなとは思います。個人的に実食機会の多いメニューではありません(ライトに済ませたい場合は肉系を外すし、ガッツリいきたい場合にはセットメニューを選んでしまうことが多いので)が、オススメ度は高い一品です。

※2017/7、再食。親子丼480円を食べてみたのですが、他店舗の親子丼とは全然違っていてびっくりしました。券売機のボタンに「炭火焼鳥使用」と表示されていた時点でなんとなく他店舗とは違いそうな予感はしていたのですが。その名のとおり、直火焼きの香ばしい鶏肉を卵でとじていました。他店舗の親子丼とどちらが良いかという話になると、正直微妙。一体感は、他店舗の親子丼の方が上です。ただ、炭火焼鳥の風味もこれはこれでよいものです。今のところ、親子丼をこのスタイルで出している店舗は他では見たことがないので、珍しさも含めて惹かれるものがあります。お新香と、味噌汁がつきます。同じ名前のメニューでも内容が異なる、富士そば。面白いですね。これからも、いろいろな店舗で、いろいろなメニューにトライしてみようと思います。

※2017/8、再食。得たぬきつねそば410円を、冷やしでいただきました。麺は、1.5玉(大盛り相当)。たぬき(既製揚げ玉)は少なめで、きつねも三角形のものが1枚だけですが、それでもだいぶ割安な設定です。ワカメが渇き気味だったことだけがマイナス材料ですが、それ以外はまずまず好印象でした。このメニューが設定されていると、たぬきそばやきつねそばはほとんど売れなくなるのではないかと思ってしまいますが、大丈夫なのでしょうか。

※2017/10、再食。昼時の12:30頃に行きました。本当は「小諸そば」に行こうと思ったのですが、店の外まで長蛇の行列ができていたのでこちらへ。こちらも、先客5人で安心して入ったら、後客が11人来て満席近くに。土曜でも、昼時はどこも混雑しますね。
  今回は、煮干しラーメンをチョイス。すでに5〜6店舗で食べているメニューなので目新しさはないのですが、立ちそばでは珍しい種類のラーメンだけに、定期的に食べたくなります。今回は、魚粉がやや多めで、沈殿がみられました。香りが強く、好き嫌いが分かれそうな気はしますが、個人的にはなかなか。他店舗の煮干しラーメンに比べてナルトが大きかったのが不思議でした。この店舗では各席にコショウの用意がないので、商品と一緒に容器ごと提供されます。食後に返却するのをお忘れなく。


※2017/11、再食。天ぷらそば410円(店頭掲示メニューでは「天ぷらそば」、食券印字は「かき揚げそば」。両者の区別は、「富士そば」にとってはあまり重要ではないのでしょう)を実食です。天は揚げ置きで、ややグズグズ気味でした。ほぐれてもそれなりに食べられる天ぷらではあると思いますが、やっぱり最初からほぐれているのはあまり印象がよくありません。ちょっと具材のカットが細かすぎるのではないかなという気がします。以前に野菜のカットシーンを見学した浦和仲町店や歌舞伎町店では、ここまで細かくなかったように思いますので。まぁ、「富士そば」では野菜のカットを各店内で行っているので、ある程度誤差が出るのは仕方ないことだと思いますが。

※2018/3、再食。ミニ唐揚げ丼セット560円を、もりでいただきました。唐揚げは鶏のモモ肉を使い、タバコの箱くらいの大きさ。ジューシーでまずまず美味しいです。衣はサクッと軽い部分とカリッとクリスピーな部分が混在。みじん切りのネギを醤油ベースのタレで和えたものをかけてあります。薬味用の輪切りではなく、わざわざみじん切りにしているあたり、「ひと手間かけている感」が出ていて好印象です。
  土曜の昼時、12:30頃の訪問で、先客9・後客9。昼時はさすがに賑わっています。そんな中、旅行者風の白人男性が、自動ドアの開け方が分からずに困っていました。センサー部分に手を触れると開くタイプの自動ドアは、海外にはあまりないのでしょうか? 私が開けてあげたら、とても驚いていました。日本では珍しくもなんともないので、まだ来日したばかりだったのでしょうかね。


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・池袋駅(東京・山手線1)  「いわもとQ」  実食日:2012/6

  西口地下道のC1出口を出てすぐ。出入口脇ではあるが、ここは近年頻繁にテナント替わりしている場所。エチカに人が流れていることもあるし、一概に「好立地」とは言えないかもしれない。店内は奥に長く、椅子付きカウンターと2人掛けテーブル席がある。店に入ってすぐ右手に地下へ降りる階段があるので、地下にも客席があるのかもしれない……が、実食時には閉鎖されていた。今月オープンしたばかりの新店で、赤坂店が移転してきたものらしい。
  この店のそばは、麺は香り高くて美味しいのだが、つゆの味が強すぎて、麺の香りが途中で感じなくなってしまう。加えて、つゆを完飲すると、最後の方には少しくどく感じてくる。もう少し繊細な風味に仕立てても良いのではないか、と感じる。たぬきの油も少々きつめなので、全体的に飽きがくる味覚。天ぷらや天丼を売りにしている店ではあるが、個人的には揚げ物以外のトッピングを選んだ方がいいかな、と思った。全体的なレベルは高いのだが、あと少しのバランス調整が今後の課題になりそう。たぬき330円(ホウレンソウ入り)。変わりメニューに、角煮そば480円。24時間営業で、朝6〜10時に限りお得な朝そば(かき揚げor月見たぬき)280円がある。そば湯ポットあり。


※2013/7、再食。かき揚げ丼セット(580円)を試しました。天丼のタレが各席に置いてあるので、自由に味の濃さを調節できるようになっている点が、気が利いていると感じました。値段的にお得感はあまりありませんが、ボリューム感は◎です。梅干しフリーのサービスがありました(付+1点)。

※2015/7、再食。ディテール部分がいろいろ変わっていたので、写真を貼ります(左:旧、右:現)。今回は、かき揚げ丼セット580円を「もり」で実食しました。もりそばは、盛り付けが綺麗なので食べやすくて良いです。麺が絡まない盛り付け方をしてくれます。かき揚げ丼は味が薄めでしたが、各席にタレが置いてあるので調整できます。梅干しフリーのサービスは終了しているようです。メニューがだいぶ変わっていて、たぬきというメニューはなくなっています。現在の値段は、かけ330円、かき揚げ430円、ちび天480円などです。高田馬場で実食した時には「ちび天」は各50円で販売されていましたが、現在池袋店では3つセットで150円という設定になっています。ちょっと残念。この店で一番オススメっぽいのは、天丼大盛り500円でしょうかね。なお、そば湯フリーです。ポットではなく、大きなジャーに入っていておたまで掬って入れるタイプです(値−1点)。

※2016/10、再食。小天丼セット630円を、もりでいただきました。前回実食時にはもりそばの盛りつけの美しさに惚れ惚れしたものですが、今回は「まずまず」というくらいでした。従業員特性だったのかもしれません。ツルツルと喉ごしがよく、香りはほどほどの麺です。つゆがやや薄めなのがちょっと残念。食べ進めていくうちにさらに薄まり、最後はそば湯を足さなくても飲めるほどになります。小天丼は、エビ・カボチャ・インゲンというラインナップ。すべて、注文後揚げです。衣が薄くサクッとしていて、油も軽く美味しいです。初食時と比べると、だいぶ改良されていると思います。カボチャはちょっと火が通りすぎていましたが。「味奈登庵」くらいに素材の歯ごたえを残したものの方が、個人的には好みです。

※2017/2、再食。値段等、変わっていません。今回は、そばではなく天丼480円を食べてみました。天ぷらは、エビ・イカ・カボチャ・キス・インゲンの盛り合わせ。すべて、注文後揚げでした。値段に鑑みて申し分ない内容なのですが、より上を目指すなら、イカ天とカボチャ天に改良の余地がありそうです。どちらもカットが薄く食感が弱くなっているので、全体的に似たような食感になっています。歯ごたえにアクセントを加えれば、もっと満足感が高まるのではないかと感じました。イカ天は原価的に厚くするのが難しいかもしれませんが、カボチャ天ならできそう。前食時と同じ感想ですね。「味奈登庵」のカボチャ天がよい教科書になりそうです。

※2017/4、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には4:00頃)。駅からちょっと遠い店(地下鉄出口からは近い)なのですが、始発を待つ人々ではなく車で横付けする人たちが結構食べに来ていました。先客6・後客1です。交差点角にある「君塚」よりも、こちらの方が車を停めやすいのでしょう。
  メニュー構成が変わったようで、たぬきが復活していました(350円)。たぬきそばを、冷やしで注文。冷やしのつゆは、あまり香らないですね。もりつゆの方が美味しいです。冷やしには、ワサビは自動では付きません。受渡口に、マヨネーズの容器に入ったものがあります。この粗雑な感じからして練りワサビだろうと思っていたのですが、ちゃんとおろしたものでびっくり。たぬきは天かすで、カラッとしていて油がよく切れていました。揚げ置き時間も短そうです。


※2017/5、再食。小豚天丼セット550円を、もりでいただきました。もりそばは、平均的な盛り付けでした。すごくきれい(しかも箸でつかみやすい)に盛り付けてくれる店員さんには、なかなか当たりませんね。退職しちゃったのかな。豚天丼は、串に刺さった豚肉天をごはんの上に乗せて、タレをかけたもの。味覚的には悪くないのですが、見た目にちょっと貧相です。ブロック状の豚肉が3つ刺さった串が1本乗っているだけなので。また、3連の肉のうち、一番下の肉は串から外しにくく、ちょっと食べづらいです。串はない方がいいのではないかと思います。なお、今回はそば湯がいい具合に白濁していて、香りも豊かに感じられました。タイミングによって誤差が出るのは致し方ないと思いますが、なるべく毎回これに近い状態で提供できるように工夫していただけると嬉しいです。

※2017/7、再食。改装していました(写真は右端が最新)。従前の無機質な感じがあまり好きではなかったので、よかったのではないかと。立ちそばらしい構えになったと思います。この店では天ぷら系を食べることが多いのですが、今回は気まぐれで小まぐろ丼セット550円を試してみました。が、餅は餅屋ということか、あまりオススメという感じではありませんでした。マグロは、おそらく真空パックか何かで1人分ずつ小分けされたのを開封するだけのもので、「固体感」がなくペースト状でした。「たたき」ですらありません。天丼系の方が、満足度高いです。
  日曜18時頃の訪問で、先客9・後客4。賑わっています。この店がある場所は、裏手に外国人向けの安いゲストハウスがたくさんあるエリアなので、外国人客(特に中国人)が多いです。店員の目を盗んで、持ち込んだ空のペットボトルに冷水器の水を入れたりしていました。店員も気付いている様子だったので、ちゃんとお金を払って食事をしている人に関してはあまり口うるさく咎めない方針のようです。


※2017/9、再食。小鶏天丼セット550円を、もりで。小鶏天丼は、小豚天丼と同様に、見た目にはとても貧相です。串に刺さった皮付きもも肉の天ぷらが、1本だけ。衣こそついていますが、焼き鳥みたいなルックスです。香ばしくて、味は悪くないんですがね、かき揚げの方がオススメ度高いでしょうか。もりそばに合わせたので、そば湯も飲みました。いつもよりも赤茶色が濃く、香りも強いものでした。タイミングによる誤差がかなりあるようです。
  土曜の18時頃の訪問で、先客0・後客4。先客ゼロ症候群になるタイプの店ではないので、たまたま切れ目だったのだろうと思います。「君塚」あたりと比べると、この時間帯の客足はやや鈍いようです。


※2018/1、再食。野菜たっぷりそば500円を試してみました。出てきたものをイメージで言うと、タンメンと広東麺の中間くらいものでした。具材は、キャベツ・ニンジン・モヤシ・長ネギをたっぷり。炒めてあるというか、焦げがなかったのでもしかしたら素揚げしているのかもしれません。油をまとった状態でそばの上に盛りつけます。この油のおかげで少しとろみがあるように感じられるので、やや広東麺寄りに感じるのでしょう。実食前には少々懐疑的に見ていたメニューですが、食べてみての結論は「これはアリ!」です。野菜をたっぷり食べたい方には、特にオススメです。ラーメンが好きな人にも合いそうな味ですが、ラーメンが好きな人はやっぱりラーメン屋に行くでしょうね。
  今回は、日曜の18:00頃の訪問で、先客5・後客4でした。堅調ですね。店員ひとりでの対応でこの客数をさばければ、上々だと思います。


※2018/3、再食。まだ食べたことがないメニューをというつもりで小鶏天丼セット550円をいただいたのですが、昨年9月に実食済みでした……。同じメニューの再食になります。実食したのを覚えていないということは、印象が弱かったのかな……と思ったら、鶏天丼はご飯の上にとり天がひとつ乗っているだけの寂しいもの。なるほど、これはあまり印象に残らないですね。鶏はジューシーだし、味覚的には悪くないのですが。セットのもりそばは、盛りつけの感じは普通でしたが、箸で持ち上げたときに麺が絡まなかったのが好印象でした。以前は見た目にすごく綺麗な盛り付けだったのですが、こういうところに店員の技量の差が出るのかもしれませんね。
  土曜の18:00頃の訪問で、先客2・後客3。比較的空いていましたが、特等席(厨房脇の椅子付きカウンター)がふさがっていたのが残念。この席が、何かと都合いいのよねぇ。


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・池袋駅(東京・山手線1)  「肉そばジョニー」  実食日:2017/4

  駅からちょっと遠い。一番近いのは、東口地下道経由の29番出口。出て、明治通りを直進(北東へ)5分。音羽通りを渡って右すぐ。ある程度池袋に行き慣れている人なら、「東口六ツ又の南東角からすぐ」で分かるだろうか。音羽通り沿いなので、春日通り(向原駅方面)の方へ行ってしまわないよう注意を。この辺りはちょうど駅がない空白地帯になっていて、正直、徒歩で行くにはあまり便利な場所ではない。地下鉄丸ノ内線の池袋・新大塚間が異様に長いのが元凶で、個人的にはサンシャインシティの北側に新駅を作った方がいいのではないかと常々思っている。池袋循環LRT構想もなかなか進捗していないみたいだし。そんな場所に、先月新店がオープン。場所的にどうなんだろうと思わないでもないが、駅利用者の需要よりも付近にある大型オフィスや大学・専門学校などのランチ需要がメインだろう。椅子付きカウンター7席のみの小型店。背後スペースが狭く、満席時には奥の席への出入りがしづらくなる。13:00頃の訪問で、先客1だったので奥に入ったのだが、後客が4人やって来て、出るのに苦労する羽目になった。でも、厨房はもっと狭いのでね、そのへんは斟酌してあげたい。
  店名から、肉そばが売りの店なのだろうということはすぐにわかる。勝手な連想になるが、「ジョニー」という店名から、盛りが良くて値段が高いという印象を抱く。だが実際にはかけ290円の純駅そば価格で、オーソドックスなメニューも多数用意している。ごく一般的な「立ち食いそば」として気軽に利用できる店だ。麺は、個包装の茹で麺。角がしっかり立っていて、茹で麺にしてはそばの香りがちゃんとある。つゆは、酸味を強めに感じる口当たり。カツオ中心なのは言うまでもないのだけれど、それなりに深みも感じられ、一辺倒という感じではない。余韻もある。たぬきというメニューはなく、揚げ玉が卓上に置いてあってフリーになっている。粒が細かめで、小エビの香りがあるタイプだ。タッパーに入っているあたりは、どことなく大阪の立ち食いそばを連想させる。一番人気の肉そばは、480円。意外にリーズナブル。このほか、紅生姜天を添えた「紅の豚」580円、辛みを加えた「シビレ」580円が大きく推されている。実食は、月見380円。玉子は先乗せで、白身が少し白濁凝固していた。全体的にクラシカルな味わいで、店名とのギャップを強く感じた。「なんでこの店名?」という疑問が残ることになったわけだが、大学・専門学校生が主たる客層ならば、「○○庵」とか「○○そば」よりもギラギラ店名の方が入りやすいと考えたのかもしれないね。


※閉店していました。跡地は、坦々麺の専門店です。場所的に、ちょっと苦しかったでしょうか(2018/3、確認)。

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・札幌駅(南北海道)  「弁菜亭」  実食日:2017/6

  地下鉄東豊線の北改札を出て左前方のエスカレーターを上ったところ。上記「ちほく」の跡地。いつの間にか、JRホームの駅そば店と同じ「弁菜亭」に変わっていた。看板も暖簾も変わっているのだけれど、この店最大の特徴と言ってもいい店頭のパーティッションが承継されているから、危うく気づかずに通り過ぎるところだった。内装は「ちほく」時代のまま。間口に対してV字型になった立ち食いカウンターのみ。
  麺は、質感のある茹で麺。丼が小さめなので、パッと見には量が極端に少ないように感じるけれど、ズシッとしたタイプの麺だということもあり、食後の満足感はまずまず得られる。つゆは、カツオ+昆布と思われる。昆布の方がやや優勢かなと感じるけれど、道北地方によくある「昆布丸かじりタイプ」ではない。東京人にも馴染みやすい味だと思う。たぬきは、小エビがたっぷり入った天かす。かき揚げなどを揚げた副産物にこれほど大量の小エビが入るとは思えないので、意図的に作った天かすである可能性が高そう。というか、買ってきているのかもしれないが。当然ながら香ばしさがとても強く、ジャンクだけど美味しい。たぬき370円。天460円・かしわ430円など値段は「ちほく」時代と変わっていない。しかし、メニューは一部入れ替わっている。納豆そばは消滅。代わって、山菜430円が登場。天ぷらは、「天プラ」表記から「天ぷら」表記に変わった。総じて、良くも悪くも癖がなくなったような印象だ。ちなみに、ホームの「弁菜亭」とはメニューも値段も異なる。メニューはこちらの方が多く、値段はホームの方が安い。味はどうなのかな。連食していないので何とも言えないが。変わったものとしては、麺の替え玉がある。最近各地でちょこちょこ見かけるようになってきているように思うのだが、需要があるのかな。個人的には、替え玉をするくらいならかけそばを買い直したくなるが。ちなみに、替え玉は200円。高いなぁ。
  昼時の12:45頃に訪問して、先客5・後客2。私が出るころ、つまり13時頃にはピークタイムが終わるようで、結構のんびり食べられた。先客のひとりが大きなキャリーバッグを足元に置いていて、隣にスペースがあるのに後続客が入れず、客同士でちょっと険悪なムードになっていた。混雑時には気をつけたいところだ。パーティッションの陰に置いておくとか、考えた方がいいと思う。


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・札幌駅(南北海道)  「ちほく」  実食日:2014/10

  地下鉄東豊線の北改札を出て、左前方のエスカレーターを上がり、直進すぐ右手。エスタ大食品街に入ってすぐ。暖簾と衝立の目隠しがあるが、造りとしては間仕切りのない露出店。立ち食いカウンター一列のみで、キャパは8人くらいか。
  麺は、わりと硬質な茹で麺で、心地よい歯ごたえ。つゆは、ちょっと変わった風味がある。塩気・出汁感は弱めで、醤油というか、大豆の香りが一番目立っている。総じて、薄い。食後に物足りないと感じる薄さではなく、最初のひと口の違和感が大きい。たぬきは天かすだが、ちょっと量が少ない。たぬき370円。天は460円で、表記は「天プラ」。カタカナ表記は珍しいかも。北海道らしく、かしわ430円がある。また、納豆そばも扱っているのだが、520円という値段がちょっと腑に落ちない。かけ+単品納豆だと430円なので。ほかのメニューはすべて、既成メニュー価格と「かけ+単品」の価格が一致しているのだが、なぜか納豆だけが合わない。なにか秘密があるのだろうか。


※閉店(「弁菜亭」化)していました(2017/6、確認)。

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・京成高砂駅(東京・私鉄7)  「新角」  実食日:2004/10

  改札を出て左の階段を降り直進、すぐの路地を左、すぐ右側。一列カウンターだけの小さな店。
  同名店が有楽町駅(山手線)にあるのだが、関連性は不明。ただ、味は割と似ている気がする。つまり、かなり塩辛い。麺はツルツル系、天は具が細かくてフカフカしているが、悪くない。変わりメニューに、「べに天そば(340円)」というのがある。なんと、紅生姜の天ぷらだそうで。かき揚げにも若干の紅生姜が見られたが、これはちょっと勇気がいるなぁ。たぬきは300円。


※値上げしていました。現在、たぬき350円です。増税対応にしては値上げ幅が大きいですが、この間にたぬき330円だった時代があるので、単純値上げ+増税値上げの2段階値上げです。べに天そばは410円です。変わりメニュー「にん天そば」440円が登場しています。にん天とは、ニンニク入りのかき揚げです。べに天・にん天とも、有楽町にはないメニューです。ラーメンが名物になっているのは、有楽町と同じ。にん天ラーメン560円は、味覚的にベストマッチしそうな想像が湧きます(値−1点、付+1点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき360円です。「べに天」は、カッコ書きで「紅生姜」と付記され、430円。「にん天」は「にんにく入りかき揚げ」に名を変えて、460円です。にんにく入りかき揚げラーメンは590円になっています(値−1点。2018/3、確認)。

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・京成高砂駅(東京・私鉄7)  「都そば」  実食日:2006/12

  3&4番ホーム、階段下。階段と柱に挟まれているため、店の出入り口が側面にしかなく、同ホーム上にいると目立たない店。むしろ、1&2番ホームから見た方が存在感がある。狭いスペースでどうにか頑張っている店だから、規模は小さいし立ち食いのみ(椅子が1つカウンター下にあったが、引っぱり出すと明らかに迷惑になる狭さ)だし、メニューも少ない。しかしそれでも、私鉄のホーム上駅そばは守り通さねばならない貴重な文化遺産である。味のない茹で麺は決してほめられたものではないが、ここではむしろ水準レベルにあるつゆをほめておくことにしよう。たぬきなし、天350円。麺類以外では、いなり寿司(2個140円)がある。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。新写真が逆サイドから撮影したものなので比較しづらいですが、ご容赦を。近年、京成構内の都そばが次々と「越後そば」化していますが、ここは都が踏ん張っています。セマルの看板を掲げていますが、関西では見たことがないタイプのものです。値上げして、天400円になっています。天玉を「スタミナ」と表記しているところがセマルらしくて泣けます。評点はかなり低くなってしまいましたが、私鉄ホームの駅そばは絶滅危惧種なので、なんとか頑張ってほしいです(値−2点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、天430円です(2018/3、確認)。

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・亀有駅(東京・常磐線2)  「鈴しげ」  実食日:2012/6



  北口を出て右へ1分、サンクスの角を左折して2分、右側。亀有公園向かいの角地。駅前の繁華街から少々外れた場所にあるので、近くに住んでいても存在を知らない、という人が多いかもしれない。立ち食いカウンターのみの、郷愁を誘う雰囲気の店。
  麺は、素朴な風味の茹で麺。つゆも素朴で、強いインパクトはないが「悪くない」という感じ。全体的に、昭和の頃からほとんど味を変えていないのではないかと思えるほど、オーソドックスな味わいに仕上がっている。しかしながら、近年こういう味覚の店が少なくなってきているので、むしろ懐かしくて好印象。評点があまり高くならないタイプの店だが、近くへ行くことがあればまた暖簾をくぐりたくなりそうだ。たぬき320円。この手の店にしては珍しく、日曜も営業している(実食が日曜)。代わりに、火曜が定休。


※改装していました(写真は左から2枚目)。建物自体が建て替わっているので致し方ないのだろうと思いますが、旧店舗よりも間口が狭く、目立たなくなっています。値上げして、現在はたぬき340円です(値−1点。2015/1、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は右端が最新)。値段等、変わっていません(2018/3、確認)。

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・亀有駅(東京・常磐線2)  「越後そば」  実食日:2005/1

  北口を出て左すぐのガード下。上記「そば処KIOSK」と競合しそうな場所にある。値段の点では「そば処KIOSK」に軍配が上がるのだが、味はこちらの方が私好み。
  まず、麺が美味い。生麺の茹で置きと思われ、シコシコ感が気持ちいい。たぬきにも小エビの味があって○。さらなる改良の余地があるとすれば、つゆか。つゆも不味くはないが、インパクトがない。それから、サービスがすごい。ワカメ・カマボコが入るのはいいとして、なぜかたぬきそばに「ちくわ天」が一本入ってくる。これだけ具が乗れば、かなりゴージャスになる。「よく見ると、そば・うどん全品にちくわ天サービス」と書いてある。かけそばを頼んでも、かなりリッチな気分を味わえるだろう。たぬき330円。


※値上げ(たぬき330→360円。値−1点)していました。ちくわ天のサービスは毎日ではなく、毎月18〜20日に限り「月中生活応援セール」として実施継続しています(サ−1点。2009/8、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき370円です。ちくわ天のサービスについては未確認ですが、「感謝デー たぬ月見430→300円」という貼り紙が出ていたので、何らかの形でサービスが継続しているようです。C&Cカレーとのコラボメニュー「C&Cカレーセット」680円が登場していました。ちょっと高いですが、個人的にC&Cの味が好きなので、一度試してみたいと思います(付+1点。2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です(2018/3、確認)。

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・大谷地駅(南北海道)  「麺屋一心」  実食日:2017/6

  駅と直結しているショッピングセンター「キャポ大谷地」の1階。連絡通路から入って左手奥でひっそりと営業している。ちょっと値段が高いのだけれど、ほかに対象となる店がない駅ということで対象に含める。かつてはほかに対象となる店があったよう(情報が寄せられていた)なのだが、それらしき場所へ行ってみたら廃墟になっていたので。テーブル席が多数あるフードコートスタイルの店舗。注文口で口頭注文、先払い→プラ板番号札で番号呼び出し。返却もセルフで、返却口は厨房から離れたところにある。
  麺は、冷凍だろうか。少し饐えたような臭いがあり、少々粘着する。つゆは、昆布が中心の出汁と思われるものの、それほど強く出ているわけではなく「北海道風」とは少し違う。カツオ系の香りはあまり感じないが、飲んだ後に少し歯がキシキシしたので、イノシン酸系の食材も使われていると思われる。あまり深みはなく、やや平たい。でも、インスタント感丸出しという感じでもない。濃縮希釈のつゆに出汁を足している、という感じだろうか。たぬきというメニューはなく、天かすがフリーで置いてある。かけ400円、かき揚げ500円など。実食は、月見そば450円。玉子は先乗せで、白身は薄く白濁。天かすはあまり風味がないタイプで、適度な油が加わることでつゆの旨味に厚みが増す。これはこれでよいと思う。天かすがあるということは、かき揚げなどの各種天は自家製店揚げということだろうか。サービストッピングに、ワカメとカマボコ2枚。東日本でカマボコを2枚乗せる店は珍しいと思う。ただ、ワカメとカマボコを廃して、かけ370円くらいにしてほしいというのが本音ではある。麺単のほかに、ご飯ものやセットメニューもある。麺単が高め設定であるだけに、この手の店では珍しい握り寿司(「生寿司」と表記)とのセット670円が魅力的に感じた。寿司は、写真を見た限り握り5貫+細巻3個。ミニ天丼セットと同じ価格なら、寿司の方に食指が動く。


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・新札幌駅(南北海道)  「両国」  実食日:2007/9

  JR改札を出て直進、ガラス戸の出口(2F出口)を出て右すぐ左側。駅と直結したビル内にある。
  味覚的にこれといったポイントがある店ではないが、全体的な印象はまずまず。つゆをたっぷり入れてくれるのが嬉しいところ。ただし、熱いので、食べるのにわりと時間がかかる。麺は変哲ない茹で麺。店内には大相撲の番付表(古い)が貼られており、店名も含めて東京を連想させる要素が多いが、特に関係ないとのこと。番付表ももらい物とか。かけ300円、たぬき320円など。

※値上げしていました。現在、かけ320円、たぬき350円です。変わりメニューに、ミックス天500円があります。また、北海道らしいかしわ450円、北海道ではあまり見かけない(というか関西っぽい)「とじそば」480円があります。ネギ多めは有料(50円)なので、ご注意を(値−1点、付+1点。2015/9、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2017/6、確認)。

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・千川駅(東京・地下鉄6)  「よしゆう」  実食日:2018/3

  千川と要町のちょうど真ん中くらいの、どっちつかずな感じの場所にある。ここは駅間が短いので、どちらも徒歩5分弱くらいで行ける。住所的には「要町」なのだけど、実測値で千川の方がやや近かった。私の測り方では多少の誤差もあると思うが、便宜上「要町2丁目交差点」を最寄り駅の境界と考える。千川駅からの行き方は、4番出口を出て直進4分半。ちなみに要町駅からだと、1番出口を出て直進5分弱ということになる。今年2月にオープンしたばかりの新店だ。駅からちょっと離れていて、しかも駐車場がない店ということで、どのような人が主たるターゲットになるのかが分かりにくい店なのだが、店内は結構広い。テーブル席が18席と、椅子付きカウンターが4席。受渡口があってセルフサービスの造りなのだけれど、訪問時には空いていたためか配膳してくれた。
  麺は、注文後茹での生麺。繊細な細麺で、とりわけ大きな特徴があるわけではないのだけれど、食感・風味ともまずまずの印象。つゆは、看板で大きく「あご出汁」を謳っている通り、中国地方以西のつゆに近い風味がある。色が薄いので「関西風」と考えてしまいがちだが、大阪あたりのうどん出汁よりも端麗ですっきりしている。私は「あご出汁」を明確に食べ分けられるほどの経験値を持ち合わせていないのだが、小魚系の出汁であることはよくわかる。東京では類似点が少ないだけに、あまり馴染みのない味ではないかと思う。そこが好き嫌いの分かれそうなポイントではあると思うけれど、私は「個性があってよい」と思う。たぬきは、フワフワした部分とサクサクした部分が混在する天かす。ちょっと油の旨味が強いけれど、まずまず悪くはない。たぬき350円(ワカメ入り)。メニューは、わりとオーソドックス。あご出汁を使うということは九州スタイルなわけで、トッピングもごぼ天や丸天などを取り入れているのかと思いきや、そのようなものはない。ご飯ものやセットメニューもあるが、小かき揚げ丼セット600円などやや高めで、あまりお得な感じはない。麺単でサッと済ませる方が満足度が高いか。酒類をいろいろ扱っているので、仕事帰りのちょい飲みにも使える店。というか、立地的に考えて、夜のちょい飲み需要が一番高いのではないか、と感じる。個人的にも出先からの帰りがけに立ち寄れる場所なので、今後ちょい飲みで利用する機会がありそうだ。箸はエコ箸。平日16:30頃の訪問で、先客0・後客2。食券を出した時に「今からお湯を沸かすから、ちょっと待ってね」と言われた。この時間帯には、あまり客は来ないようだ。というか、夜のちょい飲み対応の準備の方が忙しかったのか。サッと手早く食べたい場合には、訪問時間に気をつけた方がいいかもしれない。


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・池袋駅(東京・山手線1)  「爽亭」  実食日:2009/10

  JR改札内(中央口1&南口)コンコース。13件上に掲載している「生そば処」の跡地。食券には「JTS 池袋そば処」と印字されており、業者は変わっていない様子。跡地というより、店名・看板が変わったという捉え方の方が適切かもしれない。立ち食いカウンター一列のみの小型店で、中途半端な時間帯(実食は15:00頃)だったにもかかわらず、店内に入りきれず、外で空きを待つ人がいるほどの混雑ぶりだった。改札内(JR)に駅そばが1軒しかないため、かなり集中するようだ。もう少し店舗規模を大きくするなり、もう1軒新設するなりの策があってもいいように感じる。現実的なのは、後者か。
  味覚としては、白っぽくてあまり風味の強くない茹で麺に、やや辛めのつゆ。昔ながらの駅そば、という感じで、王道といえば王道。チェーン店の「吉そば」に近い味覚。麺とつゆの相性は悪くないと思うのだが、全体的なインパクトは欠ける。値段は「生そば処」時代よりも上がり、たぬき380円(わかめ・カマボコ入り)。変わりメニューに、「牛肉と木の子のそば」450円と「丸天おろし生姜そば」420円があった(季節限定?)。定番メニューが高め設定なので、むしろこういった変わりメニューが割安に感じる。あと、個人的には「肉そば」を「お肉そば」と表記していたのがツボだった(460円)。


※値上げしていました(たぬき380→390円)。上記の変わりメニューはすべて終了し、代わってきのこラー油480円が登場しています。また、朝9時まで限定のお得な朝得そば330円も登場していました。なお、肉そばの表記は「お肉そば」から「豚肉そば」に変わっています(480円)。個人的にはちょっと残念(2014/10、確認)。

※改装というほどではありませんが、券売機と暖簾が変わり、間口上部に短冊状の飾りつけが取り付けられていました。ちょっと賑やかな印象になりましたね(写真は左:旧、右:現)。値段等に目立った変化はありません(2018/3、確認)。

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・「完全に諦めた駅一覧」(東京・地下鉄6)から、千川駅を削除。
・片浜駅(東海1)  「スマル亭」  実食日:2017/6

  南口を出て線路と垂直方向に歩き、突き当りを右折。最初の十字路を左折した先の突き当り(千本通り)を左折してすぐ左側。曲がる回数が多いので文章にすると行き方がすごく面倒臭く感じるかもしれないが、とにかく千本通りに出てしまえば分かりやすい場所。駅歩5分を少し超えるだろうか(実測値で5分半)。駐車場のあるドライブインタイプの店舗。店舗名は、「沼津千本通り店」。客席は長テーブルが主体で、計16席。プラス、受渡口付近での立ち食いも可能か(3〜4人くらい並べそう)。さらに、店の外にも丸太椅子が配された大テーブルが出ている(8〜9席くらい)。ただし、訪問時には雨天だったので、椅子もテーブルもずぶ濡れ状態だった。
  麺種は未確認。ぬめりが感じられるあたりは生麺っぽいのだけれど、香りがあまりないので冷凍の可能性が高そう。強い歯ごたえも、冷凍麺を連想させる。つゆは、昆布出汁強烈タイプ。北海道の駅そばに通じる味わいがある。私は結構好きなのだけれど、首都圏在住者にはあまり馴染みがなさそうな味覚なので、好き嫌いが分かれるかもしれない。大きな丼にたっぷり入れてくれるのだけれど、ちょっと飲みにくい形状の丼。たぬき370円、かけ300円など。静岡らしいメニューとして、桜海老天550円と桜海老唐揚げ500円がある。桜海老天は以前にどこかの店舗で食べたことがあるので、今回は桜海老唐揚げにチャレンジ。これは、桜海老をかき揚げ状にはせず、薄い衣を付けて単独で揚げたもの。「ばら天」と表現すれば分かりやすいだろうか。麺・つゆとの一体感が演出されるし、海老の香りもしっかりと感じられて、美味しい。味覚的には申し分ないのだが、桜海老天に比べてボリューム感はだいぶ劣る。「桜海老を食べたいけどかき揚げはちょっと重いなぁ」という時に注文するとよいかもしれない。
  平日11:30頃の訪問で、先客4・後客4。車で寄る人が多い店なので、雨天の影響はあまりなさそうだ。営業系のスーツサラリーマンより作業服系の男性の方が多かったのは、近隣に工場などが多い沼津市西部の臨海地域ならではと言えるかもしれない。


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・「完全に諦めた駅一覧」(東海1)から、片浜駅を削除。
・五反田駅(東京・山手線6)  「後楽そば」  実食日:2018/3

  2016年5月に惜しまれながら閉店した有楽町「後楽そば」が、五反田に場所を移して復活を遂げた。場所は、JRの東口を出て右へ1分、ガード下の角地。椅子はなく、カウンターを囲む変形L字立ち食いカウンターのみ。キャパは15人くらいか。復活した店舗でも名物はやっぱり「焼きそば」なのだが、まだ店舗が新しいためか、店に入った瞬間にソース臭が鼻を突くようなことはなかった。
  そばの麺は、生麺の茹で置き。私の後に入ってきた客には茹でたての麺が提供されていたので、見込み茹でで対応しているようだ。有楽町時代とは違う麺なのだろうか、それとも茹で置きで劣化していたためなのか、食感が弱くてあまり生麺っぽくないものだった。香りもあまりない麺なので、これだったら茹で麺の方がいいかな、と思ってしまった。まだ新天地でオープンして間もないから、オペレーションも確立しておらず、タイミングによって当たり外れがあるのかもしれない。つゆは、やや辛め。カツオ出汁がしっかり香る。酸味もほどほどに出ているが、気になるほどのえぐみはない。最後まで美味しく飲めるつゆだと思う。たぬきは天かすで、ゾル化する部分と大きな塊になっている部分が混在している。たぬき370円。値段は、有楽町時代より少しだけ上がっている。焼きそば(並)も400円に上がっている。ネギフリーは健在。ただ、有楽町時代のように丼に山盛り入っているわけではなく、透明なアクリルケースに入っているので、いまいち「粋な感じ」がなくなったように感じるのが寂しい部分。
  訪問は平日の16:15頃で、先客1・後客2。プラス、私が食べ終えて店を出たときに外の券売機で食券を買っていた2人組。アイドルタイムとしては、まずまずというところか。有楽町時代よりは客数が少ないように感じるけれど、付近に「小諸そば」「ゆで太郎」「おにやんま」など強力なライバル店がある立地だから、致し方ないか。気になるのは、先客も後客も、焼きそばではなくそば(うどんかも)を食べていたこと。店内にソース臭が充満していないから、「ついつい焼きそばを食べたくなる」という人がまだ少ないのかもしれない。有楽町時代からのファンが通い詰めて店内にソース臭がこびりつくようになってきたら、また焼きそばが極端に多く出るようになるのかもしれない。


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・池袋駅(東京・山手線1)  「ゆで太郎」  実食日:2016/8

  駅から少し離れる。西口地下道のC6出口を出て左へ4分。グリーン大通り沿いにある。池袋西口繁華街の外れというか、だいぶ外れた場所というか。この場所で、どういった需要が見込めるのかがちょっと想像つかない。近隣オフィスの勤め人もそれほど多くなさそうだし、駅へ至る通勤ルートというわけでもない。近隣住民は多いだろうが、ライバル店も多いのでね……。どこか一点に偏った需要ではなく、総合的に客の入りが見込めると判断したということか。店舗名は、「池袋2丁目店」。今月5日オープンの新店(実食は19日)。客席は、2人掛けテーブル席×4と、椅子付きカウンター23。この席配置からは、サラリーマンの昼食需要狙いがうかがえる。
  午前10時の訪問ということで、実食は「朝ごはん(カレー丼)」360円。クーポンがあったので、コロッケ追加で。これ、黄金パターン。中途半端な時間帯だったからかもしれないが、麺は注文後茹でのオペレーションだった。ただ、細平タイプの麺なので、歯ごたえはイマイチ。つゆはゆで太郎スタンダードで特記事項なし。たぬきは、大海老の香りがある天かす。これはタイミングによると思うが、海老天を揚げた時に出た天かすだろう。カレー丼は、平均的なゆで太郎の甘口タイプ。タカノツメでカスタムして、辛口に変更して食べた。コロッケは、ほどほどにサクサク感の残るもの。まぁ、まぁ。総じて、これといって突出した要素はないものの、まずまずのところでまとまっている印象だった。他メニューは、たぬき350円の直営店舗構成。そば湯ポット各席にあり。タカノツメは受渡口にあり。一味・七味は各席にあり。朝11時までは天かす無料サービス(セルフ)あり。箸はエコ箸。店内にガラス張りの製麺室あり。


※2017/5、クーポンが余っていたので、再食。もりそば大盛り420円に、クーポンでかき揚げを追加しました。麺は注文後茹でで、歯ごたえの良い状態で提供。……なんだけど、正直、そばの香りは「富士そば」の方があるように感じます。そば粉比率は「ゆで太郎」の方が高いはずなんだけど。そば粉の種類とか挽き方(おそらくこちらがポイント)で、風味は大きく変わってしまうということでしょうか。それから、もりつゆが少なめだったのもちょっと。「おかわり自由」の表示が出ていますが、もらいに行くのが途方もなく面倒です。おそらく、「多めに入れても残す人が多い」という実績からデフォルトの量を減らしたのでしょうが、私のように最後にそば湯で割って飲みたい人に対しては逆効果です。それだったら、給つゆ器を客席側に置いて、セルフにしてほしいです。かき揚げは、タマネギのカットが他店舗よりも大きめで、ホクホクした食感に仕上がっていました。これは文句なし。温そばに乗せても美味しく食べられるかき揚げだと思います。

※2017/8、再食。最近いろいろな立ちそば店で食べているカツ丼(メニュー名は「ジャンボカツ丼」)650円を食べてみました。ミニそばが付きます。ジャンボを名乗るだけあって、結構ボリューミーです。そのぶん、価格もボリューミーですが。肉は暑さが1cmほどあり、食べごたえ十分。玉子とじの技量は富士そばにやや劣る(固ゆで傾向)かなという印象ですが、総じての満足感は高いです。あとは、値段ですかね。富士そばのカツ丼との価格差が160円あるので、そこがネックになります。580円くらいで出せれば、総合で富士そばを上回る印象になっていたかもしれません。ミニそばをスープに変えれば多少は安くできそうに思います。ただ、ミニそばはミニそばでありがたいので、難しいところですね。

※2018/2、再食。先日「東池袋春日通り店」で中華そばを食べてなかなか美味かったので、今回も中華そば。ミニかき揚げ丼とのセット(650円)でいただきました。中華そばは、東池袋春日通り店と同じ印象です。豚の旨味が前面にあって、鶏ガラが追いかけます。そして中盤以降に和出汁が香り始めます。3段階に香るスープ、390円にしては上出来だと思います。かき揚げ丼は、具材細切りで衣カリカリの西五反田2丁目タイプ。悪くないです。
  日曜の18:00頃の訪問で、先客4・後客3でした。たまたまかもしれませんが、セットメニューを注文する人が多いですね。セットと言えば、お得な日替わり得ランチが日替わり得セットと名を変え、扱い時間が延びています。現在は、11時から閉店まで注文できます。ただし、24時間営業店舗では22時まで。池袋2丁目店は24時間営業なので、22時までということになります。


※2018/3、余っていたクーポン消費のため、再食。また中華そばなのですが、今回は野菜たっぷり中華そば540円にしてみました。プラス、クーポンでかき揚げを別盛りで。野菜たっぷり中華そばの具材は、キャベツ・モヤシ・ニンジン・キクラゲ・豚肉が確認できました。炒めてあるので、早い話が「肉野菜炒め」がトッピングされているということです。野菜を素揚げする「いわもとQ」の野菜たっぷりそばとは、ちょっと違います。ボリューム感があって、野菜も多く摂取でき、味覚的にも悪くないのですが、「ゆで太郎ラーメン」の最大の特徴である和出汁は、ほとんど香らなくなります。どのみち和出汁は死んでいるので、かき揚げはラーメンに乗せてしまっても問題なしです。
  土曜18:00頃の訪問で、先客3・後客7。よく入っていました。中華そばを食べている人は、見当たりませんでした。「ゆで太郎」全体でどの程度中華そばが売れているのか、ちょっと気になります。


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・吉原駅(東海1)  「隠れ家 万福」  実食日:2017/6

  南口を出て左へ4分、左側。県道との交差点の北東側角地。駐車場(5〜6台分くらい)のある店で、どちらかというと車で訪れる人の方が多そうな店。近隣に製紙工場などがたくさんあるので、そこに勤める人々の昼食需要がメインだろうか。岳南原田「めん太郎」と似た性格の店なのではないかと推察。厨房を囲むL字型椅子付きカウンター8席ほどがメインで、店の外にも4〜6人くらい座れそうなテーブル席が出ている。しかも、外の席は日除けテント付きなので、雨天でも安心して利用できる。こういうものがあるということは、やはりピーク時(昼時)に極端に混雑する傾向にあるということだろう。口頭注文で、代引き制。おばちゃんはなかなか個性的で、客が入ってくると「おかえりなさい」と、食べ終えて出て行くときには「行ってらっしゃい」と声をかける。
  麺は、あまり味のない茹で麺。「普通」としか言いようがないもの。でも、悪くはない。つゆは、わりと甘め。昆布様の旨味を感じるが、最初のひと口で酸味も感じる。カツオ系+昆布、だろうか。甘さが勝って、あまりよく分からなかった。たぬきなし、かけ300円。トッピングはすべて単品扱いで、50円・100円・120円・130円の4タイプがある。お得そうなのは、きつね・山菜・おろし各50円、エビかき揚げ130円あたりか。ササミ天130円があるのが興味深い。というのは、先ほど「性格が似ている」と書いた岳南原田「めん太郎」の名物がササミ天だから。県民性というか、地域性があるのかもしれない。午前10〜11時限定のモーニング350円の設定あり。内容は、きつねそば(うどん)+おにぎり。通常価格だと450円なので、100円引きということになる。1時間しか適用時間がないのが辛いところではあるが、この時間帯に訪れるチャンスがあるのなら、頭の片隅に置いておくといいだろう。今回は、やさいかきあげ130円と生卵50円をトッピング。やさいかきあげは、揚げ置き。厨房内に揚げ場が見当たらないので、仕入れているか、自宅など別の場所で揚げているかのどちらか。生卵は先乗せだったが、つゆがぬるかったので、白身は完全に透明な状態で提供された。たっぷり乗せてくれるネギは、見事に青。青ネギの中でも青い部分しか使っていない、という感じ。スライス椎茸を煮付けたものと天かすがサービストッピングされる(入れるかどうか聞いてきてくれる)。静岡県、特に伊豆半島や駿東地方は、椎茸の特産地。地域性が感じられて、ありがたい限りだ。アットホームな雰囲気も良いし、長く続けてほしい店だ。


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