大阪・大阪環状線2
(天王寺〜鶴橋〜天満)

現在、21軒掲載(うち3軒は、閉店確認済)
★天王寺駅(JR大阪環状線・関西本線・阪和線、阪堺軌道上町線(天王寺駅前駅)、大阪市営地下鉄御堂筋線・谷町線))

「天王寺うどん」  実食日:1995/8

  これも記憶が古いが、立地ははっきり覚えている。JR阪和線のホーム上にあった。店の雰囲気もおぼろげながらに覚えていて、和風の格子戸に紺の暖簾だったと思う。ここもとにかく値段が安く、とろろそば(山かけでなく、昆布のほう)が230円だったという記録が残っている。関東では、かけそばも230円では厳しい。


※店名&所在を確認しました(2005/8。再食せず)。JR阪和線櫛形ホームの付け根(1ホーム寄り)にあります。値段は、たぬき270円でした。

※値上げしていました。現在、かけ230円、わかめ・こんぶ・玉子280円、きつね320円です。天ぷらはエビ天で360円。それとは別にかきあげ360円もあります。セットメニューはコンコースの店舗と異なるラインナップで、朝定食(かけそば+おにぎり+小鉢で280円)など、かなりお得に感じるものもあります(付+1点。2014/8、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値段が上がり、現在はかけ230円、月見300円、きざみ310円、きつね320円、かきあげ360円、天380円といったラインナップです。天はエビ天一尾です。一部メニューに「麺屋」臭を感じます(運営会社は現在「麺家」の傘下に入っている)が、味はオリジナルのままと思われます(値−1点。2014/11、確認)。

4 3 3 3 3 4 20
「天王寺うどん」  実食日:2008/8

  JR東口改札内コンコース、14番ホームへ降りる階段の上。店内に広くスペースをとっているが、食べる席(カウンター)は壁際のみ。カウンターと厨房の間に大きなデッドスペースができてしまっている。混雑時には、手持ち食いする人が続出しそうだ。オーダーのシステムは、関西の駅そば店でよく見受けられる有人レジでの先払い制。代金と引き替えに感熱紙の食券をもらい、これを商品と引き換える。
  麺は、ややモサモサした食感。つゆは刺激の少ないスッキリ系。それほど印象に残る味ではないけれど、総じて出来は悪くない。食券販売機を導入せず、レジで人件費がかかっている(レジの人はレジ専門の様子)にもかかわらず、値段はかなり安い。かけ190円、わかめ240円など、300円割れのメニューが大半を占める。変わりメニューにはヘルシーそばというのがある(290円)が、内容は梅干し+わかめ。特殊なトッピングがされるわけではない。


※2009/11、再食。値上げしていました。現在は、かけ210円、わかめ260円です。相変わらず300円以内のメニューが中心ですが、ヘルシーそばは取扱終了したようです(付−1点)。

※2013/8、再食。値段が上がっています。現在は、かけ230円です。玉子やわかめなどはまだ300円以内で食べられますが、あまり激安という感じはなくなってしまいました(値−1点)。ご飯ものとのセットメニューが豊富で、ちらし寿司セット(500円)のちらし寿司は、寿司桶に入って出てきます。かつての大阪駅「潮屋」の寿司セットを彷彿とさせます(付+1点)。

※2014/11、再食。改装していました(写真は左:旧、右:現)。鶏天450円が登場していたので、一瞬「麺家化か?」と思いました(2013年に運営会社が「麺家」の傘下に入っている)が、味は変わっていません。実食した天390円は、大海老天一尾です。値段は、基本的に据え置きです。きつね320円のほかに、プレミアムきつね450円があります。一度試してみたい響きです。ちらし寿司セットは終了していました。寿司定食450円は、ちらし寿司ではなく巻き寿司といなり寿司がセットになります。牛丼セットや天丼B定食(各500円)あたりはかなり割安に感じる設定です。なお、数年前からですが、食券制になっています。また、改装後には看板上部に「おいでやす天王寺うどん」と表示されましたが、「おいでやす」は「いらっしゃいませ」の表記と同じと見なし、店名変更とは考えないことにします(値-1点、付+1点)。

3 3 3 3 3 2 17
「南海そば」  実食日:2009/11

  JR南口(改札ではなく、駅の出口)を入って左すぐ。駅前の国道を渡る歩道橋のたもとで、人の流れが途絶えない場所にある。人が多く行き交うのでいい場所なのかなと思うが、いざ店に出入りするときにはこの人波がかなり邪魔になる。店内は、L字型立ち食いカウンターのみ。さほど広くはないが、客の回転効率が非常に良い印象。椅子席を置かない戦略が的中しているように見える。
  この店の麺は、やや太めの茹で麺。味覚的な特徴は乏しいが、関西風のつゆにはわりとよく合う麺だと思う。出汁は強めで、どんな食材から出汁をとっているのかが気になるような、複雑な風味。かけ230円、スタンダードな具一品系は290円均一。天のほかに「かきあげ」があるが、天の方が高い設定なので、「かきあげ=具なしインスタント、天=具材たっぷり」だと思われる。一般的な店の表記とは逆になっているので注意。あるいは、「天=えび天」かもしれない。変わりメニューに、スペシャルそば400円があるが、詳細は未確認。


※値上げしていました。現在、かけ240円、具一品系は300円〜です。スペシャルそばは480円まで一気に上がっているので、内容が変わった可能性があります(値−1点。2014/10、確認)。

3 3 3 3 3 1 16
「都そば」  実食日:2013/2

  地下鉄の8番出口を出てすぐ。古いタイプの看板を掲げる「都そば」。壁側を向いた椅子付きカウンターと、厨房に面したL字型立ち食いカウンターがある。フロアが割と広いので、ガランとした印象。テーブル席を入れられるのではないかと思うのだが、増席が必要なほどには利用者が多くないのだろうか。
  麺は茹で麺で、あまり味がない。しかし、関西風のつゆと味のない茹で麺は、意外に相性が良い。つゆも、「都そば」にありがちな妙な酸味がほとんどなく、悪くなかった。これといってパンチのある味覚ではないのだが、少なくとも不味くはなかった。かけ220円、具一品系は290円のメニューが多い。実食したのは、紅しょうが天そば320円。大阪ではポピュラーなメニューだ。「都そば」の紅しょうが天は、少量の紅ショウガを衣で膨らませているタイプ。だから、色も意外に赤くない。真っ赤な紅ショウガ天を求めて来る人には不満が残りそうだが、個人的にはこのくらいがちょうどよいと思う。

3 3 4 3 3 1 17
★寺田町駅(JR大阪環状線)
「駅前うどん」  実食日:2011/1

  駅を出て正面の大通りを渡り、ガード右(東)側の路地に入ってすぐ右側。暖簾に「寺田町店」と記載されているが、チェーン店なのだろうか。言われてみれば、大阪では「駅前」を標榜する店を数軒確認している。ただ、内容等から同一チェーンであるとは考えづらい。座席は椅子付きカウンターのみで、厨房に向いたL字型のものと、厨房に背を向けた壁際の席がある。
  柔らかい茹で麺は、ほとんど味がない。つゆも、極めて薄味。全体的に薄味で統一されている印象。しかし、それでも不思議と物足りなさを感じない。これぞ、関西マジック。かけ220円、種物は270円から。関西ではスタンダードな具一品系を均一料金に設定する店が多いが、この店はメニューごとに細かく値段が異なっている。実食した月見そばにはおぼろ昆布と揚げ玉、それに芸術的に薄くスライスされた焼きカマボコがサービストッピングされていた。これで270円は嬉しい。

3 3 4 3 3 1 17
★桃谷駅(JR大阪環状線)
「麺家」  実食日:2008/8

  改札脇にあり、改札外側からのみ食べられる店。立地的には内外両側に窓口を作れそうだが、この駅は単路線駅で、ほぼ「駅ユーザー=改札を出入りする人」の方程式が成立しそうだから、改札内外両側に窓口を設ける必要性はなさそうだ。関西のJR沿線では最強のチェーン店で、モダンで落ち着いた構えが特徴的。「昭和」イメージの駅そば店が多い関西にあって、このチェーンは「現代駅そば」という感じがする。
  麺は、ネットリと歯に絡みつくタイプ。冷凍麺を思わせるが、厨房を覗き見た限りでは茹で麺のようだ。カマボコが入り、天かすが無料で入れ放題。ネギが斜めにカットしてあるのもこのチェーンの特徴。かけ280円、かき揚げ350円、エビ天430円など。


4 3 3 5 5 2 22
★鶴橋駅(JR大阪環状線、近鉄大阪線、大阪市営地下鉄千日前線)
「浪速そば」  実食日:2006/8



  JR内回りホーム中程、改札脇KIOSKのさらに隣。食券には「浪速うどん」と記されているのだが、看板にでかでかと「浪速そば」と書かれているので、こちらを店名と解釈する。
  ここの麺は、関東の「小竹林」を思わせる食感・味だった。すなわち細く、黒っぽく、コシはあるもののあまり香らないタイプ。冷凍だろうか。嬉しいのは、たぬきフリーのサービス。やたら大きなタッパーに入れて、受け渡し口付近に置いてある。こんなにたくさん出して、全部掃けるのだろうかと心配になるところだが、他の客を見回すと皆山盛り入れていた。大阪「シオヤ」にもやたらたくさん置いてあったが、なるほど、たくさん出しておかないとすぐになくなってしまうのだろう。補充するのも手間のうちだから、最初からたくさん出しておこうというわけだ。細かいところにツッコミを入れるとするなら、店頭の品書きに「食券をお買い求めください」と書かれているのだが、その下にハングル表記があったことか。韓国人が多いエリアなのかな。それにしては、各メニューにはハングル表記が見当たらなかった。う〜む、これで分かるのだろうか。かけ200円、きざみ・月見・きつね250円。ねぎそば250円という、意外と扱う店が少ないメニューがある。


※値上げ(かけ200→220円、きざみ・月見・ねぎ250→280円。きつね250→290円。値−1点)していました(2009/8、確認)。

※2013/8、再食。暖簾が青に変わって、外観の印象が大きく変わりました(写真は左:旧、右:現)。味覚・価格に変化はありません。コリアンタウンがある街らしく、大阪鶴橋冷麺(390円)が登場していました。早速試してみましたが、金属製の器で供され、雰囲気があります。トッピングは、肉・キムチ・キュウリの千切り・茹で卵(半分)。カウンター上に酢が置いてあるので、お好みで。

※一部メニューの値段が上がっていました。据え置きなのは、かけ・きつねなどで、きざみ・月見・ねぎは290円になっています。具一品系の値段を揃えたということでしょうか。スタミナ470円のほかに、超スタミナ520円というメニューもあります。「スタミナ+ごはん」のような気がしますが……(2014/11、確認)。

※暖簾が変わっていました(写真は右端が最新)。というか、元に戻ったようです。ともに8月の訪問で赤→青に変わっていたので、季節変動ではないと思われます。どういう方針で変えているのか、よく分かりません。値段等、変わっていません(2015/12、確認)。

3 3 4 3 4 2 19
「うどん亭」  実食日:2007/1

  近鉄改札内コンコース、JR連絡改札を入って右前。店内は広々としているのだが、テーブル席は端の方に寄せられていて中央には空きスペースが目立つ。もう少しカウンターや座席の配置を工夫すれば集客率も上がるのではないかと思うのだが。
  この店の麺は、妙にツルツルしている。啜り込んだときに何の抵抗もなく喉の奥まで流れていってしまう感じ。一言で言うなら、「摩擦ゼロの麺」。噛むと普通なのだが、舌触りがちょっと異様だ。つゆはやや薄め。たぬきが受け渡し口に置いてあってフリーになっているが、「レンゲ2杯まで」との注意書きがある。やたらたくさん入れて残す人が多かったのだろうか。主なメニューの値段は、かけ200円、きつね300円、えび天380円、肉400円など。


※閉店(「鶴橋庵」化)していました(2009/8、確認)。

3 3 3 4 4 1 18
「鶴橋庵」  実食日:2009/8

  近鉄改札内、JRとの乗り換え改札のあるコンコース。上記「うどん亭」の跡地。正確に言うと、そば・うどんの「鶴橋庵」とラーメンの「楽らく」が一体化した店舗が、「うどん亭」の跡地にオープンしている。客席は両店共通で、テーブル席・カウンターとも、豊富な椅子席が用意されている。ミシン目が入っていて半券を切り取れるタイプの食券を使っていて、ちゃんと半券を受け渡し時に収受するシステムを採用している。
  麺は、大和西大寺「二条庵」と似ている印象。「鶴橋庵」の方が歯ごたえが強かったが、これは湯通し加減の問題かもしれない。つゆは、いろいろな食材から出汁をとっていそうな、複雑な味覚。塩気はあまり強くない。たぬきは「ハイカラ」というメニュー名で、250円。かけ220円、具一品系メニューは300円のものが多く、値段構成も大和西大寺「二条庵」と似通っている。ハイカラ+おにぎり1個のAセット300円、ハイカラ+おにぎり2個のBセット400円にお得感あり。また、時間帯によってサービスを設定していて、朝9時まではかけ200円+揚げ玉フリー(「うどん亭」時代には常時揚げ玉フリーだったが、現在は朝限定になっている、ということ)。午後4時以降には生ビール+枝豆+つまみ2種で500円。


※2013/8、再食。値段等、変更ありません。関西らしいメニューの「柚子香る卵とじそば」を試しました。近鉄八尾「河内うどん」の卵とじに比べて、卵は固茹でです。柚子皮が少々入っているのですが、「香る」と言うにはちょっと少ないかと。たまにしか香りません。倍くらい入れた方がいいかなと感じました。350円です。

※2014/10、再食。かけは220円で据え置きですが、種物は少々上がり、具一品系は320円がベースになっています。また、「かき揚げ」は「桜えびかき揚げ」というメニュー名に変更されています(350円)。種物においても、カレーそばやかすそばは450円で据え置かれています。個人的には、ほろよいセット(500円)がワンコインで据え置かれたのがありがたいです。夜行バスに乗る前にここで一杯ひっかけておくと、バスの中でよく眠れるんです(値−1点)。

4 3 3 4 4 2 20
「都そば」  実食日:2012/3

  JRの中央改札を出て直進、千日前通を渡らずに右へ1分。古いタイプの看板を掲げる「都そば」だ。店内は割と広く、4人掛けテーブル×4と、立ち食いカウンター。
  味覚的には、これといった特徴はない。このチェーンにありがちな妙な酸味も、特に感じなかった。店舗のよるのか、タイミングによるのか。かけ220円、天290円など。変わりメニューに、「都スペシャル」というのがある(430円)。ただし、トッピング内容は天+きつね+玉子と、平凡。このチェーンは、変わったトッピングを乗せると値段が跳ね上がる傾向があるので、オーソドックスな具一品系メニューを注文した方がコストパフォーマンスが良い。290円シリーズからチョイスするのがいいだろう。


※改装していました(写真は左:旧、右:現)。色使いが似ているのでパッと見には気付かないかもしれませんが、セマルの看板ではなくなっています。値上げして、現在はかけ240円、天310円、都スペシャル450円になっています(値−1点。2015/12、確認)。

3 3 3 3 3 1 16
「西口うどん」  実食日:2015/12

  JR西口改札を出て右すぐ。近鉄の西口改札からでもすぐの場所。コリアンタウンの入口に立地し、すごくディープな雰囲気のある店。間口が広く、暖簾が目隠しにはなっているものの間仕切りがないので、とても開放的に見える。立ち食いカウンターのみで、キャパは12人くらいだろうか。
  麺はツルツル食感の茹で麺で、あまり味がない。つゆは、とげとげしさのない昆布出汁。まぁまぁ悪くないけど、少しモヤッとした印象も受ける。昆布出汁のつゆは、塩加減が狂うとモヤリ感が出やすい。もう少し醤油を多めに注した方が美味しくなりそうな気がする。かけ220円、天320円。実食は、天。天は、芝エビ程度の大きさの海老が衣をたっぷりまとったもの。見た目には、アジ天のような三角形をしている。ドンベタイプなのだが、この手の天ぷらにしては比較的油が強く、つゆに浸してもカリカリ感が残る。
  総じての印象は、ホームにある「浪速そば」に近しい。味だけでなく、メニューや値段も共通しているので、まず同系とみて間違いないだろう。わざわざ店名を変えているのがちょっと気になる部分ではあるが。
  揚げ玉フリーのサービスあり。20代と思しき清楚な女性がかけうどんを注文して、揚げ玉を山盛り入れて食べていた。振り出し容器を、10回以上振っていたように思う。こういうのは、関東ではなかなかお目にかかれない光景だ。また、訪問時には先客2と空いていた。私が食べている間に先客は2人とも食べ終え、退店。それから後客がひとり入ってきたのだが、ガラガラに空いているのに、わざわざ私のすぐ隣に陣取った。「肘がぶつかるよ!」と言いたくなるくらいに、近く。これも、「大阪あるある」だろう。関東、というか大阪以外では、もう少し先客と距離をとりたがるものだと思う。大阪には、意外と寂しがり屋さんが多いのだろうか。


3 3 3 2 4 3 18
★玉造駅(JR大阪環状線、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線)
「麺倶楽部」  実食日:2010/8

  オープンして間もない新店。場所は、改札を出て直進、マクドナルドの先。規模がかなり大きく、間口は狭いが奥にテーブル席がたくさんあり、合計30人近く収容可能。
  この店は讃岐うどんスタイルのシステムを採用している。どうやら、「麺家」系列の駅そば店のうち、「麺倶楽部」という店名の店舗はこのシステムになっている様子だ。入店するとすぐにタッチパネル式のメニューがあり、まずここでベースメニューを選択、食券を取る(この時点ではまだ精算しない)。次に、トレーを持ってトッピングやサイドメニューなどが並ぶコーナーへ進み、好きなものをチョイス。変わったところでは、ゆで卵を丸ごと天ぷらにした「玉子天」などがある(100円)。最後にベースメニューを受け取ってレジで精算。慣れないと戸惑う人もいるかもしれない。
  味覚的には、「麺家」と同じと考えていいだろう。これといったインパクトはないものの、全体的に洗練されていて上品。天かすフリー。箸はエコ箸。


※閉店(「麺家」化)していました(2015/3、確認)。

3 3 3 4 4 2 19
「麺家」  実食日:2015/3

  改札を出て直進、マクドナルドの先。上記「麺倶楽部」の跡地。「麺家」も「麺倶楽部」も同じ業者の店で、ベースの味は同じ。違うのは、システム。讃岐うどんスタイルの「麺倶楽部」から一般的な食券スタイルの「麺家」に変わったということ。客席は変わらず多く、テーブル席が計20、椅子付きカウンターが7席ある。店頭に貼り紙類が多く、「しょうゆラーメン始めました」、「カレーうどんが変わりました」、「あんかけ始めました」など、何かとトピックスが多かった。これらをよく見てから、入店を。
  麺は、ザラザラ感が心地よい茹で麺。そばの香りもそこそこあり、関西の茹で麺店舗の中ではかなり上のランクだろう。今回は、きざみあんかけそば360円を実食したため、つゆの味についてはよくわからない(たぶん「麺家」スタンダードだろう)。というのも、あんかけは「かけにあんをかけたもの」だと思っていたのだが、実際には「麺にあんをかけたもの」だったから。あんはとても繊細な薄味だった。もう少し塩辛くてもいいような気がする。おろし生姜付き。冬場にはありがたいメニューなのだが、細かなデメリットとしては値段が少し高い・食べるのに時間がかかる(冷めにくいので)・つゆが重く麺が切れやすくなるといった点が挙げられる。ネギは斜めカット。天かすフリー。焼きカマボコは乗らない。箸はエコ箸。


4 3 2 4 4 3 20
★京橋駅(JR大阪環状線・東西線・片町線、京阪本線、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線)
「駅そば京橋」  実食日:2005/8

  JR大阪環状線内回りホーム前寄り。店の外壁には「うどん」と大きく書いてあるものの、暖簾では「そば」が主になっている。大阪でも、まれにこのような「そば優位」の店を見かける。
  ここのそばは、つゆがやや弱い印象なのだが、カマボコ&たぬきがデフォルトで入り、しかも値段が安い。たぬきなし、かけ190円、きざみ260円、きつね280円、昆布280円である。
  それにしても、大阪環状線はほとんどの駅が相対式ホームになっているため、駅そばを設置しやすいけど利用しにくい。島式ホームだと、駅そばがあるとホームがかなり狭くなってしまうのだが、反面、どちら方面からの列車で来ても、階段を昇降せずに駅そばにありつける。う〜む、どちらがいいのだろうか。


※閉店(「麺家」化)していました(2009/3、確認)。

3 3 4 3 4 2 19
「麺家」  実食日:2009/3

  JR3番ホーム桜ノ宮寄り(上記「駅そば京橋」の跡地)。外回りホーム(4番線)にも同名店がある。間口が広くて奥に狭い店内は、立ち食いカウンターのみ。食器返却口が奥まっているので、混雑しているとちょっと不便に感じるかもしれない。
  関西最大手のチェーン店である「麺家」、味覚的には私の舌に合っている。少々ボソボソした感じのある麺、鯖節のような風味が垣間見えるつゆとも、個人的には好き。ただ、ちょっと気になったのは、この店舗は同系他店に比べて若干ボリューム感に欠けるような気がする。麺の重量を量ったわけではないので、器の大小の問題なのかもしれないけれど。その分、と言っていいのだろうか、値段は同系他店よりも安めの設定になっている。かけ220円、きつね300円、かき揚げ350円など。変わりメニューに梅こんぶそば300円があるほか、毎日朝7〜10時限定で「朝定食」(かけ+ご飯+生卵)を300円で販売している。たぬき(天かす)フリー、ネギは斜めカット、焼き色のカマボコが1枚入る。


※値上げしていました。現在、きつね330円、かき揚げ390円です。梅こんぶは終了しているようです。朝限定の定食メニューが2種あり、ともに320円と破格の設定になっています。各種うどんは、50円追加で讃岐うどんに変更可(券売機で変更券を買う)。また、学割そば(うどん)330円という設定もありました(内容は不明)。そば・うどんメニューに「冷やあつ」という括りのメニューがあるのですが、この名称では麺が熱いのかつゆが熱いのか分かりません。もうちょっと分かりやすい表記にできなかったものでしょうか(値−1点、付+1点。2015/8、確認)。

4 2 2 3 5 3 21
「京橋浪花」  実食日:2009/4

  JR北口を出て右、左手のアーケード(京阪京橋商店街北通り)の入口角。店内は雑然としていて立ち食いカウンターのみだが、店先に大きなテーブルを出している。人目につくことを恐れなければ、座って食べることができる。とにかく入れ替わり立ち替わりで多くの人が出入りするので、店内で食べているとなかなか落ち着かないかもしれない。相当流行っている店だ。
  麺は特徴のない茹で麺。つゆは、独特な甘みというか、まろやかさがある。語弊を承知の上で言うと、蛋白系というか、卵の白身のような味わい。天は、大きな川エビが3尾入っていて香ばしい。かけ230円、きつね・天等のスタンダードな具一品系は310円のメニューが多い。たぬき(揚げ玉)は「ハイカラ」と表記(260円)。廉価な変わりメニューに、「ゆずこ」というのがある(240円)。かけ+10円だからあまり大きな期待はしない方がいいだろう(柚子皮の粉末を乗せるのだろうか)が、次回にでも試してみたい。

4 3 4 2 3 2 18
「秀吉」  実食日:2009/11

  京阪改札内コンコース。中央口改札と片町口改札のちょうど中間辺り。店内は広く、立ち食いカウンターとテーブル席、合わせて25人くらい収容可能。有人レジで先払い(注文時払い)のシステム。
  この店のそばは、頑固なほどにストレートな麺が印象的。こういうのを「ピンそば」と言うのだろうか。だから、勢いよくすすり込むと、つゆの飛沫が激しく飛び散る。ただ、麺自体はそれほど固いわけではない。つゆは、関西では珍しく甘みが非常に強い。地元ではかなり特徴的な味覚という印象が定着しているのではないだろうか。かけ230円、天300円。天の具材は小エビ少々のみ。変わりメニューに、梅そば280円、秀吉そば(エビ天+おぼろ)370円。


※2013/8、再食。なんと、値下げしていました。現在は、梅・天ぷらとも250円です。かけも250円なので、この店でかけを注文する手はないでしょう。ただし、朝7〜10時に限り、かけは150円になります。これはたいへんお得です。ちなみに、店名はこれまで「ひでよし」だと思っていましたが、正しくは「ひできち」と読みます値+2点)。

※外観のみ、改装していました(写真は左:旧、右:現)。また、値上げしていました。現在、梅・天ぷらとも280円です。他メニューも一律値上げしていますが、モーニングのかけ150円だけは据え置かれています。涙ぐましい努力を感じます(値−1点。2014/11、確認)。

4 3 4 3 3 1 18
「麺家」  実食日:2011/3

  JR1番ホーム(東西線上り)北新地寄り。複雑な形をした立ち食いカウンターのみの店。食券に「あじさい」と印字されていることから、かつては「あじさい」という店名だったと推察できる。
  味覚的には、3つ上に記載している「麺家」と同じである印象。ただし、3つ上の「麺家」ではボリューム面に関してマイナスのコメントをしているが、今回はそのような印象はなかった。月見280円、きつね300円など。天かすはフリー。ただし、すぐに溶けてゾル化するタイプなので、入れすぎに注意。箸はエコ箸。


※値上げしていました。現在、月見300円、きつね320円です。うどんは、50円増しでさぬきうどんに変更することができます(2014/11、確認)。

4 3 3 3 4 2 19
「ゑびすうどん」  実食日:2015/3

  JR北口を出て右、「京橋うどん」(旧「京橋浪花」)の角を左に入って20秒、右側。大阪市の北部に同名店がいくつかあるが、大阪ではいろいろな業界で「えびす」という店名や愛称がしばしば用いられるし、表記や雰囲気も若干異なるので、同一チェーンなのかどうかは判断が難しい。千林大宮駅で、一度同名店で実食したことがある。天満駅近くにも同名の未食店舗があるようだ。間仕切りはなく、ビニールのカーテンで覆ってあるだけの半露出店。ビニールカーテンがマグネットで固定されてあるため、ちょっと出入口が分かりにくい(ここかなと思って開けようとするも、なかなか開かない)。東京ではなかなか流行らないタイプの店だが、大阪にはこのような半露出店が結構多く残っている。客席は、立ち食いカウンター5人分くらいと、8人掛けの長テーブルがある。
  麺は、ツルツル食感の茹で麺。千林大宮の同名店の記事には「ザラザラ」と書いているので、印象は違っていたということになる。つゆは、千林大宮と同じように薄味で美味。出汁の香りは弱めだが、口当たり・余韻も爽やかでよい。たぬきは、ハイカラという名で300円。天320円など、メニュー数は標準的か。実食は、天。水滴型の大判天ぷらで、川エビくらいのサイズのエビが2匹入っている。形といい風味といい、「阪急そば」の天によく似ている。この一杯を以って判断するのは早計な気もするが、メニュー構成もだいぶ異なることだし、暫定的に千林大宮とは別物だと考えることにしよう。


3 3 3 2 3 1 15
★天満駅(JR大阪環状線)
「都そば」  実食日:2009/8

  改札を出て右、駅を出て左、アーケードの商店街入口手前。このアーケード商店街は、日本一長い商店街として有名な「天神橋筋商店街」である。比較的新しい店舗なのだろうか、阪神尼崎の「第二尼崎店」同様、旧来の「都そば」とは異なるタイプの看板を掲げている。立ち食いカウンター1本だけの小型店。
  味覚的には、「都そば」スタンダード。太くてツルツルした麺に、やや薄っぺらい印象のつゆ。不味くはないが、強く印象に残るような味でもない。値段も「都」スタンダードで、かけ220円、具一品系は290円から。290円の「天ぷら」とは別に「かき揚げ」がある(310円)。天ぷらは小エビが入っているだけのインスタント天ぷら、かき揚げは野菜が中心の具だくさん天ぷら。具だくさんではあるが、味覚的にはようやく首都圏の「あまり天ぷらにはこだわっていない店」のレベルに追いついているかな、という程度。むしろ、20円安い「天ぷら」の方が、個人的には好み。関西らしさを楽しむ、という意味でも。

※値上げしていました。現在、かけ230円、具一品系は300円〜となっています。かき揚げは350円まで上がっています(値−1点。2014/11、確認)。

3 2 3 2 3 13
「大一そば」  実食日:2010/10

  改札を出て右、駅を出て左、上記「都そば」を通過して天神橋筋商店街を右折してすぐ右側。千林駅近くに支店があるミニチェーンの本店。間口が狭くて奥に長く、椅子付きカウンターが中心。2階席もある様子。いずれも、千林の「大一」と共通している。
  この店の麺は茹で麺のようだが、比較的そばの香りが強い。つゆは、おぼろ昆布がサービストッピングされるためもあって、昆布一辺倒な味覚。麺とつゆの相性は、わりといい方であると思う。かけ200円、天270円など。千林の「大一」と値段が違っているのは、値上げしたからだろうか。また、千林で実食したときには見当たらなかった「黄天そば」があった(270円)。これは、中華麺を使った「姫路えきそば」類似メニュー。ルビは振られていなかったが、おそらく「きぃてんそば」と読むのだろう。ワンポイントとして、飲み水が麦茶になっている点にも言及しておく。


※値上げしていました。現在、かけ210円、天280円、黄天280円です。天とは別にかき揚げ310円があります。玉子とじ330円は関西では珍しくありませんが、とりとじ480円、肉とじ480円といった派生メニューもあります。びっくり320円もありますが、これは「おおがけ」でしょうかね(未確認)。麺類単品も安い設定ですが、カレー丼セット480円などセットメニューも安くて充実しています。なお、看板が変わって外観の印象がだいぶ変わっていました(写真は左:旧、右:現。2014/11、確認)。

4 3 4 3 3 3 20


エリア選択ページへ戻る

駅そばトップへ戻る

inserted by FC2 system