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※ 記事は上が最新です。                                         
※ 再食記事は追記しますが、「変化なし」の再食履歴および誤記訂正は上書きすることもあります。


お 知 ら せ

自身6冊目となる単行本
『愛しの富士そば』

発売されました(2017/2/22発売)。
ひとつのチェーンに特化した異色作ですが、
過去最多288ページの巨編になりました。
全国行脚録に負けない、充実した内容の一冊です。
全国の書店などでお求めいただけます!
発行:洋泉社 価格:1300円(+税)

お 知 ら せ

共著の単行本が発売されました
『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿
(SBクリエイティブ、2017/5/15)
全239ページ中、26ページを執筆させていただきました。
駅そばのみならず、駅にまつわる雑学全般をまとめた一冊です。
全国の書店などでお求めいただけます!
価格:820円(+税)


・オルティガス駅(海外・フィリピン)  「KOMORO Japanese Dining」  実食日:2016/11

  駅を出て南方向(シャウ・ブールバード駅方面)へ3分、細長いショッピングモール「SMメガモール」の北棟2階。店名から推して分かると思うが、「小諸そば」のフィリピン店舗だ。「富士そば」よりもだいぶ早く、なんと1992年にフィリピンに進出している。立ちそば海外進出の草分けと言っていいだろう。すぐ近くに上記「富士そば(SMメガモール店)」がある(しかも同じ建物の同じフロア。両店間の距離は50mほど)わけで、国内だけでは飽き足らずフィリピンでもバチバチやっているのかと言いたくなるところ。しかし、どうも両店の客層はだいぶ違うようだ。「富士そば」はフルサービスの高級志向店であるのに対し、「KOMORO Japanese Dining」はやや簡易的な店舗になっている。有人レジで口頭注文・先払いして、番号札を受け取り、任意の席で待っていれば配膳してくれる。日本でいうと、混んでいるときのマックみたいな受渡し方。下げ膳は不要(席に放置したまま退店する)。半セルフサービスといったところだ。値段的にも、「富士そば」の半値に近い。だから、「富士そば」に比べて客数がとても多い。だから儲かっているのかというとそうとも言い切れない部分がある(客単価が安く利ざやが薄いので)が、賑わっていることは確かだ。
  今回は、かき揚げそばミニかつ丼セットを注文。麺は、国内店舗よりもちょっと固いだろうか。色合い的にもグレーがちょっと濃く、モチモチ感が弱い。国内店舗とは違う麺ではないかと推察。つゆも、国内の「小諸そば」とはちょっと違う。色がだいぶ濃いというか漆黒系で、醤油のコクがかなり強く感じられる。出汁感・甘みはそれほど強くない。おそらくフィリピン人の好みに合わせた調味なのだろうと思う(「富士そば」も出汁感を弱めていそうな味なので、フィリピン人はあまり強いカツオ出汁を好まないのだと推察)のだけれど、日本の立ちそばで食べ慣れている人にとってはちょっと物足りなさも覚える。かき揚げは、円筒形でわりと高さのあるもの。カラッと揚がっていて油切れも悪くない。一見、まともに見える。ただ、具材のカットが雑。タマネギは大きいのと小さいのが混在していて食感がバラバラだし、どういうわけか長ネギが入っていて、10cmくらいの長さのものもみられた。フィリピンの長ネギはくたっとしていて「噛み切れない・繊維歯に挟まり系」なので、10cmもあるといつまでも口の中でクッチャクッチャして不快。ちょっと改善の余地ありだ。一方のかつ丼も、まず見た目でだいぶ損をしている。盛り付けが丼の中で派手に偏っているし、丼の縁にご飯粒がくっついているし。味は特段問題ない(卵がだいぶ固かったけど)ので、あとちょっとの気遣いで印象が大きく上がると思う。
  値段は、かき揚げそば単品で122ペソ、ミニかつ丼とのセットで190ペソ。これでもフィリピンの物価を考慮するとだいぶ高いのだけれど、「富士そば」に比べればかなりリーズナブル。「富士そば」のような、極端な変わりメニューは見当たらない。わりとオーソドックスなラインナップだ。細かい点に言及すると、飲み水が面白い。いや、普通の水なのだが、汲み方が面白い。巨大なクーラーボックスに氷がたくさん入っていて、客がクーラーボックスを開けて氷を取る。あとは、ディズペンサーで水を注入するだけ。日本でいうとファミレスのドリンクバーみたいな感じなのだけれど、氷が入っているクーラーボックスの大きさがまるっきり違う。1mくらいあるのだ。「魚市場とかで使うやつなんじゃないの?」とツッコみたくなる。出入りの業者になったような気分を味わえた。
  いろいろ辛辣なことも書いたが、総じての印象は、悪くない。安め設定も気に入った。「富士そば」のラグジュアリーな感じも悪くないが、頻繁に食べに行くなら「KOMORO」を選ぶだろう。フィリピンにもう何店舗かあってもいいのではないかな、と思った。「富士そば」と過度な競争をするのではなく、同郷のチェーンとして仲良く共存してほしいと思う。


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・千歳烏山駅(東京・私鉄4)  「深大寺門前そば」  実食日:2000/?

  西口歩20秒の商店街のど真ん中にある店。店内はあまり綺麗ではないが、ズラリと椅子席が並び、その配置もゆったりしていて好感が持てる。ここのそばは極太と言っていいくらいに麺が太く、食べごたえがある。それに反して、カイワレが乗っているので、この繊細な辛味も心地いい。味は水準以上である。たぬき310円。


※2007/12、再食。評価には変化ありませんが、麺は並の太さになっています。おにぎりやカレーライス、セットメニューがあることを確認。また、つゆのみでの販売もあります(220円)。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です(値−1点。2014/4、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。たぬきのみでの確認ですが、値段は変わっていません(2017/8、確認)。

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・千歳烏山駅(東京・私鉄4)  「箱根そば」  実食日:2007/4

  西口を南側に出て(改札出て右の階段を上がる)、正面(やや左)の路地に入ってすぐ左側。駅を出た時点で見えるので、まず迷うことはない。
  すべての要素はノーマル「箱根」と考えていいと思うのだが、若干ボリュームが多いように感じた。ただ、麺が少々茹ですぎ気味で水膨れしていたので、そのせいかもしれない。一応、ここでは感じたとおりに点数をつけておく。たぬき290円(ワカメ入り)。店員の愛想は◎。ペットボトル入りつゆの販売あり。


※値上げしていました。現在、たぬき330円です。値上げ幅が大きいように感じますが、消費増税直前はたぬき320円だったと思われます(値−2点。2014/11、確認)。

※改装し、この店舗も店名表記が「箱根そば」になりました(写真は左:旧、右:現)。確認に行ったのが遅くなっただけで、変わったのはそんなに最近のことではないと思われます。店名変更(「生そば 箱根」→「箱根そば」)とみなします。値段も上がっていて、現在はたぬき350円になっています(2017/8、確認)。

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・北千住駅(東京・常磐線1)  「そば助」  実食日:2017/8

  立ち食いそばとしてはやや高めなのだけれど、十割そば提供ということで特例を適用。場所は、西口を出て目抜き通りを4分半、国道4号線に出るちょっと手前の左側。路地入口の角で、分かりやすい場所だ。稲荷町を本店として、人形町・池袋にも店舗がある。各店舗とも味は基本的に同じなのだけれど、外観や雰囲気がちょっとずつ違っているのが面白い。北千住店は、かなり自由というか、ファンキーな店舗。店内には壁に直書きされた落書き(のようなもの)がたくさんあり、有名人のサイン色紙が多数貼り出されている。そして店頭には、なぜか「ビールあります」の前掛けをつけたウルトラマン。沖縄の国際通りあたりにある観光客向けの居酒屋みたいな雰囲気を感じる。フロア内に規則性なく配置された客席は、テーブル席が計14、椅子付きカウンターが4。
  麺は、押出の十割で、乱切りタイプ。つなぎが弱く、箸で持ち上げただけでプツプツ切れる。エコ箸が滑りやすいこともあり、ちょっと食べづらさを感じる。直近で実食した池袋店ではここまで切れやすくはなかったように思うのだが。同じ麺だとは思うのだけれど、生地の状態(ちょっと乾燥していたとか)が違ったのだろうか。風味は悪くない。この麺だったら、かけ系よりももり系の方が美味しく食べられるのかなと思いきや、店の売りは「塩だし」を謳うかけつゆにあったりする。そのつゆは、カツオを中心に、おそらくほかの魚介系もブレンドしていると思われる出汁がよく香る。わりと上品で、美味い。ただ、醤油の香ばしさがないので、ちょっと出汁の香りが先走っているというか上ずっているというか、落ち着きのなさを感じる。これに醤油のコクが加われば鬼に金棒なのではないか、と感じる。たぬきなし、かけ380円、かき揚げ580円など。人形町店よりも高く、池袋店と同じ設定だ。実食は、かき揚げそば。かき揚げは大きく立体的なもの。外はサクッと、中はふんわりと仕上げている。油切れは問題なし。タマネギが複雑に絡み合っているため箸で崩しにくく、やや食べづらさを感じたものの、悪くはない出来だ。
  「そば助」名物の「ゴマ唐辛子」と「ニンニラ」も健在。オススメの食べ進め方表示があり、@そのまま食べる、Aゴマ唐辛子を入れて食べる、Bニンニラを入れて食べる、とある。確かに、これらで味を変えながら食べ進めるのも美味しいのだが、ゴマ唐辛子を入れた時点で出汁の香りはほとんど消えてしまうことを留意して。また、ゴマ唐辛子とニンニラを両方入れるとかなり塩辛くなるので、入れすぎに注意を。とくにニンニラが塩辛い。ゴマ唐辛子の投入量が多いと、ニンニラも大量投入しないと味が変わらなくなるので、ついつい多く入れすぎてしまいがち。ゴマ唐辛子を入れる時点で、多くなりすぎないよう気をつけたい。


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・北千住駅(東京・常磐線1)  「そば富」  実食日:2016/12

  グーグルマップでは「そば富」として載っているのだが、現地表示が確認できなかったため当座はこの店名での掲載とさせていただく。ご理解を。現地表示が確認でき次第、店名変更として扱う予定。場所は、JR西口を出て目抜き通りを日光街道方面へ、ロータリー出口を含めて2つめの信号を左折(本町商店街へ)して2分、右側角地。駅から歩いて4分くらい。まさかこの場所に立ちそばがあるとは思っておらず、たまたま灰皿を見つけてタバコを吸おうと思っていたら、メニュー看板が目に留まった。もっと目立つように「立喰い」の文字列を掲げておいた方が良いのではないか、と思う。店内はわりと広く、椅子付きカウンター10席のみながら中央部分に広いデッドスペースがある。今後、客数が増えるようなら増席も可能な造りだ。また、受渡口前に意味不明な長テーブルが設置されている。立ち食い席にしては低すぎるし、椅子が置いていないし、これはいったい? 荷物置き場だろうか。出入口脇にはタバコ店があり、店内でつながっている(店の脇が喫煙所になっているのは、このため)。退店時にタバコ店で店番していたおじさんからも「ありがとうございました」と挨拶されたので、同経営(というか、たぶんこのおじさんがオーナー)であることが窺える。ちなみに、当サイトで店名として解釈している「ハセ」とは、厳密にはこのタバコ店の店名である。
  麺は、クラシカルな感じの茹で麺。近年、この手の茹で麺を食べられる店がどんどん減っているので、逆に新鮮に感じる。悪くない。つゆは、だいぶ塩気が勝ったタイプ。カツオ出汁中心で、中程度の酸味あり。これも、悪くはない。たぬきは、揚げ置きの天かす。具材の切れ端が多数混在しており、サクサク感もあって美味しい。抜きん出たワンポイントはないけれど、全体的に「悪くない」という味わい。方向性としては、駅ホームの「そば処」に通じるものがある。だから、駅利用者がわざわざこちらまで足を伸ばすというのは、ちょっと考えにくい。街に密着した店、という位置づけになるだろう。実食は、たぬきそば+生卵(=360円)。生卵は、残念ながら割れていた。「ごめんね」の一言があれば特段問題視するつもりはなかったのだけれど、シレッと出されると、どうもね。ここでは、サービスを−1点としている。たぬき310円。麺類メニューは8種類と決して多くないのだが、その中に変わりメニューのソーセージ360円が入っている。ご飯ものは、いなり(2個)120円のみ。大盛りは、麺ダブルになる。100円なら良心的だ。箸はエコ箸。
  先月オープンした新店で、オープンから1カ月の現在は7:00〜15:30という営業時間。本当は夜まで営業したいけれど、人手不足なのだそうだ。現在のスタッフはみな兼業なのだとか。人手が確保され次第、営業時間を伸ばすとのこと。本町商店街はなかなか発達した商店街で、夕方に買い物客が多く歩きそうな場所なので、18時頃まで延長できれば、便利な店になりそうだ。


※暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。足元の置き看板に店名が表示されましたので、店名変更として扱います(「ハセ」→「そば富」)。値段は変わっていません。麺類メニューのラインナップも変わっていませんが、ご飯ものにカレーライス420円(小220円)やおにぎり120円が加わっています。営業時間は6:30〜9:00と11:00〜14:30。午前中に中休みが設定されたのでご注意ください(2017/8、確認)。

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・オルティガス駅(海外・フィリピン)  「富士そば」  実食日:2016/11

  駅を出て南(シャウ・ブールバード駅方面)へ3分、左手の細長いショッピングモール「SMメガモール」内(北棟2階)。店舗名は、そのまんま「SMメガモール店」。シャウ・ブールバード駅からでも徒歩5分ほどなので、タフト・アベニュー方面から行く場合でオルティガスまで乗ると運賃が一段階上がるようであれば、シャウ・ブールバード駅から行く手もある。駅からとても近いので、電車+徒歩で行くのならこの店舗がオススメというか、楽に行ける。ただし、建物の中なので、セキュリティチェックがあることをお忘れなく。例によって店頭に立っている案内係に声をかけて席に案内してもらう形式なのだけれど、この店舗は吹き抜けになったエスカレーターの脇にあり、店舗前がちょっと狭い。この状況だと案内係に声をかけづらいと感じるのは、私だけだろうか。おまけに、光る文字看板に、ノース・エドゥサモール店にも増して多く並んだ、けばけばしいメニューサンプル。ちょっと近寄るのもためらわれてしまうのは、私だけだろうか。
  ここでは、まずかつ丼(180ペソ)をいただいた。ラッキー・チャイナタウンモール店で食べたえび天丼よりもさらに安い設定。これはフィリピン富士そばの最強メニューかも(日本の店舗でもかつ丼が一番の売れ筋だが)。ボリューム的にも、日本の店舗のものよりもだいぶ多い。ご飯も多いし、肉も多い。肉など、日本の店舗の1.5倍くらいあるのではないだろうか。それほど肉厚という感じではない(日本の店舗と同じくらいの厚さ)けれど、表面積が大きい。玉子とじは、白身と黄身を完全には混ぜないスタイルで、日本の店舗でのマニュアルに沿って調理しているものと思われる。ただ、ちょっと卵が茹だりすぎかな。ふわとろ食感が失われ、やや固くなっていた。米は、やはり乾燥肌。わりとつゆだくなだけに、なおのこと米の違和感が際立っていた。この手の米は、「つゆだく」には向かない。どちらかというと、パラパラチャーハンの方が向く米。フィリピン産の米を使う以上、これは避けられない部分か。米が私の舌に馴染まないこともあるのか、途中で少々飽きが来る。後半で味を変えられるようなひと工夫があってもいいのかなと感じた。テーブル上のラー油をかける手もあるか。
  続いて、日本の店舗では絶滅してしまった「そば茶プリン」(80ペソ)を。小さなグラスで作ったスイーツで、あっさり味のミルクプリンにそば茶風味のジュレを乗せたもの。仕上げに玄米を散らして、香ばしさを演出している。とても美味しい。フィリピンでは、甘いものはとことん甘い傾向があるので、このようなあっさりしたスイーツが新鮮だった。日本で出すのなら、もう少し甘みを強めた方がいいのかなと感じるけれど。天かすフリーのサービスあり。やや色白で香ばしさが弱く、揚げアンダーを連想させる。なお、この店舗ではそばを食べていないので、味の評点はフィリピンの店舗の平均+かつ丼やフリーの天かすからの類推でつけている。ご理解を。


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・三ノ輪駅(東京・地下鉄3)  「まつのや」  実食日:2009/9

  2番出口を出て右へ1分、ワイズマート(スーパー)の角を右折して20秒、右側。間口は広いが奥行きがなく、テーブル・カウンター合わせて9席のみの小型店。
  この店は、鰹節系の出汁が好きな人にはオススメかもしれない。ガブッと飲むと塩辛さが勝っているつゆなのだが、麺を食べているときに漂う香りは特筆すべきものがある。麺はこれといった特徴のない茹で麺、各種天は自家製。たぬき300円。冷やしメニューやうどんのメニューに変わり種が多い。写真入りの品書きが壁一面に貼り出されているので、どれにしようか迷ってしまう。1回の実食だけで終わりにするのではなく、繰り返し通っていろいろなメニューを試してみたい店だ。


※いっとき閉店したと思われる状態になっていましたが、営業を再開したようです。時間外につき未食なので、味が変わったかどうかは追って調査します。外観は、大きくは変わっていないようです。店頭掲示メニューを見た限りでは、たぬきというメニューはありません。かけ250円に単品トッピングを追加するシステムです。トッピングは、きつね・納豆などが50円、かき揚げ・舞茸天などが100円、海老天が150円です。朝定食(かけ+ご飯+生卵or納豆+お新香)300円というお得な設定があります(2015/11、確認)。

※今度こそ本当に閉店していました。跡地は、会員制のもつ焼き屋「加藤」。「天ぷらそばうどん」の日除けがそのまま残っていますが、中身は別の店です(2017/8、確認)。

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・三ノ輪駅(東京・地下鉄3)  「小粋そば」  実食日:2015/11

  1b出口を出て直進10秒、上記「せんねんそば」の跡地。これで4軒目の実食となる「小粋そば」だが、この店舗はその中でもっともせんねんそば時代の色が強く残っていた。メニュー表は、現状ではせんねんそば時代のものをそのまま流用している。食券印字も、「せんねんそば三ノ輪店」のまま。内装も変わっておらず、コの字型椅子付きカウンターとテーブル席。
  味覚的にも、大きな変化は感じられない。麺は生麺の注文後茹で。冷凍を思わせる食感・風味。この麺なら、茹で置いてもいいような気がする。つゆは、せんねんそば時代よりもだいぶ甘く濃いように感じたが、タイミングによる誤差だろう。実食が夕方だったので。たぬきは、粒が細かく、雪の結晶のように複雑な形をしたもの。ややゾル化傾向。たぬき320円。値段はせんねんそば時代の実食時より上がっているが、小粋そばになると同時に上げたのではなく、まだせんねんそばだった今年6月ごろに値上げをしたものと思われる。とり天丼セット470円など、一部のセットメニューが極端にお得な設定になっている。これも、せんねんそば時代のまま。総じて「看板を変えただけ」という印象が強いのだが、これから個性が生まれてくるのだろうか。今後の動向を注視したい。


※閉店していました。跡地は、ほぼ居抜きで「すばる」という定食居酒屋。都電の三ノ輪橋駅近くにある有名な立ち飲み屋の出張店舗ですね。残念ながら、そばは扱っていない模様です(2017/8、確認)。

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・下落合駅(東京・私鉄5)  「伊藤松吉商店」  実食日:2017/8

  駅からちょっと遠いかなと思って保留にしていた店なのだが、上記「だんらん」が閉店して下落合駅が他に対象店のない駅になったことと、新高円寺に同名店がオープンして研究上必要と認められる存在になったため、対象に含めることに決めた。そしていざ歩いてみたら、実測で徒歩5分半。これなら保留にしなくてもよかったかもしれない。行き方(南口・北口とも同じ行き方になる)を。駅を出て直進、踏切端を右折して1分、信号で新目白通りを対角に渡って左へ4分。山手通りとの立体交差の側道出口近くにある。駅への依存度は低く、車やバイクで寄る人が多い。車の場合、新目白通りの直進で寄ろうとすると、側道出口近くだけにちょっと危うい。小回りの利くバイクなら問題ないが、車で寄りたいのなら山手通りから右左折して側道を通ってきた方が横付けしやすいだろう。山手通りというと「下落合より中井の方が近いのでは?」と思う人もいるだろうか。でも実測してみたら、下落合の方がちょっとだけ近かった。それに中井から最短ルートで行こうとすると、歩道橋で新目白通りを渡ることになる。立ち食いカウンターのみで、キャパは5〜6人といったところ。券売機は入って左手にある。
  本当は新高円寺の店舗と同日に実食して味を比べたかったのだが、7月に訪問(この時に新高円寺で実食)した時には店主負傷のため休業中だった。1か月近く間をあけての実食になったため、厳密な味の比較が難しくなってしまった。でも、おそらく本質的には同じだと思う。麺は少しボソボソ・ゴワゴワした食感の茹で麺。新高円寺で食べた時よりもゴワゴワ感が強いように感じられたが、「誤差」で納得できる程度の違い。たまたまかもしれないが、下落合の方がやや湯通しがアンダーなのかな。あるいは、搬入してからの経過時間の違いか。つゆは、インスタントという感じではないのだが、出汁がビシビシ利いているという感じでもない。たぬきは揚げ置きの天かすで、まずまず。たぬき370円。サービストッピングされるワカメは、新高円寺では塩抜きが不十分だったが、今回はちゃんと抜けていて問題なし。ネギフリーのサービスも新高円寺と同様。メニューは、新高円寺とちょっとだけ違う(店頭に貼り出されたお品書きで比較)。新高円寺になく下落合にはあるメニューが、アジ410円・きつね370円・なす370円。新高円寺にあるメニューは、すべて下落合にもある。下落合の方が、ちょっとだけレパートリーが多いということになる。下落合の方が本店格、ということか。スペース的には新高円寺の方が広くていろいろできそうに思うのだけれど。変わりメニューに、松吉そば500円、松吉丼550円、スパムにぎり150円。
  今回は平日の13:30頃の訪問。先客2・後客1だった。3人とも、車で来ていた人。特段賑わっている感じではなかったけれど、店の規模から考えたらこのくらいの入り具合が適切。ひとりでやっている店なので、一日を通してこのくらい入ってくれれば悪くないと思う。昼時にはもっと入るだろうし。


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・下落合駅(東京・私鉄5)  「だんらん」  実食日:2014/11

  北口を出て直進、踏切端を右折して10秒、右側。下り電車で行く場合には、南口の方が便利だ。南口から行く場合には、出て右、線路を渡って10秒、右側。看板には「洋食レストラン」、幟の表記は「お食事処」。暖簾もなく、一見するとそば・うどんを扱うようには見えない。出入口ドアに貼られた手書きのお品書きが頼みの綱だ。店内はかなりコアな感じで、4人掛けテーブルが2つと、壁際に椅子付きカウンターが5席くらい。「駅そば」とは形容しがたい雰囲気で、入った瞬間、本能的に「やばい、これはぼったぐられるパターンだ」と感じ、身構えてしまった。もちろん、実際には明朗会計(やや「?」が付く。詳細は後述)。寡黙なおじさんや陽気なおじさんと「団欒」を楽しめる(笑)。陽気なおじさんは終始客席にいたので、もしかしたら世話焼きな常連客だったのかもしれない。
  そばは簡単な作りのものだが、注文を受けてからお湯を沸かすので、少々時間がかかる。雰囲気に鑑みてあまり期待しないでいたのだが、麺はかなり私好みだった。太めでしっかりとエッジが利いているタイプなのだ。香りこそ劣るが、食感は新得駅「せきぐち」に近い。しかし反面、つゆは淡すぎて私の舌に合わず、評価がたいへん難しい一杯だった。たぬき320円、かけ290円、月見350円、かき揚360円など。この雰囲気にしては、拍子抜けするほど安い。トッピングの単品はお品書きに記載がないが、「たぬきそば+生卵」で注文したところ、370円だった。私の計算だと380円になるのだが。計算式がよく分からない。あくまでも定食系がメインの店で、店頭に貼り出されている「売れ筋ランキング」でも1位生姜焼定食、2位ロースカツ定食、3位オムライスセットとなっている。実食は15:00頃だったが、私がこの日最初のそば客だったようだ(注意深く観察するとそれが分かる)。


※閉店していました。跡地は、合鍵屋になっています(2017/8、確認)。

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・池袋駅(東京・山手線1)  「大江戸そば」  実食日:2015/4

  JR中央口2改札を出て左、東京メトロの切符売り場の隣。上記「お馴染 田舎そば」の跡地。椅子付きカウンター5席+立ち食いカウンターが20人分くらい。
  味覚的には、NREスタンダード。近年たまに見かける「改装と同時につゆマシン導入」のパターンかと思ったが、つゆの味は変わっていなかった。ケバケバしいタイプのまま。客数がとても多い店なので、マシンで注いでいたら追いつかないのかな。ただ、「要するに看板だけ変わって実質何も変わらず」のパターンかというと、実はそうでもない。内装もリニューアルされていて、椅子付きカウンターの配置が通路側から壁側に移った。この結果、椅子付きカウンターが3つくらい減ってそのぶん立ち食いカウンターが増えた形。客の回転効率を重要視したのだろう。いけふくろう前の店舗とグランドキッチン池袋(ともに上記)が閉店して以来、この店舗はさらに混雑傾向が強まっていて、「食べようかなと思ったけど混み混みなのでやめて君塚へ」というパターンが多かっただけに、理解できる戦略ではある。たぬき340円。箸はエコ箸。


※2015/7、再食。値上げしていました。現在、たぬき350円です。味は特に変わっていません。

※2016/5、再食。相変わらず、カツオを強めたつゆではなく従来タイプのつゆでした。先日実食した浜松町の「大江戸そば」で青のり香のあるたぬきがトッピングされたのを受け、たぬき350円を再食。しかし、こちらでは特にこれといった香りのない普通の揚げ玉でした。どうやら、同一ブランドでも店舗によって使う揚げ玉が違っているようです。個人的には、@小エビタイプ、A青のりタイプ、Bスナッキータイプの順に希望します。

※2016/6、再食。いちいち記録をつけていませんが、5月以降ほぼ毎週土日に再食しています。メニューや値段等に特段の変化はありません。味も変わっておらず、「大江戸」の看板を掲げているわりにカツオを強めていないつゆを使い続けています。

※2016/8、再食。相変わらず、週2ペースで食べています。この間、味覚面に大きな変化はありません。毎回たぬきそばの写真を撮っているのですが、見比べてもほとんど違いがありません。つゆや揚げ玉の量まで、毎回ほとんど同じ。オペレーションの標準化は見事です。これだけ頻繁に食べるのなら、回数券を買った方がだいぶ経済的でした。9月以降は週2ペースが崩れる(ここで腹を満たすわけにはいかないほど、他店でたくさん食べなければならなくなるため)ので、今さら買いませんが。

※2016/11、再食。ここ2〜3カ月は少々頻度が落ちているものの、やっぱり週1くらいで食べ続けています。いつもたぬきばかりなので特に記録を付けていませんでしたが、今回は気分を変えてカレーそば440円を食べてみたので、記録を残します。
  カレーそばには、大盛り用の丼を使います。少なめにつゆを注ぎ、上からカレールーをかけるタイプです。味覚的には、レトルトっぽさのある中辛。丼やビジュアルを含め、富士そばのカレーそばによく似ています。茹で麺なので、富士そばよりは麺とカレーの相性が良いと思いますが、固くツルツルしたタイプの麺なので少し違和感があります。六文そばあたりの麺の方が合いそう。ありがたいのは、注文時に福神漬けの要不要を聞いてきてくれること。勝手に乗せられると、私的にはたいへん困りますので。


※2016/11、再食。先日国分寺駅の「清流そば」で食べた時に気づいた新メニュー「ちくわ入り小松菜天そば」400円がこちらにもあったので、試してみました。天ぷらは、見た目には青々していて小松菜の存在感が強いのですが、食べてみるとスライスちくわの食感の方が際立っていました。味覚的にも、ちくわの香ばしさが強く感じられます。少し固揚げ気味なのか、それともそういうちくわなのか、弾力がかなり強いです。これはなかなか良いです。一本揚げのちくわ天そばより、私はこちらの方が好きです。

※2017/1、再食。年初めの一杯をいただきました。正月に関係なく開いているのが、ありがたいです(実食は2日)。味や値段等に、特段の変化はありません。

※2017/3、再食。相変わらず、週1くらいのペースを維持しています。2016年に一番多く食べたのは、ここだと思います。正確な回数は記録していませんが、50回は超えているはずです。たぬきそばを食べることが多く、特に変わった点がなければ更新しないのですが、今回はかき揚げそば380円をいただいたので、更新します。かき揚げは、揚げ置きでしなっとしたタイプ。タマネギ・ニンジン・干しエビ・小松菜のような青菜(刻み方が細かすぎて味が分からない)。信濃町「お馴染み 田舎そば」と同じオペレーションのものとみていいでしょう。NRE茹で麺店には、かき揚げそばが380円の店舗と400円の店舗があります。400円の店舗で一度食べ、比べてみる必要がありそうです。

※2017/4、再食。今回は、季節メニューの春野菜天そば450円(スイカで食券を買うと420円)を試してみました。天ぷらはかき揚げ仕立てで、具材にはタマネギ・ニンジン・キャベツ・グリーンピース・干しエビが確認できました。キャベツの食感が面白く、味覚的には悪くないのですが、通常の天ぷらそば+70円というのは、ちょっと高い印象を受けます。現金でも420円で買えればよかったかなと感じました。あるいは、もっとキャベツの分量を増やしてもいいかなと感じました。

※2017/5、再食。今回は山菜そば390円を食べてみたので、記録を取りました。山菜は、ミックス水煮で、タケノコが入っているものです。若竹ではなく、板状の歯ごたえの強いタケノコが入っていたのが印象的でした。ちょっと塩味がついている(塩抜きをしていない)ので、つゆが全体的に少し辛くなります。麺・つゆと山菜の相性がはなかなか良く、カツオも甘みも強めていないNRE茹で麺駅そばでは、山菜そばはオススメできそうです。特に、体が塩分を欲する夏場に食べるといいかもしれません。

※2017/6、再食。期間限定でしょうか、春菊ベーコン天そば440円を試してみました。天ぷらは、衣の薄い春菊天(かき揚げタイプ)に、ベーコン片を5〜6個乗せたもの。揚げ置き時間長し。見た目には春菊の存在感がとても強いのですが、口に入れるとベーコンが逆転します。春菊の香りがもっと強い方が、バランスが取れるかなと感じました。というか、春菊とベーコンの組み合わせがどうなのかなと。相反するというか、打ち消し合うような香りだと感じました。440円という値段に鑑みても、満足度はあまり高くありません。いっそ、ベーコンを外して春菊天そばを400円くらいで提供してくれた方がありがたいです。

※2017/7、再食。JR東日本の信州デスティネーションキャンペーンに合わせた期間限定メニュー「ジビエコロッケごはんセット」550円を試してみました。かけそば・うどん+コロッケ丼のセット(沢庵漬け付き)です。コロッケは、タネが黒っぽい色をしていて、おそらく肉から灰汁が出ているのだろうと推察。イマイチ説明不足でどんな食材を使っているかがよく分からなかったのですが、食べてみた印象としては「鹿肉+野沢菜」でした。コロッケ自体は、想像していたよりも美味しいです。ちょっと残念なのは、デフォルトでソースが大量にかかっていたこと。普通のコロッケとの味の違いを楽しませる狙いもあるはずなので、コロッケ自体の味が分からなくなるようなことは避けるべきではないかと。ソースは少量にするか、別皿にするか、いっそ完全セルフにしてほしかったです。

※2017/8、再食。季節限定の小松菜新生姜天そば400円を試してみました。新生姜天を名乗るからには、「岩下の新生姜」のような固形物に衣をつけて揚げているのかと思ったのですが、どうもすりおろしてあるようです。かき揚げタイプの天ぷらの中に姿を確認できないのに、香りはとても強く感じました。NRE駅そばの変わりメニューは、メイン食材の存在感が弱くてイマイチに感じることが多いのですが、今回はしっかりと主張していてよいと思いました。小松菜もたっぷり入っていました。これを400円で出せたのは、進化と言っていいと思います。

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・池袋駅(東京・山手線1)  「君塚」  実食日:2000/?

  最近はご無沙汰してしまっているが、天ぷらの種類が豊富で好感のもてる店。西口歩2分、西口五差路の角にある(地下道C6出口すぐ)。椅子席なしで、長いカウンターが一列あるだけの、鰻の寝床のような店だが、味はいい。注文は、既製メニューを頼むのもいいのだが、常連さんは「そば。なす天玉子」という具合に言う。チェーン店なのだが、このチェーンは店舗ごとに個性があるので、あまりチェーンという感じはしない。24時間営業も嬉しいところ。たぬき330円。


※2012/1、再食。値段等は変わっていませんが、サービスが2つ新設されていました。1つ、平日13〜15時に限り、玉子無料。2つ、そば湯フリー。生麺という食感ではないのですが、そば湯ポットがあります。生麺茹で置きなのかな。また、「得撰そば」というメニューがあること、品書きの雰囲気が似ていることなどから、上記「のとや」(すでに閉店確認済)は姉妹店だったのかもしれません(サ+1点)。

※2013/6、再食。かき揚げ丼セット(500円)を試しました。かけそばではなく、たぬきとのセットになるので、かき揚げ丼は実質170円の計算。ボリューム感も申し分なく、オススメです。麺類単品の価格が平均的なので、この店でガッツリと腹を満たしたいときには、麺大盛りやトッピング追加よりもセットメニューを狙った方がいいと思います。500円ポッキリのセットメニューが、他にもいろいろあります。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です。セットメニューについては、500円で据え置かれています。ワンコインへのこだわりが見られます。全11種類(他に580円のセットもある)あります。マーボーライスセットの場合、単品価格(マーボーライス+たぬきそば)よりも240円もお得という計算になります。この店には、思いっきりお腹を空かせてから行って、セット注文で決まりですね(2014/11、確認)。

※2016/1、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には4:00)。場所柄、水商売関連の人たちが多く利用しているのかなと思っていましたが、先客は土木作業員風の男性1人だけで、後客はゼロでした。店員が3人詰めていましたので、たまたま切れ目だったのかもしれません。今回は、メンチそば400円を試してみました。メンチは正円形で、豚・鶏の合挽きでしょうか。つなぎが多くフワフワしたタイプです。わりと淡泊なのでメンチとして美味しいというものではありませんが、つゆの味がよく乗るので立ちそばには合っているのかもしれません。暖簾が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。

※2016/7、再食。ミニカレーセット500円を、温そばで試してみました。例によって、そばはかけではなくたぬきです。少しザラザラした舌触りの茹で麺で、つゆがよく乗って美味しいです。ミニカレーは、スパイシーな辛口でした。関東の立ちそばでは珍しいと思います。スパイスは胡椒が際立っている感じで、ますます関西の立ちそばに多いタイプのカレーに近い味わいです。

※2016/10、再食。まだまだ未食メニューがたくさん残っているこの店、今回はかつ丼セット580円を試してみました。麺は袋入り茹で麺でした。ということは、そば湯はわざわざ用意したものということになります。そうまでして提供する必要があるのか、ちょっと疑問を感じますが。かつ丼はミニ丼という感じではなく、フルボリュームです。「富士そば」では720円で販売されているかつ丼セットと同じくらいのボリューム感があるので、かなりお得です。
  トンカツは、形・大きさ・厚さ・衣の食感とも、富士そばのものとよく似ています。両者とも汎用のものではないと思いますが、たまたま似たものになっているのでしょうか。とじている玉子は、「ふわとろ」という感じではなく、比較的しっかり茹だっています。半熟ファンにとっては残念かもしれませんが、個人的には悪くないと思います。彩りに、ミツバの代わりに春菊の切れっ端を乗せています。あり合わせの食材で見た目に華を添えているのでしょうが、これは不要ですね。香りがあまり合いません。とっぱらった方がいいと思います。スープとお新香が付きます。君塚のセットメニューは、コスパが良いですね。ぜひ、すべてのメニューを試してみたいです。


※2016/12、再食。気が向いて、ラーメン350円を食べてみました。チープなラーメンとしては珍しい細めのストレート麺で、鶏がらスープのあっさり醤油味です。とりわけ美味いわけではありませんが、安全・安心な味。西新井駅の有名な立ち食いラーメンに通じるものがあります。具材は、チャーシュー・メンマ・ワカメ・ナルト。チャーシューが肉厚で、350円のラーメンとしては上々だと思います。
  ちょっと気になったのは、丼に「三十番」に加えて、電話番号が記載されていたこと。どこかで潰れた中華料理店から、丼を安く払下げて(あるいは、タダでもらった?)もらったものなのかもしれません。こういうところが、チェーン店にはあり得ない部分ですね。


※2017/1、再食。得撰そば420円を試しました。トッピング内容は、きつね・たぬき・ワカメ・温玉・焼き海苔。私はこのメニューの存在をもって、「君塚」とかつて池袋エキナカにあった「のとや」は関連性があるのではないかと考えていますが、トッピング内容は「のとや」の得撰そばとほぼ同じ(焼き海苔が乗る・乗らないだけの差)でした。やはり、関連性を予感させます。味覚的にもだいぶ近いし。「のとや」が閉店してしまった今となっては、直接聞く以外に確かめようがないですが。いずれ、公式に取材してみたいものです。
  ちなみに、「君塚」のワカメは、ハリハリしていてとても美味しいものでした。色も鮮やかで、かなり状態の良いものを使っているのだろうと想像できます。


※2017/2、再食。春菊天そば420円を実食。春菊は、刻まずに丸めて正円形に整えて揚げています。見た目には青々としていて衣が極薄に見えるのですが、実際には内部にたっぷりと衣が浸みています。「吉そば」の春菊天と、見た目には似ているけれど食べると全然違います。どちらが良いかということは明言しませんが、私は必ずしも「衣が薄い=良い」とは考えない人間です。むしろ、今回いただいた春菊天は、青臭さ・衣の旨味・つゆの乗り方のバランスがとれていて、とても好印象でした。

※2017/4、再食。季節限定でしょうか、天ぷらケース内にあった「あさり天」160円(店頭メニューでは記載確認できず)が気になり、「ちょっと高いな」と思いつつ試してみることにしました。あさり天は、通常のかき揚げの上に大粒のむき身アサリを5粒乗せたもの。「アサリだらけ」という感じではなかったですが、食べてみると結構アサリの存在感が強く感じられます。磯の香りが徐々に口の中全体に広まり、食べ終わる頃には口腔内全体が支配されます。これはこれで美味しいですね。
  今回は20:00頃の訪問で、先客3・後客5。若い女性のひとり客もあり、上々の入りという印象でした。

※2017/6、再食。マーボーセット510円を食べてみました。そばの方は、特に変わらず。むらめんの黒茹で麺で、私好みの味です。セットのマーボーライスは、好き嫌いがはっきり分かれそうな味覚でした。わりとサラサラした麻婆豆腐で、豆腐が大きめのカットになっています。そして、少し独特な臭気があります。よく言えば、熟成臭。悪く言えば、古くなって饐えた臭い。極端に言うと、納豆に近い臭いです。私は、納豆は好きですが、麻婆豆腐としてはあまり好みではありません。他にもっと美味しいメニューが揃っているので、たぶんもう注文しないと思います。
  今回は土曜の20時ごろの訪問で、先客3・後客2でした。特に賑わっているという感じではありませんが、先・後客ゼロということはほとんどない店です。


※2017/8、再食。まだ食べたことがないメニューをということで、ごぼう天そば410円に生卵60円を追加。ゴボウ天は、千切りをかき揚げ状にしてありました。ゴボウの主張は、さほど強くありません。九州のゴボウ天を食べ慣れている人にとっては、ちょっと物足りなく感じるでしょうか。野菜かき揚げを食べ慣れている人にとっては、親しみやすいかもしれません。生卵は、変な言い方をしますが、割れていないのに割れていました。もしかして、双子だったのかも。でも、割れてしまったときにはひとこと「ごめんね」と言ってほしいです。

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・高田馬場駅(東京・山手線8)  「いわもとQ」  実食日:2014/7

  JR早稲田口改札を出て左前方、さかえ通りに入って30秒、右側。繁華街の真っただ中にある。24時間営業しているのだが、夜になると同じビルに入っていると思われる風俗系の店の客引きが店の出入口をふさぐように立ち並び、ほぼ営業妨害のような状態になる。間口は狭いが奥に長い造りで、テーブル席が2人掛け×4と、立ち食いカウンターが5人分くらいある。が、立ち食いカウンターを使われてしまうと、商品の受け渡しが極端にしづらくなるくらいに、フロアの幅が狭い。
  麺は、香りもあって美味しい生麺。つゆは、出汁感もあり、甘さ・辛さのバランスもよく、味覚的には問題ないのだが、ちょっと濁っていたのが気になる。麺に由来する濁りだと思われるのだが、だとすると麺のすすぎ不足ということだろうか。済んだつゆを好む人には敬遠されるかもしれない。たぬきなし、きつねもなし、かき揚げ390円、月見340円など。天丼をはじめ、ご飯ものやセットメニューが充実している。卵かけごはんとそばがセットになったTKGセット440円のCPがよい。また、神保町にもあった各種ちび天(50円)は、追加トッピングに好適。朝6〜10時限定の朝そば290円にもお得感がある。そば湯フリー。


※値上げしていました。現在、かき揚げ430円、きつね430円、朝そば330円です。TKGセットと各種ちび天は、終了しています。メニューは、直近で訪問した神保町店と完全一致です。玉子1個と揚げ玉1杯無料のサービスあり(値−1点、付−1点。2016/2、確認)。

※2016/7、再食。深夜3時に再食シリーズです(厳密には2:45)。先客1・後客2。それほど入っている印象ではありませんが、すぐ近くにある松屋が客0だったことを考えれば、健闘している方でしょうか。先客はホスト風、後客はチーマー風。いやぁ、さかえ通りらしいですな。
  ミニかき揚げ丼セット580円を、もりで実食。もりそばは、小麦感があまりなく食感的には好み。ただ、そばの香りはそれほど感じませんでした。池袋店ではもりそばの盛りつけがとても綺麗だったのですが、今回は並。バイト級の対応。かき揚げは、完全注文後揚げ。大判で、厚い。サクサク感は秀逸ですが、具材感はやや乏しいです。そして、油がやや酸化気味で甘だるかったのが残念でした。具材感がなくてこの油具合だと、ほとんど油の味しかしなくなってしまいます。もう少しタマネギを大きくカットしてはどうかと思いました。
  メニュー・値段等に大きな変化はありません。玉子1個+天かす(スプーン1杯)無料サービスも継続しています。そば湯は大きなジャーに入っていて、フリーです。店内手狭ですが、頭上に網棚があるので荷物があってもそんなに窮屈にはなりません。ただし、身長180p以上の方は頭上に注意。勢いよく立ちあがると、網棚が頭頂部にクリティカルヒットしますので(しました)。


※微細な変化ですが、高看板が撤去されて提灯が2つになりました(写真は左:旧、右:現)。メニューもいろいろ変わっていました。たぬきが復活しています(350円)。存続しているメニューも、ものによって値段が上がったり下がったりしています。かき揚げ丼セット580→550円をはじめ、セットメニューは全体的に値下げし、麺単はかき揚げ430→450円など全体的に値上げしています。朝そばは、「朝のきつねたぬき」「朝の温玉たぬき」の2種になり、各350円です(2017/8、確認)。

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・トゥトゥバン駅(海外・フィリピン)  「富士そば」  実食日:2016/11

  フィリピン国鉄のトゥトゥバン駅、高架鉄道1号線のドロテオ・ホセ駅、そして高架鉄道2号線のレクト駅。いずれも徒歩10分弱かなという場所にある。ひとまず当サイトでは、川を渡らずにアクセスできるトゥトゥバン駅を最寄りとみなす。店舗名は「ラッキー・チャイナタウンモール店」で、同名のショッピングモール内(2階)にある。周辺はいわゆるダウンタウンで、あまり治安がよくないと言われている地域。トゥトゥバン駅方面にはスラム街が広がっているし、ドロテオ・ホセ駅やレクト駅方面は拳銃を使ったホールドアップ強盗などが多いとされる地域。フィリピンに詳しい人にも「歩いて行くのはやめた方がいいよ」と忠告されていた。それでも歩いて行ったのだけれど、ダウンタウンには路上生活者が多く、むせ返るような埃臭さのある街で、道路も歩道も狭くて混雑が激しいので、なんとなく治安があまりよくなさそうだなという雰囲気は感じた。ただ、ショッピングモール内は綺麗で清潔な安全地帯だ。店舗は、フィリピンの6店舗中唯一、間口が完全開放になっている。間仕切りがない店舗はほかにもあるけれど、開口部に一切壁がないのはここだけ。店内だけでなく、表(モール内通路に露出)にもテーブル席がたくさん出されている。ボニファシオ・ハイストリート店の露天席はハエがうるさくてたまらなかったが、こちらは屋内なので衛生面に問題なし。
  ここでは、そばではなくご飯ものをいただいたので、評点については暫定的に「フィリピン店舗の平均」を基本にしつつ、実食したえび天丼(230ペソ)やフリーで置いてある天かすなどから類推してつけている。えび天丼(230ペソ)の具材は、大ぶりなエビ天が3尾と、大葉(のような葉っぱ。妙に丸っこい。フィリピン産の大葉だろうか)の天ぷらが1枚。なかなか豪勢な一杯で、これがきつねそばと同額というのはかなりお得感がある。察するに、そば粉は日本から持ち込んでいるが、ご飯やエビなどはフィリピン産を使用しているため、ご飯ものの方が割安に提供できるのだろう。味覚的にも悪くない。エビ(ブラックタイガーだろうか)自体がプリプリ食感で美味しい。衣にちょっと違和感があったけれど。日本の天ぷらのようなきめの細かさがなく、ゴツゴツしている。揚げながら衣をどんどん足しているような感じ。でも、基本的に美味しい。いけないのは、ご飯の方だ。フィリピンの米が全体的に乾燥肌でモチモチ感がないということは分かっているし、それだけならまだよかったのだけれど、今回出てきた米は半分おかゆのようにベチャベチャだった。明らかに、水加減を間違えている。食べているそばから店員が「味は大丈夫ですか?」と聞いてくるあたり、おそらく失敗した自覚があるんだろうと思う。これはちょっといただけなかった。タレは、デフォルトでかかっているだけでなく、小皿で別途ついてくる。客が好みの味に調整できるようになっているわけだ。それはありがたいのだけれど、このタレが妙に甘く、辛い。なんか、いろいろと極端なんだよね。もうちょっと「塩梅」というものを勉強した方がいいのかなと感じた。エビ自体が美味しいだけに、ちょっと勿体ない。天かすフリーのサービスあり。揚げ具合は、悪くない。ほどよくきつね色で、香ばしさもある。
  続いて、フィリピンにしかないドリンクメニュー「フレッシュ・ダランダンジュース」(80ペソ)を注文。ダランダンとは、フィリピンの国民的柑橘類。青い色をしていて、すだちのように小さい。だけど、淡くて大味。濃縮還元ではない手搾りの100%ジュースなのに、麦茶のようにゴクゴク飲める。これは、果物として食べるよりもジュースにした方が美味しいだろうと思った。ブコジュースほどのインパクトはないが、実用的に飲むのならこちらの方がオススメだ。


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・小川町駅(東京・地下鉄12)  「ゆで太郎」  実食日:2012/3



  B7出口を出て直進2分。店舗名は「錦町店」。テーブル席、椅子付きカウンター、立ち食いカウンターと揃っていて、合計25人ほど収容可能。
  この店舗は、「ゆで太郎」の中でも特に細い麺を使っているように感じた。ほとんど素麺のようだ。麺に香りがあまりないだけに、なおのこと素麺のように感じる。歯ごたえは幾分強いが。つゆやトッピングに店舗の特徴はない。丼がやや小さいようにも感じたが、ボリュームが少ないということはなさそうだ。たぬき330円(ワカメ、キツネ入り)。そば湯ポットあり、タカノツメあり。箸はエコ箸。朝11まで限定の「朝ごはん」が3種あり、いずれもお得感抜群(各340円)。たまたまかもしれないが、カレーに肉がたくさん入っていたのが好印象だった。また、朝11時まで限定で揚げ玉フリーのサービスもある。


※看板が変わっていました(写真は左から2枚目)。たぬきというメニューは消滅し、かけ320円に揚げ玉が入る設定になっていました。実質値上げです。初食時にはたぬきそばにきつねが入りましたが、この対応は終了していると思われます。朝ごはんは、定食系2種各360円+朝そば2種各330円になっています(2015/5、確認)。

※2017/4、再食。注文後茹での麺は、やっぱり細打ちタイプでした。かつて私が「都心型」と呼んでいたものです。私はどちらかというと少し太めの角麺(かつて「京浜型」と呼んでいたもの)の方が好きなのですが、なかなか出会えなくなっていますね。茹で時間が短くできるから、オペレーション的にやりやすいのでしょうか。たぬきというメニューが消滅した代わりに、天かすが常時フリーで置いてあります。店舗限定は特になさそう。お得感があるのは、朝メニューと、平日11〜16時限定で注文できる「日替わり 得ランチ」。内容が日替わりなので、曜日によってお得感に少々差が出ます。「かつ丼セット」に当たればラッキーでしょう。今回は訪問が16:30頃だったので、得ランチは注文できず。実食は、かき揚げ丼セット550円。かき揚げは、パリパリ食感で衣に花が咲いたタイプ。「西五反田2丁目店型」です。箸で崩しにくいというデメリットがありますが、味覚的・食感的には好み。受渡口にタカノツメあり。そば湯ポット各席にあり。ワサビは個包装タイプです。外観的には、暖簾が廃されていました(写真は右端が最新)。
※誤掲載(重複)があったため、再食記事として書き替えました。「神田司町店」と勘違いした模様です。

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・小川町駅(東京・地下鉄12)  「ゆで太郎」  実食日:2017/4

  B7出口を出て直進2分。店舗名は「錦町店」で、今年3月オープンの新店。この小川町界隈はチェーン店の開・閉店のサイクルが早いので、あまり「新店舗」という響きがピンとこないのは私だけだろうか。昔からあったような錯覚がするというか。かつてこのすぐ近くに「小諸そば 錦町店」があったので、なおのことそう感じるのかもしれない。比較的小型の店舗で、客席はテーブル席4人×2・椅子付きカウンター5・立ち食いカウンター8人分くらい。平日16:30くらいの訪問で、先客4・後客3。スーツリーマンが中心ではあるが、買い物帰りらしきおばちゃんの姿もあった。
  麺は、注文後に茹でていた。細打ちタイプで、歯ごたえはあまり強くない。最近、ゆで太郎ではこのタイプの細麺(断面がやや長方形)に当たることが多いような気がする。かつて私が「都心型」と呼んでいたものだ。私はどちらかというと少し太めの角麺(かつて「京浜型」と呼んでいたもの)の方が好きなのだが、なかなか出会えなくなっている。茹で時間が短くできるから、オペレーション的にやりやすいのだろうか。つゆはゆで太郎スタンダードで特記事項なし。たぬきというメニューはなく、天かすが常時フリーで置いてある。大半の店舗で、かけに自動で天かすが入るパターンから、最近このスタイルに変わっている。個人的にはとてもありがたい。店舗限定は特になさそう。お得感があるのは、朝メニューと、平日11〜16時限定で注文できる「日替わり 得ランチ」。内容が日替わりなのでね、曜日によってお得感に少々差が出る。「かつ丼セット」に当たればラッキーだろう。今回は訪問が16:30頃だったので、得ランチは注文できず。実食は、かき揚げ丼セット550円。かき揚げは、パリパリ食感で衣に花が咲いたタイプ。「西五反田2丁目店型」だ。箸で崩しにくいというデメリットがあるが、味覚的・食感的には好み。受渡口にタカノツメあり。そば湯ポット各席にあり。ワサビは個包装タイプ。箸はエコ箸。


※誤掲載(重複)のため削除し、必要な要素だけ抜粋して前食記事に追記しました。「神田司町店」と勘違いした模様です(2017/9、処理)。

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・虎ノ門駅(東京・地下鉄1)  「富士そば」  実食日:2003/7

  9番出口を出て、直進30秒。JR駅にしかないと思っていた「富士そば」が、こんなところにもあった。しかし、このチェーンは独立採算なのか、味も値段も店舗によってかなり差がある。ここの「富士そば」は同系他店に比べて味が濃く、値段が高い。それから、たぬきを入れすぎ。完全に汁を吸いきってしまう。過ぎたるは及ばざるが如し。たぬき360円。なお、本来はカレーライス(430円)用だが、福神漬けが食べ放題になっている。


※閉店していました。すぐ近くに新たに「富士そば」がオープンしていますが、店舗名が異なる(掲載店:虎ノ門店、オープン店:愛宕通り店)ので、「移転」ではなく別店として扱います(2009/6、確認)。

※ちょっと複雑なので、整理しながら。かつて9番出口近くの外堀通り沿いに「富士そば虎ノ門店」があり、少し東の西新橋一丁目交差点近くに「梅もと」がありました。このうち「富士そば虎ノ門店」が閉店し、愛宕通り沿いに事実上移転する形で「愛宕通り店」がオープン。そしてこのほど、「梅もと」が閉店したのを契機に、「富士そば愛宕通り店」が閉店し、事実上移転する形で「梅もと」の跡地に「富士そば虎ノ門店」が復活。最終的に、この店舗が残る形になりました(写真は移転後)。ややこしいですね。
  今回は入店していないので席配置等未確認ですが、間口が狭くて奥に長い造りです。変わったメニューとしては、牛肉おろしそば490円があります。ミニ牛丼セット550円を扱う店舗ならではのメニューですね。また、期間限定ではありますが、うな重1080円を扱っていました。一部店舗で扱っている「うな丼」とは別物で、ちゃんと重箱を使っているようです。土用の丑の日に合わせた限定メニュー(7/25・8/6の2日間のみ提供)で、1日20食限定。幻のメニューと言えるかもしれません。なお、たぬきは390円。9番出口付近にあった時代よりも、ちょっと値上げしています(2017/8、確認)。


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・虎ノ門駅(東京・地下鉄1)  「梅もと」  実食日:2009/6

  9番出口を出て直進30秒、西新橋1丁目交差点の手前。間口は狭いが奥に長く、椅子付きカウンターが20近くある。
  この店では、生麺を使用している(茹で置き)。「梅もと」の生麺は、田町に次いで2軒目の実食だ。歯ごたえは、確かに茹で麺店舗よりもしっかりしていて良い。ただ、舌触りは滑らかすぎて、個人的にはちょっと物足りない。「梅もと」の茹で麺の舌触りが比較的私の好みに合っているだけに、残念に感じた。風味も、さほど強くないようだ。つゆと具(たぬき)は、茹で麺店舗と同じものを使用していると思われる。値段は、茹で麺店舗よりも高く設定していて、たぬき350円。田町よりも10円安いのは、サービストッピングの差だろうか。こういう、チェーン店の店舗間の違いは、個人的には歓迎。ただ、あくまでも私見だが、もしも「梅もと」の生麺店舗と茹で麺店舗が隣り合って並んでいたら、私は茹で麺店舗に入ると思う。サービス面での加点材料は、そば湯ポット常設&月・水・金麺大盛り無料。もう一工夫ほしい点としては、内装に清潔感があるのは良いと思うのだが、装飾品や貼り紙の類が少なく、ずいぶんと殺風景に感じること。混雑時間帯なら活気が中和してくれるけれど、閑散時間帯に一人でそばをすすっていると、なんだか涙が溢れてきそうだ。このチェーンの数店舗で見られる額入りの「江戸切り子」展示とか、あるいはそば湯ポットが一番奥の目立たないところにあって気づかずに立ち去ってしまう人が多そうな感じなので、「そば湯あります!」の貼り紙でも張るとか、生麺「梅もと」の認知度はあまり高くないと思うので、生麺に関するウンチク書きの貼り紙でも張る(これは店の外にもあった方がいいと思う)とか、方法はいくらでもある。あまりにも殺風景すぎるので、かえって落ち着かない。


※値上げしていました。現在、たぬき370円です。「梅もと」特有の変わりメニュー・薬膳天は390円です。全体的にやや高めな設定になっている中、そば大盛り30円というのがずいぶんと良心的に感じます(値−1点。2015/11、確認)。

※閉店していました。跡地は、「富士そば虎ノ門店」になっています(2017/8、確認)。

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・虎ノ門駅(東京・地下鉄1)  「富士そば」  実食日:2011/10

  1番出口を出て直進1分、西新橋一丁目交差点を渡らずに右折して20秒。店舗名は「愛宕通り店」。7つ上に記載している「富士そば」(虎ノ門店)が移転しただけかと思ったが、店舗名が異なるので別店として扱う。客席配置は、「富士そば」にありがちな曲線を多用した椅子付きカウンターのみで、30席弱。
  麺は茹で置きで、茹で置き時間が長いのかそもそも茹でオーバーなのか、ちょっと歯ごたえが柔らかくなっていた。ジャストな茹で加減だったら結構美味そうな麺だっただけに、少し残念。つゆには特記事項なし。たぬき340円。朝6〜11時に限り、お得な「朝そば」がある。きつね+温泉玉子+ワカメのトッピングで、300円。そば湯ポットあり。


※値上げしていました。現在、たぬき370円です。朝そばは310円で、設定時間が5〜10時に変更されています。また、15〜18時に同じ内容で「夕そば」として販売されています。さらに、同時間設定で朝・夕セット390円の設定もあり、内容はかけorもり+ミニ玉子丼です。24時間営業しています(値−1点、付+1点。2015/7、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。鴨せいろ・肉せいろ各460円という設定があります。鴨せいろは何店舗かで見かけていますが、肉せいろは他にあったかどうか。とろろせいろ420円もあります。この店舗は、せいろ系のメニューに力を入れているようです(2016/2、確認)。

※閉店していました。同時に、外堀通り沿いに「虎ノ門店」がオープンしているので、事実上の移転です。ただ、店舗名が異なるので別店(虎ノ門店の復活)として扱います(2017/8、確認)。

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・内幸町駅(東京・地下鉄11)  「さだはる」  実食日:2017/8

  だいぶ前から存在は知っていたのだが、値段が高めなので保留にしていた店。十割そば使用とのことで、特例を適用して掲載することにした。A3出口を出て直進3分。ふたつ目の信号を越えてすぐの路地を右に入り1分、左側。店内手狭で、立ち食いカウンターのみ。なんだかんだと席を増設して、10人くらいは入れるようになっている。テイクアウト窓口のような開口部(写真右端)があるが、どうも機能していない様子。ピークを過ぎたであろう平日13:30頃の訪問だったのに、スーツリーマンでほぼ満席。かなり人気の高い店だ。表にスツールがたくさん積み揚げられていたのは、夜(一杯飲み屋になる)用なのか、それとも空いているときには昼間も使えるのだろうか。
  麺は太麺仕立てで、細うどんほどある。平麺だがわりと厚みもあるので、ズッシリした食べごたえ。コシがあるという感じではなく、均質系で素朴な歯ごたえだ。押出十割だともっと薄い平麺になることが多く、これだけ歯ごたえを楽しめる店はあまりないので、美味いし新鮮に感じる。つゆは、口当たりは本鰹。酸味が出ているがえぐみはない。ガツンとくるのに上品で、洗練された味わい。飲み進めていくと、宗田だろうか、コクのある旨味が追いかけてくる。完飲派の私としては、ちょっと塩気が強いのが気になるところではあるが、量が少なめなのが幸いしているか。たぬきというメニューはなく、天かすはフリー。ネギ・ワカメ・大根おろしもフリーで、卵(生or温玉)も1つサービス。だから、かけ400円でも実質的には「わかめおろしたぬき玉子そば」にすることができる。そう考えれば、平均的な立ちそばと比べても決して高くない。
  実食は、かき揚げそば530円。別盛りで提供されるかき揚げは、高さがない代わりにとても大きい。直径が20cmくらいあるだろうか。揚げたてで、サクサクとザクザクの中間くらいの食感。そばつゆに浸して食べるのにちょうどよい固さだ。タマネギもホクホクしているし、とても美味しい。具材は大半がタマネギだが、ニンジン・エビ・イカ入りで食感や香りにコントラストもある。高さがないから揚げムラにならず、油も切れやすい。それでも揚げたてだから、それなりに油ギッシュではある。それなのに全然胸が焼けないのは、油の鮮度がよいためだろう。流行りに流されて、大きいばかりで揚げムラだらけ、酸化した油が切れずにヘビー胸焼けコースの3Dかき揚げを出している店は、ぜひこの店を見習ってほしいと思う。そば湯ポットあり。白濁が濃く、半ば糊のようにドロッとしている。飲んでみると、想像どおりに香り濃厚だった。
  メニューのラインナップは、平均系な立ち食いそば店とはだいぶ異なる。きつねとか山菜とか、ベーシックなメニューが全然なく、山かけ納豆510円とか南蛮豚620円とか漁師(めかぶ+ばら海苔+とろろ昆布)560円とか、変わったメニューを多く揃えている。麺単は量が少なめなだけに、個人的には1食まかなうためにはセットメニューを推奨。カレーセット550円あたりは、麺単に比べてかなりお得感がある。麺単で済ませたいなら、ランチよりもちょっと小腹を満たすような間食感覚で利用するのがいいだろう。だからこそ、中途半端な時間帯でも混雑していたのかもしれない。


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