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※ 記事は上が最新です。                                         
※ 再食記事は追記しますが、「変化なし」の再食履歴および誤記訂正は上書きすることもあります。


お 知 ら せ

自身7冊目となる単行本
『駅ナカ、駅マエ、駅チカ温泉』
発売されました(2017/10/16発売)。
7冊目にして初めての、カラー本になりました。
蕎麦ではなく温泉をメインテーマにした一冊ですが、
随所に駅そばなどのB級グルメ情報も散りばめてあります。
全国の書店などでお求めいただけます!
発行:交通新聞社 価格900円(+税)


・上飯田駅(東海3)  「どんどん庵」  実食日:2017/7

  3番出口を出て右へ2分、イオン上飯田店の前というか脇というか。隣には大きなパチンコ店があり、イオンの買い物客とパチンコ客が主なターゲットとなる店だろうか。店舗名は、「イオン上飯田店」。駐車場のあるドライブイン型店舗を想像したくなるような、一戸建てタイプの店舗。しかし、駐車場はない。イオンの駐輪場脇なので、自転車で食べに行くのが一番便利か。客席は、テーブル席が多数。システムは、例によって讃岐うどんスタイル。入店したらまず盆を取り、麺を口頭注文(棚に出ている場合は自分で取るが、出ているのはうどんだけで、そばは出ていないことが多い)し、受け取ったらセルフで湯通し。茹で釜にはヘタクソな先客がこぼした麺が浮いているので、うまくやらないといけない。そばの中に、のびきったうどんが1本混入してしまうなんていうことがよくある。好みでセルフトッピングやサイドメニューを取り、有人レジで精算。最後にセルフでつゆを注ぎ、ネギや水などを取って自席へ。
  麺は、少しボソボソする食感。提供は早かったが、茹で麺なのかどうか定かでない。食感的には冷凍か生を連想させるものだ。自分で注ぐつゆは、赤と白がある。赤は、カツオ出汁強烈タイプ、白は比較的やさしい味。裏技として、赤白ブレンドの「ロゼ」にもできる。どちらも色は薄めで、関東か関西かの分類は難しい。白は完全に関西だが、赤は関東に分類する人もいそう。しかし、東京〜豊橋あたりのつゆとは明らさまに違う。折衷の「名古屋風」と言えなくもないが。今回は、赤を選択。たくさんあるトッピングの中から、今回は「どんどん庵」では食べたことがなかったイカ天100円を。そしてコールスローサラダ100円も付けた。イカ天は、ずいぶんと細かく訪朝が入っていたのが印象的。味としては、普通。コールスローも、特段変わったところはなく、普通。麺の値段はうどんよりそばの方が20円高く、かけうどん280円に対してかけそば300円。きしめんも300円なので、「うどんだけ割安設定」と言った方がいいか。既製の種物メニュー(カレーうどんなど。これらは麺類注文口で「カレーうどん」と注文する)やセットメニューは、値段が高い傾向。かけにセルフトッピングやサイドメニューを追加した方がいいと思う。ただし、この形式も、気をつけないと予想外の高値になることがある。単価が安いからといって品数を増やす場合には、ちゃんと計算しながら。変わりメニューに、みそうどん370円。これ、安いからいつか試そうと思っているのだけれど、初食となる店舗ではそばを注文してしまうし、まだ中京圏は再食して回る段階ではない(未食店がたくさん残っている)ので、なんとなく後回しになっている。いつかは。箸はエコ箸。
  訪問は、平日の14:00頃。平均的な店舗ではアイドルタイムだが、先客6・後客3と、まずまず入っていた。これは、イオンの軒先という立地特性だろう。イオンの買い物客は、昼下がりでも結構いるから。オフィス街とは、客足の波が全然違うと思う。


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・「完全に諦めた駅一覧」(東海3)に、平安通駅、志賀本通駅、黒川駅を追加。
・「完全に諦めた駅一覧」(東海2)から、新守山駅を削除。
・池袋駅(東京・山手線1)  「そばいち二八」  実食日:2016/2

  JR北口改札を出て右、階段手前右側。フードコート「IKE麺」内。もともと上記「グランドキッチンみかど」が入っていたフードコートが「IKE麺」にリニューアルされ、いったんはそばを扱う店舗が消えてしまったのだが、いつの間にかスルリと入っていた。「グランドキッチンみかど」が入っていた場所ではなく、一番南側の区画。確か「IKE麺」になる前はスパゲティ屋が入っていた場所だったように記憶している。フードコート形式なので座席は共通だが、「そばいち」と隣の店の間がメイン通路になっている関係で、椅子付きカウンター30席ほどはほぼ「そばいち」専用と考えていい状態になっている。まぁ、このあたりの基本的な構造は、「IKE麺」になる前から変わっていない。驚いたことに、若い女性の一人客がたいへん多かった。たまたまかもしれないが、なんと過半数。こんな光景、駅そばでは滅多に見られない。
  驚くなかれ、池袋の「そばいち」の麺は、他の「そばいち」とは違う。調理シーンが見えなかったのだが、どうやら店内で製麺しているようだ。店頭には、「二八そば」の表示もある。注文後に茹でることもあって香りが新鮮でとても美味しかった。そば粉比率が高いためつなぎが弱く、プツプツ切れやすいのがやや難点ではあるが、NRE史上最強であることは間違いない。つゆも、NREスタンダードではない。色が薄く、カツオが優しく香る。他駅の「そばいち」と比べても、違いは明白だ。たぬきは天かすで、ややゾル化するもの。これは、特に感慨はなかった。たぬき400円。値段もしっかりと他駅の「そばいち」より高い設定になっているが、この内容なら納得できる。というか、近年NREの生麺駅そばは「いろり庵きらく」と「そばいち」の違いがよく分からない状態になっている(メニューと値段、カマボコくらいしか違いがないように感じる)ので、「そばいち」店舗はどんどん二八バージョンに切り替えていった方がいいのではないかと思う。
  あまりに驚いたので、続いてもり320円を連食。こちらもかなりハイレベルだった。麺の香りは、かけ系に比べてやや弱いというか上品になるが、これはこれで美味しい。ワサビも、練りものではなくちゃんと生ワサビを使っているのが嬉しい。歯ごたえと上品さをとるならもり系、強い香りを楽しむならかけ系がオススメ。そば湯ポット受渡口にあり。箸はエコ箸。少々苦言を呈すると、冷水機の場所が分かりにくい。また、七味が受渡口にしかないのも辛い。フードコートというスタイルである以上やむを得ないことなのかもしれないが、混雑が激しいだけに後から取りに行くのが大変なのだ。


※2017/3、再食。この店では、どうしてももり系が食べたくなります。食感も風味も、格段に違って感じられるので。というわけで、かき揚げ小丼セット640円を、もりで。今回は初食時に比べて盛り付けもとても綺麗で、さらに好印象でした。香りは、変わらずよいです。ちょっと値段が高いですが、たまに奮発して食べたくなる味覚です。かき揚げ小丼も、なかなかの印象でした。かき揚げにはしっかりと花が咲いていて、基本サクサク、時折カリッとした衣が私好みです。このかき揚げだったら、温そばに乗せても美味しいでしょう。
  ひとつだけ注意点を書いておくと、そば湯をセルフでいただけるのですが、急須に満タン入れると、注ぎ口から溢れます。ちょっと、注ぎ口が低いんですね。あまり欲張らない方がいいでしょう。まぁ、そば湯はそんなにたくさん飲むものではないですからね。

※2017/7、再食。豚肉カレー丼(小)セット580円をいただきました。当然、もりで。そばは、麺(粉)が変わった旨の表示がありました。ちょっと色が黒くなって、細かな星がみられるようになったでしょうか。また、少し太くなったようです。挽きぐるみの粉を使うことで、つながりにくくなったためでしょうか。味覚的にも、以前のツヤのある香りは失われて、やや荒々しい感じの香りになりました。これはこれで悪くないです。一長一短で、改善・改悪のどちらともいえない感じ。コストが下がるのなら、これでいいと思います。
  カレー丼の方は、ご飯の上に豚ばら肉を乗せて、その上からカレールーを注ぎ入れます。肉をカレーの中で煮込まないのは、固くなるのを防ぐためでしょうか。こういう店、結構ありますね。カレー自体は業務用テイストで、特段どうということもありません。また、毒々しい色合いの福神漬けがデフォルトで乗ってくるので、要らない人は事前に申し出ましょう。

※2017/9、再食。「カツ丼(小)とそば」680円をいただきました。そばの方は、特に変化はありません。美味いです。カツ丼は、成型肉なのでしょうか、肉質が不自然に柔らかく、あまり私好みではありませんでした。とじた玉子も、ちょっと茹だりすぎ。値段も含め、全体的に「富士そば」の方が上かなという印象でした。この店では、別メニューを選択した方がよさそうです。

※2018/6、公式取材にて再食。もり320円の実食です。味覚的に、変わったところはありません。美味いです。かつての繊細な風味の麺もよかった(他店との差別化がしやすいという意味も含め)ですが、今の田舎風の麺も悪くないです。少し流行りに寄せた感じでしょうかね。
  訪問は平日の10:00くらいで、一般的にはアイドルタイムとなる時間帯ですが、先・後客とも10人以上で大盛況でした。この場所では、アイドルタイムというものは存在しなさそうです。すぐ近くにある上記「大江戸そば」を含めて、超一等地だと思います。


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・東武練馬駅(東京・私鉄6)  「富士そば」  実食日:2015/11

  北口を出て右へ10秒、左側。上記「釜釜ごえもん」が閉店して以来空位になっていた東武練馬に今年9月にオープンした、待望の新店だ。「富士そば」、これはファインプレーだろう。比較的コンパクトな店舗で、客席は椅子付きカウンター14席。
  麺は見込み茹でというか、茹で置きが全部はけてから、客が入ると数人分まとめて茹でるというオペレーションのようだ。客が入店すると、食券を出す前に茹で始めているので、うどんを選択されたら茹で置きになる、ということか。茹で加減はほぼジャストですすぎも完璧に行われており、新店とは思えない手際のよさだった。つゆは「富士そば」スタンダードで、やや淡く感じるものだったが、ほどよく余韻があり物足りないとは思わなかった。たぬきは、粒が細かいもののゾル化せず、形が残るタイプ。たぬきを見た限り、この店舗ではかき揚げを店揚げしていないように思える(店揚げであれば、成型済みの冷凍物か)。たぬき380円(ワカメ入り)。朝そば310円の設定あり。冷水器脇にそば湯ポットあり。24時間営業。
  トピックスをひとつ。一部店舗(現在のところ東武練馬店を含む8店舗)限定だが、「富士そば」がちょい飲みの「ふじ酒場」を始めている。もともと「富士そば」にはビール(一部店舗ではハイボールなどもある)を扱っていたのだが、つまみがなかった。「富士酒場」では、安価なつまみや「天ぬき」(天ぷらそばの麺抜き)を扱う。8店舗全てで確認したわけではないが、東武練馬店に関して言うと、生ビールは280円で、2杯目以降は200円。天ぬき110円。つまみは、枝豆など4種がある(各200円)。つまり、生ビールを3杯飲んで、天ぬきと枝豆をつまんでも1000円でお釣りがくるという計算になる。これは格安だ。また、生ビールとつまみ2種がセットになったお得なほろ酔いセット(580円)の設定もある。このプロジェクトは、一大勝負になりそうだ。当たるか否かによって、「富士そば」のみならず業界全体の未来が占われるような気がする。


※値上げしていました。現在は、たぬき390円です。朝そばは320円。変わりメニューに、けんちんそば450円がありました。なお、従来は付加価値を5点としていましたが、その後「ふじ酒場」がそれほど珍しいものではないということが分かってきたので、「付-2点」とします。(2016/3、確認)。

※2016/6、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には3:45頃)。先客3・後客4で、意外に感じるほど需要がある様子です。酔客が多く、注文したまま眠りこけてしまう(出来上がっても受け取りに行かない)人もいました。「ふじ酒場」対応店舗なので飲みに来る人が多いのかなと思いきや、全員がそば客でした。店員さんは1人での対応。かなり忙しそうです。今回は、冷やしピリ辛鶏ねぎ450円を試してみました。麺の硬質な食感が心地よく、温かいピリ辛鶏ねぎよりも美味しいですね。というか、以前に食べた町田店のピリ辛鶏ねぎに比べ、ラー油がずいぶん上質なものになっていました。経時変化なのか店舗間の違いなのかは、今のところ未確認。薬臭さがなく、ちゃんとゴマ油が香るラー油です。ちょっと蛇足だと感じたのは、ワカメとワサビ。ワカメは極端に邪魔という感じではありませんが、プラスにはならないのでわざわざ乗せる必要なし、という感じ。一方、ワサビはない方がいいです。ラー油と合いません。ラー油の香りを邪魔して、むしろマイナスになります。デフォルトで乗せるのではなく、欲しければご自由にどうぞと受渡口付近に置いておく方がいいと思います。

※暖簾デザインが変わっていました(丸紋→富士山ロゴ。写真は左:旧、右:現)。「ふじ酒場」のセットメニューが、「ほろ酔いセット」から「ちょい飲みセット」に変わっていました。生ビール+ピリ辛鶏ネギで、380円です。これはお得ですね。300円台で生ビール(しかも、プレモル)とつまみのセットなんて、ちょっと他店では考えられない設定です。自宅から徒歩圏内だったら、常連化してしまうかもしれません(2018/6、確認)。

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・上板橋駅(東京・私鉄6)  「富士そば」  実食日:2016/12

  南口を出てすぐ目の前。普通自動車が通るのもやっとというような狭い駅前にある。ロータリーも広場もない駅前だから、南口を出入りする人はほぼ例外なくこの店の前を通るわけで、とてもよい立地だと思う。客席は、テーブル席が2・4・2、椅子付きカウンターが13。今月17日オープンの新店舗。平日13時頃の訪問で、先客10人以上、後客6。たいへんにぎわっていた。上板橋はなかなか立ちそばが長続きしない街で、空位に近い状態(上記「庭カフェ」があるが、駅利用者の認知度は低いだろう)になっていただけに、待望されていたのだろう。住宅地の駅だけあって、客層も幅広かった。オフィス街の店舗に比べて、女性や高齢者が多い印象だ。さほど広くもないフロアにわざわざテーブル席を入れたのは、正解だと思う。
  麺は、常時ゆでの状態だった。興和物産の麺で、歯ごたえ・風味とも平均的。オープン直後のオペレーション不備はなさそうだ。つゆは、カツオがしっかりと香るものの、ごくりと飲むとあまり感じない。舌や喉よりも、鼻に香る出汁。たぬき390円(ワカメ入り)。たぬきは揚げ玉で、「少し多めかな」という程度でさほど極端ではなかった。店舗限定メニューは特に見当たらず、味も含めて「平均的な富士そば」という感じ。たまたまかもしれないが、煮干しラーメン450円がよく売れていた。近くにラーメン屋はたくさんあるのに、わざわざ富士そばでラーメンを食べている。平均的なラーメン屋で食べると高くつくから、「安さが一番」ということかと思いきや、「福しん」よりは少し高い設定(「福しん」は、商店街を少し進んだ先にある)。安さと立地の良さが、両方合わさって強みになっているということか。箸はエコ箸。


※2017/5、再食。ミニかき揚げ丼セット550円を、もりでいただきました。もりそばは、特段変わったところはありません。かき揚げ丼は、下半分を天つゆに浸けてご飯に乗せるタイプです。全体ドボンではないので、いくらかサクサク感も残っていました。というか、たまたまだと思いますが、かなり揚げがオーバーで、ガリッと歯に触る食感でした。ちょっと失敗作だったかもしれません。どうでもいいことですが、富士そばではかき揚げを乗せたそばを「天ぷらそば」と表記していますが、ごはんに乗せると「かき揚げ丼」になるんですね。ちょっと違和感を覚えます。
  21:15くらいの訪問で、先客6・後客8。場所が良いこともありますが、賑わっていますね。祝日の訪問だったので単純比較はできませんが、この時間帯としては西武新宿店よりも賑わっています。客層も老若男女さまざまで、多国籍。上板橋は近年駅そばの閉店が相次いでいますが、潜在的な需要は多い街なんですね。富士そばが初めて、これらの需要を余すところなく獲得できている、という印象を受けます。他チェーンや、住宅地の駅で立ちそばを営む店主にとっては、勉強になる要素がたくさんある店舗だと思います。

※2018/1、再食。もりそば300円に、かき揚げ110円を添えて。もりそばは平均的な出来栄えでしたが、かき揚げの方は前回に続いてちょっと残念な出来でした。厚さ1センチくらいのぺっちゃんこ。かき揚げは厚ければいいというものではないと思いますが、2〜3cmの厚さになるようなレシピで作って1cmになると、どうしても食感が悪くなります。これまでの「富士そば」での実食歴から考えると、野菜を細切りにしている店舗では出来栄えに波があり、ザク切りにしている店舗では出来が安定しているように感じます(上板橋店は細切りだった)。たまたまかもしれませんが。
  日曜に20:00頃の訪問で、先客6・後客4と盛況。駅前の商店街はひっそりと静まり返っているのに、「富士そば」だけが異様に賑わっていました。支持されていますね。この期待を裏切らないためにも、揚げの技術をより一層磨いてほしいと思います。

※暖簾デザインが変わっていました。富士山ロゴです(写真は左:旧、右:現)。よくばりコンボ690円の扱いが始まっています。その他、値段等変わりありません(2018/6、確認)。

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・新守山駅(東海2)  「ごはんどき」  実食日:2017/7

  まさか名古屋でお侍ちゃんの顔を見ることになるとは思わなかった。場所は、駅を出て左、すぐの信号を左折してガードをくぐり、最初の路地を左斜め前に入ったところにあるパチンコ店「マルハン新守山駅前店」内。ラーメンの「てんがら」とセットで、フードコート風になっている。いわゆるパチそばだ。かけ430円と高いのだが、地方&他に対象となる店がない駅特例を適用。食券制で、自動オーダーシステム。買った食券は持ったまま席で待つ。もう店に入る前から気になっていたのだが、東京の新進系立ちそばチェーン「そば助」のトレードマークになっている侍風の顔写真がでかでかと貼り出されている。なんで名古屋で、しかも「ごはんどき」で? と思ったら、期間限定で監修メニューを提供しているとのことだった。どこまでが監修メニューなのかが分かりにくかったのだが、私が食べたかき揚げそば(530円)もほとんど色のついていない透明なつゆだったので、この期間中はそば・うどん系の全メニューが「そば助」監修のものになっていると思われる。
  麺は生だが、東京の「そば助」のうち十割そばの店舗で提供している押出製麺のものではなさそう。そばの香りも、そこまではない。「そば助」のなかでも、駅ナカで展開する「すたんどそば助」の方に近いか。つゆは、醤油も入っていそうな味わい。カツオ系の香りはなく、昆布など旨み系の出汁が中心だ。「そば助」が売りにする「究極の塩出汁」とはちょっと違うか。まぁ、悪くはない。かき揚げは、アツアツなのにタマネギの食感が損なわれていたことから推して、冷凍ものの注文後揚げ。これも「そば助」のものとはだいぶ違うのだが、再現は困難だっただろうか。箸はエコ箸。「そば助」の全店舗に置いてある「ニンニラ」は、見当たらない。ちょっと残念。これも、多店舗を抱える「ごはんどき」では再現するのが難しかったか。「ごま唐辛子」も、見当たらず。卓上の「おすすめメニュー案内」にごま唐辛子を入れて云々の記載があるのだけれど。受渡口にあったのかな。途中で味を変えるためのものなので、受渡口ではなく各席に置いておいてほしい。
  訪問は平日の昼時(12:30頃)で、先客4・後客3。パチそばは必ずしも昼時がピークになるとは限らないのだが、席数からするとちょっと寂しいようにも思う。きっと、土日はもっと賑わうんだろうな。


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・日本大通り駅(神奈川7)  「味奈登庵」  実食日:2018/6

  3番出口を出て右へ2分、2つめの信号を左折して30秒、右側。ちょっと渋い立地にある。店舗名は、「山下店」。草創期の店舗なのだろうか、店内はちょっと古びていて、狭め。客席は椅子付きカウンターのみで、17席。うっかりカウンターに肘をつくと「バキッ」といきそうな怖さを感じる。「味奈登庵」としては、食券制になっているのが珍しいか。また、他店舗に比べてメニューも少し絞られているようだ。「味奈登庵」としてはもっとも立ちそばらしい雰囲気を出している店舗なので、心情的に肩入れしたくなる。
  麺は生麺で、オペレーションは不明。見込み茹でのように感じたが。モチモチ感があまりない、ホグッとした歯ごたえ。流行りの路線とは違うのだけれど、素朴で美味しい。私は、やたら固いorモチモチする麺より、こういう麺の方が好き。つゆは、純真なカツオ出汁。雑味はあまりなく、鼻にも喉にもよく香る。たぬきというメニューはなく、かけ300円。デフォルトでカイワレが入っている。他店舗にある「上かけ」は、ない。天かすはフリーなのだろうか、受渡口脇にボウルに入った天かすが置いてあった。が、微妙に手が届きにくいところにあって、取っていいのかどうか分かりにくい。天ぷら系の既製メニューは値段が跳ね上がる傾向。海鮮かき揚げ580円、野菜天ぷら600円、天ぷら(海老天か?)700円など。これらの既製メニューよりも、各種天ぷらを単品で追加していく方がお得だ。実食は、かけそば+かぼちゃ天50円+いか天100円。かぼちゃ天は、他店舗に劣らず絶品。素材の歯ごたえを残していて、チェーン店としてはずば抜けたクオリティだと思う。いか天は、わりと普通。丁寧に包丁が入っていて食べやすい。
  細かい点にも、他店舗との違いが見られる。まず、割箸。他店舗では名入れの個包装である場合が多いのだが、ここでは裸の割り箸が箸立てにたくさん立っている。それから、飲み水は麦茶(冷)になっている。他店舗では、冷水かほうじ茶(温)だったように記憶しているのだが。そば湯ポットあり。
  訪問は土曜の16:00頃で、先客4・後客3。わりと入っている印象。土曜のこの時間帯に、どのような人々の需要があるのか、ちょっと想像がつかない。近隣はオフィス街だと思うので、土日はせいぜい昼時くらいなのかなと思うところなのだが。表通りに面していないから、流しの客がそうそう入るとも思えない。意外と、近隣に住人がたくさんいるのかな。私服姿の人が多かったし。


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・西新宿五丁目駅(東京・地下鉄13)  「狭山そば」  実食日:2012/11

  A2出口を出て右すぐ。上記「清水橋」の跡地で、3階建ての建物すべてが店舗になっている。1階は厨房と立ち食いカウンター、2階にテーブル席(4人×2)と椅子付きカウンター(5席)、そして3階にトイレがある。「清水橋」時代と比べて、2階の客席レイアウトが若干変わっている。「狭山そば」と言えば、西武鉄道傘下の電鉄系駅そばだが、街なか進出を始めたのだろうか。近頃、小田急の「箱根」を筆頭に、このようなケースがちらほらと見受けられるようになってきている。その逆(街なかチェーンのエキナカ進出)も目立つようになり、交流戦が盛んになってきている。注目すべき動向だ。
  麺は、茹で麺の平麺。適度にざらつきがあって舌触りは好みだが、歯ごたえはあまりない。平麺の泣き所か。つゆは雑味が少ないタイプ。すっきりしていて飲みやすいが、決して味が薄いわけではない。たぬき320円(ワカメ入り)など、値段は「清水橋」時代よりも下がっている。変わっている点と言えば、16時以降は酒類の販売があり、それに伴って2階席が喫煙可能となる。タバコ嫌いの方は、夕方以降は1階立ち食いで。また、冷水機が2階にもあるのだが、そのすぐ隣に生ビールのサーバーらしきものがあり、間違えそうになるので注意。試しに間違えてみる手もあるかも(笑)。


※値上げしています。現在、たぬき330円です。変わりメニューに、小海老そば500円があります。かき揚げよりも100円高いだけに、どんなものが乗るのか気になります(値−1点。2014/6、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。小海老そばも520円に上がっています。ロースカツカレー850円が、値段が高いだけにちょっと気になります(2018/6、確認)。

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・代々木八幡駅(東京・私鉄3)  「富士そば」  実食日:2017/4

  北口を出て道路向かい。店舗名は「代々木八幡店」。今月5日オープンの新店。上記「八幡そば」のほぼ真向かいという立地。両店の客層はちょっと違うような気もするけれど、それでも火花バチバチのタイマン勝負という様相は否めない。これまでずっとライバル店のない状態で営業してきた「八幡そば」が、この正念場を乗り切れるかどうかが見ものだ。ちょっと複雑な客席レイアウトの店舗で、テーブル席が計12、椅子付きカウンターが計18。狭そうに見えて、席数は意外と多い。
  この店舗では、乱切りタイプの押し出し製麺を導入している。店頭のサンプルも、麺がちゃんと乱切りになっている。芸が細かいね。押し出し製麺導入店は看板の下に「乱切り蕎麦」とはっきり謳っているので、入店前に見分けることができる。どうもこの乱切り麺は好評・不評がはっきり分かれているようなので、入店前に分かるのはありがたいことだ。個人的には、従来の麺の方が「やや好き」。押し出し製麺では圧延が足りないのか、どうも歯ごたえがあまりよくない。舌ざわりが楽しいのはプラスだけれど、「プラス0.5、マイナス0.7」くらいのイメージ。香りは、従来の麺と変わらないように感じる。これは、あくまでも温そばでの印象。はっきりとした結論は、どこかで一度もりを試してから。つゆは、いつもの富士そばスタンダードのカツオ出汁。乱切り店舗も従来店舗も、基本的に同一価格。つまり、たぬきは390円(ワカメ入り)。店内製麺の手間がかかっているぶん価格が高くなりそうに思ったのだけれど、そのぶん生地の仕入れ価格が下がっているのかもしれない。たぬきは既製品の揚げ玉で、あまり味がなくふやけやすいタイプ。例によって、入れすぎ。半分でいい。店舗限定っぽいメニューは、特に見当たらず。そば湯ポット受渡口にあり。箸はエコ箸。


※暖簾のデザインが変わっていました(丸紋→富士山ロゴ。写真は左:旧、右:現)。値段等に変化はありませんが、日曜の夜に営業中止時間が設定されましたので、ご注ください。とはいっても、27:00〜27:45だけですが(2018/6、確認)。

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・多摩川駅(東京・私鉄2)  「梅もと」  実食日:2003/11

  改札内、東側の乗り換えコンコースにある店。都内の随所にあるチェーン店だが、最近東急各線の駅構内に多く見られるようになってきた。私に馴染みのある「梅もと」は赤羽駅、東京駅、代々木駅などで、いずれもボロボロの外観なのだが、東急構内の店舗はいずれも新しくてきれい。一瞬、「これが梅もと?」と目を疑ってしまう。
  しかし、ここの「梅もと」は、チェーンの中では下の方。卵サービスは相変わらずあるのだが、味覚的な特徴がない。得点としては高くなっているが、あまり印象には残らなかった。麦茶フリーのサービスがあるが、機械の調子が悪いのか、出が極端に悪かった。コップを満たすのに、要1分。たぬき280円。


※値上げ(たぬき280→320円。値−1点)していました(2009/2、確認)。

※2013/9、再食。特段の変化はありませんが、麦茶のサービスがなくなってしまったようです。サービスがいろいろあり、再食時には「ワカメ無料」があったほか、曜日ごとに値引きメニューの設定があります。

※値上げしていました。現在は、たぬき340円です。変わりメニュー「おばけそば」(380円)が登場しています。また、11時まで限定のタイムサービスを実施しているほか、魅惑的な「日替わりセット」もありました(値−1点、付+1点。2014/4、確認)。


※2018/6、公式取材にて再食。春菊天そば380円をいただきました。春菊天は、姿揚げです。丼からはみ出すサイズで、なかなか豪快。揚げたてではないのですが、充分に満足できるものでした。あと、券売機に「おはぎ」があるのが気になって、これも食べてみました(120円)。普通に美味しいおはぎです。冷水器の脇に給茶機があるので、温かいお茶と合わせていただくといいでしょう。公式取材なのでこの場で詳しくは書けませんが、駅そばでおはぎを扱う店は、極めて珍しいです。
  なお、特段改装したわけではないのですが、券売機が2台になるなど微細な変化が見られます。旧写真掲載からだいぶ時間も経っていることだし、このあたりでもう1枚写真を貼っておくことにします(左:旧、右:現)。

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・渋谷駅(東京・山手線7)  「信州屋」  実食日:2010/11

  京王井の頭線の駅舎の北側、11つ上に記載している「はが」の一本裏の路地。外観は高い手打ちそばを連想させるが、実際には立ち食い価格の店。店頭にショーケースが出ているので、値段を確認してから入店できるのがありがたい。座席配置は、店に入って手前に椅子付きカウンター、奥に立ち食い席がたくさん。全部合わせると30人近く収容できそう。有人レジで先払い→受渡はセルフサービス→食器は返却せず(客席に放置)に退店と、「半セルフ」とでも呼びたくなるようなシステムを採っている。
  麺は生麺だが、香りはあまりない。食感的にも、なんだか妙にちぢれていて、ラーメンのような感じだった。チラッと他の人が食べていたそばを覗き見てみたらそのようなことはなさそうだったので、たまたまハズレの麺に当たっただけかもしれない。しかし、評価はあくまでも私が食べた1杯に対して行う。つゆはあまり特徴のないタイプ。レンゲが付くのは嬉しい。全体を評すると、まず第一に量の少なさが目立ってしまう。成人男性が麺類単品で済ませるなら、大盛り推奨。セットメニューにはそこそこお得感あり。たぬき310円(ワカメ・絹さや入り)。そば湯&梅干しフリー。

※値上げしていました。現在、たぬき320円です。変わりメニューに、塩麹白菜とアマランスそば430円、フォアグラ卵とじ丼セット(もり限定)700円があります。セットメニューが全般的に高めの設定なので、変わりメニューがさほど割高に感じません(2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です。変わりメニューについては、手を変え品を変え、いろいろ挑戦しているようです。佇まいはクラシカルなのに、なかなか前衛的な店ですね(値−1点。2017/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき360円です。この時期に出ていたオリジナルメニューは、仕入れ値によって値段が変わるのであろう「時価松茸そば」。670〜860円と、価格に幅があります(値−1点。2017/11、確認)。


※間口脇の自販機が撤去されて印象が変わっているので、写真を貼っておきます(左:旧、右:現)。というか、よくよく見ると少々改装しています。値段等、変わっていません(2018/6、確認)。

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・渋谷駅(東京・山手線7)  「富士そば」  実食日:2006/1



  駅から結構遠い。井の頭通りをNHK放送センター方面へ歩き、途中交番がある交差点で左斜め前方向に入る。さらに進み、BEAMの先右側。地番は宇田川町35。駅から5分くらいかかるだろうか。徒歩圏内ギリギリである。
  ここの「富士そば」は、たぬき360円(ワカメ入り)で、細平麺タイプ。どちらかというと、私の好みには合っていないタイプの「富士そば」である。そば湯ポットがあり、店内は広く清潔で、いいところもたくさんあるのだが、この麺は私には合わない。一応味点は3点としたが、通知表形式にすれば「3」に相当すると考えていただきたい。


※改装していました(写真は左から2枚目)。値上げして、たぬき380円になっています。店舗オリジナルメニューに、ハムカツそば440円、ネギタそば400円があります。ネギタは、「ネギ+たぬき」の略。たぬきそばに、ラー油を絡めた白髪ネギをトッピングします。組み合わせメニューではありますが、美味そうなので一度試してみたくなります。朝そば310円の設定あり。なお、店舗名は「渋谷下田ビル店」です(付+2点。2015/11、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。朝そばは320円になっています。ハムカツそばは終了してしまったようです。代わりに、ごぼう天440円が登場していました。個人的には、ハムカツそばを存続させてほしかったです(2016/5、確認)。

※値段等は変わっていませんが、「ふじ酒場」対応店舗になっていました。通常サイズの生ビール(プレモル)310円の他に、メガ生790円もあります。三軒茶屋店で名物だった「富士山ジョッキ」が終了しているだけに、これはこれで店舗の特徴になりそうです。「ふじ酒場」の提灯が店頭に出たので、一応写真を貼っておきます(左から3枚目。2017/11、確認)。

※暖簾のデザインが変わっていました。富士山ロゴです(写真は右端が最新)。値段等、変わっていません(2018/6、確認)。

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・財光寺駅(九州3)  「日向うどん」  実食日:2017/7

  車を走らせていて偶然見つけた店。駅を出て右(踏切渡る)へ、最初の路地を右折し、突き当りを左折。突き当り(県道)を右折して1分、右側。直線距離だと駅から200mほどなのだが、歩くとなんだかんだで5分強くらいかかる。駐車場のある店(とはいえ、狭く、比較的難易度の高い駐車場)で、駅からの徒歩ルートがちょっと複雑なので、車で訪れた方が便利な店。無人駅で、駅前がいきなり窮屈な住宅地になっているところなので。目印になるのは、県道の斜め向かいにあるセブンイレブンか。客席は、テーブル席のみ。厨房も、オープンになっているのは一部だけ。配膳付き後払い。どちらかというと、駅そばというよりは大衆そば店のイメージ。しかし、値段が安いので、対象に含めてもいいだろう。店内には漫画がたくさんあり、待ち時間は退屈しない。それも、「Dr.スランプ」とか、超懐かしい漫画が多い。
  麺種は未確認。きしめん並みの太平麺で、かなり色黒。パッと見には、音威子府そばを連想させるほど。食べてみると、乾麺っぽい食感。香りは、音威子府そばほど強烈ではない。九州の安いそば店ではよくある風味なのだけれど、極太であるだけに食べごたえがあり、結構好き。生麺の可能性もあるが、茹・冷凍はないと思う。つゆは、たぶん昆布と小魚系のブレンド。旨みと、やわらかい酸味の融合。塩気も含めてバランス感がよく、美味い。飽きないし、しっかり満足できるものだ。うどんはたぬき300円・きつね350円・ごぼう天430円と文句なしの価格帯だが、そばは100円増しになる。それでも、たぬき400円なら当サイト的に問題なし。実食は、ごぼう天そば定食630円。セット内容は、ごぼう天そば+ご飯+小鉢+お新香。ごぼう天は揚げ置きで、ささがきをかき揚げ状に仕立てている。ガチガチに固いものではなく、箸でほぐせる程度のゆるさ。悪くない。小鉢がマカロニサラダ的なものだったので、ご飯をどうやって食べようか悩んだ。結局、出汁茶漬けみたいなイメージで。生卵でも付けてくれるとありがたかったのだが。
  平日17:00頃の訪問で、先客0・後客0。まぁ、そうだろうね。この場所でこの時間帯だと、ほとんど食事需要はないと思う。昼時以外はずっとアイドルタイム、というタイプの店ではないかと思う。初老の夫婦(?)が切り盛りする店で、小学生くらいの子ども(孫か?)がフロア内を走り回って遊んでいる、すごく家庭的な雰囲気の店。東京ではまずやっていけないだろうが、旅先で出会うとホッとする店だ。末永く続けてほしい。


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・「完全に諦めた駅一覧」(九州3)に、えびの飯野駅、えびの上江駅、えびの駅、京町温泉駅、表木山駅、日当山駅、栗野駅を追加。
・西船橋駅(千葉1)  「二八そば あずみ」  実食日:2014/7

  改札を出て右、みどりの窓口の向かい。上記「あずみ」の跡地。「あずみ」と同じ業者が運営する店で、今年7月にリニューアルオープンしたばかり。同じ業者の店ではあるが、内外観・店名・味・メニュー・価格等すべて変わっているので、別店として扱う。店内は広く、客席はテーブル席・椅子付きカウンター合わせて44席もある。新しく綺麗なだけあって、女性客が多く利用していた。「あずみ」時代と同じく、おむすび店「ほんのり屋」を併設しており、ここの商品を店内で食べることもできる(そばを注文する場合に限る)。
  この店では、2種類の麺をメニューによって使い分けている。かけ系メニューとせいろ系メニューは、基本的に二八そば。これとは別に、「乱切り二八そば」を使ったメニューがある。どちらも、厨房内の同じ製麺機で製麺している。最近流行りの押出製麺機ではなく、あまり見慣れない機種のロール製麺機だ。両方食べてみたので、それぞれについて感想を。二八そばは、色は白みが強く、香りよりも食感を重視したタイプ。歯ごたえがとても強いのが、良くも悪くも最大の特徴。人によっては、単純に「固い」と感じるかもしれない。一方の乱切り二八そばは、黒みが強い麺で、そば本来の香りが濃厚。味覚的には申し分ないのだが、ヴィジュアルがちょっと。つながりにくいうえ、綺麗に成形するのが難しいようで、短い麺が多く、一本一本も妙にデコボコしている。このチェーンの自社製麺店舗はここが初めてなので、まだ試行錯誤段階にあるように感じる。乱切りというだけあって、2種類の太さの麺が使われているのだが、デコボコのおかげで不揃い感が一層際立っている。たぬき380円(二八)。かけ系メニューも、一部は乱切りに対応しているのだが、180円増しの計算になるので、かなり高い印象がある。乱切りを試してみたいのなら、板そば500円あたりが狙い目だろう。また、乱切りは出来上がりまでに4分ほどかかるので、早く食べたい場合には二八を選択した方がよい。そば湯ポットあり。箸はエコ箸。かつて東急東横線大倉山駅にあった「しぶそば工房」を彷彿とさせる、業者の遊び心と探究心が垣間見える店舗なので、今後のさらなるクオリティ向上に期待したい。なお、この店には「うどん」がないので、留意を。また、評点付けは「二八そば」に対して行っている。


※2014/12、再食。温かい二八を食べてみました。固すぎず、歯ごたえがちょうどよいです。二八はかけ系メニューの方が合っているかもしれません。時間帯限定で、ちくわ天無料のサービスがあります。何時から何時までかの確認を忘れましたが、実食は15:00頃。閑散時間帯限定と思われます。

※2018/5、公式取材にて再食。二八そばの提供は続いていますが、店内製麺はやめてしまったようです。極太で、ズッシリとした食べごたえのある麺になっています。こちらのほうが安定感はありますが、店内製麺(しかも、押出製麺ではなかった)の付加価値がなくなってしまったのはちょっと残念です。
  値上げして、現在はたぬき410円になっています。「板そば」という名のメニューは消滅し、同じポジションにあるであろう「大盛りせいろ」は510円になっています。時間帯限定のちくわ天サービスは、コロッケに変わっていました。今回の実食メニューは、海鮮かき揚げそば600円。店内手揚げで嵩のあるタイプです。野菜かき揚げに海鮮(エビ・イカ・アサリ)を加えたもの。悪くないのですが、ちょっと値段が高い印象があります。なお、券売機はタッチパネル式に変わっています。「次ページ」があるタイプなので、不慣れな人はちょっと探しにくいかもしれません。ご注意ください(付−2点)。


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・赤羽駅(東京・京浜東北線1)  「富士そば」  実食日:2011/11

  東口を出て左、道路を渡って正面(一番街入口脇)。今年5月にオープンした新店。毎度のことながら、「富士そば」はすごくいい場所に店を出すなぁと思う。客席は、「富士そば」に特有の半円形椅子付きカウンターばかりで、計約20席。比較的小型の店舗だ。
  麺は、生麺の茹で置きで、歯ごたえはそこそこ。つゆは可もなく不可もなくといった印象。わりと淡白。全体的に、インパクトはあまり強くないものの、とりわけケチをつけるような材料も見当たらない。たぬき370円(ワカメ入り)。とり天390円などと比較すると、若干たぬきが割高な印象を受ける。そば湯ポットがあるが、冷水機の脇にあってあまり目立たない。


※値上げしていました。現在、たぬき380円。「富士そば」最高値タイの価格設定です。ここでも、ゆず鶏ほうれん草は見当たりませんでした。経時変化かもしれません。また、記事内に記載しているとり天も終了してしまったようです。朝そば310円があるほか、朝食カレーセット(350円。ミニカレーとミニそばのセット)がありました(2014/6、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。朝そばは320円に、朝食カレーセットは360円になっています。とり天は復活、420円です。見慣れないメニューとしては、肉山盛りそば600円とミニ鴨丼セット550円があります(2016/3、確認)。

※2016/10、再食。朝5時に訪問して、朝食カレーセット360円をいただきました。内容は、半そば+半カレー+温玉。いくつかの店舗で扱うメニューですが、店舗によって若干内容が違っています。半+半のセットなので、それほどボリューミーではありません。朝食にちょうど良い量感ですね。問題は、温玉をそばに乗せるか、カレーに乗せるか。かなり悩みました。最終的には、いったんそばに乗せて、スプーンで少し切り取ってカレーにおすそ分けしました。どちらかというと、カレーに乗せた方がよかったような気もします。悩むくらいなら、温玉単品60円を追加して、両方に乗せてしまう手もありますね。60円の出費を嫌うなら、そばを「もり」で注文してしまう手もありそうです。なお、肉山盛りそばは終了しています。

※暖簾のデザインが変わっていました。富士山ロゴです(写真は左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2018/5、確認)。

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・東十条駅(東京・京浜東北線1)  「富士そば」  実食日:2009/2

  北口を出て正面の商店街に入り、すぐ右側。2つ上に記載している「そば清」と真っ向勝負、という位置にある。椅子席が基本で、半円形の横並び席と4人掛けテーブル、合わせて30人分くらいありそう。24時間営業で、テイクアウト可能。そば湯ポットあり。
  麺は生麺の茹で置きで、平均的な「富士そば」よりも若干太いかなという印象。悪くない。が、後味のないつゆが全体の印象を少し落としているように感じる。ワカメが結構たっぷり入り、たぬき370円。少々お高い。変わりメニューに、あさりそば400円。6〜10時限定の朝そばは、きつねと温泉卵のトッピングで300円。冬季限定の鍋焼きうどんもある(500円)。


※値上げしていました。現在、たぬき380円です。あさりそばは終了していました。代わりにというか、この店舗は他の「富士そば」では見たことがないメニューをいくつか設定しています。そば・うどんとしてはのり天玉400円、その他ではお得ラーメン300円、カレーかつ丼560円、茹で野菜100円、内容不明のTOKYOTRIBEセット650円などがあります。茹で野菜は、サンプルを見た限りでは温野菜サラダのようなもので、サイドメニューにちょうどよいボリューム感かもしれません。また、大盛り無料のサービスがありました。「富士そば」では、たまにキャンペーン的に大盛り無料をやっていますが、公式HPを見た限りでは現在キャンペーン中ではないので、店舗オリジナルのサービスだと思われます。券売機の大盛りボタンが0円になっているので、利用時にはこれを押して食券を出すシステム。「富士そば」の中でも、かなり個性が強い店舗ですね(サ+1点、付+1点。2014/9、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円、お得ラーメン310円です。朝・夕そば各320円のほかに、朝食セット320円、朝納豆定食370円の設定あり。のり天玉、カレーかつ丼、TOKYO TRIBEセットは販売終了。「ふじ酒場」あり。おつまみいろいろ、ちょい飲みセット580円もありますが、ちょい飲みで一番魅力的なのは生ビール280円+天ぬき110円だと思います(付+1点。2016/3、確認)。

※暖簾のデザインが変わっていました。富士山ロゴです(写真は左:旧、右:現)。値段は変わっていませんが、麺が乱切りタイプに変わっています(2018/5、確認)。

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・十条駅(東京・埼京線)  「富士そば」  実食日:2016/5

  東十条駅の「富士そば」で恒例の深夜3時に再食シリーズをやろうと思っていたのだが、その前にこちらが見つかってしまった。というわけで、深夜3時(厳密には3:30頃)に初食。西口を出てロータリーを右に回り、十条銀座商店街(アーケード)を右に入って1分、左側。車では寄りにくい場所だし、十条銀座は比較的夜が早い商店街でもあるので、この場所で24時間営業していて大丈夫なのだろうかと心配になる。案の定というか何というか、先客・後客とも0だった。客席は、テーブル席が4人×3、2人×4、半円形の椅子付きカウンターが8。4人掛けのテーブル席はボックス状になっていてゆったりしている。グループでの利用にうってつけだ。
  深夜だったからかもしれないが、麺は注文後茹でのオペレーションだった。ほどよく歯ごたえを残した茹で具合がよく、嫌な粘着もなく香りもそこそこ感じられた。つゆは「富士そば」スタンダード」だが、やや濃いめか。このつゆは薄く作ると極端に香らなくなるので、ある程度濃いめに作った方が美味しいと思う。たぬきは、あまり味のない揚げ玉。つゆに浸たすとすぐにふやけるが、ゾル化はしない。たぬき390円(ワカメ入り)。店舗限定っぽいメニューは、特にない。葉大根そぼろ丼セット530円が比較的珍しいか(他店舗でも見た記憶あり)。朝・夕そば各320円の設定あり。「ふじ酒場」対応店舗。そば湯ポットは、受渡口脇と冷水機脇にあり。飲んでみたが、香り・とろみとも弱めだった。そばつゆを割るのではなく、そのまま飲んだ方がいいと思う。箸はエコ箸。


※2017/9、再食。初食が深夜だったので昼間に行こうと思っていたのですが、なんだかんだで21時頃になってしまいました。昼間の写真は撮れず。前回先客・後客とも0だったのに続いて、今回も先客0。「この店舗、大丈夫か?」と思ったのですが、後客が3人入ってひと安心。
  今回は、一部店舗で扱っている葉大根そぼろ丼セット530円を実食。葉大根そぼろそばは上野店で食べたことがありますが、丼の方は初食です。生姜醤油で味付けをした鶏そぼろと葉大根、そして温玉をトッピングした丼。温玉を崩さずに食べると、生姜の香りが強く感じられ、さっぱりといただけます。温玉を崩すと旨味が濃厚になり、まったく違う味わいになります。温玉を崩すと生姜の香りがかなりかき消されてしまうので、崩すタイミングは慎重に考えた方がよさそうです。半々くらいがオススメでしょうか。そばに乗せても美味しいものでしたが、丼ものとしても悪くないと思います。高級感がないので爆発的なヒットにはならないと思いますが、私は好きです。

※暖簾のデザインが変わっていました(丸紋→富士山ロゴ。写真は左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2018/5、確認)。

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・板橋駅(東京・埼京線)  「富士そば」  実食日:2017/11

  西口ロータリー沿いの角地に、今年9月にオープンした新店。店舗名は「板橋店」。当駅は、2〜3年前までは「上州屋」(未食)・「一ぷく」・「奴」の3軒がしのぎを削る激戦地だったのだが、近年すべて閉店。このうちの「一ぷく」は工事終了後の復活があるかもしれないなと思っていたところに、「富士そば」が割って入った。閉店したとはいえ3軒共存していた駅なのだから、需要はあるはず。「富士そば」は、この辺りの嗅覚がとても鋭い。ロータリー沿いながら駅から見てファーサイドになる立地にオープンしたという点も、さらなる嗅覚の鋭さを感じる。たまたま空いた物件がここだったというのが真相なのかもしれないが、実はこの場所はニアサイドの角地よりも通行人数が多い場所なのだ。ロータリーの中にある喫煙所辺りに立って眺めていればわかるのだけれど、板橋駅西口の歩行者のメイン動線は、横断歩道を2回渡って、「富士そば」が出来た角を曲がって路地に入っていくルートなのだ。何故ここがメイン動線になっているかというと、「富士そば」の角を曲がった先(徒歩5分ほど)に都営地下鉄三田線の新板橋駅があるからに他ならない。両駅間を歩いて乗り換える人が結構いるわけだ。だからこの場所は、ファーサイドなのに最高の立地なのだ。客席は、テーブル席が2人×5、椅子付きカウンターが8。
  多客だった(13:30頃の訪問で、先客9・後客8)こともあってか、麺は茹で置きでの対応だった。回転が良いから、ほぼ見込み茹でに近い茹で置きで、食感は茹でたてに近いもの。悪くない。やや偏平形の麺を使っていて、これは茹で置き時間が長くなると食感が著しく損なわれるタイプなので、閑散時には注文後茹でか見込み茹でで対応しているのだろうと思う。つゆは、カツオがまずまず香るが、平均的な店舗に比べるとやや香りが淡かったように感じる。誤差の範囲内ではあるけれど。たぬきは、既製の揚げ玉で変哲なし。麺が一部見える程度ではあったけれど、やっぱり量が多い。2/3でいいと思う。たぬき390円(ワカメ入り)。店舗限定っぽいメニューは、得になし。富士山もり600円がある。生ビール・ハイボールもあるのだけれど、420円と他店舗よりもだいぶ高い設定になっているのが気がかり。近年、「富士そば」は酒類の激安戦略からやや方向転換しているように感じる。ちょっと無理があったのか、それとも値段を上げても客数を確保できると踏んだのか。はたまた、夜間の客数が増えすぎて諸々回らなくなったのか。いろいろ勘ぐりたくなる。そば湯ポットあり。箸はエコ箸。
  私が食べている間に、ちょっと面白いワンシーンに出くわしたので、ついでに紹介。後客のひとりがカレーかつ丼570円と大盛り100円の食券を買って、口頭で「カレーかつ丼を大盛りにできますか?」と聞いた。これに対して、店員さんはちょっと思案して、3秒ほど頭を垂れた。「あ、断るのかな」と思ったのだが、出てきた言葉は「皿から溢れるかもしれませんので、ご注意ください」と告げた。おぉ、対応するのか。察するに、マニュアル上に「カレーかつ丼の大盛り」はないのだろう。もしかしたら、基本的にはNGなのかもしれない。ただ、すでに客は大盛り券を買ってしまっていたということもあって、イレギュラー対応をしたのではないか。こういう、ちょっとした融通が利くのが「富士そば」なのだ。おそらく他のチェーンだったら「できないものはできない」で突っぱねていたのではないかと思う。チェーン店なのに、可能な限りチェーン店によくある「塩対応」をしない。店舗ごとに個性がある「富士そば」ならではのことなのではないかと思う。個人的に、好感度がおおいに上がった瞬間だった。


※暖簾のデザインが変わっていました。富士山ロゴです(写真は左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2018/5、確認)。

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・品川駅(東京・山手線5)  「吉利庵」  実食日:2011/5

  JR在来線改札内コンコース。エキナカモール「エキュート品川」の南端。今月16日にオープンしたばかりの新店だ。経営は常盤軒なので、9つ上に掲載している「あずみ野」がちょっと場所を移してリニューアルオープンした、と考えるといいかもしれない。立ち食いカウンターがたくさん並ぶ配置もまた「あずみ野」を彷彿とさせる。異なるのは、商品受渡のシステム。食券を買って店内に入ると、店員さんが寄ってきて半券をもぎり、席を指定される。あとは、待っていれば配膳してくれる。半券をもぎるときに、回収する方の半券に席番号をメモしているので、その後席を移動してしまうと配膳の際に困ることになる。自分で席を選びたい場合には、半券をもぎる前に申し出るか、商品を受け取ってからにしよう。もっとも、このシステムはオープン直後の混雑対処の臨時措置かもしれないが。
  麺は比較的香りがあるタイプで、悪くない。つゆはちょっと塩気が強い。総じて悪い出来ではないが、やや値段が高い印象が否めない(たぬき400円)。あと、細かいイチャモンとして、自動湯切り器の音が店中に響いていて、少し煩わしい。これも、オープン直後で混雑が激しく、間断なく音が響くからこそ気になるのかもしれないが。


※2014/10、再食。値段が上がり、現在はたぬき420円です。名物のかき揚げは、なんとかワンコイン内に踏みとどまりました(500円)。券売機のボタン配置を見た限りでは、かき揚げよりも「人気の三種盛り」500円や「魚肉ソーセージ磯辺揚げ」550円の方を推しているように見えます。揚げたてのかき揚げは味覚的には申し分ないのですが、巨大すぎるため胃にもたれるという人が結構多いのかもしれません。ちなみに、再食は人気の三種盛り。きつね・たぬき・ワカメのトッピングで、特殊なものが乗るわけではありません。価格的にはお得感があります(かけ+トッピング価格だと560円になるため)が、個人的には断然かき揚げ推しです。
  今回は、自動湯切り器の音はまったく気になりませんでした。お客さんが途絶えることなく出入りしていた中でのことなので、自動湯切り器は廃止しているかもしれません(未確認)。また、フロアに食券受渡係を1名配置しているのですが、これもこの店の特徴です。受渡が非常にスムーズでありがたいのですが、コスト面でちょっと心配になります。なお、これまで味を3点としていましたが、今回実食した感想として水準よりだいぶ上だと感じたため、加点しています(味+1点、付+1点)。


※2017/2、再食。ベースメニューの値段等は変わっていませんが、変わりメニューがだいぶ入れ替わっています。現在は、うま辛生姜ネギそば520円、牛すじカレーそば680円、京風にしんそば580円などが並んでいます。個人的には、うま辛生姜ネギそばが気になります。再食メニューは、今回もかき揚げ500円。いろいろ試したい気持ちもあるのですが、わけあってかき揚げを食べなければなりませんでした。かき揚げは相変わらず高さ7センチほどある円筒形で、食べごたえがあります。味覚的にも好きなんですけどね、つゆが少し濃すぎるということもあり、終盤は少し飽きが来ました。18時ごろの訪問で、先客・後客合わせて30人以上。大混雑でした。フロア係が店内を回って、「ここ空いてま〜す!」と後客に案内していたほど。盤石の人気ぶりですね。

※2018/5、公式取材にて再食。またしてもかき揚げそば500円ですが、今回は冷やしでいただきました。内容は、特段変わっていません。前食時には「少し飽きがきた」と書いていますが、冷たいつゆに合わせた今回はそんなこともありませんでした。かき揚げの揚げ置き時間の長短によって、だいぶ印象が変わりそうに思います。大きいだけに油もたくさん吸うので、ある程度揚げ置き時間が長い方が、しっかり油が切れて美味しいと思います。
  変わりメニューは、だいぶ入れ替わっています。京風にしんはシンプルに「にしん」と名を変え、600円に上がっています。うま辛生姜ネギと牛すじカレーは、終了。現在は、たっぷり青のりとろろ580円とラー油と胡椒のピリ辛580円が出ています。青のりとろろは味が気になるところですが、どちらもちょっと高い印象があります。


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・新宿三丁目駅(東京・地下鉄2)  「富士そば」  実食日:2004/5



  B2出口を出て右へ3分。新宿五丁目交差点(靖国通りと明治通り)の北東角にある店。このチェーンは、店舗によって若干値段に違いがあるのだが、ここの店は高い方。たぬき360円である(わかめ入り)。その割に、味はイマイチ。茹で方の問題だと思うのだが、麺が柔らかすぎる。それから、たぬきは固く、つゆに馴染まない。高円寺ほど酷くはなかったが、水準に満たないと言わざるを得ない。どうもこのチェーンは、全体的に値段が安い店舗の方がレベルが高いような気がする。
  なお、B2出口を出て右へ歩いていくと、新宿交差点の手前、明治通りの向かいにも「富士そば」が見える(未食)。こちらは、B3出口が最寄りとなる。


※2013/11、再食。値上げしています。現在は、たぬき370円です。麺類単品は決して安くない印象ですが、500円均一のセットメニューはなかなかお得感があります。ミニヒレカツ丼セットは味覚的にもなかなかのものでした(味+1点、付+1点)。

※改装していました(写真は左から2枚目)。別アングルからの写真のため比較しづらいですが、看板が旧タイプから新タイプに変わったほか、外観はかなり大きく変わっています。値上げして、現在はたぬき380円になっています。なんとなんと、ハートランドビール(300円)が飲めます。価格的にも安いので、ちょい飲みに最適です。外の券売機には入っていないので、ちょい飲み時は店内券売機で。私の中では、この店のポジションは完全に「ちょい飲み担当」になりそうです。なお、店舗名は「三光町店」です(付+2点。2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。店舗オリジナルに、チーズかつ丼550円(セット750円)があります(2016/1、確認)。

※2016/8、再食。この店舗ではハートランドビール(300円)を置いているということを知っていたので、冷やしたぬきそば(390円)と合わせて飲んでみました。ビールは瓶で、キンキンに冷やしたグラスとともに提供。少々酸味を感じるテイストで、あまり日本のビールにはない味わいです。ビンの高さが返却口の棚よりも高いので、返却口には入りません。横倒しにするか、店員さんに声をかけて手渡すかになります。まぁ、ご愛嬌ですね。なお、冷やしたぬきそばには、大量仕入れの揚げ玉ではなく天かすが用いられていました。サクサクとカリカリの中間くらいの食感で、とても美味しゅうございます。全店舗とまでは言わないけれど、ぜひほかの店舗でもこのたぬきを使ってほしいものです。もちろん、温たぬきそばにも(味+1点)。

※2016/10、再食。現在のところ三光町店でのみ販売しているチーズかつ丼550円を食べてみました。味覚的には、通常のかつ丼よりもこちらの方が好きです。旨味にまろやかさが加わって、ごはんとトンカツの一体感が増します。あまりクセのないチーズなので、カマンベールなどが苦手な方でも大丈夫です。味覚的には申し分ないのですが、他店舗に広がるためには、値頃感との間で調整が必要かもしれません。ワンコイン範囲を出てしまいますのでね。通常のカツ丼が490円であることを考えると、チーズかつ丼を500円以内で出すのは不可能。ならば、より一層の付加価値を与えて差別化を図るのがベストでしょう。今後チーズかつ丼が進化するか消えゆくか、見守っていきたいと思います。

※暖簾のデザインが、富士山ロゴに変わっていました(写真は右端が最新)。値段等、変わっていません(2018/5、確認)。

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・新宿三丁目駅(東京・地下鉄2)  「富士そば」  実食日:2005/4



  上記の「富士そば」から見える位置にある、こちらも「富士そば」。B3出口を出て左へ30秒。上記店舗と同じような形をしているが、こちらの方が規模が小さい。「く」の字カウンター一本だけの店である。
  ここでは、混雑時を除いて、麺は注文後茹で。だから、注文から出来上がりまでに2〜3分を要する。同系他店に較べて麺が細く、平べったい形状をしているのは、注文後茹でへのこだわりの産物だろうか(茹で時間が短くてすむように、ということ)。たぬきは360円で、ワカメ入り。カウンター上にそば湯ポット有。


※値上げしていました。現在、たぬき380円です。朝そば・朝食セット(各310円)の設定あり。変わりメニューに、麺類でもご飯ものでもありませんが、そば茶プリン180円があります。デザートを扱う駅そばは珍しいと思うので、これはよい特徴になっていると思います。なお、店舗名は「新宿店」です(付+1点。2015/1、確認)。

※昼間の写真に貼り替えました。相変わらず、少し古いタイプの看板を掲げています。値上げして、たぬき390円になっていました。茶そばプリンは、終了してしまったようです。残念。ラーメン420円のほかに、鶏ねぎラーメン420円があります。これが店舗オリジナルでしょうか。ノーマルラーメンと同じ価格なので、ぜひ試してみたいメニューです。朝そば320円、朝食セット320円の設定あり(付−1点。2016/1、確認)。

※改装していました(写真は左から2枚目)。ベースメニューの値段は変わっていません。変わりメニューとして、明日葉天440円が登場していました。なかなか魅力的な価格帯だと思います(2017/11、確認)。

※現写真を、昼間のものに貼り替えました。値段等、変わっていません(2018/2、確認)。

※暖簾デザインが変わっていました(丸紋→富士山ロゴ。写真は右端が最新)。値段等、変わっていません(2018/5、確認)。

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・鎌ヶ谷大仏駅(千葉2)  「間居土」  実食日:2018/5

  まさかこの駅に駅そばがあったとは。前回訪問時にはまったく気づかなかった店。時間外だったのか、休みだったのか。それとも目が節穴だったのか。1回の訪問だけで諦めてはいけないね。時間・曜日を変えて、何度も足を運ばないと。で、この店、基本的には居酒屋。しかし、朝(というか昼か)から夜まで通しで食事系メニューも扱い、廉価なそば・うどんもレパートリー豊富。何の問題もなく駅そば認定できる店だ(税別会計という点だけ、ちょっと微妙だが。以下の記載は、すべて税込み価格)。客席は、テーブル席が計12、椅子付きカウンターが4席。昼間でもテーブル席は飲み客に占拠されている(土曜14:00の訪問で、先客6・後客0)ので、ひとりでそばを食べに入るなら椅子付きカウンターを利用するのがいいか。奥行きがなくてちょっと食べづらいカウンターなのだけれど。口頭注文、配膳付き・下げ膳不要、後払い。
  麺は、エッジのないツルツル食感。香りもあまりない。つゆは、のっぺりと平たく、あっさり味。酸味系の余韻が残るのでカツオ系の出汁だろうと思うのだが、カツオの香り自体はほとんど感じない。飛んでしまっているのだろうか。たぬき345円。実食は、かき揚げそば432円。かき揚げは、自家製なのか冷凍ものなのか判別しづらいもの。具材感や衣の感じは冷凍ものっぽいのだが、形のいびつさが自家製を連想させる。変わりメニューに合鴨燻製そばがあるが、702円と高値。半分ほどのメニューが「ミニそば」に対応しており、140〜180円程度安く設定されている。一律でないのが不思議。かき揚げがノーマル432円・ミニ280円なのに対し、カレーはノーマル464円・ミニ270円と、逆転するというか。変な設定だ。飲み水は麦茶(温・冷両方あり)。
  ちなみに、酒類も結構安い。ウーロンハイや緑茶ハイは280円、サワー類も302円均一。一品料理も200円台のものが結構あるので、立ち飲み感覚で飲める。飲んだ後にもりそば345円で締める手もありそうだ。


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・習志野駅(千葉2)  「おか田」  実食日:2007/10

  駅を出て左、最初の路地を右へ1分、左から合流してくる小さな路地に入ってすぐ右側。というか、ほぼ合流地点にある。あまり立ちそばがありそうな雰囲気の場所ではないので、見つけたときの感激もひとしおだった。
  ここのそばには、多くのこだわりが見られる。麺は、注文後に茹でる生麺。細麺で、香りはそれほどでもないのだが、歯ごたえと喉ごしはすばらしい。つゆは、やや塩っ気が強いタイプだが、鰹出汁もよく香っている。薄味好みの人は完飲を避けそうだが、私の好みには合っている。薬味にもこだわりがある。ふつうの輪切りのネギの他に、縦に刻んだ南蛮風のネギを乗せる。シャキシャキした食感が気持ちいい。さらにその上から、ミツバを散らす。つゆの香りが強いからミツバの香りはやや飛び気味だが、噛んだ瞬間に漂う青い風味はなかなかのもの。盆に乗せ、レンゲがつくなど、きめ細かなサービスも行き届いている。チェーン店以外では久々に見つけた、A級オススメ店だ。たぬき320円。


※閉店していました。跡地は、居宅介護支援事業所になっています。残念(2018/5、確認)。

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・「完全に諦めた駅一覧」(千葉2)に、初富駅、高根公団駅、高根木戸駅を追加。
・「完全に諦めた駅一覧」(千葉2)から、鎌ヶ谷大仏駅を削除。


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