東京・中央線3
(大久保〜中野〜西荻窪)

現在、40軒掲載(うち19軒は、閉店確認済)
※代々木駅は、山手線7に掲載。
※新宿駅は、山手線8に掲載。
★大久保駅(JR中央線)
「富士そば」  実食日:2003/12

  北口を出て直進、道路を渡って右、ガード脇。お馴染みの「富士そば」だが、とびきり新しいニュースを一つ。なんと、「富士そば」の社長である丹まさと氏は演歌の作詞活動にも熱を入れており、こともあろうに店内でテープを販売しているのである。千葉なんとかという歌手の歌で、2曲入り1200円。念を押しておくが、CDではなくテープである。売れているのかな?
  そばの方は、「茹で麺富士そば」の味だが、そば湯フリーのサービスがあるところから察するに、生麺なのか。生麺でこの食感では少し寂しい気もするのだが。たぬき340円。


※値上げしていました。現在、たぬき380円です(値−1点。2014/6、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。正確に言うと、この間にもう一度改装しています。中間段階の写真が手元にないのが残念です(2015/2、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。朝そば320円の設定あり。店舗オリジナルの類は、特に見当たりませんでした(2016/2、確認)。

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「宝そば」  実食日:2004/10

  南口を出て右、ガードを抜けて左を向けば正面に見える。三角地って、一般的には忌み嫌われるけど、駅そばに関して言えばメチャメチャ好立地だと思う。とにかく目立つ。
  この店のそばは、麺が柔らかめでつゆが極めて塩辛い。ちゃんと出汁も香っているので、ここまで辛くしなくてもいいじゃないかと思うのだが。昼開けという微妙な時間帯だったから、たまたま煮詰まっていただけなのかもしれないが。
  嬉しいのは、値段。たぬき240円は今どきあり得ない価格。天も260円。店によっては、この値段ではかけも食べられない。だからだろうか、中途半端な時間に行っても大抵混んでいる。夜遅くても混んでいる。しかし、安いのはここだけではない。どうやら大久保では駅そば価格戦争が勃発しているようで、近くにある「長寿庵」も、ちょっと覗いたらたぬき240円だった。ガード沿いの「そば安」も、この時はシャッターが降りていたが、安そうな雰囲気だった。どちらも、そのうち実食します。


※閉店(「寿」化)していました(2007/4確認)。

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「寿」  実食日:2007/4

  上記「宝そば」の跡地にできた新店。内装は「宝そば」当時のままだろうか。
  味覚的特徴は特になく、だいたいどの要素も平均的といった感じ。しかし、値段はセールスポイントになる。たぬき260円、天280円。「宝そば」時代に比べると20円ほど上がっているのだが、それでも嬉しい安さだ。さらに、日替わりのサービスも設定している。実食時(木曜日)のサービスは、生卵だった(他の曜日は未確認)。あと、おもしろいのはメニュー。私はたぬきそばを食べることが多いが、稀に卵を追加トッピングすることがある。この場合、普通は「たぬきそば+単品で卵」という扱いになるのだが、この店ではあらかじめ「たぬき玉子」「きつね玉子」「わかめきつね」「のり玉子」(いずれも320円)など、具2品のメニューを多数設定している。割安になるというわけではないが、変わっていて印象に残った。


※閉店していました。跡地は焼鳥屋です(2009/9、確認)。

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「マルカミ」  実食日:2007/5

  北口を出て左へずっと歩き、小滝橋通りを越えてさらに2分、左側。駅からだと、5分近くかかる。ギリギリ許容範囲内の立地にある。狭い立ち食いカウンター一本だけの店で、5人入れば満席。しかも、先客の位置によっては、水を汲みに行けなくなる、奥が空いているのに入れない、などといった事態にもなりそう。昭和の臭いがプンプンする店である。
  この店のそばの味を一言で形容するなら、「弱い」。決して不味いということではないのだが、茹で麺は柔らかくて歯ごたえがなく、つゆも塩っ気が控えめなものだから、インパクトに欠ける。しかし、ネギフリー、たぬき280円という値段など、長所もある。駅からやや離れた非チェーン店にしては珍しく土日も営業しているというのも、長所のうちか。値段に関しては、大久保は安い店が多いから、際だたない部分もあるのだが。


※閉店していました。跡地は、坦々麺などをメインとする創作系ラーメン店です(2016/1、確認)。

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「長寿庵」  実食日:2009/9

  南口を出て右、ガードを抜けて左、上記「寿」(閉店して、現在は焼鳥屋になっている)と食堂「ふじや」の間の路地に入って1分、左側。椅子付きカウンター1列だけの店で、キャパは7人。昼時には表に3〜4人の行列ができる人気店。2つ上に記載している「寿」が閉店したため、なおのこと客が集中しているのかもしれない。
  この店のそばは茹で麺のようなのだが、不思議とモチモチとしたコシがあり、美味い。茹で麺の中ではトップクラスだと思う。つゆは濃いめ。たぬきは少々焦げが入っているが、サクッとした食感、細かい具材の香り(ゲソかエビか、海鮮系の香りが強い)とも、好印象だ。値段が安いのも嬉しい。たぬき260円、天300円。この値段でこの味ならば、少々待ってでも食べたい気持ちも理解できる。


※たぬき260円・天300円。消費増税に伴う値上げはなく、据え置かれています。これだけ安い設定での値段据え置き、頭が下がりますね。しばらく実食していませんが、メニュー数はそれほど多くないので、ぜひ全メニュー制覇してみたいです(2016/2、確認)。

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「天そや」  実食日:2011/8

  北口を出て、目の前の大久保通りを渡って右へ1分。新大久保駅からでも徒歩圏内(3分ほど)。テーブル席と椅子付きカウンターがあり、計25席。食券制で、ミシン目の入った半券もぎりタイプの食券を使っている。実際に半券をもぎって、受渡が行われる。
  麺は、たいへんよく香る生麺。文句なく美味い。ザラザラした舌触りの食感も、私好み。食べ進めていくうちにあまり香らなくなるように感じるのだが、それは舌が慣れてしまうというよりもつゆが辛めだからではないかと思われる。その意味では、つゆに改良の余地があるかもしれない。つゆ自体は、「小諸」に似た硬派なつゆでなかなか美味いのだが、相性という点で。天ぷらを売りにしている店(実際、他の客が食べていた天せいろや天丼はかなり美味そうだった)だから、たぬきも美味いに違いないと思っていたが、残念ながらこちらは平凡。天、店揚げではないのかな。店揚げだとしても、店内で仕込みをしていないか、天ぷらを揚げたときに出る天かすをたぬきに使っていないかのどちらかだと思う。麺がすごく美味いだけに、少し残念だ。味には5点をつけたけれど、まだまだ伸びしろはあると思う。たぬき320円(ワカメ入り)。箸はエコ箸。ネギフリー、そば湯ポットあり、麺大盛り無料(申告制。期間限定かも)、サービス券配布(1食で1枚。5枚でかけorもり無料)と、サービスがたいへん充実している。


※閉店(「箱根そば」化)していました。「天そや」ブランドは絶滅しているようです(2015/2、確認)。

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「越後そば」  実食日:2012/11

  南口を出て右すぐ。間仕切りがなく、厨房に面した椅子付きカウンターと、店頭の路上に出されている2人掛けテーブル席のみの小型店。新しい店なのだが、造りは古臭い。今のご時世、間仕切りのない店が新規オープンするケースは極めて珍しい。ましてや、比較的瀟洒な造りの店舗が多い「越後そば」だけに、なおのこと稀少に感じる。「越後そば」を標榜する立ちそば店はいくつかの系列があるが、この店舗は東京・飯田橋・亀有などの店舗と同一チェーンのもの。
  麺を食べてみてびっくり。これ、本当に「越後そば」の麺? という感じ。「越後そば」と言えば、ふのりを使った生麺を供していて、歯ごたえがかなり強いイメージがあるのだが、大久保店の麺は茹で麺としか思えない食感だった。茹で加減の違いでこれほどまでの差が生じるとは思えないのだが。つゆも、他店舗に比べてだいぶ淡く(不味いという意味ではない)、別物であるように感じた。たぬき350円(ワカメ入り)。このチェーン特有の「美都牛青ネギそば」も見当たらないし、全体的に「越後そば」らしからぬ店舗だ。箸はエコ箸。細かい注文を一つつけると、カウンター上に炊飯器やらネギ(ザルに山盛り入った状態で置いてあるが、入れ放題ではない。ネギは店側で入れる)などが放置されていて、ちょっと落ち着かない。衛生的見地からも、若干問題になりそう。間仕切りがない時点で、衛生面を重視する人はまず入らないとは思うが、あまり気分のよいものではない。


※閉店していました。跡地は、現在サラ地です。まぁ、順当ですかね……(2014/12、確認)。

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「箱根そば」  実食日:2015/2

  北口を出て、大久保通りを渡って右へ1分。新大久保駅からでも徒歩圏内(3分ほど)。2つ上に記載している「天そや」の跡地。これで、小田急レストランシステムの戦略が明確になった。「天そや」ブランドをたたみ、「箱根そば」として統一する路線を歩むようだ。「天そや」、結局戦略がよくわからないブランドのまま終わってしまった。個人的には「箱根」より好きだったのだが、「ハイグレード版」とするには決め手に欠けていたかもしれない。店内設備や客席配置などは「天そや」時代のまま。テーブル席が2人×4、椅子付きカウンターが16席。
  味覚的には箱根スタンダードで特記事項はない。麺は茹で置きで、やや伸び気味。つゆも、例によって甘みの強いこのチェーン特有のもの。ただ、たぬきがどうも他の店舗とは違うように感じた。……が、最近実食した他店舗のたぬきそばの写真と見比べてみたら、モノが違うのではなく量が多いだけのようだ。たぬき330円(ワカメ入り)。期間限定(と思われるので、サービスには加点しない)だが、ちょっと興味深いサービスがある。1食につきサービス券が1枚配布され、5枚たまるとかけそばが1杯無料になるというものだが、どういうわけか大久保店・四谷店・千歳烏山店の3店舗のみ有効という設定になっている。「FC元が同じなのかな」と思って調べてみると、3店舗ともFC店ではなく直営店。場所(小田急沿線外店舗)・旧「天そや」店舗・オープン時期。どれも合致しそうで違和感が残るカップリングなのだ。どういう基準でこの3店舗が括られたのかがちょっと気になる。箸はエコ箸。


※値上げしていました。現在、たぬき340円です(2016/2、確認)。

※2016/11/30付で閉店していました。跡地は、今のところシャッターが閉まったままです(2017/1、確認)。

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★東中野駅(JR中央線、都営地下鉄大江戸線)

「富士そば」  実食日:2000/3

  改札の外、線路の北側の駅前路地にある店。このチェーンにしては珍しく、規模がかなり小さい。定員5人くらいだろうか。また、このチェーンは生麺を使っている店が多いのだが、ここはちょっと食感が違う。おそらく、茹で麺。たぬき330円。


※夜の写真なのでわかりにくいですが、改装しています(写真は左:旧、右:現)。値上げして、たぬき370円になっています。再食していないので確かではありませんが、麺は生麺に変わっていると思います。5〜10時限定で、朝そば310円・朝カレーセット350円のお得な設定があります。ミニ牛バラキムチ丼セット550円は、店舗オリジナルでしょうか。こうして見ると、近年「富士そば」は店舗ごとの価格差がなくなってきているのに対し、店舗ごとにオリジナルメニューを置く傾向が強まっているように感じます。駅そば・立ちそばは、チェーン店を蔑ろにしては語れないですね(値−1点、付+1点。2014/11、確認)。

※現写真を、昼間のものに貼り替えました。値上げして、たぬき390円になっています。朝そばは320円、朝カレーセットは360円です。このほか、朝天玉320円も登場しています。ミニ牛バラキムチ丼セットは、終了しています(2016/2、確認)。

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★中野駅(JR中央線、東京メトロ東西線)
「梅もと」  実食日:2004/1

  北口を出て、ブロードウェイ通りを入って1分、右側。このチェーンは小綺麗か汚らしいかの両極端なのだが、こちらは小綺麗な方。一応生麺を使っているようで、麺に関しては一定の評価ができる。ただ、具がイマイチだった。油が悪いのかな、異臭がするのだ。異臭といっても、食べられない臭さではないのだが。卵サービス(生・茹で選択)、盆乗せサービス、冷水ポットがテーブル毎に置いてあるなど、気の利いたサービスも行っているのだが、ちょっと気になった。たぬき290円。

※異臭は解消されていました(味+1点)。お得なセットメニューが多数登場していました。まぐろ丼セット、海鮮丼セット、カルビ丼セットなど。すべて490円均一。海鮮丼はハーフサイズで、具はネギトロ・エビ・イカの3点盛り。ワンコインメニューとしては満足に値しました(2005/1確認)。

※値上げ(たぬき300→320円)していました。お得感があったセットメニューも、軒並み530円になっています。「梅もと」、苦しいですね(2008/4、再食確認)。

※値上げして、たぬき340円になっています。各種セットメニューも550円〜となり、あまりお得感がなくなってしまいました。変わりメニューがいろいろあり、薬膳天370円、きんぴら天370円など昔からあったもののほか、ミックス天370円、おばけ380円などが新たに登場しています。おばけそば、ちょっと気になります。写真を撮り忘れましたが、外観がだいぶ変わっています(値−1点、付+1点。2014/4、確認)。


※改装後の写真を撮ってきました(左:旧、右:現)。値段等、変わっていません(2016/2、確認)。

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「田舎 かさい」  実食日:2004/3

  北口ロータリー沿い。頭上の看板がよく目立つ店。だけど、カウンター一列だけで通りから丸見えなので、人によっては入りづらく感じるかもしれない。
  ここの特徴は、極太麺。まさに「田舎そば」という表現がピッタリ。稲庭うどんくらいの太さがある。でも、平麺なので「食べていて疲れる」ということはない。太麺の割には食べやすかった。つゆはかなり塩辛い。既製のメニューはなく、最初にそばかうどんを選択してトッピングを指示するシステム。たぬきだと300円になる。味はまあまあだし雰囲気も好きなんだけど、どうしてもこのタイプの店は点数的には低くなってしまう。印象としては上記「梅もと」より上なのだが……。ごめんよ。


※2015/12、再食。相変わらず極太の茹で麺ですが、麺は変わったと思います。平麺ではなく、中国地方の駅そばでよく見るような、断面が正方形に近い(けど、角がない)麺になっていました。食感的には、「少しざらつきのあるうどん」ですね。かなり塩気が強いつゆは、変わっていないように感じました。内外装はこれといった改装もされておらず、懐かしいステンレス製のカウンターもそのまま。新調されたのは、壁に掲示されたメニュー表くらいでしょうか。目黒「田舎」と並んで、文化財に指定したい店。たまたまでしょうが、両店とも「田舎」がつくのが面白いですね。前食時にはなかったのか、それとも気づかなかっただけなのか、現在はおろし生姜のサービスがあります。私は温そばにはおろし生姜を入れない派なので、無用ですが。値段は、さすがに上がっています。現在、たぬき350円です。なお、旧写真がよくなかったので、貼り替えました(値−1点、サ+1点)。

※昼間の写真に貼り替えました。値段等、変わっていません(2016/2、確認)。

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「駅前そば ミミ」  実食日:2004/3

  南口を出て左、ロータリー沿い。中野駅はロータリー周辺に立ち食いそば屋がかたまっているので、駅を出た瞬間には「何だ、この駅は?」と思ってしまう。まぁ、私にとっては嬉しいことなのだが。
  この店の特徴は、柔らかくてコシのない麺と、少々刺激臭のするつゆ。どちらも、マイナスになりこそすれプラスにはならない。プラス材料は、値段。たぬき280円はまずまず安く、天290円はかなり安い。しかも自家製だし。この店では具一品系メニューは290円のものが多く、山菜290円もお値打ちだと思う。

※2005/2再食、特段の変化なし。

※閉店(「中野屋」化)していました(2012/3、確認)。

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「かしわや」  実食日:2004/4

  南口を出て右、中野通りを渡って左、三菱信託銀行とドラッグストアの間の路地を入って1分、右側。ラーメン屋の「福しん」(このチェーン結構好きなので、名前を出させていただきました)の隣。一応飲食店街のようになっている地区なのだが、地元の人しか入り込まないような立地である。外見・内装とも、とてもそば屋とは思えぬ意匠で、幟が出ていなければ完全に一杯飲み屋だ。ちょっとうらぶれた雰囲気が漂っている。
  ここの特徴は、天(300円。たぬきなし)が油っこくてつゆが薄いということ。あまりいいイメージではないね。しかし、麺は水準以上の生麺なので、トータルすると印象は悪くない。セットメニューにお得感があり、かき揚げ丼+ミニそばのセットが400円。また、期間限定(4/23まで)だが、ミニカレーセットも400円。ただ、私が店に入ったとき、先客が5人くらいいたのだが、店主は厨房で椅子に座って居眠りをしていた。客がいるときに居眠りするのはいかがなものだろうか……。私の評価は、こういう点に結構厳しい。サービス−1点とさせていただく。

※閉店していました。感想は、「やっぱりね」です(2008/7確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2004/11

  5・6番ホームにある。この店、当初は紫色の看板の「あじさい」だったのだが、いつの間にか「茶屋」がついていた。というか、これは全国的に見られる傾向。おそらく、もう紫看板の「あじさい」は絶滅しているのではないだろうか。
  味等に関しては、同系他店と変わらず。ただ、たぬき(320円)にワカメが入っていた。はて? 同系他店では入っていただろうか? 変わったのか、この店だけなのか、たまたま間違って入れてしまったのか。今のところ、ちょっと判然としない。


※2014/3、再食。値段が上がっています。現在は、たぬき340円です(値−1点)。たぬきにワカメは入りませんでした。

※暖簾が廃されていました。よく見ると、看板も変わっています(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき350円になっています。また、券売機はタッチパネル式に変わっています(2016/1、確認)。

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「富士そば」  実食日:2007/5

  北口を出て直進、ブロードウェイに入り1分左側。5つ上に記載している「梅もと」の斜め向かい。間口が狭くて中も狭いのだが、時間帯によっては2階席も利用できるようになるので、キャパはそれなりにある。
  ここのそばは、同系他店よりも美味しく感じた。たまたま茹でたてに当たったからということもあるかもしれないが、コシがあって印象が良かった。つゆ・具はいつもの富士そば。つゆはもう少しコクが欲しいし、具(たぬき)はもうちょっとつゆに溶けにくいもの希望。ワカメが入って、たぬき350円。そば湯ポットあり。変わりメニューに、ほうれん草そば360円、めかぶとろろそば400円など。


※値上げしていました。現在、たぬき360円です。ほうれん草も370円になっています。変わりメニューに、「ゆず鶏ほうれん草」400円が追加されていました(値−1点。2014/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき370円です。かけ280円、ほうれん草380円、ゆず鶏ほうれん草410円。朝そば320円、朝食セット320円、朝カレーセット360円の設定あり。2015年末〜2016年明けのタイミングで一斉値上げして、ベースメニューの価格がほぼ統一された「富士そば」。年明けからこれまでに30店舗ほどを見て歩いてきましたが、初めて「かけ300円・たぬき390円」ではない設定の店舗に出会いました。近くに「かさい」「梅もと」があって競争が激しいためでしょうか。ほかにも、もっと競争が激しそうな店舗があるように思いますが。ちょっと謎です(2016/2、確認)。

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「中野屋」  実食日:2012/3

  南口ロータリー沿い、4つ上に掲載している「駅前そば ミミ」の跡地。中層ビルが林立する中、ここだけ平屋の建物なので、かえってよく目立っている。客席は厨房を囲む立ち食いカウンターと、壁に沿った立ち食いカウンター。新しい店にしては珍しく、完全立ち食いの店。新しいと言っても、内装は「駅前そば ミミ」時代と変わっていないようだ。ちなみにこの店は、昼は駅そばだが、夜は立ち飲み屋になる。
  味覚的には、「駅前そば ミミ」時代から大きく変わっている。麺は茹で麺だが、ザラザラした舌触りに、わりと硬質の歯ごたえ。茹で麺にしてはそこそこ香りもある。つゆは甘め。乗せるトッピングは慎重に選んだ方がいいかもしれない。きつねあたりを乗せると、ちょっとくどく感じるかも。たぬき(330円)は既製品。箸はエコ箸。変わりメニューは、これといって見当たらなかった。


※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2014/4、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2016/1

  1・2番ホーム(総武線各停)。5・6番ホーム(中央線快速)の店舗より、少し東中野寄りにある。また、5・6番ホームの店舗とはちょっと建物の構造が異なっており、側面(線路側)から出入りする造りになっている。朝のラッシュ時とか、邪魔にならないのだろうかと少し心配になる造りだ。立ち食いカウンターのみで、キャパは7人程度。奥に入ると後客が蓋になって出づらくなるくらいに、店内は狭い。
  麺は、NREスタンダードの茹で麺。湯通し具合がよかったのだろうか、麺とつゆがチグハグするような印象はなかった。直近で食べた松戸「大江戸そば」よりも少々麺がツルツルしていたように感じた。つゆは、手注ぎ。カツオはあまり香らない。一昔前のNREスタンダードだ。NRE茹で麺店ではつゆマシンの導入が進んでいるが、どうも「あじさい茶屋」ブランドの店舗は手注ぎを続けているようだ。「大江戸そば」や「清流そば」でマシン導入が進んでいる。「菜の花そば」や「中山道」はどうだろうか。近々に調査したい。たぬきは、小エビ風味のある揚げ玉。たぬき350円。なお、この店舗ではエコ箸を導入しておらず、割箸のみの用意になっている。NRE駅そばではエコ箸がスタンダードになったものかと思っていたのだが。このあたりのディテール面の違いも、少々興味をひかれる部分ではある。


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★高円寺駅(JR中央線)
「桂」  実食日:2003/12

  北口を出て、線路沿いの路地を右へ1分、左側。間口は広いが奥行きが極端に狭く、定員は4名。しかも、満席だと奥の人は出られないし、厨房から丼を受け取るのもままならないだろう。しかし、私はこの雰囲気は大好き。おばちゃんも愛想がいいし。
  肝心のそばも、結構私好み。まず、麺の太さに圧倒される。大袈裟ではなく、本当にうどんほどの太さがある。私の知る限りでは、太さ日本一だ。だから、そばを「啜る」と言うよりも、「食べる」という言い方のほうがしっくりくる。太麺好きなら、ぜひ足を運んでみてほしい。また、たぬきの感じから察するに、天も自家製っぽい。点数は高くならないタイプの店だが、印象は非常に強かった。たぬき300円。

※改装していました(写真は左:旧、右:現。2010/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です(値−1点。2015/2、確認)。

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「富士そば」  実食日:2004/2

  北口ロータリー脇。よく目立つ店なのでとりわけ場所の説明をする必要はないだろう。外観は同系他店と同じなのだが、値段は若干異なっており、たぬき360円と、高め。その割には、味の方はこのチェーンの中では最低級だった。たまたま茹ですぎただけなのかもしれないが、麺にコシがまるでなかった。そばはコシがればいいというものではないと思うが、香りのない色白細麺でコシがないのでは、完全に素麺だ。そば湯フリーサービスがあるところからして生麺使用と思われるが、的確な従業員育成を怠るとこのような結果を招きかねない。生麺の落とし穴ではあるまいか。この味で360円では、ワカメが入るとはいっても、到底納得できない。

※昼間の写真に貼り換えました。値段が上がり、現在はたぬき380円になっています。店舗限定メニューは特になさそうです。朝そば・夕そば各310円、朝食セット310円。ここまでは、同日に確認した荻窪北口店と同じ(朝食セットの値段が違うが)ですが、朝カレーセットではなく朝納豆定食360円の設定があります。店舗による微妙な違い、面白いですね。富士そば全店のメニュー一覧を作成してみたくなってきました(付+1点。2015/1、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現。2015/12、確認)。

※2016/2、再食。ミニヒレカツ丼セットを、もりで食べてみました。ヒレカツ丼はどうということもありませんでした(不味いという意味ではない)が、もりそばはなかなか良かったです。かけ系よりもよく香るし、量も多いような気が。店によって、かけ系の方が香る麺ともり系の方が香る麺がありますが、「富士そば」に関しては圧倒的にもり系の方が香ると思います。初食は基本的にかけ系ですが、今後「富士そば」で再食する場合にはもり系を選択する機会が多くなりそうです。ひとつだけイチャモンをつけるとすれば、ワサビが全然効かないことくらいでしょうか(味+2点)。
  値上げして、たぬき390円(券売機には冷やししかないが、頼めばかけ系でも作ってくれるだろう)になっていました。朝そばは320円です。夕そば・朝食セット・朝カレーセットは、終了しています。代わりに、「ふじ酒場」が始まっています(15〜29時)。天ぬきが、4種類(かき揚げ・ちくわ天・春菊天・いか天。110〜130円)もあります。だんだん、充実してきましたね。今後がさらに楽しみです(付+1点)。


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「江戸丸」  実食日:2004/5

  環七通り、中央線ガード東南。駅から歩いて4〜5分ほどかかる。地下鉄丸ノ内線の東高円寺駅からでもなんとか徒歩圏内か。駅そばと言うより、どちらかというと車での利用者の方が多い店。そのためだろうか、朝は早く(5:30くらい)から営業しているものの、15:00閉店。
  ここのそばは、つゆの味が濃い。それから、たぬきがやたらたくさん入ってくるのだが、不思議とつゆはあまり油っぽくならない。油の質の問題なのかもしれない。ネギフリーは嬉しいサービス。
  そばの変わりメニューはあまりないが、ご飯ものでは納豆丼250円がある。やはり、朝食として利用する人が多いのだろう。それから、タクアンとふりかけもフリーになっているので、究極的に金がないときはライス(150円)だけ頼むという手もある。貧乏人の味方だ。たぬき320円。

※一部メニューの値段が上がっていました。たぬきは、現在350円です。天ぷらの種類がだいぶ増えていて、変わりダネもあります。ハム天は、価格も安い(360円)ので、一度試してみたい誘惑にかられます。ご飯ものは値上げしておらず、納豆丼は現在も250円で提供されています(値−1点。2014/1、確認)。

※看板・暖簾など、微妙に変わっています(写真は左:旧、右:現)。消費増税に伴う値上げはなく、現在もたぬき350円。他メニューも変わっていません(2015/2、確認)。

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「笠置そば」  実食日:2004/10

  北口を出て左、マックをやり過ごし、ケンタッキーフライドチキンの脇からガード下の商店街に入ってすぐ左側。改札から歩いて2分くらいか。「笠置」といえば、「安い、汚い」が相場なのだが、ここは衛生面は割と優れている方。食券制だし、椅子席完備。ただし、狭い。
  このチェーンは生麺を使っていることが多いのだが、ここはさらに一歩上を行き、完全注文後茹で。だから、ちょっと待たされる。特に、店に入った時点で待ち客がいたりすると、ヘタをすると10分くらいかかることもある。味は、麺はまずまず。妙にツルツルしている。ただ、つゆがなぁ……。私は自宅でもよくそばを作っているが、自分で作るとこの店のような感じの味になる。それから、たぬきは具ナシの既製品。一つ大きな利点を挙げるなら、値段か。たぬき260円は、おそらく高円寺最安値だろう。しかも、ワカメ入り。

※閉店していました。跡地は、梅干し専門店です(2015/1、確認)。

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「みはる」  実食日:2010/1

  ロータリー西側のガード下。目立つようで実は目立たない場所なのか、これまで私はこの場所に店があることを知らなかった。立ち食いカウンターのみのコンパクトな店だ。食券制で、ベースメニューとトッピングを別々に購入するシステムになっている。たぬきそばが食べたい場合には、かけそば券と揚げ玉券を購入する。
  この店のそばは、歯切れのよい麺に辛めのつゆというコンビネーション。どちらも、わりと個性的だ。特につゆは、鰹出汁がよく効いている。だいぶ塩辛いので、水を2杯飲むということが前提になるが、好きな味覚だ。かけ260円。トッピング込みの価格で言うと、たぬき320円、天360円。まんぷくかき揚げ、贅沢油揚げ、たっぷり揚げ玉など、デカ盛りを思わせるトッピングがいろいろ設定されている(すべて240円。かけそばに乗せると500円)。サービスも充実している。毎日15〜16時にはかけそばが200円に値引きされるタイムサービスがあるほか、12枚綴りで2600円というお得なかけそば回数券も発行している。


※閉店していました。跡地は、鮮魚系の居酒屋です(2014/5、確認)。

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「吉野家」  実食日:2010/4

  南口を出て、アーケードの商店街「高円寺PAL」に入って2分、左側。フロア面積はそれほど広くないが、テーブル席・椅子付きカウンター・立ち食いカウンターと揃っていて、様々なニーズに応えられそうな席配置になっている。食券制で、セルフサービス。牛丼専門店としての吉野家に馴染みがある人にとっては戸惑うシステムなのだろうか。
  以前に上板橋で一度吉野家の十割そばを食べたことがあるのだが、今回は当時よりも格段に印象がよかった。乱切りの麺は歯ごたえがしっかりしていた。これなら、「吉野家」の看板に相応しいと言えるだろう。上板橋の時は、もしかしたら若干茹でがオーバーだったのかもしれない。十割そばは茹で時間が短くて済むぶん、茹で加減が難しい。10秒のオーバーが命取りになる。かけ330円(ワカメ入り)、かき揚げ430円など。たぬき(天かす)とそば湯はフリー。牛丼とのセットは、ミニ550円、並650円。並とのセットだと、かなりお腹一杯になる。吉野家がこれだけのクオリティのそばを出すとなると、既存の立ちそば系チェーンは兜の緒を締めてかからないと、足もとを掬わることになりかねないと思う。


※閉店していました。跡地は、たぶんソフトバンクショップ(付近に似たようなビルが多いのでイマイチ自信なし)です(2015/1、確認)。

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★阿佐ヶ谷駅(JR中央線)

「富士そば」  実食日:1998/?

  南口ロータリーの一角にある。いかにも「富士そば」チェーンらしい店で、白っぽく細い生麺とあっさりしたつゆが特徴。明るく綺麗な店なので、初心者でも気軽に入れる。かつてはネギ入れ放題だったのだが、今はダメな模様。たぬき330円。


※2014/5、再食。値段がだいぶ上がっています。現在、たぬき380円です。私が現時点で知る限りでは、「富士そば」としては最も高い設定になっています。基本的なメニューがこの価格帯になると、変わりメニューのゆず鶏ほうれん草そば(400円)あたりの方がお値打ちに感じます。朝そば・夕そばの設定あり(各310円)。そば湯ポットあり(値−1点、付+1点)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。ゆず鶏ほうれん草は430円になっています。朝・夕そばも320円に上がっています。変わりメニューに、山海そば440円があります。また、店舗オリジナルのセットメニューとして、週替わり定食があります(11〜15時限定)。訪問時には、「半そば+半ライス+メンチ+唐揚げ+サラダ」で510円という内容でした。悪くはないと思いますが、個人的には半そばではなくフルそばのセットで580円くらいを希望。昼間の写真に貼り替えました(2016/1、確認)。

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「吉野家」  実食日:2010/9

  南口を出て左、中杉通りを渡ってアーケードの商店街(阿佐ヶ谷パールセンター)に入り、2分少々左側。さほどフロア面積は広くないが、横並びカウンタータイプの座席と4人掛けテーブル席がある。
  まずは値段の話から。値下げしたのか、それとも店舗間の違いなのか、この店のそばは今までに立ち寄った他の青看板「吉野家」とはまったく異なる値段構成だった。かけ250円、たぬき300円。う〜む、これは安い。この価格帯なら、他の各立ちそば店と同じ土俵で勝負ができる。そして、十割そばの付加価値を考えれば、当然ながら優勢。他の「吉野家」がすべてこの価格になったとしたら、立ちそば業界に革命が起こるかもしれない。それが必ずしも良いことだとは言いきれない部分もあるが。
  味覚面では、他の青看板「吉野家」のような乱切り麺ではなく、太さの揃った麺で供されていた点に言及したい。風味は変わらないが、食感のコントラストがなくなったぶん、印象力は薄れたような気がする。乱切りでこの価格にできるのであれば、その方がいいように思う。つゆは変わらず、やや甘め。そば湯ポットは利用できるが、天かすフリーのサービスはない。メニューはだいぶ増えていて、いか天そばやコロッケそばなど、あまり吉野家らしくないものもある(各350円)。セットメニューも増えた。いずれにしても、全店共通で変化したのか、阿佐ヶ谷店だけ特殊なのか、早急な調査を要する。公式HPには、阿佐ヶ谷店とも、他の既食店舗(上板橋・川越・高円寺)とも異なるメニュー・価格が掲載されているので、あまり参考にならない。

※閉店していました。跡地は、ラーメンの「福しん」です。余談ですが、「福しん」は私がもっとも敬愛するラーメンチェーンです。この店舗は、他店舗と看板のデザインがだいぶ違っているのが気になります(2014/12、確認)。

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「けやきそば」  実食日:2014/12

  北口を出て左へ20秒、スターロード入口脇(ガード下)。今年7月にオープンした新店。一瞬「独立系か?」と思わせる店名だが、メニュー構成に覚えがあり調べてみるとやはり都市開発だった。実態は「一ぷく」と同じだと考えていいだろう。椅子付きカウンターのみで、席数は10くらい。
  麺は茹で麺でやや硬質、やや弾力あり。茹で麺としては悪くない。つゆは、かなり辛いタイプ。香りも余韻もあって方向性としては美味しいのだが、完飲には水が欠かせない。たぬきは天かすで、エビの風味が強い。野菜の切れ端も見られる。サクサク感がないのが惜しいが、嫌いではないタイプだ。全体的にベタな立ちそばの味だが、近年東京から失われつつある味でもある。個人的には、この手の店が新たにオープンしたことはとても嬉しい。かけ290円、たぬき350円、天380円。変わりメニューに、三元豚のカツ440円。組み合わせのお得なメニューに、具だくさんそば390円がある。トッピングはたぬき・大判きつね・茹で卵・ワカメ。トッピング単品追加価格だと520円になるので、かなりお得な設定だ。また、店としてはカツカレーを強く推している。カツカレーそば520円、カツカレー480円、カツカレーセット(半そば付き)590円。セットが一番お得に感じるか。箸はエコ箸。


※閉店していました。跡地は、まぐろ丼専門店の「三崎市場」です。ある程度苦戦は予想していました(あまり目立たない場所だったので)が、予想以上に短命でした(2016/8、確認)。

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「嵯峨谷」  実食日:2016/12

  北口を出てロータリーを左に回り、イトーヨーカドーへ続くビル内通路の入口脇。ロータリー沿いで目立つ場所だ。今月17日のオープンだから、オープン10日後の訪問ということになる。10日で偶然見つかってしまうなんて、運命的なものを感じる(事前に知っていれば明るいうちに来たのだが……)。すでに花輪等は片づけられていて、オープン直後という雰囲気はなかった。店内は横並びタイプの椅子席のみ(当サイトでは、すべて「椅子付きカウンター」としてカウントする)で、計21席。基本的に四角形の椅子なのだが、入って左手の壁側を向いたカウンターだけ丸椅子になっている。四角い椅子は、座るときにも立つときにも角が膝裏にガンガン当たる(厨房側を向いた「固定式でバネ仕掛けの四角い椅子」は、特に座りづらい)ので、あまり好きではない。席間を広く取れないのであれば、全部丸椅子にした方がいいように思う。が、よくよく考えたら、嵯峨谷の他店舗も大半が四角い椅子だ。こだわりがあるのだろうか。こだわりついでに、席間を少し広げていただくというのは難しいだろうか。半券もぎりタイプの食券で、もぎって受渡し。半券は領収証として手元に残る。
  麺は、十割の押し出し。太麺と細麺があるらしいが、黙っていると太麺になる。というか、私は嵯峨谷では太麺しか食べたことがない。どこかで一度細麺も試してみようと思うのだけれど、つなぎの弱いこの麺で細麺を選ぶ度胸がない。「絶対に太麺の方が美味しいに決まっている」との先入観が勝ってしまうのだ。太麺だと、つなぎは弱くて切れやすいのに、適度な歯ごたえが得られる。風味もまずまずよいし、十割を謳う立ち系そば屋の中ではもっともバランス感の良い麺に仕上がっていると思う。つゆは、カツオがしっかりと香るもの。途中で感じなくなることが多いカツオの香りが、最後のひと口までしっかり残る。文句なく美味しい。たぬきは、粒の細かい天かすで、受渡口から自分の席に運ぶまでの間にもうゾル化している。ただ、量が多くないから、つゆの味が分からなくなることはないし、香ばしい風味がなかなか心地よいし、油も軽いので、これはこれでよいと思う。たぬき360円(刻みナルト入り)。ワカメフリーのサービスあり。ただし、乾き気味であまり美味しくなかった。こういうところは「客の入りの読み」が必要になるから、オープン直後だとなかなか万全にはならないか。
  阿佐ヶ谷は、南口の富士そばが古くから頑張っているものの、それ以外の立ち系そば屋はなかなか長続きしない街。北口に嵯峨谷がオープンしたことで、ようやく泰平期に入るのだろうか。富士そばと嵯峨谷が競合することも考えられるが、南北に分かれているし、方向性も少々違うので、うまく共存できるのではないかと予想する。両店とも、阿佐ヶ谷の顔として長く続いてほしいものだ。


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★荻窪駅(JR中央線、東京メトロ丸ノ内線)

「富士そば」  実食日:2003/10

  南口を出て、右手正面。照明が明るいし、看板も大きいので、非常に分かりやすい店だ。「富士そば」といえば、生麺使用の店と茹で麺使用の店に二分されるのだが、ここは生麺。ちょっと待たされるという欠点はあるのだが、やはり麺は美味い。具がもう少し改善されれば得点ももっと高くなるのだが……。この店の変わったサービスとしては、そば湯フリー。頼んで出てくるのではなく、ポットに入ったものがカウンターに置いてある。これは珍しいケースだ。他の「富士そば」では、このようなサービスをしている店は見たことがない。たぬき350円、天370円。天の方がお得感がある。


※値上げ(たぬき350→360円)していました。変わりメニューに、ゆず鶏ほうれん草390円、鶏ねぎ400円があるほか、お得な朝そば・夕そばがあります(値−1点、付+1点。2013/4、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき380円です。ゆず鶏ほうれん草は400円になっています。鶏ねぎは、ピリ辛鶏ねぎと名を変えて、410円です。時間帯限定としては、朝・夕そば310円のほかに、朝カレーセット380円もあります。店舗オリジナルは、ミニチーズメンチカツ丼セット550円でしょうか。特段の改装はしていませんが、写真を昼間のものに貼り替えました(2015/12、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。ゆず鶏ほうれん草430円、ピリ辛鶏ねぎ450円、ミニチーズメンチカツ丼セット560円、朝・夕そば320円、朝カレーセット390円です。パクチーそば460円がありましたが、これは店舗限定ではなく、いくつかの店舗で確認しています。なお、店舗名は「荻窪店」です(2016/1、確認)。

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「生そば処」  実食日:2003/10

  駅の地下通路、南口と西口の間、やや南口寄りにある店。丸の内線の改札が一番近く、出て左側すぐ。荻窪では比較的人通りの少ないエリアなので、店内も空いている。ここの特徴は、味が薄く出汁が濃いつゆ。かつお出汁が味を引き立てている。塩分が控えめなので、多少物足りない部分は否めないのだが、私の口には合う。ただ、麺はいけない。なんか、固く、つゆに馴染まない。湯通ししていないわけではなさそうだが。もしかしたら、上記の「富士そば」に続いて食べたため、そう感じただけかもしれない。たぬき330円。なお、同名店がJR西口改札外正面にもある。

※閉店していました。西口の店舗は、まだ頑張っています(2008/10、確認)。

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「天亀そば」  実食日:2004/3

  JR西口改札を出て、右。階段を下りて直進、突き当たりを左、左側。改札歩2分くらい。店名やデコレーションの雰囲気からして、神田の「天亀そば」と同チェーンか。
  味にはこれといった特徴はない。申し出制でそば湯のサービスがあるので、一応生麺使用と思われるが、生麺特有の食感ではなかった。たぬき300円(ワカメ入り)。ご飯モノが豊富で、セットもある。麺類よりもこれらの方がお得な値段設定になっており、丼ものは350円〜、セットメニューは450円〜。24時間営業も見逃せないポイント。


※値上げ(たぬき300→320円)していました(2009/6、確認)。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値下げしたのでしょうか、現在たぬきは300円です。全メニュー、60円増しで「石臼挽きそば」にランクアップすることができます。石臼挽きは、6割そばなのだそうです(付+1点。2010/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき310円です。相変わらずセットメニューがお得な価格構成で、玉子丼セットはなんと410円です。げそかき揚げ丼セット・牛丼セット・カレーセット・親子丼セットまでが500円以内。牛丼セット460円が、とりわけお得に感じる設定です(2015/1、確認)。

※閉店していました。建物も撤去済みで、跡地はコイン式の駐輪場になっています。ただ、小さい店でしたので、そんなに多くの台数は駐められません(2015/12、確認)。

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「生そば 箱根」  実食日:2004/7

  北口ロータリーを回って青梅街道に出て左、1分。西口の方が近いような気もするが、北口からの方が行き方を説明しやすい。「箱根」系は小田急特有のチェーンだと思っていたが、結構都内JR駅にも進出しているものだ。神田・高田馬場などにもある。
  味は、平均的な「箱根」系よりも麺のコシが弱い。茹で方の問題なのか麺そのものが違うのか、ちょっと判然としない。つゆや具はいつも通り。ワカメ入りで、たぬき290円。


※閉店していました。跡地は串揚げ屋です(2010/12、確認)。

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「生そば処」  実食日:2005/4

  3つ上に掲載している「生そば処」と同系っぽい店が、JR西口改札外(改札出て改札出て右、階段上)にもある。立地はいいのだが、それほど多くの客は入っていない。2つ上に掲載している「天亀」あたりがライバルになりそうな場所だが、客の数では「天亀」が勝っている。味の方は、麺は並、つゆは粉末出汁っぽい感じ、具(たぬき)は小エビ風味。店の一番奥に「麺、つゆ、天ぷら、美味しくなりました」と書かれた紙が貼ってある。確かに、3つ上の「生そば処」で食べたとき(2003/10)に較べて、麺の違和感がなくなっていたような気はする。1点加点までには至らないが、「改良した」と言われれば頷ける。たぬき330円。

※値上げ(たぬき330→340円)していました。麺が変わったかもしれません。コシのない硬質麺で、乾麺のような食感です(2008/10、再食確認)。

※閉店(「爽亭」化)していました(2010/12、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2006/4

  JR3・4番ホーム(中央線快速)、やや西荻窪寄り。ホームにある駅そばはだいたいこんなものだと思うが、よく言えばコンパクト、悪く言えば狭苦しい店。椅子席はなく、L字型立ち食いカウンターの他、角に申しわけ程度に2人分くらい食べる場所が増設されている。狭いスペースを工夫して集客力を高めようという努力の跡が見られる。
  味覚的には、普通に「あじさい茶屋」。たぬき(320円)には、ワカメが入った。どうもこのチェーンは、ワカメがデフォルトで入る店舗と入らない店舗が混在しているようだ。


※閉店(「大江戸そば」化)していました(2013/1、確認)。

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「富士そば」  実食日:2007/12

  北口ロータリー沿い。今年10月にオープンしたばかりの新店。
  茹で置き生麺は中太。最近、このチェーンではこの麺を使う店舗が多くなったような気がする。以前主流だった平麺よりも歯ごたえがあるので、個人的には「改善」と受け止める。ワカメが入って、たぬき360円。そば湯ポット有り。


※店舗名は「荻窪北口店」です。昼間の写真に貼り替えました。値段が上がっています。現在、たぬき380円です。変わりメニューというか、おそらく店舗限定であろうメニューに、親子南蛮420円、ピリ辛鶏ねぎ410円があります。富士そばは、ベース部分の味は統一路線に向かっていますが、店舗ごとにメニューが違うので、巡る楽しみがあってよいと思います。朝そば・夕そば各310円、朝食セット320円、朝カレーセット380円と、時間帯限定のお得なメニューも充実しています(付+1点。2015/1、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき390円です。親子南蛮(おそらく店舗限定)は430円、ピリ辛鶏ネギ(店舗限定ではない)は450円まで上がっています。また、朝夕メニューも値上げしていて、朝・夕そばは320円、朝食セット330円、朝カレーセット390円になっています。セットメニューに、肉富士ラー油丼セット680円というものがありました。これは、他の店舗では見たことがないように思います(南口の「荻窪店」に、「ミニ豚ラー油丼セット」560円がある。ミニとフルの違いこそあれ、実質的には同じものかも)。オリジナルメニューや朝夕メニューが充実していて、楽しい店舗です(2016/1、確認)。

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「爽亭」  実食日:2010/12

  JR西口改札を出て右、左側。3つ上に記載している「生そば処」の跡地。というか、業者は変わっていないので、店名が変わっただけという受け取り方もできる。しかし、値段等もガラリと一変しているので、別店として扱う。内装は、「生そば処」時代と同じ。椅子付きカウンターと立ち食いカウンターが背を向け合っている。
  この店のそばは、全体的に「吉そば」によく似ている印象。白っぽい茹で麺はほとんど味がなく、つゆはやや辛め。麺だけで見れば完全に1点級なのだが、つゆの塩気がうまくフォローしていて、それなりに食える。たぬき320円(ワカメ・カマボコ入り)。「生そば処」時代よりも安くなっているのが嬉しい。変わりメニューに、「炭火鶏ゆず胡椒焼そば」400円、関東では珍しい「牛すじそば」470円などがある。


※値上げしていました。現在、たぬき330円です。炭火鶏胡椒焼・牛すじとも、終了しています。代わりに、「のせ放題そば」430円が登場しています。これは、かき揚げ・卵・きつねなど7種類のトッピングをいくらでも乗せられるというメニューです。かつて品川「常盤軒」にあった「おこのみそば」に近い趣向です。天玉を乗せれば、もう元が取れているという驚きの価格設定。これは試す価値あり(というか、毎日食べてもいい)です。もともとは2013年に秋季限定で登場した設定のようですが、なんだかんだでずっと続いているのでしょうか。私も、次回にぜひ挑戦したいと思います(値−1点、付+2点。2015/1、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2013/1

  JR3・4番ホーム(中央線快速)やや西荻窪寄り、3つ上に記載している「あじさい茶屋」の跡地。立ち食いカウンターのみの小さな店。カウンターは、厨房を囲むL字型のものに加えて、壁際の角に少々増設されている。それでも、7〜8人で満員だろう。
  味覚的には、NREスタンダード(茹で麺)。NREの茹で麺には、少なくとも2種類以上の麺があると思われるが、この店舗では都内店舗で多用されている、少々ざらつきのある角麺を使用している。つゆには、喉を突くような刺々しさがある。どうも、出汁感を出そうとしすぎているのかなぁ、という気がする。たぬきは既製品の揚げ玉で、スナック菓子のような香りがする。たぬき320円。NRE系共通の季節限定メニューあり。さて、「あじさい茶屋」時代から何が変わったのかを考えてみたのだが、どうにも店名以外には変更点が見つからない。内装もそのまま。カウンターなどの店内設備はだいぶ古びているので、どうせなら全面リニューアルすればいいのに、と思ってしまう。どうして、この期に及んで看板だけ変えたのだろうか。新小岩事件が荻窪にまで影響しているとは思えないし。「隣の西荻窪駅とは違う」感を演出したかったのだろうか。謎だ。

※値上げしていました。現在、たぬき340円です(値−1点。2014/5、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2015/12、確認)。

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★西荻窪駅(JR中央線)
「笠置そば」  実食日:2003/12

  南口を出て、右へ1分。外観も小汚いし、内装も古風。衛生面での高い評価はできないが、郷愁溢れてつい入ってしまうタイプの店だ。ここの麺は、コシ重視の生麺。なかなか美味。これといって大きなマイナス材料もないし、何度でも通える店なのではないだろうか。大食漢のために、セットものも充実。セットものには、「セット」と「定食」がある。「セット」は「かけそば(並)+ご飯もの(小)」。「定食」は「かけそば(小)+ご飯もの(並)」。そばとご飯のどちらをたくさん食べたいかによって、使い分けよう。値段は、「セット」はすべて480円、「定食」はすべて580円、たぬきは280円。あと、時節がら年越しそば(生麺・濃縮つゆ)を店頭販売していたのが印象的だった。

※2017/2、再食。約13年ぶりの再訪ということで当然と言えば当然ですが、だいぶ値段が上がっています。現在、たぬき340円です。今回は、天丼セット530円を実食。そばの印象は、特段変わっていません。天丼はかき揚げ丼で、揚げ置きでだいぶ冷めたかき揚げが乗ってきました。ご飯との温度差がありすぎるのが、ちょっと。冷めているわりにサクサク感が残っていて、人肌程度に温かければもっと印象が良かっただろうなと、惜しい感じがしました。面白かったのは、オペレーション。かき揚げは、丼の中にたっぷり用意した天つゆの中にドボンと浸してご飯に乗せるのですが、天つゆの入った丼が湯煎されており、いわば間接保温の方法を採っていました。直接火にかけると焦げが生じるためでしょう。こういうシーンを見るのも、勉強になります(値−2点)。

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「富士そば」  実食日:2004/8

  南口を出て左すぐ。比較的小型の「富士そば」。同系他店に比べて麺が細いような感じがするのが特徴で、「笠置」系、あるいは「小竹林」系の麺に似ている。コシ重視の生麺。たぬき350円(ワカメ入り)。10円多く出して天にした方がいいような気もする。そば湯フリー。変わりメニューに、「特製富士そば」390円。どんな内容なのかは、食べてみないと分からない。

※改装していました(写真は左:旧、右:現)。外観だけでなく内装も変わっていて、かつて立ち食いメインだったカウンターはすべて椅子つきになっています。また、値段が少々上がっていました(たぬき350→360円。値−1点。2009/6、確認)。

※値上げしていました。現在、たぬき380円です。「特製富士」は「特撰富士」と名を変えて、420円です。変わりメニューに、ピリ辛鶏ねぎ410円。朝そば・朝食セット・朝カレー(各310円)の設定あり(2015/1、確認)。

※現写真を昼間のものに貼り替えました。値上げして、たぬき390円になっています。「特撰富士」が、また「特製富士」に戻っています(450円)。他店舗では「特撰富士」の表記なのですが。ピリ辛鶏ねぎ450円、朝・夕そば、朝食セット、朝カレーはいずれも320円です。朝食セットの値段が、荻窪北口店と異なっています。「ふじ酒場」あり。ただ、つまみのラインナップが少々さびしいです(2016/1、確認)。

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「あじさい茶屋」  実食日:2007/5

  改札入って左、「NEW DAYS」の隣。
  毎度お馴染みのあじさい茶屋……と言いたいところなのだが、今回はちょっとトピックスあり。というのは、今月(2007/5)は「トッピングサービス月間」というキャンペーンを実施しており、日替わりでトッピングが無料でサービスされるのだ。ちなみに実食日はワカメだった。他の日に何がサービスになるのかは確認していない。また、このサービスが西荻窪店独自のものなのか、それともチェーン全体でのものなのかも確認していない。たぬき320円。


※2015/1、再食。改装していました(写真は左:旧、右:現)。白看板の「あじさい茶屋」は珍しく、「大江戸そば」のような外観です。まぁ、実態は同じですが。初食記事の「トッピングサービス月間」は終了していますが、毎週火曜に大盛り無料、金曜に生卵のサービスがあります。相変わらず、この店舗は「あじさい茶屋」の中で独自性を発揮しているようです。値段が上がり、現在はたぬき340円になっています。味覚的には、特段変わった印象はありません。通常のカレーそばが販売終了となり、代わりに「至福のカレーそば」490円が登場しています。値段がだいぶ上がっているだけに、どれほど美味しくなったのか興味がわきます(値−1点、付+1点)。

※閉店(「大江戸そば」化)していました(2016/1、確認)。

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「大江戸そば」  実食日:2016/1

  改札内コンコース、上記「あじさい茶屋」の跡地。看板が変わっただけという印象が強いが、私にとってはこの変更はちょっと大きな意味を持つ。というのも、「あじさい茶屋」だった時代には突出した異端店舗だったからだ。そもそも、白看板の「あじさい茶屋」なんてここ以外で見たことがなかった。「大江戸そば」になって個性がなくなってしまったか……と一瞬だけ落胆したが、どうやらそうでもない様子。詳細は後述。内装は変わっておらず、立ち食いカウンター10人分くらいがメインで、壁際に椅子が3つだけある。
  味覚的には、特に変わっていない。麺は、茹で麺のNREスタンダード。少し太く柔らかいように感じたが、誤差の範囲内か。つゆは、マシン注ぎになっていた。最初のひと口で粉末っぽいカツオ出汁が香り、以前よりも美味しくなったと思う。たぬきは普通の揚げ玉。たぬき350円。ここまではまぁ没個性と言ってもいいのだが、「あじさい茶屋」時代に行っていた西荻窪店限定サービスが、「大江戸そば」になっても継続されていた。看板を変えた目的はこのサービスを廃止する口実なのではないかと思っていただけに、意外というか、嬉しかったというか。サービス内容は、「あじさい茶屋」時代と変わっていない。毎週火曜に麺大盛り無料、金曜に生卵サービス。街の規模に比してライバル店が多い駅なので、顧客確保に必死なのだろうか。似たような境遇の駅は他にもあるので、こういう店舗独自サービスなどが他の駅にもあるといいのになぁ、と思う。箸はエコ箸。


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