東京・私鉄3 (小田急各線) 現在、19軒掲載(うち4軒は、閉店確認済) |
※新宿駅は、山手線8に掲載。 | |||||||
★参宮橋駅(小田急小田原線) | |||||||
「Cafeぴっころ」 実食日:2018/11 新店オープンの情報が寄せられ、早速行ってみた。場所は、駅を出て左へ2分、「からまつ」という名の飲食店の角を左折して1分(踏切渡る)、歩道橋で大きな道を渡って直進1分、左側。国立オリンピック記念青少年総合センター内というか、建物の外側。守衛が立っているゲートを通過して右手すぐ。店の外にテーブルがたくさん出ているから目立つけれど、守衛が立っている門の中だから、これは情報がないとなかなか見つからない店だ。もちろん、このゲートは誰でも通れる。身分証の提示なども不要(これを要する施設内の店は、当サイトでは対象外と考える)。店は、そば・うどんを扱う喫茶コーナー兼物販コーナー。新店と聞いていたが、店としてはもともとあったもので、そば・うどんを始めたのが2017年5月頃からということらしい。システムは、有人レジで口頭注文・先払い→配膳・下げ膳ともセルフ。客席は、建物内に椅子付きカウンター5席、建物の外にテーブル席が4人×4くらい。これとは別に、店の奥の方にキッズコーナーみたいなスペースがありそうな雰囲気だったが、入っていないので詳細不明。 麺は、食感的には冷凍っぽいが、そこそこそばの香りがあって「生麺かも?」と思わせるようなもの。店の雰囲気的にあまり期待していなかっただけに、ちょっと驚いた。反面、つゆは残念なものだった。かなり甘みが強く、そして塩気も強い。そばの香りを消してあまりある。何と勿体ないことか。この麺には、もっとあっさりしたつゆを合わせた方がいいと思う。あるいは、このつゆありきで考えるのなら、太めの茹で麺の方が合うと思う。かけ250円。トッピングはすべて単品扱いで、たまご・わかめ・きつね・かきあげ・うめぼしの5種を用意(80円均一)。今回は、たまごとかきあげを乗せてみた。卵は後乗せで、白身の白濁なし。味覚面も含め、特段の感慨なし。かき揚げは、チルドもののレンチンだろうか(あるいは、冷凍ものの揚げ置き→レンチン)。あまり手作り感はない。小さめで、具材はタマネギ・ニンジン・ゴボウ・殻つきのエビ。質量的にはタマネギが多いのだけれど、食感・風味としてはゴボウがよく利いていた。フードメニューは、そば・うどん以外にパスタがある。ビーガントマト700円を除いて、400円均一。どんなものだか分からないけど、安いことは安い。 土曜15:00頃の訪問で、先客・後客とも多数。ただ、麺類を食べている人は見当たらず、ドリンク類の注文が大半の様子だ。そして、客の8〜9割が女性。ムサいオッサン的には、ちょっと気恥ずかしいね。逆に、女性がリーマンばかりの立ちそば店に入るときにもこんなアウェー感に襲われるのかなと、想像を膨らませることができた。
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★代々木八幡駅(小田急小田原線) | |||||||
「八幡そば」 実食日:2003/9 ※2015/4、再食。麺の印象は、12年前とはだいぶ変わっていました。やや太めで食感が強く、ピンとまっすぐに伸びた麺。とても美味しいです。いも天そば390円を試しました。いも天は小ぶりのものが2枚乗ります。厚切りなので、やや食べにくいですがしっかりとした質感があります。個人的にはもっと薄くていいと感じましたが、サツマイモが好きな方にはいいかも。なお、内装は昔のままです。ビルを建て替えたのではなく、リニューアルだったのでしょうか。この12年でかなりいい味が出てきています。照明が明るくなったこともあり、「和風ショットバー」の雰囲気ではなくなっています(ボ+1点、衛−2点、付+1点)。 ※閉店していました。シャッターが下りたままで、高看板が外されています。向かいに「富士そば」が入ったことが影響していると思われます。これは一大事です(2019/7、確認)。 ※跡地には、「プリンカフェ448」というお洒落なカフェが入りました。立ちそばの防衛、なりません(2020/9、確認)。
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「富士そば」 実食日:2017/4 北口を出て道路向かい。店舗名は「代々木八幡店」。今月5日オープンの新店。上記「八幡そば」のほぼ真向かいという立地。両店の客層はちょっと違うような気もするけれど、それでも火花バチバチのタイマン勝負という様相は否めない。これまでずっとライバル店のない状態で営業してきた「八幡そば」が、この正念場を乗り切れるかどうかが見ものだ。ちょっと複雑な客席レイアウトの店舗で、テーブル席が計12、椅子付きカウンターが計18。狭そうに見えて、席数は意外と多い。 この店舗では、乱切りタイプの押し出し製麺を導入している。店頭のサンプルも、麺がちゃんと乱切りになっている。芸が細かいね。押し出し製麺導入店は看板の下に「乱切り蕎麦」とはっきり謳っているので、入店前に見分けることができる。どうもこの乱切り麺は好評・不評がはっきり分かれているようなので、入店前に分かるのはありがたいことだ。個人的には、従来の麺の方が「やや好き」。押し出し製麺では圧延が足りないのか、どうも歯ごたえがあまりよくない。舌ざわりが楽しいのはプラスだけれど、「プラス0.5、マイナス0.7」くらいのイメージ。香りは、従来の麺と変わらないように感じる。これは、あくまでも温そばでの印象。はっきりとした結論は、どこかで一度もりを試してから。つゆは、いつもの富士そばスタンダードのカツオ出汁。乱切り店舗も従来店舗も、基本的に同一価格。つまり、たぬきは390円(ワカメ入り)。店内製麺の手間がかかっているぶん価格が高くなりそうに思ったのだけれど、そのぶん生地の仕入れ価格が下がっているのかもしれない。たぬきは既製品の揚げ玉で、あまり味がなくふやけやすいタイプ。例によって、入れすぎ。半分でいい。店舗限定っぽいメニューは、特に見当たらず。そば湯ポット受渡口にあり。箸はエコ箸。 ※暖簾のデザインが変わっていました(丸紋→富士山ロゴ。写真は左:旧、右:現)。値段等に変化はありませんが、日曜の夜に営業中止時間が設定されましたので、ご注意ください。とはいっても、27:00〜27:45だけですが(2018/6、確認)。 ※紅生姜ちくわ天450円、肉ほうれん草玉子とじ480円が登場していました(2018/12、確認)。 ※2019/10、再食。まず、消費10%増税に伴って値上げしていました。現在、たぬき410円、肉ほうれん草玉子とじ500円です。今回は、一部店舗で扱う肉ほうれん草玉子とじそばを食べてみました。かつて王子店で提供していたポパイそばのように、かつ丼調理用の鍋で玉子とじを作るのかと思っていたのですが、玉子がつゆにかなり拡散していた(よく言えば馴染んでいた)ので、調理法が違うかもしれません。豚バラ肉と卵の相性はとてもよく美味しいのですが、全体的にやや味が強い印象です。甘み・旨みが勝るので、つゆ本来の味などは分かりにくくなります。美味しいんだけど、個人的にはそばよりもラーメンに合わせた方がいいメニューかなという気がしました。七味ではなくコショウをかけるイメージで。 平日18:00頃の訪問で、先客3・後客5。ほどよい入りです。上記「八幡そば」が閉店してしまった以上、代々木八幡ではこの店に頑張ってもらうほかありません。健闘を祈ります。 ※2020/12、再食。食べる予定ではなかったのですが、ショーケースにレアメニューの酸辣かき玉そば440円があるのを見て、衝動的に食べました。変わりメニューにしては値段が安かったもので。内容は、カニカマと椎茸が入ったかき玉仕立ての酸辣あんをそばにかけたものです。思っていたよりも酸辣、特に酸の方が利いていて、勢いよくすすりこむと噎せ返りそうになります。辛みは豆板醤系の旨味のある辛さで、辛すぎる料理が得意でない私が「ちょうどいい」と思えるレベルです。万人向けのピリ辛、といったところ。問題なく美味しいし、この価格で提供できているのは素晴らしいと感心しました。もっと身近な店舗にもあれば、再食するかもしれません。 日曜18:00頃の訪問で、先客5・後客4。男女半々くらいで、年齢層低め。若者の支持が厚い店舗のようです。だからこそ、酸辣の発想が生まれたのかもしれませんね。新型コロナ対策の個別パーティッションが導入されていますが、テーブル席は対面可になっています。結構利用が多そうなカップルを含む2人連れ客への配慮がうかがえます。 ※値上げしていました。現在、たぬき440円です(2022/5、確認)。 ※再値上げしていました。現在、たぬき460円です(2022/7、確認)。
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※代々木上原駅は、東京・地下鉄5に掲載。 | |||||||
★下北沢駅(小田急小田原線、京王井の頭線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:2000/? ちくわ天420円を実食。麺は茹で置きでの対応。ちくわ天は、縦半分カット1本。揚げ置きで少々硬くなっていましたが、ほんのり青海苔風味があり、悪くはないです。「箱根」らしい甘辛いつゆも含め、特段の感慨はありませんが、大きなマイナスポイントもない一杯でした。箸はエコ箸。 平日16:00頃の訪問で、改札内側は先客1・後客4、外側は先客1・後客3。ほどよく入っています。以前に比べると、下北沢駅構内の動線が分散されていることもあり、コンコースが極端に混雑することはなくなったように感じます。そのため、この店にもドバっと客が殺到するようなことはなくなっているかもしれません。それはそれでちょっと寂しいような気もしますが、自分が食べることを考えた場合にはむしろありがたいです。 ※2020/6、再食。公式取材ではありませんが、仕事上必要での再食。そろそろ夏メニューが出ているかなと期待しての再訪だったのですが、残念ながらまだ春メニューでした。今年は、(たぶん)コロナの影響で、季節メニューの導入も遅れているようです。仕方なく、春メニューの中から「桜海老のミニかき揚げ天とむつ湾産ほたて天そば」520円をいただきました。トッピングは、その名のとおり桜海老入りのかき揚げとホタテ天2粒です。かき揚げは、わざわざ「ミニ」と断るほど小さくはありません。通常のかき揚げよりも小さめのリングを使って揚げているのでしょうが、個人的にはこの大きさで充分。むしろ、通常のかき揚げが大きすぎると言いたいくらいです。桜海老は、見栄えするように上部に乗っける形で揚げています。独特の香ばしさがあり、問題なく美味いです。むしろ、ホタテ天が「思っていたよりも小さいな」と感じました。まぁ、この値段なので、妥当な線ではあるのですが。店内掲示の写真と同じものが出てくるとは思わない方がいいでしょう。味覚的にも、桜海老の香ばしさが突出していて、ホタテはあまり存在感がありません。いっそ、桜海老に絞ったメニューにしてもよかったかなと感じます。 土曜13:00頃の訪問で、先客3・後客3(改札内側だけでカウント)。新型コロナ対策で、椅子付きカウンターは1席おきに使用可能。テーブル席は対面できないようになっていました。 ※値上げしていました。現在、たぬき390円、ちくわ天440円です(2022/5、確認)。
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「富士そば」 実食日:2018/2 ようやくこの街に駅そばが復活した。個人的には「箱根そば」が戻ってくるかなと睨んでいたのだが、南口を出て右へ30秒右側という一等地に入ったのは、好立地を確保させたら右に出る者はいない「富士そば」だった。店舗名は「下北沢店」で、2017年12月オープンの新店。フロアは比較的狭く、テーブル席はない。椅子付きカウンターばかりで、17席。この場所だったらこの倍くらい席数が欲しいのではないかと思うところだが、そうそう都合の良い物件が確保できるわけないか。 麺は、細めで扁平形のタイプ。ちょっと茹でがオーバーだったか、歯ごたえ弱めだった。この麺を使う店舗では、茹で時間やすすぎの手際の管理が結構大変だと思う。5秒狂っただけで食感が損なわれてしまう麺だと思うので。つゆは、特段問題なし。カツオ出汁がしっかりと香り、醤油の香ばしさも生きていた。たぬき390円(ワカメ入り)。実食はミニひれかつ丼セットなのだが、たぬきは既製の揚げ玉が厨房内に見えたので、まぁ食べなくても想像がつく。ミニひれかつ丼セットは通常560円なのだけれど、この時には「お客様感謝セール」とやらで500円で提供されていた。一部店舗でやっている「日替わりミニ丼セット」に近いサービスと受け取っておこう。ひれかつは、普通のかつ丼のカツよりも肉質が柔らかく、それでいて質感というか肉の繊維を引き裂く食感がしっかりと感じられる。ちょっとマトンに通じるような、良い意味での癖もあり、美味しい。タマネギと一緒に、玉子でとじる。玉子がやや固かったけれど、500円で出ているのなら断然買いだと思う。店舗限定ではないが、変わりメニューに「あさりそば」460円あり。また、朝そばだけでなく夕そばの設定もある(320円)。箸はエコ箸。 訪問は平日の16:45頃で、先客6・後客4。この時間帯でこれだけ入るのだから、きっと昼時には店頭に行列ができるのだろう。そして、先・後客のほとんどがひとり客の男性だった。テーブル席がないと、グループ客や女性は入りにくい。もしこの店舗がもう少し広くてテーブル席を入れられたら……と思うと、すごく惜しい。少しでも席を多く設けようという考えはフロアレイアウトにも如実に表れていて、受渡口の直下にまで椅子がある。ここに先客が入ると受け渡しが非常にやりづらくなる(実際に先客がおり、受け渡しがやりづらかった)のだが、キャパと客数のバランスから考えれば致し方ないか。とりあえずこの物件でオープンしておいて、近隣でもう少し広い別物件が空いたらすぐに確保して移転する、というのがベストかもしれない。 ※暖簾のデザインが変わっていました。富士山ロゴです(写真は左:旧、右:現)。あさりは終了しているようで、店頭サンプルから消えていました。替わって、紅生姜ちくわ天450円、肉ほうれん草玉子とじ480円、ポテ440円、よくばりコンボ690円といったメニューが加わっています。ポテそばやよくばりコンボなど若者向けメニューが導入されたあたり、下北沢らしさを感じます(付+1点。2018/11、確認)。 ※ポテそばがポテトチップスそば450円に変わっていました。まぁ、前衛的なメニューがよく売れそうな立地なのだろうと思います(2019/2、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき410円、肉ほうれん草玉子とじ500円、よくばりコンボ720円です。紅生姜ちくわ天とポテトチップスは、終了でしょうか、少なくとも店頭サンプルからは消えています。代わりに入ったのが肉骨茶590円ですが、個人的にこれにはあまり食指が動きません。味覚的には悪くないんですがね。ちょっと重たいです(2020/1、確認)。 ※再値上げしていました。現在、たぬき440円、よくばりコンボ750円です。肉ほうれん草玉子とじは、少なくとも店頭のサンプルケースからは消えています(2022/5、確認)。
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★経堂駅(小田急小田原線) | |||||||
「富士そば」 実食日:2005/7 改札出て右(南口)、正面の道(農大通り)を入って1分右側。農大生を根こそぎさらっていきそうな場所にある……と思いきや、少し離れた場所に「箱根」があり、2店で競っているようだ。 ここの「富士そば」では、角麺の生麺を出す。このチェーンでは、(私個人の好みとしては)平麺<角麺という図式が完全に出来上がっているので、嬉しいことだ。そして、どうやら注文後茹でしている様子。閑散時間帯だったからかもしれないが、私だけでなく、後から入ってきた客も皆注文後茹でだった。ワカメ入り、たぬき330円。 ※値上げ(たぬき330→340円)していました(2013/1、確認)。 ※改装していました(写真は左から2枚目)。値段も上がっています。現在、たぬき370円です。この設定の店舗が多いようですね。店舗オリジナルメニューでしょうか、「富士そば最強メニュー」と銘打ったとくとく満腹そば480円があります。朝5〜10時限定の朝そば310円があるほか、6〜10時限定の朝カレー350円・朝納豆310円があります。また、和風ラーメン410円を扱っています(値−1点。2014/11、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき390円です。とくとく満腹は終了し、代わりに(?)マージャンメンそば480円(店舗限定と記載あり)が登場していました。近ごろの「富士そば」の創作意欲はすごいですね。朝そばは320円、朝カレーセットは360円に上がっています。朝納豆は終了し、朝天玉320円が登場しています(2016/2、確認)。 ※値段等は変化ありませんが、乱切りタイプの麺を使用する店舗に変わっていました。看板やタペストリー類が一部変わっているので、一応写真を貼ります(左から3枚目)。券売機のボタンが、「かけ」「もり」のみ「乱切りかけ」「乱切りもり」という表記になっています。これだと「ざる」は乱切りではないのか? と誤解されそうな気もしますが(2017/11、確認)。 ※おやおや、この店舗は丸紋の暖簾を掲げ続けていました。面白いので、写真を貼っておきます(左から4枚目)。マージャンメンはだいぶ前に終了し、紅生姜ちくわ天450円、得たぬきつね410円が登場しています(2018/11、確認)。 ※遂に、富士山ロゴの暖簾に変わりました(写真は右端が最新)。消費10%増税に伴い、値上げしています。現在、たぬき410円、朝そば340円、朝カレーセット380円、朝天玉・朝納豆各340円です。紅生姜ちくわ天と得たぬきつねは、終了。代わって、経堂セット580円が登場しています。内容は、ハーフ天玉そば+ミニかつ丼。う〜ん、微妙なところですね。また、きしめん340円も登場しています。新井薬師店で実食済みも、その後終了しているだけに、これはちょっとうれしいです(2021/1、確認)。 ※再値上げしていました。現在、たぬき440円、経堂セット610円です。朝そばと朝天玉は340円で据え置きですが、朝カレーセットは400円に上がっています。また、きしめんは終了しています(2022/5、確認)。
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「箱根そば」 実食日:2006/8 南口を出て農大通りを直進、上記「富士そば」をやり過ごしてさらに2分、左側。十字路の角、コンビニ(ローソン)の隣にある。駅舎外の「箱根そば」というのも珍しい(「生そば 箱根」はたくさんある)ように思う。それも、改札からだと3分くらいかかるのだから。しかし、この道は東農大生の通学ルート上なので、駅から遠くても客は入るのだろう。 味には特徴はなく、普通に「箱根」。強いて言えば、他店舗に比べて若干麺が柔らかくてコシが弱かったことと、たぬきを多めに入れてくれたことくらいか。でもこれはたまたまこの時だけだと思う。たぬき290円(ワカメ入り)。 ※閉店(「天そや」化)していました。駅舎内(改札外)に、同名店がオープンしています。店舗名も「経堂店」で同一なのですが、閉店から開店までの間に時間的なスパンがあり、公式サイト上でも「移転」ではなく「閉店・開店」という扱いになっているため、当サイトでも「移転」ではなく「閉店」として扱います(2013/1、確認)。
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「天そや」 実食日:2013/1 南口を出て、農大通りを3分、左側。上記「箱根そば」の跡地。運営業者は変わらず、看板が変わったのだが、某大手チェーンがよくやるように「看板だけ変えて中身は何も変わらず」というものではなく、味から何から、劇的に変わっている。テーブル席と椅子付きカウンター、全部合わせて23席ある。 麺は生麺で、タイミングによる部分が大きいとは思うのだが、茹でたてに当たった。歯ごたえは良く、香りもあったのだが、ちょっとぬめりが強かったのが気になった。すすぎが充分ではなかったかもしれない。つゆは辛め。「箱根」の激甘つゆとは似ても似つかないもの。たぬきは天かすで、やや油がきつい。これといって強烈に印象に残る一杯ではなかったのだが、バランスを含め、全体としては美味い部類に入ると思う。個人的には、「箱根」よりもこちらの味覚の方が好き。たぬき290円(ワカメ入り)と、「箱根」よりも安い設定(メニューにもよるが)なので、もう何店舗か「天そや」化してほしいな、というのが本音。セットメニューがいろいろあり、「鮭いくら小丼セット」500円がかなり光って見えた。その他、季節限定メニューもあるが、レギュラーメニューに比べて高い印象。これは仕方のないことか。箸はエコ箸。サービス券の配布があり、1食につき1枚配布。5枚集めると、かけorもり1杯無料サービス。有効期限が設定されているが、期間を長くとってある(1月実食で、5月末まで有効)ので、5枚なら難なく集まるだろう。この手のサービスにしては、かなり気前がいい。 ※閉店していました。跡地は整体院になっています。ちょっと、立地的に苦しかったですかね……(2014/11、確認)。
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「箱根そば」 実食日:2014/11 改札を出て右、切符売り場の隣。経堂駅には、もともと2つ上に掲載している「箱根そば」があったのだが、より駅に近い場所に「富士そば」がオープンし、「箱根そば」は「天そや」に変わった(のちに「天そや」は閉店)。そして、「富士そば」よりもさらに駅に近い場所(というか、駅舎内)に、改めて「箱根そば」がオープンした。「箱根」と「富士」の間で仁義なき戦いが勃発していると受け取るのは私だけだろうか。店舗の外側中央部に銀行ATMがめり込んだような造りになっているため、フロアがちょっと複雑な形状。客席は、テーブル席が2人×5、椅子付きカウンターが10、立ち食いカウンターが10人分くらい。ATMがめり込んだおかげで、立ち食いカウンターが壁側を向く造りになっている。 「箱根」で食べるのはずいぶん久しぶりなのだが、味は変わっていないようだ。少し粘着する生麺に、甘みがかなり強いつゆ。香りも独特。この世界は日時や従業員によって味が変わることがよくあるので、いわゆる「利きそば」はなかなか難しいのだが、「箱根」だけは口をつけずに当てる自信がある。そのくらい、香りに特徴がある。たぬき330円(ワカメ入り)。変わりメニューに、肉天かき揚げ450円。セットメニューもいろいろあるのだが、かき揚げ天丼セット550円よりもエビ&かき揚げ丼セット530円の方が安いのが妙に感じる。この設定で、かき揚げ丼セットを注文する人がいるのかな。箸はエコ箸。 ※値上げしていました。現在、たぬき340円です。肉天かき揚げ450円とかき揚げ丼セット550円は値段据え置き、海老&かき揚げ丼セットは550円に上がっています。一律値上げではない、ということですね(2015/11、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2017/11、確認)。 ※値上げしてました。現在、たぬき370円です(値−1点。2018/5、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です(2021/1、確認)。 ※再値上げしていました。現在、たぬき390円です(2022/5、確認)。
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★千歳船橋駅(小田急小田原線) | |||||||
「八兆」 実食日:2003/10 ※暖簾が掛けられていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき390円になっています。店頭のお品書きのみでの確認ですが、にしんそばがメニューから落ちています。東京では珍しかったので、ちょっと残念です(2018/2、確認)。 ※2018/5、再食。かき揚げそば420円をいただきました。公式取材だったのでこの場ではあまり詳しく書けませんが、タマネギがちょっとしか入っていない、一風変わったかき揚げです。メインは、ほうれん草や小松菜などの葉物野菜です。カラッとサクッと軽い仕上がりで、思ったほど青臭さもなく、美味しいです。前食からだいぶ時間が経っているので確かではありませんが、以前よりも油も衣も軽くなっているように感じます。麺は注文後に茹でる生麺で、少しぬめりがあるもののホクッとした歯ごたえを楽しめます。つゆは、カツオ系をしっかり利かせたストロング系で、雑味・エグミともまったくなし。カツオ系の出汁を強く利かせて、なおかつ雑味・エグミを出さずにつゆを作るのは、結構難しいと思います。私の中では、かなり理想に近いつゆです(味+1点)。 ※2021/1、公式取材にて再食。消費10%増税に伴う値上げは、基本的にありません。一部メニューが値上げしています(いか天460→480円など)が、これは消費増税とは無関係の値上げでしょう。今回は、かき揚げそば420円に、ゴボー天100円を追加で。かき揚げは、前回実食時と同じく葉物野菜が中心ですが、使う野菜の種類は季節に応じてだいぶ変わっています。今回は、かき菜やちぢみほうれん草などが主体になっていました。ゴボー天は、それぞれ単独揚げの「ゴボウ天+ニンジン天」で構成。ゴボウは斜めカットで食べごたえあり。ニンジンはスライスされていました。100円なら、お買い得な内容です。 平日10:30頃の訪問。公式取材で長居になったため、先・後客数はノーカウント。概して、空いていました。コロナの影響が出ているかもしれません。ちなみに、立ち食いカウンターには個別パーティッションが設置されています。
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★祖師ヶ谷大蔵駅(小田急小田原線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:2013/2 改札を出て左前方。2011年2月にオープンした新店。間口がたいへん広く、よく目立つ店。店内フロアも広く、テーブル席が計18席、椅子付きカウンター席が12席、そして立ち食いカウンターも7〜8人分ある。 味覚的には箱根スタンダードなのだが、つゆの独特な甘さがやや控えめに感じた。濃縮のつゆを各店舗で薄めているのだろうから、もしかしたら薄め具合が店舗によって若干異なるのかもしれない。個人的には、むしろこのくらいの方が好き。たぬき320円(ワカメ入り)。天ぷらを店揚げしている旨の貼り紙あり。だからだろうか、たぬきも揚げ玉ではなく天かすだった。 ※値上げしていました。現在、たぬき330円です(値−1点。2015/2、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき340円です。引き続き、店頭に「当店の天ぷらは店内で揚げています」との貼り紙あり。メニューは統一路線を歩んでいる「箱根そば」ですが、オペレーションには店舗間で違いがあるのかもしれません。同日に訪問した成城学園前店・喜多見店・狛江店にはこの貼り紙は出ていませんでした(2016/1、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2017/8、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円です(値−1点。2018/5、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です(2021/1、確認)。
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★成城学園前駅(小田急小田原線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:2009/2 出入口が改札外に2カ所あり、西口改札を出て左(写真)または西口出口を出て左。4人掛けテーブル席×2、2人掛け×5、横並びのカウンター形式の椅子席が4×3。合計30人を収容できる大型店舗。しかも、座席配置にも余裕が感じられる。立ち食い可能なスペースはない。街にも駅にも「ゆとり」が感じられる成城ならではの駅そばスタイルなのだろうか。 味覚的には、これといった特色のない平均的な箱根スタンダード。たぬき320円(ワカメ入り)。変わりメニューに、ピリ辛麻婆茄子そば420円(期間限定?)、ちからそば400円、けんちんそば430円など。 ※看板が変わっていました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき330円になっています。初食記事に書いている変わりメニューは、すべて終了しています。現在の季節限定メニューに「肉ちからそばゆず胡椒のせ」450円があることから、かつての「ちからそば」を、毎年この季節にバージョンアップさせた上で提供しているのだろうと想像されます(値−1点。2015/2、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき340円です(2016/1、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2017/8、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円です(値−1点。2018/5、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です。また、店舗限定メニューが登場しました。ピリ辛牛つけせいろ650円、ミニ牛丼セット680円など、4種あります。ただし、これらは多摩センター東口店と同じ内容です。だから、これは「成城学園前店限定」ではなく、「一部店舗限定」ということになります(2021/1、確認)。
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★喜多見駅(小田急小田原線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:2006/2 改札出て右(南)方面に駅を出て、ガードに沿った路地を右へ1分、ガード下。店内照明が割と暗いので、一見すると「あれ? 今日は休みなのかな」と思ってしまうのだが、ちゃんと日曜でも営業している。 チェーン店だから、味は他店並みかなと思っていたのだが、ここのそばは他店よりも美味かった。たまたま茹でたての麺に当たったからかもしれないが、コシがしっかりしている。生麺使用の店では、湯で置き時間によってこうまでも味が変わってしまうものなのかと、つくづく思った。たぬき290円(ワカメ入り)。うどんは、自動的に関西風のつゆで出されるようである。 ※改装し、店名が変わっていました(「生そば 箱根」→「箱根そば」。写真は左:旧、右:現)。値段が上がり、現在はたぬき330円になっています。値段が一気に上がった印象になっていますが、これは前回訪問から10年近く経っているためで、間にたぬき320円の時代があると思われます。再食していないので憶測になりますが、初食記事に書いている「うどんは、自動的に関西風のつゆで」の対応は終了していると思われます(値−2点。2015/2、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき340円です(2016/1、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき350円です(2017/8、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円です(値−1点。2018/5、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です(2021/1、確認)。
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★狛江駅(小田急小田原線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:1997/? ※値上げしていました。現在、たぬき340円です。このあたりの店舗としては、狛江店だけが一世代前のタイプの看板を掲げ続けています(2016/1、確認)。 ※2017/8、再食。値上げしていました。現在、たぬき350円です。改装して以来初めての入店ということで、席配置情報を。入って右手に立ち食いカウンターが3人分くらい、左手に椅子付きカウンターが11、奥の方にテーブル席が計16席あります。いろいろな需要に応えられそうな配置ですね。 今回は、そばではなく三元豚使用のかつ丼580円を実食。最近、立ちそばのカツ丼にちょっとハマっている私。「富士そば」のかつ丼をベースに、より美味い(というか高コスパの)カツ丼を探し求めています。箱そばのかつ丼はどうか。まず、陶器の丼で出てきたところでワンポイントプラス。見た目に高級感があるし、手に持った時にズシッと感じる重みがよいです。肉は、やわらかくパサつきがなく、美味。旨味がしっかりしているのだけれど、しつこくなく、さっぱりしています。これは富士そばのかつ丼を上回りそう。しかし、玉子とじの技術は富士そばの方が一枚上だと思います。ちょっと火を通しすぎていて、固くバサバサになっていました。味付けは薄め。肉と玉子の旨味で食わせるカツ丼です。刻み海苔を乗せて香りを加えているのが面白いところ。総じて、一長一短で甲乙つけがたい感じです。ということは、90円の価格差が重くのしかかります。コスパで考えると、軍配は富士そばに上がりそうです。キュウリの漬物とめんつゆベースのスープが付くのですが、スープにネギが入らないのが解せません。鞠麩とワカメを入れるのに、なぜここにネギを入れない? とツッコみたくなります。これ、ネギを入れるだけでだいぶ美味くなると思うんですけどねぇ。こういう細かいところにも抜かりなく気を遣ってほしいです。 ※2017/12、再食。コロッケそば400円をいただきました。コロッケは、カレー味です(券売機のボタンに表示あり)。比較的固いコロッケでつゆに溶けにくく、意図的に溶かさない限りそばに乗せてもある程度コロッケとして食べることができます。つゆ全体にほのかなカレー風味が加わり、これはこれで美味しいです。カレー風味が加わることで「箱根そば」に特有のつゆのモヤリ感が少々和らぐので、個人的にはむしろ好みの味になります。コロッケそばのコロッケをカレーコロッケとする店は珍しいですが、個人的には一般的なポテトコロッケよりもカレーコロッケの方がそばとの相性が良いように感じます。 今回は平日16:30頃の訪問で、先客8・後客2でした。アイドルタイムにしては、結構入っている印象です。駅近くに大きなショッピングセンターができて逆風になるのかなと思いきや、逆に集客につながっているのかもしれませんね。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円、コロッケ420円、かつ丼600円です。また、期間限定ですが、元号が令和に変わったことを受けて「天付き梅おろし」550円が発売されていました。天はエビ天です。令和の由来である万葉集の梅花にちなんだメニューとのことです。風流で悪くないのですが、個人的には天を廃して450円を希望です(値−1点。2019/5、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円、コロッケ430円、かつ丼610円です(2021/1、確認)。
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★鶴川駅(小田急小田原線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:2004/10 メインの改札(北口?)を出て、左へ30秒。寂れたタクシー乗り場の前辺りにある。毎度お馴染みのチェーンなので、今さら多くを語る必要はなさそうだが、1つクレームをつけておく。私が食べたのはちょうど昼時で、混み合っていた。だから、店員も忙しそうだった。しかし、いくら忙しいからといっても、つゆはこぼすわたぬきはこぼすわで、受け渡しカウンターが汚い。客席も、一見すると綺麗なのだが、よく見ると蠅が結構飛んでいる。店員がこぼしまくることと関係しているかどうか分からないが、あまり気分のいいものではない。たぬき290円(ワカメ入り)。 ※立地的にはほとんど変わっていませんが、小田急マルシェが整備され、この店もリニューアルされていました。店名が変わっています(「生そば 箱根」→「箱根そば」。写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき340円になっています。朝10時まで限定で、朝そば300円の設定があります(値−2点、衛+2点、付+1点。2015/8、確認)。 ※現写真を昼間のものに貼り替えました。値上げして、現在はたぬき350円になっています(2017/12、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円です(値−1点。2019/7、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です(2021/1、確認)。
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※町田駅は、その他JR2に掲載。 | |||||||
★永山駅(小田急多摩線、京王相模原線) | |||||||
「箱根そば」 実食日:2006/4 小田急改札を出て左すぐ。ピカッと新しい店舗で、比較的最近改装がなされたようである。店内は割とこぢんまりしており、狭い中にテーブル席を詰め込んで、「キャパシティ」と「女性や高齢者が入りやすい」という両方を兼備しようと腐心した形跡が見られる。これも、一つの営業努力だろう。 味覚面では、これといった特記事項はない。普通に「箱根そば」の味。たぬき290円(ワカメ入り)。 ※値上げ(たぬき290→320円。値−1点)していました(2009/3、確認)。 ※改装していました(写真は左:旧、右:現)。値上げして、現在はたぬき340円です(値−1点。2016/1、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき350円です。毎月最終週の月・火のみ販売する「箱そばスペシャル」というメニューがありました(750円。高い!)。店舗限定ということではないみたいです(同日に多摩センター店も訪問しているが、こちらにあったかどうか未確認)。麺単メニューで、内容はきつね・温玉・かき揚げ・海老天・ちくわ天・コロッケです。要するに、全部乗せ系ですね。揚げ物が多いので、ちょっと胃にもたれそうな気がしますが。インスタ映えするように盛り付けてくれるのなら、そこそこ話題になりそうな気がします(2017/9、確認)。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円です(値−1点。2018/12、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です(2021/1、確認)。
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★多摩センター駅(小田急多摩線、京王相模原線、多摩都市モノレール) | |||||||
「箱根そば」 実食日:1998/11
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「箱根そば」 実食日:2009/6 小田急東口改札外。当初、上記店舗の「移転」として掲載していたが、情報提供→確認により別店舗であることが判明(一時期両店揃って営業していた時期がある)し、また店舗名も異なる(上記店は「多摩センター店」、この店舗は「多摩センター東口店」)ため、別掲載の体をとることにした。店内には立ち食いカウンター、椅子付きカウンター、テーブル席とひととおり揃っており、30人くらいは収容できる。しかし、床面積はそれほど広くなく、混雑時には窮屈な印象を受ける。 味覚的には、普通に「箱根」で特記材料はない。加点対象となるサービスとしては、飲み水が冷水だけでなく冷たい麦茶も用意されている点がある。夏場は特に嬉しい。箸はエコ箸。たぬき320円(ワカメ入り)。 ※店名が変わっていました(「生そば 箱根」→「箱根そば」)。暖簾が廃され、日除けが変わっていました(写真は左:旧、右:現)。外観が「箱根そば」っぽくないように見えますが、側面にはスタンダードな看板も出ています。値上げして、現在はたぬき340円になっています。「箱根そば」にしては珍しく、ラーメンを扱っています。ノーマルラーメン420円、チャーシューメン570円など4種あります。また、ラーメンとミニ丼のセットも設定されています。ラーメンに「富士そば」程度のクオリティを出せれば、今後他店舗にも広まっていく可能性がありそうな気がします。一度試してみないと(値−1点、付+1点。2016/1、確認)。 ※2017/9、再食。値上げしていました。現在、たぬき350円です。ラーメン系は据え置きです。多摩センター店はラーメンに力を入れている店舗ということで、今回は味玉ラーメン500円を食べてみました。いやぁ、なかなか捨てたもんじゃないです。麺はやや太めの縮れ麺で、スープがよく乗ります。スープは塩分控えめの醤油味で、豚の背脂の旨味・コクがあります。一般的な立ちそばラーメンに比べて、チープな感じが薄いです。具材は、チャーシュー・メンマ、そして味玉。味玉は、甘みがあまりなく、しょっぱい系の味付けです。ナルトを1枚乗せるとさらに見栄えがよくなるかなと感じましたが、ワンコインラーメンとしては上々でしょう。かなりオススメ度高く、「富士そば」の煮干しラーメンの上を行くと思います。 平日11:15くらいの訪問で、先客5・後客7と賑わっていました。老若男女すべての層が、幅広く利用しています。かつて当駅にはもう1店舗「箱根そば」がありましたが、2店舗あってもいいんじゃないかなと思えるほどの賑わいようでした。 ※値上げしていました。現在、たぬき370円です。ラーメンは440円に、味玉ラーメンは520円に、チャーシューメンは590円にそれぞれ上がっています(値−1点。2018/12、確認)。 ※消費10%増税に伴い、値上げしていました。現在、たぬき380円です。なお、新型コロナの影響(貼り紙に記載あり)により、現在はラーメン類の扱いを休止しています。ご注意ください(2020/6、確認)。 ※ラーメンは完全終了していました。残念。でもその代わりに、店舗限定メニューがいくつか登場しています。ピリ辛牛つけせいろ650円、ミニ牛丼セット680円など4種類あります(2021/1、確認)。
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「天丼てんや」 実食日:2021/1 小田急の東改札を出てすぐ、右側。思いっきりエキナカにある店舗で、店舗名は「多摩センター店」。すぐ隣に上記「箱根そば」があるのが、ややキナ臭い。本当は、もうちょっとばらけてくれた方がいいのだが……。セルフタイプ店舗ではなく、テーブルオーダーの配膳付き、後払い店舗。客席は、テーブルが14、厨房と対峙する椅子付きカウンターが8。 麺は、「天丼てんや」スタンダードと言っていい。乱切りタイプの冷凍麺だ。香りはほんのりという程度で、二八の売り文句から考えるとやや物足りない。ただ、食感はなかなか好み。ホクッとしていて、舌触りに適度な摩擦がある。つゆは、色は薄めなのだが、塩気はしっかり感じる。出汁が利いているという感じではなく、やや平たい。香りよりも塩気で食わせるイメージ。カマボコと柚子皮は、デフォルトでトッピングされている。そば一人前350円。今回は、最近メニューに加わった廉価な天丼、竹輪磯辺揚げ天丼480円(味噌汁付き)とともにいただいた。竹輪磯辺揚げ天丼は、ちくわ2本(縦横とも半分にカットしてあるので、一人前で竹輪1/2本ぶんということになる)に加えて舞茸・いんげん・ナスの天ぷらが乗っていた。全体的にややオーバー気味の揚げかなと感じたけれど、青ノリがほどよく利いていて香ばしさとマッチしており、悪くない。通常の天丼より20円安いのなら、こちらを選択する手もあるだろう。飲み水はデフォルトで麦茶(温)が提供されるが、申告により麦茶(冷)も可。箸はエコ箸。コロナ対策なのか、爪楊枝が個包装タイプになっていた。 土曜13:15頃の訪問で、先客11・後客8。一時的に満席になるほどで、とても賑わっていた。4人掛けテーブルのうち2席が空いていても、後客を入れない方針の様子。テーブル席は、基本的に相席にしないということか。コロナ対策なのか、以前からそうなのかはわからないが。ひとり訪問でテーブル席に着くと、タイミングによっては嫌がらせをしているみたいな感じになってしまいそうなので、気をつけよう。
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