東京・その他JR1
(武蔵野線・南武線)

現在、14軒掲載(うち7軒は、閉店確認済)
★新秋津駅(JR武蔵野線)
「木曽路」  実食日:2003/11

  改札を出て左側すぐ。西武線の秋津駅から行く場合は、新秋津駅への乗り換え順路を歩いていくと、左側に裏口が見えてくる。駅歩3分くらいか。
  ここの特徴は、塩っ気の強いつゆ。かなり味が濃いので、水は必携。それから、メニューは天玉を除いてすべて300円均一。天・たぬき・月見・わかめ・コロッケ、そしてかけも300円。この値段構成でかけを頼む人がいるのだろうか? ちなみに、天は出来合いのようだが、サクサク感があって私好み。つゆに溶けやすいが、溶けてもたぬきとして美味しく食べられるタイプだ。

※2008/10、再食。特段の変化なし。値上げせずに頑張っています。

※お品書きが外に掲示され、少し賑やかな雰囲気になりました。反対側の出入口にもお品書きが出ています(写真は左:旧、右:現)。値段は、変わっていません。頑張りますねぇ。周囲の店が上がっているだけに、鴨南蛮400円などはかなり安く感じます。紅生姜天350円がありますが、写真を見るとゾッとするくらいに真っ赤です。セットメニューも充実しています。「天そば+ミニカレー丼」500円はかなりお得に感じる設定です(2014/11、確認)。

※一部メニューを値上げしていました。天が300→350円に、一部のセットメニューが500→550円・550→600円に上がっています(据え置きメニューもあり)。変わりメニューに、「秋津スタミナ」400円あり(前回訪問時点ですでに登場していたようだ)。写真で見た限り、内容は「天+玉+ワカメ」です。関西っぽいネーミングですね。あと、セットメニュー用の丼ものとして、「まかない丼」があります(200円。こちらも、前回訪問時点ですでに名を連ねていた)。写真で見た感じでは、「たぬき+ワカメ+ネギ」でしょうか。ご飯よりそば、という感じがしますが(値−1点。2017/1、確認)。

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★新小平駅(JR武蔵野線)
「あじさい茶屋」  実食日:2004/7

  改札を出て右。つい最近まで、この場所には武蔵野線特有チェーンの「一ぷく」があったのだが、遂にあじさいの手に落ちた。どこまで続くのか、あじさいの快進撃。できれば、「一ぷく」のうちに1回食べておきたかった。心残りだ。
  しかし、あじさいも最近は多少味が向上してきているので、以前ほどがっかりはしていない。そのうえ、この店では「すりごま」がフリーになっている。同系他店では見られないサービス。つゆの色がやたら黒かったのが気になるが、とりわけ不味いということはない。同系他店並。たぬき320円。


※閉店(「そば処 むさしの」化)していました(2009/1、確認)。

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「そば処 むさしの」  実食日:2009/1

  駅を出て右すぐ。上記「あじさい茶屋」の跡地。椅子付きカウンター+2人掛け・4人掛けのテーブル席があり、同時に20人くらい入れそうなほど広い。が、私が訪問したとき(16:30頃)には先客1人だった。昼時には混むのだろうか。
  店の名は変わったが、中身は基本的に「あじさい茶屋」時代と変わっていない。経営も同じくNREである。麺が若干柔らかいかなという気もしたが、これは湯通し加減の差であるように思える。季節限定の変わりメニューがいくつかあったが、いずれも首都圏のNRE店舗に共通する限定メニューで、店舗オリジナルのメニューは見当たらなかった。また、あじさい茶屋時代に各席に常備されていた「すりごま」も姿が見えなかった。たぬき320円。


※閉店していました。跡地は、居抜きでコーヒーショップ「BECK’S」です(2015/1、確認)。

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※西国分寺駅は、中央線4に掲載。
★府中本町駅(JR武蔵野線・南武線)

「小竹林」  実食日:1999/?

  コンコース内、トイレの並びにある。府中競馬場の臨時改札口の正面になるので、土・日は激しく混雑する。5人10人待ちは当たり前の世界だ。ここでは、確認はしていないが、生麺を使っていると思われ、麺の味がいい。そのためか、たぬき330円と多少高めになっている。かつては五反田や池袋、十条などにもあったチェーンだが、最近はつまらない「あじさい」に侵略されつつある。

※現在は改札内外両側から食べられます(2003/10確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です。メニューはNREスタンダード化され、メニュー写真も「あじさい茶屋」と同じものになっていますが、価格設定は独自です。「小竹林」ブランド最後の意地でしょうか(2015/1、確認)。

※閉店(「いろり庵きらく」化)していました。なお、今さら情報ですが、1999年〜2003年の間に、店舗が移転していたようです(改札入って左→改札入って右)。初食が改札内側で、その後は改札外側からしか訪問していなかったので、気づきませんでした(2015/2、確認)。

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「いろり庵きらく」  実食日:2015/2

  メインの改札(競馬場専用の臨時改札ではなく、という意味)を入って右、「NEW DAYS」の隣。上記「小竹林」の跡地。「小竹林」時代と同じく改札内外両側から利用できる造りで、改札内にテーブル2人×3・椅子付きカウンター6・立ち食いカウンター7くらい、改札外側に椅子付きカウンター8・立ち食いカウンター6くらい。どちらかというと、改札内がメインになっている。内外両側タイプの店は改札外側がメインになることが多いのだが、この駅に関してはこれで正解だと思う。駅が市街地の外れにあり、しかも出入口が跨線橋上にあるので、地元住民や近隣勤め人が気軽にランチをという感じではないから。外側窓口を重宝するのは、タクシーの運転手くらいではないだろうか。今月16日にオープンしたばかりの新店。実食が19日なので、開店後4日目での実食。基本的には、私はこういうことはあまりやらない(オペレーション未確立ゆえの不安定さが露見することが多いため)のだが、駅そば→駅そばだし、スタッフも総入れ替えしたわけではないだろうから、新オペレーションに慣れるのも早いだろうということで。
  麺は生麺の茹で置きで、少々粘着するタイプ。つゆはマシンで注ぐもの。個人的に、マシンと手で注ぐのとどちらが好きかと問われれば、当然手で注ぐ方が好きということになるのだが、NRE駅そばに関しては話が別。これまでの経験上、マシン注ぎの店舗の方が、とげとげしさがなくて圧倒的に美味い。たぬきは、たまたまかもしれないが、粒が他店舗よりも細かく、油の質(状態)もよく、好印象だった。オペレーション面にも大きな問題はなく、歴代の「いろり庵きらく」実食の中ではかなり上位の印象だった。たぬき370円。店舗オリジナルは特にない様子。せっかく府中競馬場来場客が多い駅で、しかもせっかくカツカレー550円を扱っているのだから、カツそばでも出せばいいのに、と思ってしまうのは私だけだろうか。


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※立川駅は、中央線4に掲載。
★西国立駅(JR南武線)
「あじさい茶屋」  実食日:2005/3

  駅を出て右へ30秒。駅舎の一部というような造りだが、駅舎が派手にカーブしているため、駅を出た時点では見えない。いずれにしても、ろくに商店街も開けていないような店に駅そばがあるというのは、ありがたいというか嬉しいというか。奮闘を期待したい。が、味の方はもう一頑張りを要する。このチェーン特有の味にプラスして、ちょっと湯通ししすぎている感じ。たまたまこの時だけかもしれないが、麺が太く、柔らかくなっていた。つまり、伸びてたってこと。面白かったワンポイントを追記しておくと、店内にジュースの自販機がある。これ、駅そばではかなり珍しい(石神井公園「山喜」でしか見た記憶がない)。たぬき320円。

※閉店(「清流そば」化)していました(2013/7、確認)。

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「双葉屋」  実食日:2006/10

  駅を出て左前方向の路地を2分、大きな通り(羽衣いちょう通り)を渡って左へ1分。立川六小の隣。説明が難しいので、一応住所を併記しておく。立川市羽衣町1−18。立食いカウンターのみの、わりと古風な感じの店。
  ここのそばは、麺・つゆともあまり特徴がないのだが、自家製店揚げの天は◎。私が実食したのはたぬき(300円)だが、サクサクした食感が心地いいだけではなく、揚げ加減も絶妙でほどよい香ばしさがあった。この感じなら、種類豊富な天の中から2〜3種チョイスしてそばに盛っても、胸焼けせずに完食できそうだ。点数はあまり高くなっていないが、トータルでの印象としてはもう2、3点上のレベルにある。


※閉店していました。跡地は、介護福祉施設でしょうか(2013/7、確認)。

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「清流そば」  実食日:2013/7

  駅を出て右すぐ。2つ上に記載している「あじさい茶屋」の跡地。看板は変わったものの、内装は変わっておらず、椅子付きカウンターとテーブル席があり、フロアの広さのわりに席数は少なめ。
  味覚的にも変わっていないんだろうなぁ……と思っていたのだが、どうもNREスタンダードとは一線を画するように感じた。麺がやや太く、ツルツルしていて柔らかい。麺箱を見ることができなかったので確かではないのだが、違う麺のような気がする。帰ってから「あじさい茶屋」時代の実食メモを見てみると、「湯通ししすぎて麺が柔らかい」との記載があったのだが、もしかしたらこの時代からすでに違う麺だったのかもしれない。調べてみると、この店舗はNREの直轄店ではなく、立川に本拠を置く「NREなかむら亭」が運営していることが判明。そのあたりに由来する違いなのかもしれない。つゆも、NREスタンダードよりもだいぶ濃いように感じたが、これは煮詰まっていただけかもしれない。メニューや価格はNREスタンダード。ただし、たぬきにはワカメが入る(一般的なNRE店には入らない)。たぬき320円。「あじさい茶屋」時代の記事に記載されている店内自動販売機は、どうやら撤去されてしまったようで、現存しない。


※閉店していました。シャッターが閉まったままで、看板が外されていました(2016/1、確認)。

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★谷保駅(JR南武線)
「いいじゃん」  実食日:2015/1

  北口を出て、ロータリーを右に回って2本目の路地(「庄や」の先の路地)を右折して10秒、右側。たまたま運が悪かっただけかもしれないが、臨時休業に当たることが多く、5回目の訪問でようやく実食できた。椅子付きカウンター一列のみで、席数は7。
  麺は、生麺を注文後に茹でる。食感優先タイプで、風味はあまり感じない。つゆは、醤油の酸味と、市販のめんつゆのような甘みがある。食べている時、飲んでいる時にはこの両方を強く感じるが、食後には酸味だけが余韻として残る。たぬき380円。たぬきは細かい天かす。ゾル化はしない。これといった変わりメニューはないが、替え玉100円がある。ネギは別盛り。箸は木製のエコ箸。
  実食は昼時(12:45頃)だったのだが、ほぼ満席だった。見事に全員常連客で、新年会でもやっているんじゃないかという雰囲気。一見客にとっては、決して居心地がよい空間ではない。おまけに、昼時だというのにタバコが開放されており、煙の臭いがかなり充満していた。狭い店で、昼時にタバコ吸わせているのがちょっと信じがたい。「常連客が命綱」という店だろうから、常連客が「吸いたい」と言えば断れないのかもしれないが、せめて昼時くらいは、と思ってしまう。待っている間に温かいお茶を淹れてくれたり、厨房と向かい合ったカウンターなのにわざわざ配膳してくれたり、退店時にすごく元気よく挨拶してくれたりで、店主(若い夫婦)の人柄にはかなり惹かれるものがあるだけに、ちょっと残念に感じた。店主が吸っていたわけではないのでサービスは減点しないが、衛生を−1点とさせていただく。次回は、もう少し空いているタイミングを見計らって行くことにしよう。


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★分倍河原駅(JR南武線、京王線)
「高幡そば」  実食日:2005/3

  改札内。JRと京王の連絡改札の脇にある。昔はこの場所には連絡改札がなかったため、JR・京王どちらを利用しても食べることができた。今は、自動改札でJR・京王が隔てられてしまっている。しかし、この店は出入口が2つあり、しっかりとJR・京王の両側から食べられるようになっている。
  味覚的には、麺に特徴あり。見た目には変哲ないのだが、食べるとズッシリくる。「コシ」とはちょっと違い、「食感が重い」、「質感がある」という感じ。この麺、好きです。たぬき320円。なお、駅名は「分倍河原」だが、店名は「分梅店」となっている。地番も「分梅」なので、「分倍」の方を不思議に思うべきか。


※閉店していました(2008/11、確認)。

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「立来」  実食日:2010/1

  駅を出て(歩道橋方面ではなく、北側に向いた駅舎出口を出る)すぐ、ほぼ真っ正面。すごく良い立地にある。これまでこの場所にこの店があるということに気づかなかったので、たぶん新しい店ではないかと思う。構えや内装はあまり新しい感じがしないけれど。立ち食い専門の小型店で、キャパは5〜6人といったところ。しかも、カウンターが5〜6人分あるというだけで、フロア面積的には5〜6人入ったら身動きできなくなるだろう。看板には「そば&カレー&Beer」と書かれていて、立ち飲み店としての性格も併せ持っていそうな気配。しかし、私が実食したとき(19:00頃)にはそばを食べている人しかいなかった。ちなみに、店名は「たっくる」と読む。
  麺は、特に変哲ない感じの茹で麺。つゆは濃いめ。たぬき(天かす)は、具材は見当たらないものの店揚げしているであろう食感。全体に、卵白のような風味が感じられたのだが、つゆに起因しているのか天かすに起因しているのか、ちょっと計りかねた。個人的には嫌いではないが、抵抗を感じる人もいそうな気がする。従業員の接客は◎。丁寧かつ元気で、気持ちく食べることができた。


※微妙に改装というか、看板から「&Beer」の表記が外れました(写真は左:旧、右:現)。お品書きにも酒類の記載がないので、酒類の扱いをやめたものと思われます。値上げして、現在はたぬき350円です(初食記事に値段を記載していませんが、2010年1月時点では330円でした)。変わりメニューに、辛子高菜400円、内容不明の気まぐれそば450円があります。内容は日替わり(タイミング替わり?)のような気がします(未確認)。同様に、ご飯ものにも気まぐれ丼550円があります。試してみたいのは山々ですが、1回試しただけでは結論を出せないかもしれません。単品トッピングには、チーズ100円やカツ200円といった変わり種もあります(2015/1、確認)。

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「Always SO−BA」  実食日:2015/12

  北口を出て、右に入ってすぐ右側。上記「立来」の斜め向かい。あの高名な「港屋」を横倒しにしたかのような、不思議な外観。打ちっぱなしコンクリートの素っ気なさが「お洒落」なのだろうが、機能性はだいぶ低いような気がする。というのも、開口部の高さがないので、思いっきり屈まないと出入りできない。暖簾ではなくコンクリートが目隠しになっているわけだ。ちゃんと測っていないが、たぶん開口部の高さは1m20cmほど。大人であれば、いかに背が低い人でも屈む必要がある。1m80cm越えの私にとっては、ちょっと辛い低さだ。内装も基本的にコンクリートの打ちっぱなしで、立ち食いカウンターのみタイルが貼られている。コンクリむき出しだと、汚れが落ちにくいためだろう。タイル1枚が1人分のスペースだとして、キャパは6人。カウンターの奥行きがないというか冷水ポットなどが邪魔になっているというか、カウンターに肘をついて食べることができないのが辛い。私のような大男は、高さを合わせるために肘をつくのが常なので。「港屋」は女性にも人気がある店だが、こちらは先客1・後客3の全員が大学生風の男性だった。
  麺は、生麺を注文後に茹でる。とても歯ごたえの強い麺で、率直な印象は「コシがある」というよりも「硬い」。この食感も「港屋」に近く、流行りを追っている印象。つゆには、独特な甘さがある。魚介系ではなく肉系のものを煮出しているような味わい。、この店ではかけ系よりもつけそばの方がメインになっているので、かけつゆもつけつゆを応用したものになっているのだろう。たぬきというメニューはないので、実食は天510円。天ぷらは、注文後に揚げるかき揚げ。(おそらく意図的に)オーバー気味に揚げてあり、パンチの利いた香ばしさがある。かき揚げ単体で考えた場合にはちょっと揚げすぎということになるが、甘みが勝ったこのつゆにはよく合っている。かけ390円、もり550円、冷たい肉780円。「冷たい肉蕎麦」がこの店の王道メニューか。値段は全体的に高めで当サイトの基準的に微妙だが、生卵・天かす(揚げ玉)・斜めカットのネギがフリーになっていて、390円で「たぬき+卵」にできることから、基準を満たしているものと捉える。そば湯ポットあり。少し飲んでみたが、濃く白濁しているわりに香りは優しめだった(香らないという意味ではない)。ご飯もの各種あり。「鶏飯」490円があり、一瞬「え? 奄美大島の郷土料理?」と思ってしまった。「けいはん」ではなく「とりめし」なので、お間違いなく。


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★稲城長沼駅(JR南武線)
「なかむら」  実食日:2015/2

  北口を出て右すぐ、タクシー乗り場前という好立地。線路が高架化されたことに伴い、目下駅前が大々的に整備工事中。工事が終われば印象が一変するかもしれない(少なくともタクシー乗り場は移るだろう)が、現状ではとても良いと思える場所にある。以前に来たとき(休みで実食できず)にはビルの1階だったように記憶しているが、そのビルが解体され、現在は平屋建てのプレハブで営業。最終的にこの場所が再開発の渦に飲まれるのかどうかが、最大の心配事。店名は、暖簾の隅に小さく記載がある。立ち食いカウンター5人分くらいのみの、こぢんまりした店。
  麺は、少々ざらつきのある茹で麺。この摩擦感が、個人的には好み。つゆがよく乗るので。つゆは、ちょっと塩気が強いか。しかし反面、食後に昆布らしき出汁の余韻が心地よく残るのが好印象だ。たぬきは、ふわふわ食感の天かす。たぬき270円(カマボコ2枚入り)。それほど客数が多くなさそうな駅で、この安さは嬉しい。かけは250円なので、たぬきの単品価格は20円という計算。これだけ安く設定できるということは、天は自家製なのだろうと想像できるのだが、厨房内には揚げ場はなさそう。別の場所で揚げているのだろうか。ほかでは、カレーそばが350円と安価に設定されている。


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「そば」  実食日:2015/2

  2008年に一度訪れているのだが、この時には「駅歩10分のため特例適用不可」と結論づけていた。しかし、その後JR南武線が高架化され、稲城長沼駅に南口ができたことによって「徒歩7分」となり、特例を適用できる範囲内に入った。「研究上必要な店」ということで、特例を適用する。行き方は、南口を出て左、開発中の殺風景な場所をガード伝いに歩き、突き当りを右折。道なりに進んで信号のある交差点(川崎街道)を渡らずに左折。あとはひたすら直進、東長沼陸橋交差点の手前にある。椅子付きカウンター7席のみの小型店。実食は中途半端な時間(11時過ぎ)だったが、すでに表で3人待ち。これはなかなかの人気店だ。
  味の話に入る前に、店名についてちょっと書いておく。結論から言うと、どこにも表記を確認できなかったため、当サイト上では駐車場に表記されている「そば」を店名とした。2008年に訪れた時には、日除けに大きく「一休」と書かれていたのだが、この表記がなくなっている。正式店名は今でも変わっていない可能性が高いが、当サイト上では「表示なき店名は店名とはみなさない」というルールに則ることにする。
  この店では、ちょっと変わった注文ルールがある。そのため、私のように「そばにメンチで」と注文すると、通じないというか、店主が困ってしまう。「トッピングは、そば・うどんの前に言う」がルールなのだ。「メンチ、そば」だと、そばにメンチカツが乗った状態で出てくる。「そば、メンチ」だと、メンチは別盛りで出てくる。これが基本。常連客の注文はまるで暗号のように複雑なのだが、このルールに則しているので、阿吽の呼吸で店主に通じている。私の注文は、メンチカツを乗せてほしいのか別皿でほしいのかが分からないので、「乗せちゃいますか?」と聞き返すことになる。このやり取りをする時間が勿体ないほどに、客が後から後からどんどん来るのだ。猛省しよう。
  さて、ようやく味の話を。麺は、少々ざらつきのある茹で麺。茹で麺にしてはしっかりとしたそばの香りがあり、好きな部類だ。つゆは、かなり塩気が強い。主たる客層がガテン系の方々のようなので、意図的にそこに照準を合わせているように感じる。そして、わけあって初食なのにたぬきではなく自家製メンチカツをトッピングしたのだが、メンチとつゆの相性が抜群に良かった。メンチは、直径12cmほどある。しかし、中のタネは直径10cm弱くらい。外周部に、衣だけの部分がかなりあるわけだ。これがポイント。衣だけの部分はカリカリとクリスピーな食感に仕上がっていて、香ばしさもあって美味いのだ。タネは、厚さが2cmほどあるので食べ応え抜群。肉がギュッと締まっているタイプ。脂身が少なく少々パサつきがあるが、これを一度つゆに沈めてから食べると、あれ不思議、ジューシーなメンチに早変わりする。これが常連客の間でも人気のようで、3人に1人くらいの割合で売れていた。ほかのトッピングも美味そう(すべて、カウンター上に陳列されている)だが、この店では一度はメンチを食べてみることをオススメしたい。ちなみに、メンチはあるが「コロッケ」はない。私が把握している限りでは、このパターンは全国でここだけだ(これが特例適用要件の「研究上必要な要素」)。かけ300円。トッピングは、たぬき・卵50円、各種天・きつね100円、自家製メンチ150円、かき揚げ200円など。変わりどころ・突っ込みどころとしては、ふきのとう天100円(季節限定と思われる)、つゆ100円、ネギ多め150円。ネギ多めは、ブラックユーモアとしか思えないくらいに高い設定だ。


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